JP2004362641A - ディスク再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化・薄型化が可能なディスク再生装置を提供することである。
【解決手段】基台1の上下面には凹部11a、11bが形成され、この凹部11aに支持突起101a〜101dを設けて制御基板8をビス等で固定可能にしている。基台1の中には、スピンドルモーター5、ヘッド6、ヘッド移動用モーター7等からなるディスク再生部9が設けられる。また、ディスク搬送用のトレイ2及びトレイ移動用モーター3も設けられる。トレイ移動用モーター3が中継線材3aにより中継基板4に接続され、スピンドルモーター5が中継線材5aにより中継基板4に接続され、ヘッド6が中継線材6aにより制御基板8のコネクタ8bに接続され、ヘッド移動用モーター7が中継線材7aにより中継基板4に接続され、中継基板4が中継線材4aにより制御基板8のコネクタ8aに接続されている。
【選択図】 図1
【解決手段】基台1の上下面には凹部11a、11bが形成され、この凹部11aに支持突起101a〜101dを設けて制御基板8をビス等で固定可能にしている。基台1の中には、スピンドルモーター5、ヘッド6、ヘッド移動用モーター7等からなるディスク再生部9が設けられる。また、ディスク搬送用のトレイ2及びトレイ移動用モーター3も設けられる。トレイ移動用モーター3が中継線材3aにより中継基板4に接続され、スピンドルモーター5が中継線材5aにより中継基板4に接続され、ヘッド6が中継線材6aにより制御基板8のコネクタ8bに接続され、ヘッド移動用モーター7が中継線材7aにより中継基板4に接続され、中継基板4が中継線材4aにより制御基板8のコネクタ8aに接続されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク状の記録媒体をローディングして再生するディスク再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスク再生装置へのローディング及びディスク再生装置の駆動、制御基板の取り付け状態について説明する。
【0003】
図3は、制御基板103を基台101の下面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。基台101に支持突起101a、101bを設けて基板103をビス等で固定可能にしている。基台101の中には、スピンドルモーター106、ヘッド107、ヘッド移動用モーター108等からなるディスク再生部110が設けられる。また、ディスク搬送用のトレイ102及びトレイ移動用モーター105も設けられる。
【0004】
各部材は中継線材により制御基板103に接続される。図3においては、トレイ移動用モーター105が中継線材105aにより、スピンドルモーター106が中継線材106aにより、ヘッド107が中継線材107aにより、ヘッド移動用モーター108が中継線材108aにより、制御基板103に接続されている。なお、制御基板に組み込まれる回路部品(不図示)の高さを考慮して基台101に取り付け用ボス101e、101fを設ける必要がある。この101e、101fを設けることにより基台101の全高が高くなる。
【0005】
図4は、制御基板103を基台101の上面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。基台101の上面及び下面に制御基板103を取り付け可能なように基台101下面の支持突起101a、101bの他に、基台101上面に支持突起101c、101dが設けられている。この支持突起101c、101dが設けられ、基台101上面に制御基板103が配設されている以外は図3の構成と同様である。
【0006】
図4では、制御基板103を上面及び下面へ取り付け可能とするために、基台101の下面にも支持突起101a、101b、ボス101e、101fが設けられているので、図3よりも全高が高くなっている。また、それぞれの中継線材は制御基板103を基台101の上面及び下面のどちらに取り付けるかによって線長及び線処理方法の変更が必要となる。更に、制御基板103の形状も回路部品の高さ及び中継線材との接続位置の問題により形状変更が必要となる。
【0007】
図5は、上下に2台のディスク再生装置を搭載した機器の側面図である。筐体113の下側に搭載されるディスク再生装置は図3のものを用い、上側に搭載されるディスク再生装置は図4のものを用いている。なお、図5においては各中継線材を省略している。各ディスク再生装置は筐体113内に設けられた土台112に固定される。筐体113の前面は前面パネル111で覆われ、前面パネル111にはトレイ排出口111a、111bが形成されている。
【0008】
図5では、上側に搭載されたディスク再生装置がその上面に制御基板103を備えているので、トレイ排出口111bの位置を更に上側に形成することができない。一方、下側に搭載されたディスク再生装置がその下面に制御基板103を備えているので、トレイ排出口111aの位置を更に下側に形成することができない。
【0009】
また、特許文献1の電子スチルカメラにおいても上記のような構成となっている。
【0010】
【特許文献1】
特開平4−139688号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ディスク再生装置の開発においては小型化・薄型化が要求されているので、上記のように全高が高くなることを改良する必要がある。また装置の設計上、制御基板103は基台101の上下面のどちらにも設けられるようにすることが望ましく、その際の部材の共通化も課題となる。
【0012】
本発明は、上記の問題点に鑑み、小型化・薄型化が可能なディスク再生装置を提供することを目的とする。また、制御基板の取り付け位置を選択可能なディスク再生装置を提供することも目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ディスクを搬送するトレイと、該トレイを駆動するトレイ移動用モーターと、ディスクを回転させるスピンドルモーターと、ディスクの記録内容を読み取るヘッドと、該ヘッドを駆動するヘッド移動用モーターと、各部材を制御する制御基板と、各部材を搭載する基台とを備えたディスク再生装置において、前記基台の外面に凹部を設け、該凹部に前記制御基板を配設することを特徴とするものである。
【0014】
このように、基台の凹部に制御基板を配設することにより、制御基板の設置前後でディスク再生装置の全高は変化せず、小型化・薄型化が可能となる。その結果、トレイの排出口の位置設計の自由度が増し、意匠の制約をなくすことができる。
【0015】
また、前記凹部を前記トレイに略平行な前記基台の両外面に設けることにより、多様な製品形態に応じて制御基板の取り付け位置が選択可能となるため、種々の機器に本ディスク再生装置を搭載することができる。従って、製品間の部品の共通化ができ、生産効率改善とともにコストを削減することができる。
【0016】
また、前記凹部に前記制御基板を固定する基板支持部(突起など)を設けることにより、ビス等で簡単に制御基板を固定することができる。
【0017】
また、前記各部材と前記制御基板とを電気的に接続する中継基板を設けることにより、各部材間を接続する中継線材を短くすることができ、中継線材が可動部と接触して動作を妨げることを防止できる。更に、制御基板を基台の上下どちらの面に設置した場合でも各部材と中継基板とを接続する中継線材の長さは変更する必要がなく、部品の共通化に繋がる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1(a)は、制御基板8を基台1の下面へ取り付けたディスク再生装置の側面図であり、図1(b)は図1(a)の底面図である。基台1の上下面には凹部11a、11bが形成されている。この凹部11aに支持突起101a〜101dを設けて制御基板8をビス等で固定可能にしている。なお、凹部11a、11bは、制御基板8が基台1の上下面から突出しないように収まる大きさであればよい。凹部11a、11bの形成位置は、トレイ2の収納や他の部材の邪魔にならない位置であればよく、図1のように、基台1の後端が望ましい。
【0019】
基台1の中には、スピンドルモーター5、ヘッド6、ヘッド移動用モーター7等からなるディスク再生部9が設けられる。また、ディスク搬送用のトレイ2及びトレイ移動用モーター3も設けられる。
【0020】
各部材は中継線材や基台1に固定された中継基板4を介して制御基板8に接続される。図1においては、トレイ移動用モーター3が中継線材3aにより中継基板4に接続され、スピンドルモーター5が中継線材5aにより中継基板4に接続され、ヘッド6が中継線材6aにより制御基板8のコネクタ8bに接続され、ヘッド移動用モーター7が中継線材7aにより中継基板4に接続され、中継基板4が中継線材4aにより制御基板8のコネクタ8aに接続されている。なお、ディスク再生部9は支点1eを軸に矢印A方向に回転するので、各中継線材は適度に余裕を持たせた長さとする必要がある。
【0021】
図2(a)は、制御基板8を基台1の上面へ取り付けたディスク再生装置の側面図であり、図2(b)は図2(a)の天面図である。制御基板8を基台1上面の凹部11bに配設した以外の構成は図1と同様である。制御基板8は図1と同一のものを用いることができる。但し、コネクタ8a、8bが基台1の後面方向を向くように、制御基板8を1f、1g、1h、1jに固定する。そして、図2のように、制御基板8に接続される中継線材は基台1の後面を通すことが望ましい。基台1中の他の部材の邪魔にならないからである。
【0022】
上記のように、図1(a)に示す基台1の全高Dと、図2(a)に示す基台1の全高Eとは同一となり、制御基板8の取り付け位置には関係ない。また、図2(b)に示すようにコネクタ8a、8bが基台1の後面方向に向くように制御基板8を配設しているので中継線材を最短4a、6aにでき、線処理作業及び接続作業も容易になり、作業時間を短縮できる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によると、基台の凹部に制御基板を配設することにより、制御基板の設置前後でディスク再生装置の全高は変化せず、小型化・薄型化が可能となる。その結果、トレイの排出口の位置設計の自由度が増し、意匠の制約をなくすことができる。
【0024】
また、基台の凹部をトレイに略平行な両外面に設けることにより、多様な製品形態に応じて制御基板の取り付け位置が選択可能となるため、種々の機器に本ディスク再生装置を搭載することができる。従って、製品間の部品の共通化ができ、生産効率改善とともにコストを削減することができる。
【0025】
また、基台の凹部に制御基板を固定する基板支持部(突起など)を設けることにより、ビス等で簡単に制御基板を固定することができる。
【0026】
また、各部材と制御基板とを電気的に接続する中継基板を設けることにより、各部材間を接続する中継線材を短くすることができ、中継線材が可動部と接触して動作を妨げることを防止できる。更に、制御基板を基台の上下どちらの面に設置した場合でも各部材と中継基板とを接続する中継線材の長さは変更する必要がなく、部品の共通化に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)制御基板を基台の下面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。
(b)図1(a)の底面図である。
【図2】(a)制御基板を基台の上面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。
(b)図2(a)の天面図である。
【図3】従来の制御基板を基台の下面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。
【図4】従来の制御基板を基台の上面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。
【図5】従来の上下に2台のディスク再生装置を搭載した機器の側面図である。
【符号の説明】
1 基台
1a〜1d 基板支持部
1e 支点
1f〜1j 基板支持部
2 トレイ
3 トレイ移動用モーター
3a、4a、5a、6a、7a 中継線材
4 中継基板
5 スピンドルモーター
6 ヘッド
7 ヘッド移動用モーター
8 制御基板
11a、11b 凹部
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク状の記録媒体をローディングして再生するディスク再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスク再生装置へのローディング及びディスク再生装置の駆動、制御基板の取り付け状態について説明する。
【0003】
図3は、制御基板103を基台101の下面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。基台101に支持突起101a、101bを設けて基板103をビス等で固定可能にしている。基台101の中には、スピンドルモーター106、ヘッド107、ヘッド移動用モーター108等からなるディスク再生部110が設けられる。また、ディスク搬送用のトレイ102及びトレイ移動用モーター105も設けられる。
【0004】
各部材は中継線材により制御基板103に接続される。図3においては、トレイ移動用モーター105が中継線材105aにより、スピンドルモーター106が中継線材106aにより、ヘッド107が中継線材107aにより、ヘッド移動用モーター108が中継線材108aにより、制御基板103に接続されている。なお、制御基板に組み込まれる回路部品(不図示)の高さを考慮して基台101に取り付け用ボス101e、101fを設ける必要がある。この101e、101fを設けることにより基台101の全高が高くなる。
【0005】
図4は、制御基板103を基台101の上面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。基台101の上面及び下面に制御基板103を取り付け可能なように基台101下面の支持突起101a、101bの他に、基台101上面に支持突起101c、101dが設けられている。この支持突起101c、101dが設けられ、基台101上面に制御基板103が配設されている以外は図3の構成と同様である。
【0006】
図4では、制御基板103を上面及び下面へ取り付け可能とするために、基台101の下面にも支持突起101a、101b、ボス101e、101fが設けられているので、図3よりも全高が高くなっている。また、それぞれの中継線材は制御基板103を基台101の上面及び下面のどちらに取り付けるかによって線長及び線処理方法の変更が必要となる。更に、制御基板103の形状も回路部品の高さ及び中継線材との接続位置の問題により形状変更が必要となる。
【0007】
図5は、上下に2台のディスク再生装置を搭載した機器の側面図である。筐体113の下側に搭載されるディスク再生装置は図3のものを用い、上側に搭載されるディスク再生装置は図4のものを用いている。なお、図5においては各中継線材を省略している。各ディスク再生装置は筐体113内に設けられた土台112に固定される。筐体113の前面は前面パネル111で覆われ、前面パネル111にはトレイ排出口111a、111bが形成されている。
【0008】
図5では、上側に搭載されたディスク再生装置がその上面に制御基板103を備えているので、トレイ排出口111bの位置を更に上側に形成することができない。一方、下側に搭載されたディスク再生装置がその下面に制御基板103を備えているので、トレイ排出口111aの位置を更に下側に形成することができない。
【0009】
また、特許文献1の電子スチルカメラにおいても上記のような構成となっている。
【0010】
【特許文献1】
特開平4−139688号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ディスク再生装置の開発においては小型化・薄型化が要求されているので、上記のように全高が高くなることを改良する必要がある。また装置の設計上、制御基板103は基台101の上下面のどちらにも設けられるようにすることが望ましく、その際の部材の共通化も課題となる。
【0012】
本発明は、上記の問題点に鑑み、小型化・薄型化が可能なディスク再生装置を提供することを目的とする。また、制御基板の取り付け位置を選択可能なディスク再生装置を提供することも目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ディスクを搬送するトレイと、該トレイを駆動するトレイ移動用モーターと、ディスクを回転させるスピンドルモーターと、ディスクの記録内容を読み取るヘッドと、該ヘッドを駆動するヘッド移動用モーターと、各部材を制御する制御基板と、各部材を搭載する基台とを備えたディスク再生装置において、前記基台の外面に凹部を設け、該凹部に前記制御基板を配設することを特徴とするものである。
【0014】
このように、基台の凹部に制御基板を配設することにより、制御基板の設置前後でディスク再生装置の全高は変化せず、小型化・薄型化が可能となる。その結果、トレイの排出口の位置設計の自由度が増し、意匠の制約をなくすことができる。
【0015】
また、前記凹部を前記トレイに略平行な前記基台の両外面に設けることにより、多様な製品形態に応じて制御基板の取り付け位置が選択可能となるため、種々の機器に本ディスク再生装置を搭載することができる。従って、製品間の部品の共通化ができ、生産効率改善とともにコストを削減することができる。
【0016】
また、前記凹部に前記制御基板を固定する基板支持部(突起など)を設けることにより、ビス等で簡単に制御基板を固定することができる。
【0017】
また、前記各部材と前記制御基板とを電気的に接続する中継基板を設けることにより、各部材間を接続する中継線材を短くすることができ、中継線材が可動部と接触して動作を妨げることを防止できる。更に、制御基板を基台の上下どちらの面に設置した場合でも各部材と中継基板とを接続する中継線材の長さは変更する必要がなく、部品の共通化に繋がる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1(a)は、制御基板8を基台1の下面へ取り付けたディスク再生装置の側面図であり、図1(b)は図1(a)の底面図である。基台1の上下面には凹部11a、11bが形成されている。この凹部11aに支持突起101a〜101dを設けて制御基板8をビス等で固定可能にしている。なお、凹部11a、11bは、制御基板8が基台1の上下面から突出しないように収まる大きさであればよい。凹部11a、11bの形成位置は、トレイ2の収納や他の部材の邪魔にならない位置であればよく、図1のように、基台1の後端が望ましい。
【0019】
基台1の中には、スピンドルモーター5、ヘッド6、ヘッド移動用モーター7等からなるディスク再生部9が設けられる。また、ディスク搬送用のトレイ2及びトレイ移動用モーター3も設けられる。
【0020】
各部材は中継線材や基台1に固定された中継基板4を介して制御基板8に接続される。図1においては、トレイ移動用モーター3が中継線材3aにより中継基板4に接続され、スピンドルモーター5が中継線材5aにより中継基板4に接続され、ヘッド6が中継線材6aにより制御基板8のコネクタ8bに接続され、ヘッド移動用モーター7が中継線材7aにより中継基板4に接続され、中継基板4が中継線材4aにより制御基板8のコネクタ8aに接続されている。なお、ディスク再生部9は支点1eを軸に矢印A方向に回転するので、各中継線材は適度に余裕を持たせた長さとする必要がある。
【0021】
図2(a)は、制御基板8を基台1の上面へ取り付けたディスク再生装置の側面図であり、図2(b)は図2(a)の天面図である。制御基板8を基台1上面の凹部11bに配設した以外の構成は図1と同様である。制御基板8は図1と同一のものを用いることができる。但し、コネクタ8a、8bが基台1の後面方向を向くように、制御基板8を1f、1g、1h、1jに固定する。そして、図2のように、制御基板8に接続される中継線材は基台1の後面を通すことが望ましい。基台1中の他の部材の邪魔にならないからである。
【0022】
上記のように、図1(a)に示す基台1の全高Dと、図2(a)に示す基台1の全高Eとは同一となり、制御基板8の取り付け位置には関係ない。また、図2(b)に示すようにコネクタ8a、8bが基台1の後面方向に向くように制御基板8を配設しているので中継線材を最短4a、6aにでき、線処理作業及び接続作業も容易になり、作業時間を短縮できる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によると、基台の凹部に制御基板を配設することにより、制御基板の設置前後でディスク再生装置の全高は変化せず、小型化・薄型化が可能となる。その結果、トレイの排出口の位置設計の自由度が増し、意匠の制約をなくすことができる。
【0024】
また、基台の凹部をトレイに略平行な両外面に設けることにより、多様な製品形態に応じて制御基板の取り付け位置が選択可能となるため、種々の機器に本ディスク再生装置を搭載することができる。従って、製品間の部品の共通化ができ、生産効率改善とともにコストを削減することができる。
【0025】
また、基台の凹部に制御基板を固定する基板支持部(突起など)を設けることにより、ビス等で簡単に制御基板を固定することができる。
【0026】
また、各部材と制御基板とを電気的に接続する中継基板を設けることにより、各部材間を接続する中継線材を短くすることができ、中継線材が可動部と接触して動作を妨げることを防止できる。更に、制御基板を基台の上下どちらの面に設置した場合でも各部材と中継基板とを接続する中継線材の長さは変更する必要がなく、部品の共通化に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)制御基板を基台の下面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。
(b)図1(a)の底面図である。
【図2】(a)制御基板を基台の上面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。
(b)図2(a)の天面図である。
【図3】従来の制御基板を基台の下面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。
【図4】従来の制御基板を基台の上面へ取り付けたディスク再生装置の側面図である。
【図5】従来の上下に2台のディスク再生装置を搭載した機器の側面図である。
【符号の説明】
1 基台
1a〜1d 基板支持部
1e 支点
1f〜1j 基板支持部
2 トレイ
3 トレイ移動用モーター
3a、4a、5a、6a、7a 中継線材
4 中継基板
5 スピンドルモーター
6 ヘッド
7 ヘッド移動用モーター
8 制御基板
11a、11b 凹部
Claims (4)
- ディスクを搬送するトレイと、該トレイを駆動するトレイ移動用モーターと、ディスクを回転させるスピンドルモーターと、ディスクの記録内容を読み取るヘッドと、該ヘッドを駆動するヘッド移動用モーターと、各部材を制御する制御基板と、各部材を搭載する基台とを備えたディスク再生装置において、
前記基台の外面に凹部を設け、該凹部に前記制御基板を配設することを特徴とするディスク再生装置。 - 前記凹部は、前記トレイに略平行な前記基台の両外面に設けることを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
- 前記凹部に前記制御基板を固定する基板支持部を設けることを特徴とする請求項1又は2記載のディスク再生装置。
- 前記各部材と前記制御基板とを電気的に接続する中継基板を設けることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003157641A JP2004362641A (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003157641A JP2004362641A (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004362641A true JP2004362641A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34051286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003157641A Pending JP2004362641A (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004362641A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010140543A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
-
2003
- 2003-06-03 JP JP2003157641A patent/JP2004362641A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010140543A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
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