JP2004349697A - 半導体の実装装置 - Google Patents

半導体の実装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004349697A
JP2004349697A JP2004145533A JP2004145533A JP2004349697A JP 2004349697 A JP2004349697 A JP 2004349697A JP 2004145533 A JP2004145533 A JP 2004145533A JP 2004145533 A JP2004145533 A JP 2004145533A JP 2004349697 A JP2004349697 A JP 2004349697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
swing arm
swing
semiconductor chip
shuttle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004145533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4496007B2 (ja
Inventor
Silvan Thuerlemann
シルヴァン シュエルリーマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Besi Switzerland AG
Original Assignee
Esec Trading AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Esec Trading AG filed Critical Esec Trading AG
Publication of JP2004349697A publication Critical patent/JP2004349697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4496007B2 publication Critical patent/JP4496007B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67144Apparatus for mounting on conductive members, e.g. leadframes or conductors on insulating substrates
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0404Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws
    • H05K13/0413Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws with orientation of the component while holding it; Drive mechanisms for gripping tools, e.g. lifting, lowering or turning of gripping tools
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08Monitoring manufacture of assemblages
    • H05K13/081Integration of optical monitoring devices in assembly lines; Processes using optical monitoring devices specially adapted for controlling devices or machines in assembly lines
    • H05K13/0815Controlling of component placement on the substrate during or after manufacturing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
    • H01L2224/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Die Bonding (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

【課題】チップを基板上に正確に設置するためウエハ直径が大きくてもチップの採取位置と設置位置との距離を短かくする。
【解決手段】ウエハ・テーブル4は、基板テーブル10の支持面9に対して斜めに傾いており、ウエハ・テーブル4の一部が基板テーブル10の下方に位置している。ピック・アンド・プレイス・システム7は、首振りアーム13を有するシャトル12を備え、首振りアーム13が、接合ヘッド15を保持している。首振りアーム13は、所定の2つの首振り位置の間を振り子状に往復可能であり、第1の首振り位置において、首振りアーム13の長手軸17が基板テーブル10の支持面9の垂線18に対し角度φを有し、第2の首振り位置において、首振りアーム13の長手軸17が基板テーブル10の支持面9に直交して走る。角度φは、10°〜50°の範囲にある。
【効果】短い経路が実現でき、かつ半導体チップが移動する高さの差は、無視できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体の実装装置に関する。
半導体を実装するために用いられるこの種の装置は、この技術分野において「ダイ・ボンダ」として知られている。ダイ・ボンダは、多くの場合はテープである支持材上に互いに隣り合って位置している多数の同一のウエハ・チップを、例えば金属製のリードフレームなどの基板上に、順々に実装していくために用いられる。チップ把持具による毎回の採取および設置(ピック・アンド・プレイス)動作にあわせて、チップ支持材を載せたウエハ・テーブルが次のチップを提示し、同様に基板が動かされて、第2の場所にある新しい基板位置が提示される。チップを採取し続いて設置するため、チップ把持具はピック・アンド・プレイスのためのシステム全体とともに、あるいはピック・アンド・プレイスのためのシステムから独立して、昇降することができる。
この種の自動組み立て装置には、きわめて厳しい要求が課される。実装したチップに対しさらなる加工が加えられるため、チップは基板上に正確に設置されていなければならず、したがって、チップ把持具が前記第2の場所へと正確に到達する必要があり、もちろんチップを採取するため、第1の場所へも正確に到達する必要がある。一方で、高速および短いサイクル時間が必要とされ、それにともなって可動部品に大きな加速度と慣性力が生じる。
従来、チップ把持具に往復動作をさせるため、さまざまなレバー機構が使用されており、そのいくつかはクランク・ガイドを備えている。この形式のガイドでは横力の発生が無視できないため、正確な移動プロセスという点で好ましいものではなく、適切に保守をする必要もある。他の公知の機構では、チップ把持具が首振り往復運動するレバーの端部に位置しており、すなわちチップ把持具がレバーの首振り変位に対応して弧状に移動するが、レバーの首振り変位を両端位置で停止させなければならないため、揺れがきわめて発生しやすい。レバーによって動作するこのような機構の問題点は、場所Aから場所Bへと、あらかじめ決められた固定の経路に沿ってしか輸送ができないという点にある。レバー機構を備えるピック・アンド・プレイス・システムは、例えば欧州特許出願公開第877,544号明細書、欧州特許出願公開第923,111号明細書、および国際公開第97/32460号により公知である。
チップ把持具を歯付きベルトによって駆動するピック・アンド・プレイス・システムも公知である。このシステムの問題点は、基板上へのチップの設置がきわめて不正確であるという点である。
一方、半導体チップを素早くかつ正確に実装するため、採取位置と設置位置との間の距離を短くしなければならず、かつ機械的な構成は簡潔にしなければならない。欧州特許出願公開第923,111号明細書のピック・アンド・プレイス・システムは、確かに簡潔かつ頑丈な構成であり、半導体チップを基板上に正確に設置することができるけれども、ウエハの直径が大きくなるにつれて必要な空間が大きくなってしまうという欠点を有する。基板テーブルとウエハ・テーブルを上下に配置する解決策も知られているが、採取位置から設置位置まで、移動すべき高さの差が大きくなってしまうという欠点がある。
ウエハ・テーブルが基板テーブルに対して直角に配置されている国際公開第97/32460号で公知のピック・アンド・プレイス・システムは、箔に貼り付いている半導体チップが時に落下することがあり、半導体チップに加わる重力によって箔が歪み、採取しようとする半導体チップの位置が意図せず変わってしまうこともある。さらに、箔が傾いて垂直面から外れてしまうことが時には生じうる。そのような場合、隣り合う半導体チップ同士はのこぎりによる細い切れ目で分離されているだけなので、隣り合う半導体チップの角や縁同士が接触する可能性がある。最悪の場合、このような接触によって半導体チップの角や縁が欠け落ちてしまい、これはこの技術分野で「チッピング」として知られている。
本発明の目的は、半導体チップの採取位置と設置位置との間の距離が小さいにもかかわらず前述の欠点がないダイ・ボンダを開発することにある。
前記目的は、本発明に従い請求項1に記載の特徴によって達成される。
半導体チップを基板に実装するとき、基板は接着材を塗布する塗布設備へ、そして次の半導体チップを設置する接合設備へと、搬送システムによって段階的に送られる。半導体チップは、枠へと留められた箔(またはテープ)に貼り付いた状態で、いわゆるウエハ・テーブル上にあり、そこでピック・アンド・プレイス・システムとして知られるシステムによって次々に採取され、搬送されて基板テーブルの支持面上に置かれた基板上に設置される。ピック・アンド・プレイス・システムは接合ヘッドを有し、該接合ヘッドに半導体チップを採取するためのチップ把持具が備えられている。
本発明によれば、半導体実装装置において、ウエハ・テーブルが基板テーブルの支持面に対して所定の角度φで傾いており、ウエハ・テーブルの一部が基板テーブルの直下に位置している。ピック・アンド・プレイス・システムは、首振りアームを有するシャトルを備え、首振りアームが、チップ把持具を備えた接合ヘッドを保持している。首振りアームは、所定の2つの首振り位置の間を振り子状に往復可能であり、第1の首振り位置において、首振りアームの長手軸が基板テーブルの支持面の垂線に対し角度φを有し、第2の首振り位置において、首振りアームの長手軸が基板テーブルの支持面に対し直交する。角度φは、10°〜50°の範囲にあり、好ましくは20°〜35°の範囲にある。この設計によって最も短い経路が実現でき、かつ半導体チップが移動しなければならない高さの差は、無視できるほどわずかである。
要約すると、本発明による半導体チップの実装装置は、基板のための支持面を備える基板テーブル、半導体チップを第1の位置に提示するため、基板テーブルの支持面に対して所定の角度φで斜めに位置し、かつ一部が基板テーブルの直下に位置しているウエハ・テーブル、および、第1の位置に提示された半導体チップを採取し、該半導体チップを基板上に設置するピック・アンド・プレイス・システムからなり、ピック・アンド・プレイス・システムが、首振りアームを保持し所定の方向に移動可能なシャトルを備え、第1の位置に提示された半導体チップを採取するため、シャトルが第1の位置へと動かされるとともに首振りアームが第1の首振り位置へと振り子状に動かされて、首振りアームの長手軸が基板テーブルの支持面の垂線と角度φを形成し、半導体チップを基板上に設置するため、シャトルがもう1つの位置へと動かされるとともに首振りアームが第2の首振り位置へと振り子状に動かされて、首振りアームの長手軸が基板テーブルの支持面に直交して走る。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいてさらに詳細に説明する。図は、比例尺で描かれてはいない。
図1には、半導体の実装装置であるいわゆるダイ・ボンダについて、側面の概略が本発明の理解に必要な範囲について示されている。ダイ・ボンダは、基板に接着剤を塗布する塗布設備(図示されていない)、および半導体チップ2を基板3上に設置する接合設備1からなる。基板3は、搬送システム(図示されていない)によって塗布設備および接合設備1へと、x方向と呼ぶ所定の搬送方向に段階的に送られる。搬送方向は、図1の紙面と直交するように走っている。半導体チップ2は、個々の半導体チップ2へと切断されたウエハを収容するウエハ・テーブル4上に提示されている。半導体チップ2は、行および列をなして互いに隣り合って配置され、枠へと留められた支持箔5に貼り付いている。ウエハ・テーブル4は直交する2方向へと移動することができ、動作時、次の半導体チップが常に一定の位置Aに提示されるようにする。ウエハ・テーブル4の移動方向のうちの1つが、矢印6で示されており、ウエハ・テーブル4の移動方向のうちのもう一方は、図面の紙面と直交するように走っている。ピック・アンド・プレイス・システム7は、ウエハ・テーブル4によって位置Aに提示された半導体チップ2’を採取し、これを基板3上の所定の位置B、B、・・・、Bに置くべく動作する。ここで、指数nは、基板3上に互いに隣り合うように並んだ基板上の設置場所の数を指しており、この例ではn=2である。ウエハ・テーブル4は、支持箔5からの半導体チップ2の分離を助けるため、いわゆるダイ・エジェクタ8を備えている。ダイ・イジェクタ8の位置は固定されている。
接合設備1において、基板3は基板テーブル10の支持面9に載っている。この実施の形態では、支持面9は水平になっている。ウエハ・テーブル4は、水平面11に対して所定の角度φで斜めになっており、したがって、支持箔5によって形成される面も水平面11に対し角度φを有している。基板テーブル10は、ウエハ・テーブル4の一部が基板テーブル10の直下に位置するように設計されている。角度φは、好ましくは20°〜35°の範囲にあるが、10°〜50°の範囲にもできる。
ピック・アンド・プレイス・システム7はシャトル12を有しており、シャトル12は、基板3の搬送方向と直角であるy方向と示されている方向に移動することができる。シャトル12は首振りアーム13を有し、首振りアーム13の一端は、基板3の搬送方向と平行に走る回転軸14上で回転可能である。チップ把持具16を備える接合ヘッド15が、首振りアーム13の反対側の端部に位置している。首振りアーム13は、所定の2つの首振り位置の間を振り子状に往復可能である。首振りアーム13の回転軸14は、シャトル12の移動軸と直交するように走っており、首振りアーム13は、y方向に振り子状に往復する。第1の首振り位置において、首振りアーム13の長手軸17は、回転軸14を通って垂直線18に対して角度φで走っている。第2の首振り位置において、首振りアーム13の長手軸17は、鉛直方向に走っている。チップ把持具16は、接合ヘッド15に対し長手軸17に沿って変位可能である。さらに、チップ把持具16を長手軸17を中心として回転可能にしてもよい。図1において、シャトル12、首振りアーム13、接合ヘッド15、およびチップ把持具16は、2回描かれている。すなわち、1つは、ウエハ・テーブル4から次の半導体チップ2’を採取するための位置に実線で示され、1つは、採取した半導体チップを場所Bで基板上へと置くための位置に破線で示されている。
位置Aに提示されている半導体チップの実装は、次の手順によって行われる。
・首振りアーム13が第1の首振り位置へと首振りされ、シャトル12が、首振りアーム13の長手軸17が位置Aに合致する位置yに向かって移動する。
・チップ把持具16が、位置Aに提示されている半導体チップをウエハ・テーブル4から採取する。
・首振りアーム13が第2の首振り位置へと首振りされ、シャトル12が、首振りアーム13の長手軸17が半導体チップ2の基板3上への設置位置Bに合致する位置yに向かって移動する。首振りアーム13の首振り動作とシャトル12の移動は、互いに組み合わされる。
・把持具16が、採取した半導体チップ2を、位置Bにおいて基板3上に設置する。
本発明によるダイ・ボンダは、以下の利点をもたらす。
・採取位置Aから実装位置Bまでの搬送経路が短い。
・首振りアーム13の半径に沿って測定すると、採取位置Aが、基板テーブル10の支持面9のごくわずか上方または下方に位置するため、搬送経路が乗り越えるべき高さの差が全くない、あるいは無視できるほどわずかしかない。半径方向の高さの差は、角度φ、首振りアーム13の長さ、およびウエハ・テーブル4の位置によって決まる。この例では、例えば2個または3個の(異なる)半導体チップが互いに重ねて実装されるいわゆる「スタックド・ダイ」に用いた場合においても、接合ヘッド15の首振りアーム13の長手軸17に沿った動きが最大約±15mm、好ましくは±10mmよりも小さくても位置Aで半導体チップを採取して位置Bへと置くことができるよう、半径方向の高さの差が小さい値に設定されている。
・首振りアーム13の首振り動作が、シャトル12の位置yから位置yへの移動と同時に行われる。このため、首振り動作のために、シャトル12が移動に必要とする最大の時間が利用可能である。これは、揺れの抑制および首振りアーム13の位置決め時間確保に好ましい効果がある。
・採取位置Aから基板位置Bまでの経路が短いので、ピック・アンド・プレイス・システム7をコンパクトな構成にでき、したがって機械的剛性を高めることが容易であり、これはすなわち、揺れに対する感受性を小さくできることを意味する。
図2は、ピック・アンド・プレイス・システム7の一実施の形態を示した側面図であり、首振りアーム13の首振り動作がレバー機構によって行われ、第1および第2の首振り位置は、2つのレバー19および20が互いに展張位置にあることによって規定される。第1のレバー19は、駆動レバーとして機能する。レバー19の第1の端部が、シャトル12に取り付けられたモータ22の軸21に取り付けられており、第1のレバー19の他端は、軸23を介して第2のレバー20の第1の端部に接続されている。第2のレバー20の第2の端部は、軸24を介して首振りアーム13に接続されている。モータ22が、第1のレバー19を、2つのレバー19および20が互いに展張位置となる2つの終端位置の間で往復するよう回転させる。用語「展張位置」は、3つの軸21、23および24が一直線上にある状態を意味する。第1のレバー19の前記終端位置は、シャトル12に設けた2つの停止面で規定されると好ましい。図2では、首振りアーム13が第1の首振り位置に示されており、この位置において、首振りアーム13の長手軸17が位置Aに合致する。図3では、首振りアーム13が第2の首振り位置に示されており、この位置において、首振りアーム13の長手軸17は基板テーブル10の支持面9に対して直交して走る。
シャトル12のy方向の動きは、好ましくは通常のリニア・モータであるモータによって成し遂げられる。リニア・モータは、磁石を備え固定配置されている固定子25、およびシャトル12に接続されたコイル26からなる。シャトル12は、ガイド部材によって摺動する。シャトル12のy方向の位置は、位置測定および制御のためのシステムによって取得および制御され、位置測定システムは、固定配置された金属またはガラスの定規、およびシャトル12に取り付けられた読み取りヘッドからなると好ましい。
半導体チップをウエハ・テーブル4から採取し、採取した半導体チップを基板3上に置くため、種々の方法が数多く知られており、接合ヘッド15およびチップ把持具16の設計が多数存在する。ここでは、オーバートラベルとして知られる方法を一例として選び説明する。オーバートラベルでは、半導体チップを採取する際および半導体チップを設置する際に、接合ヘッド15が、チップ把持具16が接合ヘッド15に対して変位して所定の採取および接合力が生み出されるまで、下方に動かされる。チップ把持具16の接合ヘッド15に対する変位を空気圧で制御する接合ヘッド15が、日本国特許出願2002−352271号から知られている。チップ把持具16の変位を制御するため、2つの動作モードが利用可能である。第1の動作モードでは、チップ把持具9の変位または変位に由来する値が制御される。第2の動作モードでは、チップ把持具9によって加えられる採取または接着力を生み出す圧力差が制御される。本発明によるピック・アンド・プレイス・システム7は、これらの種類の異なる公知の接合ヘッドのいずれとも用いることができるように設計することができる。
図4には、基板テーブル10の支持面9がウエハ・テーブル4に向かって傾いており、水平面11に対して所定の角度ψを有している実施の形態が示されている(線27が、基板テーブル10の支持面9と平行に走っている)。したがって、ウエハ・テーブル4の水平面11に対する傾斜は前記実施の形態よりも小さく、角度φ−ψだけである。ほかの点については、この実施の形態は第1の実施の形態と実質的に同一であり、参照符号も第1の実施の形態と同じものを指している。第1の首振り位置において、首振りアーム13は、基板テーブル10の支持面9の垂線28に対し角度ψを有している。第2の首振り位置において、首振りアーム13の長手軸17は、基板テーブル10の支持面9に直交して走っている。ピック・アンド・プレイス・システム7も、水平面11に対して角度ψだけ傾いており、シャトル12の動きは、基板テーブル10の支持面9と平行である。
本発明は、ダイ・ボンダにおけるウエハ・テーブルとピック・アンド・プレイス・システムの相対的な位置および向きに関する。本発明が他の種類のダイ・ボンダにも適用でき、それらが多くの点で説明した実施の形態と異なることを理解すべきである。本発明の実施の形態および適用例をここに示し説明したが、ここでの開示によって利益を受ける当業者であれば、前記したよりもはるかに多くの変形が本発明の新規な考え方を離れることなく可能であることが、明らかであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の意図およびその均等物だけに限定されるべきものではない。
ダイ・ボンダの接合設備について、第1の実施の形態を示した側面図である。 本発明によるピック・アンド・プレイス・システムの詳細を示した図である。 本発明によるピック・アンド・プレイス・システムの詳細を示した図である。 ダイ・ボンダにおける接合設備について、第2の実施の形態を示した側面図である。

Claims (4)

  1. 基板(3)のための支持面(9)を備える基板テーブル(10)、
    半導体チップ(2)を第1の位置に提示するためのウエハ・テーブル(4)、および
    第1の位置に提示された半導体チップ(2)を採取し、該半導体チップ(2)を基板(3)上に設置するピック・アンド・プレイス・システム(7)
    からなる半導体の実装装置であって、
    ウエハ・テーブル(4)が、基板テーブル(10)の支持面(9)に対して所定の角度φで斜めに位置し、さらにウエハ・テーブル(4)の一部が、基板テーブル(10)の直下に位置し、
    ピック・アンド・プレイス・システム(7)が、首振りアーム(13)を保持し所定の方向(y)に移動可能なシャトル(12)を備え、
    第1の位置に提示された半導体チップ(2)を採取するため、シャトル(12)が第1の位置へと動かされるとともに首振りアーム(13)が第1の首振り位置へと振り子状に動かされ、首振りアーム(13)の長手軸(17)が基板テーブル(10)の支持面(9)の垂線(28)と角度φを形成し、
    半導体チップ(2)を基板(3)上に設置するため、シャトル(12)がもう1つの位置へと動かされるとともに首振りアーム(13)が第2の首振り位置へと振り子状に動かされ、首振りアーム(13)の長手軸(17)が基板テーブル(10)の支持面(9)に直交して走る
    半導体の実装装置。
  2. 角度φが10°〜50°の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 角度φが20°〜35°の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 首振りアーム(13)の第1および第2の首振り位置が、首振りアーム(13)の第1および第2の首振り位置において互いに展張位置にある2本のレバー(19、20)によって決定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
JP2004145533A 2003-05-21 2004-05-14 半導体の実装装置 Expired - Lifetime JP4496007B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP03101438A EP1480507B1 (de) 2003-05-21 2003-05-21 Halbleiter-Montageeinrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004349697A true JP2004349697A (ja) 2004-12-09
JP4496007B2 JP4496007B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=33041074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004145533A Expired - Lifetime JP4496007B2 (ja) 2003-05-21 2004-05-14 半導体の実装装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1480507B1 (ja)
JP (1) JP4496007B2 (ja)
AT (1) ATE333780T1 (ja)
DE (1) DE50304286D1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1612843A1 (de) * 2004-07-02 2006-01-04 Unaxis International Trading Ltd Verfahren und Einrichtung fuer die Montage von Halbleiterchips
EP1694108A1 (de) * 2005-02-17 2006-08-23 KLARER, Christoph Vorrichtung und Verfahren zur Montage von elektronischen Bauteilen auf ein Bauteilreservoir
WO2009037108A2 (de) * 2007-09-18 2009-03-26 Oerlikon Assembly Equipment Ag, Steinhausen Pick und place system für eine halbleiter-montageeinrichtung
CH698334B1 (de) 2007-10-09 2011-07-29 Esec Ag Verfahren für die Entnahme und Montage von auf einem Wafertisch bereitgestellten Halbleiterchips auf einem Substrat.
DE102008033903A1 (de) * 2008-07-18 2010-01-21 Suss Microtec Test Systems Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Montage mehrerer Halbleiterbauelemente auf einem Zielsubstrat
CH705802B1 (de) 2011-11-25 2016-04-15 Esec Ag Einrichtung für die Montage von Halbleiterchips.
CN106926208A (zh) * 2017-04-28 2017-07-07 珠海市声驰电器有限公司 一种芯片的取用支架
DE102022204077A1 (de) 2022-04-27 2023-11-02 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Verfahren zum Ermitteln einer Abpickreihenfolge für eine Halbleiter-Bestückungseinrichtung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343815A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Shibaura Mechatronics Corp ダイボンディング装置
JP2003086611A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Heiwa Kinzoku Kogyo Kk Icダイボンド装置
JP2003124239A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2457057A1 (fr) * 1979-05-14 1980-12-12 Jaz Sa Dispositif pour le montage de circuits integres sur une plaque de circuit imprime
US5313401A (en) * 1989-07-17 1994-05-17 Canon Kabushiki Kaisha Mounting system including a plurality of hand mechanisms for picking up, moving and mounting works on an object board
US5210933A (en) * 1990-10-30 1993-05-18 Komatsu Giken Co., Ltd. Circuit assembly robot
DE50000824D1 (de) * 1999-02-25 2003-01-09 Siemens Production & Logistics Vorrichtung zum bestücken von substraten mit elektrischen bauelementen
DE10055185A1 (de) * 2000-11-07 2002-05-08 Inst Innovative Technologien T Montageeinrichtung zur Montage von Bauelementen und Baugruppen auf eine Freiformfläche eines Werkstückes

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343815A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Shibaura Mechatronics Corp ダイボンディング装置
JP2003086611A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Heiwa Kinzoku Kogyo Kk Icダイボンド装置
JP2003124239A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置

Also Published As

Publication number Publication date
ATE333780T1 (de) 2006-08-15
JP4496007B2 (ja) 2010-07-07
EP1480507A1 (de) 2004-11-24
DE50304286D1 (de) 2006-08-31
EP1480507B1 (de) 2006-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101886923B1 (ko) 다이본더 및 반도체 장치의 제조 방법
JP6513226B2 (ja) 電子部品ハンドリングユニット
US20060000082A1 (en) Method and apparatus for mounting semiconductor chips
KR20180100364A (ko) 전자 부품 실장 장치
KR101128536B1 (ko) 반도체 장착 장치
JP2005183586A (ja) 板状物の切削装置
JP2013115428A (ja) 半導体チップの実装装置
JP2004349697A (ja) 半導体の実装装置
JP2010135574A (ja) 移載装置
JPH09186180A (ja) ダイボンディング装置
CN108155125B (zh) 一种半导体芯片贴片装置
US7120995B2 (en) Apparatus for mounting semiconductors
JPH0951007A (ja) ダイボンド装置および半導体装置の製造方法
JP2011044569A (ja) 電極加工装置
KR100828074B1 (ko) 칩 스케일 마킹 장치 및 이를 이용하는 칩 스케일 마킹방법
JP2590252B2 (ja) ダイボンデイング装置
JP2023042403A (ja) 実装装置および半導体装置の製造方法
JP6978340B2 (ja) 実装装置および半導体装置の製造方法
KR101165034B1 (ko) 픽업 헤드 및 이를 구비한 플립칩 본더
JP5479961B2 (ja) 電子部品の実装装置及び実装方法
KR101932167B1 (ko) 다이 픽업장치
KR20110024778A (ko) 다이 본더
JP2001156497A (ja) 部品実装装置
KR20240057908A (ko) 다이 본더
KR20230138423A (ko) 전자 부품의 실장 장치 및 실장 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4496007

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250