JP2006108976A - スピーカ - Google Patents

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【課題】携帯電話等に使用される小型のスピーカに関し、スピーカの外形を変えずにマグネットを大きくすることができないために高能率化が図れないという課題を解決し、高能率化を図ったスピーカを提供することを目的とする。
【解決手段】磁気ギャップ3を有する磁気回路と、この磁気回路を結合したフレーム4と、上記磁気ギャップ3の上部に非接触状態で近接配置されたボイスコイル5と、このボイスコイル5を結合し、外周部が上記フレーム4に結合された振動板6からなるスピーカにおいて、上記振動板6は外周にエッジ部6bを有し、このエッジ部6b内に上記ボイスコイル5が配設されるようにした構成により、スピーカの外形を大きくすることなくマグネット2を大きくして高能率化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は各種音響機器、電子機器や携帯電話等に使用されるスピーカに関するものである。
近年、小型の電子機器や携帯電話に関しては、更なる小型化が進む一方で、高能率化をも求められるようになってきており、このような機器に搭載されるスピーカも同様に薄型化、スリム化に加えて高能率化が求められている。
図3はこの種の従来のスピーカの構成を示した半断面図であり、同図において、11はマグネット、12はこのマグネット11を中心に結合した磁性金属材料製のヨーク、13は上記マグネット11の上面に結合された磁性金属材料製の上部プレートであり、これらにより磁気ギャップ14を形成した磁気回路が構成されている。
15は上記磁気回路を構成するヨーク12を中心に結合したフレーム、16は上記磁気ギャップ14に嵌まり込んだボイスコイル、17はこのボイスコイル16を結合した振動板、17aはこの振動板17の周縁に設けられたエッジであり、このエッジ17aの周縁を上記フレーム15の周縁に結合して組み立てられているものである。
このように構成された従来のスピーカは、磁気回路に形成された磁気ギャップ14内に嵌め込まれたボイスコイル16に音声信号を入力することにより、上記磁気回路により発生する磁界によりボイスコイル16が上下に振幅し、これによってボイスコイル16を結合した振動板17が上下に振幅して音響再生を行うように構成されたものであった。
また、図4はこの種の従来のスピーカの他の構成を示した半断面図であり、同図において、18はマグネット、19はこのマグネット18を中心に結合した磁性金属材料製のヨークであり、これにより磁気ギャップ20を形成した磁気回路が構成されている。21は上記磁気回路を構成するヨーク19を中心に結合したフレームである。
22はボイスコイルであり、このボイスコイル22は樹脂製の基材22aの表裏面に銅めっきにより所望のパターンのコイル22bが巻回状態で形成され、このコイル22bが上記磁気回路に形成された磁気ギャップ20上に、磁気ギャップ20とは非接触状態で近接配置されるようにしたものである。23は上記ボイスコイル22を結合した振動板、23aはこの振動板23の外周に一体で設けられたエッジ部であり、このエッジ部23aの周縁を上記フレーム21の周縁に結合することによって組み立てられているものである。
このように構成された従来のスピーカは、磁気回路に形成された磁気ギャップ20上に配設されたボイスコイル22に音声信号を入力することにより、上記磁気回路により発生する磁界の漏れ磁界によりボイスコイル22が上下に振幅し、これによりボイスコイル22を結合した振動板23が上下に振幅して音響再生を行うように構成されたものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−88739号公報
しかしながら上記従来のスピーカでは、高能率化を図るためにマグネット11(18)を大きくしようとする振動板のエッジの幅が狭くなり振動板の振幅が減少し、かえって能率が下がってしまうため、高能率化の為には磁気回路ならびにこの磁気回路を結合したフレーム15(21)までも大きくしなければならず、小型化が要求されるスピーカにおいてはスピーカの外形を大きくしないでマグネット11(18)を大きくして高能率化を図ることは不可能であるという課題を有していた。
本発明はこのような従来の課題を解決し、スピーカの外形を大きくすることなく、マグネットを大きくして高能率化を図ることが可能なスピーカを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、磁気ギャップを有する磁気回路と、この磁気回路を結合したフレームと、上記磁気ギャップの上部に磁気ギャップと非接触状態で近接配置されたボイスコイルと、このボイスコイルを結合し、外周部が上記フレームに結合された振動板からなるスピーカにおいて、上記振動板は外周にエッジ部を有し、このエッジ部内に上記ボイスコイルが配設されるようにした構成にしたものである。
以上のように本発明によるスピーカは、振動板に設けたエッジ部内にボイスコイルが配設されるようにした構成により、マグネットの大型化とエッジ幅の確保を両立することができる為、スピーカの外形を大きくすることなく磁気回路を大きくして高能率化を図ることができるという格別の効果が得られるものである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1、2に記載の発明について説明する。
図1は本発明の実施の形態1によるスピーカの構成を示した半断面図であり、図1において、1は磁性金属材料からなる壺型のヨーク、2はマグネットであり、このマグネット2は上記ヨーク1内に嵌め込まれて結合されることにより磁気回路を構成すると共に、マグネット2の外周面とヨーク1の内壁面との間に均等な隙間を設けた磁気ギャップ3が形成されている。4は上記磁気回路を構成するヨーク1を中心に結合したフレーム、4aはこのフレーム4に設けられた空気孔である。
5はボイスコイルであり、このボイスコイル5はポリイミド製の基材5aの表裏面に銅めっきにより所望のパターンのコイル5bが複数ターン巻回状態で形成され、上記コイル5bが上記磁気回路に形成された磁気ギャップ3の漏れ磁界を利用できる位置に配設されているものである。
6は振動板であり、中央に平板状の本体部6aと、この本体部6aの周縁にエッジ部6bと、このエッジ部6bの周縁に平板状の貼り付け部6cが一体構造で形成されているものであり、上記本体部6aが上記ボイスコイル5のコイル5bを除く基材5aと接合されているものである。
また、上記ボイスコイル5に形成されたコイル5bは振動板6のエッジ部6b内に配設されるように構成されており、このような構成により、スピーカの外形寸法、即ちフレーム4と振動板6の外形寸法を大きくすることなく、ボイスコイル5のコイル5bを大きくすることができるため、エッジ幅を縮少することなくマグネット2ならびに磁気回路を大きくすることができるようになって高能率化が図れ、小型高性能のスピーカを提供することができるものである。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項3に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で説明したスピーカの振動板を介して磁気回路を結合したフレームを上下対称に対向配置した構成のものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図2は本発明の実施の形態2によるスピーカの構成を示した半断面図であり、図2において、7は磁性金属材料からなる壺型のヨーク、8はマグネットであり、このマグネット8は上記ヨーク7内に嵌め込まれて結合されることにより第2の磁気回路を構成すると共に、マグネット8の外周面とヨーク7の内壁面との間に均等な隙間を設けた磁気ギャップ9が形成されている。10は上記第2の磁気回路を構成するヨーク7を中心に結合したフレーム、10aはこのフレーム10に設けられた空気孔である。
このように構成された第2の磁気回路を結合したフレーム10を、振動板6を介して、磁気回路を結合したフレーム4と上下対称に対向配置してフレーム4とフレーム10を結合することにより、本実施の形態によるスピーカを構成したものである。
このように構成された本実施の形態によるスピーカは、振動板6を介して2組の磁気回路を対向配置した構成により、ボイスコイル5を駆動する駆動力を倍増させることができるために更なる高能率化を図ることができるものである。
本発明によるスピーカは、スピーカの外形寸法を大きくすることなく、エッジ幅を確保したままでマグネットならびに磁気回路を大きくすることができるようになって高能率化が図れ、小型高性能のスピーカを提供することができるという特徴を有し、携帯電話用等の小型スピーカ等として有用である。
本発明の実施の形態1によるスピーカの構成を示した半断面図 本発明の実施の形態2によるスピーカの構成を示した半断面図 従来のスピーカの構成を示した半断面図 従来のスピーカの他の構成を示した半断面図
符号の説明
1、7 ヨーク
2、8 マグネット
3、9 磁気ギャップ
4、10 フレーム
4a、10a 空気孔
5 ボイスコイル
5a 基材
5b コイル
6 振動板
6a 本体部
6b エッジ部
6c 貼り付け部

Claims (3)

  1. 磁気ギャップを有する磁気回路と、この磁気回路を結合したフレームと、上記磁気ギャップの上部に磁気ギャップと非接触状態で近接配置されたボイスコイルと、このボイスコイルを結合し、外周部が上記フレームに結合された振動板からなるスピーカにおいて、上記振動板は外周にエッジ部を有し、このエッジ部内に上記ボイスコイルが配設されるようにしたスピーカ。
  2. ボイスコイルは、樹脂製の基材の少なくとも一方の面上にめっきにより所望のパターンのコイルが巻回状態で形成され、上記コイルを除く基材が振動板と結合されるようにした請求項1に記載のスピーカ。
  3. 磁気ギャップを有する磁気回路、ならびにこの磁気回路を結合したフレームを振動板を介して上下対称に対向配置した請求項1に記載のスピーカ。
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