JP3130148U - 包装菓子 - Google Patents

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高也 青野
友佳子 人見
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株式会社ハート
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Abstract

【課題】主包装用袋内の菓子類を普通に食すことができ、分離させた副包装用袋から粉末状の調味料を主包装用袋内に任意の量だけ入れて、菓子類の味付けを好みに応じて変えて楽しむこともでき、或いは、分離させた副包装用袋から粉末状の飲料の素をグラス内に入れ、これに水等を入れて適宜飲料作りを楽しむこともでき、興趣に富み、幼児等が菓子をより楽しく食せるようになり、包装菓子の販売促進にも役立ち、構成簡素で、量産に適し、低廉で、経済的な包装菓子を提供する。
【解決手段】スナック菓子等の菓子類1を収納した略細長状の主包装用袋Aと、主包装用袋Aよりかなり小さく形成すると共に、粉末状の調味料或いは飲料の素等の副次物2を収納した副包装用袋Bとを備え、主包装用袋Aの外表面に接着剤層Cを介して副包装用袋Bを分離可能に接着して構成する。
【選択図】図3

Description

本考案は、例えば、袋詰されたスナック菓子等をより楽しく食せるように工夫した包装菓子に関するものである。
従来、この種の包装菓子としては、例えば、適宜スナック菓子を袋内に密封して構成しただけのものが数多く提供されている。
また、特許文献1に示すような手拭き用紙おしぼり付の袋が提案されており、これは、袋の本体の外表面に、紙おしぼりを配すると共に、この紙おしぼりを覆うようにカバーを剥離可能に接着したもので、カバーを剥離して紙おしぼりを取出せるようにしたものである。
実開平3−32046号公報
ところが、前者のような包装菓子にあっては、単に袋を破いて菓子を食すだけで、興趣に乏しく、幼児等が菓子をより楽しく食せるようなものとはなっていなかった。
また、後者のような手拭き用紙おしぼり付の袋にあっては、汚れた手指を紙おしぼりで綺麗にすることができて便利となっているが、幼児等が菓子をより楽しく食せるようなものとはなっていなかった。
そこで、本考案は、興趣に富み、幼児等が菓子をより楽しく食せるようになり、ひいては、その包装菓子の販売促進にも役立ち、しかも、構成が簡素で、量産に適し、低廉で、経済的となるような包装菓子を提供すべく案出されたものである。
しかして、前述の如き課題を達成すべく、請求項1記載の包装菓子にあっては、スナック菓子等の菓子類1を収納した略細長状の主包装用袋Aと、この主包装用袋Aよりかなり小さく形成されると共に、粉末状の調味料或いは飲料の素等の副次物2を収納した副包装用袋Bとを備え、主包装用袋Aの外表面に接着剤層Cを介して副包装用袋Bを分離可能に接着して構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の包装菓子にあっては、略細長状の主包装用袋Aと、この主包装用袋Aよりかなり小さく形成される副包装用袋Bとを備え、主包装用袋A内には、スナック菓子等の菓子類1を収納し、副包装用袋B内には、主包装用袋A内の菓子類1に添加されている調味料の味とは異なる粉末状の調味料等の副次物2を収納し、主包装用袋Aの外表面に接着剤層Cを介して副包装用袋Bを分離可能に接着して構成する手段を採用した。
従って、請求項1の包装菓子によれば、主包装用袋Aの上部を開口させ、内のスナック菓子等の菓子類1を普通に食すことができ、一方、分離させた副包装用袋Bから粉末状の調味料を主包装用袋A内に任意の量だけ入れて、菓子類1の味付けを好みに応じて変えて楽しむこともできるようになる。或いは、分離させた副包装用袋Bから粉末状の飲料の素をグラス内に入れ、これに水等を入れて適宜飲料作りを楽しむこともできるようになる。すなわち、興趣に富み、幼児等が菓子をより楽しく食せるようになり、ひいては、その包装菓子の販売促進にも役立つようになる。
しかも、構成が簡素で、量産に適し、低廉で、経済的な包装菓子となる。
特に、主包装用袋Aは、略細長状に形成してあるので、その上部の開口部分を短くできるようになり、副包装用袋Bから粉末状の調味料を主包装用袋A内に入れて、これを菓子類1に混ぜる際に、主包装用袋Aの開口部分の下方を手で握って閉じて振る作業が、手の小さな幼児等でも簡単に行なえるようになる。
また、請求項2の包装菓子によれば、主包装用袋Aの上部を開口させ、内のスナック菓子等の菓子類1を普通に食すことができ、一方、分離させた副包装用袋Bから味の異なる粉末状の調味料を主包装用袋A内に任意の量だけ入れて、菓子類1の味付けを好みに応じて変えて楽しむことができるようになる。すなわち、興趣に富み、幼児等が菓子をより楽しく食せるようになり、ひいては、その包装菓子の販売促進にも役立つようになる。
しかも、構成が簡素で、量産に適し、低廉で、経済的な包装菓子となる。
特に、主包装用袋Aは、略細長状に形成してあるので、その上部の開口部分を短くできるようになり、副包装用袋Bから粉末状の調味料を主包装用袋A内に入れて、これを菓子類1に混ぜる際に、主包装用袋Aの開口部分の下方を手で握って閉じて振る作業が、手の小さな幼児等でも簡単に行なえるようになる。
以下、本考案を説明すると、次の通りである。
本考案の包装菓子は、スナック菓子等の菓子類1を収納した略細長状の主包装用袋Aと、この主包装用袋Aよりかなり小さく形成されると共に、粉末状の調味料或いは飲料の素等の副次物2を収納した副包装用袋Bとを備えたものである。
そして、主包装用袋Aの外表面に接着剤層Cを介して副包装用袋Bを分離可能に接着して構成したものである。
前記主包装用袋Aは、例えば、適宜合成樹脂材や適宜金属材や適宜紙材や適宜複合材等によって形成されると共に、正面略細長矩形袋状に成形されている。そして、その外表面には、適宜表示が印刷等によって形成されている。
前記副包装用袋Bは、例えば、適宜合成樹脂材や適宜金属材や適宜紙材や適宜複合材等によって形成されると共に、主包装用袋Aよりかなり小さな正面略矩形袋状に成形されている。そして、その外表面には、適宜表示が印刷等によって形成されている。
前記接着剤層Cは、例えば、ホットメルトや、両面着テープ等によって構成されている。尚、この接着剤層Cは、副包装用袋Bの裏面全体に設けても良いし、裏面の一部に設けるようにしても良い。
前記菓子類1は、例えば、幼児等が好んで食するようなスナック菓子類が主に利用される。尚、この菓子類1は、予め所定の味付けがなされたものでも良いし、或いは、味付けが薄くしてあって、副次物2によって更に味付けするものであっても良いし、或いは副次物2で味付けすることを前提として、全く味付けしてないものであっても良い。
前記副次物2は、例えば、粉末状の調味料や、幼児等が好んで飲むような粉末状の飲料の素等が利用される。
尚、粉末状の調味料は、適宜味付けのものを利用することができ、例えば、主包装用袋A内の菓子類1に予め味付けされた調味料と異なる味のものや、或いは、主包装用袋A内の菓子類1に予め味付けされた調味料と同じ味のもの(添加量によって味が濃くなるもの、或いは、予め味が濃いもの)等が利用できる。また、副次物2は、粉末状に限らず、顆粒状や、錠剤状や、或いは、液状や、半練状のもの等でも良い。
ところで、包装菓子の具体的構成、形状、寸法、主包装用袋Aの具体的構成、形状、寸法、材質、副包装用袋Bの具体的構成、形状、寸法、材質、主包装用袋Aへの配設位置、数、接着剤層Cの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、菓子類1の具体的構成、形状、寸法、副次物2の具体的構成、形状等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
本考案を例示する分解斜視図である。 本考案を例示する斜視図である。 本考案を例示する縦断側面図である。 本考案の使用例を示す斜視図である。
符号の説明
A 主包装用袋
B 副包装用袋
C 接着剤層
1 菓子類
2 副次物

Claims (2)

  1. スナック菓子等の菓子類を収納した略細長状の主包装用袋と、この主包装用袋よりかなり小さく形成されると共に、粉末状の調味料或いは飲料の素等の副次物を収納した副包装用袋とを備え、主包装用袋の外表面に接着剤層を介して副包装用袋を分離可能に接着して構成したことを特徴とする包装菓子。
  2. 略細長状の主包装用袋と、この主包装用袋よりかなり小さく形成される副包装用袋とを備え、主包装用袋には、スナック菓子等の菓子類を収納し、副包装用袋内には、主包装用袋内の菓子類に添加されている調味料の味とは異なる粉末状の調味料等の副次物を収納し、主包装用袋の外表面に接着剤層を介して副包装用袋を分離可能に接着して構成したことを特徴とする包装菓子。
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