JP2004354689A - トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー補給装置の構成部品の破損を未然に防止すると共に、トナー補給装置が所定の仕様のものであるかを判別できるようにする。
【解決手段】トナー補給装置14の内部のトナーが固まってしまっており、トナーを攪拌・搬送するためのスクリューやパドル等が過負荷で回動できず、トナー補給装置14の駆動軸18が回転しない場合には、回転状態表示体31の回転状態を光学センサ34で検知して、その検知結果に基づいて制御手段16が駆動用モータ8の作動をOFFにする。これにより、トナー補給装置14の回動部品や動力伝達手段20の構成部品が過負荷によって破損するのを未然に防止することができる。また、回転状態表示体31の切り欠き部33の周方向長さを光学センサ34で検知することにより、トナー補給装置14が使用環境に合致する仕様のものであるか否かを判別することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、現像器にトナーを補給するために、画像形成装置本体に着脱可能に取り付けられるトナー補給装置及びこのトナー補給装置を備えた画像形成装置に関するものであり、特に、現像器から供給されるトナーによって感光体表面の静電潜像が可視化される複写機,プリンタ,ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、乾式静電複写方式の画像形成装置は、感光体表面に形成された静電潜像を可視化するために、現像器から感光体表面にトナーを供給し、感光体表面にトナー像を形成し、そのトナー像を記録材(シート状のコピー紙やプラスチックフィルム等)に転写するようになっている。このような画像形成装置においては、現像器内のトナー量が所定量以下になると、現像器に接続されたトナー補給装置から現像器内にトナーを補給し、常に、十分なトナーが現像器から感光体表面に供給されるようになっている。
【0003】
また、このような画像形成装置は、トナー補給装置内のトナーがなくなると、別の新たなトナー補給装置に交換する必要があるため、トナー補給装置を画像形成装置本体に対して自在に着脱できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
そして、トナー補給装置は、容器内のトナーを攪拌して現像器側に供給するトナー補給用回転部材が、給紙機構を駆動する給紙モータか、又はトナー補給装置を駆動するための専用モータか、又は感光体ドラムを駆動するモータに動力伝達部材を介して連繋され、これら駆動用モータのいずれかによって駆動されるようになっている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−48929号公報(段落番号0009参照)
【特許文献2】
特開2003−131483号公報(段落番号0002,0020参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような画像形成装置は、交換用のトナー補給装置に取り替えて、新たに装着したトナー補給装置を駆動する際に、トナー補給装置の容器内のトナーが固まっていると、トナーを攪拌して現像器側に送り込むトナー補給用回転部材に過度の負荷が作用し、トナー補給用回転部材が破損したり、また、このトナー補給用回転部材と外部の駆動用モータとを接続する回転動力伝達部材等に破損等の不具合を生じる虞がある。
【0007】
また、トナー補給装置は、使用される環境下によってはトナーが容器内で固まりやすい場合が考えられるので、使用される環境下に適合するものが使用されるようにしておく必要がある。
【0008】
そこで、本発明は、このような従来技術の課題を解決することができるトナー補給装置及びこのトナー補給装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、現像器の近傍の支持体に着脱可能に支持されて、内部のトナーを現像器に供給するトナー補給装置に関するものである。そして、このトナー補給装置は、前記支持体に支持されると駆動用モータに連繋され、前記駆動用モータの動力が伝達される回転動力伝達部材と、この回転動力伝達部材と一体となって回動して、前記回転動力伝達部材の回転状態が前記支持体側に取り付けられた検知手段によって検知されるようになっている回転状態表示体と、を備えている。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の発明に係るトナー補給装置の前記回転状態表示体に特徴を有するものである。すなわち、請求項1の発明の前記回転状態表示体は、回動時において、前記検知手段によって被検知部分が検知されるようになっていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項3の発明は、画像形成装置に関するものであり、上記請求項1又は2記載のトナー補給装置と、前記検知手段によって検知された前記回転状態表示体の回転数が基準回転数に達していないと、前記駆動用モータを停止させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】
請求項4の発明は、画像形成装置に関するものであり、上記請求項2記載のトナー補給装置と、前記回転状態表示体の前記被検知部分の周方向寸法を前記検知手段からの検知信号に基づいて算出し、その算出した前記被検知部分の周方向寸法が基準寸法と異なると判断すると、前記駆動用モータの回転を停止させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
【0014】
(画像形成装置)
図1に示すように、本発明に係る画像形成装置1は、給紙部2から送り出した記録材3を搬送路4に沿って画像形成部5に供給し、その画像形成部5が供給された記録材3にトナー画像を転写した後、記録材3に転写されたトナー画像を図示しない定着部が定着させて、定着済みの記録材3を画像形成装置本体6内から図示しない排紙トレイ上に排出するようになっている。
【0015】
このうち、給紙部2は、給紙トレイ7上の記録材3を駆動用モータ8で回動させられる給紙ローラ10が搬送路4に送り出すようになっている。また、画像形成部5は、感光体ユニット11と、この感光体ユニット11の感光体12の表面にトナーを供給する現像器13と、この現像器13にトナーを補給するトナー補給装置14と、を備えている。そして、画像形成部5の感光体ユニット11は、ドラム状の感光体12の周囲に図示しない帯電デバイス、クリーニングデバイス、転写デバイス等が配置されている。尚、感光体ユニット11と現像器13で画像形成ユニット15を構成している。
【0016】
これら画像形成装置1を構成する給紙部2,画像形成部5(感光体ユニット11,現像器13,トナー補給装置14)等は、制御手段16によって作動制御されるようになっている。また、この画像形成装置1は、その作動状態を表示する表示画面と操作用の入力画面を兼ねるように構成されている表示手段17が、制御手段16との間で制御信号をやり取りするようになっている。
【0017】
(トナー補給装置)
また、図1に示すように、トナー補給装置14は、その駆動軸(回転動力伝達部材)18が給紙ローラ10を駆動する駆動用モータ8にクラッチCL1及び動力伝達手段20を介して連繋されている。このトナー補給装置14は、現像器13内のトナー残量検知センサ21が現像器13内のトナー残量不足を検知すると、その検知信号が制御手段16に入力され、そのトナー残量検知センサ21からの検知信号に基づいて制御手段16がクラッチCL1をONさせることにより、駆動軸18が動力伝達手段20を介して駆動用モータ8によって回転駆動されるようになっている。
【0018】
図2は、トナー補給装置14の画像形成装置本体6への取付状態を示す図である。この図2に示すように、画像形成装置本体6に取り付けられるフレーム(支持体)22には、画像形成ユニット15とトナー補給装置14とが着脱可能に取り付けられている。そして、この図に示すように、トナー補給装置14の一端側のトナー補給口23と現像器13のトナー受容口24とが接続されている。
【0019】
図3及び図4は、駆動用モータ8で駆動される動力伝達手段20とトナー補給装置14との接続部を説明するための図である。このうち、図3は、トナー補給装置14の駆動軸18の先端側部分であって、動力伝達手段20側との接続部を示す斜視図である。また、図4は、動力伝達手段20とトナー補給装置14との接続部を模式的に示す縦断面図である。尚、図4において、動力伝達手段20側の出力軸25とトナー補給装置14側の駆動軸18とを接続するジョイント26は、説明の都合上、断面せずに表している。
【0020】
これら図3及び図4に示すように、動力伝達手段20側の出力軸25は、画像形成装置本体6に固定されるフレーム27に軸受け28を介して回動可能に支持されており、給紙部2を駆動する駆動用モータ8にギヤや巻き掛け伝動装置(プーリ及びベルト等)等からなる動力伝達手段20を介して接続されている。この出力軸25の一端側(図中左端側)には、動力伝達手段20の一部を構成する出力ギヤ30が固定されている。また、この出力軸25の他端側(図中右端側)には、トナー補給装置14の駆動軸18に固定された一方のジョイント(入力側ジョイント)26aに係合する他方のジョイント(出力側ジョイント)26bが固定されている。そして、動力伝達手段20側の出力軸25の出力側ジョイント26bとトナー補給装置14側の駆動軸18の入力側ジョイント26aとが凹凸係合することにより、出力軸25と駆動軸18とが一体回動し、駆動用モータ8の動力が出力軸25から駆動軸18に伝達される。
【0021】
また、これら、図3及び図4に示すように、フレーム22と入力側ジョイント26aとの間の駆動軸18には、略円板状の回転状態表示体31が駆動軸18と一体に回動できるように嵌合・固定されている。この回転状態表示体31の外周側に略円板状に形成された鍔状部32には、外周に沿って帯状に所定長さ寸法だけ切り欠いた切り欠き部33が形成されている。そして、この回転状態表示体31の鍔状部32を板厚方向に挟むように光学センサ(検知手段)34が配置されている。この光学センサ34は、筒状のフレーム35の内周側に取り付けられており、発光部34aが鍔状部32の一方の側面側に位置し、受光部34bが鍔状部32の他方の側面側に対向するように位置している。そして、この光学センサ34は、回転状態表示体31が駆動軸18と共に回転し、切り欠き部33が光学センサ34の発光部34aと受光部34bとの間に到達すると、発光部34aからの光を受光部34bで受光し、切り欠き部33が発光部34aと受光部34bとの間を通過すると、発光部34aからの光が鍔状部32で遮られるため、発光部34aからの光を受光部34bで受光することができなくなる。この光学センサ34の切り欠き部33の検知信号は、制御手段16に入力され、後述する画像形成装置1の作動制御の基礎データとなる。
【0022】
ジョイント26は、出力軸25側に固定された出力側ジョイント26bと駆動軸18側に固定された入力側ジョイント26aとを噛み合わせることにより、出力軸25と駆動軸18とを一体に回動させることができるようになっている。すなわち、入力側ジョイント26aの先端(出力側ジョイント26bに対向する端部)の外周面に切り欠くように形成された係合凹部36に、出力側ジョイント26bの先端(入力側ジョイント26aに対向する端部)の外周端部に形成された係合凸部37が係合されることにより、入力側ジョイント26aと出力側ジョイント26bとが回動方向に一体化する。
【0023】
図5は、出力側ジョイント26bと入力側ジョイント26aの係合状態を示す図である。この図5に示すように、係合凹部36は、入力側ジョイント26aの周方向に複数(本実施の形態では4箇所)等間隔で形成されている。また、係合凸部37は、係合凹部36に対応するように、出力側ジョイント26bの周方向に複数(本実施の形態では4箇所)等間隔で形成されている。しかし、係合凸部37は、出力軸25と駆動軸18の軸芯が合致するように出力側ジョイント26bと入力側ジョイント26aとが噛み合わされた際に、係合凹部36の底部(半径方向内周側端部)36aとの間に隙間38が生じるような肉厚寸法に形成されている。これは、トナー補給装置14を画像形成装置本体6内に組み付ける際に、トナー補給装置14の駆動軸18を出力軸25に対して傾けた状態で、出力側ジョイント26bに入力側ジョイント26aを係合させることができるようにするためである。尚、入力側ジョイント26aの係合凹部36と出力側ジョイント26bの係合凸部37は、トナー補給装置14を駆動軸18の軸方向に沿って移動させることにより、係合させたり、係合を解除させたりすることができる。また、本実施の形態は、係合凹部36を入力側ジョイント26aに形成し、係合凸部37を出力側ジョイント26bに形成する態様を例示したが、これに限られず、係合凹部36を出力側ジョイント26bに形成し、係合凸部37を入力側ジョイント26aに形成するようにしてもよい。また、本実施の形態は、係合凸部37と係合凹部36をそれぞれ4箇所設置する態様を例示したが、これに限られず、係合凸部37と係合凹部36を少なくとも1箇所形成するようにすればよい。
【0024】
図4に示すように、トナー補給装置14の駆動軸18には、駆動ギヤ40が固定されており、駆動軸18の回転が駆動ギヤ40に噛み合う図示しないギヤを介して他の軸に伝達され、トナー攪拌用のパドルやトナー攪拌・搬送用のスクリュー等を回動させるようになっている。
【0025】
尚、本実施の形態の画像形成装置1は、図1に示すように、駆動用モータ8とトナー補給装置14とを連繋する動力伝達手段20に動力伝達を断・続する第1のクラッチCL1が介装され、駆動モータ8と給紙部2とを連繋する動力伝達手段41に動力伝達を断・続する第2のクラッチCL2が介装されている。このように、各動力伝達手段20,41にクラッチCL1,CL2をそれぞれ配置することにより、一つの駆動用モータ8をトナー補給装置14と給紙部2とで共用することが可能になる。すなわち、トナー補給装置14を作動させて、トナー補給装置14からトナーを現像器13に供給する場合には、第1のクラッチCL1を繋ぎ(ONし)、駆動用モータ8からトナー補給装置14への動力伝達を可能にする一方、第2のクラッチCL2を切り(OFFにして)、駆動用モータ8から給紙部2への動力伝達を遮断する。また、給紙部2を作動させて、記録材3を給紙トレイ7から画像形成部5に向けて送り出す場合には、第1のクラッチCL1を切り、駆動用モータ8からトナー補給装置14への動力伝達を遮断する一方、第2のクラッチCL2を繋ぎ、駆動用モータ8から給紙部2への動力伝達を可能にする。
【0026】
加えて、本実施の形態の画像形成装置1は、駆動用モータ8の動力をトナー補給装置14側と給紙部2側の一方に選択的に使用するようになっているため、トナー補給装置14側と給紙部2側の両方を同時に駆動できるようにした場合に比較し、消費電力が少なくて且つ小形の駆動用モータ8を使用することが可能になる。
【0027】
(画像形成装置の作動状態)
図6は、本実施の形態に係る画像形成装置1の作動状態を説明するフローチャートである。この図6のフローチャートに示すように、プリントスタート信号が制御手段16に入力されると、駆動用モータ8と給紙部2とを連繋する動力伝達手段41に介装された第2のクラッチCL2がONし(ステップS1(以下、単にS1のように略称する))、駆動用モータ8とトナー補給装置14とを連繋する動力伝達手段20に介装された第1のクラッチCL1がOFFして(S2)、駆動用モータ8が作動を開始する(S3)。これにより、駆動用モータ8と給紙部2とが動力伝達手段41及び第2のクラッチCL2を介して接続され、給紙部2の給紙ローラ10が給紙トレイ7上の記録材3を送り出し(S4)、その給紙された記録材3に画像形成部5で画像が形成される(S5)。
【0028】
この画像形成作業により、現像器13内のトナーが減少することになるが、現像器13内のトナー残量をトナー残量検知センサ21が検知し、トナー残量が所定量以下になると(S6)、制御手段16がトナー残量検知センサ21からの信号に基づいて第2のクラッチCL2をOFFし(S7)、制御手段16が第1のクラッチCL1をONする(S8)。これにより、駆動用モータ8とトナー補給装置14とが動力伝達手段20及び第1のクラッチCL1を介して接続され、トナー補給装置14が現像器13にトナーを補給する。
【0029】
この際、検知手段としての光学センサ34が、回転状態表示体31の切り欠き部(被33の通過を検知し、その検知結果を制御手段16に出力する。制御手段16は、光学センサ34からの検知信号に基づいて、回転状態表示体31の回転状態を判断する。そして、この制御手段16は、回転状態表示体31の回転数が所定回転数(予め、制御手段16に記録されている基準回転数)に達していない場合、トナー補給装置14の駆動軸18が停止していると判断し(S9)、駆動用モータ8を停止させ(S11)、トナー補給装置14が故障であることを液晶表示パネル等の表示手段17によって表示し、作業者や補修サービスマンに知らせるようになっている(S12)。
【0030】
ステップS9において、回転状態表示体31が正常に回転している場合、すなわち、トナー補給装置14の駆動軸18が正常に回転している場合には、制御手段16が光学センサ34からの検知信号に基づいて回転状態表示体31の切り欠き部33の周方向長さが所定長さ(予め、制御手段16に記録された基準寸法)であるか否か判断し、その判断結果からトナー補給装置14が使用環境に適合する正しい仕様のものであるか否かを判別する(S10)。ここで、制御手段16は、トナー補給装置14が適合しない仕様のものであると判別すると(S10)、駆動用モータ8をOFFにし(S11)、トナー補給装置14が使用環境に適合しないものである旨を表示手段17で表示する(S12)。
【0031】
ステップS10において、トナー補給装置14が使用環境に適合するものであると判別され、トナー補給が完了し(S13)、全てのプリントジョブが終了すると(S14)と、画像形成装置1の作動が停止する。
【0032】
(実施の形態の効果)
このような構成の本実施の形態によれば、トナー補給装置14の内部のトナーが固まってしまっており、トナーを攪拌・搬送するためのスクリューやパドル等が過負荷で回動できず、トナー補給装置14の駆動軸18が回転しない場合には、回転状態表示体31の回転状態を光学センサ34で検知して、その検知結果に基づいて制御手段16が駆動用モータ8の作動をOFFにすることができるため、トナー補給装置14の回動部品や動力伝達手段20の構成部品が過負荷によって破損するのを未然に防止することができる。
【0033】
また、本実施の形態によれば、回転状態表示体31の切り欠き部33の周方向長さを光学センサ34で検知することにより、トナー補給装置14が使用環境に合致する仕様のものであるか否かを判別することができ、適正なトナー補給装置14を使用することができるため、常時良好な画像形成が可能になる。
【0034】
尚、本実施の形態においては、使用環境が異なる地域又は国ごとに、回転状態表示体31の切り欠き部33の形状(特に、周方向長さ)が異なるトナー補給装置14を使用する。
【0035】
また、本実施の形態において、制御手段16に入力してあるトナー補給装置14及び画像形成装置1の制御用の初期データと、実際の駆動軸18(回転状態表示体31)の回転数と初期データの差を比較し、実際の駆動軸18の回転数が所定回転数に達していないと判断される程度の差がある場合には、上述のように、制御手段16は駆動軸18が停止していると判断する。
【0036】
また、本実施の形態において、制御手段16は、例えば、光学センサ34によって検知した回転状態表示体31の実際の回転速度と、光学センサ34の発光部34aからの光を光学センサ34の受光部34bで受光している時間のデータとから、切り欠き部33の周方向長さを算出する。そして、制御手段16は、その算出結果に基づいて、トナー補給装置14が所定の仕様のものであるか否かを判別する。
【0037】
(実施の形態の変形例)
上述の実施の形態は、光学センサ34によって回転状態表示体31の切り欠き部33を検知するようになっているが、これに限られず、回転状態表示体31の外周側に突起を形成し、その突起を光学センサ34によって検知することにより、トナー補給装置14の駆動軸18の回転状態を判別するようにしてもよい。このようにしても、前述の実施の形態の場合と同様に、トナー補給装置14の内部のトナーが固まってしまい、トナー補給装置14の回動部品が回動不能になった場合、その不具合を光学センサ34で検知でき、トナー補給装置14の構成部品や動力伝達手段20の構成部品等が過負荷で破損するのを未然に防止できる。
【0038】
また、上述の実施の形態は、トナー補給装置14を画像形成装置本体6に対して脱着する場合、回転状態表示体31の鍔状部32に形成した切り欠き部33を利用して、鍔状部32と光学センサ34とを係合するか、又は、光学センサ34を退避位置と作動位置(鍔状部32との係合位置)との間を移動できるように構成しておく必要がある。このような実施の形態の場合、切り欠き部33と光学センサ34の位置合わせをする必要があったり、光学センサ34の支持構造を適宜工夫する必要がある。そこで、図7乃至図8に示すように、回転状態表示体31に円筒状部32aを出力ギヤ30側に向かって突出するように形成し、この円筒状部32aを光学センサ34の対向する発光部34aと受光部34bの間に挿入して、円筒状部32aに形成した切り欠き部33を光学センサ34で検知するように構成すれば、上述の実施の形態のような切り欠き部33と光学センサ34との位置合わせが不要になったり、光学センサの移動操作が不要になる分だけ、トナー補給装置14の脱着作業が容易化する。すなわち、本変形例によれば、トナー補給装置14側に取り付けられた回転状態表示体31を駆動軸18の軸線方向に沿ってスライドさせるだけで、回転状態表示体31と光学センサ34の係合又は係合解除が可能になり、トナー補給装置14の画像形成装置本体6に対する脱着作業が容易になる。
【0039】
また、上述の実施の形態は、検知手段としての光学センサ34を使用する態様を例示したが、これに限られず、検知手段として様々なものを適用でき、例えば、磁気センサを使用して、回転状態表示体31の外周端部に取り付けた磁石を検知することにより、トナー補給装置14の駆動軸18の回転状態やトナー補給装置14が所定の仕様のものであるか否かを判別するようにしてもよい。
【0040】
また、上述の実施の形態は、トナー補給装置14の仕様が適合しているか否かを、図6のステップS10で行うようになっているが、これに限られず、ステップS10を省略し、トナー補給装置14の駆動軸18が不具合を生じることなく正常回転しているか否かということのみを検知するようにしてもよい。
【0041】
また、上述の実施の形態は、駆動用モータ8として、トナー補給装置14と給紙部2とで共用することができるようにしたモータを例示したが、これに限られず、トナー補給装置14の駆動用に専用のモータを配置してもよく、また、給紙部2の駆動用のモータ以外のモータ(例えば、感光体12の駆動用モータ)を使用するようにしてもよい。
【0042】
また、トナー補給装置14が所定の仕様に適合するものであるか否かを判別するためには、上述の実施の形態に限られず、画像形成装置1が使用される環境(地域又は国)ごとに、トナー補給装置14の駆動軸18と動力伝達手段20の出力軸25とを接続するジョイント26の係合凹部36と係合凸部37との形状を変えて、仕様が適合しないトナー補給装置を使用した場合には、ジョイント26の係合凹部36と係合凸部37とが噛み合わないようにしてもよい。
【0043】
また、トナー補給装置14が所定の仕様に適合するものであるか否かを判別するためには、上述の実施の形態に限られず、トナー補給装置14を画像形成装置本体6内の所定位置にセットした際に、トナー補給装置14に取り付けたICチップのデータを画像形成装置本体6側に取り付けたデータ読み取り手段で読み取り、その読み取ったデータに基づいて、トナー補給装置14の仕様が適合するものであるか否かを制御手段16で判別するようにしてもよい。
【0044】
また、上述の実施の形態において、トナー補給装置14を画像形成装置本体6内の所定位置に支持するフレーム(支持体)22は、図2等に例示した形状に限定されるものでなく、画像形成装置1を構成する他の構成部品の形状や配置状態に応じて、適宜最適な形状に変更してもよい。
【0045】
また、上述の実施の形態において、回転動力伝達部材として駆動軸18を例示したが、これに限られず、駆動軸18と一体回動する他の部材(例えば、駆動ギヤ40)を回転動力伝達部材としてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、トナー補給装置の内部のトナーが固まってしまっており、トナーを攪拌・搬送するためのスクリューやパドル等が過負荷で回動できず、トナー補給装置の回転動力伝達部材が回転しない場合には、回転状態表示体の回転状態を検知手段で検知できるようになっているため、その検知結果に基づいて駆動用モータの作動を停止させて、トナー補給装置の回動部品や動力伝達手段の構成部品が過負荷によって破損するのを未然に防止することができる。
【0047】
また、本発明によれば、回転状態表示体の被検知部分の周方向長さを検知手段で検知することにより、トナー補給装置が使用環境に合致する仕様のものであるか否かを判別することができ、適正なトナー補給装置を使用することができるため、常時良好な画像形成が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための画像形成装置の模式的構造図である。
【図2】感光体ユニット、現像器及びトナー補給装置の取付関係を説明するための外観斜視図である。
【図3】トナー補給装置の駆動軸の先端側部分であって、動力伝達手段側との接続部を示す斜視図である。
【図4】動力伝達手段とトナー補給装置との接続部を模式的に示す縦断面図である。
【図5】図4のA−A線に沿って切断して示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の作動状態を説明するためのフローチャート図である。
【図7】本発明の変形例に係るトナー補給装置と動力伝達手段との接続部を模式的に示す縦断面図である。
【図8】本発明の変形例に係るトナー補給装置の駆動軸の先端側部分であって、動力伝達手段側との接続部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……画像形成装置、8……駆動用モータ、14……トナー補給装置、16……制御手段、18……駆動軸(回転動力伝達部材)、22……フレーム(支持体)、31……回転状態表示体、33……切り欠き部(被検知部分)、34……光学センサ(検知手段)

Claims (4)

  1. 現像器の近傍の支持体に着脱可能に支持されて、内部のトナーを現像器に供給するトナー補給装置において、
    前記支持体に支持されると駆動用モータに連繋され、前記駆動用モータの動力が伝達される回転動力伝達部材と、
    この回転動力伝達部材と一体となって回動して、前記回転動力伝達部材の回転状態が前記支持体側に取り付けられた検知手段によって検知されるようになっている回転状態表示体と、
    を備えたことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 前記回転状態表示体は、回動時において、前記検知手段によって被検知部分が検知されるようになっていることを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
  3. 前記請求項1又は2記載のトナー補給装置と、
    前記検知手段によって検知された前記回転状態表示体の回転数が基準回転数に達していないと、前記駆動用モータを停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記請求項2記載のトナー補給装置と、
    前記回転状態表示体の前記被検知部分の周方向寸法を前記検知手段からの検知信号に基づいて算出し、その算出した前記被検知部分の周方向寸法が基準寸法と異なると判断すると、前記駆動用モータの回転を停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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