JP2004351174A - キス顔絵を表示した飲食用容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コーヒーや紅茶、ご飯などの飲食物を入れて日常的に用いる飲食用容器1のひとつであるカップ2の側面に、縁3寄り部位に女性の唇を、その頭部が下側に位置するようにした逆さ顔絵4を表示してなるキス顔絵を表示した飲食用容器1を構成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲食物を入れる一般的なカップや容器類はもとより、ビールやジュース、お茶などの中身が入った飲料缶、飲料瓶、ペットボトル、即席用器など、直接容器の縁に唇をつけて飲食する容器の縁寄りの側面に逆さ向きの顔絵を表示した飲食用の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コーヒーやお茶、酒などの飲料を飲む際に用いられる一般的な食器には、カップや湯飲み、杯やご飯を入れる椀などの外表面に様々な模様や図柄を装飾表示している。さらに、ビールやコーヒー、ジュース、お茶なども、表面に商品名や装飾図柄を表示したアルミ缶やペットボトル、瓶などに封入した飲み物や、また湯を注ぐだけですぐ食べられるラーメンやうどんなどのインスタント食品を封入した容器の表面にも同様の装飾表示を施している。また紙コップの表面に動物、人間、植物、昆虫などの絵柄を表示することで楽しい雰囲気と面白さをもたらすことを目的とした紙コップの技術もある。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実用新案登録第3014545号公報(第2−3頁,第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように目的に応じた様々な飲食容器や、また飲食物が入った使い捨て容器などがあり、それらの容器の外表面には飲食の際の雰囲気を高めたり趣の演出や広告などの目的により、多様な図柄や模様、絵などの装飾表示を施している。しかし、これらの装飾表示は様々ではあるが、今日のようにさらに多様性を求める中にあっては、従来の一般的な装飾表示のみではユーザーの期待に応えられず、例えば、装飾性や趣や楽しさや面白さはもとより、これらの飲食容器を手にした際に、さらに楽しい雰囲気や優しさ愛らしさ安心感など感じられるような装飾や絵などを表示した飲食用容器はなかった。
【0005】
さらに登録実用新案第3014545号に開示される紙コップの技術は、紙コップ本体の外面に絵柄をつけたコップの側面部に、関連する耳や手や足などのイラスト片をつけることによって、紙コップ全体をひとつの絵に見せるように表示することで装飾物としても役立つことを目的とした紙コップである。
【0006】
上記する紙コップにおける表示装飾は、コップに表示する絵を動物、人間、植物、昆虫など絵を表示し、かつその絵に関連する耳や手足をイラスト片とするものを前記紙コップの側面部に取りつける形態であるので、まず製造コストが高くなることは避けられない。加えて、イラスト片は紙コップより突出しているので、大量の保管や運搬時はそのままではかさ張り、積み重ねるには一々イラスト片を折りたたむなどの面倒があり、この点でもコスト高要因となり使用する時も見ばえよく広げなければならないなどの不便や欠点があった。
【0007】
本発明は以上のような従来の欠点や不便を解消して、飲食する際に楽しさや趣はもとより、優しさ愛らしさ安心感なども感じられる新しい表示形態を成す飲食用容器を提供するものであり、以下、その手段や実施の形態を示す。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1においては、飲食用の容器の表面に表示する装飾図絵が、飲食用容器の縁寄りに唇を、頭部側を下側位置になる逆さ顔絵を表示するキス顔絵を表示した飲食用容器を構成する。
【0009】
請求項2においては、上記する逆さ顔絵を表示する飲食用容器が、カップ、湯飲み、椀など日常的に使用される飲食用容器とする。
【0010】
請求項3においては、上記する逆さ顔を表示する容器が飲食物入り飲料缶、飲料瓶、即席用器とする。
【0011】
請求項4においては、上記する逆さ顔絵を、動物の顔を表示するが、以下、実施の形態を詳述する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明による第1の実施の形態を、図1に示す飲食用容器の斜視図と図2に示す使用状態の参考図を参照して説明する。まず第1の実施の形態における飲食用容器1は、コーヒーや紅茶、ご飯などの飲食物を入れて日常的に使われる食器のひとつでもあるカップ2の側面に、縁3寄り部位に女性の唇を、その頭部は下側に位置するように逆さ顔絵4を表示してなるキス顔絵を表示した飲食用容器1を構成する。
【0013】
本実施の形態における飲食用容器1は、日常的に食事の際に用いられるカップ2の側面の縁3寄りに唇が位置するように女性の顔を逆さ向きに表示しているので、コーヒーや紅茶など飲む時は、表示された女性の唇部分に飲む人の唇が接するユニークな表示であるため、あたかも女性とキスをするような状態で飲める装飾表示形態を成す飲食用容器1である。
【0014】
第2の実施の形態を、図3に示す飲食用容器の斜視図で説明する。この実施の形態における飲食用容器1は、ビールやジュース、お茶などを封入するのに用いる飲料缶5を対象とし、その飲料缶5のタブレット6の飲み口7部位となる側面に、前記同様に唇を縁3寄りに、頭部を下側に位置した逆さ顔絵4を表示し、他の部分には製品名やキャッチコピー、図柄などの広告表示8を施してなるキス顔絵を表示した飲食用容器1を構成する。
【0015】
第2の実施の形態における飲食用容器1は、ビールやジュース、お茶などの飲料を封入して販売されるアルミや鉄などの金属素材による飲料缶5に、前記実施形態と同様に逆さ顔絵4を表示しているので、このタイプも飲料を飲む時は逆さ顔4の唇部分に飲む人の口が接する。
【0016】
第3の実施の形態を、図4に示す飲食用容器の斜視図で説明する。この実施の形態における飲食用容器1は、ガラスや合成樹脂、金属素材によるキャップ9付き飲料瓶10とするが、その飲料瓶10の縁3寄りの側面は、前記した飲食用容器1よりスペースが狭くかつ曲面でもあるため、別途に男性の顔を表示したをシールを、唇を縁3寄りに頭部が下側に位置するように貼り付けた逆さ顔絵4を表示し、他の面には第2の実施の形態と同様に広告表示8をしてなるキス顔絵を表示した飲食用容器1を構成する。
【0017】
この実施の形態による飲食用容器1は飲料瓶10を採用しているが、その飲料瓶10の縁3寄り側面は表示スペースは狭くかつ曲面であるが、顔の絵を表示したシールを逆さに貼ることで同様の逆さ顔絵4を表示する飲食用容器1であるが、直接飲食用容器1の表面に逆さ顔絵4を表示してもよい。
【0018】
第4の実施の形態を図5に示す飲食用容器の斜視図により説明する。第4の実施の形態に示す飲食用容器1は、インスタントラーメン11やソバなどの即席食品等に用いられる発泡断熱素材による即席用器12の側面に、前記同様に、縁3寄りに唇を、頭部を下側に位置した可愛いペットなどの逆さ顔絵4を表示し、残りの面には前記同様に広告表示8を施した飲食用容器1を構成する。
【0019】
本実施の形態における逆さ顔絵4を表示する容器は、インスタント食品などに用いられる発泡樹脂製等の飲食用容器1であり、また逆さ顔絵4は人間に代えて愛するペットの顔を表示したものであるので、飲食する際は前記同様にペットとキスした状態に人の口が接する飲食用容器1である。
【0020】
本発明における飲食用容器1は、以上のような逆さ絵4を装飾表示としているが、その表示対象とする第1の実施の形態に示す飲食用容器1はカップ2を図示しているが、これ以外に日常的に使用される容器において、飲食する際に口を容器の縁に当てて飲食する全ての容器を対象とするものである。また、表示する逆さ顔絵4は飲食用容器1の表面に直接施してもよいし、容器を覆うフイルムカバーに表示したり、別途に逆さ顔絵4を表示したシールを貼り付けても差し支えない。加えて逆さ顔絵4は女性や男性はもとよりペットの顔表示など、前記したいずれの実施形態に表示してもよく特に限定するものではない。
【0021】
【発明の効果】
本発明による飲食用容器は以上のような構成であるで、次に示すような特徴と効果を提供する。
まず、日常的に使用されるカップや湯飲み、椀などをはじめとする飲食用容器はもとより、中身が入った飲料缶や瓶をはじめ湯を注げば食べられるラーメンやソバなどに用いられる即席用器など、容器の縁に口をつける全ての容器の側面に、縁寄りに唇を頭部を下側になるように女性や男性はもとより、ペットなどの逆さ顔絵を表示した表示形態であるので、従来の模様や図柄を表示したものより一層楽しさや趣をかもし出すこととともに優しさや安心感も演出する。さらに感動やより強い絆、夢など一層醸成することができる装飾表示形態を成すので、特に子供や若者をはじめ高齢者などには親しみと飲食時の雰囲気をより高められる飲食用容器を提供することができる。
【0022】
加えて大量販売される中身入り飲料缶や瓶、即席食品用の容器などの場合は、人気のタレントや女優、動物などの逆さ顔絵を表示すれば、一層、商品の企業イメージを強くし、かつ販売促進効果も極めて高いものにすることが可能な従来には見られない新しい装飾表示形態をもつ飲食用容器である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の飲食用容器を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態の飲食用容器の使用例を示す参考図である。
【図3】第2の実施の形態の飲食用容器を示す斜視図である。
【図4】第3の実施の形態の飲食用容器を示す斜視図である。
【図5】第4の実施の形態の飲食用容器を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・飲食用容器、2・カップ、3・縁、4・逆さ顔絵、5・飲料缶、6・タブレット、7・飲み口、8・広告表示、9・キャップ、10・飲料瓶、11・インスタントラーメン、12・即席用器
Claims (4)
- 容器の縁に口をつけて使用する飲食用容器において、該飲食用容器の表面に表示する装飾図絵が、前記飲食用容器の縁寄りに唇を、頭部側を下側になるように位置した逆さ顔絵を表示してなる構成を特徴とするキス顔絵を表示した飲食用容器。
- 飲食用容器が日常的に使われるカップ、湯飲み、椀などの一般食器である請求項1に記載するキス顔絵を表示した飲食用容器。
- 飲食用容器が、中身を封入した飲料缶、飲料瓶、即席用器である請求項1に記載するキス顔絵を表示した飲食用容器。
- 表示される逆さ顔絵が、動物の顔を表示してなる請求項1〜請求項3のいずれかに記載するキス顔絵を表示した飲食用容器。
Priority Applications (1)
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JP2003188675A JP2004351174A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | キス顔絵を表示した飲食用容器 |
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JP2003188675A JP2004351174A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | キス顔絵を表示した飲食用容器 |
Publications (2)
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JP2004351174A true JP2004351174A (ja) | 2004-12-16 |
JP2004351174A5 JP2004351174A5 (ja) | 2007-09-06 |
Family
ID=34055412
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JP2003188675A Pending JP2004351174A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | キス顔絵を表示した飲食用容器 |
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JP (1) | JP2004351174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023010556A (ja) * | 2021-07-08 | 2023-01-20 | 大日本印刷株式会社 | ゲーブルトップ型容器 |
-
2003
- 2003-05-27 JP JP2003188675A patent/JP2004351174A/ja active Pending
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JP2023010556A (ja) * | 2021-07-08 | 2023-01-20 | 大日本印刷株式会社 | ゲーブルトップ型容器 |
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