JP2004352332A - 包装用カップ容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】包装用カップ容器における胴部の減圧吸収パネルを、胴部と傾斜角度を変えて成形することにより、パネル面下部がアンダーカットに形成されても、ブローキャビティからの抜き出しが容易に行えるようにする。
【解決手段】外側に張り出した開口縁の内径よりも底面を小径に形成して、胴部を延伸ブローにより薄肉に傾斜成形し、その胴部の中間壁面を周方向に等間隔の減圧吸収パネルに凹入形成するとともに、減圧吸収パネルの面内周囲に撓みリブを突設した包装用のカップ容器である。胴部4の傾斜角度θ1 を垂直軸に対し3°〜5°の範囲に、減圧吸収パネル6の傾斜角度θ2 を垂直軸に対し2°〜3°の範囲に設定する。減圧吸収パネル下部の凹入深さを、撓みリブ6aが側壁面から突出せず、かつブローキャビティから抜き出しが可能な深さに制限する。
【選択図】 図1
【解決手段】外側に張り出した開口縁の内径よりも底面を小径に形成して、胴部を延伸ブローにより薄肉に傾斜成形し、その胴部の中間壁面を周方向に等間隔の減圧吸収パネルに凹入形成するとともに、減圧吸収パネルの面内周囲に撓みリブを突設した包装用のカップ容器である。胴部4の傾斜角度θ1 を垂直軸に対し3°〜5°の範囲に、減圧吸収パネル6の傾斜角度θ2 を垂直軸に対し2°〜3°の範囲に設定する。減圧吸収パネル下部の凹入深さを、撓みリブ6aが側壁面から突出せず、かつブローキャビティから抜き出しが可能な深さに制限する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、開口縁の内径よりも底面を小径に形成して、胴部を延伸ブローにより薄肉に成形した乳飲料等の包装用カップ容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカップ容器の延伸ブロー成形で、割型を使用せずにブロー成形したカップ容器を上方に抜き出して離型を行っているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また延伸ブローにより成形した薄肉ボトルでは、内容物を高温充填した時に生ずる胴部の減圧変形を、胴壁面に形成した減圧吸収面により防止している(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特公昭4−30899号公報(第1−2頁、第4−5図)。
【特許文献2】
特開平2001−341717号公報(第2−3頁、図1)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ボトルなど肩部がある容器の延伸ブロー成形では、肩部によつてブローキャビティから抜き出すことができないので割型を使用している。割型を開いて離型を行う場合には、胴壁面に形成した減圧吸収パネルがどのようなものであっても、型開方向に対しアンダーカットとなる部分がなければ離型が容易に行える。しかし、割型では成形品の両側に金型のパーティングラインの転写による細い僅かな突条がラインとなって生じ、これが体裁を損なう外、ラベリングの障害となることがある。
【0005】
開口縁の内径よりも底面が小径で胴部が傾斜形成したカップ容器では、上方への抜き出し障害となる肩部がないことから、割型によらずブローキャビティから上方へ抜き出すことができ、これによりパーティングラインのないカップ容器とすることができる。
【0006】
しかし、高温充填を不可欠とする乳飲料等の包装用として使用されるカップ容器では、密封後の冷却による容器内の減圧により、胴壁面が部分的に変形するので、これを防止する減圧吸収パネルを、ボトルの場合と同様に周方向に等間隔に設ける必要があり、この減圧吸収パネルの下部がアンダーカットとなって、ブローキャビティから上方に抜き出し難しくなる。無理に抜出しを行うとパネル面の下部が潰れて成形不良となるので、減圧吸収パネルを凹入形成した包装用カップ容器のブロー成形では、割型を使用することになる。
【0007】
この発明は、上記従来の課題を解決するために考えられたものであって、その目的は、減圧吸収パネルを胴部と傾斜角度を変えて成形することにより、パネル面内に撓みリブを形成しても、アンダーカットとなるパネル面下部のブローキャビティからの抜き出しを容易に行える新たな包装用カップ容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的によるこの発明は、外側に張り出した開口縁の内径よりも底面を小径に形成して、胴部を延伸ブローにより薄肉に傾斜成形し、その胴部の中間壁面を周方向に等間隔の減圧吸収パネルに凹入形成するとともに、減圧吸収パネルの面内周囲に撓みリブを突設した包装用のカップ容器であって、上記胴部の傾斜角度を垂直軸に対し3°〜5°の範囲に、上記減圧吸収パネルの傾斜角度を垂直軸に対し2°〜3°の範囲に設定するとともに、減圧吸収パネル下部の凹入深さを、上記撓みリブが側壁面から突出せず、かつブローキャビティから抜き出しが可能な深さに制限してなるというものでもあり、減圧吸収パネルは面内中央に補強用の凹リブを縦長に有する。というものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図中1はポリエチレンテレフタレート(PET)を延伸ブローして成形した乳飲料の包装用カップ容器で、外側に張り出した平面形状が円形のフランジによる開口縁2と、その開口縁2の下側の開口壁部3に連なる胴部4と、底面が開口縁内径よりも小径の底面部5からなり、その底面は上げ底に形成してある。
【0010】
上記胴部4は延伸ブローにより薄肉に、垂直線に対し傾斜角度θ1 3°〜5°の範囲にて傾斜成形され、その胴部4の上部壁面4aと下部壁面4bとを残して、中間壁面に縦長の減圧吸収パネル6が、垂直線に対し傾斜角度θ2 2°〜3°の範囲に傾斜させて、周方向に等間隔に凹入形成して形成してある。
【0011】
この減圧吸収パネル6の数は、カップ容器1に高温充填される内容物によって異なるが、図示のカップ容器1では、6つの減圧吸収パネル6が、縦リブとなる両辺が平行な柱部7を、胴壁によりパネル間に形成して等間隔に凹入形成してある。また減圧吸収パネル6のパネル面内の周囲には撓みリブ6aが外側に突出形成してあり、パネル面の中央には補強用の凹リブ6bが縦長に形成してある。
【0012】
減圧吸収パネル6の下端は胴部4との交点Pから上側に位置し、パネル下部の凹入深さを、撓みリブ6aが側壁面から突出せず、かつブローキャビティから無理抜きが可能な1mm以下の深さに制限して上部へと傾斜形成してある。
【0013】
このような包装用カップ容器1では、垂直線に対する傾斜角度が、胴部4と減圧吸収パネル6とでは1°〜2°の相違があり、この相違によってパネル面の下部がアンダーカットに成形されても、それがテーパー面であれば抜き出しが可能な1mm以下の深さに形成できる。またパネル面の撓み力は周囲の撓みリブ6aにより吸収されて柱部7にまで及ばぬことから、胴部4の減圧変形が完全に防止されるようになる。
【0014】
図4〜図6は、上記包装用カップ容器1の延伸ブロー成形を示すもので、11はリップ型10により保持してブロー金型14装置に移送されてきたプリフォームで、リップ型10は移送盤13の下側面の支持板12に開閉自在に取付けた一対の割型からなる。またブロー金型装置14は、上部が開口したブロー金型15と、減圧吸収パネル6を転写成形する型面20を有する包装用カップ容器1のブロー金型15と、ブローキャビティ16の底部に設けた底型19と、ブローコア18に挿通した延伸ロッド19とからなる。
【0015】
上記プリフォーム11は、リップ型10と図示しない射出金型及び射出コアとにより予め射出成形され、成形後にプリフォーム11は開口壁部3をリップ型10に保持した状態で、移送盤13によりリップ型10と共にブロー金型15に移される。この移送後にプリフォーム11は、移送盤13の降下によりブロー金型15の開口部からブローキャビティ16の上部内に挿入され、リップ型10とブロー金型15との型閉後に、ブローコア18がリップ型10に上方から嵌合されて、プリフォーム内に延伸ロッド17が挿入される。
【0016】
しかるのち、延伸ロッド17を底型19まて伸長してプリフォーム11を縦方向に延伸すると共に、ブローコア18からプリフォーム内にエアブローすると、プリフォーム11はキャビティ一杯に膨張して、型面20により上記減圧吸収パネル6が胴部4に凹入形成された包装用カップ容器1となる。また胴部4と減圧吸収パネル6との角度差が1°〜2°の範囲で、減圧吸収パネル6の下部の凹入深さが1mm以下では、パネル面周囲に突設した撓みリブ6aがパネル下端においても柱部7による胴壁面から突出せず、パネル下部のアンダーカットも浅く形成されるので、図6に示すように、リップ型10により開口壁部3を保持して、ブローキャビティ16から上方へと抜き出すことができる。
【0017】
このようにブロー金型を割型とせずに、パーティングラインのないブロー金型15を採用した成形では、カップ容器1の胴部にパーティングラインの転写による突条がなく、またパネル面内の撓みリブ6aの突出もないので、カップ容器1の体裁が損なわれず、ラベリングも容易に行えるようになる。
【0018】
因に、この発明による乳飲料の包装用カップ容器の1例を次に挙げると、次の通りである。
開口内径63.1mm、 底面径46.9mm、
胴部高さ95.5m、 上部壁面高さ12mm、 下部壁面高さ18mm
胴部傾斜角度 4.5°、 減圧吸収パネル角度3.0°、 角度差1.5°
減圧吸収パネル高さ65.5mm、 パネル面下端部深さ0.5mm
パネル面上端深さ2.4mm、 減圧吸収パネル数 6、 柱部幅6mm
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる包装用カップ容器の半部縦断正面及び角度分布図である。
【図2】包装用カップ容器の下部の縦断部分図である。
【図3】包装用カップ容器の側面図である。
【図4】包装用カップ容器の延伸ブロー成形状態を示すブロー金型装置の縦断正面図である。
【図5】金型内における包装用カップ容器の下部の縦断部分図である。
【図6】包装用カップ容器の抜き出し離型状態を示すブロー金型装置の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 包装用カップ容器
2 開口縁
3 開口壁部
4 胴部
5 底部
6 減圧吸収パネル
6a 撓みリブ
6b 補強用の凹リブ
7 柱部
【発明の属する技術分野】
この発明は、開口縁の内径よりも底面を小径に形成して、胴部を延伸ブローにより薄肉に成形した乳飲料等の包装用カップ容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカップ容器の延伸ブロー成形で、割型を使用せずにブロー成形したカップ容器を上方に抜き出して離型を行っているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また延伸ブローにより成形した薄肉ボトルでは、内容物を高温充填した時に生ずる胴部の減圧変形を、胴壁面に形成した減圧吸収面により防止している(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特公昭4−30899号公報(第1−2頁、第4−5図)。
【特許文献2】
特開平2001−341717号公報(第2−3頁、図1)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ボトルなど肩部がある容器の延伸ブロー成形では、肩部によつてブローキャビティから抜き出すことができないので割型を使用している。割型を開いて離型を行う場合には、胴壁面に形成した減圧吸収パネルがどのようなものであっても、型開方向に対しアンダーカットとなる部分がなければ離型が容易に行える。しかし、割型では成形品の両側に金型のパーティングラインの転写による細い僅かな突条がラインとなって生じ、これが体裁を損なう外、ラベリングの障害となることがある。
【0005】
開口縁の内径よりも底面が小径で胴部が傾斜形成したカップ容器では、上方への抜き出し障害となる肩部がないことから、割型によらずブローキャビティから上方へ抜き出すことができ、これによりパーティングラインのないカップ容器とすることができる。
【0006】
しかし、高温充填を不可欠とする乳飲料等の包装用として使用されるカップ容器では、密封後の冷却による容器内の減圧により、胴壁面が部分的に変形するので、これを防止する減圧吸収パネルを、ボトルの場合と同様に周方向に等間隔に設ける必要があり、この減圧吸収パネルの下部がアンダーカットとなって、ブローキャビティから上方に抜き出し難しくなる。無理に抜出しを行うとパネル面の下部が潰れて成形不良となるので、減圧吸収パネルを凹入形成した包装用カップ容器のブロー成形では、割型を使用することになる。
【0007】
この発明は、上記従来の課題を解決するために考えられたものであって、その目的は、減圧吸収パネルを胴部と傾斜角度を変えて成形することにより、パネル面内に撓みリブを形成しても、アンダーカットとなるパネル面下部のブローキャビティからの抜き出しを容易に行える新たな包装用カップ容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的によるこの発明は、外側に張り出した開口縁の内径よりも底面を小径に形成して、胴部を延伸ブローにより薄肉に傾斜成形し、その胴部の中間壁面を周方向に等間隔の減圧吸収パネルに凹入形成するとともに、減圧吸収パネルの面内周囲に撓みリブを突設した包装用のカップ容器であって、上記胴部の傾斜角度を垂直軸に対し3°〜5°の範囲に、上記減圧吸収パネルの傾斜角度を垂直軸に対し2°〜3°の範囲に設定するとともに、減圧吸収パネル下部の凹入深さを、上記撓みリブが側壁面から突出せず、かつブローキャビティから抜き出しが可能な深さに制限してなるというものでもあり、減圧吸収パネルは面内中央に補強用の凹リブを縦長に有する。というものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図中1はポリエチレンテレフタレート(PET)を延伸ブローして成形した乳飲料の包装用カップ容器で、外側に張り出した平面形状が円形のフランジによる開口縁2と、その開口縁2の下側の開口壁部3に連なる胴部4と、底面が開口縁内径よりも小径の底面部5からなり、その底面は上げ底に形成してある。
【0010】
上記胴部4は延伸ブローにより薄肉に、垂直線に対し傾斜角度θ1 3°〜5°の範囲にて傾斜成形され、その胴部4の上部壁面4aと下部壁面4bとを残して、中間壁面に縦長の減圧吸収パネル6が、垂直線に対し傾斜角度θ2 2°〜3°の範囲に傾斜させて、周方向に等間隔に凹入形成して形成してある。
【0011】
この減圧吸収パネル6の数は、カップ容器1に高温充填される内容物によって異なるが、図示のカップ容器1では、6つの減圧吸収パネル6が、縦リブとなる両辺が平行な柱部7を、胴壁によりパネル間に形成して等間隔に凹入形成してある。また減圧吸収パネル6のパネル面内の周囲には撓みリブ6aが外側に突出形成してあり、パネル面の中央には補強用の凹リブ6bが縦長に形成してある。
【0012】
減圧吸収パネル6の下端は胴部4との交点Pから上側に位置し、パネル下部の凹入深さを、撓みリブ6aが側壁面から突出せず、かつブローキャビティから無理抜きが可能な1mm以下の深さに制限して上部へと傾斜形成してある。
【0013】
このような包装用カップ容器1では、垂直線に対する傾斜角度が、胴部4と減圧吸収パネル6とでは1°〜2°の相違があり、この相違によってパネル面の下部がアンダーカットに成形されても、それがテーパー面であれば抜き出しが可能な1mm以下の深さに形成できる。またパネル面の撓み力は周囲の撓みリブ6aにより吸収されて柱部7にまで及ばぬことから、胴部4の減圧変形が完全に防止されるようになる。
【0014】
図4〜図6は、上記包装用カップ容器1の延伸ブロー成形を示すもので、11はリップ型10により保持してブロー金型14装置に移送されてきたプリフォームで、リップ型10は移送盤13の下側面の支持板12に開閉自在に取付けた一対の割型からなる。またブロー金型装置14は、上部が開口したブロー金型15と、減圧吸収パネル6を転写成形する型面20を有する包装用カップ容器1のブロー金型15と、ブローキャビティ16の底部に設けた底型19と、ブローコア18に挿通した延伸ロッド19とからなる。
【0015】
上記プリフォーム11は、リップ型10と図示しない射出金型及び射出コアとにより予め射出成形され、成形後にプリフォーム11は開口壁部3をリップ型10に保持した状態で、移送盤13によりリップ型10と共にブロー金型15に移される。この移送後にプリフォーム11は、移送盤13の降下によりブロー金型15の開口部からブローキャビティ16の上部内に挿入され、リップ型10とブロー金型15との型閉後に、ブローコア18がリップ型10に上方から嵌合されて、プリフォーム内に延伸ロッド17が挿入される。
【0016】
しかるのち、延伸ロッド17を底型19まて伸長してプリフォーム11を縦方向に延伸すると共に、ブローコア18からプリフォーム内にエアブローすると、プリフォーム11はキャビティ一杯に膨張して、型面20により上記減圧吸収パネル6が胴部4に凹入形成された包装用カップ容器1となる。また胴部4と減圧吸収パネル6との角度差が1°〜2°の範囲で、減圧吸収パネル6の下部の凹入深さが1mm以下では、パネル面周囲に突設した撓みリブ6aがパネル下端においても柱部7による胴壁面から突出せず、パネル下部のアンダーカットも浅く形成されるので、図6に示すように、リップ型10により開口壁部3を保持して、ブローキャビティ16から上方へと抜き出すことができる。
【0017】
このようにブロー金型を割型とせずに、パーティングラインのないブロー金型15を採用した成形では、カップ容器1の胴部にパーティングラインの転写による突条がなく、またパネル面内の撓みリブ6aの突出もないので、カップ容器1の体裁が損なわれず、ラベリングも容易に行えるようになる。
【0018】
因に、この発明による乳飲料の包装用カップ容器の1例を次に挙げると、次の通りである。
開口内径63.1mm、 底面径46.9mm、
胴部高さ95.5m、 上部壁面高さ12mm、 下部壁面高さ18mm
胴部傾斜角度 4.5°、 減圧吸収パネル角度3.0°、 角度差1.5°
減圧吸収パネル高さ65.5mm、 パネル面下端部深さ0.5mm
パネル面上端深さ2.4mm、 減圧吸収パネル数 6、 柱部幅6mm
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる包装用カップ容器の半部縦断正面及び角度分布図である。
【図2】包装用カップ容器の下部の縦断部分図である。
【図3】包装用カップ容器の側面図である。
【図4】包装用カップ容器の延伸ブロー成形状態を示すブロー金型装置の縦断正面図である。
【図5】金型内における包装用カップ容器の下部の縦断部分図である。
【図6】包装用カップ容器の抜き出し離型状態を示すブロー金型装置の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 包装用カップ容器
2 開口縁
3 開口壁部
4 胴部
5 底部
6 減圧吸収パネル
6a 撓みリブ
6b 補強用の凹リブ
7 柱部
Claims (2)
- 外側に張り出した開口縁の内径よりも底面を小径に形成して、胴部を延伸ブローにより薄肉に傾斜成形し、その胴部の中間壁面を周方向に等間隔の減圧吸収パネルに凹入形成するとともに、減圧吸収パネルの面内周囲に撓みリブを突設した包装用カップ容器であって、
上記胴部の傾斜角度を垂直軸に対し3°〜5°の範囲に、上記減圧吸収パネルの傾斜角度を垂直軸に対し2°〜3°の範囲に設定するとともに、減圧吸収パネル下部の凹入深さを、上記撓みリブが側壁面から突出せず、かつブローキャビティから抜出しが可能な深さに制限してなることを特徴とする包装用カップ容器。 - 上記減圧吸収パネルは面内中央に補強用の凹リブを縦長に有することを特徴と請求項1記載の包装用カップ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003154411A JP2004352332A (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 包装用カップ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003154411A JP2004352332A (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 包装用カップ容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004352332A true JP2004352332A (ja) | 2004-12-16 |
Family
ID=34049073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003154411A Pending JP2004352332A (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 包装用カップ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004352332A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100206839A1 (en) * | 2007-10-17 | 2010-08-19 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Bottle |
JP2011246185A (ja) * | 2010-05-29 | 2011-12-08 | Toyo Science Co Ltd | 容器 |
-
2003
- 2003-05-30 JP JP2003154411A patent/JP2004352332A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100206839A1 (en) * | 2007-10-17 | 2010-08-19 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Bottle |
US9169035B2 (en) * | 2007-10-17 | 2015-10-27 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Bottle |
JP2011246185A (ja) * | 2010-05-29 | 2011-12-08 | Toyo Science Co Ltd | 容器 |
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