JP2004349376A - 枚葉式スピン液処理装置 - Google Patents

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Takashi Yamaoka
貴志 山岡
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Abstract

【課題】従来の枚葉式スピン洗浄装置1では、舞上げられたミスト6bの再付着に対して、半導体基板2全表面を覆うような直線流21を噴出するガス噴出口22を備えると、直線流21が邪魔になって、処理液供給作業とミスト除去作業とを同時に行えなかった。また、直線流21では、微小ミスト6bに対する捕捉効果は充分とは言えなかった。
【解決手段】本発明の枚葉式スピン洗浄装置101は、チャンバ12内の上部に設けられ、チャンバ12内の上方に浮遊する微小ミスト6bを巻込んで押流す渦流102を発生させる渦流発生機構103と、それと対向して配置され、微小ミスト6bを巻込んだ渦流102を排気する渦流排気口104とで構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピンチャック部に保持した被処理基板表面に向けて、例えば、洗浄液、あるいは、現像液などの処理液を吹付け、それぞれ、洗浄処理、あるいは、現像処理などの各種液処理を施す場合に使用される枚葉式スピン液処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の枚葉式スピン液処理装置の一例として、半導体基板の洗浄処理をする枚葉式スピン洗浄装置の縦断面図を図4(a)に示す。
【0003】
枚葉式スピン洗浄装置1は、被処理基板としての半導体基板2を保持して回転するスピンチャック部3と、スピンチャック部3から伸び、末端を回転モータ4に連結した回転軸5と、半導体基板2表面に向けて処理液としての洗浄液6(例えば、有機溶剤)を吹付ける処理液ノズル7と、処理液ノズル7に付設され、洗浄効果を向上させるために洗浄液6に超音波振動を付加する超音波振動子8と、半導体基板2表面における洗浄液6の吹付け位置を変化させるように処理液ノズル7を駆動する処理液ノズル駆動部9と、処理液ノズル7に洗浄液6を圧送する圧送ポンプ10と、洗浄液6を貯めた貯留槽11と、スピンチャック部3の周囲を覆う密閉型のチャンバ12と、チャンバ12底部に設けられた排液口13a,13bと、回転する半導体基板2の周囲に飛散するミスト6aを排気する下部排気系14とで構成されている。
【0004】
ここで、処理液ノズル7,圧送ポンプ10,貯留槽11は、この順に配管15で接続されている。
【0005】
また、処理液ノズル7は、スピンチャック部3上空の所定位置に一定の斜角を設けて取付けられ、処理液ノズル駆動部9によって、半導体基板2表面に対して横方向に首振り動作可能となっている。
【0006】
ここで、処理液ノズル7を一定の斜角を設けて取付けるのは、半導体基板2表面に吹付けた洗浄液6が真上方向(処理液ノズル7方向)に跳ね返り、再度、半導体基板2上に降下することを避けるためである。
【0007】
また、図4(b)に示すように、この首振り動作による洗浄液6の吹付け位置の軌跡は、半導体基板2に均一に洗浄液6を供給できるように半導体基板2の中心を通る半径方向に走査する軌跡とする。尚、処理液ノズル7の位置が半導体基板2中心から若干、ずれて配置されているため、図4(b)では弧状の軌跡となる。
【0008】
また、下部排気系14は、スピンチャック部3よりも低い位置に設けられた下部排気口16a,16bと、それらと配管17a,17bで接続された吸引ポンプ18とで構成されている。下部排気口16a,16bは、排気バランスをよくするため、2箇所に設けて末端で合流させ、共通の吸引ポンプ18に接続してあり、吸引ポンプ18が発生させる下降気流19でミスト6aを下部排気口16a,16bから吸引排気する。
【0009】
尚、上記では、チャンバ12を密閉型としたが上方開放型であってもよい。
【0010】
この枚葉式スピン洗浄装置1の動作は、スピンチャック部3に半導体基板2を保持させて回転させながら、半導体基板2表面に向けて処理液ノズル7から洗浄液6を勢いよく吹付けて半導体基板2表面に付着したパーティクル(図示せず)を洗浄する。
【0011】
このとき、処理液ノズル7は、洗浄液6の吹付け位置の軌跡が半導体基板2の中心を通る半径方向に走査するように横方向に首振り動作する。
【0012】
そして、半導体基板2表面に吹付けられた洗浄液6は、回転による遠心力で半導体基板2の周囲にミスト6aとなって飛散する。このミスト6aは、その一部はチャンバ12内壁に付着して下方に流れて排液口13a,13bから排出される。また、一部は、吸引ポンプ18が生じさせる下降気流19により下部排気口16a,16bから排気される。
【0013】
ところが、このような枚葉式スピン洗浄装置1では、スピンチャック部3が高速で回転するため、図5に示すように、半導体基板2上に上昇気流20が生じる場合があった。そして、この上昇気流20は、洗浄液6が半導体基板2表面に吹付けられ粉砕されて生じた比較的質量の小さな微小ミスト6bを舞上げてチャンバ12内の上方空間に浮遊させた。そして、この微小ミスト6bには、パーティクル(図示せず)が含まれている危険性があり、例えば、回転停止に伴って降下して来たり、チャンバ12内を循環して降下して来たり、あるいは、浮遊する微小ミスト6bの量が増加すると、微小ミスト6b同士が合体し質量が増大して降下して来たりして、半導体基板2に再付着して汚染する心配があった。
【0014】
これに対して、このように半導体基板2上に舞上がる微小ミスト6bを除去する構成の一例として、図6に示すように、半導体基板2面と平行で、かつ、半導体基板2の全表面を覆うように一様に並べられた細い直線流21を噴出するガス噴出口22と、それと対向して配置されたガス排気口23とを備え、処理液ノズル7aからの処理液(レジスト6c)の滴下作業が完了した後、直線流21を発生させて半導体基板2上方に舞上がる微小ミスト6bをガス排気口23へ押流す構成の回転塗布装置が提示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0015】
【特許文献1】
特開平6−275506号公報 (第3,4頁、0011〜0016段落,図1〜3)
【0016】
しかしながら、上記(特開平6−275506号公報記載)の構成では、直線流21を半導体基板2の全表面に亘って発生させるため、その直線流21が処理液(レジスト6c)の滴下作業の邪魔になり、ミスト除去作業を処理液供給作業と同時に並行して行うことはできなかった。即ち、レジスト塗布作業のように、処理液(レジスト6c)の滴下が完了した後、半導体基板2を回転させて処理液(レジスト6c)を押し広げるような動作をする場合に限り採用可能な構成であり、ミスト除去作業と処理液供給作業とを並行して行なう必要のある洗浄作業のような場合には採用できなかった。
【0017】
また、上記(特開平6−275506号公報記載)の構成では、微小ミスト6bを押流す気流が、一様な直線流21であるため、図7に示すように、直線流21の通過する空間領域24に浮遊する微小ミスト6bは容易に押流せるが、直線流21(層流)は境界層が安定しているため、直線流21周辺の空間領域(図中の破線の領域)25に浮遊する微小ミスト6bに対する捕捉効果は充分とは言えなかった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
従来の枚葉式スピン洗浄装置1では、スピンチャック部3の高速回転により上昇気流20が生じ、微小ミスト6bを舞上げてチャンバ12内の上方空間に浮遊させ、これが降下して来て、半導体基板2に再付着して汚染する心配があった。これに対して、半導体基板2面と平行で、かつ、半導体基板2の全表面を覆うような直線流21を噴出するガス噴出口22と、その直線流21を排気するガス排気口23とを備え、処理液(レジスト6c)の滴下作業が完了した後、直線流21で舞上がる微小ミスト6bを押流す構成の回転塗布装置が提示されているが、直線流21を半導体基板2の全表面に亘って発生させるため、その直線流21が処理液(レジスト6c)の滴下作業の邪魔になり、処理液供給作業とミスト除去作業とを同時に並行して行うことはできなかった。また、直線流21の通過する空間領域24の微小ミスト6bは容易に押流せるが、直線流21周辺の空間領域25の微小ミスト6bに対する捕捉効果は充分とは言えなかった。
【0019】
本発明の目的は、スピンチャック部の回転で生じる上昇気流によって舞上げられた微小ミストを気流を利用して押流すにあたり、処理液供給作業とミスト除去作業とを同時に並行して行え、かつ、より広い空間領域の微小ミストを捕捉できる枚葉式スピン液処理装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の枚葉式スピン液処理装置は、
少なくとも、
被処理基板を保持して回転するスピンチャック部と、
被処理基板に向けて処理液を吹付ける処理液ノズルと、
スピンチャック部の周囲を囲むチャンバと、
チャンバ内の下部に設けられ、スピンチャック部周辺に飛散したミストを吸引排気する下部排気口とを備えた枚葉式スピン液処理装置において、
チャンバ内の上部に設けられ、チャンバ内の上方に浮遊するミストを巻込んで押流す渦流を発生させる渦流発生手段と、
渦流発生手段と対向して設けられ、ミストを巻込んだ渦流を排気する渦流排気口とを備えたことを特徴とする枚葉式スピン液処理装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の枚葉式スピン液処理装置の一例として、半導体基板の洗浄処理をする枚葉式スピン洗浄装置を図1に示す。尚、図1(a)は縦断面図,図1(b)は要部平面図であり、図4(a)と同一部分には同一符号を付す。
【0022】
枚葉式スピン洗浄装置101は、被処理基板としての半導体基板2を保持して回転するスピンチャック部3と、スピンチャック部3から伸び、末端を回転モータ4に連結した回転軸5と、半導体基板2表面に向けて処理液としての洗浄液6(例えば、有機溶剤)を吹付ける処理液ノズル7と、処理液ノズル7に付設され、洗浄効果を向上させるために洗浄液6に超音波振動を付加する超音波振動子8と、半導体基板2表面における洗浄液6の吹付け位置を変化させるように処理液ノズル7を駆動する処理液ノズル駆動部9と、処理液ノズル7に洗浄液6を圧送する圧送ポンプ10と、洗浄液6を貯めた貯留槽11と、スピンチャック部3の周囲を覆う密閉型のチャンバ12と、チャンバ12底部に設けられた排液口13a,13bと、回転する半導体基板2の周囲に飛散するミスト6aを排気する下部排気系14と、チャンバ12内の上部に設けられ、チャンバ12内の上方に浮遊する微小ミスト6bを巻込んで押流す渦流102を発生させる本発明の特徴である渦流発生機構103と、それと対向してチャンバ12内上部に設けられ、微小ミスト6bを巻込んだ渦流102を排気する渦流排気口104とで構成されている。
【0023】
ここで、処理液ノズル7,圧送ポンプ10,貯留槽11は、この順に配管15で接続されている。
【0024】
また、処理液ノズル7は、スピンチャック部3上空の所定位置に一定の斜角を設けて取付けられ、処理液ノズル駆動部9によって、半導体基板2表面に対して横方向に首振り動作可能となっている。
【0025】
ここで、処理液ノズル7を一定の斜角を設けて取付けるのは、半導体基板2表面に吹付けた洗浄液6が真上方向(処理液ノズル7方向)に跳ね返り、再度、半導体基板2上に降下することを避けるためである。
【0026】
また、図4(b)に示すように、この首振り動作による洗浄液6の吹付け位置の軌跡は、半導体基板2に均一に洗浄液6を供給できるように半導体基板2の中心を通る半径方向に走査する軌跡とする。尚、処理液ノズル7の位置が半導体基板2中心から若干、ずれて配置されているため、図4(b)では弧状の軌跡となる。
【0027】
また、下部排気系14は、スピンチャック部3よりも低い位置に設けられた下部排気口16a,16bと、それらと配管17a,17bで接続された吸引ポンプ18とで構成されている。下部排気口16a,16bは、排気バランスをよくするため、2箇所に設けて末端で合流させ、共通の吸引ポンプ18に接続してあり、吸引ポンプ18が発生させる下降気流19でミスト6aを下部排気口16a,16bから吸引排気する。
【0028】
尚、上記では、チャンバ12を密閉型としたが上方開放型であってもよい。
【0029】
また、渦流発生機構103は、上方に向けて直線流21を吹出す直線流噴射ノズル部105と、その直線流噴射ノズル部105の上方に配置され、直線流21をその内側曲面に沿った渦流102に変化させる下方開放のトンネル状のトンネル型ガイド部106とで構成されている。
【0030】
ここで、渦流発生機構103は、処理液ノズル7と極力離れた位置に配置し、発生させる渦流102が、処理液供給作業の邪魔にならないようにする。
【0031】
また、直線流噴射ノズル部105は、トンネル型ガイド部106の一方の端部付近に配置し、直線流噴射ノズル部105から吹出す直線流21がトンネル型ガイド部106の内側曲面に沿って旋回しながらトンネル型ガイド部106の長手方向に進行していくような角度で取付ける。このような渦流発生機構103とすると比較的簡単な構造で渦流102を発生させられる。
【0032】
この枚葉式スピン洗浄装置101の動作は、スピンチャック部3に半導体基板2を保持させて回転させながら、半導体基板2表面に向けて処理液ノズル7から洗浄液6を勢いよく吹付けて半導体基板2表面に付着したパーティクル(図示せず)を洗浄する。
【0033】
このとき、処理液ノズル7は、洗浄液6の吹付け位置の軌跡が半導体基板2の中心を通る半径方向に走査するように横方向に首振り動作する。
【0034】
そして、半導体基板2表面に吹付けられた洗浄液6は、回転による遠心力で半導体基板2の周囲にミスト6aとなって飛散する。このミスト6aは、その一部はチャンバ12内壁に付着して下方に流れて排液口13a,13bから排出される。また、一部は、吸引ポンプ18が生じさせる下降気流19により下部排気口16a,16bから排気される。
【0035】
また、この洗浄作業と並行して、渦流発生機構103を作動させ、半導体基板2上方に浮遊する微小ミスト6bの除去作業も同時に行う。
【0036】
微小ミスト6bの除去作業は、直線流噴射ノズル部105から上方に向けて直線流21を吹出させる。すると、直線流21はトンネル型ガイド部106の内側曲面に沿って渦流102に変化するとともに旋回しながらトンネル型ガイド部106の長手方向に進行して、対向位置に配置された渦流排気口104から排出される。
【0037】
このとき、渦流102(乱流)は、非定常流で境界層が常に変動するため直線流に比較して捕捉効果に優れており、図2に示すように、渦流102の通過する空間領域24にある微小ミスト6bだけでなく、その周辺の空間領域25に浮遊する微小ミスト6bも巻込み、チャンバ12内上方の空間全体にソフトな吸引力を及ぼし、浮遊する微小ミスト6bを順次、渦流102中に捕捉して行く。
【0038】
このようにして、洗浄作業と並行して微小ミスト6bの除去作業を行うので、浮遊した微小ミスト6bが半導体基板2上に降下して再付着する心配のない洗浄処理ができる。
【0039】
尚、上記では、渦流発生機構103を、直線流21を吹出す直線流噴射ノズル部105と、直線流21を渦流102に変化させるトンネル型ガイド部106とで構成することで説明したが、特にこれに限るものではなく、渦流102を発生させる手段であれば何でもよく、例えば、図3(a)に示すように、半導体基板2面に平行な直線流21を吹出す複数の直線流噴射口107を設けた噴射面を有し、その噴射面の平面方向に自転して、渦流102を発生させる回転式噴射部108であってもよい。このような渦流発生機構103とすると比較的簡単な構造で渦流102を発生させられる。
【0040】
また、図3(b)に示すように、発生させる渦流102中に水蒸気109を混合させる水蒸気混合部110を配置し、渦流102中に水蒸気109を含ませると、浮遊する微小ミスト6bが渦流102中の水蒸気109に衝突付着するため捕捉効果を、さらに向上させることが出来て好適である。
【0041】
また、上記では、渦流102は、エアで形成する構成で説明したが、特に、これに限るものではなく、無害な気体であれば、窒素などの不活性ガスであってもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明の枚葉式スピン洗浄装置101によれば、渦流102を洗浄作業の邪魔にならない一部空間領域に発生させ、洗浄作業と同時に並行して微小ミスト6bの除去作業を行える。また、渦流発生機構103を上方に向けて直線流21を吹出す直線流噴射ノズル部105と、その上方に配置した直線流21を渦流102に変化させる下方開放のトンネル状のトンネル型ガイド部106とで構成すると比較的簡単な構造で渦流を発生させられる。また、他の構成として、渦流発生機構103を、半導体基板2面に平行な直線流21を吹出す複数の直線流噴射口107を設けた噴射面を有し、その噴射面の平面方向に自転する回転式噴射部108としても比較的簡単な構造で渦流を発生させられてよい。さらに、渦流102中に水蒸気109を含ませる水蒸気混合部110を配置すると捕捉効果が向上してよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の枚葉式スピン液処理装置の一例としての枚葉式スピン洗浄装置の縦断面図および要部平面図
【図2】本発明の枚葉式スピン洗浄装置による微小ミストの捕捉方法の説明図
【図3】本発明の枚葉式スピン洗浄装置の他の例の説明図
【図4】従来の枚葉式スピン液処理装置の一例としての枚葉式スピン洗浄装置の縦断面図および首振り動作による吹付け位置の軌跡の説明図
【図5】従来の枚葉式スピン洗浄装置の動作の説明図
【図6】従来の他の回転式塗布装置の縦断面図
【図7】従来の枚葉式スピン洗浄装置による微小ミストの捕捉方法の説明図
【符号の説明】
1 枚葉式スピン洗浄装置
2 半導体基板
3 スピンチャック部
4 回転モータ
5 回転軸
6 洗浄液
6a ミスト
6b 微小ミスト
6c レジスト
7,7a 処理液ノズル
8 超音波振動子
9 処理液ノズル駆動部
10 圧送ポンプ
11 貯留槽
12 チャンバ
13a,13b 排液口
14 下部排気系
15 配管
16a,16b 下部排気口
17a,17b 配管
18 吸引ポンプ
19 下降気流
20 上昇気流
21 直線流
22 ガス噴出口
23 ガス排気口
24 直線流の通過する空間領域
25 直線流周辺の空間領域
101 枚葉式スピン洗浄装置
102 渦流
103 渦流発生機構
104 渦流排気口
105 直線流噴射ノズル部
106 トンネル型ガイド部
107 直線流噴射口
108 回転式噴射部
109 水蒸気
110 水蒸気混合部

Claims (6)

  1. 少なくとも、
    被処理基板を保持して回転するスピンチャック部と、
    前記被処理基板に向けて処理液を吹付ける処理液ノズルと、
    前記スピンチャック部の周囲を囲むチャンバと、
    前記チャンバ内の下部に設けられ、前記スピンチャック部周辺に飛散したミストを吸引排気する下部排気口とを備えた枚葉式スピン液処理装置において、
    前記チャンバ内の上部に設けられ、前記チャンバ内の上方に浮遊するミストを巻込んで押流す渦流を発生させる渦流発生手段と、
    前記渦流発生手段と対向して設けられ、前記ミストを巻込んだ渦流を排気する渦流排気口とを備えたことを特徴とする枚葉式スピン液処理装置。
  2. 前記渦流発生手段は、前記渦流を前記処理液の吹付けの邪魔にならない一部空間領域に発生させるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の枚葉式スピン液処理装置。
  3. 前記渦流発生手段は、前記チャンバ内に配置され、上方に向けて直線流を吹出す直線流噴射ノズル部と、前記直線流噴射ノズル部の上方に配置され、前記直線流を渦流に変化させる下方開放のトンネル状のトンネル型ガイド部とで構成されることを特徴とする請求項1、または、請求項2に記載の枚葉式スピン液処理装置。
  4. 前記渦流発生手段は、前記被処理基板面に平行な直線流を吹出す複数の直線流噴射口を設けた噴射面を有し、前記噴射面の平面方向に自転する回転式噴射部であることを特徴とする請求項1、または、請求項2に記載の枚葉式スピン液処理装置。
  5. 前記渦流中に水蒸気を含ませる水蒸気混合部を、さらに配置したことを特徴とする請求項1、乃至、請求項4に記載の枚葉式スピン液処理装置。
  6. 前記渦流は、エア、または、不活性ガスで形成されることを特徴とする請求項1、乃至、請求項5に記載の枚葉式スピン液処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009260094A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Disco Abrasive Syst Ltd スピンナ洗浄装置および加工装置
JP2009267145A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法

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