JP2004355052A - カップ飲料自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】抽出機を備えるカップ飲料自動販売機であって、抽出条件によって変化する抽出液自体の味覚を選択できるカップ飲料自動販売機を提供する。
【解決手段】抽出機と、抽出機の制御パラメータと抽出液の味覚との相関データを記憶する第1記憶手段と、味覚選択手段と、味覚選択手段により選択された味覚と第1記憶手段に記憶された相関データに基づいて抽出機の作動を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抽出機を備えるカップ飲料自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コーヒー抽出機を備えるカップコーヒー自動販売機が特許献1等に開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開昭61−193294
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカップコーヒー自動販売機においては、砂糖やクリームの増減により甘味等の味付けは選択可能であったが、抽出条件によって変化する苦味、酸味、渋味等のコーヒー液自体の味覚は選択できなかった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、抽出機を備えるカップ飲料自動販売機であって、抽出条件によって変化する抽出液自体の味覚を選択できるカップ飲料自動販売機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、抽出機と、抽出機の制御パラメータと抽出液の味覚との相関データを記憶する第1記憶手段と、味覚選択手段と、味覚選択手段により選択された味覚と第1記憶手段に記憶された相関データとに基づいて抽出機の作動を制御する制御手段とを備えることを特徴とするカップ飲料自動販売機を提供する。
本発明に係る自動販売機においては、ユーザーは好みの抽出液自体の味覚を選択し、選択した味覚のカップ飲料を購入できる。
【0006】
本発明の好ましい態様においては、カップ飲料自動販売機は、標準味覚選択手段と、抽出機の制御パラメータと予め設定された標準味覚との相関データを記憶する第2記憶手段とを備え、制御手段は標準味覚選択手段により標準味覚が選択された場合には、第2記憶手段に記憶された相関データに基づいて抽出機の作動を制御する。
標準味覚のカップ飲料を購入できれば、味覚設定の手間が省けて、便利である。
【0007】
本発明の好ましい態様においては、カップ飲料自動販売機は、味覚選択手段により選択された味覚を表示する味覚表示手段を備える。
設定した味覚を確認できるので、便利である。
【0008】
本発明の好ましい態様においては、味覚表示手段は味覚選択手段である。
部品点数が減り、カップ飲料自動販売機の前面パネルの部品配置がすっきりする。
【0009】
本発明の好ましい態様においては、カップ飲料自動販売機は、ユーザー識別情報入力手段と、味覚選択手段を介してユーザーにより選択された味覚とユーザー識別情報との相関データを記憶する第3記憶手段とを備え、制御手段は、ユーザー識別情報入力手段から入力されたユーザー識別情報に基づいて第3記憶手段に記憶された相関データからユーザーが選択した味覚を抽出し、当該味覚が味覚選択手段を介してユーザーにより選択された味覚であると見做して、抽出機の作動を制御する。
ユーザー識別番号を入力すれば、マイレシピのカップ飲料を購入できるので、便利である。
【0010】
本発明の好ましい態様においては、第3記憶手段は可搬の記憶媒体である。
可搬の記憶媒体である第3記憶手段を自動販売機の然るべき挿入口に挿入し、識別番号を入力すれば、マイレシピのカップ飲料を購入できるので、便利である。
【0011】
本発明の好ましい態様においては、自動販売機は、第3記憶手段に記憶された相関データから抽出した味覚を選択するか、味覚選択手段で好みの味覚を選択するか、標準味覚設定手段で標準味覚を選択するかの三者択一をユーザーに催告する表示手段と、三者の何れかを選択する三者択一手段とを備える。
マイレシピのカップ飲料を購入するか、新たに味覚を設定し当該味覚のカップ飲料を購入するか、標準味覚のカップ飲料を購入するか選択できれば、便利である。
【0012】
本発明の好ましい態様においては、抽出機はコーヒー抽出機である。
本発明に係るカップコーヒー自動販売機は、ユーザーの好みに合った味覚のコーヒーを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例に係るカップコーヒー自動販売機を説明する。
本実施例に係るカップコーヒー自動販売機は、コーヒー抽出機と自動販売の為の諸装置と、コーヒー抽出機の作動と自動販売の為の諸装置の作動とを制御する制御装置とを有する本体を備えている。
本体の前面パネルには、図1に示す味付け選択パネルを兼ねたコーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1が取り付けられている。コーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1と制御装置とは双方向に通信可能に接続されている。コーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1には、味付けである甘味、コーヒー抽出機の作動パラメータである蒸らし時間、湯圧に応じて変化するコーヒー抽出液自体の味覚である苦味、酸味、コク、香り、渋味、えぐみのレベル表示グラフ1aと、コーヒー抽出機の作動パラメータである蒸らし時間、湯圧のレベル表示グラフ1bとが表示されている。コーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1はタッチパネルを構成していおり、レベル表示グラフ1aに触れた手を移動させて苦味、酸味、コク、香り、渋味、えぐみのレベルを段階的に選択可能であり、レベル表示グラフ1bに触れた手を移動させて蒸らし時間、湯圧のレベルを任意に選択可能である。コーヒー抽出機の作動パラメータとコーヒー抽出液の味覚レベルとの間に相関があるので、レベル表示グラフ1aの表示が変化するとレベル表示グラフ1bの表示も連動して変化し、レベル表示グラフ1bの表示が変化するとレベル表示グラフ1aの表示も連動して変化する。
制御装置のRAMには、実験により求めたコーヒー抽出機の作動パラメータとコーヒー抽出液の味覚レベルとの間の相関データがコーヒー豆の種類毎に記憶されている。前記RAMにはコーヒー抽出機の作動パラメータと予め設定したコーヒー抽出液の標準味覚との間の相関データもコーヒー豆の種類毎に記憶されている。
【0014】
本実施例に係るカップコーヒー自動販売機の作動を、図2のフローチャートを参照しつつ説明する。
ユーザーが図示しない金銭投入口に金銭を投入し、図示しないコーヒー豆選択釦を押して商品を選択すると(S1)、制御装置は、コーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1に味付けと味覚とが選択可能である旨と、味覚選択YES/味覚選択NO/マイレシピ選択YESとを表示する(S2)。
ユーザーが味覚選択NOの表示に手を触れると(S3)、制御装置はユーザーが標準味覚を選択したと認識し、選択されたコーヒー豆に関するコーヒー抽出機の作動パラメータと予め設定したコーヒー抽出液の標準味覚との間の相関データをRAMから読み出し、当該データに含まれる作動パラメータの数値でコーヒー抽出機を作動させて標準味覚のコーヒー液を抽出し(S10)、標準味覚に対応する量の砂糖をコーヒー液に添加して、標準味覚のコーヒーをユーザーに提供する。
【0015】
ユーザーが味覚選択YESの表示に手を触れると(S3)、制御装置はコーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1にレベル表示グラフ1a、1bと、OKとを表示する(S4)。ユーザーがレベル表示グラフ1aに手を触れ、手を移動させて味付けである甘味のレベルと、コーヒー抽出液の味覚のレベルとを選択すると(S5)、制御装置は手の動きに応じてレベル表示グラフ1aを変化させて、選択された甘味レベルと味覚レベルとを表示すると共に、選択されたコーヒー豆に関するコーヒー抽出機の作動パラメータとコーヒー抽出液の味覚との間の相関データをRAMから読み出し、ユーザーの手の動きに応じてレベル表示グラフ1bを変化させて、選択された味覚レベルに対応するコーヒー抽出機の作動パラメータレベルを表示する(S6)。
ユーザーがコーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1上のOKの表示に手を触れると、制御装置は味付けと味覚とが確定したと認識し(S7)、当該味付けと味覚とを登録するか否かの質問と登録YES/登録NOとをコーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1に表示する。
【0016】
ユーザーが登録NOの表示に手を触れると、制御装置は選択されたコーヒー豆に関するコーヒー抽出機の作動パラメータとコーヒー抽出液の味覚との間の相関データをRAMから読み出し、選択された味覚に対応する作動パラメータの数値でコーヒー抽出機を作動させて選択された味覚のコーヒー液を抽出し(S10)、選択された甘味レベルに対応する量の砂糖をコーヒー液に添加し、選択された甘味と味覚のコーヒーをユーザーに提供する。
【0017】
ユーザーが登録YESの表示に手を触れると、制御装置は英数字のマトリクスをコーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1に表示する。ユーザーが英数字のマトリクスに手を触れてユーザー識別番号を入力すると、制御装置はユーザー識別番号と選択された味付けと味覚とをRAMに記憶させて、ユーザーのマイレシピを登録する(S9)。次いで制御装置は、選択されたコーヒー豆に関するコーヒー抽出機の作動パラメータとコーヒー抽出液の味覚との間の相関データをRAMから読み出し、選択された味覚に対応する作動パラメータの数値でコーヒー抽出機を作動させて選択された味覚のコーヒー液を抽出し(S10)、選択された味付けに対応する量の砂糖をコーヒー液に添加し、選択された甘味と味覚とを有するコーヒーをユーザーに提供する。
【0018】
一度マイレシピを登録すると、次回からは、制御ステップS3においてマイレシピ選択YESの表示に手を触れると、コーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1に英数字マトリクスが表示され、ユーザー識別番号を入力すると、制御装置のRAMからユーザー識別番号に対応する甘味と味覚のデータが読み出され、当該甘味と味覚とがユーザーが選択した甘味と味覚であるとみなされ、当該味覚データに対応するコーヒー抽出機の作動パラメータがRAMから読み出され、当該パラメータに従ってコーヒー抽出機が作動してコーヒー液が抽出され(S10)、前記甘味データに対応する量の砂糖がコーヒー液に添加され、マイレシピの甘味と味覚とを有するコーヒーが提供される。
【0019】
本実施例に係るカップコーヒー自動販売機においては、ユーザーは好みのコーヒー抽出液自体の味覚を選択し、選択した味覚のカップ入りコーヒーを購入できる。
本実施例に係るカップコーヒー自動販売機においては、味覚選択が面倒な場合には、ユーザーは標準味覚のカップ入りコーヒーを購入できるので、味覚設定の手間が省けて、便利である。
本実施例に係るカップコーヒー自動販売機においては、選択された味覚が表示され、ユーザーは選択した味覚を確認できるので、便利である。
本実施例に係るカップコーヒー自動販売機においては、コーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1が味覚表示手段と味覚選択手段とを兼ねるので、両者を別々に配設する場合に比べて部品点数が減り、前面パネルの部品配置がすっきりする。
本実施例に係るカップコーヒー自動販売機においては、マイレシピが登録済であれば、ユーザー識別番号を入力すれば、マイレシピの味付けと味覚とを有するカップ入りコーヒーを購入できるので、便利である。
本実施例に係るカップコーヒー自動販売機においては、マイレシピのカップ入りコーヒーを購入するか、新たに味覚を設定し当該味覚のカップ入りコーヒーを購入するか、標準味覚のカップ入りコーヒーを購入するか選択できるので、便利である。
【0020】
ステップS9において、制御装置のRAMにユーザー識別番号とマイレシピとを登録するのに代えて、ICカード等の可搬の記憶媒体にユーザー識別番号とマイレシピとを登録しても良い。この場合には、然るべき挿入口に可搬の記憶媒体を挿入し、制御ステップS3においてマイレシピ選択YESの表示に手を触れると、コーヒー抽出液味覚選択液晶パネル1に英数字マトリクスが表示され、ユーザー識別番号を入力すると、可搬の記憶媒体からユーザー識別番号と甘味と味覚のデータとが読み出され、入力されたユーザー識別番号と読み出したユーザー識別番号とが一致すると、読み出した甘味と味覚とがユーザーが選択した甘味と味覚であるとみなされ、当該味覚データに対応するコーヒー抽出機の作動パラメータが読み出され、当該パラメータに従ってコーヒー抽出機が作動してコーヒー液が抽出され(S10)、前記甘味データに対応する量の砂糖がコーヒー液に添加され、マイレシピの甘味と味覚とを有するコーヒーが提供される。
ICカード等の可搬の記憶媒体を自動販売機の然るべき挿入口に挿入し、識別番号を入力すれば、マイレシピの甘味と味覚とを有するカップ入りコーヒーを購入できるので、便利である。
【0021】
本発明に係るカップ飲料自動販売機は、カップ入りコーヒーの販売のみならず、カップ入り紅茶、カップ入り日本茶等の自動販売機にも利用可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明に係るカップ飲料自動販売機においては、ユーザーは好みの抽出液自体の味覚を選択し、選択した味覚のカップ飲料を購入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るカップ入りコーヒー自動販売機が備えるコーヒー抽出液味覚選択液晶パネルの正面図である。
【図2】本発明の実施例に係るカップ入りコーヒー自動販売機の作動のフローチャートである。
【符号の説明】
1 正面パネル
1a 苦味、酸味、コク、香り、渋味、えぐみのレベル表示グラフ
1b 蒸らし時間、湯圧のレベル表示グラフ

Claims (8)

  1. 抽出機と、抽出機の制御パラメータと抽出液の味覚との相関データを記憶する第1記憶手段と、味覚選択手段と、味覚選択手段により選択された味覚と第1記憶手段に記憶された相関データとに基づいて抽出機の作動を制御する制御手段とを備えることを特徴とするカップ飲料自動販売機。
  2. 標準味覚選択手段と、抽出機の制御パラメータと予め設定された標準味覚との相関データを記憶する第2記憶手段とを備え、制御手段は標準味覚選択手段により標準味覚が選択された場合には、第2記憶手段に記憶された相関データに基づいて抽出機の作動を制御することを特徴とする請求項1に記載のカップ飲料自動販売機。
  3. 味覚選択手段により選択された味覚を表示する味覚表示手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のカップ飲料自動販売機。
  4. 味覚表示手段は味覚選択手段であることを特徴とする請求項3に記載のカップ飲料自動販売機。
  5. ユーザー識別情報入力手段と、味覚選択手段を介してユーザーにより選択された味覚とユーザー識別情報との相関データを記憶する第3記憶手段とを備え、制御手段は、ユーザー識別情報入力手段から入力されたユーザー識別情報に基づいて第3記憶手段に記憶された相関データからユーザーが選択した味覚を抽出し、当該味覚が味覚選択手段を介してユーザーにより選択された味覚であると見做して、抽出機の作動を制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のカップ飲料自動販売機。
  6. 第3記憶手段は可搬の記憶媒体であることを特徴とする請求項5に記載のカップ飲料自動販売機。
  7. 第3記憶手段に記憶された相関データから抽出した味覚を選択するか、味覚選択手段で好みの味覚を選択するか、標準味覚選択手段で標準味覚を選択するかの三者択一をユーザーに催告する表示手段と、三者の何れかを選択する三者択一手段とを備えることを特徴とする請求項5又は6に記載のカップ飲料自動販売機。
  8. 抽出機はコーヒー抽出機であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のカップ飲料自動販売機。
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