JP2004361607A - 定着装置 - Google Patents

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Kazutoshi Fujisawa
和利 藤沢
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Abstract

【課題】定着ローラに対する加圧ローラの圧接力をワンタッチの操作で簡単に変更する。
【解決手段】定着ハウジング内に配設された定着ローラ24と、該定着ローラに圧接力が調整可能に配設された加圧ローラ25と、定着ハウジングに設けた支点軸26に回動自在に装着され、加圧ローラを押圧する加圧プレート27と、該加圧プレートを付勢するバネ部材41と、定着ハウジングに設けたレバー軸40に回動自在に装着される操作レバー42と、前記加圧プレートに形成されたカム当接部37および開口部34,35と、前記操作レバーに形成したカム部45を備え、前記カム部45をカム当接部37に当接させることにより加圧プレート27を規制位置に規制し、前記カム部45を開口部35に臨ませることにより加圧プレート27をフリーな状態の位置にする。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真法を用いる複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置に係わり、特に、シート材に転写されたトナー像を定着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記画像形成装置においては、感光体等の像担持体上に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー像に現像した後、トナー像をシート材上に転写し、このシート材上に転写されたトナー像を定着装置に搬送している。定着装置は、一般に加熱源を有する定着ローラと定着ローラに圧接される加圧ローラとを備え、両ローラの間にシート材を通過させることにより、未定着トナー像をシート材上に定着している。
【0003】
従来の定着装置において、定着性能やシート材搬送性を調整するために、定着ローラに対する加圧ローラの圧接力を調整できるものが各種提案されている。例えば、特許文献1記載の定着装置においては、加圧ローラを定着ローラに圧接させるための加圧レバーを設け、加圧レバーの揺動中心となる支点位置を変更することにより加圧力を調整可能にしている。
【0004】
【特許文献1】特開平8−006426号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の定着装置においては、加圧力を調整する際には、一端にスプリングの付勢力が作用している加圧レバーを揺動中心となる軸から取り外して再度軸に装着しなければならず、操作が面倒であるという問題を有している。
【0006】
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、定着ローラに対する加圧ローラの圧接力をワンタッチの操作で簡単に変更することができる定着装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の定着装置は、定着ハウジング内に配設された定着ローラと、該定着ローラに圧接力が調整可能に配設された加圧ローラと、定着ハウジングに設けた支点軸に回動自在に装着され、加圧ローラを押圧する加圧プレートと、該加圧プレートを付勢するバネ部材と、定着ハウジングに設けたレバー軸に回動自在に装着される操作レバーとを備え、前記操作レバーの回動により、前記加圧プレートを規制位置に規制するか又はフリーな状態の位置を選択することを特徴とする。
また、前記加圧プレートに形成されたカム当接部および開口部と、前記操作レバーに形成したカム部を備え、前記カム部をカム当接部に当接させることにより加圧プレートを規制位置に規制し、前記カム部を開口部に臨ませることにより加圧プレートをフリーな状態の位置にすることを特徴とする。
また、前記操作レバーにフック部を設け、前記カム当接部に係止可能にしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明が適用される画像形成装置の例を示す全体構成図である。
【0009】
画像形成装置1は本体ケース2を有し、装置1の前面に開閉可能に装着される前面カバー2aを備えている。本体ケース2内には、感光体ドラムからなる像担持体3が配設され、図示しない駆動手段によって図示矢印方向に回転駆動される。この像担持体3の周囲には、その回転方向に沿って、像担持体3を一様に帯電するための帯電装置4、像担持体3上に静電潜像を形成するための露光装置5、静電潜像を現像するためのロータリー現像装置6、像担持体3上に形成された単色のトナー像を一次転写するための中間転写装置7が配設されている。
【0010】
ロータリー現像装置6は、イエロー用現像装置6Y、マゼンタ用現像装置6M、シアン用現像装置6Cおよびブラック用現像装置6Kが支持フレーム9に装着され、支持フレーム9は図示しない駆動モータにより回転駆動される構成になっている。これらの複数の現像装置6Y、6M、6C、6Kは、像担持体3の所定量の回転毎に或る現像装置の現像ローラ6aが選択的に像担持体3に対向するように回転移動するようにされている。なお、各現像装置6Y、6M、6C、6Kには各色のトナーが収納されたトナー収納部が形成されている。
【0011】
中間転写装置7は、駆動ローラ10および従動ローラ11と、両ローラ10、11に巻架され図示矢印方向に駆動される中間転写ベルト12と、ベルト12の裏面で像担持体3に対向して配設された一次転写ローラ13と、ベルト12上の残留トナーを除去する転写ベルトクリーナ14と、駆動ローラ10に対向して配設され、中間転写ベルト12上に形成された4色フルカラー像をシート材(紙等)上に転写するための二次転写ローラ15とからなっている。
【0012】
露光装置5の下方には電源機器16が配設され、また本体ケース2の底部には給紙カセット17が配設され、給紙カセット17内のシート材は、ピックアップローラ18、シート材搬送路19、二次転写ローラ15、定着装置20を経て排紙トレイ21に搬送されるように構成されている。なお、給紙カセット17は把手17bにより装置前方に引き出し可能に装着されているとともに、用紙サイズが大きい場合に対応できるように、装置後方に突出するように引き出し可能に補助カセット17aが装着されている。
【0013】
上記構成からなる画像形成装置の作用について説明する。図示しないコンピュータからの画像形成信号が入力されると、像担持体3、現像装置6の現像ローラ6aおよび中間転写ベルト12が回転駆動し、先ず、像担持体3の外周面が帯電装置4によって一様に帯電され、一様に帯電された像担持体3の外周面に、露光装置5によって第1色目(例えばイエロー)の画像情報に応じた選択的な露光がなされ、イエローの静電潜像が形成される。
【0014】
像担持体3上に形成された潜像位置には、イエロー用現像装置6Yが回動してその現像ローラ6aが当接し、これによってイエローの静電潜像のトナー像が像担持体体3上に形成され、次に、像担持体3上に形成されたトナー像は一次転写ローラ13により中間転写ベルト12上に転写される。このとき、二次転写ローラ15は中間転写ベルト12から離間されている。
【0015】
上記の処理が画像形成信号の第2色目、第3色目、第4色目に対応して、像担持体3と中間転写ベルト12の1回転による潜像形成、現像、転写が繰り返され、画像形成信号の内容に応じた4色のトナー像が中間転写ベルト12上において重ねられて転写される。そして、このフルカラー画像が二次転写ローラ15に達するタイミングで、シート材が搬送路19から二次転写ローラ15に供給され、このとき、二次転写ローラ15が中間転写ベルト12に押圧されるとともに二次転写電圧が印加され、中間転写ベルト12上のフルカラートナー像がシート材上に転写される。そして、このシート材上に転写されたトナー像は定着装置20により加熱加圧され定着される。中間転写ベルト12上に残留しているトナーは転写ベルトクリーナ14によって除去される。
【0016】
なお、両面プリントの場合には、定着装置20を出たシート材は、その後端が先端となるようにスイッチバックされ、両面印刷用搬送路22を経て、再び二次転写ローラ15に供給され、中間転写ベルト12上のフルカラートナー像がシート材上に転写され、再び定着装置20により加熱加圧され定着される。
【0017】
次に、本発明の定着装置について説明する。図1において、定着装置20は定着ハウジング23を有し、定着ハウジング23内には内部に加熱源を有する定着ローラ24が図示矢印方向に回動可能に配設され、該定着ローラ24に対して略水平方向に加圧ローラ25が圧接して配設され、図示矢印方向に回動可能にされている。加圧ローラ25は定着ローラ24に対して移動可能にすなわち圧接力が調整可能に配設されている。
【0018】
図2〜図4は、本発明の定着装置の1実施形態を示し、図2は定常時の加圧状態を示す加圧機構の断面図、図3は低圧時の加圧状態を示す加圧機構の断面図、図4は輸送時の加圧機構の断面図である。なお、以下で説明する加圧機構は加圧ローラの軸方向端部両側に配置されるものである。
【0019】
図2には前記定着ローラ24及び加圧ローラ25が示され、加圧ローラ25の回転軸25aには加圧ローラ25に押圧力を伝達するための加圧リング25bが回動自在に嵌合されている。定着ハウジング23(図1)には支点軸26が形成されており、支点軸26に加圧プレート27の下部が回動自在に嵌合されている。加圧プレート27は、プレート本体29と、プレート本体29に曲折して形成された支持プレート30を備えている。
【0020】
プレート本体29の下方には、前記支点軸26が嵌合される軸孔31が形成され、また、加圧ローラ25の回動リング25bが係合される係合穴32が形成されている。また、支持プレート30には複数の開口部33、34、35が形成され、これによりバネ支持部36とカム当接部37が形成されている。さらに、定着ハウジング23には、バネ支持部39とレバー支持軸40が形成されている。支持プレート30のバネ支持部36と定着ハウジング23のバネ支持部39との間にはバネ部材41が配設され、加圧プレート27をX方向に付勢している。
【0021】
レバー支持軸40には操作レバー42が回動自在に装着されている。操作レバー42はレバー支持軸40から加圧プレート27の裏側を経て定着ハウジング23の外部に延びる操作部43と、レバー支持軸40から支持プレート30に延びる作動部44とを備えている。作動部には2つのカム部45、46とフック部47が形成されている。
【0022】
上記構成からなる本発明の定着装置の作用について説明する。図2は紙等の通常のシート材を定着する場合の定常状態を示し、操作レバー42のカム部45は支持プレート30の開口部35内に入り込み、カム部45はカム当接部37に対してフリーな状態となっている。この状態では、加圧プレート27のバネ支持部36はバネ部材41によりX方向に引っ張られ、その結果、加圧プレート27は回動リング25bを介して加圧ローラ25を押圧し、両ローラによるニップ圧はバネ部材41により一定圧力に調整される。
【0023】
図2において、操作部43により操作レバー42の作動部44を図示Y方向に回動させると、図3に示すように、カム部45がカム当接部37に乗り上げ当接し、加圧プレート27は図示Z方向に移動するため、バネ部材41による加圧プレート27による押圧力はカム部45という規制位置で規制され、定着ローラ24に対する加圧ローラ27の圧接力を弱められる。この状態では厚手の封筒等の定着時に大きなシワを出さないようにすることができ、また、精密な位置精度を必要とする剥離部材が損傷を受けるのを防止することができる。
【0024】
図3の状態で、バネ部材41を取り外し、操作レバー42をY方向に回動し、カム部45、46、フック部47が開口部34を臨む位置にきたとき、操作レバー42を逆方向に回動させると、図4に示すように、フック部47は開口部34を通過して支持プレート30のカム当接部37に係止される。この状態では、加圧ローラ25は定着ローラ24に圧接されることなく、輸送時において両ローラの損傷を防止することができる。
【0025】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更が可能であり、従来公知の技術に適用させるようにしてもよいし、従来公知の技術を組み合わせるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、定着ローラに対する加圧ローラの圧接力をワンタッチの操作で簡単に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の例を示す全体構成図である。
【図2】本発明の定着装置の1実施形態を示し定常時の加圧状態を示す加圧機構の断面図である。
【図3】低圧時の加圧状態を示す加圧機構の断面図である。
【図4】輸送時の加圧機構の断面図である。
【符号の説明】
23…定着ハウジング、24…定着ローラ、25…加圧ローラ、26…支点軸
27…加圧プレート、34、35…開口部、37…カム当接部、40…レバー軸
41…バネ部材、42…操作レバー、45…カム部、47…フック部

Claims (3)

  1. 定着ハウジング内に配設された定着ローラと、該定着ローラに圧接力が調整可能に配設された加圧ローラと、定着ハウジングに設けた支点軸に回動自在に装着され、加圧ローラを押圧する加圧プレートと、該加圧プレートを付勢するバネ部材と、定着ハウジングに設けたレバー軸に回動自在に装着される操作レバーとを備え、前記操作レバーの回動により、前記加圧プレートを規制位置に規制するか又はフリーな状態の位置を選択することを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧プレートに形成されたカム当接部および開口部と、前記操作レバーに形成したカム部を備え、前記カム部をカム当接部に当接させることにより加圧プレートを規制位置に規制し、前記カム部を開口部に臨ませることにより加圧プレートをフリーな状態の位置にすることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記操作レバーにフック部を設け、前記カム当接部に係止可能にしたことを特徴とする請求項2記載の定着装置。
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