JP2004358851A - 画像出力装置、プログラム及び印刷物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像出力装置1は、内容情報を入力し、当該内容情報を符号化することによりバーコードを生成し、生成したバーコードと当該内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、少なくとも1つの端を揃えて印刷されるように、印刷用データを出力する。あるいは、画像出力装置1は、生成したバーコードを当該標識画像が囲んで印刷されるように、印刷用データを出力する。
【選択図】 図11
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーコードを用いて情報を提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
バーコードには1次元シンボルを用いるものと2次元シンボルを用いるものがある。後者は2次元バーコードと呼ばれており、大量の情報を提供する場合に用いて好適である。2次元バーコードを用いた情報提供では、情報提供者は、提供したい文字列を符号化して2次元バーコードを生成し、この2次元バーコードを、印刷や通信により、受け手に渡す。
【0003】
受け手における、2次元バーコードの代表的な使い方は、復号により、2次元バーコードに符号化されている情報(以後、「内容情報」と称す)を取得することである。内容情報の復号に用いられる装置としては、ディジタルカメラを備え、特定の形式の2次元バーコードから内容情報を復号する機能を有する移動機が挙げられる(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
非特許文献1に記載された移動機は、ユーザの操作に従い、ディジタルカメラを用いて印刷物から2次元バーコードを読み取り、読み取った2次元バーコードから内容情報を復号する。さらに、この移動機は、復号した内容情報中に特定の文字列を検出すると、この、特定の文字列に応じた処理を行う。例えば、復号した内容情報の先頭文字列が“MEMORY:”の場合、この移動機は、当該文字列に後続する文字列で表されている氏名や電話番号、電子メールアドレス等の情報を、この移動機内の電話帳に一括登録するように作動する。
【0005】
【非特許文献1】
”J−SHO10”、[online]、シャープ株式会社、[平成15年5月27日検索]、インターネット
<URL:http://www.sharp.co.jp/products/jsh010/text/barcode.html>
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、2次元バーコードの内容情報の書式は標準化されていない。このため、同じ2次元バーコードから内容情報を復号しても、この内容情報を、ある移動機では正しく取り扱えるが、別の移動機では正しく取り扱えない、といった互換性の問題が生じ得る。もちろん、内容情報の書式を標準化すれば互換性の問題は生じないが、移動機のメーカは他社との差別化を図っており、完全に統一することは事実上不可能である。
【0007】
互換性の問題を解消できないのであれば、2次元バーコードを目視するだけで内容情報の書式を判別するのは困難であるから、ユーザは、自分の移動機では正しく取り扱うことができない内容情報が符号化された2次元バーコードを、それと知らずに当該移動機に読み取らせてしまうことになる。しかも、自分の移動機では正しく取り扱えないことをユーザが知るのは復号が終了してからである。そして、このことを知ったユーザは、他の2次元バーコードについて読み取り作業を繰り返すか、読み取りを諦めるか、することになる。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、互換性の問題に起因した、バーコード画像の無駄な読み取り作業の発生を、防止することができる技術を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内容情報を符号化することにより得られたバーコードの近傍に、前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像を表示する、という新規な思想を背景としている。そして、この新規な思想を背景におくと、標識画像を無作為にレイアウトすると印刷物が見苦しくなる虞がある、という、新規な課題が生じる。本発明は、この新規な課題をも解決するものである。
【0010】
上述の課題を解決するために、本発明は、内容情報を入力する内容入力手段と、前記内容入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、前記符号化手段により生成された前記バーコードと前記内容入力手段により入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、少なくとも1つの端を揃えて印刷されるように、印刷用データを出力する出力手段と、を有する画像出力装置を提供する。この装置によれば、バーコードと標識画像とを、少なくとも1つの端を揃えて印刷するための印刷用データが出力される。
【0011】
また、本発明は、内容情報を入力する内容入力手段と、前記内容入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、前記符号化手段により生成された前記バーコードの、印刷物における配置位置を示す配置情報を入力する配置入力手段と、前記符号化手段により生成された前記バーコードと前記内容入力手段により入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、前記配置入力手段により入力された前記配置情報で示される配置位置に応じた端を揃えて印刷されるように、印刷用データを出力する配置出力手段と、を有する画像出力装置を提供する。この装置によれば、バーコードと標識画像とを、印刷物における配置位置に応じた端を揃えて印刷するための印刷用データが出力される。
【0012】
また、本発明は、内容情報を入力する内容入力手段と、前記内容入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、前記符号化手段により生成された前記バーコードを前記内容入力手段により入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像が囲んで印刷されるように、印刷用データを出力する包囲出力手段と、を有する画像出力装置を提供する。この装置によれば、バーコードを標識画像で囲んで印刷するための印刷用データが出力される。
【0013】
また、本発明は、内容情報を入力する内容入力手段と、前記内容入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、前記符号化手段により生成された前記バーコードが正しく読み取られるために該バーコードの周囲に確保すべき余白の広がりを示す余白情報に基づいて、該バーコードと前記内容入力手段により入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とを同一の用紙に印刷したときに該バーコードと該標識画像との少なくとも1端が揃うように該バーコードと該標識画像とを配置した印刷用データを作成し、出力する補正出力手段と、を有する画像出力装置を提供する。この装置によれば、バーコードの周囲に確保すべき余白の広がりを示す余白情報に基づいて、バーコードと標識画像とを、少なくとも1つの端を揃えて印刷するための印刷用データが生成され、出力される。
【0014】
また、本発明は、コンピュータに、内容情報を入力する内容入力過程と、前記内容入力過程にて入力した前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、前記符号化過程にて生成された前記バーコードと前記内容入力過程にて入力した前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、少なくとも1つの端を揃えて印刷されるように、印刷用データを出力する出力過程と、を実行させるためのプログラムを提供する。このプログラムを実行するコンピュータは、バーコードと標識画像とを、少なくとも1つの端を揃えて印刷するための印刷用データを出力する。
【0015】
また、本発明は、コンピュータに、内容情報を入力する内容入力過程と、前記内容入力過程にて入力した前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、前記符号化過程にて生成された前記バーコードの、印刷物における配置位置を示す配置情報を入力する配置入力過程と、前記符号化過程にて生成された前記バーコードを前記内容入力過程にて入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像が囲んで印刷されるように、印刷用データを出力する包囲出力過程と、を実行させるためのプログラムを提供する。このプログラムを実行するコンピュータは、バーコードと標識画像とを、印刷物における配置位置に応じた端を揃えて印刷するための印刷用データを出力する。
【0016】
また、本発明は、コンピュータに、内容情報を入力する内容入力過程と、前記内容入力過程にて入力した前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、前記符号化過程にて生成された前記バーコードが正しく読み取られるために該バーコードの周囲に確保すべき余白の広がりを示す余白情報に基づいて、該バーコードと前記内容入力過程にて入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とを同一の用紙に印刷したときに該バーコードと該標識画像との少なくとも1端が揃うように該バーコードと該標識画像とを配置した印刷用データを作成し、出力する補正出力過程と、を実行させるためのプログラムを提供する。このプログラムを実行するコンピュータは、バーコードの周囲に確保すべき余白の広がりを示す余白情報に基づいて、バーコードと標識画像とを、少なくとも1つの端を揃えて印刷するための印刷用データを生成し、出力する。
【0017】
また、本発明は、バーコードを用いて内容情報を符号化することにより得られたバーコード画像と前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、1つの端を揃えて印刷された印刷物を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、図面において、共通する部分には同一の符号が付されている。
【0019】
[情報流通システム]
図1は、本発明の一実施形態に係る画像出力装置1を用いた情報流通の一例を説明するための図である。この図から明らかなように、画像出力装置1には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル2によりプリンタ3が接続されている。
また、移動機6A〜6Bは、それぞれ、移動パケット通信網7及びインターネット8を介して、Webサーバ装置9とパケット通信を行うことができる。
【0020】
移動機6A及び6Bは、それぞれ、2次元バーコードを読み取り可能であり、読み取った2次元バーコードから内容情報を復号し、この内容情報がA書式で記述されていれば、これを正しく認識することができる。移動機6Bは、2次元バーコードを読み取り可能であり、読み取った2次元バーコードから内容情報を復号し、この内容情報がB書式で記述されていれば、これを正しく認識することができる。つまり、移動機6A及び6Bは、採用している書式が異なる点を除いて、2次元バーコードの取り扱いに関して、同一の機能を有する。よって、以後、移動機6A及び6Bを個別に特定する必要がない場合には、「移動機6」と記す。移動機6は、Webアクセス可能な一般的な移動機と同様に、電話帳登録機能、新規メール作成機能、及びブックマーク登録機能を有する。移動機6は、正しく認識した内容情報が、「電話帳登録」のためのものであれば当該内容情報を電話帳登録機能に引き渡すことを、「Mail to」のためのものであれば当該内容情報を新規メール作成機能へ引き渡すことを、「ブックマーク登録」のためのものであれば当該内容情報をブックマーク登録機能へ引き渡すことを可能としている。
【0021】
図1に示す情報流通システムでは、画像出力装置1は、広告主の操作に従って以下のように作動する。すなわち、画像出力装置1は、入力されたURL及びタイトルを、A書式の内容情報として記述し、この内容情報を符号化して2次元バーコードとA書式を視覚的に示す標識画像とに基づいて印刷用データを生成し、これをUSBケーブル2経由でプリンタ3へ出力する。また、画像出力装置1は、B書式についても上述と同様の処理を行う。
【0022】
これにより、プリンタ3から、A書式用の2次元バーコード及び標識画像が印刷された用紙4Aと、B書式用の2次元バーコード及び標識画像が印刷された用紙4Bが排出される。これら2組の2次元バーコード及び標識画像は、上記のURLを表す文字列とともに、1つの広告ポスターに印刷される。こうして完成した広告ポスター5は、街頭や店頭等の広告スペースに掲示される。
【0023】
この広告スペースに、A書式に対応した移動機6Aを携帯している通行人が通りかかり、広告ポスター5を眺め、広告されている商品の情報をもっと知りたいと望んだとする。この通行人は、広告ポスター5から、A書式用の標識画像を見つけ出し(図2参照)、この標識画像と対を為す2次元バーコード、すなわちA書式用の2次元バーコードを、移動機6Aに読み取らせる(図3参照)。移動機6Aは、読み取った2次元バーコードから内容情報を復号する。復号された内容情報はA書式で記述されているから、移動機6Aは、当該内容情報をブックマーク登録機能に引き渡すことが可能である旨をユーザに通知し(図4参照)、ユーザの意志を確認した上で、当該内容情報をブックマーク登録機能へ引き渡す(図5参照)。
【0024】
こうして登録されたブックマークを用いて、ユーザがWebアクセスする旨の指示を入力すると、移動機6Aは、当該ブックマークを構成するURLを移動パケット通信網7へ送出する。これにより、移動機6AとWebサーバ装置9との間に、移動パケット通信網7およびインターネット8を介した通信コネクションが確立される。Webサーバ装置9には広告ポスター5で広告されている商品に関連する詳細な情報が格納されており、以降、ユーザは、興味を持った商品に関する詳細な情報を取得することができる。
【0025】
[画像出力装置1]
[構成]
図6に示すように、本実施形態に係る画像出力装置1は、一般的なノート型コンピュータと同様の、ハードウェア構成およびオペレーティングシステムを有する。以降の説明では、画像出力装置1において、オペレーティングシステムが既に起動されているものとする。
【0026】
CPU11は、操作子を備えた操作部12からの操作信号を受け取り、受け取った操作信号で表される命令を実行する。例えば、CPU11は、命令が、不揮発性メモリ13に記憶されたプログラムを実行する旨の命令であれば、RAM14をワークエリアとし、不揮発性メモリ13から該当するプログラムを読み出し、実行する。また、CPU11は、実行中のプログラムの命令に従い、不揮発性メモリ13及びRAM14に対するデータの読み出し/書き込み、USBインタフェース15を介したUSBケーブル2へのデータ出力、及びディスプレイ16への画像データの供給、を行う。なお、USBインタフェース15はあくまで一例であり、プリンタ3などの印刷装置へデータを送信可能なインタフェースであればよく、印刷装置が読み取り可能な可搬型の記録媒体にデータを書き込む書き込み装置としてもよい。
【0027】
不揮発性メモリ13には、内容情報のプロパティを視覚的に示す標識画像を表す標識画像データが記憶されている。「情報のプロパティ」とは、情報の量や、情報の書式、情報の記述に用いられた言語、情報の提供元、情報の用途、情報の符号化に用いられる、2次元バーコードの種類やバージョン、情報を符号化して得られる2次元バーコードを構成するシンボル間のピッチなどの、様々な観点に基づいて、情報に与えられる属性を意味する。
【0028】
本実施形態では内容情報のプロパティとして、内容情報の書式のみを対象としており、見た人にA書式を連想させる画像を表すA書式用標識画像データM1と、見た人にB書式を連想させる画像を表すB書式用標識画像データM2とが不揮発性メモリ13に記憶されている。なお、A書式を連想させる画像としては、A書式を採用している移動機メーカーまたは移動通信事業者が提供するサービスを想起させるマークが挙げられる。
【0029】
また、不揮発性メモリ13には作成プログラムPが記憶されている。作成プログラムPは、基本的に、画像出力装置1に、内容入力過程、符号化過程、及び出力過程を順次実行させるためのコンピュータプログラムである。ただし、状況によっては、内容入力過程と並列に配置入力過程を実行させたり、出力過程に代えて包囲出力過程を実行させたりする。また、状況によっては、出力過程において補正出力過程を実行させることもある。
【0030】
内容入力過程とは、内容情報を入力する過程である。符号化過程とは、当該内容情報を符号化することにより、2次元バーコードを生成する過程である。出力過程とは、当該2次元バーコードと当該内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、少なくとも1つの端を揃えて印刷されるように、印刷用データを出力する過程である。配置入力過程とは、当該2次元バーコードの、印刷物における配置位置を示す配置情報を入力する過程である。包囲出力過程とは、当該バーコードを当該標識画像が囲んで印刷されるように、印刷用データを出力する過程である。補正出力過程とは、当該バーコードが正しく読み取られるために当該バーコードの周囲に確保すべき余白の広がりを示す余白情報に基づいて、当該バーコードと当該標識画像とを同一の用紙に印刷したときに当該バーコードと当該標識画像との少なくとも1端が揃うように当該バーコードと当該標識画像とを配置した印刷用データを生成し、出力する過程である。
【0031】
CPU11は、上記の作成プログラムPを用いて、すなわち不揮発性メモリ13から作成プログラムPを読み出して実行することにより、画像出力装置1に、内容入力手段、符号化手段、出力手段、配置入力手段、配置出力手段、包囲出力手段、及び補正出力手段を実現する。
【0032】
[内容入力手段]
CPU11は、作成プログラムPを用いて、操作部12からの操作信号に基づいて、図7〜図9に示す画面を切り換えてディスプレイ16に表示させることにより、内容情報の入力を促す一方、操作部12から操作信号を受け取ると、内容情報を表す操作信号か否かを判別し、内容情報を表す操作信号であれば、当該操作信号で表される内容情報を表示中の画面に対応した内容情報としてRAM14に記憶させる。この際に、CPU11は、後述の設定情報に基づいて、画面中のインジケータIG1、IG2又はIG3の画像を更新する。これらのインジケータは、画面毎に独立したものであり、作成しようとしている2次元バーコードの情報容量における空き容量の割合を視覚的に表す。なお、後述するように、内容情報は設定された書式の文字列に変換されるため、CPU11は、設定された書式をも加味して、上記の割合を算出する。
【0033】
上述したことから明らかなように、内容入力手段は、CPU11、不揮発性メモリ13、操作部12、RAM14、ディスプレイ16を構成要素としている。
もちろん、内容情報の入力を、操作部とディスプレイを有するターミナルから送信されてくる情報の受信により行うように変形すれば(以後、「変形例1」という)、操作部12及びディスプレイ16に代えて、当該ターミナルと通信するための通信部が構成要素となる。
【0034】
[配置入力手段]
CPU11は、作成プログラムPを用いて、操作部12からの操作信号に基づいて、図7〜図10に示す画面をディスプレイ16に表示させることにより、符号化の際に使用する書式、標識画像の取り扱い、及び2次元バーコードのピッチ、を定める設定情報の入力を促す一方、操作部12から操作信号を受け取ると、設定情報を表す操作信号か否かを判別し、設定情報を表す適切な操作信号であれば、当該操作信号で表される設定情報としてRAM14に記憶させる。なお、図7〜図10に示す画面により入力が促される設定情報により定められる標識画像の取り扱いとしては、以下に列記するものが挙げられる。
【0035】
・2次元バーコードのサイズは大/中/小のどれか。
・標識画像を印刷するのか。
・標識画像を印刷するのであれば、標識画像データM1、M2のどちらか。
・A書式とB書式のどちらを使うのか。
・標識画像を印刷するのであれば、標識画像と2次元バーコードとの配置パターンを「直接」のどれにするのか、あるいは「間接」のどれにするのか(配置入力手段)。
・標識画像を印刷するのであれば、余白を考慮に入れた配置とするのか。
【0036】
なお、適切でない操作信号とは、符号化の際に使用する書式としてA書式が選択されている状況下で受け取った、B書式用標識画像データM2を選択するための信号や、B書式が選択されている状況下で受け取った、A書式用標識画像データM1を選択するための信号などの、矛盾した状況を引き起こす信号である。このような適切でない操作信号を受け取ると、CPU11は、矛盾が生じないように、RAM14に記憶されている設定情報を変更する。つまり、後から届いた操作信号を優先し、矛盾の発生を防止する。なお、図10に示す画面は、RAM14に記憶されている設定情報の内容を表す画面でもあるから、RAM14に記憶されている設定情報の変更に追従する。
【0037】
上述したことから明らかなように、配置入力手段は、CPU11、不揮発性メモリ13、操作部12、RAM14、ディスプレイ16を構成要素としている。もちろん、上述の変形例1の場合には、操作部12及びディスプレイ16に代えて、当該ターミナルと通信するための通信部が構成要素となる。
【0038】
[符号化手段]
CPU11は、作成プログラムPを用いて、RAM14に記憶されている内容情報を、RAM14に記憶されている設定情報により定められた書式の文字列に変換し、この文字列を予め定められた符号化方式で符号化することにより、明るい部分と暗い部分とを有する2次元バーコードを生成し、この2次元バーコードの周囲に余白を配した画像を表す画像データである2次元バーコードデータをRAM14に記憶させる。上記の余白とは、バーコードが正しく読み取られるために当該バーコードの周囲に確保すべき無地の領域である。この余白の広がりを示す余白情報は作成プログラムPに内包されている。
【0039】
上述したことから明らかなように、符号化手段は、CPU11、不揮発性メモリ13、及びRAM14を構成要素としている。
【0040】
[出力手段、配置出力手段、包囲出力手段、及び補正出力手段]
CPU11は、作成プログラムPを用いて、RAM14に記憶されている設定情報に基づいて、印刷用データを得るための配置処理を行う。配置処理の内容は、CPU11がRAM14に記憶されている設定情報に定められたピッチ及びバーコードサイズと余白情報とに基づいて画像サイズを定める点を除いて、設定情報の内容に応じて異なる。
【0041】
[1:標識画像を印刷しない場合]
CPU11は、RAM14に記憶されている2次元バーコードデータに画像サイズを示すデータを付加して、印刷用データを作成する。さらに、CPU11は、画像出力装置1の使用者の意志を確認し、作成した印刷用データを、USBインタフェース15を介してプリンタ3へ送信したり、不揮発性メモリ13に記憶させたり、破棄したりする。なお、この印刷用データを受け取ったプリンタ3は、2次元バーコードを、上記のサイズで用紙に印刷する。
【0042】
[2:標識画像を印刷する場合]
RAM14に記憶されている設定情報に余白を考慮しないことが定められている場合、CPU11は、当該設定情報に定められた配置パターンに基づいて、RAM14に記憶されている2次元バーコードデータで表される画像と当該設定情報に定められた標識画像との位置関係を定める(出力手段、配置出力手段、包囲出力手段)。ただし、配置パターンがタイリングの場合には、CPU11は、当該標識画像を当該2次元バーコードデータで表される画像(余白を含む)の周囲を囲むように標識画像を等間隔で配置した周回画像を生成し、この画像と当該2次元バーコードとの位置関係を定める(包囲出力手段)。
【0043】
逆に、当該設定情報に余白を考慮することが定められている場合、CPU11は、当該配置パターンと余白情報とに基づいて、印刷されたときに当該2次元バーコードの余白の端ではなく当該2次元バーコードそのものの端と当該標識画像の端とが揃うように、当該2次元バーコードと当該標識画像との位置関係を定める(補正出力手段)。
【0044】
そして、CPU11は、定められた位置関係を示すデータと当該2次元バーコードと当該標識画像(あるいは周回画像)とを含む印刷用データを作成し、画像出力装置1の使用者の意志を確認し、作成した印刷用データを、USBインタフェース15を介してプリンタ3へ送信したり、不揮発性メモリ13に記憶させたり、破棄したりする(出力手段、配置出力手段、包囲出力手段、補正出力手段)。なお、本実施形態に係る画像出力装置1は上述した態様となっているが、位置関係を示すデータに基づいて、2次元バーコードと標識画像(あるいは周回画像)とを含む大きな画像を生成し、この画像を表す画像データを印刷用データとする態様として本発明を実施することも可能である。
【0045】
上述したことから明らかなように、出力手段、配置出力手段、包囲出力手段、及び補正出力手段は、それぞれ、CPU11、不揮発性メモリ13、RAM14、及びUSBインタフェース15を構成要素としている。もちろん、画像出力装置1とプリンタ3とがUSBケーブル2で接続されるのではなくネットワークを介して通信するように変形すれば、USBインタフェース15に代えて、LANカードや無線通信部等のネットワークインタフェースが構成要素となる。
【0046】
[動作]
上述した構成の画像出力装置1の動作について、主に図11を参照して説明する。
【0047】
CPU11は、操作部12からの操作信号に従い、図9に示す画面をディスプレイ16に表示させる。使用者は、この画面を参照しつつ、操作部12を操作して、内容情報や設定情報を入力する。ここで入力される内容情報はブックマークのタイトルと表題である。また、ここで入力される設定情報はバーコードのサイズ「小」である。CPU11は、入力された内容情報および設定情報をRAM14に記憶させるとともに、RAM14に記憶されている内容情報および設定情報を画面に反映させる。画面中のインジケータIG3は、内容情報や設定情報が変更される都度、更新される。
【0048】
また、CPU11は、操作部12からの操作信号に従い、図10に示す画面をディスプレイ16に表示させる。使用者は、この画面を参照しつつ、操作部12を操作して、設定情報を入力する。ここで入力される設定情報は、内容情報の書式をA書式とし、標識画像を使用し、標識画像としてA書式用標識画像データM1を使用し、2次元バーコードの余白を考慮せず、「上端揃え」を直接的に指定し、上端揃えのオプションである「右優先」を指定せず、ピッチを0.35とする、というものである。
【0049】
そして、使用者が操作部12を用いて、図9に示す画面を表示させ、この画面内の生成ボタンB1を押す操作を行うと、CPU11は、以上の情報入力処理(ステップS1)を終了し、RAM14に記憶されている内容情報を、RAM14に記憶されている設定情報で定められた書式(即ちA書式)の文字列に変換し(ステップS2)、変換後の文字列を符号化して2次元バーコードを生成し、この2次元バーコードに余白を付加した画像を表す画像データである2次元バーコードデータをRAM14に記憶させる(ステップS3)。
【0050】
次に、CPU11は、RAM14に記憶されている設定情報に定められたピッチ及びバーコードサイズと余白情報とに基づいて画像サイズを定める。また、CPU11は、当該設定情報に基づいて、当該設定情報に定められた標識画像とRAM14に記憶されている2次元バーコードデータで表される画像との位置関係を定める。ここで定められる位置関係は、当該設定情報には余白を考慮せずに上端揃え(非右優先)とすることが定められているから、当該標識画像が2次元バーコードデータで表される画像の左上側に上端を揃えて配置されるような位置関係となる。
【0051】
そして、CPU11は、RAM14に記憶されている2次元バーコードデータに、RAM14に記憶されている設定情報で定められている標識画像データと、定めた画像サイズを示すデータと、印刷物における、当該2次元バーコードデータで表される画像と当該標識画像データで表される標識画像との位置関係を示すデータを付加して、印刷用データを作成する(ステップS4)。
【0052】
次に、CPU11は、図12に示す画面をディスプレイ16に表示させ、使用者の指示を待つ(ステップS5)。この画面を見た使用者は、2次元バーコードと標識画像とが揃っていないことに気付き、操作部12を用いて、画面内のキャンセルボタンB2を押す操作を行ったとする。この操作に応じた操作信号を受け取ると、CPU11は、再び、図9に示す画面をディスプレイ16に表示させる(ステップS6:YES、S1)。この際、RAM14に記憶されている2次元バーコードデータは破棄される。
【0053】
そして、CPU11は、操作部12からの操作信号に従い、図10に示す画面をディスプレイ16に表示させる。使用者は、この画面を参照しつつ、操作部12を操作して、余白を考慮して配置するよう、設定情報を更新する。
【0054】
そして、使用者が操作部12を用いて、図9に示す画面を表示させ、この画面内の生成ボタンB1を押す操作を行うと、CPU11は、以上の情報入力処理(ステップS1)を終了し、上述した処理と同様の処理を行う(ステップS2〜S5)。こうして、ディスプレイ16には、図13に示す画面が表示される。この画面では、標識画像は2次元バーコードの左側に2次元バーコードと上端を揃えて配置されている。
【0055】
しかし、使用者は満足せず、画面内のキャンセルボタンB2を押す操作を行い、図10の画面にて「右優先」オプションを指定する操作を行い、図9の画面にて生成ボタンB1を押す操作を行ったとする(ステップS6:YES、S1)。この結果、図14に示す画面が表示される(ステップS2〜S5)。この画面では、標識画像は2次元バーコードの右側に2次元バーコードと上端を揃えて配置されている。
【0056】
しかし、使用者は満足せず、画面内のキャンセルボタンB2を押す操作を行い、図10の画面にて「上端揃え」を指定せず、「右下」を指定する操作を行い、図9の画面にて生成ボタンB1を押す操作を行ったとする(ステップS6:YES、S1)。すると、CPU11は、上述したように画像サイズを定める一方、当該設定情報に基づいて、当該に定められた標識画像とRAM14に記憶されている2次元バーコードデータで表される画像との位置関係を定める。当該設定情報には、印刷物の右下に使用されることを考慮し、かつ余白を考慮することが定められている。印刷物の右下に使用されるということは、2次元バーコードの右側および下側に標識画像が出っ張るのは望ましくなく、一般的な印刷物であれば、2次元バーコードと標識画像の下端が揃っているのが望ましい、ということを意味する。しかも、当該設定情報には、上端や下端よりも左端や右端を揃えることを意味する「左右優先」は定められていない。これらのことから、CPU11は、標識画像が2次元バーコードの左下側にて2次元バーコードと下端が揃うように、標識画像と2次元バーコードデータで表される画像との位置関係を定める。以降の動作は、上端揃えの場合と同様である。
【0057】
こうして、ディスプレイ16には、図13に示す画面が表示される。この画面では、標識画像は2次元バーコードの左側に2次元バーコードと下端を揃えて配置されている。使用者は、この配置に満足し、操作部12を用いて、当該画面内の印刷ボタンB3を押す操作を行うものとする。この操作に応じた操作信号を受け取ると、CPU11は、作成した印刷用データを、USBインタフェース15を介してプリンタ3へ送信する(ステップS6:NO、S7:YES、S8)。
【0058】
プリンタ3は、この印刷用データを受信し、A書式用の2次元バーコードとA書式用の標識画像を用紙に印刷する。この結果、図13の画面に示された配置と同一の配置で、2次元バーコード及び標識画像が印刷される。こうして、図1の用紙4Aが得られている。
【0059】
CPU11は、印刷用データを、USBインタフェース15を介してプリンタ3へ送信した後、再び、図12に示す画面をディスプレイ16に表示させ、使用者の指示を待つ(ステップS5)。そして、使用者が操作部12を用いて、画面内のキャンセルボタンB2を押す操作を行うものとする。この操作に応じた操作信号を受け取ると、CPU11は、再び、図8に示す画面をディスプレイ16に表示させる(S6:YES、ステップS1)。
【0060】
そして、CPU11は、操作部12からの操作信号に従い、図10に示す画面をディスプレイ16に表示させる。使用者は、この画面を参照しつつ、操作部12を操作して、設定情報を更新する。すなわち、内容情報の書式をB書式とし、標識画像をB書式用標識画像データM2とする。
【0061】
そして、使用者が操作部12を用いて、図9に示す画面を表示させ、この画面内の生成ボタンB1を押す操作を行うと、CPU11は、以上の情報入力処理(ステップS1)を終了し、上述した処理と同様の処理を行う(ステップS2〜S5、S6:NO、S7:YES、S8)。こうして、B書式用の2次元バーコードとB書式用の標識画像が印刷された用紙4Bが得られる。
【0062】
さらに、使用者が操作部12を操作し、図10に示す画面を表示させ、内容情報の書式をA書式に、標識画像をA書式用標識画像データM1に戻し、配置パターンを右下ではなく、タイリングに変更した上で、図9における生成ボタンB1を押す操作を行ったとする(ステップS5、S6:YES、S1)。CPU11は、RAM14に記憶されている設定情報に定められた標識画像を当該2次元バーコードデータで表される画像(余白を含む)の周囲を囲むように標識画像を等間隔で配置した周回画像を生成し、この周回画像と当該2次元バーコードデータで表される画像との位置関係を定める。以降、上端揃えの場合と同様の動作が行われ、ディスプレイ16には、図16に示す画面が表示される。そして、使用者が、操作部12を用いて、保存ボタンB4を押す操作を行うと、CPU11は、作成された印刷データを不揮発性メモリ13に記憶させる。
【0063】
[変形]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はその主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形態で実施することが可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
【0064】
不揮発性メモリ13に記憶させた印刷用データの用途は任意であり、例えば、USBインタフェース15に取り付け可能な外付けのFD(フレキシブルディスク)ドライブを用いてFDに書き込み、他のコンピュータにて印刷するようにしてもよいし、画像出力装置1のオペレーティングシステムが備えているメーラを用いて他のコンピュータへ送信するようにしてもよい。この場合、USBインタフェース15ではなく、送信部が、出力手段や、配置出力手段、包囲出力手段、補正出力手段の構成要素となる。
【0065】
また、上記の変形が可能であるということは、小型のコンピュータと捉えることが可能な最近の移動機に画像出力装置1と同等の機能を持たせることができることを意味する。もちろん、移動機に、移動パケット通信網を介して作成プログラムPに相当するプログラムをダウンロードし、インストールする態様としてもよい。
【0066】
また、白紙に印刷することが前提であれば、2次元バーコードの余白を確保せずに印刷するようにしてもよい。つまり、2次元バーコードそのものを表す画像データを2次元バーコードデータとしてRAM14に記憶させるようにしてもよい。この場合、余白を考慮した補正は不要となる。ただし、標識画像との間の余白については確実に確保されるようにしなければならない。
【0067】
また、2次元バーコードデータで表される画像を、矩形の標識画像を繰り返し用いて囲むのではなく、環状の標識画像を予め用意しておき、この標識画像を用いることで囲むようにしてもよい。
【0068】
なお、上述した実施形態では、2次元バーコードに着目した形態になっているが、1次元シンボルを用いる1次元バーコードに適用した形態としてもよいことは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力された内容情報を符号化して生成されたバーコードの近傍に、当該内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像が印刷されることになるから、互換性の問題に起因した、バーコード画像の無駄な読み取り作業の発生を、防止することができる。さらに、本発明によれば、バーコードと標識画像とが少なくとも1つの端を揃えて印刷される、あるいはバーコードを標識画像が囲んで印刷されるから、印刷物の見栄えを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像出力装置1を用いた情報流通システムを説明するための図である。
【図2】同システムにて作成された広告ポスター5の一部を示す図である。
【図3】同広告ポスター5からバーコードを読み取る様子を示す図である。
【図4】同システムにおける移動機6の表示画面の一例を示す図である。
【図5】同システムにおける移動機6の表示画面の一例を示す図である。
【図6】同画像出力装置1の構成を示すブロック図である。
【図7】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図8】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図9】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図10】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図11】同画像出力装置1が行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図13】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図14】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図15】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図16】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…画像出力装置、11…CPU、12…操作部、13…不揮発性メモリ、14…RAM、15…USBインタフェース、16…ディスプレイ、P…作成プログラム、M1…A書式用標識画像データ、M2…B書式用標識画像データ。
Claims (8)
- 内容情報を入力する内容入力手段と、
前記内容入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、
前記符号化手段により生成された前記バーコードと前記内容入力手段により入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、少なくとも1つの端を揃えて印刷されるように、印刷用データを出力する出力手段とを有する画像出力装置。 - 内容情報を入力する内容入力手段と、
前記内容入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、
前記符号化手段により生成された前記バーコードの、印刷物における配置位置を示す配置情報を入力する配置入力手段と、
前記符号化手段により生成された前記バーコードと前記内容入力手段により入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、前記配置入力手段により入力された前記配置情報で示される配置位置に応じた端を揃えて印刷されるように、印刷用データを出力する配置出力手段とを有する画像出力装置。 - 内容情報を入力する内容入力手段と、
前記内容入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、
前記符号化手段により生成された前記バーコードを前記内容入力手段により入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像が囲んで印刷されるように、印刷用データを出力する包囲出力手段とを有する画像出力装置。 - 内容情報を入力する内容入力手段と、
前記内容入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、
前記符号化手段により生成された前記バーコードが正しく読み取られるために該バーコードの周囲に確保すべき余白の広がりを示す余白情報に基づいて、該バーコードと前記内容入力手段により入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とを同一の用紙に印刷したときに該バーコードと該標識画像との少なくとも1端が揃うように該バーコードと該標識画像とを配置した印刷用データを作成し、出力する補正出力手段とを有する画像出力装置。 - コンピュータに、
内容情報を入力する内容入力過程と、
前記内容入力過程にて入力した前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、
前記符号化過程にて生成された前記バーコードと前記内容入力過程にて入力した前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、少なくとも1つの端を揃えて印刷されるように、印刷用データを出力する出力過程とを実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
内容情報を入力する内容入力過程と、
前記内容入力過程にて入力した前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、
前記符号化過程にて生成された前記バーコードの、印刷物における配置位置を示す配置情報を入力する配置入力過程と、
前記符号化過程にて生成された前記バーコードを前記内容入力過程にて入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像が囲んで印刷されるように、印刷用データを出力する包囲出力過程とを実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
内容情報を入力する内容入力過程と、
前記内容入力過程にて入力した前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、
前記符号化過程にて生成された前記バーコードが正しく読み取られるために該バーコードの周囲に確保すべき余白の広がりを示す余白情報に基づいて、該バーコードと前記内容入力過程にて入力された前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とを同一の用紙に印刷したときに該バーコードと該標識画像との少なくとも1端が揃うように該バーコードと該標識画像とを配置した印刷用データを作成し、出力する補正出力過程とを実行させるためのプログラム。 - バーコードを用いて内容情報を符号化することにより得られたバーコード画像と前記内容情報のプロパティを視覚的に表す標識画像とが、1つの端を揃えて印刷された印刷物。
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