JP2004362493A - オーダリングシステム - Google Patents
オーダリングシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004362493A JP2004362493A JP2003163164A JP2003163164A JP2004362493A JP 2004362493 A JP2004362493 A JP 2004362493A JP 2003163164 A JP2003163164 A JP 2003163164A JP 2003163164 A JP2003163164 A JP 2003163164A JP 2004362493 A JP2004362493 A JP 2004362493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- self
- order terminal
- terminal
- ordering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【解決手段】セルフオーダ端末12は、電源がオンされるとバッテリーの残量チェックを行う(ステップS201)。バッテリー残量が所定値以下の場合、セルフオーダ端末12は、バッテリー交換を要請を既に行ったか否かを示すバッテリー残量通知フラグをチェックする(ステップS203)。未だバッテリー交換の要請が行われていなければ、バッテリー交換を要請するためにバッテリー交換通知データをオーダリングコントローラへ送信し、バッテリー残量通知フラグを送信済み“2”にする。バッテリが交換されればバッテリー残量が所定値を上回るので、バッテリー残量通知フラグを未送信“1”にする。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーダリングシステムに関し、特に、バッテリー駆動される入力端末を備えたオーダリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
飲食店等において、商品の注文情報等を一括管理するオーダリングシステムが利用されている。
【0003】
従来のオーダリングシステムは、各テーブル等に配置され客が直接操作するセルフオーダ端末と、店員等が携帯し操作するハンディターミナルと、厨房等に配置されるキッチンプリンタと、レジに配置されるPOS端末と、これらを制御するオーダリングコントローラとを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
この種のオーダリングシステムでは、その設置や維持管理の容易性やコスト等を勘案して、各テーブルに配置されるセルフオーダ端末にバッテリー駆動されるセルフオーダ端末を採用することがある。そのような場合は、客が使用する際又は使用している際にバッテリー切れを起こして操作不能とならないように、セルフオーダ端末のバッテリー状態を適切に管理することが望まれる。
【0005】
しかしながら、セルフオーダ端末の使用中のバッテリー切れを防止できるオーダリングシステムは未だ知られていない。
【0006】
他方、パーソナルコンピュータの分野では、バッテリー駆動されるワイヤレスキーボードのバッテリーの電圧を検出し、それに基づいてバッテリーの状態を中継ボックスのインジケータに表示する技術が既に存在している(例えば、特許文献2参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−357463号公報(要約)
【0008】
【特許文献2】
特開平10−27058号公報(要約)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、バッテリー駆動されるセルフオーダ端末の使用中のバッテリー切れを防止できるオーダリングシステムは未だ知られていない。
【0010】
また、パーソナルコンピュータのワイヤレスキーボードに採用される技術は、そのワイヤレスキーボードを操作するオペレータにバッテリーの電圧低下を知らせるものであって、使用する者に知られることなくバッテリーの管理を行いたいオーダリングシステムにそのまま採用できるものではない。
【0011】
さらに、ワイヤレスキーボードに採用される技術は、キーの押し下げを検出する毎にバッテリー電圧を検出するように構成されており、使用形態・使用頻度の全く異なるセルフオーダ端末のバッテリーの管理にそのまま利用できるものではない。
【0012】
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであって、セルフオーダ端末の使用中のバッテリー切れを防止することができるオーダリングシステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、バッテリーにて駆動されるセルフオーダ端末が前記バッテリーの残量低下を検出してオーダリングコントローラに通知し、該オーダリングコントローラが前記セルフオーダ端末のバッテリーの残量低下を別の機器に報知させるようにしたことを特徴とするオーダリングシステムが得られる。
【0014】
このオーダリングシステムにおいては、前記セルフオーダ端末のバッテリー交換が行われるまで、前記別の機器による報知が継続される。
【0015】
そして、前記セルフオーダ端末が前記バッテリーの交換を検出してオーダリングコントローラに通知し、該オーダリングコントローラが前記セルフオーダ端末のバッテリー交換を前記別の機器に通知すると、報知は終了する。
【0016】
前記別の機器としては、キッチンディスプレイ又はハンディターミナルが用いられる。
【0017】
報知を継続して行わない場合には、キッチンプリンタも使用できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
図1に本発明の第1の実施の形態に係るオーダリングシステムの概略構成を示す。このオーダリングシステムは、例えば、飲食店において客からの注文情報を厨房等へ通知するために使用される。
【0020】
図示のオーダリングシステムは、複数のハンディターミナル11と、複数のセルフオーダ端末12と、これらハンディターミナル11及びセルフオーダ端末12と無線通信するための1個以上の無線通信制御器13と、無線通信制御器13が接続されるオーダリングコントローラ14と、オーダリングコントローラ14に接続されたキッチンディスプレイ15及びキッチンプリンタ16と、同じくオーダリングコントローラ14に接続されたPOS(Point−of−Sale)端末17とを有している。
【0021】
各ハンディターミナル11は、店員に携帯され、主として客の注文内容を入力するために使用される入力端末である。各ハンディターミナル11は、バッテリーを駆動源としている。
【0022】
各セルフオーダ端末12は、テーブル等にそれぞれ配置され、客が注文内容を直接入力するための入力端末である。各セルフオーダ端末12は、バッテリーを駆動源としている。また、各セルフオーダ端末12は、内部メモリ(図示せず)を備え、図2に示すような表を記憶している。
【0023】
図2の表には、バッテリー残量最下限値、セルフオーダ端末番号、卓番、及びバッテリー残量通知フラグの4項目が含まれる。バッテリー残量最下限値は、バッテリー交換判断の基準となる電圧である。セルフオーダ端末番号は、各セルフオーダ端末12に固有の番号である。卓番は、各セルフオーダ端末12が設置されるテーブルに固有の番号である。バッテリー残量通知フラグは、後述するように各セルフオーダ端末の状態に応じて決まる値である。これらの項目の値(数値、番号、記号等)は、このシステム導入時に設定されるが、その後いつでも変更可能である。
【0024】
無線通信制御器13は、全てのハンディターミナル11及びセルフオーダ端末12と無線通信できるように個数、配置が決められている。無線通信制御装置13は、ハンディターミナル11及びセルフオーダ端末12から送信される注文内容データを受信してオーダリングコントローラ14へ送る。
【0025】
オーダリングコントローラ14は、例えば事務室等に配置され、無線通信制御器13から送られてきた注文内容データを内部メモリに記憶するとともに、キッチンディスプレイ15及び/又はキッチンプリンタ16へ転送する。また、オーダリングコントローラ14は、POS端末から送られてくる各種情報を記憶するとともに、POS端末からの要求に応じて内部メモリに記憶した注文情報データを提供する。
【0026】
キッチンディスプレイ15及びキッチンプリンタ16は、厨房等に配置され、オーダリングコントローラ14から送られてきた注文情報データに基づき注文内容をその画面上に表示し、印刷出力する。なお、キッチンディスプレイ15及びキッチンプリンタ16は、必ずしも両方を備えている必要はなく、どちらか一方を備えていればよい。
【0027】
POS端末17は、レジ等に配置され、その入力部に入力された金銭に関する情報及びその他の情報をオーダリングコントローラ14へ送る。また、オーダリングコントローラ14から送られてきたデータが示す内容をその表示部に表示する。
【0028】
次に、図1のオーダリングシステムの動作について説明する。ここでは、まず、図3を参照してセルフオーダ端末12の動作について説明し、その後システム全体の動作について説明する。
【0029】
セルフオーダ端末12は、電源がオンされると、バッテリー残量をチェックする(ステップS201)。具体的には、バッテリーの電圧を検出するとともに、内部メモリに記憶されたバッテリー残量最下限値(図2参照)を読み出し、これらを比較する。
【0030】
なお、バッテリー残量最下限値は、少なくとも、次に電源をオンしたとき後述するバッテリー残量通知データを送信でき、さらに注文操作があればその注文情報データを送信できる電圧とする。このバッテリー残量最下限値は、任意設定可能としてもよいが、予め数段階の電圧値を用意しておき、セルフオーダ端末の使用環境や使用頻度等に基づいて選択できるようにしておくとよい。
【0031】
ステップS201において、検出したバッテリー電圧がバッテリー残量最下限値を上回っている場合(ステップS201でYES)、セルフオーダ端末12は、内部メモリのバッテリー残量通知フラグを“1”(未通知)に設定する(ステップS202)。
【0032】
一方、ステップS201において検出したバッテリー電圧がバッテリー残量最下限値以下の場合(ステップS201でNO)、セルフオーダ端末12は、内部メモリのバッテリー残量通知フラグを確認する(ステップS203)。
【0033】
ステップS203において、バッテリー残量通知フラグが“1”の場合(ステップS203でYES)、セルフオーダ端末12は、バッテリー交換通知データを無線通信制御器13を介してオーダリングコントローラ14へ送信する(ステップS204)。このバッテリー交換通知データは、図4に示すように、少なくともそのセルフオーダ端末に固有のセルフオーダ端末番号と、そのセルフオーダ端末が配置されるテーブルに固有の卓番とを含む。
【0034】
続いて、セルフオーダ端末12は、内部メモリのバッテリー残量通知フラグを“2”(通知済み)に設定し(ステップS205)、通常の動作、即ち、メニュー等の表示、注文受付(入力)、オーダリングコントローラ14への注文内容データの送信等の各種処理を行う(ステップS206)。
【0035】
一方、ステップS203においてバッテリー残量通知フラグが“2”の場合(ステップS203でNO)、セルフオーダ端末12は、直ちに通常の動作を開始する。
【0036】
以上の動作により、セルフオーダ端末12は、バッテリーの残量が所定値以下となったことを検出したとき、1度だけバッテリ交換通知データを送信する。一度バッテリ交換通知データを送信した後は、バッテリーの残量が所定値を上回るまで、即ち、バッテリーが交換(あるいは充電)されるまで、セルフオーダ端末は、例え電源のオフ・オンが行われても、バッテリ交換通知データを送信しない。
【0037】
以上が、セルフオーダ端末12の動作である。
【0038】
次に、本オーダリングシステム全体の動作について説明する。ただし、本発明に直接関係するのは、図3のステップS204に関連する部分なので、その部分についてのみ説明する。
【0039】
上述したように、セルオーダ端末12は、電源がオンされたときにバッテリーの残量をチェックし、残量不足を検出するとバッテリー交換通知データを送信する。
【0040】
無線通信制御器13は、セルオーダ端末12からのバッテリー交換通知データを受信してオーダリングコントローラ14へ送る。
【0041】
オーダリングコントローラ14は、無線通信制御器13から送られてきたデータがバッテリー交換通知データであることを認識すると、受け取ったバッテリー交換通知データをキッチンディスプレイ15及びキッチンプリンタ16に転送する。
【0042】
キッチンディスプレイ15は、オーダリングコントローラ14からのバッテリー交換通知データを受け取ると、そこに含まれているセルフオーダ端末番号及び卓番に基づいて、バッテリー交換を促すメッセージをその表示画面上に表示する。同様に、キッチンプリンタ16は、受け取ったバッテリー交換通知データに基づいてバッテリー交換を促すメッセージを印刷出力する。キッチンディスプレイ15の表示画面は、例えば図5に示すようになる。また、キッチンプリンタ16の印刷結果は、例えば図6に示すようになる。
【0043】
この後、キッチンディスプレイ15の表示またはキッチンプリンタ16の印刷出力を見た店員が、バッテリー交換通知データを送信したセルフオーダ端末のバッテリーを交換する。すると、セルフオーダ端末の電源が次にオンされたときにバッテリー残量通知フラグが“1”に書き換えられる。これにより、その後バッテリー残量が減少したときには、再びバッテリー交換通知データの送信が行われる。
【0044】
以上のようにして、本実施の形態に係るオーダリングシステムでは、セルフオーダ端末のバッテリー交換時期を自動検出するようにしたので、バッテリーの状態をチェックする手間を省くことができるとともに、使用中にバッテリー不足となる事態の発生を防止することができる。
【0045】
また、本実施の形態に係るオーダリングシステムでは、セルフオーダ端末の電源がオンされたときに一度だけバッテリーチェックを行い、また、バッテリー交換通知データの送信を一度だけにして繰り返さないようにしたので、無駄な消費電力を抑制することができる。
【0046】
なお、本実施の形態に係るオーダリングシステムは、セルフオーダ端末12からバッテリー交換通知データが送信された後、速やかにバッテリー交換を行うことを前提としている。それゆえ、バッテリー交換がなされることなくセルフオーダ端末12の電源がオフされてしまうと、再度バッテリー交換通知データの送信が行われずに、使用中にバッテリー残量不足となる恐れがある。これを防止するには、例えば、オーダリングコントローラ14が受け取ったバッテリー交換通知データを内部メモリに記憶させ、それを周期的に読み出してキッチンディスプレイ15に表示させるなどすればよい。オーダリングコントローラ14の内部メモリに記憶させたバッテリー交換通知データは、手動操作により削除するようにしてもよいが、バッテリー交換により自動的に削除するようにもできる。例えば、セルフオーダ端末12がステップS202を実行した後、バッテリーが交換されたことをオーダリングコントローラ14に通知するようにし、それに応じてオーダリングコントローラ14が内部メモリに格納しているバッテリー交換通知データを削除するとよい。
【0047】
また、上記説明では、セルフオーダ端末12のバッテリーの残量を管理する場合についてのみ説明したが、上記技術は、ハンディターミナル11のバッテリーの残量管理にも適用可能である。
【0048】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るオーダリングシステムついて図7乃至図12を参照して説明する。
【0049】
本実施の形態に係るオーダリングシステムは、第1の実施の形態に係るオーダリングシステムと同様の構成(図1参照)を有している。ただし、その動作は第1の実施の形態に係るオーダリングシステムとは異なっている。また、オーダリングコントローラ14の内部メモリには、図7に示すように、各セルフオーダ端末番号をいずれかのハンディターミナル番号に関連付けるためのハンディターミナル対応表が格納されている。或いは、ハンディターミナル表に代えて(あるいは共に)、図8に示すような、稼働中のハンディターミナル番号を示すハンディターミナル表が格納されている。
【0050】
以下、本実施の形態に係るオーダリングシステムの動作について図1とともに図9乃至12を参照して説明する。
【0051】
まず、セルフオーダ端末12は、電源がオンされると、バッテリー残量をチェックする(ステップS901)。それから、セルフオーダ端末12は、内部メモリのバッテリー残量通知フラグ(図2参照)を確認する(ステップS902又はS903)。なお、ステップS901とステップS902及びS903との実行順序は逆でもよい。つまり、先にバッテリー残量通知フラグを確認し、その後バッテリー残量をチェックを行ってもよい。
【0052】
ステップS901において検出したバッテリー電圧がバッテリー残量最下限値を上回り(ステップS901でYES)、かつ内部メモリのバッテリー残量通知フラグが“1”(未通知)の場合(ステップS902でYES)、セルフオーダ端末12は通常動作に移行し、各種処理を実行する(ステップS908)。
【0053】
ステップS901において検出したバッテリー電圧がバッテリー残量最下限値以下であり(ステップS901でNO)、かつ内部メモリのバッテリー残量通知フラグが“2”(通知済み)の場合(ステップS903でNO)もまた、セルフオーダ端末12は通常動作に移行し、各種処理を実行する(ステップS908)。
【0054】
ステップS901において検出したバッテリー電圧がバッテリー残量最下限値以下であり(ステップS901でNO)、かつ内部メモリのバッテリー残量通知フラグが“1”(未通知)の場合(ステップS903でYES)、セルフオーダ端末12は、オーダリングコントローラ14へバッテリー交換通知データを送信する(ステップS904)。ここで、バッテリ交換通知データは、例えば、図10に示すようなフォーマットを有し、そのセルフオーダ端末12に割り当てられたセルフオーダ端末番号、そのセルフオーダ端末12が配置されているテーブルの卓番、及びバッテリー交換通知データであることを示すフラグ“1”を含んでいる。
【0055】
ステップS904に続いて、セルフオーダ端末12は、内部メモリのバッテリー残量通知フラグを“2”(通知済み)に書き換え(ステップS905)、通常動作に移行する(ステップS908)。
【0056】
また、ステップS901において検出したバッテリー電圧がバッテリー残量最下限値を上回り(ステップS901でYES)、かつ内部メモリのバッテリー残量通知フラグが“2”(通知済み)の場合(ステップS903でNO)、セルフオーダ端末12は、オーダリングコントローラ14へバッテリー交換解除データを送信する(ステップS906)。バッテリ交換解除データは、例えば、図10に示すフォーマットを有し、そのフラグを“2”としたものである。
【0057】
ステップS906の後、セルフオーダ端末12は、内部メモリのバッテリー残量通知フラグを“1”(未通知)に書き換え(ステップS907)、通常動作に移行する(ステップS908)。
【0058】
セルフオーダ端末12が以上のように動作する一方で、オーダリングコントローラ14は、図11に示すように、セルフオーダ端末12から受け取ったバッテリー交換通知データを対応するハンディターミナル11に転送する。
【0059】
詳述するとオーダリングコントローラ14は、セルフオーダ端末12からバッテリー交換通知データを受け取ると、内部メモリを検索してそのセルフオーダ端末12に関連付けされたハンディターミナルを特定する。即ち、オーダリングコントローラ14は、受け取ったバッテリー交換通知データに含まれるセルフオーダ端末番号を検索キーとして内部メモリを検索し、図7のハンディターミナル対応表から対応するハンディターミナル番号を取得する。対応するハンディターミナルが存在しない場合(対応表が無い場合を含む)には、図8のハンディターミナル表の中から、例えば、最も小さい番号を取得する。こうして特定したハンディターミナル11に対し、オーダリングコントローラ14は、セルフオーダ端末12から受け取ったバッテリー交換通知データを転送する。
【0060】
オーダリングコントローラ14は、バッテリー交換解除データを受け取ったときも、バッテリー交換通知データを受け取ったときと同様にして、ハンディターミナル11を特定し、バッテリー交換解除データを転送する。
【0061】
ハンディターミナル11は、オーダリングコントローラ14からバッテリー交換通知データが転送されてくると、それに基づいてバッテリー交換を促すメッセージをその表示部に表示する。その表示は、例えば、図12に示すようなものである。また、ハンディターミナル11は、オーダリングコントローラ14からバッテリー交換解除データが転送されてくると、その表示部の表示を終了する。つまり、ハンディターミナル11の表示部には、予め関連付けされたセルフオーダ端末12のバッテリー容量が所定値以下になると、そのセルフオーダ端末12のバッテリー交換を促すメッセージが表示される。このメッセージの表示は、セルフオーダ端末12のバッテリーが交換されるまで(バッテリー交換海上データが転送されてくるまで)継続される。
【0062】
以上のようにして、本実施の形態によるオーダリングシステムにおいても、セルフオーダ端末のバッテリー交換時期を自動検出できるので、バッテリーの状態をチェックする手間を省くことができるとともに、使用中にバッテリー不足となる事態の発生を防止することができる。
【0063】
また、本実施の形態に係るオーダリングシステムでは、セルフオーダ端末のバッテリーが交換されるまでハンディターミナルにメッセージが表示されつづけるので、バッテリーの交換が忘れられるようなことがない。
【0064】
なお、上記説明では、セルフオーダ端末から送られてきたバッテリー交換通知データを特定の一台のハンディターミナルにのみ転送する場合について説明したが、全部のあるいは一部(複数の)のハンディターミナルに転送するようにもできる。また、第1の実施の形態と同様にキッチンディスプレイやキッチンプリンタにも転送するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、セルフオーダ端末がバッテリーの残量低下を検出してオーダリングコントローラに通知し、オーダリングコントローラがセルフオーダ端末のバッテリーの残量低下をキッチンディスプレイやキッチンプリンタあるいはハンディターミナルなどの別の機器に報知させるようにしたことで、セルフオーダ端末のバッテリーの状態をチェックする手間を省くことができる。また、セルフオーダ端末を使用したとき、あるいは使用中にバッテリー不足となる事態の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るオーダリングシステムの構成を示す概略図である。
【図2】セルフオーダ端末の内部メモリに格納される表の一例を示す図である。
【図3】図1のセルフオーダ端末の動作を示すフローチャートである。
【図4】図1のセルフオーダ端末が送信するバッテリー交換通知データのフォーマット例を示す図である。
【図5】図1のキッチンディスプレイの表示画面に表示されるメッセージの一例を示す図である。
【図6】図1のキッチンプリンタの印刷出力結果の一例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るオーダリングシステムに用いられるオーダリングコントローラの内部メモリに格納されるハンディターミナル対応表の一例を示す図である。
【図8】図7のハンディターミナル対応表に代えてあるいは共にオーダリングコントローラの内部メモリに格納されるハンディターミナル表の一例を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るオーダリングシステムに用いられるセルフオーダ端末の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るオーダリングシステムに用いられるセルフオーダ端末が送信するバッテリー交換通知データ(またはバッテリー交換解除データ)のフォーマットを示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るオーダリングシステムにおけるバッテリー交換通知データの流れを示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るオーダリングシステムに用いられるハンディターミナルに表示されるメッセージの一例を示す図である。
【符号の説明】
11 ハンディターミナル
12 セルフオーダ端末
13 無線通信制御器
14 オーダリングコントローラ
15 キッチンディスプレイ
16 キッチンプリンタ
17 POS端末
Claims (7)
- バッテリーにて駆動されるセルフオーダ端末が前記バッテリーの残量低下を検出してオーダリングコントローラに通知し、該オーダリングコントローラが前記セルフオーダ端末のバッテリーの残量低下を別の機器に報知させるようにしたことを特徴とするオーダリングシステム。
- 請求項1に記載のオーダリングシステムにおいて、前記セルフオーダ端末のバッテリー交換が行われるまで、前記別の機器による報知が継続されるようにしたことを特徴とするオーダリングシステム。
- 請求項1のオーダリングシステムにおいて、前記セルフオーダ端末が前記バッテリーの交換を検出してオーダリングコントローラに通知し、該オーダリングコントローラが前記セルフオーダ端末のバッテリー交換を前記別の機器に通知するまで、前記報知を継続するようにしたことを特徴とするオーダリングシステム。
- 請求項1,2または3に記載のオーダリングシステムにおいて、前記別の機器が表示部を備え、当該表示部にメッセージを表示することにより前記報知が行われることを特徴とするオーダリングシステム。
- 請求項4に記載のオーダリングシステムにおいて、前記別の機器がキッチンディスプレイ又はハンディターミナルであることを特徴とするオーダリングシステム。
- 請求項1乃至4に記載のオーダリングシステムにおいて、前記別の機器が特定のハンディターミナルであることを特徴とするオーダリングシステム。
- 請求項1に記載のオーダリングシステムにおいて、前記別の機器が、キッチンプリンタであることを特徴とするオーダリングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003163164A JP4330124B2 (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | オーダリングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003163164A JP4330124B2 (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | オーダリングシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004362493A true JP2004362493A (ja) | 2004-12-24 |
JP4330124B2 JP4330124B2 (ja) | 2009-09-16 |
Family
ID=34055058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003163164A Expired - Lifetime JP4330124B2 (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | オーダリングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4330124B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007299130A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nec Infrontia Corp | 店員用及び顧客用兼用注文端末とそれを用いた注文管理システム |
JP2014002652A (ja) * | 2012-06-20 | 2014-01-09 | Nec Infrontia Corp | セルフオーダリングシステムおよびセルフオーダリング制御方法 |
JP2014102787A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-05 | Toshiba Tec Corp | 情報端末および情報処理システム |
JP2016081419A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 株式会社寺岡精工 | 注文処理システム |
JP2019215913A (ja) * | 2019-08-23 | 2019-12-19 | 東芝テック株式会社 | サーバー装置、通報方法及びプログラム |
JP7436610B2 (ja) | 2021-02-03 | 2024-02-21 | 東芝テック株式会社 | 取得装置、取得システム及びプログラム |
-
2003
- 2003-06-09 JP JP2003163164A patent/JP4330124B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007299130A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nec Infrontia Corp | 店員用及び顧客用兼用注文端末とそれを用いた注文管理システム |
JP2014002652A (ja) * | 2012-06-20 | 2014-01-09 | Nec Infrontia Corp | セルフオーダリングシステムおよびセルフオーダリング制御方法 |
JP2014102787A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-05 | Toshiba Tec Corp | 情報端末および情報処理システム |
JP2016081419A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 株式会社寺岡精工 | 注文処理システム |
JP2019215913A (ja) * | 2019-08-23 | 2019-12-19 | 東芝テック株式会社 | サーバー装置、通報方法及びプログラム |
JP7436610B2 (ja) | 2021-02-03 | 2024-02-21 | 東芝テック株式会社 | 取得装置、取得システム及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4330124B2 (ja) | 2009-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103150237A (zh) | 基于故障的部件更换 | |
CN106203880B (zh) | 报告创建系统和报告创建方法 | |
JP2013050565A (ja) | 電子ペーパ装置および情報表示システム | |
JP5112133B2 (ja) | ネットワークシステム、情報処理装置、ネットワークシステムの情報処理方法、プログラム及び記録媒体 | |
CN107861344A (zh) | 图像形成设备和图像形成方法 | |
JP4330124B2 (ja) | オーダリングシステム | |
US11397637B2 (en) | Method of controlling information processor, non-transitory controller-readable medium storing program, and communication system | |
US20060294402A1 (en) | User permission using power button | |
CN102572191B (zh) | 显示设备和使用该显示设备的图像形成装置 | |
CN102811299B (zh) | 图像形成装置 | |
JP2007147434A (ja) | レストラン等における携帯型無線通信端末のバッテリー残量表示方法 | |
JP2005148824A (ja) | 端末装置、印刷装置、会計端末装置及びそれらから構成される情報処理システム | |
CN113064559A (zh) | 图像形成装置监控方法、装置、系统及存储介质 | |
JP7469021B2 (ja) | 情報処理装置、サーバ装置およびプログラム | |
JP6016714B2 (ja) | 機器管理システムおよび機器管理プログラム | |
JP2021149749A (ja) | 情報処理装置、寿命監視システム、情報処理方法、及びプログラム | |
CN112788190A (zh) | 复合机的维护系统及存储介质 | |
JP2003309494A (ja) | 監視装置及び監視方法、並びに状態表示装置及び状態表示方法 | |
JP2008108099A (ja) | 印刷システム及び印刷装置 | |
JP7396520B2 (ja) | 売上データ処理システム | |
JP6204240B2 (ja) | 電子機器、機器管理システム、および機器管理プログラム | |
JP7404856B2 (ja) | 売上データ処理システム、売上データ処理装置、携帯端末装置及びプログラム | |
CN113910782B (zh) | 图像形成装置中打印耗材的监控方法、装置和电子设备 | |
JP2001256029A (ja) | 印刷システム、印刷装置および印刷制御装置 | |
JP3957613B2 (ja) | 電子投票装置及び電子投票システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20050405 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080723 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080919 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090311 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090508 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090522 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090610 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090615 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4330124 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |