JP2004354979A - 帯電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】交流電圧を印加され被帯電体1を帯電する帯電手段2と、前記帯電手段2に交流電圧を印加した際に、前記帯電手段2と前記被帯電体1の間に流れる電流を測定する電流測定手段15と、前記電流から特定周波数を有する特定電流を抽出する特定電流抽出手段14aを有する帯電装置。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置を示す概略構成図である。本実施例の画像形成装置は電子写真方式のレーザビームプリンタである。
A)帯電ローラ2
接触帯電部材として帯電ローラ2を用いる。帯電ローラの概略構成図を図2に示す。芯金(支持部材)2aの外回りに、下層2b、中間層2c、表層2dを下から順次積層した3層構成である。下層2bは帯電音を低減するための発泡スポンジ層であり、中間層2cは帯電ローラ全体として均一な抵抗を得るための導電層であり、表層2dは感光ドラム1上にピンホール等の欠陥があってもリークが発生するのを防止するために設けている保護層である。
図3は帯電装置の概略構成図である。帯電バイアス電源11から、直流電圧に交流電圧を重畳した帯電バイアスが芯金2aを介して帯電ローラ2に印加されることで、回転する感光ドラム1の表面が所定の電位に帯電される。
C−1)異常放電電流の説明
本発明の発明者は、帯電部上流における感光ドラム表面電位と帯電ローラ2に印加する直流電圧の間に差が存在する時に、ある交流電圧を印加すると、交流電圧の一周期より立ち上がり時間及び時定数が十分に早い、言い換えれば交流電圧の周波数に対して非常に大きい周波数を有する特定周波数電流が発生することを発見した。そして、大きい特定周波数電流が発生すると、砂地や横スジ等の局所的な帯電不良が発生することも確認した。以下でその発生状況の詳細を説明する。
本実施例では、交流電流の実効値より大きな最大瞬時電流を持った特定周波数電流が発生する交流電圧が存在した。一周期で複数回特定周波数電流が発生することもあった。
図3に示す通り、帯電電流測定回路15を感光ドラム基体とグランドの間に設ける。帯電電流測定回路15は、帯電ローラ2と比べて充分小さい負荷抵抗1kΩと、その負荷抵抗を流れる電流を測定する回路からなる。
ΔW2×2−n(n=0,1,2,3,・・・)
とする。
第2ステップ(i=2)では、Vpp[2]=2Vth1+ΔW2
第3ステップ以上(i≧3)では、
N[i−1]=0ならば、Vpp[i]=2Vth1+(i−1)*ΔW2
N[i−1]=i−jならば、Vpp[i]=2Vth1+(i−1)*ΔW2
0<N[i−1]<i−jかつX[i−1]=0ならば、
Vpp[i]=Vpp[i−1]−|Vpp[i−2]−Vpp[i−1]|/2
0<N[i−1]<i−jかつX[i−1]=1ならば、
Vpp[i]=Vpp[i−1]+|Vpp[i−2]−Vpp[i−1]|/2
なお、各々のステップ終了後に、Vppのステップ間変化分
|Vpp[i−1]−Vpp[i]|
とVppの最小ステップ間変化分ΔVminとの大小関係を判別し、上回っていたら次のステップに移行し、下回っていたらVppを変化させて異常放電電流を判別する帯電バイアス制御を終了する。
帯電電流1周期×5回測定×8ステップ
なので、40msである。
本実施例では、帯電電流測定回路15を備えているが、帯電電流を積分する回路を備えていない。交流電流の実効値を出力する等の、帯電電流積分回路を備えていてもよい。
本実施例では周波数を1kHzにしたが、良好な帯電均一性を得る為に、感光ドラムのプロセススピード(周方向に回転する速さ)に合わせて周波数を変化させてもよい。
τ≦100μsもしくはτ≦1/(10×f)
を満たすことが分かった。周波数になおすと、異常放電電流の周波数をft、帯電部材に印加する交流電圧のft≧10000(Hz)又はft≧10・fとなる。
fs>2/τ
を満たすように設定する必要がある。よって、周波数になおすと、異常放電電流の周波数をftとして、fs>2ftを満たすようにする必要がある。
第2ステップ(i=2)では、Vpp[2]=2Vth2−ΔW2
第3ステップ以上(i≧3)では、
N[i−1]=0ならば、Vpp[i]=2Vth2−(i−1)*ΔW2
N[i−1]=i−jならば、Vpp[i]=2Vth2−(i−1)*ΔW2
0<N[i−1]<i−jかつX[i−1]=0ならば、
Vpp[i]=Vpp[i−1]+|Vpp[i−2]−Vpp[i−1]|/2
0<N[i−1]<i−jかつX[i−1]=1ならば、
Vpp[i]=Vpp[i−1]−|Vpp[i−2]−Vpp[i−1]|/2
なお、各々のステップ終了後に、Vppのステップ間変化分
|Vpp[i−1]−Vpp[i]|
とVppの最小ステップ間変化分ΔVminとの大小関係を判別し、上回っていたら次のステップに移行し、下回っていたらVppを変化させて異常放電電流を判別する帯電バイアス制御を終了する。
帯電バイアス制御終了時に、最後に出力値が0となったステップにおけるVppを、帯電部材に印加することができる交流電圧の最小ピーク間電圧Vpp1とする。
ΔI2×2−n(n=0,1,2,3,・・・)
とする。
第2ステップ(i=2)では、Iac[2]=Ith1+ΔI2
第3ステップ以上(i≧3)では、
N[i−1]=0ならば、Iac[i]=Ith1+(i−1)*ΔI2
N[i−1]=i−jならば、Iac[i]=Ith1+(i−1)*ΔI2
0<N[i−1]<i−jかつX[i−1]=0ならば、
Iac[i]=Iac[i−1]−|Iac[i−2]−Iac[i−1]|/2
0<N[i−1]<i−jかつX[i−1]=1ならば、
Iac[i]=Iac[i−1]+|Iac[i−2]−Iac[i−1]|/2
なお、各々のステップ終了後に、Iacのステップ間変化分
|Iac[i−1]−Iac[i]|
とIacの最小ステップ間変化分ΔIminとの大小関係を判別し、上回っていたら次のステップに移行し、下回っていたらIacを変化させて異常放電電流を判別する帯電バイアス制御を終了する。
この条件では、ほぼ実施例1と同様な制御で帯電ローラに印加する交流電圧を決定できる。
この条件では、帯電部上流における感光ドラム表面電位と帯電ローラに印加する直流電圧の間の差が|Vd|である時の異常放電電流の発生状況を確認し、ΔVである時の発生状況と対応させることによって制御可能である。すなわち、電位差が|Vd|の時に帯電不良が発生する異常放電電流の最大瞬時電流を、電位差がΔVの時に帯電不良が発生する異常放電電流の最大瞬時電流と対応させることで、実施例1と同様な制御が可能である。
この条件では、帯電部上流における感光ドラム表面電位と帯電ローラに印加する直流電圧の間の差が小さい為、交流電圧条件を変化させても異常放電電流の最大瞬時電流が小さい。そのため、局所的な画像不良に直結する異常放電の発生数は少ない。ただし、異常放電電流の最大瞬時電流がある閾値以下に収まると、Vdが直流帯電電圧付近になり、帯電均一性が良好になるという特徴を持つ。従って、帯電性を判断する指標となる。
前記帯電手段に印加した交流電圧が前記第2の交流電圧であった時は、次回に前記帯電手段に印加する交流電圧は、前記第2の交流電圧のピーク間電圧よりも小さいピーク間電圧を有する交流電圧を印加すると精度よく画像形成領域を帯電する際に印加する電流を求められる。
Claims (54)
- 交流電圧を印加され被帯電体を帯電する帯電手段と、
前記帯電手段に交流電圧を印加した際に、前記帯電手段と前記被帯電体の間に流れる電流を測定する電流測定手段と、
前記電流から特定周波数を有する特定電流を抽出する特定電流抽出手段と、
を有することを特徴とする帯電装置。 - 交流電圧を印加され被帯電体を帯電する帯電手段と、
前記帯電手段に交流電圧を印加した際に、前記帯電手段と前記被帯電体の間に流れる電流を測定する電流測定手段と、
前記電流のなかで特定周波数を有する特定電流に基づき、前記帯電手段が前記被帯電体の画像形成領域を帯電する際に、前記帯電手段に印加される電圧を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする帯電装置。 - 前記電流測定手段は、前記帯電手段に前記交流電圧が印加された時に発生する放電光を測定する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の帯電装置。
- 前記特定周波数は、前記特定周波数をftとした時、ft≧10000(Hz)を満たす周波数であることを特徴とする請求項1又は2に記載の帯電装置。
- 前記特定周波数は、前記特定周波数をft、前記電流の周波数をfとした時、ft≧10・fを満たす周波数であることを特徴とする請求項1又は2に記載の帯電装置。
- 前記交流電圧の周波数をf1、前記特定周波数をftとした時、前記特定周波数抽出手段は、前記電流のうち、ftは通過し、f1はカットするフィルタ手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の帯電装置。
- 前記フィルタ手段は、複数のフィルタ回路を備えることを特徴とする請求項6に記載の帯電装置。
- 交流電圧を印加され被帯電体を帯電する帯電手段と、
前記帯電手段に交流電圧を印加した際に、前記帯電手段と前記被帯電体の間に流れる電流を測定する電流測定手段と、
前記帯電手段にピーク間電圧の異なる複数の交流電圧を印加し、各交流電圧の中で前記電流を1周期ごとに平均化した電流と、前記電流との差分から得られる特定電流の最大値が、所定の値以下になるような交流電圧を複数得て、前記所定の値以下になるような交流電圧の中で一番ピーク間電圧の小さい交流電圧に基づいて、前記被帯電体の画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加される交流電圧を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする帯電装置。 - 前記電流の測定は、前記交流電圧の1周期以上の時間測定されることを特徴とする請求項1、2又は8に記載の帯電装置。
- 前記電流を測定する際に、前記帯電手段に印加する交流電圧の中の、所定の位相領域のみの電流を測定する手段を有することを特徴とする請求項1、2又は8に記載の帯電装置。
- 前記所定の位相領域は、
前記被帯電体の表面電位をV1、
前記帯電手段に印加する交流電圧をV2、
前記帯電手段に印加する直流電圧をV3、
前記帯電手段に印加する交流電圧と直流電圧を重畳したバイアスをV4、
帯電部材に直流電圧を印加した時に被帯電体への放電が開始する電圧をVth、
とすると、
V2の位相がV3の極性側にある時、かつ、V2が0Vから変化して最初に|V1−V4|=Vthとなる時間をt1として、前記t1の前後Δtの時間内のみ帯電電流を測定することを特徴とする、
ここで、帯電部材に印加する交流電圧の周波数をfとすると、Δtは
Δt≦1/(4*f)
である
ことを特徴とする請求項10に記載の帯電装置。 - 前記特定電流に基づき、前記被帯電体の画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加される交流電圧を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
- 前記制御手段は、前記特定電流の最大瞬時電流に基づき、画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加される交流電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記制御手段は、所定期間内の前記特定電流の発生数に基づき、画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加される交流電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記制御手段は、所定期間内の前記特定電流の流れている時間に基づき、画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加される交流電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記制御手段は、所定期間内の前記特定電流の時間積分値に基づき、画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加される交流電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記制御手段は、前記特定電流及び、画像形成領域を帯電する際の前記帯電手段に印加される直流電圧と前記被帯電体の間の電位差に基づき、画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加される交流電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記制御手段は、前記特定電流の最大瞬時電流が所定値以上となる交流電圧である第1の交流電圧と、前記第1の交流電圧よりもピーク間電圧が大きくかつ前記特定電流の最大瞬時電流が所定値より下となる交流電圧である第2の交流電圧とを得られるまで、前記帯電手段にピーク間電圧が異なる複数の交流電圧を印加し、画像形成領域を帯電する際に、前記第2の交流電圧に基づいて前記帯電手段に印加する交流電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記制御手段は、所定期間内の前記特定電流の発生数が所定値以上となる交流電圧である第1の交流電圧と、前記第1の交流電圧よりもピーク間電圧が大きくかつ前記所定期間内の前記特定電流の発生数が所定値より少なくなる交流電圧である第2の交流電圧とを得られるまで、前記帯電手段にピーク間電圧が異なる複数の交流電圧を印加し、画像形成領域を帯電する際に、前記第2の交流電圧に基づいて前記帯電手段に印加する交流電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記制御手段は、所定期間内の前記特定電流の流れている時間が所定値以上となる交流電圧である第1の交流電圧と、前記第1の交流電圧よりもピーク間電圧が大きくかつ前記所定期間内の前記特定電流の流れている時間が所定値より小さくなる交流電圧である第2の交流電圧とを得られるまで、前記帯電手段にピーク間電圧が異なる複数の交流電圧を印加し、画像形成領域を帯電する際に、前記第2の交流電圧に基づいて前記帯電手段に印加する交流電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記制御手段は、前記所定期間内の前記特定電流の時間積分値が所定値以上となる交流電圧である第1の交流電圧と、前記第1の交流電圧よりもピーク間電圧が大きくかつ前記所定期間内の前記特定電流の時間積分値が所定値より小さくなる交流電圧である第2の交流電圧とを得られるまで、前記帯電手段にピーク間電圧が異なる複数の交流電圧を印加し、画像形成領域を帯電する際に、前記第2の交流電圧に基づいて前記帯電手段に印加する交流電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記所定値は、画像形成領域を帯電する際の前記帯電手段に印加される直流電圧と前記被帯電体の間の電位差に基づき変化することを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記帯電手段にピーク間電圧の異なる複数の交流電圧を印加する時は、各々の前記交流電圧の印加時間は、前記交流電圧の1周期以上の時間であることを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加する交流電圧は、前記第2の交流電圧のピーク間電圧に所定のピーク間電圧ΔVppを付加した交流電圧であることを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記所定のピーク間電圧ΔVppは、所定の時間内において複数の前記第2の交流電圧を得た時に、前記複数の第2の交流電圧のピーク間電圧の中で、最大のピーク間電圧Vppmaxと最小のピーク間電圧Vppminの差以上であることを特徴とする請求項24に記載の帯電装置。
- 前記ピーク間電圧の異なる複数の交流電圧の印加電圧は、前記帯電手段に印加した交流電圧が前記第1の交流電圧であった時は、次回に前記帯電手段に印加する交流電圧は、前記第1の交流電圧のピーク間電圧よりも大きいピーク間電圧を有する交流電圧を印加し、前記帯電手段に印加した交流電圧が前記第2の交流電圧であった時は、次回に前記帯電手段に印加する交流電圧は、前記第2の交流電圧のピーク間電圧よりも小さいピーク間電圧を有する交流電圧を印加することを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記第2の交流電圧が複数得られた場合は、前記画像形成領域を帯電する際に、前記帯電手段に印加される交流電圧は、前記第2の交流電圧の中で一番ピーク間電圧の小さい前記第2の交流電圧に基づいて制御されることを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記異なる複数の交流電圧のピーク間電圧において、前回のピーク間電圧の大きさと次回のピーク間電圧大きさの差分であるピーク間電圧ステップ間変化量は可変であり、前記ピーク間電圧ステップ間変化量のうち一つは少なくとも│Vpp10−Vpp11│以下であることを特徴とする、
ここで、前記帯電手段に交流電圧が所定時間印加された時に、
前記所定時間内において、前記電流の1周期ごとに前記最大瞬時電流が前記所定値より大きくなる前記特定電流が発生する前記交流電圧のピーク間電圧をVpp9、
前記所定時間内において、前記電流の1周期ごとに前記最大瞬時電流が前記所定値より大きくなる前記特定電流は発生しないが、少なくとも1回は最大瞬時電流が所定値以上となる前記特定電流が発生する前記交流電圧のピーク間電圧をVpp11、
前記所定時間内において、前記最大瞬時電流が前記所定値より大きくなる前記特定電流が発生しない前記交流電圧のピーク間電圧をVpp10として、
Vpp9<Vpp11<Vpp10
を満たす
ことを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の帯電装置。 - 前記異なる複数の交流電圧のピーク間電圧において、前回のピーク間電圧の大きさと次回のピーク間電圧大きさの差分であるピーク間電圧ステップ間変化量は可変であり、前記ピーク間電圧ステップ間変化量が所定の値以下になった時に前記異なる複数の交流電圧のピーク間電圧の印加を終了することを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加する交流電圧は、放電開始電圧の2倍以上の大きさのピーク間電圧をもつ交流電圧であることを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記特定電流の最大瞬時電流が所定値以上となる交流電圧である第1の交流電圧と、前記特定電流の最大瞬時電流が所定値より小さく、かつ前記第1の交流電圧を前記帯電手段に印加した時に流れる交流電流よりも、前記帯電手段に印加した時に流れる交流電流が大きい交流電圧である第2の交流電圧と、を得られるまで、前記帯電手段に異なる複数の交流電圧を印加し、画像形成領域を帯電する際に、前記第2の交流電圧に基づいて前記帯電手段に印加する電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 所定期間内の前記特定周波数電流の発生数が所定値となる交流電圧である第1の交流電圧と、前記所定期間内の前記特定周波数電流の発生数が所定値より小さく、かつ前記第1の交流電圧を前記帯電手段に印加した時に流れる電流よりも、前記帯電手段に印加した時に流れる電流が大きい交流電圧である第2の交流電圧と、を得られるまで、前記帯電手段に異なる複数の交流電圧を印加し、画像形成領域を帯電する際に、前記第2の交流電圧に基づいて前記帯電手段に印加する電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 所定期間内の前記特定電流の流れている時間が所定値以上となる交流電圧である第1の交流電圧と、前記所定期間内の前記特定電流の発生数が所定値より小さく、かつ前記第1の交流電圧を前記帯電手段に印加した時に流れる電流よりも、前記帯電手段に印加した時に流れる電流が大きい交流電圧である第2の交流電圧と、を得られるまで、前記帯電手段に異なる複数の交流電圧を印加し、画像形成領域を帯電する際に、前記第2の交流電圧に基づいて前記帯電手段に印加する電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 所定期間内の前記特定電流の時間積分値が所定値以上となる交流電圧である第1の交流電圧と、前記所定期間内の前記特定電流の時間積分値が所定値より小さく、かつ前記第1の交流電圧を前記帯電手段に印加した時に流れる電流よりも、前記帯電手段に印加した時に流れる電流が大きい交流電圧である第2の交流電圧と、を得られるまで、前記帯電手段に異なる複数の交流電圧を印加し、画像形成領域を帯電する際に、前記第2の交流電圧に基づいて前記帯電手段に印加する電圧を制御することを特徴とする請求項2又は12に記載の帯電装置。
- 前記所定値は、画像形成領域を帯電する際の前記帯電手段に印加される直流電圧と前記被帯電体の間の電位差に基づき変化することを特徴とする請求項31乃至34のいずれかの帯電装置。
- 前記画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加する交流電圧は、前記第2の交流電圧を前記帯電手段に印加した時に流れる交流電流Iacに所定の交流電流ΔIacを付加した交流電流が前記帯電手段と前記被帯電体との間に流れるような交流電圧であることを特徴とする請求項31乃至34のいずれかの帯電装置。
- 前記所定の交流電流ΔIacは、所定の時間内において複数の前記第2の交流電圧を得た時に、前記複数の第2の交流電圧を印加した時に流れる、前記交流電流の中で、最大の交流電流Iacmaxと最小の交流電流Iacminの差以上であることを特徴とする請求項31乃至34のいずれかの帯電装置。
- 前記異なる複数の交流電圧の印加電圧は、前記帯電手段に印加した交流電圧が前記第1の交流電圧であった時は、次回に前記帯電手段に印加する交流電圧は、前記第1の交流電圧を印加した時に流れる交流電流よりも大きい交流電流が流れるような交流電圧を印加し、前記帯電手段に印加した交流電圧が前記第2の交流電圧であった時は、次回に前記帯電手段に印加する交流電圧は、前記第2の交流電圧を印加した時に流れる交流電流よりも小さい交流電流が流れるような交流電圧を印加することを特徴とする請求項31乃至34のいずれかの帯電装置。
- 前記第2の交流電圧が複数得られた場合は、前記画像形成領域を帯電する際に、前記帯電手段に印加される交流電圧は、前記第2の交流電圧の中で一番交流電流の小さい第2の交流電圧に基づいて制御されることを特徴とする請求項31乃至34のいずれかの帯電装置。
- 前記帯電手段に帯電交流電流の異なる複数の交流電圧を印加する時は、各々の前記交流電圧の印加時間は、前記交流電流の1周期以上の時間であることを特徴とする請求項31乃至34のいずれかの帯電装置。
- 前記異なる複数の交流電圧を印加した時に流れる交流電流において、前回の交流電圧を印加した時に流れる交流電流の大きさと次回の交流電圧を印加した時に流れる交流電流の大きさの差分である交流電流ステップ間変化量は可変であり、前記ステップ間変化量のうち一つは少なくとも│Iac10−Iac11│以下であることを特徴とする、
ここで、前記帯電手段に交流電圧が所定時間印加された時に、
前記所定時間内において、前記交流電圧の1周期ごとに前記最大瞬時電流が前記所定値より大きくなる前記特定電流が発生する前記交流電圧の交流電流をIac9、
前記所定時間内において、前記交流電圧の1周期ごとに前記最大瞬時電流が前記所定値より大きくなる前記特定電流は発生しないが、少なくとも1回は最大瞬時電流が所定値以上となる前記特定電流が発生する交流電流をIac11、
前記所定時間内において、前記最大瞬時電流が前記所定値より大きくなる前記特定電流が発生しない前記交流電圧の交流電流量をIac10として、
Iac9<Iac11<Iac10
を満たす
ことを特徴とする請求項31乃至34のいずれかの帯電装置。 - 前記異なる複数の交流電圧を印加した時に流れる交流電流において、前回の交流電圧を印加した時に流れる交流電流の大きさと次回の交流電圧を印加した時に流れる交流電流の大きさの差分である交流電流ステップ間変化量は可変であり、前記交流電流ステップ間変化量が所定の値以下になった時に前記異なる複数の交流電圧の印加を終了することを特徴とする請求項31乃至34のいずれかの帯電装置。
- 前記画像形成領域を帯電する際に前記帯電手段に印加する交流電圧は、放電開始電圧の2倍以上の大きさのピーク間電圧をもつ交流電圧であることを特徴とする請求項31乃至34のいずれかの帯電装置。
- 画像形成領域を帯電する際の前記帯電手段に印加される直流電圧と、帯電部上流側の前記被帯電体との間の電位差が所定の電位差を有するように、前記被帯電体の電位を変更する電位変更手段を有することを特徴とする請求項2、8又は12に記載の帯電装置。
- 前記所定の電位差は、前記特定電流の最大瞬時電流が所定の値以上となるような交流電圧が存在する電位差であることを特徴とする請求項44に記載の帯電装置。
- 前記所定の電位差は、前記特定電流の最大瞬時電流が測定精度以上となるような交流電圧が存在する電位差であることを特徴とする請求項44に記載の帯電装置。
- 前記所定の電位差は、前記特定電流の最大瞬時電流のSN比が1以上となるような交流電圧が存在する電位差であることを特徴とする請求項44に記載の帯電装置。
- 前記所定の電位差は、前記特定周波数交流電流の最大瞬時電流が前記帯電交流電流の実行値以上となるような交流電圧が存在する電位差であることを特徴とする請求項44に記載の帯電装置。
- 前記交流電流測定手段のサンプリングレートをfs、前記特定周波数をftとした時
fs>2ftを満たすことを特徴とする請求項2、8又は12に記載の帯電装置。 - 前記交流電流測定手段のスルーレートをT、前記特定周波数をftとした時、T/ft≧1を満たすことを特徴とする請求項2、8又は12に記載の帯電装置。
- 前記被帯電体の表面から異物を除去する除去手段を有することを特徴とする請求項2、8又は12に記載の帯電装置。
- 前記帯電手段はローラ状であることを特徴とする請求項2、8又は12に記載の帯電装置。
- 前記帯電手段は前記被帯電体に接触することを特徴とする請求項2、8又は12に記載の帯電装置。
- 前記電流は交流電流であることを特徴とする請求項1又は2に記載の帯電装置。
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