JP2004355372A - 電子メール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子メールに含まれる複数のデータを一覧できるというメリットを保ちつつ、電子メールに含まれるコンピュータウィルスからユーザを守る。
【解決手段】保存されている電子メール一覧から特定の電子メールを選択する手段と、該選択した電子メールを解析し、構造をユーザに提示する手段と、該選択された電子メールが再度選択された場合には、該電子メールに含まれるすべてのデータを再生する手段と、該電子メールの構造から、該電子メールに含まれる特定のデータを選択すると、該データを再生する手段と、再生する前にデータがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する手段と、その結果、該データがコンピュータウィルスを含む場合には、該データの再生を中止し、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに提示する手段を有する電子メール装置。
【選択図】 図1
【解決手段】保存されている電子メール一覧から特定の電子メールを選択する手段と、該選択した電子メールを解析し、構造をユーザに提示する手段と、該選択された電子メールが再度選択された場合には、該電子メールに含まれるすべてのデータを再生する手段と、該電子メールの構造から、該電子メールに含まれる特定のデータを選択すると、該データを再生する手段と、再生する前にデータがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する手段と、その結果、該データがコンピュータウィルスを含む場合には、該データの再生を中止し、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに提示する手段を有する電子メール装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子メール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術においては、電子メールのデータ構造を表示することなく、選択された電子メールのすべてのデータを再生していた。(例えば、特許文献1参照)あるいは、データ構造を表示するものの、そのうちの特定のデータのみを再生し、すべてのデータを同時に再生することはできなかった。また、選択された電子メールに含まれるデータを再生する際に、実際にコンピュータウィルスが含まれているかどうかの判断は行わず、マクロなどコンピュータウィルスが含まれている可能性があるデータであることを示すだけであった。また、コンピュータが含まれている可能性があることを、再生する度にユーザに提示していた。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−285205号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては再生してみないと選択した電子メールにどんなデータが含まれているかがわからない、あるいはすべてのデータを一操作で再生できないという問題点があった。また、選択した電子メールに実際にコンピュータウィルスが含まれているか否かを確認するのが大変面倒であるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本発明にかかる電子メール装置は、保存されている電子メールを一覧する手段と、該電子メール一覧から特定の電子メールを選択する手段と、該選択した電子メールを解析する手段と、該解析結果に基づき、該電子メールの構造をユーザに提示する手段と、該選択された電子メールが再度選択された場合には、該電子メールに含まれるすべてのデータを再生する手段とを含むことを特徴とする。
【0006】
さらに、該電子メールの構造から、該電子メールに含まれる特定のデータを選択する手段と、該選択されたデータを再生する手段を設けることができる。
【0007】
本発明にかかる電子メール装置は、再生するデータがプレーンテキストであるか否かを判断する手段と、該判断の結果、再生するデータがプレーンテキストでなければ、再生する前にデータがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する手段と、その結果、該データがコンピュータウィルスを含む場合には、該データの再生を中止し、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに提示する手段とをさらに設けることができる。
【0008】
上記データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する手段は、データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する外部プログラムに該データを渡し、結果を受け取ることにより判断することができる。
【0009】
本発明にかかる電子メール装置は、電子メールに含まれるデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断したか否かを保持する手段と、保持されている該データに基づいて、再生するデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断したか否かを判断する手段と、電子メールに含まれるデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断していた場合には、データがコンピュータウィルスを含むか否かの情報を保持する手段と、再生するデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断していた場合には、再生するデータがコンピュータウィルスを含むか否かの判断を、保持されている情報に基づいて行う手段とをさらに設けることができる。
【0010】
本発明にかかる電子メール装置は、電子メールに含まれるデータがコンピュータウィルスを含む場合には、該データがコンピュータウィルスを含むことを保持する手段と、該電子メールの本文が該データのみから成る場合には、電子メールの一覧において、該電子メールがコンピュータウィルスを含むことを提示する手段と、該電子メールの本文が該データ以外のデータも含む場合には、該電子メールが選択され、該電子メールの構造をユーザに提示する際に、該データがコンピュータウィルスを含んでいることを提示する手段とをさらに設けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施例)
図1は本発明に係る電子メール装置の構成の一例を示す概念図である。
【0012】
図において100は本発明に係る電子メール装置である。101は演算および制御を司る中央演算装置(CPU)である。102はプログラムやデータなどが入っているROMである。103は作業領域およびデータの保存領域として使用する主記憶(RAM)である。104は電源を切っても保持すべきデータやプログラムを入れておくためのハードディスクドライブなどの記憶装置である。電子メール装置内に電子メールを保存する場合には、この記憶装置104に電子メールを保存する。105は本体外部に接続された104と同様の目的に使用する外部記憶装置である。106は信号のやり取りを行うシステムバスである。107はユーザに情報を提示するためのインタフェースとしての表示を行うためのディスプレイや音声出力を行うスピーカーなどの出力装置であり、108はユーザが入力や指示を行うためのキーボードやマウスなどの入力装置である。109はLANアダプタやモデムなど、外部のサーバなどと通信するための通信I/F(インタフェース)である。
【0013】
図2は本発明に係る電子メール装置における、どの電子メールも選択されていない状態での電子メールの表示の一例である。
【0014】
本表示はディスプレイなどの出力装置107に表示される。200は電子メールの表示を行う領域全体である。領域200は、該領域の名称の表示等を行う領域210、保存されている電子メールの一覧を表示する領域220、電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230から構成される。保存されている電子メールの一覧を表示する領域220は、その矩形領域以下の列は各メールのヘッダのSubjectフィールドに記述されている件名を示す件名領域221、その矩形領域以下の列は各メールのヘッダFromのフィールドに記述されている差出人を示す差出人領域222、その矩形領域以下の列は各メールを受信した日時を示す日時領域223、および各行が1つのメールを示すそれ以外の領域から構成される。
【0015】
図3は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの選択処理の一例を示すフローチャートである。なお、S301〜S308は各ステップを示す。
【0016】
ユーザが210の電子メールの一覧から特定の電子メールを選択する(S301)と、該メールが既に選択されている状態であるか否かを判断し(S302)、該電子メールが既に選択されている状態であるならば、該電子メールにメールに含まれるすべてのデータの再生を行い(S307)、処理を終了する。S302の判断の結果、選択された電子メールが既に選択されている状態でなかったならば、選択されたメールの他に選択されている状態の電子メールが存在するか否かを判断し(S303)、他に選択されている状態のメールがあった場合には、該電子メールを非選択状態にする(S308)。次に、ユーザによって選択された電子メールを選択された状態にし(S304)、該電子メール解析し(S305)、該電子メールの本文の構造をユーザに提示し(S306)、処理を終了する。
【0017】
図4は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文の構造を表示した状態での電子メールの表示の一例である。
【0018】
411は保存されている電子メールの一覧を表示する領域220中の選択されている電子メールである。図のように選択されている電子メールの行は、選択されていることを示すために色が反転して表示されている。421〜423は、電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230における、選択されている電子メール411の本文に含まれるデータを順に示したものである。421は、選択されている電子メール411の本文に含まれる先頭のデータがプレーンテキストであることを示す。422は、選択されている電子メール411の本文に含まれる2番目のデータがJPEG形式の画像であり、ファイル名が「cake.jpg」であることを示す。423は、選択されている電子メール411の本文に含まれる3番目のデータがバイナリデータであり、ファイル名が「happybirthday.wav」であることを示す。
【0019】
図5は本発明に係る電子メール装置における、電子メールのすべてのデータを再生した状態での電子メールの表示の一例である。
【0020】
図のように、保存されている電子メールの一覧を表示する領域220中の選択されている電子メール411の内容が、電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230に表示されている。また521は、電子メールに含まれるデータの境界を示す線である。522は選択されている電子メール411のヘッダのうち、主な項目を表示したものである。523は、421で示したプレーンテキストデータの内容を表示したものである。524は422で示した画像データの内容を表示したものである。なお、図中には明記されていないが、522〜524の表示と同時に423で示した音声データであるバイナリデータが再生されている。
【0021】
図6は本発明に係る電子メール装置における、選択されている電子メールにおいて特定のデータを選択する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S601〜S604は各ステップを示す。
【0022】
まず、図4のように、210の電子メールの一覧から特定の電子メールを選択された状態において、ユーザが電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230に表示された電子メールの本文に含まれるデータ群から特定のデータを選択する(S601)。次に、該選択されたデータが既に選択されている状態であるか否かを判断し(S602)、該データが既に選択されている状態でなければ、該データを選択されている状態にする(S603)。次に、ユーザによって選択されたデータを再生し(S604)、処理を終了する。
【0023】
図7は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文の構造から特定のデータを選択した状態での電子メールの表示の一例である。
【0024】
721は選択されている電子メール411の本文に含まれる2番目のデータであり、図において選択されているデータである。図のように本文に含まれるデータのうち選択されているデータ721は、選択されていることを示すために色が反転して表示されている。722は選択されているメール411の本文の構造から特定のデータを選択した際に、電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230において、構造を表示する領域と選択されたデータの内容を表示する領域の区切りをわかりやすくするための境界線である。723は721で示した選択されているデータの内容を表示したものである。
【0025】
図8は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S801〜S804は各ステップを示す。
【0026】
まず再生するデータがプレーンテキストであるか否かを判断し(S801)、該データがプレーンテキストであれば、出力装置107の画面上に表示することで該データを再生し(S803)、処理を終了する。S801の判断の結果、該データがプレーンテキストでなければ、該データがウィルスを含むか否かを、104あるいは105の記憶装置に記憶されているコンピュータウィルスのパターンデータと比較することにより判断し(S802)、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、該データを画像データであれば出力装置107の画面上に表示し、音声データであれば出力装置107のスピーカーを利用して音声を再生するなど、種類に応じてデータを再生し(S803)、処理を終了する。S802の判断の結果、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、出力装置107の画面上にメッセージを表示する、あるいはスピーカーを通して音声データを再生するなどの方法により、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに通知し(S804)、処理を終了する。
【0027】
図9は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S901〜S906は各ステップを示す。
【0028】
まず再生するデータがプレーンテキストであるか否かを判断し(S901)、該データがプレーンテキストであれば、523で示したように出力装置107の画面上に表示することで該データを再生し(S905)、処理を終了する。S901の判断の結果、該データがプレーンテキストでなければ、該データをあらかじめ起動されているコンピュータウィルスが含まれているか否かを判断するプログラムに渡し(S902)、該判断の結果を受け取る(S903)。次に、該データがウィルスを含むか否かを、外部プログラムから受け取った結果をもとに判断し(S904)、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、該データを画像データであれば524で示したように出力装置107の画面上に表示し、音声データであれば出力装置107のスピーカーを利用して音声を再生するなど、種類に応じてデータを再生し(S905)、処理を終了する。S904の判断の結果、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、出力装置107の画面上にメッセージを表示する、あるいはスピーカーを通して音声データを再生するなどの方法により、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに通知し(S906)、処理を終了する。
【0029】
図10は本発明にかかる電子メール装置が保持する、電子メールの構造を示す概念図の一例である。
【0030】
1000は本発明にかかる電子メール装置において、記憶装置104または105に記憶されている1つの電子メール全体を表す。1010は該電子メールのヘッダ領域を表す。1020は該電子メールのヘッダ領域と本文領域を分ける空行である。1030は該電子メールの本文領域を表す。該電子メールが単一のデータのみで構成される場合には、該本文領域は該データそのものである。該電子メールが複数のデータで構成される場合には、該本文領域には該データ群、および該データ群のヘッダ情報、およびデータ群中の各データの境界を示すバウンダリが含まれる。この構造はRFC822およびRFC2045に則ったものである。該電子メールが単一のデータのみで構成される場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断しているか否かの情報は、ヘッダ領域1010に拡張フィールドを追加することにより保持する。また、ヘッダに該拡張フィールドが追加されていれば、該電子メールの本文のデータがコンピュータウィルスを含むか否かを判断済みであると判断することにより、該電子メールの本文のデータがコンピュータウィルスを含むか否かを判断済みであるかが判断可能である。
【0031】
図11は本発明にかかる電子メール装置が保持する、複数のデータからなる本文を持つ電子メールの構造を示す概念図の一例である。
【0032】
1000は本発明にかかる電子メール装置において、記憶装置104または105に記憶されている1つの電子メール全体を表す。1010は該電子メールのヘッダ領域を表す。1020は該電子メールのヘッダ領域と本文領域を分ける空行である。1030は該電子メールの本文領域を表す。1110はデータの開始を示すバウンダリである。1120は該本文領域に含まれるデータ群のうちの1つである。1121はデータ1120のヘッダ領域である。1122はデータ1120のヘッダ領域と本文領域を分ける空行である。1123はデータ1120の本文領域である。1130はデータの境界を示すバウンダリである。1140は該本文領域に含まれるデータ群のうちの1つである。1141はデータ1140のヘッダ領域である。1142はデータ1140のヘッダ領域と本文領域を分ける空行である。1143はデータ1140の本文領域である。1150はデータの終了を示すバウンダリである。該電子メールにおいて、特定のデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断しているか否かの情報は、該データのヘッダ領域、すなわちデータ1120であれば1121、データ1140であれば1141に拡張フィールドを追加することにより保持する。また、該ヘッダに該拡張フィールドが追加されていれば、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断済みであると判断することにより、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断済みであるかが判断可能である。
【0033】
図12は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1201〜S1208は各ステップを示す。
【0034】
まず再生するデータがプレーンテキストであるか否かを判断し(S1201)、該データがプレーンテキストであれば、出力装置107の画面上に表示することで該データを再生し(S1206)、処理を終了する。S1201の判断の結果、該データがプレーンテキストでなければ、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断しているか否かを判断し(S1202)、該メールがコンピュータウィルスを含むか否かを一度も判断していない場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する(S1203)。次に、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを示すフィールドを記憶装置104あるいは105に記憶されている該データを含む電子メールに追加することにより、該データがコンピュータウィルスを含むか否かの情報を保存する(S1204)。S1202の判断により、該データがウィルスを含むか否かを判断済みであれば、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを示すフィールドを、記憶装置104あるいは105に記憶されている該データを含む電子メールから読み出すことにより、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する(S1207)。次に、1203で行った判断の結果あるいは1207で得た情報により、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し(S1205)、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、該データを画像データであれば出力装置107の画面上に表示し、音声データであれば出力装置107のスピーカーを利用して音声を再生するなど、種類に応じてデータを再生し(S1206)、処理を終了する。S1205の判断の結果、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、出力装置107の画面上にメッセージを表示する、あるいはスピーカーを通して音声データを再生するなどの方法により、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに通知し(S1208)、処理を終了する。
【0035】
図13は本発明に係る電子メール装置における、どの電子メールも選択されていない状態でのコンピュータウィルスを含む電子メールが存在する場合における電子メールの表示の一例である。
【0036】
1301はその矩形以下の列が、保存されている電子メールの一覧を表示する領域220中の各メールの状態を示す状態領域であり、1302は電子メールの本文に含まれるデータのいずれかにコンピュータウィルスが含まれることを示す記号である。
【0037】
図14は本発明に係る電子メール装置における、コンピュータウィルスを含む電子メールの本文の構造を表示した状態での電子メールの表示の一例である。
【0038】
1401は、選択されている電子メール411の本文に含まれる3番目のデータ423がコンピュータウィルスを含むことを示す記号であり、複数のデータから本文が成る電子メールのコンピュータウィルスを含むデータは、図のようにその木構造を示す線の前に該記号1401が表示される。
【0039】
図15は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メール一覧表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1501〜S1505は各ステップを示す。
【0040】
まず、一覧に表示すべき記憶領域104あるいは105に保存されている電子メールが、まだあるか判断し(S1501)、表示すべき電子メールがもうない場合には処理を終了する。S1501の判断の結果、まだ表示すべき電子メールが存在する場合には、電子メールの一覧を表示する領域220の該電子メールを表示すべき行において、状態領域に該電子メールの状態を表示し(S1502)、該電子メールのヘッダのSubjectフィールドに記述されている件名を件名領域に表示し(S1503)、該電子メールのヘッダのFromフィールドに記述されている差出人を差出人領域に表示し(S1504)、該電子メールを受信した日時を日時領域に表示し、S1501の判断に戻る。
【0041】
図16は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メール一覧表示中の状態表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1601〜S1605は各ステップを示す。
【0042】
まず、該電子メールの本文が単一のデータのみから成るか否かを、記憶領域104あるいは105に保存されている該電子メールのヘッダ中のデータの種類を示すフィールドにより判断する(S1601)。該判断の結果、該電子メールの本文が単一のデータから成る場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し(S1605)、コンピュータウィルスを含む場合には、該電子メールの状態領域に該電子メールがコンピュータウィルスを含むことを示す記号を表示して(S1604)、コンピュータウィルスを含まない場合には何もせずに処理を終了する。S1601の判断の結果、該電子メールの本文が複数のデータから成る場合には、本文中にまだデータが存在するか否かを判断し(S1602)、存在する場合には該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し(S1603)、該判断の結果、該データがウィルスを含む場合には、該電子メールの状態領域に該電子メールがコンピュータウィルスを含むことを示す記号を表示して(S1604)、処理を終了する。S1603の判断の結果該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、S1602の判断に戻る。S1602の判断の結果、もうデータが存在しない場合には処理を終了する。
【0043】
図17は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メールの構造表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1701〜S1705は各ステップを示す。
【0044】
まず、該電子メールの本文が単一のデータのみから成るか否かを、記憶領域104あるいは105に保存されている該電子メールのヘッダ中のデータの種類を示すフィールドにより判断する(S1701)。該判断の結果、該電子メールの本文が複数のデータから成る複合データである場合には、該複合データに含まれるデータを所定の位置に表示し(S1705)、処理を終了する。S1701の判断の結果、該電子メールの本文が単一のデータから成る場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを、該電子メールのヘッダ中の該データがコンピュータウィルスを含むか否かの情報を保持するフィールドを読み出すことにより判断し(S1702)、該判断の結果、該データがコンピュータウィルスを含む場合には、電子メールの構造あるいは内容を表示する領域230の所定の位置に、該データがコンピュータウィルスを含む記号を表示する(S1703)。次に、データの種類を示すフィールドから、該データの種類および、もし存在すればファイル名を所定の位置に表示し(S1704)、処理を終了する。
【0045】
図18は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれる複数のデータから成る複合データにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メールの構造表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1801〜S1807は各ステップを示す。
【0046】
まず、該複合データ中にまだデータが存在するか否かを判断し(S1801)、存在しない場合には処理を終了する。該判断の結果、まだデータが存在する場合には該データが複数のデータから成る複合データであるか否かを判断し(S1802)、該データが複合データでない場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し(S1803)、該判断の結果、該データがウィルスを含む場合には、該電子メールの構造あるいは内容を表示する領域230の所定の位置に、該データがコンピュータウィルスを含むことを示す記号を表示する(S1804)。次に、データの種類を示すフィールドから、該データの種類および、もし存在すればファイル名を所定の位置に表示し(S1805)、表示位置を更新し(S1806)、S1801の判断に戻る。S1802の判断の結果、該データが複数のデータから成る複合データである場合には、該複合データに含まれるデータを所定の位置に表示し(S1807)、S1806の処理に移る。
【0047】
(他の実施例)
本発明に係る電子メール装置において、電子メールサーバーに保持されている電子メールの本文に含まれるデータを再生する際にも、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し,コンピュータウィルスを含む場合には、そのことをユーザに通知し、該データの再生を中止するように構成しても良い。
【0048】
また、本発明に係る電子メール装置において、コンピュータウィルスを含むことが判明した電子メールは、そのことをユーザに通知すると共に、該メールを削除するように構成しても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば電子メールに含まれる複数のデータを一覧できるというメリットを保ちつつ、電子メールに含まれるコンピュータウィルスからユーザを守ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子メール装置の構成の一例を示す概念図
【図2】本発明に係る電子メール装置における、どの電子メールも選択されていない状態での電子メールの表示の一例
【図3】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの選択処理の一例を示すフローチャート
【図4】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文の構造を表示した状態での電子メールの表示の一例
【図5】本発明に係る電子メール装置における、電子メールのすべてのデータを再生した状態での電子メールの表示の一例
【図6】本発明に係る電子メール装置における、選択されている電子メールにおいて特定のデータを選択する処理の一例を示すフローチャート
【図7】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文の構造から特定のデータを選択した状態での電子メールの表示の一例
【図8】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャート
【図9】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャート
【図10】本発明にかかる電子メール装置が保持する、電子メールの構造を示す概念図の一例
【図11】本発明にかかる電子メール装置が保持する、複数のデータからなる本文を持つ電子メールの構造を示す概念図の一例
【図12】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャート
【図13】本発明に係る電子メール装置における、どの電子メールも選択されていない状態でのコンピュータウィルスを含む電子メールが存在する場合における電子メールの表示の一例
【図14】本発明に係る電子メール装置における、コンピュータウィルスを含む電子メールの本文の構造を表示した状態での電子メールの表示の一例
【図15】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メール一覧表示処理の一例を示すフローチャート
【図16】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メール一覧表示中の状態表示処理の一例を示すフローチャート
【図17】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メールの構造表示処理の一例を示すフローチャート
【図18】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれる複数のデータから成る複合データにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メールの構造表示処理の一例を示すフローチャート
【発明の属する技術分野】
本発明は電子メール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術においては、電子メールのデータ構造を表示することなく、選択された電子メールのすべてのデータを再生していた。(例えば、特許文献1参照)あるいは、データ構造を表示するものの、そのうちの特定のデータのみを再生し、すべてのデータを同時に再生することはできなかった。また、選択された電子メールに含まれるデータを再生する際に、実際にコンピュータウィルスが含まれているかどうかの判断は行わず、マクロなどコンピュータウィルスが含まれている可能性があるデータであることを示すだけであった。また、コンピュータが含まれている可能性があることを、再生する度にユーザに提示していた。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−285205号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては再生してみないと選択した電子メールにどんなデータが含まれているかがわからない、あるいはすべてのデータを一操作で再生できないという問題点があった。また、選択した電子メールに実際にコンピュータウィルスが含まれているか否かを確認するのが大変面倒であるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本発明にかかる電子メール装置は、保存されている電子メールを一覧する手段と、該電子メール一覧から特定の電子メールを選択する手段と、該選択した電子メールを解析する手段と、該解析結果に基づき、該電子メールの構造をユーザに提示する手段と、該選択された電子メールが再度選択された場合には、該電子メールに含まれるすべてのデータを再生する手段とを含むことを特徴とする。
【0006】
さらに、該電子メールの構造から、該電子メールに含まれる特定のデータを選択する手段と、該選択されたデータを再生する手段を設けることができる。
【0007】
本発明にかかる電子メール装置は、再生するデータがプレーンテキストであるか否かを判断する手段と、該判断の結果、再生するデータがプレーンテキストでなければ、再生する前にデータがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する手段と、その結果、該データがコンピュータウィルスを含む場合には、該データの再生を中止し、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに提示する手段とをさらに設けることができる。
【0008】
上記データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する手段は、データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する外部プログラムに該データを渡し、結果を受け取ることにより判断することができる。
【0009】
本発明にかかる電子メール装置は、電子メールに含まれるデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断したか否かを保持する手段と、保持されている該データに基づいて、再生するデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断したか否かを判断する手段と、電子メールに含まれるデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断していた場合には、データがコンピュータウィルスを含むか否かの情報を保持する手段と、再生するデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断していた場合には、再生するデータがコンピュータウィルスを含むか否かの判断を、保持されている情報に基づいて行う手段とをさらに設けることができる。
【0010】
本発明にかかる電子メール装置は、電子メールに含まれるデータがコンピュータウィルスを含む場合には、該データがコンピュータウィルスを含むことを保持する手段と、該電子メールの本文が該データのみから成る場合には、電子メールの一覧において、該電子メールがコンピュータウィルスを含むことを提示する手段と、該電子メールの本文が該データ以外のデータも含む場合には、該電子メールが選択され、該電子メールの構造をユーザに提示する際に、該データがコンピュータウィルスを含んでいることを提示する手段とをさらに設けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施例)
図1は本発明に係る電子メール装置の構成の一例を示す概念図である。
【0012】
図において100は本発明に係る電子メール装置である。101は演算および制御を司る中央演算装置(CPU)である。102はプログラムやデータなどが入っているROMである。103は作業領域およびデータの保存領域として使用する主記憶(RAM)である。104は電源を切っても保持すべきデータやプログラムを入れておくためのハードディスクドライブなどの記憶装置である。電子メール装置内に電子メールを保存する場合には、この記憶装置104に電子メールを保存する。105は本体外部に接続された104と同様の目的に使用する外部記憶装置である。106は信号のやり取りを行うシステムバスである。107はユーザに情報を提示するためのインタフェースとしての表示を行うためのディスプレイや音声出力を行うスピーカーなどの出力装置であり、108はユーザが入力や指示を行うためのキーボードやマウスなどの入力装置である。109はLANアダプタやモデムなど、外部のサーバなどと通信するための通信I/F(インタフェース)である。
【0013】
図2は本発明に係る電子メール装置における、どの電子メールも選択されていない状態での電子メールの表示の一例である。
【0014】
本表示はディスプレイなどの出力装置107に表示される。200は電子メールの表示を行う領域全体である。領域200は、該領域の名称の表示等を行う領域210、保存されている電子メールの一覧を表示する領域220、電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230から構成される。保存されている電子メールの一覧を表示する領域220は、その矩形領域以下の列は各メールのヘッダのSubjectフィールドに記述されている件名を示す件名領域221、その矩形領域以下の列は各メールのヘッダFromのフィールドに記述されている差出人を示す差出人領域222、その矩形領域以下の列は各メールを受信した日時を示す日時領域223、および各行が1つのメールを示すそれ以外の領域から構成される。
【0015】
図3は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの選択処理の一例を示すフローチャートである。なお、S301〜S308は各ステップを示す。
【0016】
ユーザが210の電子メールの一覧から特定の電子メールを選択する(S301)と、該メールが既に選択されている状態であるか否かを判断し(S302)、該電子メールが既に選択されている状態であるならば、該電子メールにメールに含まれるすべてのデータの再生を行い(S307)、処理を終了する。S302の判断の結果、選択された電子メールが既に選択されている状態でなかったならば、選択されたメールの他に選択されている状態の電子メールが存在するか否かを判断し(S303)、他に選択されている状態のメールがあった場合には、該電子メールを非選択状態にする(S308)。次に、ユーザによって選択された電子メールを選択された状態にし(S304)、該電子メール解析し(S305)、該電子メールの本文の構造をユーザに提示し(S306)、処理を終了する。
【0017】
図4は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文の構造を表示した状態での電子メールの表示の一例である。
【0018】
411は保存されている電子メールの一覧を表示する領域220中の選択されている電子メールである。図のように選択されている電子メールの行は、選択されていることを示すために色が反転して表示されている。421〜423は、電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230における、選択されている電子メール411の本文に含まれるデータを順に示したものである。421は、選択されている電子メール411の本文に含まれる先頭のデータがプレーンテキストであることを示す。422は、選択されている電子メール411の本文に含まれる2番目のデータがJPEG形式の画像であり、ファイル名が「cake.jpg」であることを示す。423は、選択されている電子メール411の本文に含まれる3番目のデータがバイナリデータであり、ファイル名が「happybirthday.wav」であることを示す。
【0019】
図5は本発明に係る電子メール装置における、電子メールのすべてのデータを再生した状態での電子メールの表示の一例である。
【0020】
図のように、保存されている電子メールの一覧を表示する領域220中の選択されている電子メール411の内容が、電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230に表示されている。また521は、電子メールに含まれるデータの境界を示す線である。522は選択されている電子メール411のヘッダのうち、主な項目を表示したものである。523は、421で示したプレーンテキストデータの内容を表示したものである。524は422で示した画像データの内容を表示したものである。なお、図中には明記されていないが、522〜524の表示と同時に423で示した音声データであるバイナリデータが再生されている。
【0021】
図6は本発明に係る電子メール装置における、選択されている電子メールにおいて特定のデータを選択する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S601〜S604は各ステップを示す。
【0022】
まず、図4のように、210の電子メールの一覧から特定の電子メールを選択された状態において、ユーザが電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230に表示された電子メールの本文に含まれるデータ群から特定のデータを選択する(S601)。次に、該選択されたデータが既に選択されている状態であるか否かを判断し(S602)、該データが既に選択されている状態でなければ、該データを選択されている状態にする(S603)。次に、ユーザによって選択されたデータを再生し(S604)、処理を終了する。
【0023】
図7は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文の構造から特定のデータを選択した状態での電子メールの表示の一例である。
【0024】
721は選択されている電子メール411の本文に含まれる2番目のデータであり、図において選択されているデータである。図のように本文に含まれるデータのうち選択されているデータ721は、選択されていることを示すために色が反転して表示されている。722は選択されているメール411の本文の構造から特定のデータを選択した際に、電子メールの構造あるいは内容を表示するための領域230において、構造を表示する領域と選択されたデータの内容を表示する領域の区切りをわかりやすくするための境界線である。723は721で示した選択されているデータの内容を表示したものである。
【0025】
図8は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S801〜S804は各ステップを示す。
【0026】
まず再生するデータがプレーンテキストであるか否かを判断し(S801)、該データがプレーンテキストであれば、出力装置107の画面上に表示することで該データを再生し(S803)、処理を終了する。S801の判断の結果、該データがプレーンテキストでなければ、該データがウィルスを含むか否かを、104あるいは105の記憶装置に記憶されているコンピュータウィルスのパターンデータと比較することにより判断し(S802)、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、該データを画像データであれば出力装置107の画面上に表示し、音声データであれば出力装置107のスピーカーを利用して音声を再生するなど、種類に応じてデータを再生し(S803)、処理を終了する。S802の判断の結果、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、出力装置107の画面上にメッセージを表示する、あるいはスピーカーを通して音声データを再生するなどの方法により、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに通知し(S804)、処理を終了する。
【0027】
図9は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S901〜S906は各ステップを示す。
【0028】
まず再生するデータがプレーンテキストであるか否かを判断し(S901)、該データがプレーンテキストであれば、523で示したように出力装置107の画面上に表示することで該データを再生し(S905)、処理を終了する。S901の判断の結果、該データがプレーンテキストでなければ、該データをあらかじめ起動されているコンピュータウィルスが含まれているか否かを判断するプログラムに渡し(S902)、該判断の結果を受け取る(S903)。次に、該データがウィルスを含むか否かを、外部プログラムから受け取った結果をもとに判断し(S904)、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、該データを画像データであれば524で示したように出力装置107の画面上に表示し、音声データであれば出力装置107のスピーカーを利用して音声を再生するなど、種類に応じてデータを再生し(S905)、処理を終了する。S904の判断の結果、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、出力装置107の画面上にメッセージを表示する、あるいはスピーカーを通して音声データを再生するなどの方法により、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに通知し(S906)、処理を終了する。
【0029】
図10は本発明にかかる電子メール装置が保持する、電子メールの構造を示す概念図の一例である。
【0030】
1000は本発明にかかる電子メール装置において、記憶装置104または105に記憶されている1つの電子メール全体を表す。1010は該電子メールのヘッダ領域を表す。1020は該電子メールのヘッダ領域と本文領域を分ける空行である。1030は該電子メールの本文領域を表す。該電子メールが単一のデータのみで構成される場合には、該本文領域は該データそのものである。該電子メールが複数のデータで構成される場合には、該本文領域には該データ群、および該データ群のヘッダ情報、およびデータ群中の各データの境界を示すバウンダリが含まれる。この構造はRFC822およびRFC2045に則ったものである。該電子メールが単一のデータのみで構成される場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断しているか否かの情報は、ヘッダ領域1010に拡張フィールドを追加することにより保持する。また、ヘッダに該拡張フィールドが追加されていれば、該電子メールの本文のデータがコンピュータウィルスを含むか否かを判断済みであると判断することにより、該電子メールの本文のデータがコンピュータウィルスを含むか否かを判断済みであるかが判断可能である。
【0031】
図11は本発明にかかる電子メール装置が保持する、複数のデータからなる本文を持つ電子メールの構造を示す概念図の一例である。
【0032】
1000は本発明にかかる電子メール装置において、記憶装置104または105に記憶されている1つの電子メール全体を表す。1010は該電子メールのヘッダ領域を表す。1020は該電子メールのヘッダ領域と本文領域を分ける空行である。1030は該電子メールの本文領域を表す。1110はデータの開始を示すバウンダリである。1120は該本文領域に含まれるデータ群のうちの1つである。1121はデータ1120のヘッダ領域である。1122はデータ1120のヘッダ領域と本文領域を分ける空行である。1123はデータ1120の本文領域である。1130はデータの境界を示すバウンダリである。1140は該本文領域に含まれるデータ群のうちの1つである。1141はデータ1140のヘッダ領域である。1142はデータ1140のヘッダ領域と本文領域を分ける空行である。1143はデータ1140の本文領域である。1150はデータの終了を示すバウンダリである。該電子メールにおいて、特定のデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断しているか否かの情報は、該データのヘッダ領域、すなわちデータ1120であれば1121、データ1140であれば1141に拡張フィールドを追加することにより保持する。また、該ヘッダに該拡張フィールドが追加されていれば、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断済みであると判断することにより、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断済みであるかが判断可能である。
【0033】
図12は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1201〜S1208は各ステップを示す。
【0034】
まず再生するデータがプレーンテキストであるか否かを判断し(S1201)、該データがプレーンテキストであれば、出力装置107の画面上に表示することで該データを再生し(S1206)、処理を終了する。S1201の判断の結果、該データがプレーンテキストでなければ、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断しているか否かを判断し(S1202)、該メールがコンピュータウィルスを含むか否かを一度も判断していない場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する(S1203)。次に、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを示すフィールドを記憶装置104あるいは105に記憶されている該データを含む電子メールに追加することにより、該データがコンピュータウィルスを含むか否かの情報を保存する(S1204)。S1202の判断により、該データがウィルスを含むか否かを判断済みであれば、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを示すフィールドを、記憶装置104あるいは105に記憶されている該データを含む電子メールから読み出すことにより、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する(S1207)。次に、1203で行った判断の結果あるいは1207で得た情報により、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し(S1205)、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、該データを画像データであれば出力装置107の画面上に表示し、音声データであれば出力装置107のスピーカーを利用して音声を再生するなど、種類に応じてデータを再生し(S1206)、処理を終了する。S1205の判断の結果、該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、出力装置107の画面上にメッセージを表示する、あるいはスピーカーを通して音声データを再生するなどの方法により、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに通知し(S1208)、処理を終了する。
【0035】
図13は本発明に係る電子メール装置における、どの電子メールも選択されていない状態でのコンピュータウィルスを含む電子メールが存在する場合における電子メールの表示の一例である。
【0036】
1301はその矩形以下の列が、保存されている電子メールの一覧を表示する領域220中の各メールの状態を示す状態領域であり、1302は電子メールの本文に含まれるデータのいずれかにコンピュータウィルスが含まれることを示す記号である。
【0037】
図14は本発明に係る電子メール装置における、コンピュータウィルスを含む電子メールの本文の構造を表示した状態での電子メールの表示の一例である。
【0038】
1401は、選択されている電子メール411の本文に含まれる3番目のデータ423がコンピュータウィルスを含むことを示す記号であり、複数のデータから本文が成る電子メールのコンピュータウィルスを含むデータは、図のようにその木構造を示す線の前に該記号1401が表示される。
【0039】
図15は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メール一覧表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1501〜S1505は各ステップを示す。
【0040】
まず、一覧に表示すべき記憶領域104あるいは105に保存されている電子メールが、まだあるか判断し(S1501)、表示すべき電子メールがもうない場合には処理を終了する。S1501の判断の結果、まだ表示すべき電子メールが存在する場合には、電子メールの一覧を表示する領域220の該電子メールを表示すべき行において、状態領域に該電子メールの状態を表示し(S1502)、該電子メールのヘッダのSubjectフィールドに記述されている件名を件名領域に表示し(S1503)、該電子メールのヘッダのFromフィールドに記述されている差出人を差出人領域に表示し(S1504)、該電子メールを受信した日時を日時領域に表示し、S1501の判断に戻る。
【0041】
図16は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メール一覧表示中の状態表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1601〜S1605は各ステップを示す。
【0042】
まず、該電子メールの本文が単一のデータのみから成るか否かを、記憶領域104あるいは105に保存されている該電子メールのヘッダ中のデータの種類を示すフィールドにより判断する(S1601)。該判断の結果、該電子メールの本文が単一のデータから成る場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し(S1605)、コンピュータウィルスを含む場合には、該電子メールの状態領域に該電子メールがコンピュータウィルスを含むことを示す記号を表示して(S1604)、コンピュータウィルスを含まない場合には何もせずに処理を終了する。S1601の判断の結果、該電子メールの本文が複数のデータから成る場合には、本文中にまだデータが存在するか否かを判断し(S1602)、存在する場合には該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し(S1603)、該判断の結果、該データがウィルスを含む場合には、該電子メールの状態領域に該電子メールがコンピュータウィルスを含むことを示す記号を表示して(S1604)、処理を終了する。S1603の判断の結果該データがコンピュータウィルスを含まない場合には、S1602の判断に戻る。S1602の判断の結果、もうデータが存在しない場合には処理を終了する。
【0043】
図17は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メールの構造表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1701〜S1705は各ステップを示す。
【0044】
まず、該電子メールの本文が単一のデータのみから成るか否かを、記憶領域104あるいは105に保存されている該電子メールのヘッダ中のデータの種類を示すフィールドにより判断する(S1701)。該判断の結果、該電子メールの本文が複数のデータから成る複合データである場合には、該複合データに含まれるデータを所定の位置に表示し(S1705)、処理を終了する。S1701の判断の結果、該電子メールの本文が単一のデータから成る場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを、該電子メールのヘッダ中の該データがコンピュータウィルスを含むか否かの情報を保持するフィールドを読み出すことにより判断し(S1702)、該判断の結果、該データがコンピュータウィルスを含む場合には、電子メールの構造あるいは内容を表示する領域230の所定の位置に、該データがコンピュータウィルスを含む記号を表示する(S1703)。次に、データの種類を示すフィールドから、該データの種類および、もし存在すればファイル名を所定の位置に表示し(S1704)、処理を終了する。
【0045】
図18は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれる複数のデータから成る複合データにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メールの構造表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1801〜S1807は各ステップを示す。
【0046】
まず、該複合データ中にまだデータが存在するか否かを判断し(S1801)、存在しない場合には処理を終了する。該判断の結果、まだデータが存在する場合には該データが複数のデータから成る複合データであるか否かを判断し(S1802)、該データが複合データでない場合には、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し(S1803)、該判断の結果、該データがウィルスを含む場合には、該電子メールの構造あるいは内容を表示する領域230の所定の位置に、該データがコンピュータウィルスを含むことを示す記号を表示する(S1804)。次に、データの種類を示すフィールドから、該データの種類および、もし存在すればファイル名を所定の位置に表示し(S1805)、表示位置を更新し(S1806)、S1801の判断に戻る。S1802の判断の結果、該データが複数のデータから成る複合データである場合には、該複合データに含まれるデータを所定の位置に表示し(S1807)、S1806の処理に移る。
【0047】
(他の実施例)
本発明に係る電子メール装置において、電子メールサーバーに保持されている電子メールの本文に含まれるデータを再生する際にも、該データがコンピュータウィルスを含むか否かを判断し,コンピュータウィルスを含む場合には、そのことをユーザに通知し、該データの再生を中止するように構成しても良い。
【0048】
また、本発明に係る電子メール装置において、コンピュータウィルスを含むことが判明した電子メールは、そのことをユーザに通知すると共に、該メールを削除するように構成しても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば電子メールに含まれる複数のデータを一覧できるというメリットを保ちつつ、電子メールに含まれるコンピュータウィルスからユーザを守ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子メール装置の構成の一例を示す概念図
【図2】本発明に係る電子メール装置における、どの電子メールも選択されていない状態での電子メールの表示の一例
【図3】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの選択処理の一例を示すフローチャート
【図4】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文の構造を表示した状態での電子メールの表示の一例
【図5】本発明に係る電子メール装置における、電子メールのすべてのデータを再生した状態での電子メールの表示の一例
【図6】本発明に係る電子メール装置における、選択されている電子メールにおいて特定のデータを選択する処理の一例を示すフローチャート
【図7】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文の構造から特定のデータを選択した状態での電子メールの表示の一例
【図8】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャート
【図9】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャート
【図10】本発明にかかる電子メール装置が保持する、電子メールの構造を示す概念図の一例
【図11】本発明にかかる電子メール装置が保持する、複数のデータからなる本文を持つ電子メールの構造を示す概念図の一例
【図12】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータを再生する処理の一例を示すフローチャート
【図13】本発明に係る電子メール装置における、どの電子メールも選択されていない状態でのコンピュータウィルスを含む電子メールが存在する場合における電子メールの表示の一例
【図14】本発明に係る電子メール装置における、コンピュータウィルスを含む電子メールの本文の構造を表示した状態での電子メールの表示の一例
【図15】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メール一覧表示処理の一例を示すフローチャート
【図16】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メール一覧表示中の状態表示処理の一例を示すフローチャート
【図17】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれるデータにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メールの構造表示処理の一例を示すフローチャート
【図18】本発明に係る電子メール装置における、電子メールの本文に含まれる複数のデータから成る複合データにコンピュータウィルスが含まれている場合は、それを表示する電子メールの構造表示処理の一例を示すフローチャート
Claims (6)
- 保存されている電子メールを一覧する手段と、
該電子メール一覧から特定の電子メールを選択する手段と、
該選択した電子メールを解析する手段と、
該解析結果に基づき、該電子メールの構造をユーザに提示する手段と、
該選択された電子メールが再度選択された場合には、該電子メールに含まれるすべてのデータを再生する手段と、
を有する電子メール装置。 - 請求項1のような電子メール装置であって、
該電子メールの構造から、該電子メールに含まれる特定のデータを選択する手段と、
該選択されたデータを再生する手段と、
を有する電子メール装置。 - 再生するデータがプレーンテキストであるか否かを判断する手段と、
該判断の結果、再生するデータがプレーンテキストでなければ、再生する前にデータがコンピュータウィルスを含むか否かを判断する手段と、
その結果、該データがコンピュータウィルスを含む場合には、該データの再生を中止し、該データがコンピュータウィルスを含むことをユーザに提示する手段と、
を有することを特徴とする請求項1あるいは請求項2の電子メール装置。 - データがコンピュータウィルスを含むか否かの判断を、外部プログラムに該データを渡し、判断の結果を受け取ることにより行う手段を有することを特徴とする請求項3の電子メール装置。
- 電子メールに含まれるデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断したか否かを保持する手段と、
保持されている該データに基づいて、再生するデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断したか否かを判断する手段と、
電子メールに含まれるデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断していた場合には、データがコンピュータウィルスを含むか否かの情報を保持する手段と、
再生するデータがコンピュータウィルスを含むか否かを既に判断していた場合には、再生するデータがコンピュータウィルスを含むか否かの判断を、保持されている情報に基づいて行う手段と、を有する請求項3あるいは請求項4の電子メール装置。 - 電子メールに含まれるデータがコンピュータウィルスを含む場合には、該データがコンピュータウィルスを含むことを保持する手段と、
該電子メールの本文が該データのみから成る場合には、電子メールの一覧において、該電子メールがコンピュータウィルスを含むことを提示する手段と、
該電子メールの本文が該データ以外のデータも含む場合には、該電子メールが選択され、該電子メールの構造をユーザに提示する際に、該データがコンピュータウィルスを含んでいることを提示する手段と、
を有する請求項3あるいは請求項4あるいは請求項5の電子メール装置。
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