JP2004362568A - セキュリティタグの解放技術 - Google Patents

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    • E05B73/00Devices for locking portable objects against unauthorised removal; Miscellaneous locking devices
    • E05B73/0017Anti-theft devices, e.g. tags or monitors, fixed to articles, e.g. clothes, and to be removed at the check-out of shops
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    • E05B73/0047Unlocking tools; Decouplers
    • E05B73/0064Unlocking tools; Decouplers of the mechanical type

Abstract

【課題】 電子物品サーベイランス(EAS)システムで必要とする改良されたセキュリティタグの締結システムを提供する。
【解決手段】 セキュリティタグ1は、タグハウジング2、3と、留め具本体4と、留め具本体4を保持し得るよう前記タグハウジング2、3内に配置されたリニアクランプ500であって、力に応答して実質的に直線方向に動き、留め具本体4をリニアクランプから解放するリニアクランプ500とを備えている。
【選択図】 図7

Description

電子物品サーベイランス(EAS)システムは、ある物品を権限無く管理領域外に持ち出すのを防止する設計とされている。1つの典型的なEASシステムは、監視システムと、1つ以上のセキュリティタグとを備えることができる。監視システムは、管理領域に対するアクセス点にサーベイランス領域を形成することができる。セキュリティタグは、衣類物品のような監視物品に締結することができる。監視物品がサーベイランス領域に入ったならば、権限なく持ち出すことを示す警報を発動させることができる。
セキュリティタグは、多数の異なる物品に締結することができる。締結システムは、権限なく解放することを比較的困難にしつつ、セキュリティタグを権限に基づいて解放することを許容することが望ましい。従って、セキュリティタグ一般に、特に、セキュリティタグの締結システムに対し改良された技術が必要とされている。
本発明の実施の形態とみなされる主題事項は、本明細書の結論部分に特に指摘し且つ明確に権利主張されている。しかし、本発明の実施の形態は、その目的及び有利な効果と共に、構成及び作用方法の双方に関して、添付図面と共に読むとき、以下の詳細な説明を参照することで最も良く理解されよう。
本発明の実施の形態は、セキュリティタグを取り付け且つ取り外す技術を対象とすることができる。例えば、本発明の1つの実施の形態は、タグハウジングと、タックすなわち留め具本体と、リニアクランプすなわち直線移動止め具(linear clamp)とを有するセキュリティタグを備えることができる。セキュリティタグを衣類製品のようなある物品に取り付けるためには、留め具本体を衣類物品を通して且つタグハウジングの穴に挿入する。リニアクランプは、留め具本体を受け入れ且つ保持し、これにより取り付け過程を完了させるべくタグハウジング内に配置することができる。セキュリティタグを取り外すためには、取り外しプローブを有する取り外し装置を使用してリニアクランプに力を加える。この力は、リニアクランプを実質的に直線方向に動かし、留め具本体をリニアクランプから解放する。本明細書で使用する「リニア」という語は、実質的に直線状の線に沿って任意の特定の方向に動くことを意味するが、実施の形態はこの意味にのみ限定されるものではない。1つ以上のインターフェイスすなわち相互作用要素がリニアクランプを直線方向に動かすのを助ける。留め具本体がリニアクランプから解放されたならば、留め具本体は、タグハウジングから除去してセキュリティタグを物品から取り外すことができる。
本明細書にて「1つの実施の形態」又は「ある実施の形態」に言及することは、実施の形態に関して説明した特定の特徴、構造体又は特性が本発明の少なくとも1つの実施の形態に含まれることを意味するものであることを認識する価値がある。本明細書のいろいろな箇所にて「1つの実施の形態において」という表現を使用することは、必ずしも全て同一の実施の形態を意味するものではない。
本発明の実施の形態を完全に理解するため多数の特定の詳細を本明細書に記載する。しかし、当該技術分野の当業者には、本発明の実施の形態はこれら特定の詳細を伴わずに実施が可能であることが理解されよう。その他の場合、本発明の実施の形態を不明確にしないように、周知の方法、手順、構成要素及び回路は詳細に説明しない。本明細書に開示した特定の構造上及び機能上の詳細は、代表的なものであり、必ずしも本発明の範囲を制限するものではないことが理解できる。
次に、全体を通じて同様の部品を同様の参照番号で表示する図面を詳細に参照すると、図1には、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグが示されている。1つの実施の形態において、図1には、その全てが頂部壁2Eにより接続された側壁2A、2B、2C、2Dを有する上側ハウジング2を備えるセキュリティタグが示されている。セキュリティタグ1は、また、底部壁3Eによって接続された側壁3A、3B、3C、3Dを有する下側ハウジング3も備えている。上側ハウジング2及び下側ハウジング3は、相応したすなわち関係した側壁対(2A、3A)、(2B、3B)、(2C、3C)、(2D、3D)に沿って接続され又は合わさって閉じたタグ本体1Aを形成する。
1つの実施の形態において、ハウジング2、3は、硬いすなわち堅固な材料で出来ている。使用可能な堅固なすなわち硬い材料は、例えば、射出成形ABSプラスチックのような硬質のプラスチックとすることができよう。プラスチックを使用するならば、ハウジングの合わさる側壁は、図2の超音波溶接1B又は同様の接続機構により接続することができる。
セキュリティタグ1は、図2に示すように、拡張したタックすなわち留め具ヘッド部4Aと、スロット又は溝4C及び尖った先端4Dが設けられた細長いタックすなわち留め具本体4Bとを備えるものとして示したタック組立体すなわち留め具組立体4を備えている。留め具本体4は、タグ本体1Aをセキュリティタグ1により保護すべき物品51に取り付けるため使用することができる。この実施の形態において、物品51は、例えば、衣類物品から成るものとすることができる。
図2には、本発明の1つの実施の形態に従い線A−Aに沿った図1のセキュリティタグの断面図が示されている。セキュリティタグ1を感知し、従って、タグ及び取り付けた物品51の存在を検出するため、ハウジング2、3の壁2E、3Eの内面2F、3Fには、共にEASセンサ5を受け入れる内部キャビティ1Cを画成するフレーム部材2G、3Gが設けられている。EASセンサ5は、検出可能な信号を発生させ且つ、米国特許第4,510,489号及び米国特許第4,510,490号に開示されたように、音響学的に共鳴する磁気センサとすることができる。センサ5に適したその他の可能な磁気EASセンサは、米国特許第4,686,516号及び米国特許第4,797,658号に開示したものとすることが考えられる一方、その他の可能な代表的な無線周波数(RF)EASセンサは、米国特許第4,429,302号及び米国特許第4,356,477号に開示されたものとすることが考えられる。
図3、図4A及び図4Bには、セキュリティタグ1の本体に対する内部及び外部造作構造部が示されている。より特定的には、図3には、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの下側ハウジングの内部の図が示されている。図4Aには、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの上側ハウジングの内部の図が示されている。図4Bには、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの上側ハウジングの外部の図が示されている。図3、図4A、図4Bの造作構造部については、以下により詳細に説明する。
図1を再度参照すると、物品51は、タックすなわち留め具組立体4によってタグ本体1Aに接続することができる。このことは、タックすなわち留め具本体4Bを上側ハウジング2の壁2Eの開口部2Hに挿入することで行うことができる。留め具本体4Bが完全に挿入されたとき、留め具の尖った端部4Dは、下側ハウジング壁3Eの内面3Fから伸びる直立のキャビティ又はカラー3H内に受け入れられる。一方、タックすなわち留め具ヘッド部4Aは、壁2Eの上面2Jの凹状領域2I内に着座する。このように、物品51は、留め具ヘッド部4Aと留め具本体の壁との間に保持されている。
セキュリティタグ1は、図5に示すように、リニアクランプすなわち直線移動止め具又は締め具(以下クランプ)500を備えることもできる。リニアクランプ500は、留め具本体がタグ本体から引き出されるのを解放可能に防止するためタグ本体1A内に配置されている。このように、留め具組立体4及び物品51は、リニアクランプ500によってセキュリティタグ1に解放可能に係止される。留め具組立体4は、該留め具組立体を力に応答して直線方向に動かすことによりリニアクランプ500から解放することができる。リニアクランプ500については、以下に図5を参照しつつ、詳細に説明する。
この実施の形態において、セキュリティタグ1は、権限のある者以外、リニアクランプ500を解放すべくリニアクランプにアクセスすることが困難となるように更に設計することができる。この目的のため、タグ本体1Aは、リニアクランプ500へのアクセスが図3に示すように円弧状通路7を介して行われるような形態とすることができる。円弧状通路7は、円弧状プローブ8に適合する通路とすることができる。円弧状通路7は、壁、ポスト又は支持部のような任意の要素又は構造体により画成することができるが、実施の形態は、この構成に限定されるものではない。例えば、円弧状通路7は、1つ以上の内壁、側壁のポスト及びタグ本体1Aの上壁及び下側と境が接するようにすることができる。この形態において、円弧状通路7に適合するプローブ8を使用してリニアクランプ500に達し且つ該クランプを解放し、従って、留め具組立体4及び物品51をタグ本体1Aから取り外すために使用することができる。
図3に示すように、円弧状通路7は、湾曲した内壁7Aと境が接するようにすることができる。この壁は、底部ハウジング3の内面3Fから上方に伸びてセキュリティタグ1の上側ハウジング2の内面と当接する。壁7Aは、底部ハウジング3の側壁3Dから更に隔てられ、その外端7A´は側壁3Aの内方湾曲部分3A´にて終わっている。壁3Aの内方湾曲部分3A´の結果、下側ハウジング3の側壁3A、3Dの間に空間又はスロット9Aが形成される。
スロット9Aは、上側ハウジング2の側壁2A、2Dの間で同様のスロット9Bと協働し、通路7の外端7´内への立入りすなわちアクセスを可能にする第二の開口部9を画成する。この立入り箇所にて、側壁2Aは、また、部分2A´にて内方に湾曲し、該部分2A´は、下側ハウジング3の側壁3の湾曲した側壁3A´と合わさる。
通路7は、上側ハウジング2の内面2Fから下方に伸びる第二の湾曲壁7Bにより更に画成することができる。壁7Bは、湾曲壁7Aの内端の外方に位置し且つ、この端部を越えてフレーム部材2Gまで伸びることができる。
壁7Bが存在することは、リニアすなわち直線移動クランプ500に隣接するその内端7´´にて通路7の形態を変化させ又は変更する。この形態の変化又は変更は、通路7を通り且つ、リニアクランプ500にアクセスするためプローブ8を受け入れることのできる通路7に対するキー溝を画成する。この場合、壁7Bは、通路の断面を例えば、実質的に矩形から実質的にL字形に変化させることができる。
通路7の内端7´´に隣接して、下側ハウジング2及び上側ハウジング3には、端部壁2D、3Dに当接する壁部分9A、11Aにて終わる湾曲壁9、11を更に設けることができる。壁9、11は、通路7の外方にあり、端部壁2D、3Dにより取込み領域13を画成し、この取込み領域は、リニアクランプ500へのアクセスを防止する。この領域は、リニアクランプ500に到達しようとしてタグ本体1Aの通路7内に無権限の物が導入されるのを阻止する安全手段を提供する。
図5には、本発明の1つの実施の形態による第一のリニアクランプの分解図が示されている。図5には、本発明の1つの実施の形態に従ってセキュリティタグ1内で使用することのできる第一のリニアクランプの分解図が示されている。リニアクランプ500は、留め具本体4Bがタグ本体1Aから引き出されるのを解放可能に防止し得るようにすることができる。リニアクランプ500は、プローブ8が円弧状通路7内を動くのに応答して留め具本体4Bを解放することができる。
1つの実施の形態において、リニアクランプ500は、直線方向に動くことにより留め具本体4Bを解放することができる。上記に定義したように、直線方向とは、実質的に直線状の線に沿って任意の特定の方向に動くことを意味するが、実施の形態はこの構成に限定されるものではない。このことは、例えば、回動点の周りの回転可能な動作と対照的である。1つの実施の形態において、直線方向は線542で示されている。線542の各端部の矢印542A、542Bは、リニアクランプ500が線542に沿って何れかの方向に動くことができることを示す。例えば、リニアクランプ500は、方向542Aに向けて動き、リニアクランプ500を留め具本体4Bから取り外すことができ、また、方向542Bに向けて動きその当初位置に戻ることができる。線542は、単に一例として使用したものであるが、任意の直線方向が使用可能であり且つ、依然として本発明の範囲に属することを理解することができる。
1つの実施の形態において、リニアすなわち直線移動クランプ500は、止め具本体すなわちクランプ本体524と、留め具保持本体536とを備えている。留め具保持本体536は、クランプ本体524の一体部分とすることができる。留め具保持本体536は、ジョー506、518を備えることができる。ジョー506、518の各々は、クランプ本体524の面から外方に伸び、次に、他方のジョーに向けて内方に伸びる。ジョー506、518は、更に、対面する縁部522、526にて終わる。これらの縁部は、クランプ本体524の共通の縁部510から互いに向い合って内方に伸びて、ジョーの開放領域538を画成する。次に、縁部は、互いに外方に湾曲して離れ、留め具本体4Bを受け入れる開口504を画成する。開口504は、例えば、円形又は楕円形の形状とすることができる。開口504は、また、リニアクランプ500の直線状の動きに応答して留め具本体が開口504からジョーの開放領域538まで動くのを許容する解放部分を有することもできる。解放部分は、例えば、解放点512、516の間の領域と規定することができる。次に、縁部522、526は、整合した状態にて連続し且つ、クランプ本体524の細長いスロット514にて終わる。
1つの実施の形態において、接合領域528は、細長いばねアーム502を縁部532の一側部530に取り付けることができる。細長いばねアーム502は、縁部532の長さに沿って伸び、また、クランプ本体524の平面の外にある。1つの実施の形態において、リニアクランプ500は、直線方向542へのリニアクランプ500の動きを支え得るようにいろいろな構造体を有することができる。1つの実施の形態において、リニアクランプ500は、1組みのスロット508、520を使用する。スロット508、520は、下側ハウジング3に形成された相応する案内レール302、304とそれぞれ適合する設計とされている。案内相互作用部は、直線方向542への直線移動動作を許容する。細長いばねアーム502は、リニアクランプ500を1つ以上の支持部に対して偏倚させ、リニアクランプ500に対する当初位置を確立する。当初位置は、スロット508、520の一端が案内レール302、304の支持部304A、302Bとそれぞれ近接し又は接触したときのリニアクランプ500の位置として規定することができる。これと代替的に、細長いばねアーム502は、1つ以上の支持部近くでリニアクランプ500を偏倚させ又は保持し、溝4Cの直径の1/4程度にて当初位置領域を確立するようにしてもよい。1つの実施の形態において、細長いばねアーム502の圧力点は、例えば、開口504の中心を貫通する線540上でタグハウジングに対するものとしはてもよい。線540は、動かすことができ、依然として、本発明の範囲に属することを認識する価値がある。
直線方向542へのリニアクランプ500の動きを助けるためその他の案内作用面を使用することが可能であることが理解できる。例えば、1つの実施の形態において、下側ハウジング3は、リニアクランプ500の相応した側部550、552に接触する1対の矩形の案内部又は案内支柱を備えることができる。案内部は、直線動作を促進しつつ、回転動作を制限する位置に配置することができる。別の実施例において、リニアクランプ500は、側部550、552にそれぞれ取り付けられたフランジを有する。この実施の形態において、下側ハウジング3は、フランジを受け入れ且つ、回転動作を制限しつつ、フランジが直線方向542に向けて動くのを許容する1対の相応したレールを有する。この実施の形態は、リニアクランプ500を直線方向に案内し又は支持部が当初位置を確立するのを助けるため上記及びその他の構造体に限定されるものではない。
1つの実施の形態において、直線移動量は、当初位置からの留め具本体4Bの少なくとも直径1つ分とすることができるが、スロットに対して直角方向への動きを留め具溝4Cの直径の約1/4に制限することができる。このことは、開口504及びタグハウジングの留め具穴の整合状態を維持する。クランプ本体524は、例えば、支持体306、310のような下側ハウジング3のいろいろな支持構造体により支持することができる。細長いばねアーム502は、中心点560が支持部312に当接している。支持体306、310と対面する支持部312との間の切欠き領域308は、リニアクランプ500が方向542Aに向けて動くとき、細長いばねアーム502の端部534がクランプ本体524の下方にて妨害されずに撓む空間を提供する。
リニアクランプ500は、セキュリティタグ1の物品51への締結を助けることができる。留め具本体4Bの尖った端部4Dが上側ハウジング2の開口部2Hを通して下方の直線方向に導入されたとき、ジョー506、518の上方でばねクランプ本体524の中空体に嵌まる形状とされ、また、開口部2Hを保持する部品である上側ハウジング2の部分2Kは、留め具本体をジョーの対面する縁部522、526により画成された開口504に導く。これによってジョーは拡がり又は開放し且つ、留め具本体4Bがジョーを貫通するのを許容する。留め具の下方への動きが特定のスロット4C、例えば、ジョーヘッド部4A及び物品51を上側ハウジング2の壁2Eに固着するスロットにて停止したとき、ジョー506、518は、引込み且つ留め具本体4Bを拘束する。この位置において、ジョー506、518は、留め具4の上方への動きを防止することができる。このように、留め具4及び物品51はタグ本体1Aに対して係止される。
直線移動止め具すなわちリニアクランプ500はまた、セキュリティタグ1を物品51から非締結状態とするのを助けることもできる。例えば、円弧状プローブ8をタグ本体1Aの通路7内に導入することができる。このことは、プローブ8のL字形の前端8Aが通路7のL字形の内端7´´内に進む迄、続けることができる。このことは、プローブの端部8Aをクランプ本体524の共通の縁部512に向けて動かすことになる。プローブの端部8Aは、リニアクランプ500に対して力を加えることができる。この力は、リニアクランプ500を直線方向542Aに向けて動かす。このように、ジョー506、518は、カラー3H及び穴2Hにより静止状態に保持された留め具本体4Bに加わり、開口504の壁に作用する力によって押し広げ又は開放することができる。このように、開口504は拡張して留め具本体4Bを点512、516により画成された解放部分を通じてジョー506、518から解放する。留め具本体4Bは、ジョーの開放領域538内に解放することができる。これにより、留め具4は、留め具ヘッド部4Aに作用する上向きの力を介してジョー506、518を経て上方の直線方向に動くことができる。このように、留め具4をタグ本体1Aから引き出し且つ分離させ、また物品51をセキュリティタグ1から分離させることができる。
1つの実施の形態において、直線方向542Aの動きを促進するような仕方にてプローブ8からの力をリニアクランプ500に伝達するためインターフェイスすなわち相互作用要素を使用することができる。プローブ8によって発生された力の線は側部550に向けることができるから、リニアクランプ500は、直線方向542Aに向けて動く前に、回転する傾向となる。上記に論じた相互作用要素は、プローブの力を線540に沿ってリニアクランプ500のほぼ中心を通して伝達し、これにより望ましくない回転を減少させることを助ける。プローブの力を伝達するいろいろな相互作用要素について以下に説明する。
図6には、本発明の1つの実施の形態による第一のインターフェイスすなわち相互作用要素の斜視図が示されている。図6には、第一の相互作用要素600が示されている。1つの実施の形態において、第一のインターフェイスすなわち相互作用要素600は、細長いばねアーム502と同様の形状とされた可撓性の矩形の平坦なばね鋼を備えている。更に、第一の相互作用要素は、湾曲部分604及び端部606、608を有する平坦な側部602を備えている。1つの実施の形態において、第一の相互作用要素600は、長さ約25.4mm(1インチ)、高さ5.08mm(0.2インチ)及び厚さ0.381mm(0.015インチ)とすることができるが、実施の形態は、この構成に限定されるものではない。
1つの実施の形態において、プローブ8からの力をリニアクランプ500へ伝達をするのを助けるため第一の相互作用要素600を使用することができる。伝達された力は、セキュリティ止め具1を物品51から解放する過程の間、リニアクランプ500が直線方向542Aに向けて動くのを助けることができる。第一の相互作用要素600については図7に関しより詳細に説明する。
図7には、本発明の1つの実施の形態によるリニアクランプ及び第一のインターフェイスすなわち相互作用要素を備える図1のセキュリティタグの下側ハウジングの内部の図が示されている。図7には、下側ハウジング3内に配置されたリニアクランプ500及び第一の相互作用要素600が示されている。リニアクランプ500及び第一の相互作用要素600は、例えば、プローブ8によって発生されたような外力に応答してリニアクランプ500が直線方向542Aに向けて動くのを容易にするような仕方にて、下側ハウジング3内に配置されている。
図7に示すように、第一の相互作用要素600は、下側ハウジング3内に挿入することができる。図示するように、端部608は、取り付け部314内に緩く挿入し、端部606は、壁316、7A及び支持部317により形成されたスロット内に緩く挿入することができる。この取り付けは、面602が縁部510に対し直角であり、第一の相互作用要素600の約5.08mm(0.2インチ)の高さがクランプ本体524の縁部510の周りに位置決めされるような仕方にて、面602を縁部510の付近に配置する。湾曲部分604は、リニアクランプ500に接触するが、必ずしも何らかの圧力を加えないようにしてもよい。この取り付けは、湾曲部分604をジョー506、518により形成されたジョーの開放領域538に対向する位置に配置する。第一の相互作用要素600の湾曲部分604は、ジョー506、518との接触を向上させ得るように僅かに湾曲させることが可能であることを認識する価値がある。この取り付けは、第一の相互作用要素600が屈曲し又は撓んで湾曲面604が隅部556、558と接触することを許容する点を除いて、第一の相互作用要素600を全ての直線方向に規制することができる。相互作用要素600に対する取り付け部を下側ハウジング3のその他の領域に配置することができ、これは、依然として本発明の範囲に属することが理解されよう。
1つの実施の形態において、第一のインターフェイスすなわち相互作用要素600は、プローブ8からの力を伝達し、リニアクランプ500を直線方向542Aに向けて線540に沿って動かすことができる。プローブ8が線702に沿って第一の相互作用要素600に力を与えるとき、第一の相互作用要素600はリニアクランプ500に向けて動く。この動きによって湾曲部分604はジョーの開放領域538に向けて動く。これにより湾曲部分604は、ほぼ同時にジョー518、506の隅部556、558とそれぞれ接触する。このようにして、第一の相互作用要素600は、線702に沿ったプローブ8からの力を線540に沿ってリニアクランプ500まで伝達することができる。この力の伝達過程の結果、リニアクランプ500は直線方向542Aに向けて動くことになる。直線方向542Aの動きは、また案内支柱302、304はリニアクランプ500をスロット508、520に沿ってそれぞれ案内するため、案内相互作用部によって助けることもできる。直線動作は解放点512、516を介してタックすなわち留め具の溝4Cを開口504から非係合状態にすることになろう。
第一の相互作用要素600を撓ませる圧力点609は必ずしもジョーの開放領域と直接対向している必要はないが、特定の距離(X)だけ変位させ、依然としてジョーの開放領域内でリニアクランプ500を線540に沿って直線方向542Aに向けて動かすのに十分な圧力を加えることが可能であることを認識するべきである。特定の距離Xは、長さ、取り付け点及び可撓性のような相互作用要素の特定の特徴に従って変更することができる。第一の相互作用要素600の特徴を持たせるならば、Xは、例えば、約3.81mm(0.15インチ)とすることができる。
1つの実施の形態において、直線動作は、留め具本体4Bを開口504から解放することができる。第一の相互作用要素600は、線702に沿ったプローブ8からの力を線540に沿った力に変換することができる。変換された力は、リニアクランプ500を直線方向542Aに向けて動かすことになる。直線移動によりジョー506、518は、十分に撓んで留め具の溝4Cを開口504から解放点512、516を通じてジョーの開放領域538に解放する。次に、留め具4は垂直方向に持ち上げられ、該留め具をタグ本体1Aから分離させることができる。
プローブ8により付与された平面内の力の結果、クランプ本体524が直線状に動く間、細長いばねアーム502は、ほぼ点560にて支持部312に対し圧縮される。縁部502は、クランプ本体524の平面の外にあるから、端部534は、クランプ本体524の下方で動き、凹状領域308に入る。留め具4がタグ本体1Aから分離されると、プローブ8を通路7から除去することができる。このことは、プローブ8が通路7から引き出されるとき、プローブを第一の相互作用要素600及びクランプ本体524から非係合状態にする。このように、リニアクランプ500に加わる力は除去され、細長いばねアーム502は拡張する。これによりリニアクランプ500は直線方向542Bに向けて動く。これによりリニアクランプ500は、支持部302A、302Bに係合するスロット508、520を介してその当初位置に戻り、第一の相互作用要素600は、その直線状の当初位置に戻る。ここで、リニアクランプ500は、留め具本体4Bが再度入って別の物品をセキュリティタグ1に取り付けるのに適した位置となる。
特定の実施の形態に対する直線移動量は、留め具の溝4Cの直径、開口504の直径、ジョーの開放領域の幅、留め具本体4Bの直径等々のような幾つかの因子に依存して変更可能である。例えば、直線移動量は、留め具の溝の半径よりも僅かに大きくする、すなわち約6.35mm(0.25インチ)とし、留め具の溝4Cをジョーの開放領域内に解放し得るようにする。幾つかの状況において、留め具4が垂直に動く間、すなわちタグ本体1Aから引き出されるとき、留め具本体4Bが実質的にジョー506、518と干渉しないことを保証し得るようにより大きい直線移動量を有するようにすることが望ましい。例えば、1つの例において、リニアクランプ500に対する当初位置は、プローブがその最大伸長時、リニアクランプ500を細長いばねアーム502の偏倚力に抗して1.143mm(0.045インチ)から1.651mm(0.065インチ)の範囲にて直線状に動かすようにする。これを実現するためには、スロット508、520は、レール302、304と共に、当初位置を画成すべくリニアクランプ500が方向542Bに向けて動く直線移動を制限するのみならず、ジョーの開放領域538内で留め具本体4Bに対する所望の隙間を提供すべく方向542Aに向けたリニアクランプ500の直線移動を制限するような構造とすることもできる。この技術は、本明細書にて論じた全ての実施の形態に適用することが可能であることが理解できる。
図8には、本発明の1つの実施の形態による第二のインターフェイスすなわち相互作用要素の斜視図が示されている。図8には、第二の相互作用要素800が示されている。1つの実施の形態において、第二のインターフェイスすなわち相互作用要素800は、高さ約5.08mm(0.2インチ)、長さ17.78mm(0.7インチ)及び厚さ0.762mm(0.03インチ)のスチールのような平坦な材料片の矩形の形状片を備えることができる。更に、該第二の相互作用要素は、湾曲部分802及び回動要素804を有する平坦な側部806を備えている。1つの実施の形態において、回動要素804は、例えば、フランジとする。第一の相互作用要素600と同様に、第二の相互作用要素800は、リニアクランプ500及び同様のリニアクランプ拘束具と共に使用してもよい。第一の相互作用要素600と異なり、第二の相互作用要素800は、可撓性ではなく、門のように旋回するように一端に取り付けられている。第二の相互作用要素800については、図9を参照しつつより詳細に説明する。
図9には、本発明の1つの実施の形態によるリニアクランプ及び第二の相互作用要素を有するセキュリティタグ1の下側ハウジングの内部の図が示されている。図9には、下側ハウジング3内に配置されたリニアクランプ500及び第二の相互作用要素800が示されている。その他の相互作用要素と同様に、第二の相互作用要素800は、直線移動締め具すなわちリニアクランプ500及び同様のリニアクランプ拘束具と共に使用することができる。
図9に示すように、第二の相互作用要素800を下側ハウジング3内に挿入することができる。より特定的には、第二の相互作用要素800は、平面806がリニアクランプ500の縁部510に対し直角であり、第二の相互作用要素800の約5.08mm(0.2インチ)の高さがクランプ本体524の縁部510の周りに位置決めされるような仕方にて、取り付けることができる。第二の相互作用要素800の端部804は、取り付け部902により下側ハウジング3に取り付けることができる。第二の相互作用要素800は、取り付けた端部にて回動できる。第二の相互作用要素は、プローブ8が力を付与すべく要素800と接触するほぼ位置である点906外にて回動することができる。第二の相互作用要素800は、ジョーの開放領域538内で縁部510を押す僅かな回転動作を許容する点を除いて、下側ハウジング3及び上側ハウジング2により全ての直線方向に規制することができる。
リニアクランプ500がその当初位置にあるとき、第二の相互作用要素800は、縁部510と壁7Aとの間に緩く配置することができる。更に、第二の相互作用要素800は、縁部510に対しほぼ平行にすることができる。第二の相互作用要素800の湾曲部分802は、リニアクランプ500に接触するが、必ずしも当初位置にある間、圧力を加えるとは限らない。湾曲部分802は、ジョーの開放領域538に対向するように整合させることができるが、ジョーの開放領域538の隅部556、558との接触を最適化し得るように湾曲させてもよい。
1つの実施の形態において、第二の相互作用要素800は、プローブ8からの力を伝達し、リニアクランプ500を線540に沿って直線方向542Aに向けて動かすことができる。プローブ8が線904に沿って縁部510に向けて第二の相互作用要素800に力を付与したとき、第二の相互作用要素800は、リニアクランプ500に向けて動くことができる。この動きによって湾曲部分802は、ジョーの開放領域538内に動き且つ、ジョー518、506の隅部556、558とそれぞれほぼ同時に接触する。このようにして、第二の相互作用要素800は、線904に沿ったプローブ8からの力を線540に沿ってリニアクランプ500に伝達することができる。力の伝達過程の結果、リニアクランプ500は、直線方向542Aに向けて動く。案内支柱302、304は、リニアクランプ500をそれぞれスロット508、520に沿って案内するから、直線方向542Aへの動きは、案内相互作用部による助けを受けることもできる。直線動作は、留め具の溝4Cを解放点512、516を介して開口504から非係合状態にする。
先に論じたように、直線移動量は変更可能である。例えば、1つの実施の形態において、リニアクランプ500は、1.143mm(0.045インチ)から1.651mm(0.065インチ)の範囲で動くことができるが、実施の形態は、この構成に限定されるものではない。プローブ8が引き出されたとき、圧縮された細長いばねアーム502は、リニアクランプ500をその当初位置に戻す一方、該リニアクランプは、第二の相互作用要素800をその当初位置に押して戻す。
図10には、本発明の1つの実施の形態による第三のインターフェイスすなわち相互作用要素の斜視図が示されている。図10には、第三の相互作用要素1000が示されている。1つの実施の形態において、第三のインターフェイスすなわち相互作用要素1000は、高さ約5.08mm(0.2インチ)、長さ20.32mm(0.8インチ)及び厚さ0.762mm(0.03インチ)のスチールのような平坦な材料の矩形の形状片とすることができる。より特定的には、第三の相互作用要素1000は、回動要素1014を有する一端1002を備えることができる。1つの実施の形態において、回動要素1014は、例えばフランジとする。第三の相互作用要素はまた、湾曲部分1004と、一端1006と、平坦面1008と、第一の部分1010と、第二の部分1012と、フランジ1014とを備えることもできる。第一の部分1010は、第一の直線方向に向けて伸びる一方、第二の部分1012は第一の直線方向に対してある角度にて第二の直線方向に伸びることができる。1つの実施の形態において、この角度は30゜とすることができるが、実施の形態は、この構成に限定されるものではない。その他の相互作用要素と同様に、第三の相互作用要素1000は、リニアクランプ500及び同様のリニアクランプ拘束具と共に使用することができる。第三の相互作用要素1000については図11を参照してより詳細に説明する。
図11には、本発明の1つの実施の形態によるリニアクランプ及び第三のインターフェイスすなわち相互作用要素を有するセキュリティタグ1の下側ハウジングの内部の図が示されている。図11には、下側ハウジング3内に配置されたリニアクランプ500及び第三の相互作用要素1000が示されている。その他の相互作用要素と同様に、第三の相互作用要素1000は、リニアクランプ500及び同様のリニアクランプ拘束具と共に使用することができる。第二の相互作用要素800と同様に、第三の相互作用要素1000は可撓性ではなく、一端においてのみ取り付けられている。
図11に示すように、第三の相互作用要素1000を下側ハウジング3内に挿入することができる。より特定的には、第三の相互作用要素1000のフランジ1014は、壁7Aと支持部1106、1108との間で下側ハウジング3内に挿入することができる。取り付けたとき、第一の部分1010の平坦面1008は、縁部510の平坦部に対して直角となり、第三の相互作用要素1000の約5.08mm(0.2インチ)の高さがクランプ本体524の縁部510の周りに位置決めされるようにする。湾曲部分1004は、ジョー506、518により形成されたジョーの開放領域538に対し対向し且つ、ジョー506、518の隅部556、558とのほぼ同時的なそれぞれの接触を最適化し得るよう湾曲させることができる。第二の部分1012は、約30゜の角度にて縁部510から曲がって離れるが、ジョーの開放領域に隣接する端部1006から約7.62mm(0.3インチ)にある。当初位置にあるとき、第一の部分1010は縁部510と壁7Aとの間に緩く配置されている。第一の部分1010は、縁部510に対し実質的に平行とすることができ、湾曲部分1004は、リニアクランプ500に接触するが、必ずしも当初位置にて圧力を加えるとは限らない。第三の相互作用要素1000は、隅部556、558に押し付けるべく僅かな回転動作を許容する点を除いて、下側ハウジング3及び上側ハウジング2により全直線方向に規制される。
1つの実施の形態において、第三の相互作用要素1000は、プローブ8からの力を伝達して、リニアクランプ500を直線方向542Aに向けて線540に沿って動かす。取り外し過程の間、プローブ8は、点1102にて第二の部分1012と接触する。プローブ8が線1104に沿って第二の部分1012に力を加えるとき、第三の相互作用要素1000は、フランジ1014の周りで回動し、湾曲部分1004を隅部556、558と接触させる。このようにして、線1104に沿った力を線540に沿ってジョーの開放領域538に伝達することができる。この力は、リニアクランプ500を直線方向542Aに向けて線540に沿って動かす。この直線移動により、留め具の溝4Cは解放点512、516を介して開口504から非係合状態になり、留め具4をジョーの開放領域538から除去することができる。
先に述べたように、直線移動量は変更可能である。例えば、1つの実施の形態において、リニアクランプ500は、1.143mm(0.045インチ)から1.651mm(0.065インチ)の範囲で動くことができるが、実施の形態はこの構成に限定されるものではない。プローブ8が引き出されたとき、圧縮された細長いばねアーム502は、リニアクランプ500をその当初位置に戻す一方、該リニアクランプは、第三の相互作用要素1000をその当初位置に押して戻す。
図12には、本発明の1つの実施の形態による第四のインターフェイスすなわち相互作用要素の斜視図が示されている。図12には、第四の相互作用要素1200が示されている。1つの実施の形態において、第四インターフェイスすなわちの相互作用要素1200は、一端1202と、一端1204と、平坦面1206と、ヒンジ1208と、ヒンジ1210とを備えている。ヒンジ1208、1210は、例えば、第四の相互作用要素1200が回動軸線1212の周りで回動するのを許容するために使用することができる。第四の相互作用要素500については図13を参照してより詳細に説明する。
図13には、本発明の1つの実施の形態によるリニアクランプ及び第四のインターフェイスすなわち相互作用要素を有するセキュリティタグ1の下側ハウジングの内部の図が示されている。図13には、下側ハウジング3内に配置されたリニアクランプ500及び第四の相互作用要素1200が示されている。その他の相互作用要素と同様に、第四の相互作用要素1200は、リニアクランプ500及び同様のリニアクランプ拘束具と共に使用することができる。
図13に示すように、第四の相互作用要素1200を下側ハウジング3内に取り付けることができる。1つの実施の形態において、第四の相互作用要素1200は、回動軸線1212が縁部510に対し平行な長い縁部にて回動するスチールのような平坦な材料の矩形の形状片とすることができる。第四の相互作用要素1200は、厚さ0.635mm(0.025インチ)とすることができる。この長さは縁部510の長さにほぼ等しいが、より長くてもよく、高さ約0.5842mm(0.023インチ)とすることができる。回動軸線1212は、縁部510の平坦部の下方で約5.08mm(0.2インチ)とし且つ、縁部510に沿って平坦部の内部で約0.508mm(0.02インチ)である。第四の相互作用要素1200が回動軸線1212の周りで回転する動作は、壁7Aの縁部510との間で緩く規制される。第四の相互作用要素1200の当初位置は、第四の相互作用要素1200の頂部から約0.762mm(0.03インチ)のその長さに沿って縁部510に対向したものとすることができる。これと代替的に、第四の相互作用要素1200の当初位置は、例えば、縁部510から約0.254mm(0.01インチ)に縁部510の接触線が残るように壁7Aに対向するようにしてもよい。当初位置は、壁7Aと縁部510との間の任意の位置とすることも可能であることが理解できる。第四の相互作用要素1200の側方向への規制は、ヒンジ1210、1208をそれぞれ保持すべく下側ハウジング3のプラスチックハウジング取り付け部1308、1306を使用して行うことができる。垂直方向への規制は、上側ハウジングからの突出部がヒンジ1210、1208の上方で緩く下側ハウジング内に嵌まることで行うことができる。これと代替的に、第四の相互作用要素1200の垂直方向の規制は、第四の相互作用要素1200の部分が縁部510の下方又はその周りにあるようにすることで実現されるようにしてもよい。このことは、図12Aに示すように、フランジ1214、1216で示すことができる。1つの実施の形態において、第四の相互作用要素1200は、例えば、縁部510の当初位置を越えて約1.651mm(0.065インチ)だけ支持部から回動し得るようにする必要がある。
1つの実施の形態において、第四のインターフェイスすなわち相互作用要素1200は、プローブ8からの力を伝達して、リニアクランプ500を直線方向542Aに向けて線540に沿って動かす。取り外し過程の間、プローブ8は、点1302にて第四の相互作用要素1200と接触することができる。プローブ8は、線1304に沿って点1302にて力を付与し、プローブが回動軸線1212に沿って回動し且つ縁部510と接触するようにする。プローブ8の更なる動きは、第四の相互作用要素1200を縁部510に均一に押して、これによりリニアクランプ500を直線方向542Aに向けて動かす。このようにして、第四の相互作用要素1200は力を1304に沿って線540に伝達することができる。この力は、リニアクランプ500を直線方向542Aに向けて線540に沿って動かす。直線移動は、留め具本体4Bを解放点512、516を介して開口504から非係合状態にし、留め具4をジョーの開放領域538から除去することができる。
先に述べたように、直線移動量は変更可能である。例えば、1つの実施の形態において、リニアクランプ500は、1.143mm(0.045インチ)から1.651mm(0.065インチ)の範囲で動くことができるが、実施の形態はこの構成に限定されるものではない。プローブ8が引き出されたとき、圧縮された細長いばねアーム502は、リニアクランプ500をその当初位置に戻す一方、該リニアクランプは、第四の相互作用要素1200をその当初位置に押して戻す。
図14には、本発明の1つの実施の形態により図1のセキュリティタグ内で使用される第二の直線移動止め具すなわちリニアクランプの分解図が示されている。図14には、第二のリニアクランプ1400が示されている。第二の直線移動止め具すなわちリニアクランプ1400は、構造、規制、支持体、位置決め及び作用の点にて第一のリニアクランプ500と同様である。より特定的には、要素502、504、506、508、510、512、514、516、518、520、522、524、526、528、530、532、534、538、540、542、550、552は、要素1402、1404、1406、1408、1410、1412、1414、1416、1418、1420、1422、1424、1426、1428、1430、1432、1434、1438、1440、1442、1450、1452とそれぞれ実質的に相応する。
1つの実施の形態において、第二のリニアクランプ1400はタックすなわち留め具保持本体1436を有するようにしてもよい。留め具保持本体は、架橋部を更に備えることができる。架橋部は、ジョーの開放領域1438を渡って配置された材料の一部分とすることができる。架橋部は、所定の用途に十分なジョーの開放領域の寸法及び架橋部の強度が得られるよう多数の方法で具体化することができる。特定の架橋部の解決策は、ジョーの間の距離、ジョーの開放領域、材料の種類及び可撓性、プローブの接触面、架橋部の形状等々のような多数の因子に基づいて変更可能である。架橋部の形状は、例えば、直線状、湾曲、凹型、凸型等々のような任意の所望のものとすることができる。ジョーの開放領域は、プローブ8が最も伸長したとき、タックすなわち留め具本体4Bと干渉しないようにするのに十分大きくなければならない。このことは、任意の追加された相互作用インターフェイスすなわち相互作用要素及び架橋部との実質的に1つの接触点を保証するという有利な効果を有する。接触点は線540に沿ったものとし、又は架橋部のほぼ中心にあるものとすることができる。
1つの実施の形態において、例えば、架橋部は2つの架橋片に分割し、その片の各々が一端にてジョーの各々に取り付けられ、他端にて隔てた対面する縁部を有するようにすることができる。その結果、線540に沿ってスロット1414に対し垂直なその中心を通る狭小な空隙を有する架橋部となる。
1つの実施の形態において、タックすなわち留め具保持本体1436は架橋部1456を更に備えることができる。架橋部1456は、図14に示すように中実な材料片とする。架橋部1456は、スロット1414に対し平行に伸びる1対の直線状部分1460、1462を備えることができる。架橋部1456は、湾曲部分1458を更に備えることができる。湾曲部分1458は、例えば、ジョーの開放領域1438から伸びて離れるようにしてもよい。湾曲部分1458と組み合わせた直線状部分1460、1462は、スロット1454を形成する。スロット1454は、例えば、スロット1414に対しほぼ平行とする。
1つの実施の形態において、リニアクランプすなわち直線移動止め具1400に力を加える構造体の接触面との接触を最適化し得るよう湾曲部分1458を調節することができる。例えば、構造体はプローブ8の端部8Aとすることができる。別の例において、構造体は1つの相互作用要素としてもよい。第二のリニアクランプ1400をセキュリティタグ1及び本明細書に開示した相互作用要素の任意のものと共に使用することが可能であることが理解できる。幾つかの相互作用要素の場合、架橋部1456は、相互作用要素とリニアクランプ1400との間の最適な接触を保証し且つ、直線移動量が所望の設計条件に適合することを保証し得るよう改変する必要がある。
図15には、本発明の1つの実施の形態による第五のインターフェイスすなわち相互作用要素の斜視図が示されている。図15には、第五の相互作用要素1500が示されている。第五のインターフェイスすなわち相互作用要素1500は、例えば、第三の相互作用要素1000と同様のものとすることができる。しかし、第三の相互作用要素1000と異なり、第五の相互作用要素1500は湾曲部分1004を有していない。湾曲部分1004の機能は、例えば、架橋部1456により行うことができる。
1つの実施の形態において、第五のインターフェイスすなわち相互作用要素1500は、高さ約5.08mm(0.2インチ)、長さ20.32mm(0.8インチ)及び厚さ0.762mm(0.03インチ)のスチールのような平坦な材料の矩形の形状片とすることができる。より特定的には、第五の相互作用要素1500は、回動要素1514を有する一端1502を備えることができる。1つの実施の形態において、回動要素1514は、例えばフランジとする。第五の相互作用要素1500は、一端1506と、平坦面1508と、第一の部分1510と、第二の部分1512と、フランジ1514とを更に備えることもできる。第一の部分1510は、第一の直線方向に伸び、第二の部分1512は第一の直線方向に対してある角度にて第二の直線方向に伸びるようにすることができる。1つの実施の形態において、この角度は30゜としてよいが、実施の形態はこの構成に限定されるものではない。その他の相互作用要素と同様に、第五の相互作用要素1500は、リニアクランプ1400及び同様のリニアクランプ拘束具と共に使用することができる。第五の相互作用要素1500については、図16を参照しつつより詳細に説明する。
図16には、本発明の1つの実施の形態による第二の直線移動締め具すなわちリニアクランプ及び第五の相互作用要素を有するセキュリティタグ1の下側ハウジングの内部の図が示されている。図16には、下側ハウジング3内に配置されたリニアクランプ1400及び第五の相互作用要素1500が示されている。第五の相互作用要素1500は、リニアクランプ1400及びリニアクランプ500に関して述べたような同様のリニアクランプ拘束具と共に使用することができる。第三の相互作用要素1000と同様に、第五の相互作用要素1500は、可撓性ではなく且つ一端においてのみ取り付けられている。
図16に示すように、第五の相互作用要素1500を下側ハウジング3内に挿入することができる。より特定的には、第五の相互作用要素1500のフランジ1514は、壁7Aと支持部1606、1608の間で下側ハウジング3内に取り付けることができる。取り付けたとき、第一の部分1510の平坦面1508は、縁部1410の平坦部に対して直角となり、第五の相互作用要素1500の約5.08mm(0.2インチ)の高さがクランプ本体524の縁部510の周りに位置決めされる。架橋部1456の湾曲部分1458は第一の部分1510の平坦面1508とも接触する。湾曲部分1458は、力の伝達過程の間、平坦面1508との接触を最適化し得るよう湾曲させることができる。第二の部分1512は、約30゜の角度にて縁部1410から曲がって離れるようにすることができるが、ジョーの開放領域に隣接する端部1506から約7.62mm(0.3インチ)の位置にある。当初位置にあるとき、第一の部分1510は、縁部1410と壁7Aとの間に緩く配置されている。第一の部分1510は、縁部1410に対し実質的に平行であり、架橋部分1456に接触するが、必ずしも当初位置にて圧力を加えるとは限らない。第五の相互作用要素1500は、架橋部1456の湾曲部分1458に押し付ける僅かな回転動作を許容する点を除いて、下側ハウジング3及び上側ハウジング2により全て直線方向に規制される。
1つの実施の形態において、第五の相互作用要素1500は、プローブ8からの力を伝達して、リニアクランプ1400を直線方向542Aに向けて線540に沿って動かす。取り外し過程の間、プローブ8は、点1602にて第二の部分1512と接触する。プローブ8が線1604に沿って第二の部分1512に力を加えるとき、第五の相互作用要素1500は、フランジ1514の周りで回動し、平坦面1508を架橋部1456の湾曲部分1458と接触させる。このようにして、線1604に沿った力を線540に沿ってリニアクランプ1400に伝達することができる。この力は、リニアクランプ1400を直線方向542Aに向けて線540に沿って動かす。直線動作は、留め具の溝4Cを解放点1412、1416を介して開口1404から非係合状態にし、留め具4はジョーの開放領域1438から除去することができる。
上記に述べたように、直線移動量は変更可能である。1つの実施の形態において、例えば、リニアクランプ1400は、1.143mm(0.045インチ)から1.651mm(0.065インチ)の範囲で動くことができるが、実施の形態はこの構成に限定されるものではない。プローブ8が引き出されたとき、圧縮された細長いばねアーム1402は、リニアクランプ1400をその当初位置に戻す一方、該リニアクランプは、第五の相互作用要素1500をその当初位置に押して戻す。
図17には、本発明の1つの実施の形態による第六のインターフェイスすなわち相互作用要素の斜視図が示されている。図17には、第六の相互作用要素1700が示されている。第六のインターフェイスすなわち相互作用要素1700は、例えば、第二の相互作用要素800と同様のものでよい。しかし、第二の相互作用要素800と異なり、第六の相互作用要素1700は湾曲部分802を有していない。湾曲部分802の機能は、例えば、架橋部1456により行うことができる。
1つの実施の形態において、第六のインターフェイスすなわち相互作用要素1700は、高さ約5.08mm(0.2インチ)、長さ17.78mm(0.7インチ)及び厚さ0.762mm(0.03インチ)のスチールのような平坦な材料の矩形の形状片とすることができる。更に、第六の相互作用要素1700は、端部1702、1706を有する平坦な側部1704を備えている。端部1706は、回動要素1708を更に備えることができる。1つの実施の形態において、回動要素1708は、例えばフランジとする。第六の相互作用要素1700は、可撓性ではなく、門のように旋回するように一端にて取り付けられている。第六の相互作用要素1700については、図18を参照しつつより詳細に説明する。
図18には、本発明の1つの実施の形態による第二のリニアクランプ及び第六の相互作用要素を有するセキュリティタグ1の下側ハウジングの内部の図が示されている。図18には、下側ハウジング3内に配置されたリニアクランプ1400及び第六の相互作用要素1700が示されている。その他の相互作用要素と同様に、第六の相互作用要素1700は、リニアクランプ1400及び同様のリニアクランプ拘束具と共に使用することができる。
図18に示すように、第六の相互作用要素1700を下側ハウジング3内に挿入することができる。より特定的には、第六の相互作用要素1700は、平坦面1704がリニアクランプ1400の縁部1410に対し直角であり、第六の相互作用要素600の約5.08mm(0.2インチ)の高さがクランプ本体1424の縁部1410の周りに位置決めされるような仕方にて、取り付けることができる。端部1706のフランジ1708は、取り付け部1802により下側ハウジング3内に取り付けることができる。第六の相互作用要素1700は、取り付けた端部にて回動可能である。第六の相互作用要素1700は、架橋部1456の湾曲部分1458に外面1704を押し付けるべく僅かな回転動作を許容する点を除いて、下側ハウジング3及び上側ハウジング2により全て直線方向に規制され得る。
リニアクランプ1400がその当初位置にあるとき、第六の相互作用要素1700を架橋部1456と壁7Aとの間に緩く配置することができる。更に、第六の相互作用要素1700は縁部1410に対してほぼ平行とし、また架橋部1456に接触するが、当初位置にある間、必ずしも圧力を加えるとは限らないようにする。端部1702は、力の伝達過程の間、面1704との接触を最適化し得るよう湾曲させることのできる湾曲部分1458に対向状態で整合させることができる。
1つの実施の形態において、第六の相互作用要素1700は、プローブ8からの力を伝達して、リニアクランプ1400を直線方向542Aに向けて線540に沿って動かすことができる。プローブ8が、第六の相互作用要素1700に対し線1804に沿って縁部1410に向けて力を加えるとき、第六の相互作用要素1700はその力を架橋部1456に伝達することができる。この伝達は、線540に沿って合力を提供し、これによりリニアクランプ1400を直線方向542Aに向けて押す。直線移動は、留め具の溝4Cを解放点1412、1416を通じて開口1404から非係合状態にすることができる。
先に述べたように、直線移動量は変更可能である。1つの実施の形態において、例えば、リニアクランプ1400は、1.143mm(0.045インチ)から1.651mm(0.065インチ)の範囲で動くことができるが、実施の形態はこの構成に限定されるものではない。プローブ8が引き出されたとき、圧縮された細長いばねアーム1402は、リニアクランプ1400をその当初位置に戻す一方、該リニアクランプは、第六の相互作用要素1700をその当初位置に押して戻す。
図19には、本発明の1つの実施の形態による第七のインターフェイスすなわち相互作用要素が示されている。図19には、第七の相互作用要素1900が示されている。第七のインターフェイスすなわち相互作用要素1900は、例えば第一の相互作用要素600と同様のものでよい。しかし、第一の相互作用要素600と異なり、第七の相互作用要素1900は湾曲部分604を有していない。湾曲部分604によって行われる機能は、架橋部1456により行うことができる。
1つの実施の形態において、第七の相互作用インターフェイスすなわち相互作用要素1900は、細長いばねアーム1402と同様の形状とされた可撓性の矩形の平坦なばね鋼を備えることができる。更に、該第七の相互作用要素は、端部1902、1906を有する平坦側部1904を備えている。1つの実施の形態において、第七の相互作用要素1900は、長さ25.4mm(1インチ)、高さ約5.08mm(0.2インチ)及び厚さ0.381mm(0.015インチ)とすることができるが、実施の形態はこの構成に限定されるものではない。
1つの実施の形態において、プローブ8からの力をリニアクランプ1400に伝達するのを助けるため第七の相互作用要素1900を使用することができる。伝達された力は、セキュリティクランプ1を物品51から解放する過程の間、リニアクランプ1400が直線方向542Aに向けて動くのを助けることができる。第七の相互作用要素1900については、図20を参照しつつより詳細に説明する。
図20には、本発明の1つの実施の形態による第二の直線移動止め具すなわちリニアクランプ及び第七の相互作用要素を有するセキュリティタグ1の下側ハウジングの内部の図が示されている。図20には、下側ハウジング3内に配置されたリニアクランプ1400及び第七の相互作用要素1900が示されている。リニアクランプ1400及び第七の相互作用要素1900は、例えば、プローブ8によって発生されるような外力に応答してリニアクランプ1400が直線方向542Aに向けて動くのを容易にし得るよう下側ハウジング3内に配置されている。
図20に示すように、第七のインターフェイスすなわち相互作用要素1900を下側ハウジング3内に挿入することができる。端部1906は、取り付け部314内に緩く挿入し、端部1902は図示するように、壁316、7A及び支持部317により形成されたスロット内に緩く挿入することができる。この取り付けにより面1904は架橋部1456のほぼ中心に配置され、面1904は縁部1410に対し直角であり、第七の相互作用要素1900の約5.08mm(0.2インチ)の高さがクランプ本体1424の縁部1410の周りに位置決めされるようにする。この取り付けは、第七の相互作用要素が架橋部1456に対し曲がり又は撓むのを許容する点を除いて、第七の相互作用要素1900を全て直線方向に規制され得る。第七の相互作用要素1900に対する取り付け部は、下側ハウジング3のその他の領域に配置することができ、依然として本発明の範囲に属することが理解できる。
1つの実施の形態において、第七の相互作用要素1900はプローブ8からの力を伝達して、リニアクランプ1400を直線方向542Aに向けて線540に沿って動かす。プローブ8はほぼ点2009にて第七の相互作用要素1900に接触し且つ、線2002に沿って力を付与する。これにより第七の相互作用要素1900は架橋部1456の湾曲部分1458に向けて曲がる。面1904は、架橋部1456と接触し且つ線540に沿って合力を加え、この合力は、リニアクランプ1400を案内相互作用部にて直線方向542Aに向けて動かす。
1つの実施の形態において、直線移動は留め具本体4Bを開口1404から解放する。第七の相互作用要素1900は、線2002に沿ったプローブ8からの力を線540に沿った力に変換することができる。変換された力はリニアクランプ1400を直線方向542Aに向けて動かす。直線移動によりジョー1406、1418は十分に撓んで留め具の溝4Cを解放点1412、1416を介して開口1404からジョーの開放領域1438内に解放する。次に、留め具4を垂直方向に持ち上げて該留め具をタグ本体1Aから分離させることができる。
先に述べたように、直線移動量は変更可能である。1つの実施の形態において、例えば、リニアクランプ1400は、1.143mm(0.045インチ)から1.651mm(0.065インチ)の範囲で動くことができるが、実施の形態はこの構成に限定されるものではない。プローブ8が引き出されたとき、圧縮された細長いばねアーム1402は、リニアクランプ1400をその当初位置に戻す一方、該リニアクランプは、第七の相互作用要素1900をその当初位置に押して戻す。
本発明の実施の形態の特定の特徴について本明細書に説明したように示したが、当該技術分野の当業者には、多数の改変例、置換例、変更及び等価物が明らかであろう。従って、特許請求の範囲は、本発明の実施の形態の真路精神に属するかかる全ての改変例及び変更例を包含することを意図するものであることを理解すべきである。
本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に従い線A−Aに沿った図1のセキュリティタグの断面図である。 本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの下側ハウジング内部の図である。 4Aは、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの上側ハウジング内部の図である。 4Bは、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの上側ハウジング外部の図である。 本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグにて使用される第一のリニアクランプの分解図である。 本発明の1つの実施の形態による第一の相互作用要素の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態によるリニアクランプ及び第一の相互作用要素を有する図1のセキュリティタグの下側ハウジングを示す図である。 本発明の1つの実施の形態による第二の相互作用要素の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態によるリニアクランプ及び第二の相互作用要素を有する図1のセキュリティタグの下側ハウジングの図である。 本発明の1つの実施の形態による第三の相互作用要素の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態によるリニアクランプ及び第三の相互作用要素を有する図1のセキュリティタグの下側ハウジングを示す図である。 本発明の1つの実施の形態による第四の相互作用要素の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態による1つの代替的な第四の相互作用要素の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態によるリニアクランプ及び第四の相互作用要素を有する図1のセキュリティタグの下側ハウジングを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に従って図1のセキュリティタグにて使用される第二のリニアクランプの分解図である。 本発明の1つの実施の形態による第五の相互作用要素の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態による第二のリニアクランプ及び第五の相互作用要素を有する図1のセキュリティタグの下側ハウジングを示す図である。 本発明の1つの実施の形態による第六の相互作用要素の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態による第二のリニアクランプ及び第六の相互作用部要素を有する図1のセキュリティシステムの下側ハウジング内部を示す図である。 本発明の1つの実施の形態による第七の相互作用要素の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態による第二のリニアクランプ及び第七の相互作用要素を有する図1のセキュリティシステムの下側ハウジング内部を示す図である。
符号の説明
1 セキュリティタグ 2 上側ハウジング
3 下側ハウジング 4 留め具本体
7 円弧状通路 8 円弧状プローブ
9 スロット 11 湾曲壁
51 物品 302 案内レール
304 案内レール 306 支持体
308 切欠き領域 310 支持体
312 支持部 314 取り付け部
316 壁 317 支持部
500 リニアクランプ 502 細長いばねアーム
504 本体4Bを受け入れる開口 506 ジョー
508 1組みのスロット 510 共通の縁部
512 開放点 514 細長いスロット
516 開放点 518 ジョー
520 1組みのスロット 522 対面する縁部
524 クランプ本体 526 対面する縁部
532 縁部 536 留め具保持本体
538 ジョーの開放領域 540 開口504の中心を貫通する線
542 直線方向
550 リニアクランプ500の相応した側部
552 リニアクランプ500の相応した側部
556 ジョーの開放領域538の隅部
558 ジョーの開放領域538の隅部
560 中心点 600 相互作用要素
602 端部606、608を有する平坦な側部/面
604 湾曲部分 606 端部
608 端部 609 圧力点
702 線 800 第二の相互作用要素
802 湾曲部分 804 回動要素
806 湾曲部分802及び回動要素804を有する平坦な側部
902 取り付け部 904 線
906 要素800と接触するほぼ位置である点
1000 第三の相互作用要素
1002 回転要素1014を有する一端
1004 湾曲部分 1006 一端
1008 平坦面 1010 第一の部分
1012 第二の部分 1014 回転要素/フランジ
1106 支持部 1108 支持部
1200 第四の相互作用要素 1202 一端
1204 一端 1206 平坦面
1208 ヒンジ 1210 ヒンジ
1212 回転軸 1214 フランジ
1216 フランジ 1302 点
1306 プラスチックハウジング取り付け部
1308 プラスチックハウジング取り付け部
1400 第二のリニアクランプ
1410 縁部 1414 スロット
1436 留め具保持本体 1438 ジョーの開放領域
1454 スロット 1456 架橋部
1458 湾曲部分 1460 1対の直線状部分
1462 1対の直線状部分 1500 第五の相互作用要素
1506 一端 1508 一端
1510 第一の部分 1512 第二の部分
1514 フランジ 1602 点
1604 線 1606 支持部
1608 支持部 1700 第六の相互作用要素
1702 端部 1704 平坦な側部/外面
1706 端部 1708 回動要素
1900 第七の相互作用要素 1902 端部
1904 平担側部 1906 端部
2002 線 2009 点

Claims (69)

  1. セキュリティタグにおいて、
    タグハウジングと、
    留め具本体と、
    該留め具本体を保持し得るよう前記タグハウジング内に配置されたリニアクランプであって、力に応答して実質的に直線方向に動き、前記留め具本体を該リニアクランプから解放するリニアクランプとを備える、セキュリティタグ。
  2. 前記リニアクランプが、
    前記本体の各端部にスロットを有するクランプ本体と、
    該クランプ本体の第一の縁部に取り付けられたばねアームと、
    前記留め具本体を保持する留め具保持本体とを備える、請求項1のセキュリティタグ。
  3. 前記留め具保持本体が第一のジョーと、第二のジョーとを備え、ジョーの各々が隔てられた対面する縁部にて終わり、該隔てられた対面する縁部が前記クランプ本体に開口及びジョーの開放領域を形成する、請求項2のセキュリティタグ。
  4. 前記ジョーが前記クランプ本体の共通の第一の縁部から伸びる、請求項3のセキュリティタグ。
  5. 前記ジョーが前記クランプ本体と一体に形成される、請求項3のセキュリティタグ。
  6. 前記開口が、前記留め具本体を受け入れ且つ保持し得る所定の寸法を有し、前記留め具本体が、前記力に応答して前記ジョーの開放領域内に動くのを許容する解放部分を有する、請求項3のセキュリティタグ。
  7. 前記ジョーが、前記力に応答して動き且つ前記留め具本体が前記解放部分を介して前記ジョーの開放領域内に動くのを許容する、請求項6のセキュリティタグ。
  8. 前記クランプ本体の一側部が第一の面を形成し、前記留め具保持本体の一側部が、該第一の面に対し実質的に平行な第二の面を形成する、請求項3のセキュリティタグ。
  9. 前記隔てられた対面する縁部の第一の部分が、実質的に円形の開口を形成し得るよう湾曲している、請求項3のセキュリティタグ。
  10. 前記隔てられた対面する縁部の第二の部分が、前記ジョーの開放領域を形成するよう直線状であり、前記ジョーの開放領域における第一の端部間の第一の距離が、前記ジョーの開放領域における第二の端部間の第二の距離よりも短い、請求項3のセキュリティタグ。
  11. スロットの各々が、前記クランプ本体の第一の面に対し実質的に垂直であり且つ、前記直線方向に向けて互いに実質的に平行である、請求項2のセキュリティタグ。
  12. 前記タグハウジングが上側半体及び下側半体を備え、該下側半体が、前記スロットを受け入れ且つ、前記直線方向への動きを許容すべく前記スロットに相応した1組みの案内レールを有する、請求項11のセキュリティタグ。
  13. 前記ばねアームが、前記力に応答して第一の位置から第二の位置まで動き且つ、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで動く、請求項2のセキュリティタグ。
  14. 前記ばねアームが、
    前記クランプ本体の第一の縁部に沿って伸びるばねアーム本体と、
    該ばねアーム本体を前記クランプ本体の一端に接続する湾曲した接続部とを備える、請求項2のセキュリティタグ。
  15. 前記リニアクランプが、前記直線方向に動くのを助ける第一の相互作用要素を更に備える、請求項3のセキュリティタグ。
  16. 前記リニアクランプ本体が実質的に平坦である第二の縁部を有する、請求項15のセキュリティタグ。
  17. 前記第一の相互作用要素が、一体に形成された湾曲部分を有して実質的に平坦である第一の側部を備え、前記第一の相互作用要素が前記タグ本体内に配置され、前記第一の側部が前記第二の縁部に対し直角であり、前記湾曲した部分が前記ジョーの開放領域に相応し、前記第一の相互作用要素が、前記力に応答して第一の位置から前記第二の端部に対する第二の位置まで動くのを除いて、前記タグ本体により規制される、請求項16のセキュリティタグ。
  18. 前記第一の相互作用要素が、力を受け取り且つ、前記第一の位置から前記第二の縁部に向けて前記第二の位置まで動き、前記ジョーの開放領域を亙って前記湾曲部分に接触し、これにより前記リニアクランプを前記直線方向に動かす、請求項17のセキュリティタグ。
  19. 前記第一の相互作用要素が、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで動く、請求項18のセキュリティタグ。
  20. 前記リニアクランプを前記直線方向に動かすのを助ける第二の相互作用要素を更に備える、請求項3のセキュリティタグ。
  21. 前記リニアクランプ本体が実質的に平坦である第二の縁部を有する、請求項20のセキュリティタグ。
  22. 前記第二の相互作用要素が、第一の端部にて一体に形成された湾曲部分を有して実質的に平担である第一の側部と、第二の端部に回動要素とを備え、前記第二の相互作用要素が前記タグ本体内に配置され、前記第一の側部が前記第二の端部に対し直角であり、前記湾曲部分が前記ジョーの開放領域に相応し、前記第二の相互作用要素が、前記力に応答して第一の位置から前記第二の縁部に対する第二の位置まで動くのを除いて、前記タグ本体により規制される、請求項21のセキュリティタグ。
  23. 前記第二の相互作用要素が、力を受け取り且つ、前記第一の位置から前記第二の縁部に向けて前記第二の位置まで動いて前記ジョーの開放領域を亙って前記湾曲部分に接触し、これにより前記リニアクランプを前記直線方向に動かす、請求項22のセキュリティタグ。
  24. 前記第二の相互作用要素が、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで動く、請求項23のセキュリティタグ。
  25. 前記リニアクランプが前記直線方向に動くのを助ける第三の相互作用要素を更に備える、請求項3のセキュリティタグ。
  26. 前記リニアクランプ本体が実質的に平坦である第二の縁部を有する、請求項25のセキュリティタグ。
  27. 前記第三の相互作用要素が実質的に平坦である第一の側部を備え、前記第三の相互作用要素が第一の部分及び第二の部分を有し、該部分の間に湾曲部分があり、前記第三の相互作用要素が、前記タグ本体内に配置され、前記第一の部分が前記第二の縁部に対して直角であり、前記湾曲部分が、前記ジョーの開放領域に相応し、前記第二の部分が前記第二の縁部に対する角度を形成し、前記第三の相互作用要素が、前記力に応答して第一の位置から前記第二の縁部に対する第二の位置まで動くのを除いて、前記タグ本体により規制される、請求項26のセキュリティタグ。
  28. 前記第三の相互作用要素が、力を受け取り且つ、前記第一の位置から前記第二の縁部に向けて前記第二の位置まで動いて前記ジョーの開放領域を亙って前記湾曲部分に接触し、これにより前記リニアクランプを前記直線方向に動かす、請求項27のセキュリティタグ。
  29. 前記第三の相互作用要素が、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで動く、請求項28のセキュリティタグ。
  30. 前記リニアクランプが前記直線方向に動くのを助ける第四の相互作用要素を更に備える、請求項3のセキュリティタグ。
  31. 前記リニアクランプ本体が実質的に平坦である第二の縁部を有する、請求項30のセキュリティタグ。
  32. 前記第四の相互作用要素が、実質的に平坦であり且つ、前記タグ本体内に配置された第一の側部を備え、該第一の側部が前記第二の縁部に対し直角であり、前記第四の相互作用要素が、前記力に応答して回動軸線の周りで且つ前記第二の縁部に対して第一の位置から第二の位置まで動くのを除いて、前記タグ本体により規制される、請求項31のセキュリティタグ。
  33. 前記第四の相互作用要素が、力を受け取り且つ、前記回動点の周りで前記第一の位置から第二の位置まで動いて前記第二の縁部に接触し、これにより前記リニアクランプを前記直線方向に動かす、請求項32のセキュリティタグ。
  34. 前記第四の相互作用要素が、前記力が停止したとき、前記回動点の周りで前記第二の位置から前記第一の位置まで動く、請求項33のセキュリティタグ。
  35. 前記ジョーの開放領域を亙る架橋部を更に備える、請求項10のセキュリティタグ。
  36. 前記リニアクランプが前記直線方向に動くのを助ける第五の相互作用要素を更に備える、請求項35のセキュリティタグ。
  37. 前記リニアクランプ本体が実質的に平坦である第二の縁部を有する、請求項36のセキュリティタグ。
  38. 前記第五の相互作用要素が、実質的に平坦である第一の側部を備え、前記第五の相互作用要素が第一の部分及び第二の部分を有し、前記第五の相互作用要素が前記タグ本体内に配置され、前記第一の部分が前記第二の縁部に対して直角であり、前記第二の部分が前記第二の縁部に対して角度を形成し、前記第三の相互作用要素が、前記力に応答して第一の位置から前記架橋部に対して第二の位置まで動くのを除いて、前記タグ本体により規制される、請求項37のセキュリティタグ。
  39. 前記第五の相互作用要素が、力を受け取り且つ、前記第一の位置から第二の縁部に向けて前の第二の位置まで動いて前記架橋部に接触し、これにより前記リニアクランプを前記直線方向に動かす、請求項38のセキュリティタグ。
  40. 前記第三の相互作用要素が、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで動く、請求項39のセキュリティタグ。
  41. 前記リニアクランプが前記直線方向に動くのを助ける第六の相互作用要素を更に備える、請求項35のセキュリティタグ。
  42. 前記リニアクランプ本体が実質的に平坦である第二の縁部を有する、請求項41のセキュリティタグ。
  43. 前記第六の相互作用要素が、第一の端部に対し実質的に平担である第一の側部と、第二の端部における回動要素とを備え、該第六の相互作用要素が前記タグ本体内に配置され、前記第一の側部が前記第二の縁部に対し直角であり、前記第一の端部が前記架橋部に相応し、前記第二の相互作用要素が、前記力に応答して第一の位置から前記架橋部に対する第二の位置まで動くのを除いて、前記タグ本体により規制される、請求項1のセキュリティタグ。
  44. 前記第六の相互作用要素が、力を受け取り且つ、前記第一の位置から第二の縁部に向けて前の第二の位置まで動いて前記架橋部に接触し、これにより前記リニアクランプを前記直線方向に動かす、請求項43のセキュリティタグ。
  45. 前記第六の相互作用要素が、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで動く、請求項44のセキュリティタグ。
  46. 前記リニアクランプが前記直線方向に動くのを助ける第七の相互作用要素を更に備える、請求項35のセキュリティタグ。
  47. 前記リニアクランプ本体が、実質的に平坦である第二の縁部を有する、請求項46のセキュリティタグ。
  48. 前記第七の相互作用要素が、実質的に平坦である第一の側部を備え、前記第七の相互作用要素が前記タグ本体内に配置され、前記第一の側部が前記第二の縁部に対して直角であり、前記第七の相互作用要素が、前記力に応答して第一の位置から前記架橋部に対して第二の位置まで動くのを除いて、前記タグ本体により規制される、請求項47のセキュリティタグ。
  49. 前記第七の相互作用要素が、力を受け取り且つ、前記第一の位置から第二の縁部に向けて前の第二の位置まで動いて前記架橋部に接触し、これにより前記リニアクランプを前記直線方向に動かす、請求項48のセキュリティタグ。
  50. 前記第七の相互作用要素が、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで動く、請求項49のセキュリティタグ。
  51. セキュリティタグ用のリニアクランプにおいて、
    クランプ本体の各端部にスロットを有するクランプ本体と、
    該クランプ本体の第一の縁部に取り付けられたばねアームと、
    留め具本体を保持する留め具保持本体とを備える、セキュリティタグ用のリニアクランプ。
  52. スロットの各々が前記クランプ本体の第一の面に対し実質的に垂直であり且つ、前記直線方向に向けて互いに対し実質的に平行である、請求項51のセキュリティタグ。
  53. 前記スロットが、該スロットを受け入れ且つ前記直線方向への動きを助ける1組みの案内レールに相応する、請求項52のセキュリティタグ。
  54. 前記留め具保持本体が第一のジョー及び第二のジョーを備え、ジョーの各々が隔てられた対面する縁部にて終わり、該隔てられた対面する縁部が、前記クランプ本体に開口及びジョーの開放領域を形成する、請求項51のリニアクランプ。
  55. 前記ジョーが、前記クランプ本体の共通の第一の縁部から伸びる、請求項54のリニアクランプ。
  56. 前記開口が、前記留め具本体を受け入れ且つ保持する所定の寸法を有し且つ、前記留め具本体が前記力に応答して前記ジョーの開放領域内に動くのを許容する解放部分を有する、請求項54のリニアクランプ。
  57. 前記ジョーが、前記力に応答して動き且つ、前記留め具本体が前記解放部分を介して前記ジョーの開放領域内に動くのを許容する、請求項56のリニアクランプ。
  58. 前記クランプ本体の一側部が第一の面を形成し、前記留め具保持本体の一側部が、該第一の面に対し実質的に平行な第二の面を形成する、請求項57のリニアクランプ。
  59. 前記隔てられた対面する縁部の第一の部分が実質的に円形の開口を形成するように湾曲している、請求項54のリニアクランプ。
  60. 前記隔てられた対面する縁部の第二の部分が、前記ジョーの開放領域を形成するように直線状であり、前記ジョーの開放領域における第一の端部間の第一の距離が、前記ジョーの開放領域における第二の端部間の第二の距離よりも短い、請求項54のリニアクランプ。
  61. 前記ばねアームが、前記力に応答して第一の位置から第二の位置まで動き且つ、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで動く、請求項51のリニアクランプ。
  62. 前記ばねアームが、
    前記クランプ本体の第一の縁部に沿って伸びるばねアーム本体と、
    該ばねアーム本体を前記クランプ本体の一端に接続する湾曲した接続部とを備える、請求項51のリニアクランプ。
  63. 前記ジョーの開放領域を亙る架橋部を更に備える、請求項60のセキュリティタグ。
  64. セキュリティシステムにおいて、
    リニアクランプを有するセキュリティタグと、
    該セキュリティタグを検出する監視システムと、
    該監視システムが前記セキュリティタグを検出したならば、警報を通信する警報システムとを備える、セキュリティシステム。
  65. 前記セキュリティタグを物品から取り外す取り外し装置を更に備える、請求項64のセキュリティシステム。
  66. 前記取り外し装置が取り外しプローブを有する、請求項65のセキュリティシステム。
  67. 前記取り外しプローブが円弧状プローブである、請求項66のセキュリティシステム。
  68. 前記セキュリティタグが、タグハウジングと、留め具本体とを更に備え、前記リニアクランプが、前記留め具本体を保持し得るよう前記タグハウジング内に配置され、前記リニアクランプが、前記円弧状プローブによって与えられる力に応答して実質的に直線方向に動き、前記留め具本体を前記リニアクランプから解放する、請求項67のセキュリティシステム。
  69. 前記タグハウジングが、前記円弧状プローブを受け入れる円弧状通路を有する、請求項68のセキュリティシステム。

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