JP2004349928A - 偏波アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動通信用基地局アンテナとして、占有スベースを変えずに、電圧定在波比がよリ広帯域化される特性が得られる偏波アンテナ装置を提供する。
【解決手段】単一偏波の電波を放射するため、ほぼ正方形状の給電スロット4が設けられる地導体面3が表面に形成され、その裏面に、給電スロット4を横断するように、帯状の給電線路7が形成される誘電体基板2と、該誘電体基板2の前方に配設される無給電素子8と、該誘電体基板2の後方に配設される反射板9とから構成されるアンテナ装置であり、前記誘電体基板2に形成される前記給電スロット4の互いに対向する辺4a,4bから、該給電スロット4内に向け、裏面に形成される給電線路7に沿ってインピーダンス整合用のスタブ5,6が、それぞれ互いに接触せずに、突出するように設けられるアンテナ装置1である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単一偏波及び2つの偏波の共用アンテナ装置に関し、特に、例えば、移動通信システムの基地局アンテナとして用いられるスペースダイバーシチ用の、例えば水平偏波又は垂直偏波の単一偏波アンテナ装置と、例えば水平偏波及び垂直偏波のような2つの直交する偏波を独立して送受信し、ダイバーシチ効果が得られる偏波共用アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のアンテナ装置について、例えば図11に示すように、誘電体基板に構成されたほぼ直交するスロットアンテナに無給電素子が付加された偏波共用アンテナ装置101が知られている。
【0003】
すなわち、図11によれば、前記偏波共用アンテナ装置101は、水平面から天空に向けた垂直線Vに対し、それぞれほぼ45度傾き、相互にほぼ直角に交差する2個の給電スロット102,103を有する地導体面104が、表面に形成される誘電体板105と、前記誘電体板105の裏面に、前記給電スロット102,103のそれぞれに沿って配設される2個の帯状の給電線路107,106とを備えている。
【0004】
そして、前記2個の帯状の給電線路107,106が相互に交差する部分は、一方の給電線路107が、他方の給電線路106と接触しないように、前記一方の給電線路107に、立体交差させる迂回路108を形成させるとともに、両給電線路107,106の、先端からそれぞれの給電端子107a,106aまでの長さをほぼ同一長さに形成している。また、前記誘電体板105の表面側の前方で、前記2個の給電スロット102,103の交差する中心軸O上に無給電素子109が配設されている。なお、110は、金属材からなる反射板である。(特許文献1)
【0005】
【特許文献1】
特開2003−46326号公報:偏波共用アンテナ装置(特願2001−233047)
【0006】
また、他の従来の技術として、本出願人がすでに提案した特願2002−246834に示すものが挙げられる。
すなわち、この技術は、誘電体基板上に構成されたスロットアンテナに無給電素子を付加した水平偏波アンテナと、該水平偏波アンテナの両側に配置される2面合成したダイポールアンテナからなる垂直偏波アンテナとを1枚の反射板上に配置した垂直、水平偏波共用アンテナ装置である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の技術の前者の偏波共用アンテナ装置については、電圧定在波比の比帯域が狭いという問題点があった。
また、前記従来の技術の後者の偏波共用アンテナ装置については、その構造が複雑になり、製造コストが増加するという問題点もあった。
【0008】
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的は前記問題点を解消し、例えば移動通信用基地局アンテナとして用いるとき、占有スペースを変えずに、電圧定在波比がよリ広帯域化される特性が得られる単一偏波又は偏波共用の偏波アンテナ装置を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、その構造が簡易化されるとともに、製造コストが安価な単一偏波又は偏波共用の偏波アンテナ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明の構成は、単一偏波の電波を放射するため、ほぼ正方形状の給電スロットが設けられる地導体面が、表面に形成される誘電体基板と、前記誘電体基板の裏面に、前記給電スロットを横断するように形成されるほぼ帯状の給電線路とを備えるとともに、前記誘電体基板の前記表面側の前方に無給電素子が配設されるアンテナ装置であって、前記誘電体基板に形成される前記給電スロットの互いに対向する辺から、該給電スロット内に向け、前記裏面に形成される前記給電線路に沿ってインピーダンス整合用のスタブが、それぞれ互いに接触せずに突出するように形成される偏波アンテナ装置である。
【0011】
直交する2つの偏波の電波を放射するため、ほぼ正方形状の給電スロットが設けられる地導体面が、表面に形成される誘電体基板と、前記誘電体基板の裏面に、前記給電スロットを横断するように互いに直交して形成される2個の帯状、又はほぼ帯状の給電線路とを備えるとともに、前記誘電体基板の前記表面側の前方に無給電素子が配設されるアンテナ装置であって、前記2個の帯状、又はほぼ帯状の給電線路が相互に交差する部分は、一方の給電線路が他方の給電線路と接触しないように、前記一方の給電線路に、立体交差させる迂回路を形成させるとともに、前記誘電体基板に形成される前記給電スロットの互いに対向する辺から、該給電スロット内に向け、前記裏面に形成される前記給電線路のそれぞれに沿ってインピーダンス整合用のスタブが、それぞれ互いに接触せずに突出するように形成される偏波アンテナ装置である。
【0012】
前記インピーダンス整合用のスタブのそれぞれは、前記給電線路に沿って重なり合うように方形状、又はほぼ方形状に形成されるか、又は前記給電線路の両側辺に沿って、長さが等しい2個の細長い線状に形成されるか、又は前記給電線路の両側辺に沿って、1個の細長い線で額縁状に形成される偏波アンテナ装置である。
【0013】
前記誘電体基板の裏面側の後方に、反射板が配設される偏波アンテナ装置である。
【0014】
前記偏波アンテナ装置の複数個が、同一の誘電体基板上で水平方向又は垂直方向に、又は、水平方向及び垂直方向に並んで配設され、アレーアンテナとして構成される偏波アンテナ装置である。
【0015】
本発明は以上のような構成により、本発明の偏波アンテナ装置を、例えば移動通信用基地局アンテナとして用いる場合、その占有スベースを変えずに、電圧定在波比がよリ広帯域な特性が求められる。
すなわち、本発明のようなほぼ正方形状の給電スロット形状にすることで、電圧定在波比を広帯域化し、交差偏波特性も良好になる。
また、アンテナ構造も、誘電体基板と無給電素子とにより構成されるため小型化及び簡易化することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。
【0017】
[第1実施例] 図1ないし図5は、本発明の偏波アンテナ装置の実施の形態の第1実施例を示す図で、図1は、単一偏波用の偏波アンテナ装置1の構成を示す表側からみた斜視図、図2は、図1の誘電体基板2の表面に形成される給電スロット4と、インピーダンスの整合用スタブ5,6と、裏面に形成される給電線路7とを示す正面図、図3は、破線にて前記偏波アンテナ装置の指向性を示し、実線にて交差偏波成分の指向性を示す図、図4は、前記偏波アンテナ装置1の周波数に対するリターンロス特性図、図5は、図2の給電スロット4に形成されるインピーダンス整合用のスタブ5,6の変形例を示す図である。
【0018】
図1及び図2において、周波数2GHz帯で使用される前記偏波アンテナ装置1は、単一偏波(例えば、水平偏波又は垂直偏波のいずれかの偏波)の電波を放射するため、誘電体基板(誘電体プリント基板)2の一方の面、すなわち表面に、金属箔により形成される地導体面3に、一辺が使用周波数の波長λのほぼ1/2の長さのほぼ正方形状の給電スロット4が設けられている。
【0019】
アンテナ構造を簡略化するため、前記誘電体基板2の他方の面、すなわち裏面には、前記給電スロット4に給電するため、前記表面の該給電スロット4のほぼ中央部分を横断するように、金属箔による任意の幅を有する帯状の給電線路7が形成され、中心の給電点FPにおいて、前記給電スロット4は給電されている。このとき、前記給電点FPから前記給電線路7の先端7aまでの長さは、前記波長λのほぼ1/4の長さになる。
【0020】
前記誘電体基板2の前記表面側の前方で、前記給電スロットのほぼ中心軸上に、一辺が使用周波数の波長λのほぼ1/2の長さのほぼ正方形状の金属板からなる無給電素子8が、図示しない支持部材により前記誘電体基板2に対して、前記波長λのほぼ1/4の長さの距離を離間して、平行に配設されるとともに、前記誘電体基板2の前記裏面側の後方で、前記給電スロット4のほぼ中心軸上に金属板からなる反射板9が、図示しない支持部材により前記誘電体基板2に対して、前記アンテナ装置1に適する所定の距離を離間して、平行に配設されている。
【0021】
前記誘電体基板2に形成される、ほぼ正方形状の前記給電スロット4の互いに対向する辺、例えば辺4a,4bから、該給電スロット4内のほぼ中心に向け、前記裏面に形成されている前記給電線路7に沿って、前記アンテナ装置1の入力インピーダンスの整合用スタブ5,6が、それぞれ互いに接触しない位置まで、突出するように帯状に形成されている。前記それぞれの整合用スタブ5,6は、その幅が前記給電線路7の幅より若干広めで、かつ前記対向するそれぞれの辺4a,4bからの長さがほぼ等しい方形状に形成されている。
【0022】
そして、前記給電線路7により、前記2GHz帯の周波数の電力を前記給電スロット4側に給電すると、その給電点FPにおいて給電され、前記給電スロット4は前記前記無給電素子8との結合により、単一偏波の電波が放射される。
【0023】
この場合、前記偏波アンテナ装置1から、周波数が前記2GHz帯の単一偏波の電波を放射させたときの、該偏波アンテナ装置1の指向性を、図3中の破線により示し、実線により交差偏波成分の指向性を示す。また、前記単一偏波の電波を放射させたときの、前記2GHz付近の周波数において得られた電圧定在波比、すなわちリターンロスを図4に示す。
これにより、電圧定在波比が、より広帯域化されていることが分かる。
【0024】
図5(a)及び図5(b)は、図2に示す前記整合用スタブ5,6の変形例のスタブ5a,6a及び5b,6bを示し、前記インピーダンスを適切に整合するために、それらの形状のものを適宜、選択される。
図5(a)によれば、前記スタブ5a,6aの形状は、前記給電線路7の両側辺に沿って、1本の細長い線路で額縁状にそれぞれ形成されている。このとき、前記額縁状の前記スタブ5a,6aの内部は、ほぼ方形状に金属箔がくり抜かれている。また、図5(b)によれば、前記スタブ5b,6bの形状は、前記給電線路7の両側辺に沿って、長さが等しい2本の細長い線路状により形成されている。
【0025】
また、図5(c)及び図5(d)は、図5(a)及び図5(b)に示す前記スタブ5a,6a;5b,6bの更なる変形例のスタブ5c,6c;5d,6dを示す。図5(c)のスタブ5c,6cは、図5(a)の前記スタブ5a,6aの前記額縁状の線路のうち、前記給電線路7に沿って形成されている細長い線路の幅方向の寸法を大きくしたもの、図5(d)のスタブ5d,6dは、図5(b)の前記スタブ5b,6bの前記給電線路7に沿って形成されている細長い線路の幅方向の寸法を大きくしたものである。
この場合、前記給電線路7に沿って形成される、前記2本の細長い線路のそれぞれの幅寸法(又は、2本の細長い線路間の間隔)は、使用周波数などにより、適宜、決められる。
【0026】
[第2実施例] 図6ないし図9は、本発明の偏波アンテナ装置の実施の形態の第2実施例を示す図で、図6は、偏波アンテナ装置11の2つの偏波の共用の場合の構成を示す表側からみた斜視図、図7は、図6の誘電体基板2の表面に形成される、給電スロット4と、4個のインピーダンスの整合用スタブ13,14,15,16と、裏面に形成される2個の給電線路17,18とを示す正面図、図8は、図7の裏側における2つの前記給電線路17,18の交差部分を拡大して示す斜視図、図9は、図7の給電スロット4に形成されるインピーダンスの整合用スタブ13,14,15,16の変形例を示す図である。図1,2及び図5に示す部材と同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0027】
図6及び図7において、周波数2GHz帯で使用される前記2つの偏波の共用アンテナ装置11は、直交する2つの偏波(例えば、水平偏波と垂直偏波)の電波を放射するため、前記誘電体基板(誘電体プリント基板)2の一方の面、すなわち表面に、金属箔により形成される地導体面3に、一辺が使用周波数の波長λのほぼ1/2の長さのほぼ正方形状の給電スロット4が設けられている。
【0028】
アンテナ構造を簡略化するため、前記誘電体基板2の他方の面、すなわち裏面には、前記給電スロット4に給電するため、前記表面の該給電スロット4のほぼ中央部分を横断し、かつ互いに直交するように、金属箔による任意の幅を有する2個のほぼ同じ形状の帯状の給電線路17,18が形成され、中心のそれぞれの給電点FPにおいて、前記給電スロット4は給電されている。
【0029】
このとき、図8に示すように、前記誘電体基板2の裏面上に、前記表面の該給電スロット4のほぼ中央部分を横断するように形成される前記2個の帯状の給電線路17,18が、ほぼ直角に交差する部分において、一方の給電線路18が、他方の給電線路17と接触しないように、該一方の給電線路18に立体交差させる迂回路18bを形成させるとともに、前記迂回路18bを含む両給電線路17,18の給電点FPからのそれぞれの先端17a,18aまでの長さを、ほぼ同一長さの前記波長λのほぼ1/4の長さに形成させている。
【0030】
図6により、前記第1実施例と同様に、前記誘電体基板2の前記表面側の前方には、無給電素子8が、該誘電体基板2の前記裏面側の後方には、金属板からなる反射板9が、図示しない支持部材により、それぞれ配設されている。
【0031】
図7により、前記誘電体基板2に形成される、ほぼ正方形状の前記給電スロット4の互いに対向する辺、例えば辺4aと4b;辺4cと4dから、それぞれ該給電スロット4内のほぼ中心に向け、かつ前記裏面に形成されているそれぞれの前記給電線路17,18に沿って、該それぞれの前記給電線路17,18における、前記アンテナ装置の入力インピーダンスの整合用スタブ13,14,15,16が、それぞれ互いに接触しない位置まで、突出するように帯状に形成されている。前記それぞれのスタブ13,14,15,16は、前記第1実施例と同様に、その幅が前記給電線路17,18の幅より若干広めで、かつ前記対向するそれぞれの辺4a,4b;辺4c,4dからの長さがほぼ等しい方形状に形成されている。
【0032】
そして、前記給電線路17,18により、前記2GHz帯の周波数の電力を前記給電スロット4側に給電すると、その給電点FPにおいて給電され、前記給電スロット4は前記無給電素子8との結合により、それぞれの偏波の電波が放射される。
この場合における、前記偏波アンテナ装置11から、周波数が前記2GHz帯のそれぞれの偏波の電波を放射させたときの、該偏波アンテナ装置11の指向性と交差偏波成分の指向性、及び前記それぞれの偏波の電波を放射させたときの、前記2GHz付近の周波数において得られた電圧定在波比、すなわちリターンロスは、前記第1実施例とほぼ同様である。
【0033】
図9(a)及び図9(b)は、図7に示す前記スタブ13,14,15,16の変形例のスタブ13a,14a,15a,16a;13b,14b,15b,16bを示し、前記給電スロット4の対向する辺からそれぞれ突出する2個の前記スタブが、2つの偏波用に2組、形成されており、それぞれの前記インピーダンスを適切に整合するために、それらの形状のものを適宜、選択される。
【0034】
図9(a)によれば、図5(a)と同様に、前記スタブ13a,14a,‥‥の形状は、1本の細長い線路で額縁状に形成され、該額縁状の前記スタブ13a,14a,‥‥の内部は、ほぼ方形状に金属箔がくり抜かれている。また、図9(b)によれば、図5(b)と同様に、前記スタブ13b,14b,‥‥の形状は、長さが等しい2本の細長い線路状により形成される。
この場合も、図5(c)及び図5(d)と同様に、前記給電線路17,18に沿って形成される、前記2本の細長い線路のそれぞれの幅寸法(又は、2本の細長い線路間の間隔)は、使用周波数などにより、適宜、決められている。
【0035】
[第3実施例] 図10は、本発明の偏波アンテナ装置の実施の形態の第3実施例を示す斜視図で、この偏波アンテナ装置21は、高利得化する場合、前記第2実施例に示す前記偏波アンテナ装置11(又は、前記第1実施例に示す前記偏波アンテナ装置1でもよい)を、水平面から天空に向けた垂直線V方向に複数段(本実施例では4段)を縦列に配設して、垂直方向のアレーアンテナとして構成されている。同時に、それぞれの前記誘電体基板2,2をまとめるように、1個の誘電体板22を配設するとともに、前記それぞれの無給電素子8,8を個別に、図示しない支持部材により配設する。また、それぞれの前記反射板9,9をまとめるように、1個の反射板23を、図示しない支持部材により配設している。
【0036】
さらに、前記垂直偏波共用アンテナ装置21の前記誘電体基板22の横幅を、前記垂直線Vに対して、水平方向(幅方向)に広げて、前記それぞれの給電線路17,18,17,18,‥‥に給電するための、コーポレート(トーナメント形線図)給電方式による給電スペースとして利用することができる。このため、全体の前記誘電体基板22を小型化することができる。
【0037】
なお、本発明の技術は前記実施の形態における技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明の偏波アンテナ装置によれば、単一偏波の電波を放射するため、ほぼ正方形状の給電スロットが設けられる地導体面が表面に形成され、その裏面に、前記給電スロットを横断するように、ほぼ帯状の給電線路が形成される誘電体基板と、前記誘電体基板の前方に配設される無給電素子とからなるアンテナ装置であり、前記誘電体基板に形成される前記給電スロットの互いに対向する辺から、該給電スロット内に向け、前記裏面に形成される前記給電線路に沿ってインピーダンスの整合用スタブが、それぞれ互いに接触せずに突出するように形成されるので、前記偏波アンテナ装置を、例えば移動通信用基地局アンテナとして用いるとき、占有スベースを変えずに、電圧定在波比がよリ広帯域化される特性が得られ、かつその構造が簡略化されるとともに、製造コストが安価にすることができるという優れた効果を奏する。
【0039】
また、本発明の偏波アンテナ装置によれば、直交する2つの偏波の電波を放射するため、ほぼ正方形状の給電スロットが設けられる地導体面が表面に形成され、その裏面に、前記給電スロットを横断するように互いに直交する2個のほぼ帯状の給電線路が形成される誘電体基板と、前記誘電体基板の前方に配設される無給電素子とからなるアンテナ装置であり、前記2個のほぼ帯状の給電線路が交差する部分は、互いに接触しないように立体交差させるとともに、前記誘電体基板に形成される前記給電スロットの互いに対向する辺から、該給電スロット内に向け、前記裏面の前記給電線路に沿ってインピーダンスの整合用スタブが、それぞれ互いに接触せずに突出するように形成されるので、前記偏波アンテナ装置を、例えば移動通信用基地局アンテナとして用いるとき、占有スベースを変えずに、電圧定在波比がよリ広帯域化される特性が得られ、かつその構造が簡略化されるとともに、製造コストが安価にすることができるという優れた効果がある。
【0040】
また、前記偏波アンテナ装置を、複数個、同一の誘電体基板上で水平方向及び垂直方向に並んで配設され、アレーアンテナとして構成されるので、該アンテナ装置の占有スペースを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏波アンテナ装置の実施の形態の第1実施例を示す図で、単一偏波用の偏波アンテナ装置の構成を示す表側からみた斜視図である。
【図2】図1の誘電体基板の表面に形成される給電スロットと、インピーダンスの整合用スタブと、裏面に形成される給電線路とを示す正面図である。
【図3】前記偏波アンテナ装置の指向性と、交差偏波成分の指向性を示す図で、破線は前記偏波アンテナ装置の指向性を示し、実線は交差偏波成分の指向性を示す。
【図4】前記偏波アンテナ装置の周波数に対するリターンロス特性図である。
【図5】図2の給電スロットに形成されるインピーダンスの整合用スタブの変形例を示す図で、図5(a)は、1本の細長い線路で額縁状に形成される整合用スタブを示す図、図5(b)は、長さが等しい2本の細長い線路状により形成される整合用スタブを示す図、図5(c)は、図5(a)の更なる変形例を示す図、図5(d)は、図5(b)の更なる変形例を示す図である。
【図6】本発明の偏波アンテナ装置の第2実施例を示す図で、偏波アンテナ装置の2つの偏波の共用の場合の構成を示す表側からみた斜視図である。
【図7】図6の誘電体基板の表面に形成される、給電スロットと、4個のインピーダンスの整合用スタブと、裏面に形成される2個の給電線路とを示す正面図である。
【図8】図7の裏側における2つの給電線路の交差部分を拡大して示す斜視図である。
【図9】図7の給電スロットに形成されるインピーダンスの整合用スタブの変形例を示す図で、図9(a)は、1本の細長い線路で額縁状に形成される整合用スタブを示す図、図9(b)は、長さが等しい2本の細長い線路状により形成される整合用スタブを示す図ある。
【図10】本発明の偏波アンテナ装置の第3実施例を示す図で、偏波アンテナ装置の2つの偏波の共用の場合で、水平面から天空に向けた垂直線V方向に複数段(本実施例では4段)を縦列に配設し、垂直方向のアレーアンテナとしての構成を示す斜視図である。
【図11】従来のアンテナ装置のうちの偏波共用アンテナ装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,11,21 偏波アンテナ装置
2,22 誘電体基板
3 地導体面
4 給電スロット
4a,4b,4c,4d 辺
5,6,13,14,15,16 整合用スタブ
7,17,18 給電線路
8 無給電素子
9,23 反射板
17a,18a 先端
18b 迂回路
FP 給電点
V 垂直線

Claims (5)

  1. 単一偏波の電波を放射するため、ほぼ正方形状の給電スロットが設けられる地導体面が、表面に形成される誘電体基板と、前記誘電体基板の裏面に、前記給電スロットを横断するように形成されるほぼ帯状の給電線路とを備えるとともに、前記誘電体基板の前記表面側の前方に無給電素子が配設されるアンテナ装置であって、
    前記誘電体基板に形成される前記給電スロットの互いに対向する辺から、該給電スロット内に向け、前記裏面に形成される前記給電線路に沿ってインピーダンス整合用のスタブが、それぞれ互いに接触せずに突出するように形成されることを特徴とする偏波アンテナ装置。
  2. 直交する2つの偏波の電波を放射するため、ほぼ正方形状の給電スロットが設けられる地導体面が、表面に形成される誘電体基板と、前記誘電体基板の裏面に、前記給電スロットを横断するように互いに直交して形成される2個のほぼ帯状の給電線路とを備えるとともに、前記誘電体基板の前記表面側の前方に無給電素子が配設されるアンテナ装置であって、
    前記2個のほぼ帯状の給電線路が相互に交差する部分は、一方の給電線路が他方の給電線路と接触しないように、前記一方の給電線路に、立体交差させる迂回路を形成させるとともに、
    前記誘電体基板に形成される前記給電スロットの互いに対向する辺から、該給電スロット内に向け、前記裏面に形成される前記給電線路のそれぞれに沿ってインピーダンス整合用のスタブが、それぞれ互いに接触せずに突出するように形成されることを特徴とする偏波アンテナ装置。
  3. 前記インピーダンス整合用のスタブのそれぞれは、前記給電線路に沿って重なり合うようにほぼ方形状に形成されるか、又は前記給電線路の両側辺に沿って、長さが等しい2個の細長い線状に形成されるか、又は前記給電線路の両側辺に沿って、1個の細長い線で額縁状に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の偏波アンテナ装置。
  4. 前記誘電体基板の裏面側の後方に、反射板が配設されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の偏波アンテナ装置。
  5. 前記偏波アンテナ装置の複数個が、同一の誘電体基板上で水平方向又は垂直方向に、又は、水平方向及び垂直方向に並んで配設され、アレーアンテナとして構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の偏波アンテナ装置。
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