JP4475085B2 - スピーカ - Google Patents

スピーカ Download PDF

Info

Publication number
JP4475085B2
JP4475085B2 JP2004291217A JP2004291217A JP4475085B2 JP 4475085 B2 JP4475085 B2 JP 4475085B2 JP 2004291217 A JP2004291217 A JP 2004291217A JP 2004291217 A JP2004291217 A JP 2004291217A JP 4475085 B2 JP4475085 B2 JP 4475085B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic circuit
coil
diaphragm
voice coil
speaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004291217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006108976A (ja
Inventor
和隆 久保
敬則 福山
浩司 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004291217A priority Critical patent/JP4475085B2/ja
Publication of JP2006108976A publication Critical patent/JP2006108976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4475085B2 publication Critical patent/JP4475085B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

本発明は各種音響機器、電子機器や携帯電話等に使用されるスピーカに関するものである。
近年、小型の電子機器や携帯電話に関しては、更なる小型化が進む一方で、高能率化をも求められるようになってきており、このような機器に搭載されるスピーカも同様に薄型化、スリム化に加えて高能率化が求められている。
図3はこの種の従来のスピーカの構成を示した半断面図であり、同図において、11はマグネット、12はこのマグネット11を中心に結合した磁性金属材料製のヨーク、13は上記マグネット11の上面に結合された磁性金属材料製の上部プレートであり、これらにより磁気ギャップ14を形成した磁気回路が構成されている。
15は上記磁気回路を構成するヨーク12を中心に結合したフレーム、16は上記磁気ギャップ14に嵌まり込んだボイスコイル、17はこのボイスコイル16を結合した振動板、17aはこの振動板17の周縁に設けられたエッジであり、このエッジ17aの周縁を上記フレーム15の周縁に結合して組み立てられているものである。
このように構成された従来のスピーカは、磁気回路に形成された磁気ギャップ14内に嵌め込まれたボイスコイル16に音声信号を入力することにより、上記磁気回路により発生する磁界によりボイスコイル16が上下に振幅し、これによってボイスコイル16を結合した振動板17が上下に振幅して音響再生を行うように構成されたものであった。
また、図4はこの種の従来のスピーカの他の構成を示した半断面図であり、同図において、18はマグネット、19はこのマグネット18を中心に結合した磁性金属材料製のヨークであり、これにより磁気ギャップ20を形成した磁気回路が構成されている。21は上記磁気回路を構成するヨーク19を中心に結合したフレームである。
22はボイスコイルであり、このボイスコイル22は樹脂製の基材22aの表裏面に銅めっきにより所望のパターンのコイル22bが巻回状態で形成され、このコイル22bが上記磁気回路に形成された磁気ギャップ20方側一定間隔離れて配置されるようにしたものである。23は上記ボイスコイル22を結合した振動板、23aはこの振動板23の外周に一体で設けられたエッジ部であり、このエッジ部23aの周縁を上記フレーム21の周縁に結合することによって組み立てられているものである。
このように構成された従来のスピーカは、磁気回路に形成された磁気ギャップ20上に配設されたボイスコイル22に音声信号を入力することにより、上記磁気回路により発生する磁界の漏れ磁界によりボイスコイル22が上下に振幅し、これによりボイスコイル22を結合した振動板23が上下に振幅して音響再生を行うように構成されたものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−88739号公報
しかしながら上記従来のスピーカでは、高能率化を図るためにマグネット11(18)を大きくしようとする振動板のエッジの幅が狭くなり振動板の振幅が減少し、かえって能率が下がってしまうため、高能率化の為には磁気回路ならびにこの磁気回路を結合したフレーム15(21)までも大きくしなければならず、小型化が要求されるスピーカにおいてはスピーカの外形を大きくしないでマグネット11(18)を大きくして高能率化を図ることは不可能であるという課題を有していた。
本発明はこのような従来の課題を解決し、スピーカの外形を大きくすることなく、マグネットを大きくして高能率化を図ることが可能なスピーカを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、磁気ギャップを有する磁気回路と、この磁気回路を結合したフレームと、上記磁気ギャップの上方側に一定間隔離れて配置されコイルを平面状に形成された基材の外周端表裏面に設置したボイスコイルと、このボイスコイルを結合し、外周部が上記フレームに結合された振動板からなるスピーカにおいて、この振動板は外周にエッジ部を有し、このエッジ部下方近傍かつ、ボイスコイルの外周側延長方向に前記ボイスコイルのコイルが突出して配設されるように構成したものである。
以上のように本発明によるスピーカは、振動板に設けたエッジ部内にボイスコイルが配設されるようにした構成により、マグネットの大型化とエッジ幅の確保を両立することができる為、スピーカの外形を大きくすることなく磁気回路を大きくして高能率化を図ることができるという格別の効果が得られるものである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1、2に記載の発明について説明する。
図1は本発明の実施の形態1によるスピーカの構成を示した半断面図であり、図1において、1は磁性金属材料からなる壺型のヨーク、2はマグネットであり、このマグネット2は上記ヨーク1内に嵌め込まれて結合されることにより磁気回路を構成すると共に、マグネット2の外周面とヨーク1の内壁面との間に均等な隙間を設けた磁気ギャップ3が形成されている。4は上記磁気回路を構成するヨーク1を中心に結合したフレーム、4aはこのフレーム4に設けられた空気孔である。
5はボイスコイルであり、このボイスコイル5は平板状に形成されたポリイミド製の基材5aの外周端表裏面に銅めっきにより所望のパターンのコイル5bが複数ターン巻回状態で形成され、上記コイル5bが上記磁気回路に形成された磁気ギャップ3の漏れ磁界を利用できる位置に配設されているものである。
6は振動板であり、中央に平板状の本体部6aと、この本体部6aの周縁にエッジ部6bと、このエッジ部6bの周縁に平板状の貼り付け部6cが一体構造で形成されているものであり、上記本体部6aが上記ボイスコイル5のコイル5bを除く基材5aと接合されているものである。
また、上記ボイスコイル5に形成されたコイル5bは振動板6のエッジ部6b下方近傍かつ、ボイスコイルの外周側延長方向に配設されるように構成されており、このような構成により、スピーカの外形寸法、即ちフレーム4と振動板6の外形寸法を大きくすることなく、ボイスコイル5のコイル5bを大きくすることができるため、エッジ幅を縮少することなくマグネット2ならびに磁気回路を大きくすることができるようになって高能率化が図れ、小型高性能のスピーカを提供することができるものである。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項3に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で説明したスピーカの振動板を介して磁気回路を結合したフレームを上下対称に対向配置した構成のものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図2は本発明の実施の形態2によるスピーカの構成を示した半断面図であり、図2において、7は磁性金属材料からなる壺型のヨーク、8はマグネットであり、このマグネット8は上記ヨーク7内に嵌め込まれて結合されることにより第2の磁気回路を構成すると共に、マグネット8の外周面とヨーク7の内壁面との間に均等な隙間を設けた磁気ギャップ9が形成されている。10は上記第2の磁気回路を構成するヨーク7を中心に結合したフレーム、10aはこのフレーム10に設けられた空気孔である。
このように構成された第2の磁気回路を結合したフレーム10を、振動板6を介して、磁気回路を結合したフレーム4と上下対称に対向配置してフレーム4とフレーム10を結合することにより、本実施の形態によるスピーカを構成したものである。
このように構成された本実施の形態によるスピーカは、振動板6を介して2組の磁気回路を対向配置した構成により、ボイスコイル5を駆動する駆動力を倍増させることができるために更なる高能率化を図ることができるものである。
本発明によるスピーカは、スピーカの外形寸法を大きくすることなく、エッジ幅を確保したままでマグネットならびに磁気回路を大きくすることができるようになって高能率化が図れ、小型高性能のスピーカを提供することができるという特徴を有し、携帯電話用等の小型スピーカ等として有用である。
本発明の実施の形態1によるスピーカの構成を示した半断面図 本発明の実施の形態2によるスピーカの構成を示した半断面図 従来のスピーカの構成を示した半断面図 従来のスピーカの他の構成を示した半断面図
符号の説明
1、7 ヨーク
2、8 マグネット
3、9 磁気ギャップ
4、10 フレーム
4a、10a 空気孔
5 ボイスコイル
5a 基材
5b コイル
6 振動板
6a 本体部
6b エッジ部
6c 貼り付け部

Claims (3)

  1. 1つのマグネットと1つのヨークから構成され、その上方に漏れ磁界を生じさせる磁気回路と、この磁気回路を結合したフレームと、前記磁気回路のマグネットとヨークとの間の磁気ギャップの上方近傍かつ、マグネットもしくはヨーク外周縁の上面から一定の間隙を隔てた位置に配置されコイルを平板状の基材外周端の表裏面に設けたボイスコイルと、このボイスコイルの基材中央のコイルを設置していない部分に振動板の平板状の本体部全面を結合し、外周部が前記フレームに結合された振動板からなるスピーカにおいて、この振動板は外周にエッジ部を有し、このエッジ部下方近傍かつ、前記ボイスコイルの外周側延長方向に前記ボイスコイルのコイルが突出して配設されるようにしたスピーカ。
  2. ボイスコイルは、樹脂製の基材の少なくとも一方の面上にめっきにより所望のパターンのコイルが巻回状態で形成され、上記コイルを除く基材が振動板と結合されるようにした請求項1に記載のスピーカ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスピーカに、請求項1に記載の磁気回路、ならびにこの磁気回路結合するフレーム前記スピーカの振動板を間に介して上下対称に対向配置したスピーカ。
JP2004291217A 2004-10-04 2004-10-04 スピーカ Expired - Fee Related JP4475085B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004291217A JP4475085B2 (ja) 2004-10-04 2004-10-04 スピーカ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004291217A JP4475085B2 (ja) 2004-10-04 2004-10-04 スピーカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006108976A JP2006108976A (ja) 2006-04-20
JP4475085B2 true JP4475085B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=36378197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004291217A Expired - Fee Related JP4475085B2 (ja) 2004-10-04 2004-10-04 スピーカ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4475085B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021128337A1 (zh) * 2019-12-27 2021-07-01 瑞声声学科技(深圳)有限公司 发声器件

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4809719B2 (ja) * 2006-06-16 2011-11-09 パイオニア株式会社 スピーカー装置
EP2148524B1 (en) * 2008-05-13 2014-10-22 Hosiden Corporation Electroacoustic transducer
CN107820169A (zh) * 2017-10-18 2018-03-20 深圳精拓创新科技有限公司 扬声器及提高扬声器灵敏度的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021128337A1 (zh) * 2019-12-27 2021-07-01 瑞声声学科技(深圳)有限公司 发声器件

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006108976A (ja) 2006-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100547357B1 (ko) 휴대단말기용 스피커 및 그 제조방법
US9420379B2 (en) Performance enhancing apparatus of balanced armature transducer
US20140056464A1 (en) Micro-Speaker
US10932050B2 (en) Micro-speaker
JP2006254037A (ja) スピーカ
JP2008312056A (ja) 電気音響変換器
US20200389735A1 (en) Bridge-edge-type high-resolution electromagnetic speaker
JP2008312086A (ja) 電気音響変換器
WO2021258653A1 (zh) 扬声器和耳机
US20120308070A1 (en) Slim type speaker and magnetic circuit therefor
JP3815740B2 (ja) 全面駆動型平面スピーカ
JP4475085B2 (ja) スピーカ
JP4305228B2 (ja) スリムスピーカおよびこれを用いたモジュール、電子機器および装置
JP2006311156A (ja) 電気音響変換器
JP4591017B2 (ja) スピーカ
JP4379215B2 (ja) 電気音響変換器およびこれを用いたモジュール、電子機器および装置
KR100503006B1 (ko) 소형 스피커 및 그 제조방법
KR100621648B1 (ko) 직접구동 진동플레이트를 갖는 마이크로 스피커
JP4403941B2 (ja) スピーカ
JP2009130666A (ja) 電気音響変換器
CN220965131U (zh) 一种微型扬声器
KR200454507Y1 (ko) 마이크로 스피커
CN220965128U (zh) 一种微型扬声器
JP4591018B2 (ja) スピーカ
JP2006109123A (ja) スピーカ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070607

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091030

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100301

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees