JP2004361612A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Hiroshi Fuma
宏史 夫馬
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Abstract

【課題】ベルト定着装置において、補助加圧部材で発生する圧力むらに起因する光沢むらの発生を低減し、安定して良好な定着画像が得られる定着装置、及び該定着装置を有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】補助加圧部材の定着ベルトとの接触面側に不織繊維集成体からなる弾性部材を設け、弾性部材の支持部材との接合面には、支持加圧ローラの回転軸とほぼ平行な溝部を設ける。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、FAX等の電子写真方式の画像形成装置に用いられるベルト式の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複写機、プリンタ、FAX等の電子写真方式の画像形成装置に用いられている定着装置として、弾性層を有して所定の温度に維持された定着ゴムローラと、定着ゴムローラに圧接し、弾性層を有する加圧ゴムローラとによって、未定着のトナー画像が形成された転写材を挟持搬送しつつ加熱する熱ローラ定着方式のローラ定着装置が多用されている。
【0003】
しかしながら、この種のローラ定着装置では、定着ゴムローラの熱抵抗や熱容量が大きいため、ウォーミングアップ時間が長くなると共に、弾性層内側の温度が高くなり、定着ゴムローラの寿命を短くしていた。
【0004】
また、カラー画像ではベタ面積が大きい画像が多く、ベタ画像は光沢むらなどがあると目立つ。上記の定着ゴムローラの代わりにハードローラを用いる場合は、転写材(記録紙)やトナー層の凹凸に応じ、光沢むらが生じるため、画像品位が低下するという不具合などがあった。
【0005】
これら光沢むらなどの不具合を解消するために、定着部材として無端状のベルト部材(定着ベルト)を用い、複数のローラ部材により定着ベルトを支持張架するもので、定着ベルト内部の定着ローラ(支持加圧ローラ)と、定着ベルトを挟んで支持加圧ローラと対向する外部加圧ローラと、内部に定着ベルトを加熱する発熱体を有る加熱部材(支持加熱ローラ)とを設け、定着ベルトの回転方向で、支持加圧ローラの上流側あるいは下流側に、ステンレスコアにシリコーンゴムの発泡体からなる弾性部材を被覆した補助加圧ローラと外部加圧ローラとの間に設けられる補助ニップ部と、支持加圧ローラと外部加圧ローラとの間に設けられる主ニップ部とにて記録紙上のトナー像を定着するベルト定着装置が知られている(特許文献1参照)。
【0006】
また、前記補助加圧ローラに代えて、板状の支持部材の上にシリコンゴムや耐熱性のスポンジからなる弾性部材を被膜した固定部材により補助ニップ部が設けられ、支持加圧ローラと外部加圧ローラとの間に設けられる主ニップ部とにて記録紙上のトナー像を定着するベルト定着装置が知られている(特許文献2および特許文献3参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−166734号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平10−307493号公報
【0009】
【特許文献3】
特開平10−228199号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のようなシリコンゴムや耐熱性のスポンジからなる弾性部材で被覆した補助加圧ローラや補助パッドを備えるベルト定着装置にあっては、弾性部材の製造時に発生した材料密度の不均一や、補助加圧ローラや補助パッド組立時に発生した歪みの影響により、補助ニップ部において圧力むらが発生していた。また、弾性部材をステンレスコアや支持部材に貼り付ける際に、該弾性部材を曲面に曲げることで弾性部材内で発生する歪みにより、補助加圧ローラ表面や補助パッドの摺擦面にシワが発生し、補助ニップ部における圧力むらの原因となっていた。そして、この圧力むらは、記録紙上の画像においてはドット状あるいは筋状の光沢むらとなって現れ、不具合の解消としては不十分なものであった。
【0011】
また、補助パッドは幅広い補助ニップ部を得るために有効であったがその反面、定着ベルトとの当接面積も大きくなるため、補助ニップ部全面に亘って均一な当接を維持することがより困難になる。
【0012】
さらに、ベルト定着装置においてシリコンゴムや耐熱性のスポンジからなる弾性部材は、長期に亘って加圧された状態で加熱・冷却が繰り返し行われるため、経時とともに徐々に初期の弾性が失われ、圧力むら発生はより顕著なものとなっていた。特に、弾性部材で支持部材を被覆した補助パッドが定着ベルトに摺擦されながら定着ベルトと転写材とを挟持する場合、弾性部材には継続的に押圧されるため、変形や歪みにより発生する圧力むらは顕著であった。
【0013】
本発明は、上記問題点を解決して、補助加圧部材で発生する圧力むらに起因する光沢むらの発生を低減し、安定して良好な定着画像が得られる定着装置、及び該定着装置を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
【0015】
(1)転写材上の未定着トナー像を定着ベルトと外部加圧部材との間で加圧加熱して固定するベルト定着装置において、
加熱ローラと、
前記加熱ローラに巻き掛けられた定着ベルトと、
前記定着ベルトと前記転写材とを挟持搬送する支持加圧ローラと、
前記定着ベルトと前記転写材とを挟持する補助加圧部材とを有し、
前記補助加圧部材の少なくとも一部に、不織繊維集成体からなる部材が設けられたことを特徴とする定着装置。
【0016】
(2)前記補助加圧部材は、少なくとも支持部材を有し、かつ前記定着ベルトに摺擦されながら前記定着ベルトと前記転写材とを挟持し、
前記不織繊維集成体からなる部材は、前記支持部材の前記定着ベルトとの対向面側に設けられたことを特徴とする(1)に記載の定着装置。
【0017】
(3)転写材上の未定着トナー像を定着ベルトと外部加圧部材との間で加圧加熱して固定するベルト定着装置において、
加熱ローラと、
前記加熱ローラに巻き掛けられた定着ベルトと、
前記定着ベルトと前記転写材とを挟持搬送する支持加圧ローラと、
前記定着ベルトと前記転写材とを挟持する補助加圧部材とを有し、
前記補助加圧部材の少なくとも一部に、アルミナを主成分とする部材が設けられたことを特徴とする定着装置。
【0018】
(4)前記補助加圧部材は、少なくとも支持部材を有し、かつ前記定着ベルトに摺擦されながら前記定着ベルトと前記転写材とを挟持し、
前記アルミナを主成分とする部材は、前記支持部材の前記定着ベルトとの対向面側に設けられたことを特徴とする(3)に記載の定着装置。
【0019】
(5)転写材上の未定着トナー像を定着ベルトと外部加圧部材との間で加圧加熱して固定するベルト定着装置において、
加熱ローラと、
前記加熱ローラに巻き掛けられた定着ベルトと、
前記定着ベルトと前記転写材とを挟持搬送する支持加圧ローラと、
前記定着ベルトに摺擦されながら前記定着ベルトと前記転写材とを挟持する補助加圧部材とを有し、
前記補助加圧部材は支持部材と、前記支持部材の前記定着ベルトとの対向面側に接合する弾性部材とからなり、
前記支持部材の前記定着ベルトとの対向面は、凹形状を有し、
前記弾性部材の前記支持部材との接合面には、前記支持加圧ローラの回転軸とほぼ平行な溝部が設けられていることを特徴とする定着装置。
【0020】
(6)(1)〜(5)の何れか1項に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
【0021】
(1)の発明は、補助加圧部材の定着ベルトとの接触面側に不織繊維集成体からなる部材が設けられていることにより、歪みや変形を繊維間の微小なずれで吸収できるので、長期間に亘って加圧下で加熱・冷却を繰り返しても、補助加圧部材の変形ならびに弾性の経時劣化が起こりにくく、長期に亘って光沢むらのない安定した画像を供給することが可能となる。
【0022】
(2)及び(4)の発明は、特に、変形や歪みが発生しやすい、弾性部材で支持部材を被覆した補助パッドを補助加圧部材として使用する場合に、光沢むらのない安定した画像を供給することが可能となる。
【0023】
(3)の発明は、補助加圧部材の定着ベルトとの接触面側に、断熱性ならびに耐熱性に優れたアルミナを主成分とする部材が設けられていることにより、長期に亘って圧力むらが発生しにくいものとなり、光沢むらのない安定した画像を供給することが可能となる。また、断熱性が向上することにより、ウォームアップ時等における定着装置の昇温時間を短縮することが可能となる。
【0024】
(5)の発明は、弾性部材の支持部材との接合面に、支持加圧ローラの回転軸とほぼ平行な溝部が設けられていることにより、弾性部材に発生する歪みが該溝部断面の変形によって軽減されて、圧力むらが発生しにくいものとなり、光沢むらのない安定した画像を供給することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
【0026】
本発明にかかわる補助加圧手段を有する定着装置、および該定着装置を備える画像形成装置について、図1にて以下に述べる。
【0027】
図1において、画像形成装置GSは、画像形成装置本体GHと画像読取装置YSとから構成される。
【0028】
画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、ベルト状の中間転写体6と給紙搬送手段及び後述する定着装置17とからなる。
【0029】
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。この際、原稿台上から搬送される原稿Dは、光沢レベル選択手段として用いられる光沢度レベル検出センサPKaにより、原稿画像の光沢度、および原稿画像のモノクロ、カラーの判別や両面画像の判別が行われる。
【0030】
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書き込み部(露光手段)3Y、3M、3C、3Kに信号を送る。
【0031】
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、像担持体としての感光体ドラム1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y及びクリーニング手段8Yを有する。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10Mは、像担持体としての感光体ドラム1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M及びクリーニング手段8Mを有する。シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10Cは、像担持体としての感光体ドラム1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像装置4C及びクリーニング手段8Cを有する。黒(K)色の画像を形成する画像形成部10Kは、像担持体としての感光体ドラム1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像装置4K及びクリーニング手段8Kを有する。帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C及び帯電手段2Kと露光装置3Kとは、潜像形成手段を構成する。
【0032】
4Y、4M、4C、4Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の、小粒径のトナーとキャリアからなる2成分現像剤を内包する現像装置である。
【0033】
中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
画像形成部10Y、10M、10C及び10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7C及び7Kにより逐次転写されて(1次転写)、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20内に収容された転写材としての記録紙Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A、22B、22C、レジストローラ23等を経て、転写手段7Aに搬送され、記録紙P上にカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された記録紙Pは、定着装置17に形成され、定着位置に先立って位置した補助ニップ部Na(図2参照、図1には不図示)、および定着装置17に形成される主ニップ部Nb(図2参照、図1には不図示)において記録紙Pが挟持され、熱と圧力とを加えることにより記録紙P上のカラートナー像(或いはトナー像)が定着されて記録紙P上に固定され、排紙経路側の排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
【0034】
両面画像形成時には、一方の面(表面)にカラー画像(カラートナー像)が形成され、定着装置17から排出された記録紙Pは、分岐手段26によりシート排紙路から分岐され、それぞれ給紙搬送手段を構成する、下方の循環通紙路27Aを経て、再給紙機構(ADU機構)である反転搬送路27Bにより表裏を反転され、再給紙搬送部27Cを通過して、給紙ローラ22Dにおいて合流する。反転搬送(循環反転搬送)された記録紙Pは、タイミングローラ23を経て、再度2次転写ローラ7Aに搬送され、記録紙Pの他方の面(裏面)上にカラー画像(カラートナー像)が一括転写される。カラー画像が転写された記録紙Pは、定着装置17により定着処理され、排紙経路側の排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
【0035】
一方、転写手段7Aにより記録紙Pにカラー画像を転写した後、記録紙Pを曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
【0036】
なお、上記画像形成装置の説明においては、カラー画像形成にて説明したが、モノクロ画像を形成する場合も本発明に含まれるものである。
【0037】
本発明にかかわる補助加圧部材を備える定着装置について、図2を用いて以下に説明する。
【0038】
本発明にかかわる定着装置17は、図2に示す構成となっていて、無端状のベルト部材からなる定着ベルト27と、定着ベルト27の内周面の一方において定着ベルト27を支持張架する支持加圧ローラ17aと、定着ベルト27の内周面の他方において定着ベルト27を支持張架し、内部に発熱体としてのハロゲンヒータHLaを有する加熱ローラとしての支持加熱ローラ17cと、定着ベルト27を挟んで支持加圧ローラ17aと当接し、内部に発熱体としてのハロゲンヒータHLaを有し、支持加圧ローラ17aを押圧(加圧)する外部加圧部材としての外部加圧ローラ17bと、定着ベルト27の内周面において、外部加圧ローラ17bを押圧(加圧)する補助加圧部材としての補助パッドHPとを備えるものである。
【0039】
定着ベルト27を挟んで支持加圧ローラ17aと外部加圧ローラ17bとの間に定着ニップ部Nbを形成すると共に、定着ニップ部Nbの上流で(定着ニップ部Nbに先行して)、定着ベルト27と外部加圧ローラ17bとが対向して、定着ベルト27を外部加圧ローラ17bに巻きかける補助ニップ部Naを形成して、該補助ニップ部Naと定着ニップ部Nbとを通して加熱と加圧とにより記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)を固定定着するものである。また、定着ベルト27を張架するためのガイド部材としての案内枠GBaが設けられる。
【0040】
支持加熱ローラ17cに巻き掛けられた定着ベルト27としては、基体として内径60〜150mm程度で、厚さが20〜80μm程度のニッケル電鋳ベルト、或いは厚さが50〜200μm程度のポリイミド等の耐熱性樹脂ベルトを基体として用い、該基体の外側(外周面)に、厚さ100〜500μm程度のシリコンゴムを被覆したものに、離型層として表面に厚さ30〜50μm程度のPFA(パーフルオロアルコキシ)やPTFEコーティング加工を施し、或いはPFAチューブを被覆したものを用いる。
【0041】
支持加圧ローラ17aは、例えばSTKM(機械構造用炭素鋼管)等のスチール材を用いた、肉厚2〜5mm程度の円筒状の金属パイプ171aと、該金属パイプ171aの外周面に厚さ0.5〜5mmのシリコンゴム層172aを設け、さらに該シリコンゴム層172aの外側に厚さ30〜70μm程度のPFA(パーフルオロアルコキシ)チューブ173aとからなる、外径20〜50mm程度のソフトローラとして構成される。
【0042】
外部加圧ローラ17bは、例えばSTKM(機械構造用炭素鋼管)等のスチール材やアルミ材を用いた、肉厚2〜5mm程度の円筒状の金属パイプ171bと、該金属パイプ171bの外周面に厚さ1〜3mmのシリコンゴム層172bを設け、さらに該シリコンゴム層172bの外側に厚さ20〜50μm程度のPFA(パーフルオロアルコキシ)チューブを用いた離型層173bとからなる、外径40〜80mm程度のソフトローラとして構成される。
【0043】
支持加熱ローラ17cは、基体として例えばアルミ材を用いた、肉厚1〜2mm程度の円筒状の金属パイプ171cと、該金属パイプ171cの外周面に厚さ10〜30μm程度のPFA(パーフルオロアルコキシ)コーティング172cとを形成した、外径40〜80mm程度のローラ部材として構成される。
【0044】
補助パッドHPは、外部加圧ローラ17bの回転軸と平行に設けられ、加圧切換手段200により、補助ニップ部Naでの外部加圧ローラ17bへの荷重が変更可能あるいは押圧解除可能となっている。加圧切換手段200は、不図示の駆動モータ、バネ受けSPA、補助パッドHP側の保持部材HG、押圧バネSPaによって構成されており、駆動モータ偏芯軸を中心として回転される偏芯カム(不図示)の回転により、バネ受けSPAを移動せしめて、バネ受けSPAと補助パッドHP側の保持部材HGとの間に設けられ、補助パッドHPを押圧する押圧バネSPaの押圧力を変更する。上記バネ受けSPAには、加圧切換手段200による記録紙Pへの圧力を検知する圧力センサPSaが設けられる。
【0045】
案内枠GBaは、定着ベルト27の移動を案内するもので、定着ベルト27と摺擦されている。また、案内枠GBaは、補助パッドHPと係合しており、補助パッドHPによる補助ニップNaでの加圧のための強度確保部材を兼ねるため、金属あるいは樹脂を用いて機械的強度を確保している。
【0046】
定着装置17による定着動作を以下に説明する。
不図示の駆動モータにより支持加圧ローラ17aを回転駆動し、支持加圧ローラ17aの回転により定着ベルト27を支持搬送させて従動回転させる。外部加圧ローラ17bを回転駆動し、外部加圧ローラ17bにより定着ベルト27を搬送し、定着ベルト27を従動回転させるようにしてもよい。
【0047】
トナー層には、定着ベルトのゴム層、もしくはごく薄い離型性を有する層を介して定着ベルトのゴム層が当接されるため、ゴム層が変形して転写材やトナー層の凹凸に追従して、定着ベルトがトナー層が均一に接触し、光沢むらなどのない均一な定着が行われ、トナー画像は適度な光沢を持ち、また定着後、転写材は安定して定着ベルトから分離する。
【0048】
図2に示すように、定着ベルト27と外部加圧ローラ17bおよび補助パッドHPとの間に形成される補助ニップ部Naと、支持加圧ローラ17aと外部加圧ローラ17bとの間に形成させる定着ニップ部Nbとにより、進入ガイド板17sを通して定着領域へ進入される記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)を加圧加熱し、記録紙P上に固定定着させる。
【0049】
また、支持加熱ローラ17c及び外部加圧ローラ17bに接触或いは非接触で、温度センサTSaを設け、支持加熱ローラ17c及び外部加圧ローラ17bの温度制御を行う。また、定着ベルト27にも接触或いは非接触の温度を検知する温度センサを設けて、定着ベルト27の温度制御を行うようにしてもよい。勿論、温度センサTは一方のみならず双方に設けることも可能である。
【0050】
記録材上の画像について高光沢度や低光沢度などの光沢度の選択を可能とする場合、光沢度の選択は、図1にて説明した画像形成装置GSの不図示の操作部、或いは外部のコンピュータ等より行われる。そして、高光沢度を得たい場合には、補助加圧手段である補助パッドHPを押圧し、補助ニップ部Naを形成し、さらに定着ベルト27の制御温度を上げる。また低光沢度の場合には、補助ニップ部Naができないように補助パッドHPや外部加圧ローラ17bを移動させると共に、定着ベルト27の制御温度を下げる。中間的な光沢度を得ることも、温度の高低と補助ニップ部Naの有無を適宜組み合わせることで、可能になる。この際、異なった曲率の面をもつ複数の転写材案内手段であるガイド板50A及びガイド板50Bを設け、補助ニップの有無に対応して切替を行うことで、記録紙Pの適切なカール矯正を行うことが可能となる。
【0051】
なお、本実施の形態では、定着ニップ部Nbの用紙搬送上流側に補助パッドHPを設けたが、定着ニップ部Nbの用紙搬送下流側に補助パッドHPを設けても同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0052】
本発明にかかわる補助加圧部材である補助パッドHPについて、図3を用いて以下に説明する。
【0053】
本発明にかかわる補助パッドHPは、図3に示す構成となっていて、図2の保持部材HGと当接する支持部材HP1、弾性部材HP2、図2の定着ベルト27と当接する低摩擦シートHP3からなる。
【0054】
支持部材HP1は、補助パッドHPの機械的強度を主に担うもので、金属や樹脂あるいはそれらの複合材料等により成型されており、補助ニップ部Naにおいて均一な圧力で定着ベルト27及び記録紙Pに当接するために、外部加圧ローラ17bの外周面に沿った曲面に、摺擦部材HP2及び低摩擦シートHP3及び定着ベルト27の厚みを加えた曲面に沿った凹形状とされている。支持部材HP1の幅(紙面水平方向の長さ)は、定着装置17において形成する補助ニップ部Naの長さに応じて任意の長さとすることができるが、例えば幅8〜15mm程度が一般的である。支持部材HP1の幅(紙面奥行方向の長さ)は、定着装置17を通過する用紙の最大幅に合わせたものであることが好ましい。
【0055】
弾性部材HP2は、耐熱性樹脂もしくは無機材料を主成分とする不織繊維集成体、もしくはアルミナを主成分とする弾性材料で構成されている。ここで不織繊維集成体とは、編繊によらずに繊維あるいは糸の集成体が、化学的、熱的、または機械的に結合されたものをいう。なお、繊維と繊維とが互いに接触することによる摩擦により、或いは互いにもつれ合うことなどにより一定の形状を保っている場合、これも機械的に結合されたことに含める。これに対し、織布とは、一般に定義されるように、縦糸と横糸とが交錯してできた布地を意味する。
【0056】
耐熱性樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、フェノール樹脂(PF)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等が挙げられ、無機材料としては、ガラス、セラミック、シリカ、アルミナ、窒化ホウ素、ジルコニア、窒化ケイ素等が挙げられる。
【0057】
弾性部材HP2に断熱性ならびに耐熱性に優れたアルミナを主成分とする弾性材料を用いることにより、支持部材HP1への熱流出を抑えることが可能となり、支持部材HP1の熱変形により発生する圧力むらを抑制することが可能となる。
【0058】
弾性部材HPとして最も好ましくは、アルミナ繊維からなる不織断熱材であり、具体的には、イソウールペーパー(イソライト工業(株)製)である。
【0059】
弾性部材HP2の厚みは、使用する材料、繊維密度、繊維の太さによって適宜調整されるが、支持部材HP1に貼り付けた時に歪みが発生しにくく、長期に亘って圧力むらが発生しにくいことから、好ましくは1mm〜10mmであり、より好ましくは1〜3mmである。
【0060】
弾性部材HP2の支持部材HP1との接合面(接着面)には、溝部である切れ目HP4が、外部加圧ローラ17bのローラ軸とほぼ平行(紙面奥行方向)に、複数設けられている。切れ目HP4の断面は、弾性部材HP2が支持部材HP1の曲面に沿って曲げられているので、切れ目底部から開口部に向けて広がるくさび形状に変形している。
【0061】
切れ目HP4が設けられることにより、弾性部材HP2を支持部材HP1の曲面に貼り付けた際に、曲率により発生する弾性部材HP2の表裏での圧縮伸張差による歪みが、該切れ目断面の変形によって吸収され、定着ベルト27と摺擦する面にしわが発生しにくくなり、補助ニップNaの全面に亘って均一な圧力が付与される。また、補助パッドHPを組み立てる際に、切れ目HP4により弾性部材HP2の復元力が該切れ目断面の変形によって減衰されるために、弾性部材HP2の支持部材HP1の曲面への貼り付けや、保護シートHP3の貼り付け作業を行う際に、設置位置ずれが発生しにくくなり、組み立て作業性が向上し、補助パッドHPの不良品発生も低減される。
【0062】
切れ目HP4の溝部の形状や深さは、弾性部材の材料、厚み、幅、支持部材の曲面の曲率等によって適宜選択されるが、好ましくは弾性部材の厚みの半分以上の深さ、弾性部材の厚み以下の間隔、より好ましくは弾性部材の厚みと同程度の間隔で設けられている。本実施の形態では、切れ目HP4は、補助パッドHPの幅方向に等間隔に5本の切れ目を入れてある。
【0063】
低摩擦シートHP3は、必要に応じて、弾性部材HP2の定着ベルト27との摺擦面側全面に設けられるフィルム状の部材である。低摩擦シートHP3は、定着ベルト27との摺動抵抗を低減し、また弾性部材HP2を構成する繊維の間にゴミ等が入らないように保護するためのものであり、低摩擦係数、高引張強度であることが好ましい。具体的にはフッ素樹脂を主成分とするシートであり、エクセライド((株)ニチアス製フィラー入り4フッ化エチレン樹脂)、KWX(光洋化学(株)製フィラー非含有ポリ4フッ化エチレン樹脂)、チューコーフローファブリック(中興化成工業(株)製テフロン(R)含浸ガラス繊維シート)等である。低摩擦シートHP3の厚さは、目的に応じて適宜に選択可能であるが、0.1〜1mm程度であり、弾性部材HP2を構成する繊維の崩壊が起こらないようにするために、弾性部材HP2の側面を覆って支持部材HP1にネジNeで固着されている。
【0064】
【実施例】
図1の画像形成装置と図2のベルト定着装置とを用い、アルミナを主成分とする不織繊維集成体を弾性部材とした補助パッドHPの定着性に対する性能テストを行なった。主な画像形成条件及び定着装置の条件は以下の通りである。
【0065】
記録紙P:64kg/m(1000枚)の紙厚の普通紙
環境条件:温度25℃、湿度50%
線速度:250mm/sec
定着装置:定着方式としては図2にて説明した補助パッドHPと加圧切換手段200とを有するベルト方式の定着装置を用いてテストを行った。なお、加圧切換手段200による押圧力は、150Nに設定し、支持加圧ローラ17cによる押圧力は700Nに設定した。
【0066】
具体的構成は下記の如くである。
定着ベルト27:基体として内径80mmで厚さ90μmのポリイミド樹脂からなるベルトの外側(外周面)に、厚さ150μmの絶縁性のシリコンゴムを被覆したものに、離型層として表面に厚さ30μmのフッ素樹脂(PTFE)コーティング加工を施したものを用いた。
【0067】
支持加圧ローラ17a:アルミ材を用いた肉厚3mmの円筒状の金属パイプと、該金属パイプの外周面にシリコン材を用い、厚さ(肉厚)4mm厚で、ゴム硬度50Hs(JIS、Aゴム硬度)のゴム層よりなるゴムローラ層と、ゴムローラ層の表面に50μmのフッ素樹脂(PFA)チューブを被覆した離型層とを形成した、外径30mmのハードローラを用い、定着駆動モータにより駆動した。
【0068】
外部加圧ローラ17b:アルミ材を用いた肉厚2mmの円筒状の金属パイプと、該金属パイプの外周面にシリコン材を用い、厚さ(肉厚)2mmで、ゴム硬度が10Hs(JIS、Aゴム硬度)のゴム層よりなるゴムローラ層と、ゴムローラ層の表面に50μmのフッ素樹脂(PFA)チューブを被覆した離型層とを形成し、内部にハロゲンヒータを有する外径50mmのソフトローラを用いた。
【0069】
支持加熱ローラ17c:アルミ材を用いた、肉厚2mmの円筒状の金属パイプと、該金属パイプの外周面に厚さ30μmのPFAコーティング加工を施した離型層とを形成し、内部にハロゲンヒータを有する外径50mmのハードローラを用いた。
【0070】
補助パッドHP:支持部材は、厚さ5mm、幅9.0mmの鉄材にポリフェニンレンサルファイド(PPS)樹脂の成型物を装着して構成し、PPS樹脂成型物の、定着ベルトとの対向面側の曲率は、R26.6mmとした。弾性部材は、表1に示す材料を用い、厚さを1.6mm、支持部材との接合面には、深さ1.0mmの長さ方向に平行な5本の切れ目を等間隔で入れた。支持部材に弾性部材を仮止めした後、厚さ0.4mmのエクセライド((株)ニチアス製フィラー入り4フッ化エチレン樹脂)で定着ベルトとの当接面を被覆して、支持部材にネジ止めした。
【0071】
【表1】
Figure 2004361612
【0072】
上記構成により定着ニップ部の幅は6.8mmであり、補助ニップ部の幅は7.5〜9.0mmであった。また、外部加圧ローラの温度は175℃の設定温度としてテストを行った。
〈評価〉
ベルト定着装置において以下の評価を行った。その結果を表2に示した。
【0073】
補助ニップの最大値−最小値(mm):補助ニップ部の用紙搬送法線方向に連続して補助ニップ部Naの長さを測定し、その最大幅と最小幅の差を示した。補助ニップ部の長さ、ニップ部の圧力が低いと短く、ニップ部の圧力が高いと長くなることが確認されており、すなわちニップ部の長さの最大値と最小値が大きいということは圧力むらが発生していると判断でき、画像の光沢むらとなって表れる。
【0074】
光沢むら官能評価:連続プリントテストを行い、初期、連続5万プリント後、連続20万プリント後それぞれでの画像の光沢むらを目視にて官能評価した。評価は下記のとおりである。
A:光沢むらを判別不可能
B:50cm離れて光沢むらを判別不可能
C:50cm離れて光沢むらを判別可能
なお、A’は上記AとBとの中間の程度を表す。
【0075】
【表2】
Figure 2004361612
【0076】
表2から、比較の定着装置に比べて本発明の定着装置は、長期に亘る連続プリント後であっても、光沢むらのない、良好な定着画像が得られることが明らかである。
【0077】
【発明の効果】
請求項1の発明により、長期間に亘って加圧下で加熱・冷却を繰り返しても、補助加圧部材の変形ならびに弾性の経時劣化が起こりにくいために、長期に亘って光沢むらのない安定した画像を供給することが可能となる。
【0078】
請求項2の発明により、特に、変形や歪みが発生しやすい、弾性材料で支持部材を被覆した補助パッドを補助加圧部材として使用する場合に、光沢むらのない安定した画像を供給することが可能となる。
【0079】
請求項3の発明により、長期に亘って圧力むらが発生しにくいものとなり、光沢むらのない安定した画像を供給することが可能となる。
【0080】
請求項4の発明により、特に、変形や歪みが発生しやすい、弾性材料で支持部材を被覆した補助パッドを補助加圧部材として使用する場合に、光沢むらのない安定した画像を供給することが可能となる。
【0081】
請求項5の発明により、弾性部材の支持部材との接合面に、支持加圧ローラの回転軸とほぼ平行な溝部が設けられているので、弾性部材に発生する歪みが軽減されて、圧力むらが発生しにくいものとなり、光沢むらのない安定した画像を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる定着装置を備える画像形成装置の概要断面構成図である。
【図2】本発明にかかわる補助加圧手段を備える定着装置の概要断面図である。
【図3】本発明にかかわる補助加圧手段を示す図である。
【符号の説明】
1Y,1M,1C,1K 感光体ドラム
2Y,2M,2C,2K 帯電手段
3Y,3M,3C,3K 露光手段
4Y,4M,4C,4K 現像装置
17 定着装置
17a 支持加圧ローラ
17b 外部加圧ローラ
17c 支持加熱ローラ
26 分岐手段
27A 循環通紙路
27B 反転搬送路
27C 再給紙搬送部
27 定着ベルト
50 転写材排出経路形成手段
200 加圧切換手段
HLa ハロゲンランプ
HP 補助パッド
HP1 支持部材
HP2 弾性部材
HP3 低摩擦シート
GS 画像形成装置
Na 補助ニップ部
Nb 主ニップ部
PSa 圧力センサ
TSa 温度センサ
P 記録紙

Claims (6)

  1. 転写材上の未定着トナー像を定着ベルトと外部加圧部材との間で加圧加熱して固定するベルト定着装置において、
    加熱ローラと、
    前記加熱ローラに巻き掛けられた定着ベルトと、
    前記定着ベルトと前記転写材とを挟持搬送する支持加圧ローラと、
    前記定着ベルトと前記転写材とを挟持する補助加圧部材とを有し、
    前記補助加圧部材の少なくとも一部に、不織繊維集成体からなる部材が設けられたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記補助加圧部材は、少なくとも支持部材を有し、かつ前記定着ベルトに摺擦されながら前記定着ベルトと前記転写材とを挟持し、
    前記不織繊維集成体からなる部材は、前記支持部材の前記定着ベルトとの対向面側に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 転写材上の未定着トナー像を定着ベルトと外部加圧部材との間で加圧加熱して固定するベルト定着装置において、
    加熱ローラと、
    前記加熱ローラに巻き掛けられた定着ベルトと、
    前記定着ベルトと前記転写材とを挟持搬送する支持加圧ローラと、
    前記定着ベルトと前記転写材とを挟持する補助加圧部材とを有し、
    前記補助加圧部材の少なくとも一部に、アルミナを主成分とする部材が設けられたことを特徴とする定着装置。
  4. 前記補助加圧部材は、少なくとも支持部材を有し、かつ前記定着ベルトに摺擦されながら前記定着ベルトと前記転写材とを挟持し、
    前記アルミナを主成分とする部材は、前記支持部材の前記定着ベルトとの対向面側に設けられたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 転写材上の未定着トナー像を定着ベルトと外部加圧部材との間で加圧加熱して固定するベルト定着装置において、
    加熱ローラと、
    前記加熱ローラに巻き掛けられた定着ベルトと、
    前記定着ベルトと前記転写材とを挟持搬送する支持加圧ローラと、
    前記定着ベルトに摺擦されながら前記定着ベルトと前記転写材とを挟持する補助加圧部材とを有し、
    前記補助加圧部材は支持部材と、前記支持部材の前記定着ベルトとの対向面側に接合する弾性部材とからなり、
    前記支持部材の前記定着ベルトとの対向面は、凹形状を有し、
    前記弾性部材の前記支持部材との接合面には、前記支持加圧ローラの回転軸とほぼ平行な溝部が設けられていることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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