JP2004348625A - 統合電子商取引システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子情報システムを利用したプロモーションサービスやマーケティングサービスを含み、ポイントを獲得する楽しみを増加し、ポイントシステムを企業間で相互に利用可能にすると共に、携帯電話を利用した統合電子商取引システムを提供する。
【解決手段】事業主体とキャンペーン企業との間で通信ネットワークを用いてキャンペーンカードを作成し、来店した顧客に前記キャンペーンカードを渡して必要な情報を記入し、前記キャンペーンカードの記入データを整理して前記顧客へアプローチ手法で再来店を促し、再来店した顧客の携帯電話と前記キャンペーン企業のサーバとの間のメール通信でポイントを加算する。
【選択図】 図1
【解決手段】事業主体とキャンペーン企業との間で通信ネットワークを用いてキャンペーンカードを作成し、来店した顧客に前記キャンペーンカードを渡して必要な情報を記入し、前記キャンペーンカードの記入データを整理して前記顧客へアプローチ手法で再来店を促し、再来店した顧客の携帯電話と前記キャンペーン企業のサーバとの間のメール通信でポイントを加算する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等の通信ネットワークと携帯電話を用いてプロモーションサービスからマーケティングサービスといった統合的な電子情報手法によって販促効果を高め、顧客の購買意欲を増進させることによって固定客を増加すると共に、新規顧客を獲得し、結果的に商取引を拡大するようにした統合電子商取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来商取引の拡大や販促のために企業(例えばハンバーガーショップやビデオショップ)がキャンペーンを催すことも多く、企画代理店等とタイアップキャンペーンを行う場合、キャンペーン会社がタイアップしてもらえる会社等から景品の提供を受けて行っている。従来のタイアップキャンペーンは、キャンペーン会社とタイアップする会社等が費用を負担すると共に、景品や商品等を提供しなければならないという欠点があった。
【0003】
そのため、タイアップキャンペーンを行う企画を企画代理店が行い、タイアップする会社や商店には何らの負担をかけることなく、タイアップキャンペーンカードを配布することができるタイアップキャンペーン方法が提案されている(特開2001−296825:特許文献1)。
【0004】
また、従来インターネット等の通信ネットワークを用いて、販売者が商品の情報を提供し、購入者がその商品の情報を見て、商品を購入することができるオンラインショッピングが実施されており、通信ネットワークを用いて様々な情報(コンテンツ)を有料で提供するサービス等も実施されている。このようなオンラインショッピングでは、商品の価格は販売者から一方的に設定され、これらは一般に定価である。よって、実際の販売で行われている問屋等の大量購入による値引き、競売等の価格の交渉が可能な取引の実現がオンライン上では困難であった。また、コンテンツの売買においても、その価格は、コンテンツの提供者により一方的に設定されており、コンテンツの適正な対価の追求が困難であった。
【0005】
そのため、価格等の交渉の仲介をする公証機関を設け、種々の販売方法を実施可能とした電子取引システムが提案されている(特開平10−320470:特許文献2)。
【0006】
更に、商品を購入した場合やサービスの提供を受けた場合、ポイントを付与して購買意欲を増長することも行われているが、ポイントの特典が企業毎に異なっていると共に、ポイントカードを発行して管理している。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−296825
【0008】
【特許文献2】
特開平10−320470
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示されているタイアップキャンペーン方法は、紹介手数料契約工程、タイアップキャンペーン契約工程、カード作成工程及び配布工程を順次実施することのみを開示しており、インターネット等の電子情報システムを全く利用していないという問題がある。そのため、全ての工程が電話やFAX等のオフライン的な処理で進められており、経済的時間的に非効率的なものである。
【0010】
また、特許文献2で提案されている電子取引システムでは、交渉の仲介をする公証機関を設けているが、商取引の拡大に繋がるプロモーション機能等は含まれておらず、より実践的で効果的なビジネス方法の出現が望まれている。
【0011】
更に、従来のポイントシステムではポイントカード(リライトカード、スタンプカード)を常に持ち歩かなくてはならず、ポイントの特典を持って再来店することが少なかった。ポイントカードを持ち歩かない場合には、購買の都度新規発行することも多く、カード発行のための経費が余分にかかってしまうという問題もある。
【0012】
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、電子情報システムを利用したプロモーションサービスやマーケティングサービスを含み、顧客がポイントを獲得する楽しみを増加し、ポイントの利用や獲得を企業間で相互に可能にすると共に、身近な携帯電話を利用した統合電子商取引システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は統合電子商取引システムに関し、本発明の上記目的は、事業主体とキャンペーン企業との間で通信ネットワークを用いてキャンペーンカードを作成し、来店した顧客に前記キャンペーンカードを渡して必要な情報を記入し、前記キャンペーンカードの記入データを整理して前記顧客へアプローチ手法で再来店を促し、再来店した顧客の携帯電話と前記キャンペーン企業のサーバとの間のメール通信でポイントを加算することによって達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の統合電子商取引システムによれば、身近な通信ネットワークと携帯電話を利用したビジネス拡張方法となっており、例えば週1回の来店者には、更に満足させるプロモーションを企画してコア層にシフトさせ、例えば2ヶ月に1回の来店者には月1回位の来店を月1回の来店にシフトさせ、数ヶ月に1回の来店者には、最低でも月1回の来店へシフトさせることが可能となる。このように、顧客が再来店するようなプロモーションサービスやマーケティングサービスを、電子情報システムを用いて顧客毎に整理して実施しているので、キャンペーン企業の一見的な顧客に強力なアピールをして固定客にし、固定客を増加して商取引の拡大を図ることができる。
【0015】
また、従来のように手持ちのポイントカードを発行するのではなく、携帯電話を利用してポイントを電子的に管理すると共に、ポイントの増減管理や利用を異なる企業間も可能としているので、ポインカードの如く忘れることがなく、単調に集めるだけでなく、ポイントを常時選択的に利用できるので、商品等を購入してポイントを獲得する楽しみが増加する。また、来店に対してもポイントが加算されるので、来店するメリットを最大限に生かせることが可能である。顧客が楽しみを持って来店するので、キャンペーン企業に通う習慣付けができ、リピート顧客獲得といった効果がある。
【0016】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明のシステム形態の一例をブロックの流れで示しており、事業主体(企画代理店)100とキャンペーン企業200との間でe−メール(面談、電話、FAX等の利用も可)を使用して相互通信することによりキャンペーンの企画を立案、決定し、その企画決定に基づいて事業主体100はキャンペーン企業のためのキャンペーンカード10を作成し、作成したキャンペーンカード10をキャンペーン企業200に渡す。キャンペーンカード10には予め契約した広告企業の名前、商品等が広告として印刷されており、キャンペーンカード10の企画や作成に対してキャンペーン企業200は一切の費用を負担しないようになっている。そして、キャンペーン企業200は来店した顧客にキャンペーンカード10を渡し、顧客(#1〜#n)はそのキャンペーンカード10に応募して必要な事項を記入して店頭、フロアー等に設置されている回収ボックス20に投入する。多数の顧客のキャンペーンカード10が回収ボックス20に回収されると、事業主体100は宅配業者等に依頼して回収ボックス20に投入されている多数枚のキャンペーンカード10を回収する。かかるキャンペーンカード10の回収を、各店舗について実施する。
【0018】
事業主体100は、回収したキャンペーンカード10の記入事項を見ながらデータ整理(110)すると共に、パソコン等の端末からデータ入力(120)する。データ整理(110)は、懸賞キャンペーンで獲得したデータと企業の既存データベースとを合わせる作業であり、データ未入力の記入用紙があればオペレータ等が適宜データ入力(120)し、同様に既存データベースに合わせてデータをまとめ、その後データ分類し易いように各項目を統一して自動設定し、その順番に並び替える。このようにして多数の顧客のデータを整理してデータ入力し、サーバの記憶手段にデータ蓄積(130)し、プロモーションサービスに適した内容にデータ分類(140)する。図2はデータ整理とデータ入力の結果を示す画面例であり、データ整理(110)では、テキストでスペースを用いて区切り、羅列されているだけの状態となっている。このような状態から、スペースの区切りに対して各タイトル(性別、氏名、郵便番号、都道府県、住所、電話番号、携帯電話番号、職業、店舗番号等)、リストナンバーを付けてデータ整理分類(140)し、例えば図3のような分類データとする。
【0019】
その後、顧客への積極的なアプローチ手法(150)で、再来店を促進してキャンペーン企業200の価値を向上するダイレクトメール(DM)とメールマガジン発行支援を行い、更に顧客満足の追及と顧客ニーズの分析を行い、新規顧客の獲得を行うための地図プロットとアンケート集計とを顧客に対して実施する。DMは幅広いターゲット層にアプローチを可能とし、クーポンを使用した再来店を支援するものであり、メールマガジンの発行は0からの立ち上げ支援、クーポンを使用した再来店支援、レスポンスの早いOne to Oneマーケティング、モバイル販促ツール等である。また、地図プロットは来店地域の地理的調査、属性比較、商圏分析のために行うものであり、アンケート集計は来店者の属性(年齢、性別、職業等)の把握、次フェイズの戦略設計等のために実施する。
【0020】
データ分類(140)のデータは図3のようになっており、このデータを顧客の要望に合わせて分類するが、その際、図4のように元データを例えば都道府県に従ってA,B,Cに振分け、例えば図5のようにAはAだけのシートに、BはBだけのシートに、CはCだけのシートに分ける。このようにデータを顧客要望に合わせた形態で各シートに振分けるようにしているので、One to Oneマーケティングに適したデータを作成することができる。
【0021】
One to Oneマーケティングは1人1人に合わせたメールの配信内容であり、例えば月に1回しか来店しない人と、月に5回来店している人とではアプローチする配信文面が異なる。図6は月1回の顧客へのメール文例を示し、特典付与を前面に出し、きっかけを与えた後の情報掲示を行うようになっている。また、図7は月5回の顧客へのメール文例を示し、情報掲示後、お得意様特典として掲示するようになっている。このように来店回数や獲得している顧客データを基に、個人の状態に合わせてメール配信する。また、メールマガジンの発行はフルサポート支援になっており、メールマガジンを発行する際の配信用サーバ、データ管理用サーバ、配信用ドメイン取得、管理者画面の用意から配信方法のプランニング、配信文面作成、配信に付随する設定、実際の配信に至るまで全て事業主体100で行い、キャンペーン企業200は内容を確認するだけで済む体制となっている。One to One配信を行うために既存データを各項目で分け、個別配信を可能な状態に設定する(図4、図5参照)。分ける項目は懸賞キャンペーンで獲得したデータベース若しくは既存データ、企業要望に準じる。例えば懸賞キャンペーン獲得データ例として、氏名、都道府県、住所、電話番号、既婚/未婚、性別、年齢、職業、来店店舗名、取得したアンケート項目等である。地図プロットは、懸賞キャンペーンで獲得したデータベース若しくは既存の顧客データを地図上に点、マーク等で表示するサービスであり、データベースの項目により表示する色を変えられるため、店舗を中心に、来店者層を年代別に色分けをして表示するなど様々な表示形式が可能である。
【0022】
このようなDM、メールマガジン発行支援、地図プロット、アンケート集計等を受けた顧客(#1〜#n)が携帯電話を持ってキャンペーン企業200に来店し、店舗に備え付けのサイトスティック(自動メール送受信装置)30を携帯電話に装填することによって、キャンペーン企業200のサーバ(202)と携帯電話との間で自動的にメール通信が行われると共に、商品等を購入した場合には、キャンペーン企業200のレジ等に置かれているポイント端末機でポイントシステムが起動される。キャンペーン企業200のサーバ(202)で処理されたポイントデータは、インターネット1を経て事業主体100のサーバ(102)に送信される。顧客は携帯電話を通してサーバ(102,202)に蓄積されたポイントを、商品、クーポン券、ゲーム等から選んで自由に利用することができる。ポイントカードを用いないでポイントを自由に選択して消費できるので、会員継続の価値を提供することになり、ビジネスの拡大に繋がる。
【0023】
図8は全体のシステム構成例を示しており、事業主体100及びキャンペーン企業200はそれぞれLAN構成で複数の端末(パソコン)101、201とサーバ102、202とを有し、端末同士はインターネット(通信ネットワーク)1を介して相互に接続されており、端末間通信が可能となっている。また、キャンペーンカード10に広告を掲載する広告企業300も、インターネット1に接続された端末(パソコン)301及びサーバ302を接続したLAN構成となっており、事業主体100、キャンペーン企業200及び広告企業300との間で相互に端末間通信が可能となっている。また、キャンペーン企業200のレジ等にはポイント端末機203が置かれており、来店した顧客が商品等を購入した場合にはポイント端末機203に購入価格等を入力してポイントを演算し、演算したポイントをサーバ202、端末201、インターネット1、端末101経由でサーバ102に送信して登録する。
【0024】
なお、図8では、キャンペーン企業200及び広告企業300としてそれぞれ1つを示しているが、複数企業であっても良い。また、サーバ202はメール受信サーバ(2021)、データベースサーバ(2022)、メール送信サーバ(2023)を有している。
【0025】
キャンペーン企業200の端末201と顧客の携帯電話との間では、キャンペーン企業200の店舗が備え付けているサイトスティック30を携帯電話に装填することによって、キャンペーン企業200のサーバ202と携帯電話との間でメールの自動通信が行われる。自動通信によって顧客の携帯電話には来店に対するポイントがサーバ102に蓄積され、商品等を購入した場合には、ポイント端末機203を介してポイントが演算されてサーバ102に送信される。顧客は蓄積されたポイントを携帯電話で商品、クーポン券、ゲーム等から選んで自由に利用することができ、消費したポイントは蓄積値から自動的に減算され、サーバ102に登録されるようになっている。顧客が店から出るときには、携帯電話からサイトスティック30を取り外して店に返却する。
【0026】
図9はサイトスティック30の内部構成例を示しており、全体を制御するCPU31は制御プログラムを格納したROM36に接続されており、CPU31には、携帯電話との着脱を検知する着脱検知部32と、アドレス設定部33Aで設定されたアドレスにメールを送信するメール送信部33と、メールを受信するメール受信部34と、ポイント演算等の作業を行う作業用メモリ35と、携帯電話との接続で各種データを送受信するインタフェース37と、送受信回数を計数する送受信回数計数カウンタ38とが接続されている。また、CPU31には、ポイントの利用を実行するポイント交換ツールT31、キャンペーン情報を与えるキャンペーン情報ツールT32、ゲームを実行するゲームツールT33、クーポン券を発行するクーポン券ツールT34、占いを実行する占いツールT35が接続されている。
【0027】
このような構成において、サイトスティック30を携帯電話に装填すると、これが着脱検知部32で検知され、サーバ202から送信された送信先アドレスをメール受信部34を介して受信し、アドレス設定部33Aで設定されたアドレス(本例ではサーバ202)にメール送信部33からメールが自動送信される。その際、図10に示すようにサイトスティック30を装填した携帯電話の番号N1と、個々のサイトスティックID番号及び送信計数値を暗号化した番号N2とを本文に付して送信する。携帯電話からメール送信後、サーバ202で情報を認識してポイントを付加すると共に、図11に示すようにポイントの特典と交換可能情報を個々のMyURLを付けて携帯電話に返信する。
【0028】
図12は、事業主体100とキャンペーン企業200との間で、各端末101、201及びインターネット1を介して行うキャンペーンカード10の作成工程を示しており、先ず広範な広告を必要とする自動車、化粧品、薬、日常雑貨、飲食品等の広告企業300を事業主体100がキャンペーン企業200に紹介することにより、紹介手数料が得られるように広告企業300と事業主体100とが契約する紹介手数料契約工程(ステップS1)を実施する。この紹介手数料契約工程では、事業主体100の端末101と広告企業300の端末301との間でインターネット1を介してオンラインで行う。その際、契約のドラフトはメールで確認するが、最終的な契約は書面にて作成し、両者が保持する。
【0029】
次に上記紹介手数料契約工程の契約に基づき、事業主体100が企画するキャンペーンに無料でタイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン企業200とタイアップキャンペーン契約をするタイアップキャンペーン契約工程(ステップS2)を行う。このタイアップキャンペーン契約工程は、事業主体100の端末101と、キャンペーン企業200の端末201との間でインターネット1を介してオンラインで行う。この場合も契約のドラフトはメールで確認するが、最終的な契約は書面にて作成し、両者が保持する。
【0030】
次のカード作成工程(ステップS3)で、上述のような紹介手数料契約工程(ステップS1)の契約に基づき、顧客に無料で若しくは抽選で携帯電話、テレビ、カメラ、パソコン等の景品若しくは賞品を提供するキャンペーン広告と、タイアップキャンペーン契約工程(ステップS2)の契約に基づき、タイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン企業300のタイアップキャンペーン広告とを印刷したキャンペーンカード10を作成する。このカード作成工程(ステップS3)で作成するキャンペーンカード10は、図13に示すように、葉書となるカード本体と、このカード本体の表面に事業主体100へ郵送することができるように印刷された事業主体の住所、名称等の連絡先、キャンペーン名及び加入者の住所、氏名等の加入者名等の記入欄とが設けられ、カード本体の裏面には図14に示すように、加入者に無料で提供するキャンペーン広告及びタイアップキャンペーン広告が印刷されている。なお、キャンペーン広告はキャンペーン期間、無料で取得できる情報、抽選で提供される景品等の情報、応募方法、当選発表等であり、タイアップキャンペーン広告はタイアップするレストラン、カラオケ店、商店等の名称、必要に応じて該タイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン情報等である。
【0031】
次の配布工程(ステップS4)では、カード作成工程(ステップS3)で作成されたキャンペーンカード10を少なくともタイアップキャンペーン契約をしたレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン企業300で配布し、この配布工程は来店した顧客に直接手渡ししたり、カウンターやテーブルに自由に取れるように設置して行う。キャンペーンカード10は、後述するキャンペーン設置ボード(40)から顧客が自由に取ることができるように設けても良い。
【0032】
図15は事業主体100、キャンペーン企業200及び広告企業300間の通信タイミングを時系列で示しており、事業主体100は先ずキャンペーン企業200に対して、端末101、201及びインターネット1を介してキャンペーンの企画を打診する(ステップS10)。この打診に対して、キャンペーン企業200がその企画を持っていない場合には(ステップS11)、その旨の通知を事業主体100に対して行い(ステップS12)、事業主体100は次のキャンペーン企業200に対して同様の打診を行う(ステップS13)。
【0033】
キャンペーン企画の打診に対して、キャンペーン企業200がキャンペーンの企画を有していたり予定がある場合には(ステップS11)、キャンペーン企業200は事業主体100に対して企画立案の依頼を行い(ステップS14)、事業主体100とキャンペーン企業200とは契約を結び(ステップS15)、事業主体100は内容を検討すると共に企画案を作成し(ステップS16)、その企画案をキャンペーン企業200に送信する(ステップS17)。キャンペーン企業200は送信された企画案を検討し、その内容でオーケーか否かを判定し(ステップS20)、NGの場合には上記ステップS16にリターンし、上記動作を繰返す。また、送信された企画案でオーケーの場合には、確定して良いことを事業主体100に送信し(ステップS21)、これにより事業主体100は広告企業300に対して、キャンペーン企画の通知と共に広告の予定を打診する(ステップS22)。
【0034】
そして、事業主体100からの打診に対して、広告企業300が広告の予定を有していない場合には(ステップS23)、広告予定のないことを事業主体100に通知し(ステップS24)、事業主体100は次の広告企業300に対して上記同様の打診を行う(ステップS25)。事業主体100からの広告予定の打診に対して予定がある場合には、当該広告企業は広告掲載の依頼を事業主体100に送信し(ステップS26)、事業主体100と広告企業300との間で契約を取り交わす(ステップS27)。この契約に基づき、事業主体100は広告内容を企画して検討すると共に(ステップS30)、当該広告企業に相応しい企画案を作成して広告企業に送信する(ステップS31)。広告企業300は送信された企画案でオーケーか否かを判定し(ステップS32)、NGの場合には修正企画案を事業主体100に送信し(ステップS33)、上記動作を繰返す。広告企業300にとって、送信された企画案がオーケーの場合には、その企画案が確定したことを事業主体100に通知し(ステップS34)、この確定された企画案に基づいて事業主体100はキャンペーンカード10を印刷(作成)する(ステップS35)。事業主体100は印刷したキャンペーンカード10をキャンペーン企業200に搬送し(ステップS36)、キャンペーン企業200は来店した顧客にキャンペーンカード10を配布する(ステップS37)。
【0035】
上述のように、本発明のタイアップキャンペーン方法にあっては、タイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン企業200は事業主体100とタイアップキャンペーン契約を行うだけで、キャペーンカード10等を作成することなく自社製品やサービスのキャンペーンを行うことができる。
【0036】
カード作成工程では、図16に示すようにカード本体の表面にアンケート欄11を印刷したキャンペーンカード10を作成しても良い。このようなキャンペーンカード10を作成してタイアップキャンペーンを行うことにより、キャンペーンに並行してアンケートを実施することができる。このようなアンケートにより、今後のアプローチのための顧客データを収集することができる。また、カード本体の表面にキャンペーンの問い合わせ先を印刷すると共に、タイアップ店が提供した景品や賞品を入れたキャンペーン広告を印刷したキャンペーンカード10を作成するようにしても良い。更に、タイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン広告、加入者の住所、氏名、メールアドレス等の記入欄、抽選で提供する商品等のアンケート記入欄を印刷したキャペーンカード10を作成するようにしても良い。このようなタイアップキャンペーン方法を行うことにより、より低コストでタイアップキャペーンを行うことができると共に、抽選で提供する景品や賞品等のアンケートも同時に行うことができる。
【0037】
上述のようにして作成されたキャンペーンカード10は、キャンペーン企業200に来店した顧客に渡され、顧客が必要事項を記入した後に回収ボックス20に回収される。回収ボックス20は店舗のフロアー等に設置されており、回収ボックス20に回収されたキャンペーンカード10は、事業主体100が宅配業者等に依頼して回収する。事業主体100は回収したキャンペーンカード10のアンケート等のデータを整理し、整理されたデータをサーバ102に入力してデータ蓄積する。蓄積されたデータを更に分類し、分類に従ってDM、メールマガジンの発行、地図プロット、アンケート集計等のプロモーションサービス(150)を行う。プロモーションサービスはノーリスク・ハイリピートの集客システムであり、懸賞キャンペーンやアンケートキャンペーンによる顧客とのきっかけ作りの機能を果たしている。
【0038】
上述のようにしてプロモーションサービスを受けた顧客は、再度キャンペーン企業200に来店するが、そのときのサーバ202と携帯電話の動作を、図17のシステム構成例及び図18のフローチャートを参照して説明する。
【0039】
サーバ202は図17に示すようにメール受信サーバ2021、データベースサーバ2022及びメール送信サーバ2023を具備しており、携帯電話の端子部には、図19に示すようにサイトスティック30が装填されるようになっている。サイトスティック30とメール受信サーバ2021との間で端末ID及び電話番号を介して自動メール送信が行われ(図10、図11参照)、受信データはデータベースサーバ2022に格納され、携帯電話へのメールはメール送信サーバ2023より送信され、メール受信部34を経て取込まれるようになっている。その際。メール送信サーバ2023からサーバ102に登録されている当該顧客の現在ポイント数がデータベースサーバ2022から読み出されて、メールで携帯電話に送信される。
【0040】
先ず、来店した顧客の本システムへの会員登録の動作を、図20のフローチャートを参照して説明する。サイトスティック30を携帯電話に装填すると、メール送信部33からメール受信サーバ2021に空メールが自動送信され(ステップS40)、登録URLを記述した会員登録メールが空メールのアドレスにメール送信サーバ2023を介して返信される(ステップS41)。携帯電話はメール送信部34を介して会員登録メールを受信し、メール内の会員登録ページURLをクリックし(ステップS42)、入力キーから会員登録フォームを入力し(ステップS43)、フォーム入力、会員登録ボタンをクリックする(ステップS44)。会員登録の際に顧客が入力する情報は、氏名、PCアドレス、パスワード、生年月日、ニックネーム、自宅電話番号、性別、住所等であり、サイトスティック30により得た情報を受信と同時に自動的に次のような情報と紐付けする。即ち、携帯電話番号、携帯電話アドレス、MID、登録日、端末ID、端末タイプ、端末情報、携帯配信フラグ、PC配信フラグ、店舗番号、来店回数、コメント、削除項目等である。これら情報が、顧客の入力情報と紐付けされる。このように紐付けされた会員データがデータベースサーバ2022に登録され、本システムへの会員登録が完了する。
【0041】
上述のような会員登録完了後、若しくは登録後に顧客が携帯電話を持って来店し(ステップS50)、キャンペーン企業200の顧客フロアー等に設置されているキャンペーン設置ボード40からサイトスティック30を取出し(ステップS51)、図19に示すように携帯電話の端子部にサイトスティック30を装填する(ステップS52)。サイトスティック30の装填によって、携帯電話からキャンペーン企業200のサーバ202(メール受信サーバ2021)に自動的にメールが送信される(ステップS53)。つまり、携帯電話からサーバ202のモバイル特定のメールアドレスにメールを自動送信する(図10参照)。このメールに対して、サーバ202は当該顧客が所定期間(例えば1日)内での最初の来店であるか否かを判定する(ステップS54)。そして、所定期間内での最初の来店であれば来店に基づく来店ポイントを発生(例えば1ポイント)して加算し(ステップS55)、その加算結果を図21で示すような文面と共に、メール送信サーバ2023よりメールで携帯電話に通知し(ステップS56)、ポイント等を表示する(ステップS57)。即ち、図21(A)の送信メールに対して、図21(B)の入力画面に従って名前及び郵便番号を入力することによって、図21(C)のポイント通知画面となる。その後若しくは最初の来店ではないときには商品の購入があるか否かを判定する(ステップS60)。2回目以降の返信メールは例えば図22に示すように、現在ポイントと交換可能な商品を表示して送信する。
【0042】
また、会員となっている顧客に予めキーワード「○○○」を通知しておき、その通知されたキーワード「○○○」を送信した場合には、特典としてポイントを倍増付与することも可能である。商品を購入した場合には、ポイント端末機203で購入額や来店数等を入力することによってポイントを演算し(ステップS61)、当該演算で求められたポイントをサーバ102の蓄積値に加算し(ステップS62)、この加算結果を携帯電話に通知して(ステップS63)、図21のような手法でポイント等を表示する(ステップS64)。その際、ポイント数に応じた内容のメールを携帯電話に送信することで、各顧客に対応したプロモーションを展開することができる。例えば「Point Get! あと3ポイントで10%引き!」、「お誕生日おめでとうございます! 本日から3日以内にご来店でプレゼントを差し上げます」といったメールを送信する。
【0043】
携帯電話ではサーバ202から通知された合計ポイントを表示するが(ステップS64)、ポイントを利用しない場合にはそのまま終了となる。ポイントを利用する場合には、ポイント利用のルーティンに移行する(ステップS65、S100)。また、上記ステップS60で商品を購入しない場合にも終了となる。
【0044】
図23のフローチャートは、サイトスティック30を装填したときの携帯電話によるポイント利用(消費)の動作例を示しており、メール受信部34を介してポイントを受信して(ステップS80)、そのポイント情報等を携帯電話の画面に図24(A)に示すように表示する(ステップS81)。顧客はその画面を見てポイント利用の指示を行うが(ステップS82)、その指示により図24(B)に示すように設定されている利用可能アイテムの一覧が表示される(ステップS83)。本発明での利用可能アイテムは、ポイント交換ツールT31、キャンペーン情報ツールT32、ゲームツールT33、クーポン券ツールT34及び占いツールT35となっているが、図24(B)の画面では占いツールT35は省略されている。なお、上記ステップS82でポイント利用の指示を行わない場合、所定時間経過後に自動的に終了となる(ステップS84)。
【0045】
図24(B)のアイテム画面で例えばアイテム「1.ポイント交換」を指示すると、同図(D)のポイント交換画面となり、「交換」ボタンを指示することによって交換手続きとなり、「クーポン券商品一覧」を指示するとクーポン券商品の一覧が表示される。また、図24(B)のアイテム画面で例えばアイテム「4.クーポン券」を指示すると、同図(C)のポイント交換画面となり、「クーポン券商品一覧」ボタンを指示することによりクーポン券商品の一覧が表示される。クーポン券商品の一覧の中から所望のクーポン券を指示する。
【0046】
図25及び図26はポイント利用の動作例を示しており、先ず獲得したポイントを携帯電話の画面に表示し(ステップS100)、ポイントを利用するか否かを顧客に問合せ(ステップS101)、利用しない場合には利用しないことを指示することにより(ステップS102)、終了となる。また、ポイントを利用する場合には、ポイントを利用することを指示し(ステップS103)、現在のポイントで利用可能なアイテムを図24(B)のように表示する(ステップS104)。
【0047】
次に、ポイント交換か否かを判定し(ステップS110)、ポイント交換の場合にはポイント交換の指示を行い(ステップS111)、消費(利用)するポイント数を入力することにより(ステップS112)、プリンタ39から引換券が発行される(ステップS113)。その後、消費したポイントが減算され(ステップS114)、オーケーか否かを確認し(ステップS115)、オーケーでない場合には上記ステップS111にリターンする。
【0048】
上記ステップS115でオーケーの場合には、キャンペーン情報か否かを判定し(ステップS120)、キャンペーン情報の場合にはキャンペーン情報の指示を行い(ステップS121)、これによりキャンペーン情報に関するジャンルが表示される(ステップS122)。所望のジャンルを指示することにより(ステップS123)、当該キャンペーン情報が表示され(ステップS124)、消費したポイントが減算され(ステップS125)、オーケーか否かを確認し(ステップS126)、オーケーでない場合には上記ステップS122にリターンする。
【0049】
上記ステップS126でオーケーの場合には、ゲームか否かを判定し(ステップS130)、ゲームの場合にはゲームの種類を表示し(ステップS131)、所望のゲーム種類を指示することにより(ステップS132)、当該ゲームが開始示され(ステップS133)、消費したポイントが減算され(ステップS134)、オーケーか否かを確認し(ステップS135)、オーケーでない場合には上記ステップS131にリターンする。
【0050】
上記ステップS135でオーケーの場合には、更にクーポン券か否かを判定し(ステップS140)、クーポン券の場合にはクーポン券商品の一覧が表示される(ステップS141)。所望の商品を指示することにより(ステップS142)、当該商品に関する引換券がプリンタ39から発行され(ステップS143)、消費したポイントが減算され(ステップS144)、オーケーか否かを確認し(ステップS145)、オーケーでない場合には上記ステップS141にリターンする。
【0051】
上記ステップS145でオーケーの場合には、占いか否かを判定し(ステップS150)、占いの場合には占いの種類を表示し(ステップS151)、所望の占い種類を指示することにより(ステップS152)、当該占いが開始示され(ステップS153)、消費したポイントが減算され(ステップS154)、オーケーか否かを確認し(ステップS155)、オーケーでない場合には上記ステップS151にリターンする。
【0052】
次に、キャンペーン企業200が店舗等に備え付けるキャンペーンカード10や、サイトスティック30等を取付けるキャンペーン設置ボード40について説明する。
【0053】
図27はキャンペーン設置ボード40の本体となる網什器41であり、2本の支柱41A,41Bに網42が方形状に張られており、網42に図28に示すようにキャンペーンポスター43が貼設される。図29(A)に示すようなキャンペーンカード10を収納しておくための箱状のカード容器44と、携帯電話に装填して利用する図29(B)に示すようなサイトスティック30と、サイトスティック30を収納しておくための図29(C)に示すようなサイトスティック容器45と、サイトスティック30を網42に固定し、サイトスティック容器45に収納しておくための図29(D)に示すようなサイトスティック用コード46とが図28に示すように網42の下方に装填され、網什器41が顧客フロアー等に立位状に設置される。なお、応募箱48はサイトスティック30が故障したとき等に、顧客が用紙に氏名、電話番号等を記入して投函するためのものである。
【0054】
店舗に来店した顧客は、図28に示すように設置されているキャンペーンポスター43を見て、興味を抱けばキャンペーンカード10をカード容器44から取出し、キャンペーンカード10に必要な記入を行って回収ボックス20(図示せず)に投入する。また、会員になっている顧客はサイトスティック30をサイトスティック容器45から取出して携帯電話に装填し、これによりキャンペーン企業200のサーバ202と自動送受信が行われる。
【0055】
図30はキャンペーン設置ボード40の他の例を示しており、上部に取付けられた紐(チェーン等も可)48で顧客ホールの壁等に吊るされる形態となっている。即ち、図31に示すような矩形状の額縁47の全面にキャンペーンポスター43がピン等で貼設され、額縁47の下辺にカード容器44、サイトスティック容器45等が図32に示されるように係合されて取付けられる。このような構造でも、上述同様な機能を果たすことができる。
【0056】
本発明のポイント取引システムは図33に示すように、キャンペーン企業200としての加盟店210、211において、携帯電話を利用したポイントカードのカード会員(顧客)220が異なる加盟店210、211でそれぞれ商品X,Yを購入し(又はサービスの提供を受けた際に)、それぞれの加盟店210,211で発生したポイントP1,P2を会員毎に集計し、いずれの加盟店でも利用可能としたポイント取引システムである。つまり、相互に互換性を有している。ポイントカードのポイントP1,P2はインターネット1を介して事業主体100に設置されているサーバ102で管理され、蓄積されたポイントP3は顧客220が自由に選択して利用できるようになっている。
【0057】
図34はサーバ102の詳細を示しており、サーバ102は、インターネット1を介して各加盟店210,211に設置された加盟店端末2021,2022にそれぞれ接続するポイント取引センターとしてのポイント情報を管理している。インターネット1は専用的通信網、情報端末用通信網等でも良い。
【0058】
サーバ102には全体の制御を行う制御手段(CPU)1021、データ処理や各種データ記憶のための記憶手段(RAM)1022が備えられ、制御手段1021には入力制御手段1023、出力制御手段1024及びメインプログラム(ROM)1025が接続され、記憶手段1022には会員情報データベース1026−10Aに関連付けられた会員情報登録手段1026−10、加盟店情報データベース1026−11Aに関連付けられた加盟店情報登録手段1026−11、利用情報データベース1026−12Aに関連付けられた利用情報登録手段1026−12、ポイント情報データベース1026−13Aに関連付けられたポイント管理手段1026−13、ポイント交換データベース1026−14Aに関連付けられたポイント交換手段1026−14、加盟店端末がサーバにアクセスした場合、加盟店独自の識別番号、IDやカード会員ID等を認証する認証手段1026−15が含まれている。
【0059】
会員情報登録手段1026−10は、異なる加盟店の加盟店端末から送信される会員情報を会員情報データベース1026−10Aに登録する機能を有し、加盟店情報登録手段1026−11は参加を希望する加盟店の情報を加盟店情報データベース1026−11Aに登録する機能を有する。また、利用情報登録手段1026−12は加盟店端末から送信された利用情報を利用情報データベース1026−12Aに登録する機能を有し、ポイント管理手段1026−13は会員情報データベース1026−13A、加盟店情報データベース1026−11A及び利用情報データベース1026−12Aの各情報に関連付けて、会員毎に集計したポイント更新情報をポイント情報データベース1026−13Aに登録する機能を有する。更に、ポイント交換手段1026−14は顧客(会員)が、自己が保有するポイントを利用して、加盟店又は利用可能な商取引で商品やサービス等に交換した場合は、交換情報に基づいてポイント交換データベース1026−14Aに登録すると共に、ポイント情報データベース1026−13Aのポイント情報を更新する。
【0060】
加盟店情報データベース1026−11Aには、サーバ102が割り当てた加盟店識別番号、加盟店ID、URL、加盟店名、住所、電話番号、FAX番号等の加盟店情報が登録される。なお、参加希望の加盟店は加盟店情報登録画面に必要な情報を入力し、その後にインターネット1を介してサーバに送信する。
【0061】
利用情報データベース1026−12Aには、顧客が加盟店で実際に商品を購入、或いはサービスに対する対価を支払った等の契約日、値段、ポイント数等を含む利用情報が登録され、この利用情報に基づいたポイント数の合計をポイント情報データベース1026−13Aに蓄積する。
【0062】
このような構成において、顧客は異なる加盟店毎又は共通の所定申込書に所要事項を記入することによって新規の会員になることができる。顧客220が加盟店210,211で商品X,Yを購入した場合に、それぞれの加盟店210,211で商品X,Yに相当するポイントが発生し、顧客220にポイントを進呈すると同時に、顧客情報や購買情報、ポイント情報等の利用情報がインターネット1を介してサーバ102に送信される。サーバ102では受信した利用情報を、制御手段1021を介して記憶手段1022に格納する。この際、サーバ102は利用情報に基づいて加盟店及び会員を認証手段1026−15等を介して認証する。異なる加盟店が会員220にポイントを進呈する場合、商品X,Yに相当する又は加盟店の所定のポイントが顧客に付与される。この付与されたポイントはポイント管理手段1026−13を介して、レシートやポイントカードにポイント数が印字されているので、容易にポイント数を確認することができる。
【0063】
サーバ102は加盟店の加盟店端末から利用情報を受信すると利用情報データベース1026−12Aに格納し、ポイント管理手段1026−13を介して顧客に付与したポイント数を、各加盟店のポイント数の合計の状態で、利用情報、会員情報、加盟店情報等に関連付けてポイント情報データベース1026−13Aに新しいポイント情報を統合的に蓄積する。サーバ102は会員情報、加盟店情報等を相互に利用し、利用情報との正誤を識別し、ポイントを合計し、ポイント情報がポイント情報データベース1026−13Aに更新登録されていくので、カード会員が異なる加盟店で取引をしても氏名、生年月日、性別等が一致しているので、ポイント数を管理取引することができる。
【0064】
図35はポイント端末機203の外観を示しており、キャンペーン企業200のレジ等に置かれており、店員が購入商品の価格、来店数等を入力することによってポイントを演算するようになっている。また、プリンタ(図示せず)と連動して、必要な情報を印字出力するようになっている。
【0065】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の統合電子商取引システムによれば、広範な広告を必要とする広告企業をキャンペーン企業に事業主体(企画代理店)が紹介することにより、事業主体は広告企業から紹介手数料が得られるので、タイアップキャンペーンのタイアップするレストラン、カラオケ店、商店等はキャンペーンカードの作成や費用を使わなくてもタイアップキャンペーンを行うことができる。従って、経済的にキャンペーンを行うことができる。その際、タイアップキャンペーンの連絡先は事業主体であるので、タイアップキャンペーンの当事者はキャンペーンの問い合わせ等の手数が不要で、気軽に行うことができる。
【0066】
本発明によれば、One to OneマーケティングによりいわゆるOnly One情報の提供が可能であり、会員毎のメリットに沿った景品やイベントを提供できると共に、自分のポイントを貯めるために楽しみを持って来店するようになる。会員1人1人に合った情報配信であるため反応が高く、1人1人のポイントに応じたアプローチで心に残る情報を提供できる。
【0067】
また、従来のようにポイントカードを発行するのではなく、携帯電話を利用してポイントを管理すると共に、ポイントの増減ゲームで参加するようにしているので、ポインカードの如く忘れることがなく、単調に集めるだけでなく、ポイント増減ゲームに参加できるので、ポイントを獲得する楽しみが増加する。来店に対してポイントが加算されるので、来店するメリットを最大限に生かせることが可能である。顧客が楽しみを持って来店するので、キャンペーン企業に通う習慣付けができ、リピート顧客獲得といった効果がある。
【0068】
ポイントをサーバで管理しているので、ポイント数に応じて顧客毎に適切なメールを送信でき、来店するきっかけの提供を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の流れを示す図である。
【図2】データ整理とデータ入力の結果を示す画面例である。
【図3】データ分類例を示す画面例である。
【図4】分類データを顧客要望に分類する様子を示す画面図である。
【図5】分類データを顧客要望に分類する様子を示す画面図である。
【図6】メール文例を示す図である。
【図7】メール文例を示す図である。
【図8】本発明の全体のシステム構成例を示すブロック図である。
【図9】サイトスティックの内部構成例を示すブロック図である。
【図10】メール送信画面例を示す図である。
【図11】メール送信画面例を示す図である。
【図12】キャンペーンカード作成工程を示すフローチャートである。
【図13】キャンペーンカード(表面)の一例を示す図である。
【図14】キャンペーンカード(裏面)の一例を示す図である。
【図15】キャンペーンカード作成工程を示すタイミングチャートである。
【図16】キャンペーンカードの他の例を示す図である。
【図17】サイトスティックとサーバとの間のシステム構成例を示すブロック図である。
【図18】キャンペーン企業と顧客との間の通信例を示すフローチャートである。
【図19】サイトスティックの携帯電話への装填の様子を示す図である。
【図20】会員登録の動作例を示すフローチャートである。
【図21】初回の返信メールの画面例を示す図である。
【図22】2回目以降の返信メールの一例を示す図である。
【図23】ポイント利用の動作例を示すフローチャートである。
【図24】ポイント利用の一例(ポイント交換)を説明するための画面図である。
【図25】ポイント利用の動作例を示すフローチャートの一部である。
【図26】ポイント利用の動作例を示すフローチャートの一部である。
【図27】網什器の一例を示す図である。
【図28】サイトスティック設置ボードの一例を示す外観図である。
【図29】葉書入れ、サイトスティック入れ、サイトスティック用コード、サイトスティックの一例を示す図である。
【図30】キャンペーン設置ボードの他の例を示す外観図である。
【図31】キャンペーン設置ボードに用いる額縁の一例を示す図である。
【図32】額縁への装填例を示す図である。
【図33】本発明の統合的ポイント取引システムの概要を示す図である。
【図34】サーバの詳細を示すブロック図である。
【図35】ポイント端末機の一例を示す外観図である。
【符号の説明】
1 インターネット
10 キャンペーンカード
20 回収ボックス
30 サイトスティック(自動メール送受信装置)
40 キャンペーン設置ボード
100 事業主体(企画代理店)
110 データ整理
120 データ入力
140 データ分類
200 キャンペーン企業
300 広告企業
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等の通信ネットワークと携帯電話を用いてプロモーションサービスからマーケティングサービスといった統合的な電子情報手法によって販促効果を高め、顧客の購買意欲を増進させることによって固定客を増加すると共に、新規顧客を獲得し、結果的に商取引を拡大するようにした統合電子商取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来商取引の拡大や販促のために企業(例えばハンバーガーショップやビデオショップ)がキャンペーンを催すことも多く、企画代理店等とタイアップキャンペーンを行う場合、キャンペーン会社がタイアップしてもらえる会社等から景品の提供を受けて行っている。従来のタイアップキャンペーンは、キャンペーン会社とタイアップする会社等が費用を負担すると共に、景品や商品等を提供しなければならないという欠点があった。
【0003】
そのため、タイアップキャンペーンを行う企画を企画代理店が行い、タイアップする会社や商店には何らの負担をかけることなく、タイアップキャンペーンカードを配布することができるタイアップキャンペーン方法が提案されている(特開2001−296825:特許文献1)。
【0004】
また、従来インターネット等の通信ネットワークを用いて、販売者が商品の情報を提供し、購入者がその商品の情報を見て、商品を購入することができるオンラインショッピングが実施されており、通信ネットワークを用いて様々な情報(コンテンツ)を有料で提供するサービス等も実施されている。このようなオンラインショッピングでは、商品の価格は販売者から一方的に設定され、これらは一般に定価である。よって、実際の販売で行われている問屋等の大量購入による値引き、競売等の価格の交渉が可能な取引の実現がオンライン上では困難であった。また、コンテンツの売買においても、その価格は、コンテンツの提供者により一方的に設定されており、コンテンツの適正な対価の追求が困難であった。
【0005】
そのため、価格等の交渉の仲介をする公証機関を設け、種々の販売方法を実施可能とした電子取引システムが提案されている(特開平10−320470:特許文献2)。
【0006】
更に、商品を購入した場合やサービスの提供を受けた場合、ポイントを付与して購買意欲を増長することも行われているが、ポイントの特典が企業毎に異なっていると共に、ポイントカードを発行して管理している。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−296825
【0008】
【特許文献2】
特開平10−320470
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示されているタイアップキャンペーン方法は、紹介手数料契約工程、タイアップキャンペーン契約工程、カード作成工程及び配布工程を順次実施することのみを開示しており、インターネット等の電子情報システムを全く利用していないという問題がある。そのため、全ての工程が電話やFAX等のオフライン的な処理で進められており、経済的時間的に非効率的なものである。
【0010】
また、特許文献2で提案されている電子取引システムでは、交渉の仲介をする公証機関を設けているが、商取引の拡大に繋がるプロモーション機能等は含まれておらず、より実践的で効果的なビジネス方法の出現が望まれている。
【0011】
更に、従来のポイントシステムではポイントカード(リライトカード、スタンプカード)を常に持ち歩かなくてはならず、ポイントの特典を持って再来店することが少なかった。ポイントカードを持ち歩かない場合には、購買の都度新規発行することも多く、カード発行のための経費が余分にかかってしまうという問題もある。
【0012】
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、電子情報システムを利用したプロモーションサービスやマーケティングサービスを含み、顧客がポイントを獲得する楽しみを増加し、ポイントの利用や獲得を企業間で相互に可能にすると共に、身近な携帯電話を利用した統合電子商取引システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は統合電子商取引システムに関し、本発明の上記目的は、事業主体とキャンペーン企業との間で通信ネットワークを用いてキャンペーンカードを作成し、来店した顧客に前記キャンペーンカードを渡して必要な情報を記入し、前記キャンペーンカードの記入データを整理して前記顧客へアプローチ手法で再来店を促し、再来店した顧客の携帯電話と前記キャンペーン企業のサーバとの間のメール通信でポイントを加算することによって達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の統合電子商取引システムによれば、身近な通信ネットワークと携帯電話を利用したビジネス拡張方法となっており、例えば週1回の来店者には、更に満足させるプロモーションを企画してコア層にシフトさせ、例えば2ヶ月に1回の来店者には月1回位の来店を月1回の来店にシフトさせ、数ヶ月に1回の来店者には、最低でも月1回の来店へシフトさせることが可能となる。このように、顧客が再来店するようなプロモーションサービスやマーケティングサービスを、電子情報システムを用いて顧客毎に整理して実施しているので、キャンペーン企業の一見的な顧客に強力なアピールをして固定客にし、固定客を増加して商取引の拡大を図ることができる。
【0015】
また、従来のように手持ちのポイントカードを発行するのではなく、携帯電話を利用してポイントを電子的に管理すると共に、ポイントの増減管理や利用を異なる企業間も可能としているので、ポインカードの如く忘れることがなく、単調に集めるだけでなく、ポイントを常時選択的に利用できるので、商品等を購入してポイントを獲得する楽しみが増加する。また、来店に対してもポイントが加算されるので、来店するメリットを最大限に生かせることが可能である。顧客が楽しみを持って来店するので、キャンペーン企業に通う習慣付けができ、リピート顧客獲得といった効果がある。
【0016】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明のシステム形態の一例をブロックの流れで示しており、事業主体(企画代理店)100とキャンペーン企業200との間でe−メール(面談、電話、FAX等の利用も可)を使用して相互通信することによりキャンペーンの企画を立案、決定し、その企画決定に基づいて事業主体100はキャンペーン企業のためのキャンペーンカード10を作成し、作成したキャンペーンカード10をキャンペーン企業200に渡す。キャンペーンカード10には予め契約した広告企業の名前、商品等が広告として印刷されており、キャンペーンカード10の企画や作成に対してキャンペーン企業200は一切の費用を負担しないようになっている。そして、キャンペーン企業200は来店した顧客にキャンペーンカード10を渡し、顧客(#1〜#n)はそのキャンペーンカード10に応募して必要な事項を記入して店頭、フロアー等に設置されている回収ボックス20に投入する。多数の顧客のキャンペーンカード10が回収ボックス20に回収されると、事業主体100は宅配業者等に依頼して回収ボックス20に投入されている多数枚のキャンペーンカード10を回収する。かかるキャンペーンカード10の回収を、各店舗について実施する。
【0018】
事業主体100は、回収したキャンペーンカード10の記入事項を見ながらデータ整理(110)すると共に、パソコン等の端末からデータ入力(120)する。データ整理(110)は、懸賞キャンペーンで獲得したデータと企業の既存データベースとを合わせる作業であり、データ未入力の記入用紙があればオペレータ等が適宜データ入力(120)し、同様に既存データベースに合わせてデータをまとめ、その後データ分類し易いように各項目を統一して自動設定し、その順番に並び替える。このようにして多数の顧客のデータを整理してデータ入力し、サーバの記憶手段にデータ蓄積(130)し、プロモーションサービスに適した内容にデータ分類(140)する。図2はデータ整理とデータ入力の結果を示す画面例であり、データ整理(110)では、テキストでスペースを用いて区切り、羅列されているだけの状態となっている。このような状態から、スペースの区切りに対して各タイトル(性別、氏名、郵便番号、都道府県、住所、電話番号、携帯電話番号、職業、店舗番号等)、リストナンバーを付けてデータ整理分類(140)し、例えば図3のような分類データとする。
【0019】
その後、顧客への積極的なアプローチ手法(150)で、再来店を促進してキャンペーン企業200の価値を向上するダイレクトメール(DM)とメールマガジン発行支援を行い、更に顧客満足の追及と顧客ニーズの分析を行い、新規顧客の獲得を行うための地図プロットとアンケート集計とを顧客に対して実施する。DMは幅広いターゲット層にアプローチを可能とし、クーポンを使用した再来店を支援するものであり、メールマガジンの発行は0からの立ち上げ支援、クーポンを使用した再来店支援、レスポンスの早いOne to Oneマーケティング、モバイル販促ツール等である。また、地図プロットは来店地域の地理的調査、属性比較、商圏分析のために行うものであり、アンケート集計は来店者の属性(年齢、性別、職業等)の把握、次フェイズの戦略設計等のために実施する。
【0020】
データ分類(140)のデータは図3のようになっており、このデータを顧客の要望に合わせて分類するが、その際、図4のように元データを例えば都道府県に従ってA,B,Cに振分け、例えば図5のようにAはAだけのシートに、BはBだけのシートに、CはCだけのシートに分ける。このようにデータを顧客要望に合わせた形態で各シートに振分けるようにしているので、One to Oneマーケティングに適したデータを作成することができる。
【0021】
One to Oneマーケティングは1人1人に合わせたメールの配信内容であり、例えば月に1回しか来店しない人と、月に5回来店している人とではアプローチする配信文面が異なる。図6は月1回の顧客へのメール文例を示し、特典付与を前面に出し、きっかけを与えた後の情報掲示を行うようになっている。また、図7は月5回の顧客へのメール文例を示し、情報掲示後、お得意様特典として掲示するようになっている。このように来店回数や獲得している顧客データを基に、個人の状態に合わせてメール配信する。また、メールマガジンの発行はフルサポート支援になっており、メールマガジンを発行する際の配信用サーバ、データ管理用サーバ、配信用ドメイン取得、管理者画面の用意から配信方法のプランニング、配信文面作成、配信に付随する設定、実際の配信に至るまで全て事業主体100で行い、キャンペーン企業200は内容を確認するだけで済む体制となっている。One to One配信を行うために既存データを各項目で分け、個別配信を可能な状態に設定する(図4、図5参照)。分ける項目は懸賞キャンペーンで獲得したデータベース若しくは既存データ、企業要望に準じる。例えば懸賞キャンペーン獲得データ例として、氏名、都道府県、住所、電話番号、既婚/未婚、性別、年齢、職業、来店店舗名、取得したアンケート項目等である。地図プロットは、懸賞キャンペーンで獲得したデータベース若しくは既存の顧客データを地図上に点、マーク等で表示するサービスであり、データベースの項目により表示する色を変えられるため、店舗を中心に、来店者層を年代別に色分けをして表示するなど様々な表示形式が可能である。
【0022】
このようなDM、メールマガジン発行支援、地図プロット、アンケート集計等を受けた顧客(#1〜#n)が携帯電話を持ってキャンペーン企業200に来店し、店舗に備え付けのサイトスティック(自動メール送受信装置)30を携帯電話に装填することによって、キャンペーン企業200のサーバ(202)と携帯電話との間で自動的にメール通信が行われると共に、商品等を購入した場合には、キャンペーン企業200のレジ等に置かれているポイント端末機でポイントシステムが起動される。キャンペーン企業200のサーバ(202)で処理されたポイントデータは、インターネット1を経て事業主体100のサーバ(102)に送信される。顧客は携帯電話を通してサーバ(102,202)に蓄積されたポイントを、商品、クーポン券、ゲーム等から選んで自由に利用することができる。ポイントカードを用いないでポイントを自由に選択して消費できるので、会員継続の価値を提供することになり、ビジネスの拡大に繋がる。
【0023】
図8は全体のシステム構成例を示しており、事業主体100及びキャンペーン企業200はそれぞれLAN構成で複数の端末(パソコン)101、201とサーバ102、202とを有し、端末同士はインターネット(通信ネットワーク)1を介して相互に接続されており、端末間通信が可能となっている。また、キャンペーンカード10に広告を掲載する広告企業300も、インターネット1に接続された端末(パソコン)301及びサーバ302を接続したLAN構成となっており、事業主体100、キャンペーン企業200及び広告企業300との間で相互に端末間通信が可能となっている。また、キャンペーン企業200のレジ等にはポイント端末機203が置かれており、来店した顧客が商品等を購入した場合にはポイント端末機203に購入価格等を入力してポイントを演算し、演算したポイントをサーバ202、端末201、インターネット1、端末101経由でサーバ102に送信して登録する。
【0024】
なお、図8では、キャンペーン企業200及び広告企業300としてそれぞれ1つを示しているが、複数企業であっても良い。また、サーバ202はメール受信サーバ(2021)、データベースサーバ(2022)、メール送信サーバ(2023)を有している。
【0025】
キャンペーン企業200の端末201と顧客の携帯電話との間では、キャンペーン企業200の店舗が備え付けているサイトスティック30を携帯電話に装填することによって、キャンペーン企業200のサーバ202と携帯電話との間でメールの自動通信が行われる。自動通信によって顧客の携帯電話には来店に対するポイントがサーバ102に蓄積され、商品等を購入した場合には、ポイント端末機203を介してポイントが演算されてサーバ102に送信される。顧客は蓄積されたポイントを携帯電話で商品、クーポン券、ゲーム等から選んで自由に利用することができ、消費したポイントは蓄積値から自動的に減算され、サーバ102に登録されるようになっている。顧客が店から出るときには、携帯電話からサイトスティック30を取り外して店に返却する。
【0026】
図9はサイトスティック30の内部構成例を示しており、全体を制御するCPU31は制御プログラムを格納したROM36に接続されており、CPU31には、携帯電話との着脱を検知する着脱検知部32と、アドレス設定部33Aで設定されたアドレスにメールを送信するメール送信部33と、メールを受信するメール受信部34と、ポイント演算等の作業を行う作業用メモリ35と、携帯電話との接続で各種データを送受信するインタフェース37と、送受信回数を計数する送受信回数計数カウンタ38とが接続されている。また、CPU31には、ポイントの利用を実行するポイント交換ツールT31、キャンペーン情報を与えるキャンペーン情報ツールT32、ゲームを実行するゲームツールT33、クーポン券を発行するクーポン券ツールT34、占いを実行する占いツールT35が接続されている。
【0027】
このような構成において、サイトスティック30を携帯電話に装填すると、これが着脱検知部32で検知され、サーバ202から送信された送信先アドレスをメール受信部34を介して受信し、アドレス設定部33Aで設定されたアドレス(本例ではサーバ202)にメール送信部33からメールが自動送信される。その際、図10に示すようにサイトスティック30を装填した携帯電話の番号N1と、個々のサイトスティックID番号及び送信計数値を暗号化した番号N2とを本文に付して送信する。携帯電話からメール送信後、サーバ202で情報を認識してポイントを付加すると共に、図11に示すようにポイントの特典と交換可能情報を個々のMyURLを付けて携帯電話に返信する。
【0028】
図12は、事業主体100とキャンペーン企業200との間で、各端末101、201及びインターネット1を介して行うキャンペーンカード10の作成工程を示しており、先ず広範な広告を必要とする自動車、化粧品、薬、日常雑貨、飲食品等の広告企業300を事業主体100がキャンペーン企業200に紹介することにより、紹介手数料が得られるように広告企業300と事業主体100とが契約する紹介手数料契約工程(ステップS1)を実施する。この紹介手数料契約工程では、事業主体100の端末101と広告企業300の端末301との間でインターネット1を介してオンラインで行う。その際、契約のドラフトはメールで確認するが、最終的な契約は書面にて作成し、両者が保持する。
【0029】
次に上記紹介手数料契約工程の契約に基づき、事業主体100が企画するキャンペーンに無料でタイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン企業200とタイアップキャンペーン契約をするタイアップキャンペーン契約工程(ステップS2)を行う。このタイアップキャンペーン契約工程は、事業主体100の端末101と、キャンペーン企業200の端末201との間でインターネット1を介してオンラインで行う。この場合も契約のドラフトはメールで確認するが、最終的な契約は書面にて作成し、両者が保持する。
【0030】
次のカード作成工程(ステップS3)で、上述のような紹介手数料契約工程(ステップS1)の契約に基づき、顧客に無料で若しくは抽選で携帯電話、テレビ、カメラ、パソコン等の景品若しくは賞品を提供するキャンペーン広告と、タイアップキャンペーン契約工程(ステップS2)の契約に基づき、タイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン企業300のタイアップキャンペーン広告とを印刷したキャンペーンカード10を作成する。このカード作成工程(ステップS3)で作成するキャンペーンカード10は、図13に示すように、葉書となるカード本体と、このカード本体の表面に事業主体100へ郵送することができるように印刷された事業主体の住所、名称等の連絡先、キャンペーン名及び加入者の住所、氏名等の加入者名等の記入欄とが設けられ、カード本体の裏面には図14に示すように、加入者に無料で提供するキャンペーン広告及びタイアップキャンペーン広告が印刷されている。なお、キャンペーン広告はキャンペーン期間、無料で取得できる情報、抽選で提供される景品等の情報、応募方法、当選発表等であり、タイアップキャンペーン広告はタイアップするレストラン、カラオケ店、商店等の名称、必要に応じて該タイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン情報等である。
【0031】
次の配布工程(ステップS4)では、カード作成工程(ステップS3)で作成されたキャンペーンカード10を少なくともタイアップキャンペーン契約をしたレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン企業300で配布し、この配布工程は来店した顧客に直接手渡ししたり、カウンターやテーブルに自由に取れるように設置して行う。キャンペーンカード10は、後述するキャンペーン設置ボード(40)から顧客が自由に取ることができるように設けても良い。
【0032】
図15は事業主体100、キャンペーン企業200及び広告企業300間の通信タイミングを時系列で示しており、事業主体100は先ずキャンペーン企業200に対して、端末101、201及びインターネット1を介してキャンペーンの企画を打診する(ステップS10)。この打診に対して、キャンペーン企業200がその企画を持っていない場合には(ステップS11)、その旨の通知を事業主体100に対して行い(ステップS12)、事業主体100は次のキャンペーン企業200に対して同様の打診を行う(ステップS13)。
【0033】
キャンペーン企画の打診に対して、キャンペーン企業200がキャンペーンの企画を有していたり予定がある場合には(ステップS11)、キャンペーン企業200は事業主体100に対して企画立案の依頼を行い(ステップS14)、事業主体100とキャンペーン企業200とは契約を結び(ステップS15)、事業主体100は内容を検討すると共に企画案を作成し(ステップS16)、その企画案をキャンペーン企業200に送信する(ステップS17)。キャンペーン企業200は送信された企画案を検討し、その内容でオーケーか否かを判定し(ステップS20)、NGの場合には上記ステップS16にリターンし、上記動作を繰返す。また、送信された企画案でオーケーの場合には、確定して良いことを事業主体100に送信し(ステップS21)、これにより事業主体100は広告企業300に対して、キャンペーン企画の通知と共に広告の予定を打診する(ステップS22)。
【0034】
そして、事業主体100からの打診に対して、広告企業300が広告の予定を有していない場合には(ステップS23)、広告予定のないことを事業主体100に通知し(ステップS24)、事業主体100は次の広告企業300に対して上記同様の打診を行う(ステップS25)。事業主体100からの広告予定の打診に対して予定がある場合には、当該広告企業は広告掲載の依頼を事業主体100に送信し(ステップS26)、事業主体100と広告企業300との間で契約を取り交わす(ステップS27)。この契約に基づき、事業主体100は広告内容を企画して検討すると共に(ステップS30)、当該広告企業に相応しい企画案を作成して広告企業に送信する(ステップS31)。広告企業300は送信された企画案でオーケーか否かを判定し(ステップS32)、NGの場合には修正企画案を事業主体100に送信し(ステップS33)、上記動作を繰返す。広告企業300にとって、送信された企画案がオーケーの場合には、その企画案が確定したことを事業主体100に通知し(ステップS34)、この確定された企画案に基づいて事業主体100はキャンペーンカード10を印刷(作成)する(ステップS35)。事業主体100は印刷したキャンペーンカード10をキャンペーン企業200に搬送し(ステップS36)、キャンペーン企業200は来店した顧客にキャンペーンカード10を配布する(ステップS37)。
【0035】
上述のように、本発明のタイアップキャンペーン方法にあっては、タイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン企業200は事業主体100とタイアップキャンペーン契約を行うだけで、キャペーンカード10等を作成することなく自社製品やサービスのキャンペーンを行うことができる。
【0036】
カード作成工程では、図16に示すようにカード本体の表面にアンケート欄11を印刷したキャンペーンカード10を作成しても良い。このようなキャンペーンカード10を作成してタイアップキャンペーンを行うことにより、キャンペーンに並行してアンケートを実施することができる。このようなアンケートにより、今後のアプローチのための顧客データを収集することができる。また、カード本体の表面にキャンペーンの問い合わせ先を印刷すると共に、タイアップ店が提供した景品や賞品を入れたキャンペーン広告を印刷したキャンペーンカード10を作成するようにしても良い。更に、タイアップするレストラン、カラオケ店、商店等のキャンペーン広告、加入者の住所、氏名、メールアドレス等の記入欄、抽選で提供する商品等のアンケート記入欄を印刷したキャペーンカード10を作成するようにしても良い。このようなタイアップキャンペーン方法を行うことにより、より低コストでタイアップキャペーンを行うことができると共に、抽選で提供する景品や賞品等のアンケートも同時に行うことができる。
【0037】
上述のようにして作成されたキャンペーンカード10は、キャンペーン企業200に来店した顧客に渡され、顧客が必要事項を記入した後に回収ボックス20に回収される。回収ボックス20は店舗のフロアー等に設置されており、回収ボックス20に回収されたキャンペーンカード10は、事業主体100が宅配業者等に依頼して回収する。事業主体100は回収したキャンペーンカード10のアンケート等のデータを整理し、整理されたデータをサーバ102に入力してデータ蓄積する。蓄積されたデータを更に分類し、分類に従ってDM、メールマガジンの発行、地図プロット、アンケート集計等のプロモーションサービス(150)を行う。プロモーションサービスはノーリスク・ハイリピートの集客システムであり、懸賞キャンペーンやアンケートキャンペーンによる顧客とのきっかけ作りの機能を果たしている。
【0038】
上述のようにしてプロモーションサービスを受けた顧客は、再度キャンペーン企業200に来店するが、そのときのサーバ202と携帯電話の動作を、図17のシステム構成例及び図18のフローチャートを参照して説明する。
【0039】
サーバ202は図17に示すようにメール受信サーバ2021、データベースサーバ2022及びメール送信サーバ2023を具備しており、携帯電話の端子部には、図19に示すようにサイトスティック30が装填されるようになっている。サイトスティック30とメール受信サーバ2021との間で端末ID及び電話番号を介して自動メール送信が行われ(図10、図11参照)、受信データはデータベースサーバ2022に格納され、携帯電話へのメールはメール送信サーバ2023より送信され、メール受信部34を経て取込まれるようになっている。その際。メール送信サーバ2023からサーバ102に登録されている当該顧客の現在ポイント数がデータベースサーバ2022から読み出されて、メールで携帯電話に送信される。
【0040】
先ず、来店した顧客の本システムへの会員登録の動作を、図20のフローチャートを参照して説明する。サイトスティック30を携帯電話に装填すると、メール送信部33からメール受信サーバ2021に空メールが自動送信され(ステップS40)、登録URLを記述した会員登録メールが空メールのアドレスにメール送信サーバ2023を介して返信される(ステップS41)。携帯電話はメール送信部34を介して会員登録メールを受信し、メール内の会員登録ページURLをクリックし(ステップS42)、入力キーから会員登録フォームを入力し(ステップS43)、フォーム入力、会員登録ボタンをクリックする(ステップS44)。会員登録の際に顧客が入力する情報は、氏名、PCアドレス、パスワード、生年月日、ニックネーム、自宅電話番号、性別、住所等であり、サイトスティック30により得た情報を受信と同時に自動的に次のような情報と紐付けする。即ち、携帯電話番号、携帯電話アドレス、MID、登録日、端末ID、端末タイプ、端末情報、携帯配信フラグ、PC配信フラグ、店舗番号、来店回数、コメント、削除項目等である。これら情報が、顧客の入力情報と紐付けされる。このように紐付けされた会員データがデータベースサーバ2022に登録され、本システムへの会員登録が完了する。
【0041】
上述のような会員登録完了後、若しくは登録後に顧客が携帯電話を持って来店し(ステップS50)、キャンペーン企業200の顧客フロアー等に設置されているキャンペーン設置ボード40からサイトスティック30を取出し(ステップS51)、図19に示すように携帯電話の端子部にサイトスティック30を装填する(ステップS52)。サイトスティック30の装填によって、携帯電話からキャンペーン企業200のサーバ202(メール受信サーバ2021)に自動的にメールが送信される(ステップS53)。つまり、携帯電話からサーバ202のモバイル特定のメールアドレスにメールを自動送信する(図10参照)。このメールに対して、サーバ202は当該顧客が所定期間(例えば1日)内での最初の来店であるか否かを判定する(ステップS54)。そして、所定期間内での最初の来店であれば来店に基づく来店ポイントを発生(例えば1ポイント)して加算し(ステップS55)、その加算結果を図21で示すような文面と共に、メール送信サーバ2023よりメールで携帯電話に通知し(ステップS56)、ポイント等を表示する(ステップS57)。即ち、図21(A)の送信メールに対して、図21(B)の入力画面に従って名前及び郵便番号を入力することによって、図21(C)のポイント通知画面となる。その後若しくは最初の来店ではないときには商品の購入があるか否かを判定する(ステップS60)。2回目以降の返信メールは例えば図22に示すように、現在ポイントと交換可能な商品を表示して送信する。
【0042】
また、会員となっている顧客に予めキーワード「○○○」を通知しておき、その通知されたキーワード「○○○」を送信した場合には、特典としてポイントを倍増付与することも可能である。商品を購入した場合には、ポイント端末機203で購入額や来店数等を入力することによってポイントを演算し(ステップS61)、当該演算で求められたポイントをサーバ102の蓄積値に加算し(ステップS62)、この加算結果を携帯電話に通知して(ステップS63)、図21のような手法でポイント等を表示する(ステップS64)。その際、ポイント数に応じた内容のメールを携帯電話に送信することで、各顧客に対応したプロモーションを展開することができる。例えば「Point Get! あと3ポイントで10%引き!」、「お誕生日おめでとうございます! 本日から3日以内にご来店でプレゼントを差し上げます」といったメールを送信する。
【0043】
携帯電話ではサーバ202から通知された合計ポイントを表示するが(ステップS64)、ポイントを利用しない場合にはそのまま終了となる。ポイントを利用する場合には、ポイント利用のルーティンに移行する(ステップS65、S100)。また、上記ステップS60で商品を購入しない場合にも終了となる。
【0044】
図23のフローチャートは、サイトスティック30を装填したときの携帯電話によるポイント利用(消費)の動作例を示しており、メール受信部34を介してポイントを受信して(ステップS80)、そのポイント情報等を携帯電話の画面に図24(A)に示すように表示する(ステップS81)。顧客はその画面を見てポイント利用の指示を行うが(ステップS82)、その指示により図24(B)に示すように設定されている利用可能アイテムの一覧が表示される(ステップS83)。本発明での利用可能アイテムは、ポイント交換ツールT31、キャンペーン情報ツールT32、ゲームツールT33、クーポン券ツールT34及び占いツールT35となっているが、図24(B)の画面では占いツールT35は省略されている。なお、上記ステップS82でポイント利用の指示を行わない場合、所定時間経過後に自動的に終了となる(ステップS84)。
【0045】
図24(B)のアイテム画面で例えばアイテム「1.ポイント交換」を指示すると、同図(D)のポイント交換画面となり、「交換」ボタンを指示することによって交換手続きとなり、「クーポン券商品一覧」を指示するとクーポン券商品の一覧が表示される。また、図24(B)のアイテム画面で例えばアイテム「4.クーポン券」を指示すると、同図(C)のポイント交換画面となり、「クーポン券商品一覧」ボタンを指示することによりクーポン券商品の一覧が表示される。クーポン券商品の一覧の中から所望のクーポン券を指示する。
【0046】
図25及び図26はポイント利用の動作例を示しており、先ず獲得したポイントを携帯電話の画面に表示し(ステップS100)、ポイントを利用するか否かを顧客に問合せ(ステップS101)、利用しない場合には利用しないことを指示することにより(ステップS102)、終了となる。また、ポイントを利用する場合には、ポイントを利用することを指示し(ステップS103)、現在のポイントで利用可能なアイテムを図24(B)のように表示する(ステップS104)。
【0047】
次に、ポイント交換か否かを判定し(ステップS110)、ポイント交換の場合にはポイント交換の指示を行い(ステップS111)、消費(利用)するポイント数を入力することにより(ステップS112)、プリンタ39から引換券が発行される(ステップS113)。その後、消費したポイントが減算され(ステップS114)、オーケーか否かを確認し(ステップS115)、オーケーでない場合には上記ステップS111にリターンする。
【0048】
上記ステップS115でオーケーの場合には、キャンペーン情報か否かを判定し(ステップS120)、キャンペーン情報の場合にはキャンペーン情報の指示を行い(ステップS121)、これによりキャンペーン情報に関するジャンルが表示される(ステップS122)。所望のジャンルを指示することにより(ステップS123)、当該キャンペーン情報が表示され(ステップS124)、消費したポイントが減算され(ステップS125)、オーケーか否かを確認し(ステップS126)、オーケーでない場合には上記ステップS122にリターンする。
【0049】
上記ステップS126でオーケーの場合には、ゲームか否かを判定し(ステップS130)、ゲームの場合にはゲームの種類を表示し(ステップS131)、所望のゲーム種類を指示することにより(ステップS132)、当該ゲームが開始示され(ステップS133)、消費したポイントが減算され(ステップS134)、オーケーか否かを確認し(ステップS135)、オーケーでない場合には上記ステップS131にリターンする。
【0050】
上記ステップS135でオーケーの場合には、更にクーポン券か否かを判定し(ステップS140)、クーポン券の場合にはクーポン券商品の一覧が表示される(ステップS141)。所望の商品を指示することにより(ステップS142)、当該商品に関する引換券がプリンタ39から発行され(ステップS143)、消費したポイントが減算され(ステップS144)、オーケーか否かを確認し(ステップS145)、オーケーでない場合には上記ステップS141にリターンする。
【0051】
上記ステップS145でオーケーの場合には、占いか否かを判定し(ステップS150)、占いの場合には占いの種類を表示し(ステップS151)、所望の占い種類を指示することにより(ステップS152)、当該占いが開始示され(ステップS153)、消費したポイントが減算され(ステップS154)、オーケーか否かを確認し(ステップS155)、オーケーでない場合には上記ステップS151にリターンする。
【0052】
次に、キャンペーン企業200が店舗等に備え付けるキャンペーンカード10や、サイトスティック30等を取付けるキャンペーン設置ボード40について説明する。
【0053】
図27はキャンペーン設置ボード40の本体となる網什器41であり、2本の支柱41A,41Bに網42が方形状に張られており、網42に図28に示すようにキャンペーンポスター43が貼設される。図29(A)に示すようなキャンペーンカード10を収納しておくための箱状のカード容器44と、携帯電話に装填して利用する図29(B)に示すようなサイトスティック30と、サイトスティック30を収納しておくための図29(C)に示すようなサイトスティック容器45と、サイトスティック30を網42に固定し、サイトスティック容器45に収納しておくための図29(D)に示すようなサイトスティック用コード46とが図28に示すように網42の下方に装填され、網什器41が顧客フロアー等に立位状に設置される。なお、応募箱48はサイトスティック30が故障したとき等に、顧客が用紙に氏名、電話番号等を記入して投函するためのものである。
【0054】
店舗に来店した顧客は、図28に示すように設置されているキャンペーンポスター43を見て、興味を抱けばキャンペーンカード10をカード容器44から取出し、キャンペーンカード10に必要な記入を行って回収ボックス20(図示せず)に投入する。また、会員になっている顧客はサイトスティック30をサイトスティック容器45から取出して携帯電話に装填し、これによりキャンペーン企業200のサーバ202と自動送受信が行われる。
【0055】
図30はキャンペーン設置ボード40の他の例を示しており、上部に取付けられた紐(チェーン等も可)48で顧客ホールの壁等に吊るされる形態となっている。即ち、図31に示すような矩形状の額縁47の全面にキャンペーンポスター43がピン等で貼設され、額縁47の下辺にカード容器44、サイトスティック容器45等が図32に示されるように係合されて取付けられる。このような構造でも、上述同様な機能を果たすことができる。
【0056】
本発明のポイント取引システムは図33に示すように、キャンペーン企業200としての加盟店210、211において、携帯電話を利用したポイントカードのカード会員(顧客)220が異なる加盟店210、211でそれぞれ商品X,Yを購入し(又はサービスの提供を受けた際に)、それぞれの加盟店210,211で発生したポイントP1,P2を会員毎に集計し、いずれの加盟店でも利用可能としたポイント取引システムである。つまり、相互に互換性を有している。ポイントカードのポイントP1,P2はインターネット1を介して事業主体100に設置されているサーバ102で管理され、蓄積されたポイントP3は顧客220が自由に選択して利用できるようになっている。
【0057】
図34はサーバ102の詳細を示しており、サーバ102は、インターネット1を介して各加盟店210,211に設置された加盟店端末2021,2022にそれぞれ接続するポイント取引センターとしてのポイント情報を管理している。インターネット1は専用的通信網、情報端末用通信網等でも良い。
【0058】
サーバ102には全体の制御を行う制御手段(CPU)1021、データ処理や各種データ記憶のための記憶手段(RAM)1022が備えられ、制御手段1021には入力制御手段1023、出力制御手段1024及びメインプログラム(ROM)1025が接続され、記憶手段1022には会員情報データベース1026−10Aに関連付けられた会員情報登録手段1026−10、加盟店情報データベース1026−11Aに関連付けられた加盟店情報登録手段1026−11、利用情報データベース1026−12Aに関連付けられた利用情報登録手段1026−12、ポイント情報データベース1026−13Aに関連付けられたポイント管理手段1026−13、ポイント交換データベース1026−14Aに関連付けられたポイント交換手段1026−14、加盟店端末がサーバにアクセスした場合、加盟店独自の識別番号、IDやカード会員ID等を認証する認証手段1026−15が含まれている。
【0059】
会員情報登録手段1026−10は、異なる加盟店の加盟店端末から送信される会員情報を会員情報データベース1026−10Aに登録する機能を有し、加盟店情報登録手段1026−11は参加を希望する加盟店の情報を加盟店情報データベース1026−11Aに登録する機能を有する。また、利用情報登録手段1026−12は加盟店端末から送信された利用情報を利用情報データベース1026−12Aに登録する機能を有し、ポイント管理手段1026−13は会員情報データベース1026−13A、加盟店情報データベース1026−11A及び利用情報データベース1026−12Aの各情報に関連付けて、会員毎に集計したポイント更新情報をポイント情報データベース1026−13Aに登録する機能を有する。更に、ポイント交換手段1026−14は顧客(会員)が、自己が保有するポイントを利用して、加盟店又は利用可能な商取引で商品やサービス等に交換した場合は、交換情報に基づいてポイント交換データベース1026−14Aに登録すると共に、ポイント情報データベース1026−13Aのポイント情報を更新する。
【0060】
加盟店情報データベース1026−11Aには、サーバ102が割り当てた加盟店識別番号、加盟店ID、URL、加盟店名、住所、電話番号、FAX番号等の加盟店情報が登録される。なお、参加希望の加盟店は加盟店情報登録画面に必要な情報を入力し、その後にインターネット1を介してサーバに送信する。
【0061】
利用情報データベース1026−12Aには、顧客が加盟店で実際に商品を購入、或いはサービスに対する対価を支払った等の契約日、値段、ポイント数等を含む利用情報が登録され、この利用情報に基づいたポイント数の合計をポイント情報データベース1026−13Aに蓄積する。
【0062】
このような構成において、顧客は異なる加盟店毎又は共通の所定申込書に所要事項を記入することによって新規の会員になることができる。顧客220が加盟店210,211で商品X,Yを購入した場合に、それぞれの加盟店210,211で商品X,Yに相当するポイントが発生し、顧客220にポイントを進呈すると同時に、顧客情報や購買情報、ポイント情報等の利用情報がインターネット1を介してサーバ102に送信される。サーバ102では受信した利用情報を、制御手段1021を介して記憶手段1022に格納する。この際、サーバ102は利用情報に基づいて加盟店及び会員を認証手段1026−15等を介して認証する。異なる加盟店が会員220にポイントを進呈する場合、商品X,Yに相当する又は加盟店の所定のポイントが顧客に付与される。この付与されたポイントはポイント管理手段1026−13を介して、レシートやポイントカードにポイント数が印字されているので、容易にポイント数を確認することができる。
【0063】
サーバ102は加盟店の加盟店端末から利用情報を受信すると利用情報データベース1026−12Aに格納し、ポイント管理手段1026−13を介して顧客に付与したポイント数を、各加盟店のポイント数の合計の状態で、利用情報、会員情報、加盟店情報等に関連付けてポイント情報データベース1026−13Aに新しいポイント情報を統合的に蓄積する。サーバ102は会員情報、加盟店情報等を相互に利用し、利用情報との正誤を識別し、ポイントを合計し、ポイント情報がポイント情報データベース1026−13Aに更新登録されていくので、カード会員が異なる加盟店で取引をしても氏名、生年月日、性別等が一致しているので、ポイント数を管理取引することができる。
【0064】
図35はポイント端末機203の外観を示しており、キャンペーン企業200のレジ等に置かれており、店員が購入商品の価格、来店数等を入力することによってポイントを演算するようになっている。また、プリンタ(図示せず)と連動して、必要な情報を印字出力するようになっている。
【0065】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の統合電子商取引システムによれば、広範な広告を必要とする広告企業をキャンペーン企業に事業主体(企画代理店)が紹介することにより、事業主体は広告企業から紹介手数料が得られるので、タイアップキャンペーンのタイアップするレストラン、カラオケ店、商店等はキャンペーンカードの作成や費用を使わなくてもタイアップキャンペーンを行うことができる。従って、経済的にキャンペーンを行うことができる。その際、タイアップキャンペーンの連絡先は事業主体であるので、タイアップキャンペーンの当事者はキャンペーンの問い合わせ等の手数が不要で、気軽に行うことができる。
【0066】
本発明によれば、One to OneマーケティングによりいわゆるOnly One情報の提供が可能であり、会員毎のメリットに沿った景品やイベントを提供できると共に、自分のポイントを貯めるために楽しみを持って来店するようになる。会員1人1人に合った情報配信であるため反応が高く、1人1人のポイントに応じたアプローチで心に残る情報を提供できる。
【0067】
また、従来のようにポイントカードを発行するのではなく、携帯電話を利用してポイントを管理すると共に、ポイントの増減ゲームで参加するようにしているので、ポインカードの如く忘れることがなく、単調に集めるだけでなく、ポイント増減ゲームに参加できるので、ポイントを獲得する楽しみが増加する。来店に対してポイントが加算されるので、来店するメリットを最大限に生かせることが可能である。顧客が楽しみを持って来店するので、キャンペーン企業に通う習慣付けができ、リピート顧客獲得といった効果がある。
【0068】
ポイントをサーバで管理しているので、ポイント数に応じて顧客毎に適切なメールを送信でき、来店するきっかけの提供を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の流れを示す図である。
【図2】データ整理とデータ入力の結果を示す画面例である。
【図3】データ分類例を示す画面例である。
【図4】分類データを顧客要望に分類する様子を示す画面図である。
【図5】分類データを顧客要望に分類する様子を示す画面図である。
【図6】メール文例を示す図である。
【図7】メール文例を示す図である。
【図8】本発明の全体のシステム構成例を示すブロック図である。
【図9】サイトスティックの内部構成例を示すブロック図である。
【図10】メール送信画面例を示す図である。
【図11】メール送信画面例を示す図である。
【図12】キャンペーンカード作成工程を示すフローチャートである。
【図13】キャンペーンカード(表面)の一例を示す図である。
【図14】キャンペーンカード(裏面)の一例を示す図である。
【図15】キャンペーンカード作成工程を示すタイミングチャートである。
【図16】キャンペーンカードの他の例を示す図である。
【図17】サイトスティックとサーバとの間のシステム構成例を示すブロック図である。
【図18】キャンペーン企業と顧客との間の通信例を示すフローチャートである。
【図19】サイトスティックの携帯電話への装填の様子を示す図である。
【図20】会員登録の動作例を示すフローチャートである。
【図21】初回の返信メールの画面例を示す図である。
【図22】2回目以降の返信メールの一例を示す図である。
【図23】ポイント利用の動作例を示すフローチャートである。
【図24】ポイント利用の一例(ポイント交換)を説明するための画面図である。
【図25】ポイント利用の動作例を示すフローチャートの一部である。
【図26】ポイント利用の動作例を示すフローチャートの一部である。
【図27】網什器の一例を示す図である。
【図28】サイトスティック設置ボードの一例を示す外観図である。
【図29】葉書入れ、サイトスティック入れ、サイトスティック用コード、サイトスティックの一例を示す図である。
【図30】キャンペーン設置ボードの他の例を示す外観図である。
【図31】キャンペーン設置ボードに用いる額縁の一例を示す図である。
【図32】額縁への装填例を示す図である。
【図33】本発明の統合的ポイント取引システムの概要を示す図である。
【図34】サーバの詳細を示すブロック図である。
【図35】ポイント端末機の一例を示す外観図である。
【符号の説明】
1 インターネット
10 キャンペーンカード
20 回収ボックス
30 サイトスティック(自動メール送受信装置)
40 キャンペーン設置ボード
100 事業主体(企画代理店)
110 データ整理
120 データ入力
140 データ分類
200 キャンペーン企業
300 広告企業
Claims (10)
- 事業主体とキャンペーン企業との間で通信ネットワークを用いてキャンペーンカードを作成し、来店した顧客に前記キャンペーンカードを渡して必要な情報を記入し、前記キャンペーンカードの記入データを整理して前記顧客へアプローチ手法で再来店を促し、再来店した顧客の携帯電話と前記キャンペーン企業のサーバとの間のメール通信でポイントを加算するようにしたことを特徴とする統合電子商取引システム。
- 前記メール通信を、前記携帯電話にサイトスティックを装填することによって行う請求項1に記載の統合電子商取引システム。
- 前記ポイントの加算を来店及び商品の購入若しくはサービスの提供に対して付与するようになっている請求項1に記載の統合電子商取引システム。
- 2本の支柱に網が張られており、前記網にキャンペーンポスターが貼設されると共に、前記網に、キャンペーンカードを収納するカード容器、サイトスティックを収納するサイトスティック容器、サイトスティックに接続されたサイトスティック用コードが取付けられていることを特徴とする統合電子商取引システム用キャンペーン設置ボード。
- 矩形状の額縁にキャンペーンポスターを貼設し、上部に紐若しくはチェーンを取付けて懸架できるようにし、前記額縁の下部に、キャンペーンカードを収納するカード容器、サイトスティックを収納するサイトスティック容器、サイトスティックに接続されたサイトスティック用コードが取付けられていることを特徴とする統合電子商取引システム用キャンペーン設置ボード。
- 事業主体、キャンペーン企業及び広告企業との間で通信ネットワークを用いて相互通信が可能となっており、前記事業主体から前記キャンペーン企業に対してキャンペーン企画の有無を打診し、前記キャンペーン企業がキャンペーン企画を有している場合には企画依頼を前記事業主体に対して行い、前記事業主体と前記キャンペーン企業との間で契約を結び、前記事業主体が作成した企画案を前記キャンペーン企業に送信し、前記企画案がオーケーとなるまで送受信を繰返し、前記企画案がオーケーとなったとき、前記事業主体は前記広告企業に対して広告の予定を打診し、前記広告企業が広告予定となっている場合には広告掲載の依頼を前記事業主体に対して行い、前記事業主体と前記広告企業との間で契約を結び、前記事業主体が作成した広告企画案を前記広告企業に送信し、前記広告企画案がオーケーとなるまで送受信を繰返し、前記広告企画案がオーケーとなったときにキャンペーンカードを作成するようにしたことを特徴とするキャンペーンカード作成方法。
- キャンペーン企業がサーバを具備しており、携帯電話にサイトスティックを装填することにより前記サーバとの間で自動送受信が動作し、前記サーバは前記携帯電話の顧客が所定期間内の最初の来店であるか否かを判定し、最初の来店であれば来店ポイントを付与し、加算されたポイントを前記携帯電話に送信し、前記所定期間内の最初の来店でない場合にはポイント発生せず、次に商品購入か否かを判定し、商品の購入に対しては所定アルゴリズムでポイントを演算して加算し、加算結果を前記携帯電話に送信し、前記携帯電話では蓄積されたポイントを所定ツールから選択して消費できるようになっていることを特徴とする電子商取引システムにおけるポイントシステム。
- 前記サーバが複数のキャンペーン企業のそれぞれに設けられており、前記各サーバが通信ネットワークを介して事業主体のサーバに接続されており、前記事業主体のサーバが統合的にポイントを管理するようになっている請求項7に記載の電子商取引システムにおけるポイントシステム。
- 前記所定ツールが、ポイント交換、キャンペーン情報、ゲーム、クーポン券及び占いである請求項7に記載の電子商取引システムにおけるポイントシステム。
- 前記ポイント発生の数値をキーワードの一致・不一致によって可変するようになっている請求項7に記載の電子商取引システムにおけるポイントシステム。
Priority Applications (1)
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Cited By (2)
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WO2008053648A1 (fr) * | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Gourmet Navigator Incorporated | Système de traitement d'informations confirmant une visite en magasin |
JP2012073850A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 金券発行システム、方法、プログラム、記録媒体 |
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2003
- 2003-05-26 JP JP2003147336A patent/JP2004348625A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008053648A1 (fr) * | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Gourmet Navigator Incorporated | Système de traitement d'informations confirmant une visite en magasin |
JP2008117159A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Gourmet Navigator Inc | 来店確認情報処理システム |
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