JP2004348097A - 眼鏡フレーム用の鼻当てパッド - Google Patents

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JP2004348097A
JP2004348097A JP2003180308A JP2003180308A JP2004348097A JP 2004348097 A JP2004348097 A JP 2004348097A JP 2003180308 A JP2003180308 A JP 2003180308A JP 2003180308 A JP2003180308 A JP 2003180308A JP 2004348097 A JP2004348097 A JP 2004348097A
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Kazuo Hirano
和夫 平野
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Maruman Optical KK
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Maruman Optical KK
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Abstract

【課題】パッド本体から鼻に対して加わる圧力を分散し、装用者の鼻に集中応力による痛み、あるいはパッド痕を形成せず、フィット感に優れた眼鏡フレーム用の鼻当てパッドを提供する。
【解決手段】フロントフレームのリムとの連結部分、すなわち、芯金13とパッド固定部材との連結部分から下部12aを上部よりも面積を大きくし、かつ前記連結部分から前記リム方向の側面12bを反対側よりも面積を大きくしており、鼻に当接する部位の面積を拡大させることにより、パッド本体12と鼻との当接部位において、パッド11を介して鼻に加わる眼鏡フレームの重量を分散させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡フレーム用の鼻当てパッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、眼鏡フレーム用の鼻当てパッドは、眼鏡装用者の鼻に直接当接するものであるため、眼鏡フレームの重量が、パッドを介して鼻に集中して加わり、時として装用者において鼻におけるパッドの当たる部分に痛みを生じたり、あるいはパッドの圧痕が残ることが少なくない。
【0003】
このため、この種のパッドとして、鼻に痛みを生じさせず、また圧痕が付くことを防ぐようにし、かつずり落ちなどが生じることなく、フィット感のよいパッドとすることが要求されてきており、例えば特許文献1〜3などに記載されているように、パッドの材料,パッド構造,取り付け構造などを工夫したものが数多く提案されている。
【0004】
パッド1の一般的な形状,構造として、図4(a),(b)、あるいは図5(a),(b)に示すように、アセテート樹脂あるいはシリコン樹脂製のパッド本体(図には右側のパッド本体のみ示す)2に芯金3の一側部3aを埋設し、さらに、この芯金3の他側部3bを嵌合部として、フロントフレームのリムから延出する公知のパッド固定部(例えば特許文献1参照)の端部に対して遊嵌するようにした構成のものが、いわゆる高級品とされるメガネフレームに使用されている。
【0005】
また、前記芯金3は、パッド本体2における左右側端部から略中央のやや上部に設けられており、パッド1全体として略左右対称の構成になるように設けられている。
【0006】
さらに、パッド本体2としては、図4(a)に示すように、正面形状が下部を多少先鋭とし、全体として下窄まり状をなす略楕円形のもの、あるいは図5(a)に示すように、正面形状が下部を円弧状とし、全体として下膨れ状をなす涙形状のものがあり、両者共に、図4(b),図5(b)に示すように、鼻に接触する面4は側面視円弧状をなすものであった。
【特許文献1】
特開2002−72151号公報
【特許文献2】
特開2001−305490号公報
【特許文献3】
特開平10−301064号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のパッドにおいて、特許文献1〜3に記載されたものは、アイデアとしては優秀であるが、実使用に際しては構造が複雑であったり、また実効果において問題がある。
【0008】
また、図4(a),(b)および図5(a),(b)に示すものは、パッド固定部を適宜変形させ、パッド1におけるリムの取り付け角度を変位させる作業により、鼻に対する当接調整を行っていた。しかしながら、パッド1の下辺縁部分が鼻に当ったり、パッド1の中央曲面部分が鼻に入り込むことに対する十分な配慮はなされておらず、圧痕などの不具合の発生を十分に防ぐまでには至っていない。
【0009】
そこで本発明の目的は、前記の諸課題に鑑み、パッド本体から鼻に対して加わる圧力を分散し、装用者の鼻に集中応力による痛み、あるいはパッド痕を形成せず、フィット感に優れた眼鏡フレーム用の鼻当てパッドを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明は、眼鏡レンズが装着されるリムに対して連結される眼鏡フレーム用の鼻当てパッドにおいて、前記リムとの連結部分から下部を上部よりも面積を大きくし、かつ前記連結部から前記リム方向側を反対側よりも面積を大きくしたものであり、鼻に当接する部位の面積を拡大させたことにより、眼鏡フレームの重量により鼻に加わる圧力が分散され、従来のように鼻にパッド痕が残らず、しかも装用時に眼鏡がズレ落ちるようなこともなくなる。しかも、リム方向にパッド面積を拡大したことによって、当該拡大部位がリムに隠れて、外部から見た場合に面積拡大したことが目立たない。
【0011】
また、前記連結部から前記リム方向側における側線と、前記反対側における側線との延長線がなす角度を、略15〜25度に設定することにより、装用感,フィット感に優れたものになる。
【0012】
また、鼻との接触面部分に平坦面部を形成することにより、さらに鼻に対する圧力分散の作用が効果的に働く。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は本発明の好適な実施形態を説明するための鼻当てパッドの構成図であり、(a)はパッドの正面図、(b)はパッドの側面図、(c)はパッドの底面図であって、パッド11は、本例ではエチレンポリマー樹脂製のパッド本体(右側のパッド本体のみ示す)12を主体としたもので、パッド本体12に従来例と同様に芯金13の一側部13aを埋設してなるものである。
【0015】
図2は本実施形態のパッド11における使用例を説明するための図であり、14はフロントフレームのリム、15はリム14から眼鏡装用者M側に延出する脚部材および箱部材(図示を省略)などからなるパッド固定部材であって、このパッド固定部材15の端部に、従来と同様に、図1に示すパッド本体12に設けられた芯金13の他側部13bが遊嵌している。
【0016】
パッド本体12は、図1(a)に示すように、前記リム14との連結部分、すなわち、芯金13とパッド固定部材15との連結部分から下部12aの面積を上部よりも大きくし、かつ前記連結部分から前記リム14の配設方向における側面部12bの面積を反対側よりも大きくしており、鼻に当接する部位の面積を拡大させることにより、パッド本体12と鼻との当接部位において、パッド11を介して鼻に加わる眼鏡フレームの重量を分散することができるようにしている。
【0017】
前記のようにリム14方向にパッド本体12の面積を拡大することによって、当該拡大部位(下部12aおよび側面12b)の一部がリム14に隠れて(図2(a)参照)、外部から見た場合に面積拡大したことが目立たないようにすることができる。
【0018】
前記の構成を採用して、図1(a)に示すように、パッド本体12における前記連結部分からリム方向側における側線12cの延長線と、リム方向とは反対側における側線12dの延長線とがなす角度αを、略15〜25度に設定することによって、装用感およびフィット感に優れたものになる。
【0019】
また本実施形態では、図1(a)に2点鎖線にて示すように、パッド本体12における略中央部、すなわち鼻との接触面部分を平坦面部16とすることにより、パッド11から鼻に加わる圧力をさらに分散することができるようにしている。
【0020】
本実施形態のパッド構成にすることによって、従来例として図4にて説明したパッド1と比較すると、図1(a),図3に示すように、本実施形態のパッド11では、リム側への面積拡大した分、パッド11と鼻との摩擦力が増大し、ずり落ちし難くなる。
【0021】
一般的にフロントフレームは、装用者Mの目との適合のため、図2(a)に示すように、前傾角βとして8〜12度程度傾いて装着されるように構成されている。このため、パッドも同角度で鼻に当接するようになっており、このため、鎖線で示す従来のパッド1の下辺部が内側(顔側)方向に傾き、パッド1の下部が鼻に均一に接触しないようになり、このことがパッド圧痕を生じさせる原因の1つになっていた。
【0022】
しかし、本実施形態のパッド11では、前記のように角度αを略15〜25度に設定し、面積をリム側に拡大してパッド11における鼻との当接部位が広がるようにしたことにより、図2(a),(b)に示すように、装用時においてパッド11が鼻に均一に当接することになり、従来の前記のような不具合を解消することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明における眼鏡フレーム用の鼻当てパッドは、請求項に記載の構成を採用して、鼻に当接する部位の面積を拡大させたことにより、眼鏡フレームの重量により鼻に加わる圧力を分散することができ、従来のように鼻にパッド痕が残ったり、パッドとの接触部分の鼻が痛くなるような不具合の発生を抑制することができ、さらに面積拡大による摩擦力増加により、装用時に眼鏡がずれ落ちることも防ぐことができる。しかも、リム方向に面積を拡大することによって、当該拡大部位がリムに隠れて、外部から見た場合に面積拡大したことを目立たなくすることができるなど、実際上の効果が大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施形態を説明するための鼻当てパッドの構成図であり、(a)はパッドの正面図、(b)はパッドの側面図、(c)はパッドの底面図である。
【図2】本実施形態のパッドにおける使用例を説明するための図であり、(a)は装用者の横から見た図、(b)は鼻の上方から見た図である。
【図3】本実施形態のパッドと従来のパッドとを比較して示す図である。
【図4】従来のパッドを示す説明図であり、(a)はパッドの正面図、(b)はパッドの側面図である。
【図5】従来のパッドの他例を示す説明図であり、(a)はパッドの正面図、(b)はパッドの側面図である。
【符号の説明】
11 パッド
12 パッド本体
13 芯金
14 フロントフレームのリム
15 パッド固定部材

Claims (3)

  1. 眼鏡レンズが装着されるリムに対して連結される眼鏡フレーム用の鼻当てパッドにおいて、
    前記リムとの連結部分から下部を上部よりも面積を大きくし、かつ前記連結部から前記リム方向側を反対側よりも面積を大きくしたことを特徴とする眼鏡フレーム用の鼻当てパッド。
  2. 前記連結部から前記リム方向側における側線と、前記反対側における側線との延長線がなす角度を、略15〜25度に設定したことを特徴とする請求項1記載の眼鏡フレーム用の鼻当てパッド。
  3. 鼻との接触面部分に平坦面部を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の眼鏡フレーム用の鼻当てパッド。
JP2003180308A 2003-05-21 2003-05-21 眼鏡フレーム用の鼻当てパッド Pending JP2004348097A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012053319A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Taniguchi Gankyo:Kk 鼻当てパットの取付け構造
US8136941B2 (en) 2008-06-16 2012-03-20 Hardisty Optical Group, Llc Light dispersion eyeglass nose pad

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