JP2005025761A - リニアクランプを有するセキュリティタグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 セキュリティタグを多数の異なる物品に締結することができる締結システムにおいて、セキュリティタグを権限なく開放することを比較的困難にすること。
【解決手段】 セキュリティタグは、タグハウジングと、留め具本体4と、前記タグハウジング内に配置されたリニアクランプ500であって、前記留め具本体4を保持し、且つ前記留め具本体4を前記スロットから解放するための力に応答して実質的に直線方向に動くように上にするスロットを有するリニアクランプ500とを備える。
【選択図】 図6

Description

電子物品サーベイランス(EAS)システムは、ある物品を権限無く管理領域外に持ち出すのを防止する設計とされている。1つの典型的なEASシステムは、監視システムと、1つ以上のセキュリティタグとを備えることができる。監視システムは、管理領域に対するアクセス点にサーベイランス領域を形成することができる。セキュリティタグは、衣類物品のような監視物品に締結することができる。監視物品がサーベイランス領域に入ったならば、権限なく持ち出すことを示す警報を発動させることができる。
セキュリティタグは、多数の異なる物品に締結することができる。締結システムは、権限なく解放することを比較的困難にしつつ、セキュリティタグを権限に基づいて解放することを許容することが望ましい。従って、セキュリティタグ一般に、特に、セキュリティタグの締結システムに対し改良された技術が必要とされている。
本発明の実施の形態とみなされる主題事項は、本明細書の結論部分に特に指摘し且つ明確に権利主張されている。しかし、本発明の実施の形態は、その目的及び有利な効果と共に、構成及び作用方法の双方に関して、添付図面と共に読むとき、以下の詳細な説明を参照することで最も良く理解されよう。
本発明の目的は上記従来のセキュリティタグの欠点を無くした改良したセキュリティタグを提供することである。
本発明の他の目的は、タグハウジング内に配置されたリニアクランプであって、留め具本体を保持し、且つ留め具本体をスロットから解放するための力に応答して実質的に直線方向に動くようにするスロットを有するリニアクランプを備えるセキュリティタグを提供することである。
本発明の別の目的は、クランプ本体と、クランプ本体の第一の縁部に取り付けられたばねアームと、を備えた、セキュリティタグ用のリニアクランプを提供することである。
本発明の実施の形態は、セキュリティタグを取り付け且つ取り外す技術を対象とすることができる。例えば、本発明の1つの実施の形態は、タグハウジングと、タックすなわち留め具本体と、リニアクランプすなわち直線移動止め具(linear clamp)とを有するセキュリティタグを備えることができる。セキュリティタグを衣類製品のようなある物品に取り付けるためには、留め具本体を衣類物品を通して且つタグハウジングの穴に挿入する。リニアクランプは、留め具本体を受け入れ且つ保持し、これにより取り付け過程を完了させるべくタグハウジング内に配置することができる。セキュリティタグを取り外すためには、取り外しプローブを有する取り外し装置を使用してリニアクランプに力を加える。この力は、リニアクランプを実質的に直線方向に動かし、留め具本体をリニアクランプから解放する。本明細書で使用する「リニア」という語は、実質的に直線状の線に沿って任意の特定の方向に動くことを意味するが、実施の形態はこの意味にのみ限定されるものではない。1つ以上のインターフェイスすなわち相互作用要素がリニアクランプを直線方向に動かすのを助ける。留め具本体がリニアクランプから解放されたならば、留め具本体は、タグハウジングから除去してセキュリティタグを物品から取り外すことができる。
本明細書にて「1つの実施の形態」又は「ある実施の形態」に言及することは、実施の形態に関して説明した特定の特徴、構造体又は特性が本発明の少なくとも1つの実施の形態に含まれることを意味するものであることを認識する価値がある。本明細書のいろいろな箇所にて「1つの実施の形態において」という表現を使用することは、必ずしも全て同一の実施の形態を意味するものではない。
本発明の実施の形態を完全に理解するため多数の特定の詳細を本明細書に記載する。しかし、当該技術分野の当業者には、本発明の実施の形態はこれら特定の詳細を伴わずに実施が可能であることが理解されよう。その他の場合、本発明の実施の形態を不明確にしないように、周知の方法、手順、構成要素及び回路は詳細に説明しない。本明細書に開示した特定の構造上及び機能上の詳細は、代表的なものであり、必ずしも本発明の範囲を制限するものではないことが理解できる。
次に、全体を通じて同様の部品を同様の参照番号で表示する図面を詳細に参照すると、図1には、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグが示されている。1つの実施の形態において、図1には、その全てが頂部壁2Eにより接続された側壁2A、2B、2C、2Dを有する上側ハウジング2を備えるセキュリティタグが示されている。セキュリティタグ1は、また、底部壁3Eによって接続された側壁3A、3B、3C、3Dを有する下側ハウジング3も備えている。上側ハウジング2及び下側ハウジング3は、相応したすなわち関係した側壁対(2A、3A)、(2B、3B)、(2C、3C)、(2D、3D)に沿って接続され又は合わさって閉じたタグ本体1Aを形成する。
1つの実施の形態において、ハウジング2、3は、硬いすなわち堅固な材料で出来ている。使用可能な堅固なすなわち硬い材料は、例えば、射出成形ABSプラスチックのような硬質のプラスチックとすることができよう。プラスチックを使用するならば、ハウジングの合わさる側壁は、図2の超音波溶接1B又は同様の接続機構により接続することができる。
セキュリティタグ1は、図2に示すように、拡張したタックすなわち留め具ヘッド部4Aと、スロット又は溝4C及び尖った先端4Dが設けられた細長いタックすなわち留め具本体4Bとを備えるものとして示したタック組立体すなわち留め具組立体4を備えている。留め具本体4は、タグ本体1Aをセキュリティタグ1により保護すべき物品51に取り付けるため使用することができる。この実施の形態において、物品51は、例えば、衣類物品から成るものとすることができる。
図2には、本発明の1つの実施の形態に従い線A−Aに沿った図1のセキュリティタグの断面図が示されている。セキュリティタグ1を感知し、従って、タグ及び取り付けた物品51の存在を検出するため、ハウジング2、3の壁2E、3Eの内面2F、3Fには、共にEASセンサ5を受け入れる内部キャビティ1Cを画成するフレーム部材2G、3Gが設けられている。EASセンサ5は、検出可能な信号を発生させ且つ、米国特許第4,510,489号及び米国特許第4,510,490号に開示されたように、音響学的に共鳴する磁気センサとすることができる。センサ5に適したその他の可能な磁気EASセンサは、米国特許第4,686,516号及び米国特許第4,797,658号に開示したものとすることが考えられる一方、その他の可能な代表的な無線周波数(RF)EASセンサは、米国特許第4,429,302号及び米国特許第4,356,477号に開示されたものとすることが考えられる。
図3、図4A及び図4Bには、セキュリティタグ1の本体に対する内部及び外部造作構造部が示されている。より特定的には、図3には、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの下側ハウジングの内部の図が示されている。図4Aには、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの上側ハウジングの内部の図が示されている。図4Bには、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの上側ハウジングの外部の図が示されている。図3、図4A、図4Bの造作構造部については、以下により詳細に説明する。
図1を再度参照すると、物品51は、留め具組立体4によりタグ本体1Aに接続することができる。このことは、留め具本体4Bを上側ハウジング2の壁2Eの開口部2H内に挿入することにより行うことができる。留め具本体4Bが完全に挿入されたとき、下側ハウジングの壁3Eの内面3Fから伸びる直立キャビティ又はカラー3Hは、留め具4の尖った端部4Dを受け入れることができる。一方、留め具ヘッド部4Aは、壁2Eの上面2Jの凹状領域2I内に着座する。このように、留め具ヘッド部4Aと留め具壁との間に物品51が保持される。
セキュリティタグ1は、図5に示すように、リニアクランプすなわち直線移動止め具又は締め具(以下クランプ)500を備えることもできる。リニアクランプ500は、留め具本体がタグ本体から引き出されるのを解放可能に防止するためタグ本体1A内に配置されている。このように、留め具組立体4及び物品51は、リニアクランプ500によってセキュリティタグ1に解放可能に係止される。留め具組立体4は、該留め具組立体を力に応答して直線方向に動かすことによりリニアクランプ500から解放することができる。リニアクランプ500については、以下に図5を参照しつつ、詳細に説明する。
この実施の形態において、セキュリティタグ1は、権限のある者以外、リニアクランプ500を解放すべくリニアクランプにアクセスすることが困難となるように更に設計することができる。この目的のため、タグ本体1Aは、リニアクランプ500へのアクセスが図3に示すように円弧状通路7を介して行われるような形態とすることができる。円弧状通路7は、円弧状プローブ8に適合する通路とすることができる。円弧状通路7は、壁、ポスト又は支持部のような任意の要素又は構造体により画成することができるが、実施の形態は、この構成に限定されるものではない。例えば、円弧状通路7は、1つ以上の内壁、側壁のポスト及びタグ本体1Aの上壁及び下側と境が接するようにすることができる。この形態において、円弧状通路7に適合するプローブ8を使用してリニアクランプ500に達し且つ該クランプを解放し、従って、留め具組立体4及び物品51をタグ本体1Aから取り外すために使用することができる。
図3に示すように、円弧状通路7は、湾曲した内壁7Aと境が接するようにすることができる。この壁は、底部ハウジング3の内面3Fから上方に伸びてセキュリティタグ1の上側ハウジング2の内面と当接する。壁7Aは、底部ハウジング3の側壁3Dから更に隔てられ、その外端7A´は側壁3Aの内方湾曲部分3A´にて終わっている。壁3Aの内方湾曲部分3A´の結果、下側ハウジング3の側壁3A、3Dの間に空間又はスロット9Aが形成される。
スロット9Aは、上側ハウジング2の側壁2A、2Dの間で同様のスロット9Bと協働し、通路7の外端7´内への立入りすなわちアクセスを可能にする第二の開口部9を画成する。この立入り箇所にて、側壁2Aは、また、部分2A´にて内方に湾曲し、該部分2A´は、下側ハウジング3の側壁3の湾曲した側壁3A´と合わさる。
通路7は、上側ハウジング2の内面2Fから下方に伸びる第二の湾曲壁7Bにより更に画成することができる。壁7Bは、湾曲した壁7Aの内端の外方に配置することができる。
壁7Bが存在することは、リニアすなわち直線移動クランプ500に隣接するその内端7"にて通路7の形態を変化させ又は変更する。この形態の変化又は変更は、通路7を通り且つ、リニアクランプ500にアクセスするためプローブ8を受け入れることのできる通路7に対するキー溝を画成する。この場合、壁7Bは、通路の断面を例えば、実質的に矩形から実質的にL字形に変化させることができる。
通路7の内端7"に隣接して、下側ハウジング2及び上側ハウジング3には、端部壁2D、3Dに当接する壁部分9A、11Aにて終わる湾曲壁9、11を更に設けることができる。壁9、11は、通路7の外方にあり、端部壁2D、3Dにより取込み領域13を画成し、この取込み領域は、リニアクランプ500へのアクセスを防止する。この領域は、リニアクランプ500に到達しようとしてタグ本体1Aの通路7内に無権限の物が導入されるのを阻止する安全手段を提供する。
図5は、本発明の1つの実施の形態による図1のセキュリティタグにて使用される第一のリニアクランプの図である。図5には、リニアクランプすなわち直線移動止め具(linear clamp)500が図示されている。上述したように、リニアクランプ500は、留め具本体4Bがタグ本体1Aから引き出されるのを解放可能に防止し得るようにすることができる。より具体的には、更なる実施の形態によれば、リニアクランプ500は、円弧状の通路7内を動く円弧状のプローブ8を介して留め具本体4Bの解放に適応するようにされている。
1つの実施の形態において、直線移動止め具すなわちリニアクランプ500は、直線方向に動くことにより留め具本体4Bを解放することができる。上述したように、直線方向は、実質的に直線に沿った任意の特定の方向への動きを意味するが、実施の形態は、この構成にのみ限定されるものではない。このことは、例えば、回動点の周りの回転動作と相違する。1つの実施の形態において、直線方向は、線542で示されている。線542の各端部における矢印は、リニアクランプ500が特定の用途に対し所望であるように、線542に沿って両方向に向けて沿って動くことができることを示す。一例として線542が使用されるが、任意の直線方向を使用することができ、これは、依然として本発明の範囲に属することが理解できる。
1つの実施の形態において、リニアクランプ500は、クランプ本体524及び留め具保持本体536を備えることができる。留め具保持本体536は、クランプ本体524の一体部分とすることができる。留め具保持本体536は、ジョー506、518を備えることができる。ジョー506、518の各々は、クランプ本体524の平面の外方に伸び、次に、他方のジョーに向けて内方に伸びる。ジョー506、518は、更に対面する縁部522、526にて終わる。これらの縁部は、クランプ本体524の共通の縁部510から互いに向けて内方に伸びてジョーの開放領域を形成し、次に、互いに離れるように外方に湾曲し、留め具本体4Bを受け入れるスロット504を画成する。次に、縁部522、526は、整合された仕方にて続き、細長いスロット548を形成し、クランプ本体524のスロット514にて終わる。
1つの実施の形態において、スロット504は、互いに平行な1組みの線を備え、一端における湾曲部508は線を互いに接続する。スロット504の幅は、留め具溝4Cの直径に等しく又はその直径よりも僅かに大きくすることができる。幅は、リニアクランプ500が留め具本体4Bが挿入された状態で直線方向542に向けて自由に動くのに十分でなければならない。しかし、幅は、留め具本体4Bがジョー506、518から垂直方向に引き出されるのを防止するにも十分でなければならない。湾曲部508は、また、例えば、留め具本体4B又は4Cの湾曲部に近似したものとしてもよい。スロット504は、また、点544、546の間に画成された解放部分を備え、リニアクランプ500の直線方向への動きに応答して留め具本体がスロット504からジョーの開放領域まで動くのを許容する。
1つの実施の形態において、留め具本体4Bの鋭角な端部がスロット504内に挿入されたとき、留め具溝4Cがジョー506、518と整合する迄、ジョー506、518は拡がって分離することができる。この整合は、ジョー506、518がその当初の弛緩した位置に戻り且つ留め具4を捕捉することを許容する。ジョー506、518が留め具4を捕捉したならば、ジョーは、更に以下に説明するように、留め具4がスロット504から引き出されるのに抵抗する。
1つの実施の形態において、細長いばねアーム502は、接続領域528により縁部532の一側部530に取り付けることができる。細長いばねアーム502は、縁部532の長さに沿って伸びることができ、また、クランプ本体524の平面から外になる。細長いばねアーム502は、リニアクランプ500を1つ以上の支持部に対して偏倚させ、当初位置の領域を確立することができる。支持部は、線540に沿って配置しなければならない。線540は、線542で示すように、クランプ500の直線方向への動きに対し実質的に平行でなければならない。矢印550で示したように、円弧状のプローブ8によって加えられた力は、同様に、線540に沿って配置された点558にて加えられる。可能な支持部608の一例は、図6に示した支持部608とすることができる。円弧状のプローブ8により加えられた力の線は、図6に示した位置から変位するため、これに応じて支持部の位置は、この力とほぼ直線状の位置に止まるように動かなければならないことが理解できる。
図6には、本発明の1つの実施の形態による第一のリニアクランプと共に、図1のセキュリティタグの下側ハウジングの内部の部分図が図示されている。図6には、下側ハウジング3内に配置されたリニアクランプ500が図示されている。上側ハウジング2及び下側ハウジング3は、直線方向542への動きを除いて、全ての方向へのリニアクランプ500の動きを規制するいろいろな構造体を備えることができる。正確な構造体及び移動量は、以下に更に説明するように、いろいろな実施例に従って変更することができる。
図6はまた、リニアクランプ500のスロット504内に挿入される留め具4を示す。上述したように、物品51は、留め具組立体4によってタグ本体1Aに接続することができる。留め具本体4Bの鋭角な端部4Dは、上側ハウジング2の開口部2Hを通して下方の直線方向に向けて導入することができる。上側ハウジング2の部分2Kは、ジョー506、518の上方にてばね止め本体524の中空部分内に嵌まり且つ開口部2Hを保持する形状とすることができる。部分2Kは留め具本体4Bをジョーの対面する縁部522、526により画成されたスロット504に導くことができる。これによってジョーは、拡がり又は開放し且つ留め具本体4Bがジョーを通ってスロット504内に進むのを許容する。
所望のスロット4C、例えば、留め具ヘッド部4A及び物品51を上側ハウジング2の壁2Eに固着するスロットにおいて、留め具の下方への移動が停止されたとき、ジョー506、518は後退し且つ留め具本体4Bを掴む。この位置において、ジョー506、518は、留め具4の上方への動きを阻止する。このようにして、留め具4及び物品51は、タグ本体1Aに係止された状態となる。
留め具4をタグ本体1Aから解放するため、プローブ8のL字形の前端8Aが通路7のL字形の内端7″内に進む迄、円弧状のプローブ8をタグ本体1Aの通路7内に導入する。このことは、プローブ端部8Aをクランプ本体524の共通の縁部510に向けて動かすことになる。プローブ端部8Aは、線540に沿ってリニアクランプ500に力550を提供するとき、リニアクランプ500が、基本的に支持部608に向けて方向542に向けて移動する。リニアクランプ500が線540に沿って動くとき、留め具本体4Bは、前記留め具本体が点544、546により画成された解放部分に達する迄、スロット504に沿って摺動する。留め具本体4Bが解放部分に入ると、前記留め具本体は、最終的にジョーの開放領域内に移動し、これにより留め具本体4Bをジョーの把持又は掴み状態から解放する。これにより、留め具4はジョーを経て留め具ヘッド部4Aの上向きの力を介して上方の直線方向に移動し、これにより留め具本体4Bをタグ本体1Aから及び物品51をセキュリティタグ1から引き出し且つ分離させることができる。
1つの実施の形態において、スロット504は、両端の間にて均一な幅を有し、前記幅は、留め具本体4Bがスロット504に沿って摺動するとき、ジョー506、518の抵抗力を多少はあるにしても、殆ど提供しない。リニアクランプ500の動作に対する抵抗力は、主として、ばねアーム502が支持部608により圧縮されるとき、前記ばねアーム502により提供されるようにする必要がある。上述したように、支持部608とばねアーム502との間の接触点は、円弧状のプローブ8により提供される力とほぼ直線上に並ばなければならない。このようにして、発生されるモーメントは実質的にゼロであり、リニアクランプ500の正味動作は、殆ど回転せずに、主として方向542に向かう必要がある。
プローブ8により加えられた平面内の力の結果、リニアクランプ500が直線方向に動く間、接続領域528における細長いばねアーム502が圧縮される。ばねアーム502は、円弧状のプローブ8と縁部510との接触点とほぼ整列しており且つ線540に沿って方向542に加えられる力と直線状である方向602で示したように、支持部608に対して偏倚させることができる。留め具4がタグ本体1Aから分離した後、プローブ8を通路7から除去することができる。このことは、プローブ8が通路7から引き出されるとき、前記プローブ8をリニアクランプ500から非係合状態にする。このように、リニアクランプ500への力が除去され、細長いばねアーム502は拡張する。これによりリニアクランプ500は反対の直線方向542に向けて動く。これにより、リニアクランプ500はその当初位置に戻され、再度物品をセキュリティタグ1に取り付けるため、留め具本体4Bが再度入るのを待つ。
下側ハウジング3は、直線移動止め具すなわちリニアクランプ500を直線方向542に向けて動くのを助けるいろいろな案内インターフェース部すなわち相互作用部を備えることができる。1つの実施の形態において、下側ハウジング3は図3及び図6に示した1対の案内部25、26を有することができる。案内部25、26は、リニアクランプ500を直線方向542に向けて案内するのを助けることもできる。案内部は、各々がリニアクランプ500の縁部552、554に接触する細長い縁部を有する実質的に矩形の構造体とすることができる。円弧状のプローブ8からの力が線540に沿ってリニアクランプ500の縁部510に加えられると、リニアクランプ500は、直線方向542に向けて移動し始める。案内部25、26は、リニアクランプ500の回転動作又は回動動作を抑制しつつ、かかる直線方向への動きを助ける。同様に、案内部25、26は、円弧状のプローブ8からの力が除去されたならば、ばねアーム502がその当初位置に戻るのに応答してリニアクランプ500が当初位置に戻るのを助けることもできる。
直線方向542へのリニアクランプ500の動きを助けるため、その他の案内相互作用部を使用することも可能であることが理解できる。例えば、リニアクランプ500は、クランプ本体524に形成された1組みのスロットを有することができる。スロットは、側部552、554に対して平行とすることができる。スロットはまた下側ハウジング3に形成された相応する案内レールに適合するような設計としてもよい。スロット−レールの相互作用部は、リニアクランプ500が直線方向542に向けて動くのを助ける。別の例において、下側ハウジング3は、リニアクランプ500の相応する側部552、554に対して接触する1対の案内支柱を有することができる。案内支柱は、直線方向への移動を促進しつつ、回転動作を制限する位置に配置することができる。更に別の例において、リニアクランプ500は、側部552、554にそれぞれ取り付けられたフランジを有することができる。この実施の形態において、下側ハウジング3は、フランジを受け入れ且つ回転動作を制限しつつ、フランジが直線方向542に向けて動くのを許容し得るよう1対の相応するスロットを有することもできる。実施の形態はリニアクランプ500を直線方向に案内するのを助けるため上記及びその他の構造体に限定されるものではない。
特定の実施例に対する直線方向への移動量は、スロット504の長さ、ジョーの開放領域を形成する角度、留め具本体4Bの直径等のような幾つかの因子に対応して変更することもできる。例えば、直線方向への移動量は、留め具本体4Bの直径を僅かに上廻るようにする、すなわち留め具溝4Cをジョーの開放領域内に解放し得るよう、約1.27mm(.05インチ)とすることができる。幾つかの場合、留め具4が垂直に動く間、すなわち留め具本体1Aから引き出されたとき、留め具本体4Bがジョー506、518と実質的に干渉しないことを保証し得るようより大きい直線方向への移動量を有することが望ましいことがある。例えば、1つの実施の形態において、リニアクランプ500に対する当初位置は、プローブがその最大伸長状態のとき、リニアクランプ500を細長いばねアーム502の偏倚力に抗して1.14(0.045)から1.65mm(0.065インチ)の範囲にて直線方向に動かすような位置とするが、実施の形態は、かかる構成に限定されるものではない。
図7には、本発明の1つの実施の形態による第二のリニアクランプの分解図が図示されている。図7には、第二のリニアクランプすなわち直線移動止め具700が図示されている。第二のリニアクランプ700は、例えば、第一のリニアクランプ500と同様のものとすることができる。例えば、図5の要素502、506、508、510、514、518、522、524、526、528、530、532、534、536、540、542、544、546、548、550、552、554、558は、図7の要素702、706、708、710、714、718、722、724、726、728、730、732、734、736、740、742、744、746、748、750、752、754、758に相応するものとすることができる。
1つの実施の形態において、直線移動止め具すなわちリニアクランプ700はスロット704を含むことができる。スロット704は、両端を有するようにすることができる。第一の端部は、留め具本体4Bに相応する湾曲部708に最も近い端部として画成することができる。第二の端部は、解放点744、746の間の端部として画成することができる。1つの実施の形態において、第一の端部の間の第一の幅は、第二の端部の間の第二の幅と相違するものとすることができる。このことは、両端が例えばスロット504内の留め具本体4Bの動きを容易にし得るよう均一な幅を有する、第一のリニアクランプ500の場合と相違する。より具体的には、1つの実施の形態において、第一の端部の幅は、第二の端部の幅よりも大きくすることができる。例えば、スロット704を形成する壁の間の幅は、これら幅が解放点744、746に接近するに伴い狭小となるようにしてもよい。これと代替的に、スロット704を形成する壁の間の幅は、解放点744、746に達する直前迄、均一であるようにしてもよく、この場合、壁は、その後、互いに向けて曲がり解放点744、746の間の幅を狭小にするようにしてもよい。幅間の実際の相違は、留め具溝4Cの直径、留め具本体4Bがスロット704を通って動くことに対する所望の抵抗程度、スロット704の長さ、予想される直線方向への動き等々のような多数の因子に従って変更することができる。実施の形態は、この構成にのみ制限されるものではない。
図8には、本発明の1つの実施の形態による第二のリニアクランプと共に、図1のセキュリティタグの下側ハウジングの内部の部分図が図示されている。図8には、下側ハウジング3内に配置された第二のリニアクランプ700が図示されている。クランプ本体724は、下側ハウジング3内でいろいろな支持壁により支持することができる。例えば、1つの実施の形態において、リニアクランプ700は、案内部25、案内部26及び支持部808により規制される。支持体は、リニアクランプ700に対する直線運動の方向及び移動量を画定することを助ける。細長いばねアーム702は、例えば、図8に図示するように、一端734が支持部808、及び案内部25に接した状態で静止することができる。
図8は、またリニアクランプ700のスロット704内に挿入される留め具4を示す。留め具4は、図6に関して説明した仕方と同様の仕方にてリニアクランプ700により捕捉することができる。しかし、解放作用は、以下により詳細に説明するように、スロット704の形態を一つの理由として相違する。
取り外し過程の間、プローブ端部8Aがクランプ本体724の共通の縁部710に接触する迄、円弧状のプローブ8をタグ本体1Aの通路7内に導入することができる。プローブ端部8Aが、線740に沿ってリニアクランプ700に力750を加えると、リニアクランプ700は支持部808に向けて実質的に方向742に動くことができる。上述したように、スロット704は、図7に関して上記に説明したように2つの幅を有するものとすることができる。第一の幅は、留め具溝4Cの直径と等しくし又はその直径よりも僅かに大きくすることができる。第二の幅は、解放点744と746との間の距離が留め具溝4Cの直径よりも僅かに短いように、前記幅が僅かに小さくなる迄、減少させることができる。このことは、リニアクランプ700が線740に沿って実質的に移動するとき、スロット704と留め具溝4Cとの間に締まり嵌め状態を形成することができる。解放点744、746は留め具溝4Cを経て縦断するように押し拡げなければならないから、解放点744、746によって抵抗力812が形成される。円弧状のプローブ8からの力750と組み合わさった抵抗力812は、図8に図示するように反時計回り方向モーメント816を発生させることができる。ばねアーム702からの抵抗力824は、下側ハウジング3との接触点828に配置される。接触点828を端部734に向けてばねアーム702に配置することは、時計回り方向への抵抗モーメント820を発生させることになる。その結果、接触点828は、スロット704の狭小化に起因する反時計回りモーメント816にほぼ等しく且つ前記モーメントと反対方向の時計回りモーメント820を発生させるように配置されなければならない。従って、正味回転力はほぼゼロのままとすることができる。従って、円弧状のプローブ8からの力は、リニアクランプ700によって直線方向742に向けた実質的に直線方向への動きを生じさせる。直線方向への移動量は、図5、図6に関して上述したものと同一の変数が作用するものとすることができる。留め具本体4Bが解放部分に入るとき、前記留め具本体は、最終的にジョーの開放領域内に移動し、これにより留め具本体4Bをジョーの把持又は掴み状態から解放する。これにより、留め具4は、留め具ヘッド部4Aへの上向きの力を介してジョーを経て上方へ直線方向に移動し、これにより留め具本体4Bをタグ本体1Aから及び、物品51をセキュリティタグ1から引き出し且つ分離させることができる。
1つの実施の形態において、図8に示すように、支持部808とばねアーム702との間に接触点828があるようにすることができる。支持部808の配置は、線804で示すように、スロット704に起因する抵抗力812を補償し得るよう接触点の移動を端部734に向けて伝達するためであることを認識すべきである。ばねアーム702の実際の長さ及び支持部808を位置決めすることは、所定の実施例に対しスロット704により形成される抵抗力の程度に依存するものとし、実施の形態は、この構成にのみ限定されるものではない。
プローブ8により加えられた平面内の力の結果として、クランプ本体724が直線方向に動く間、接続領域728における細長いばねアーム702は圧縮される。ばねアーム702は、留め具本体4Bが解放される迄、支持部708を圧縮することができる。留め具4がタグ本体1Aから分離された後、プローブ8を通路7から除去する。このことは、プローブ8が通路7から引き出されるとき、プローブ8をクランプ本体724から非係合状態にする。このように、リニアクランプ700に加わる力が除去され、細長いばねアーム702は反撥する。これによりリニアクランプ700は反対の直線方向742に向けて移動する。直線方向742に向けた移動は、上述したように、案内部25、26の助けを受ける。リニアクランプ700は、これによりその当初位置に戻され、物品をセキュリティタグ1に再度取り付けるべく留め具本体4Bが再度入るのを待つ。
幾つかの実施例において、依然、多少の僅かな回転は生じるが、主要動作は、直線方向742に向けたものであるままであることを認識すべきである。更に、留め具本体4Bがジョーの開放領域内に解放されたならば、ジョー706、718の抵抗力は消滅することが理解されよう。残りの力は、円弧状のプローブ8からの力及びばねアーム702からの抵抗力であろう。従って、リニアクランプ700を更に動かすと、時計回り方向への回転動作となる傾向となる。しかし、留め具4は既にリニアクランプ700から解放されているから、この動作は、セキュリティタグ1の作用にとって重要なものではない。
図9には、本発明の1つの実施の形態に従い、図1のセキュリティタグにて使用される第三のリニアクランプの分解図が図示されている。図9には、第三のリニアクランプすなわち直線移動止め具900が図示されている。第三のリニアクランプ900は、構造、拘束、支持、位置決め及び作用の点にて第一のリニアクランプ500と同様である。より具体的には、要素502、504、506、508、510、512、514、516、518、520、522、524、526、528、530、532、534、536、540、542、544、546、548、550、552、554は、要素902、904、906、908、910、912、914、916、918、920、922、924、926、928、930、932、934、936、940、942、944、946、948、950、952、954とそれぞれ相応する。
1つの実施の形態において、第三の直線移動止め具すなわちリニアクランプ900は架橋部938を含むことができる。架橋部938は、ジョーの開放領域960を亙って配置された材料の一部分とすることができる。架橋部938は、所定の用途に合った十分なジョーの開放領域の寸法及び架橋部の強度が得られるように多数の仕方にて具体化することができる。特定の架橋部の解決策は、ジョーの間の距離、ジョーの開放領域の寸法、材料の型式及び可撓性、プローブの接触面、架橋部の形状等々のような多数の因子に対応して変更することができる。架橋部の形状は、例えば、直線状、湾曲、凹型、凸型等々のような任意の所望の形状とすることができる。架橋部938の所定の実施例の場合、ジョーの開放領域960は、プローブ8が最大の伸長状態にあるとき、留め具本体4Bと干渉しないよう十分に大きくなければならない。このことは、任意の追加された相互作用要素すなわち架橋部と実質的に1つの接触点を保証するという有利な効果を有する。幾つかの場合、接触点は、架橋部938のほぼ中心を通る線に沿ったものでなければならない。
1つの実施の形態において、架橋部938は、2つの架橋部分938A、938Bに分割してもよい。一端にて、架橋部分938A及び938Bは、ジョー906及び918にそれぞれ取り付けることができる。他端にて、架橋部分938A、938Bは、隔てられた対面する縁部を有する。その結果、架橋部938は、線940に沿ってスロット914に対し垂直にその中心を通る狭小な空隙を有することになる。別の実施の形態において、架橋部938は、ジョー922及び926を接続する中実な材料片とすることができる。実施の形態は、この構成にのみ限定されるものではない。
図10には、本発明の1つの実施の形態による取り外しアーム、図1のセキュリティタグの下側ハウジングの内部及び第三のリニアクランプの図が示されている。図10には、変更した下側ハウジング3内に配置された第三のリニアクランプ900が図示されている。1つの実施の形態において、変更した下側ハウジング3は、第三のリニアクランプ900を上記の実施の形態に対して再位置決めすることができる。新たな位置は、プローブ端部8Aが線1004に沿って架橋部938に接触することを許容するものとすることができる。線1004に沿ったプローブ8からの力は、第三のリニアクランプ900を直線方向942に向けて動かすことができる。
より具体的には、変更した下側ハウジング3は、案内部1010、1012を有することができる。案内部1010、1012は、案内部25、26と同様の機能を果たすことができる。案内部1010、1012は、円弧状のプローブ8により提供された力に応答して第三のリニアクランプ900を直線方向942に向けて案内するのを助ける。
変更した下側ハウジング3は、壁1014を更に備えることができる。壁1014は、支持部1016を更に備えることができる。壁1014及び支持部1016は、直線方向942に向けた移動量を制限するのを助ける。更に、支持部1016は、第三のリニアクランプ900の線940に沿ってばねアーム902と接触し、第三のリニアクランプ900が直線方向942に向けて動くとき、ばねアーム902を偏倚させる。
変更した下側ハウジング3は、締結した位置にあるとき、留め具4の留め具端部4Dを受け入れ得るようにカラー3Hを再配置することもできる。特定の実施例に対応して、カラー3Hの新たな位置を受け入れるために留め具4を調節することも必要であろう。例えば、完全に挿入されたとき、カラー3H内に適正に着座することを保証するように留め具4の長さを調節することができる。
第三の直線移動止め具すなわちリニアクランプ900の新たな位置を受け入れ得るように、変更した下側ハウジング3に対するその他の調節が必要であろう。例えば、ハウジング3の壁3Eの内面3Fは、EASセンサ5を受け入れるため内部キャビティ1Cを共に画成するフレーム部材3Gを備えることができる。フレーム部材3Gは、例えば、壁3Bに向けて再配置することができる。
変更した下側ハウジング3に対する変更に加えて、上側ハウジング2は、変更した下側ハウジング3に対する変更に相応するように同様に変更することができる。例えば、変更した上側ハウジング2の壁2Eの開口部2Hは、変更した下側ハウジング3のカラー3Hに相応するように再配置することができる。別の例において、壁2Eの上面2Jの凹状領域2Iは、開口部2Hを通して完全に挿入されたとき、留め具ヘッド部4Aが凹状領域2I内に適正に着座することを保証し得るよう再配置することができる。
変更した上側ハウジング2、変更した下側ハウジング3及び留め具4に対するその他の変更例は、特定の実施例に対し必要とされよう。実施の形態は、この構成にのみ限定されるものではないことを理解することができる。
1つの実施の形態において、プローブ8を有する同一の取り外し装置をセキュリティタグ1と共に使用することができる。別の実施の形態において、リニアクランプ900の新たな位置を受け入れるため、異なる取り外し装置が必要であろう。この後者の場合、プローブの半径は、円弧状通路7を通過するような形態としなければならない。プローブ端部8A又はプローブの断面は、特定の実施例に合うよう必要とされるように変更することができる。
1つの実施の形態において、リニアクランプ900に対する新たな当初位置が架橋部938を通路7の内端7″に向けて中心決めする。プローブ8が通路7内に挿入されたとき、プローブ8の端部は、通路7に沿って移動し且つ線1004に沿って架橋部938に直接力を加える。線1004は、接触点からスロットを通って例えば、ばねアームの接触点1018まで進むことができる。このことは、プローブの端部8Aとリニアクランプとの間の接触点がリニアクランプの一端に向けたものである上述の実施の形態の場合と相違する。プローブ8からの力1002の作用線がスロットを通って進むことは、実質的にゼロモーメントを生じさせる。このように、動作は、実質的に直線方向に向けたものとなる。この力は、第三のリニアクランプ900を案内部1010、1012を通って直線方向942に向けて動かすことができる。この直線方向への動きは、留め具溝4Cがスロット904から解放点944、946を通ってジョーの開放領域960内に移動するようにする。この新たな当初位置は、プローブ8がその最大の伸長状態にあるとき、リニアクランプ900がばねアームの接触点1018に対して1.14mm(0.045インチ)から1.65mm(0.065インチ)の範囲で動くことができるようなものであるが、実施の形態は、この構成にのみ限定されるものではない。ばねアーム902を偏する支持部1016は、図10にて示したように、線1004に沿って再配置する必要があることを認識すべきである。プローブ8が引き出されたとき、細長いばねアーム902は、リニアクランプ900をその新たな当初位置に押して戻す。
円弧状のプローブ8は、円弧に沿って移動するため、第三のリニアクランプ900との接触点は、第三のリニアクランプ900が移動して留め具本体4Bを解放するとき、僅かに移動する。この移動量は、接触点の範囲をゼロモーメントの点の周りに中心決めすることで減少させることができる。このようにして、移動開始時における力の成分は僅かな時計回り成分を有し、その時計回り成分は移動中心点にて減少し且つゼロに向けて移動し且つ最終的な移動部分の間、僅かな反時計回り方向成分を有するように増大する。正味移動量は、実質的に平行移動である。この理論的な幾何学的形態から僅かにずれるならば、僅かな程度の正味回転となろう。しかし、平行移動の効果は遥かに大きく、平行移動は留め具本体4Bを解放することを許容する主要動作となる。第三のリニアクランプ900の接触面の形状を最適化すれば、接触点の範囲を更に減少させることができる。図10に図示するように、第三のリニアクランプ900は、接触範囲を減少させ得るように凹状の形状とすることができる。
本発明の実施の形態の特定の特徴について上述したように示したが、当前記技術分野の当業者には、多数の改変例、置換物、変更及び等価物が案出されよう。このため、特許請求の範囲は、本発明の実施の形態の真の精神に属するかかる改変例及び変更例の全てを包含することを意図するものであることを理解すべきである。
本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの図である。 本発明の1つの実施の形態による線A−Aに沿った図1のセキュリティタグの断面図である。 本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの下側ハウジングの内部を示す図である。 4Aは、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの上側ハウジングの内部を示す図である。
4Bは、本発明の1つの実施の形態によるセキュリティタグの上側ハウジングの外部を示す図である。
本発明の1つの実施の形態による第一のリニアクランプの分解図である。 本発明の1つの実施の形態による第一のリニアクランプと共に、図1のセキュリティタグの下側ハウジングの内部を示す部分図である。 本発明の1つの実施の形態による第二のリニアクランプを示す分解図である。 本発明の1つの実施の形態による第二のリニアクランプと共に、図1のセキュリティタグの下側ハウジングの内部を示す部分図である。 本発明の1つの実施の形態による図1のセキュリティタグにて使用される第三のリニアクランプを示す分解図である。 本発明の1つの実施の形態による図1のセキュリティタグの取り外しアーム、下側ハウジングの内部、及び第三のリニアクランプを示す図である。
符号の説明
1 セキュリティタグ 1A タグ本体
2 上側ハウジング 2E 上側ハウジングの壁
2H 上側ハウジングの壁の開口部 2I 上面2Jの凹状領域
2J 壁2Eの上面 3 下側ハウジング
3E 下側ハウジングの壁 3F 下側ハウジングの壁の内面
3G フレーム部材 3H 直立キャビティすなわちカラー
4 留め具本体 4A 留め具ヘッド部
4B 留め具本体 4C 留め具溝
4D 留め具の尖った端部 7 円弧状通路
7″ 通路7のL字形の内端 7A 湾曲壁
7B 第二の湾曲壁 8 円弧状のプローブ
8A プローブ端部 9 第二の開口部
9A スロット 9B スロット
11 湾曲壁 25、26 案内部
51 物品 500 リニアクランプ
502 細長いばねアーム 504 本体4Bを受け入れるスロット
506 ジョー 508 湾曲部
510 リニアクランプの縁部 512 開放点
514 細長いスロット 516 開放点
518 ジョー 520 1組みのスロット
522 対面する縁部 524 クランプ本体
526 対面する縁部 528 接続領域
532 縁部 530 縁部の一側部
536 留め具保持本体 538 ジョーの開放領域
540 開口504の中心を貫通する線 542 直線方向を示す線
548 細長いスロット
550 円弧状のプローブによって加えられた力
552、554 リニアクランプの縁部/側部
558 力が加えられる点 602 方向542と直線状である方向
608 支持部 700 第二のリニアクランプ
702 ばねアーム 704 スロット
708 湾曲部 710 クランプ本体の縁部
724 クランプ本体 728 接続領域
734 アームの一端 740 線
742 クランプ700の動く方向 744、746 解放点
804 線 808 支持部
812 抵抗力
828 支持部808とばねアームとの間の接触点
900 第三のリニアクランプ
902 ばねアーム 904 スロット
906 ジョー 914 スロット
922、926 ジョー 938 架橋部
938A、938B 架橋部分 940 線
942 第三のクランプ900が動く、直線方向
944、946 解放点 960 ジョーの開放領域
1002 プローブからの力の作用線 1004 線
1010、1012 案内部 1014 壁
1016 支持部

Claims (52)

  1. セキュリティタグにおいて、
    タグハウジングと、
    留め具本体と、
    前記タグハウジング内に配置されたリニアクランプであって、前記留め具本体を保持し、且つ前記留め具本体を前記スロットから解放するための力に応答して実質的に直線方向に動くようにするスロットを有するリニアクランプとを備える、セキュリティタグ。
  2. 請求項1のセキュリティタグにおいて、前記リニアクランプが、
    クランプ本体と、
    前記クランプ本体の第一の縁部に取り付けられたばねアームと、
    前記留め具本体を保持するための留め具保持本体とを備える、セキュリティタグ。
  3. 請求項2のセキュリティタグにおいて、前記留め具保持本体が、第一のジョー及び第二のジョーを備え、ジョーの各々が、隔てられた対面する縁部にて終わり、前記隔てられた対面する縁部が、前記スロットと、前記クランプ本体のジョーの開放領域とを形成する、セキュリティタグ。
  4. 請求項3のセキュリティタグにおいて、前記ジョーが、前記クランプ本体の共通の第二の縁部から伸びる、セキュリティタグ。
  5. 請求項3のセキュリティタグにおいて、前記ジョーが、前記クランプ本体と一体に形成される、セキュリティタグ。
  6. 請求項3のセキュリティタグにおいて、前記留め具本体が、第一の直径及び前記第一の直径よりも小さい第二の直径をそれぞれ有する、少なくとも1つの第一の部分及び少なくとも1つの第二の部分を備える、セキュリティタグ。
  7. 請求項6のセキュリティタグにおいて、前記スロットが、前記第二の直径に近似する幅を有し、前記ジョーが、前記第一の部分を受け入れ得るよう第一の位置から第二の位置まで移動し、また、前記第二の部分を保持し得るよう第二の位置から前記第一の位置まで移動するようにした、セキュリティタグ。
  8. 請求項3のセキュリティタグにおいて、前記クランプ本体の一側部が第一の平面を形成し、前記留め具保持本体の第一の側部が、前記第一の平面に対し実質的に平行な第二の平面を形成する、セキュリティタグ。
  9. 請求項3のセキュリティタグにおいて、前記隔てられた対面する縁部の第一の部分が、前記スロットを形成するよう実質的に平行であり、前記スロットの第一の端部が前記留め具本体に対する湾曲部に近似する湾曲部を形成し、前記スロットの前記第二の端部が前記ジョーの開放領域内に開放する解放部分を形成する、セキュリティタグ。
  10. 請求項9のセキュリティタグにおいて、前記タグ本体が、取り外しプローブ用の通路を有し、前記通路が、前記取り外しプローブの移動を受け入れ、前記リニアクランプの前記第一の縁部と接触するような形態とされる、セキュリティタグ。
  11. 請求項10のセキュリティタグにおいて、前記取り外しプローブが、前記リニアクランプを前記直線方向に向けて第一の位置から第二の位置まで動かすべく前記第二の縁部に対して力を提供する、セキュリティタグ。
  12. 請求項11のセキュリティタグにおいて、前記リニアクランプは、前記力が終了したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで移動する、セキュリティタグ。
  13. 請求項3のセキュリティタグにおいて、前記隔てられた対面する縁部の第二の部分が、前記ジョーの開放領域を形成するように直線状であり、前記ジョーの開放領域の第一の端部間の第一の距離が、前記ジョーの開放領域の第二の端部間の第二の距離よりも短いようにした、セキュリティタグ。
  14. 請求項1のセキュリティタグにおいて、前記タグハウジングが、上側半体及び下側半体を備え、前記下側半体が、前記リニアクランプが前記直線方向に移動するのを助ける案内部を有する、セキュリティタグ。
  15. 請求項14のセキュリティタグにおいて、前記下側半体は、前記直線方向への前記リニアクランプの移動に応答して前記ばねアームを偏倚させる支持部を有し、前記支持部が前記力とほぼ直線状に配置される、セキュリティタグ。
  16. 請求項2のセキュリティタグにおいて、前記ばねアームが、
    前記クランプ本体の前記第一の縁部に沿って伸びるばねアーム本体と、
    前記ばねアーム本体を前記クランプ本体の一端に接続する湾曲した接続部とを備える、セキュリティタグ。
  17. 請求項2のセキュリティタグにおいて、前記ばねアームが、前記力に応答して第一の位置から第二の位置まで移動し、また、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで移動するようにした、セキュリティタグ。
  18. 請求項3のセキュリティタグにおいて、前記ジョーの開放領域を亙る架橋部を更に備える、セキュリティタグ。
  19. 請求項18のセキュリティタグにおいて、前記タグ本体が、取り外しプローブに対する通路を有し、前記通路が、前記架橋部に接触すべく前記取り外しプローブの動きを受け入れ得る形態とされる、セキュリティタグ。
  20. 請求項19のセキュリティタグにおいて、前記取り外しプローブが、前記リニアクランプを前記直線方向に向けて第一の位置から第二の位置まで移動させるべく前記架橋部に対して力を付与する、セキュリティタグ。
  21. 請求項20のセキュリティタグにおいて、前記リニアクランプは、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで移動するようにした、セキュリティタグ。
  22. 請求項3のセキュリティタグにおいて、前記隔てられた対面する縁部の第一の部分が、前記スロットを形成するよう実質的に直線状であり、前記スロットの第一の端部が、第一の幅を有し且つ前記留め具本体に対する湾曲部に近似する湾曲部を形成し、前記スロットの第二の端部が、前記ジョーの開放領域内に開放する解放部分を形成し、前記解放部分が前記第一の幅よりも狭い第二の幅を有する、セキュリティタグ。
  23. 請求項22のセキュリティタグにおいて、前記タグハウジングが、上側半体及び下側半体を備え、前記下側半体が、前記リニアクランプが前記直線方向に移動するのを助ける案内部を有する、セキュリティタグ。
  24. 請求項23のセキュリティタグにおいて、前記下側半体は、前記リニアクランプが前記直線方向に動くのに応答して前記ばねアームを偏倚させ支持部を有し、前記支持部が、前記スロットにより発生された反時計回り方向モーメントにほぼ等しく且つ前記反時計回り方向モーメントと反対の時計回り方向モーメントを発生させ得るように配置される、セキュリティタグ。
  25. セキュリティタグ用のリニアクランプにおいて、
    クランプ本体と、
    前記クランプ本体の第一の縁部に取り付けられたばねアームと、
    スロットを有する留め具保持本体であって、前記スロットが留め具本体を保持し且つ実質的に直線方向に加えられた力に応答して前記留め具本体をスロットから解放する、セキュリティタグ用のリニアクランプ。
  26. 請求項25のリニアクランプにおいて、前記留め具保持本体が、第一のジョー及び第二のジョーを備え、ジョーの各々が、隔てられた対面する縁部にて終わり、前記隔てられた対面する縁部が、前記スロットと、前記クランプ本体のジョーの開放領域とを形成する、リニアクランプ。
  27. 請求項26のリニアクランプにおいて、前記ジョーが、前記クランプ本体の共通の第二の縁部から伸びる、リニアクランプ。
  28. 請求項26のリニアクランプにおいて、前記ジョーが、前記クランプ本体と一体に形成される、リニアクランプ。
  29. 請求項26のリニアクランプにおいて、前記クランプ本体の一側部が第一の平面を形成し、前記留め具保持本体の一側部が、前記第一の平面に対し実質的に平行な第二の平面を形成する、リニアクランプ。
  30. 請求項26のリニアクランプにおいて、前記隔てられた対面する縁部の第一の部分が、前記スロットを形成するよう実質的に平行であり、前記スロットの第一の端部が前記留め具本体に対する湾曲部に近似する湾曲部を形成し、前記スロットの前記第二の端部が前記ジョーの開放領域内に開放する解放部分を形成する、リニアクランプ。
  31. 請求項26のリニアクランプにおいて、前記留め具保持本体の前記第二の縁部が、前記リニアクランプを第一の位置から前記直線方向に向けて第二の位置まで動かす力を受け取る、リニアクランプ。
  32. 請求項31のリニアクランプにおいて、前記留め具本体は、前記リニアクランプが前記第二の位置にあるとき、前記ジョーの開放領域内に動き、これにより前記留め具本体を前記留め具保持本体から解放する、リニアクランプ。
  33. 請求項32のリニアクランプにおいて、前記リニアクランプは、前記力が終了したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで移動する、リニアクランプ。
  34. 請求項26のリニアクランプにおいて、前記隔てられた対面する縁部の第二の部分が、前記ジョーの開放領域を形成するように直線状であり、前記ジョーの開放領域の第一の端部間の第一の距離が、前記ジョーの開放領域の第二の端部間の第二の距離よりも短いようにした、リニアクランプ。
  35. 請求項31のリニアクランプにおいて、前記ばねアームが、
    前記クランプ本体の前記第一の縁部に沿って伸びるばねアーム本体と、
    前記ばねアーム本体を前記クランプ本体の一端に接続する湾曲した接続部とを備える、リニアクランプ。
  36. 請求項35のリニアクランプにおいて、前記ばねアームが、前記力に応答して第一の位置から第二の位置まで移動し、また、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで移動するようにした、リニアクランプ。
  37. 請求項36のリニアクランプにおいて、前記ばねアームが前記力とほぼ直線状に偏倚される、リニアクランプ。
  38. 請求項26のリニアクランプにおいて、前記ジョーの開放領域を亙る架橋部を更に備える、リニアクランプ。
  39. 請求項38のリニアクランプにおいて、前記架橋部が、前記リニアクランプを前記直線方向に向けて第一の位置から第二の位置まで動かす力を受け取る、リニアクランプ。
  40. 請求項39のリニアクランプにおいて、前記留め具本体は、前記リニアクランプが前記第二の位置にあるとき、前記ジョーの開放領域内に動き、これにより前記留め具本体を前記留め具保持本体から解放する、リニアクランプ。
  41. 請求項40のリニアクランプにおいて、前記リニアクランプは、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで移動するようにした、リニアクランプ。
  42. 請求項26のリニアクランプにおいて、前記隔てられた対面する縁部の第一の部分が、前記スロットを形成するよう実質的に直線状であり、前記スロットの第一の端部が、第一の幅を有し且つ前記留め具本体に対する湾曲部に近似する湾曲部を形成し、前記スロットの第二の端部が、前記ジョーの開放領域内に開放する解放部分を形成し、前記解放部分が前記第一の幅よりも狭い第二の幅を有する、リニアクランプ。
  43. 請求項42のリニアクランプにおいて、前記留め具保持本体の前記第二の縁部が、前記リニアクランプを第一の位置から前記直線方向に向けて第二の位置まで動かす力を受け取る、リニアクランプ。
  44. 請求項43のリニアクランプにおいて、前記留め具本体は、前記リニアクランプが前記第二の位置にあるとき、前記ジョーの開放領域内に動き、これにより前記留め具本体を前記留め具保持本体から解放する、リニアクランプ。
  45. 請求項44のリニアクランプにおいて、前記リニアクランプは、前記力が終了したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで移動する、リニアクランプ。
  46. 請求項42のリニアクランプにおいて、前記ばねアームが、
    前記クランプ本体の前記第一の縁部に沿って伸びるばねアーム本体と、
    前記ばねアーム本体を前記クランプ本体の一端に接続する湾曲した接続部とを備える、リニアクランプ。
  47. 請求項46のリニアクランプにおいて、前記ばねアームが、前記力に応答して第一の位置から第二の位置まで移動し、また、前記力が停止したとき、前記第二の位置から前記第一の位置まで移動するようにした、リニアクランプ。
  48. 請求項47のリニアクランプにおいて、前記ばねアームが、偏倚されて、前記スロットに起因する反時計回り方向モーメントにほぼ等しく且つ前記反時計回り方向モーメントと反対方向である時計回り方向モーメントを発生させる、リニアクランプ。
  49. セキュリティシステムにおいて、
    留め具本体を保持するスロットを有するリニアクランプを備えるセキュリティタグと、
    前記セキュリティタグを検出する監視システムと、
    前記監視システムが前記セキュリティタグを検出するならば、警報を伝達する警報システムとを備える、セキュリティシステム。
  50. 請求項49のセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティタグを物品から取り外す取り外し装置を更に備える、セキュリティシステム。
  51. 請求項50のセキュリティシステムにおいて、前記取り外し装置が取り外しプローブを備える、セキュリティシステム。
  52. 請求項51のセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティタグが、タグハウジング及び留め具本体を更に備え、前記リニアクランプが、前記留め具本体を保持し得るよう前記タグハウジング内に配置され、前記リニアクランプが、前記留め具本体を前記スロットから解放すべく前記取り外しプローブにより提供される力に応答して実質的に直線方向に動くようにした、セキュリティシステム。
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