JP2004356976A - スピーカ - Google Patents

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Toshihiro Yamamoto
敏広 山本
Kazuya Uchiumi
和也 内海
Kazuyoshi Mimura
和義 三村
Yoshiaki Nakamura
善紀 中村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は各種音響機器および情報通信機器に使用されるスピーカに関するものであり、耐衝撃性に課題があった。
【解決手段】本発明のスピーカは、ヨーク21にマグネットガイド28を設けて構成したものである。この構成により、衝撃力が付加されてもマグネットガイドの働きによりヨークとマグネットが脱離し難い構造を構成し、ヨークとマグネットの結合力を向上させることができる。
この構成により、耐落下衝撃等に優れた高信頼性のスピーカを実現することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種音響機器および情報通信機器に使用されるスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピーカについて、図5により説明する。
【0003】
図5は従来のスピーカの断面図を示したものである。
【0004】
図5に示すように、マグネットとの結合面が平面状であるヨーク1と、このヨーク1の内側に結合されたマグネット2と、このマグネット2の前記ヨーク1との反対側に結合されたプレート3とにより磁気回路を構成していた。
【0005】
そして、この磁気回路のヨーク1に結合されたフレーム4と、このフレーム4の外周部に結合された振動板6と、この振動板6に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイル5とによりスピーカを構成していた。
【0006】
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0007】
【特許文献1】
実開昭63−153698号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のスピーカは、特に携帯電話等の情報通信機器に使用されることが多く、特に振動や衝撃等の環境信頼性に対する要求が非常に厳しいものであった。
【0009】
すなわち、携帯電話等のセットに実装された後の落下や振動による衝撃が加わった時、マグネット2とプレート3の荷重により、ヨーク1とマグネット2との間で、剪断或いは剥離方向に力が加わり、脱離が発生し、スピーカの音圧レベル低下や異常音発生、さらには不鳴りが発生するという課題を有するものであった。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するもので、スピーカのマグネットの保持性能を向上させ、耐衝撃性に優れたスピーカを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
【0012】
本発明の請求項1に記載の発明は、ヨークにマグネットガイドを設けてスピーカを構成している。
【0013】
この構成により、マグネットの保持性能を向上させ、耐衝撃性を向上させることができる。
【0014】
本発明の請求項2に記載の発明は、ヨークの底面部を凹状に沈降させてマグネットガイドを構成したものである。
【0015】
この構成により、マグネットガイドを構成したヨークの生産性を向上させることができる。
【0016】
本発明の請求項3に記載の発明は、マグネットガイドはマグネットの内径をガイドする構成としたものである。
【0017】
この構成により、スピーカ生産時にマグネットとヨークのマグネットガイドとが接触して鉄粉等が発生しても、磁気ギャップに到達することがないため、ギャップ不良の発生を防止することができる。
【0018】
本発明の請求項4に記載の発明は、マグネットガイドは非磁性体から構成したものである。
【0019】
この構成により、マグネットの異極をショートしない構成となるため、マグネットの磁気エネルギーを有効活用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0021】
(実施の形態1)
以下実施の形態1を用いて、本発明の請求項1に記載の発明について説明する。
【0022】
図1は本発明の一実施の形態の磁気回路の断面図を示したものである。
【0023】
図1に示すようにヨーク21底部に設けられたマグネットガイド28はヨーク21と同材料により構成されたものである。このマグネットガイド28は少なくともマグネット22底部の外周を被うように隆起し、従来よりも接合面積を大きく確保し、保持する構成としている。
【0024】
この構成とすることにより、衝撃力が付加されてもマグネットガイド28の働きにより脱離し難い構造を構成し、ヨーク21とマグネット22の結合力を確保することにより、耐衝撃性に優れた高信頼性のスピーカを実現することができる。尚スピーカの構成については、従来例と同様であり説明を省略する。
【0025】
(実施の形態2)
以下実施の形態2を用いて、本発明の請求項2に記載の発明について説明する。図2は本発明の一実施の形態の磁気回路の断面図を示したものである。
【0026】
図2に示すようにマグネットガイド29はヨーク21Aと同材料により構成されたものである。このマグネットガイド29はヨークの底面部を凹状に沈降した形状にすることで従来よりも接合面積を大きく確保し、保持する構成としている。
【0027】
この構成とすることにより、マグネットガイド29を構成したヨーク21Aの生産性を向上させることができる。よって耐衝撃性に優れたスピーカを安価に提供することが可能となる。
【0028】
(実施の形態3)
以下実施の形態3を用いて、本発明の請求項3に記載の発明について説明する。図3は本発明の本発明の一実施の形態の磁気回路の断面図を示したものである。
【0029】
図3に示すようにマグネットガイド30はヨークと同材料により構成されたものである。このマグネットガイド30は隆起しており、マグネット22Aの形状が図3に示すように中心部に貫通孔、或いは凹状の孔を備えたマグネット22Aの内周部をマグネットガイド30で保持する構成としている。
【0030】
この構成とすることにより、スピーカ生産時にマグネット22Aとヨークのマグネットガイド30とが接触して鉄粉等が発生しても、マグネット22Aの内径側にある鉄粉は磁気ギャップのあるマグネット22Aの外径側に到達することがないため、鉄粉によるギャップ不良の発生を防止することができる。
【0031】
(実施の形態4)
以下実施の形態4を用いて、本発明の請求項4に記載の発明について説明する。図4は本発明の一実施の形態の磁気回路の断面図を示したものである。
【0032】
図4に示すように、マグネットガイド31はヨークと別材料である非磁性体により構成されておりヨーク底部の上面から隆起している。そしてこのマグネットガイド31は図4に示すようにマグネット底部の外周を被うように隆起し接合面積を確保することにより構成している。
【0033】
この構成とすることにより、非磁性体から構成されたマグネットガイド31によりマグネット22の異極をショートしない構成となるため、マグネット22の磁気エネルギーを有効に活用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明のスピーカは、ヨークにマグネットガイドを設けて構成したものである。この構成により、衝撃力が付加されてもマグネットガイドの働きによりヨークとマグネットが脱離し難い構造を構成し、ヨークとマグネットの結合力を向上させることができる。
【0035】
この構成により、耐落下衝撃等に優れた高信頼性のスピーカを実現することができる。
【0036】
このように本発明はヨークとマグネット間の結合力を強化し、耐衝撃性に優れたスピーカを提供することができ、その工業的価値は非常に大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるスピーカの断面図
【図2】本発明の一実施の形態における磁気回路の断面図
【図3】本発明の一実施の形態における磁気回路の断面図
【図4】本発明の一実施の形態における磁気回路の断面図
【図5】従来のスピーカの断面図
【符号の説明】
21 ヨーク
21A ヨーク
21B ヨーク
21C ヨーク
22 マグネット
22A マグネット
23 プレート
28 マグネットガイド
29 マグネットガイド
30 マグネットガイド
31 マグネットガイド

Claims (4)

  1. マグネットとプレートとヨークとにより構成した内磁型の磁気回路と、この内磁型の磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された振動板と、この振動板に結合されるとともに前記磁気回路の磁気ギャップに挿入されたボイスコイルとから構成されたスピーカであって前記ヨークにはマグネットガイドを設けたスピーカ。
  2. ヨークの底面部が凹状に沈降した形状でマグネットガイドを構成した請求項1記載のスピーカ。
  3. マグネットガイドはマグネットの内径をガイドすることを特徴とした請求項1記載のスピーカ。
  4. マグネットガイドは非磁性体から構成された請求項1から請求項3記載のいずれか1つのスピーカ。
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