JP2004345305A - 成形装置 - Google Patents

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慎一 満岡
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Abstract

【課題】2つの成形型のうちの少なくとも一つを可動型とし、可動型と、可動型を案内する案内孔の間にクリアランスを設けた成形装置において、両成形型が接近するときに、両成形型の軸線同士が、互いに平行方向にずれたり、互いに傾斜することがなく、しかも、装置全体をコンパクトにすることが可能な成形装置を提供する。
【解決手段】開閉される一対の成形型と;一端部に上記成形型の一方を有する円形断面のピストン体18と;このピストン体を進退可能に挿入する円形断面の案内孔17aを有する案内部材と;上記ピストン体と案内部材17のいずれか一方に、同一の軸方向断面内において、該ピストン体と案内孔の摺動面から径方向に向けて穿設した少なくとも二つの有底収納孔と;各有底収納孔内に挿入された球体20及び該球体を上記有底収納孔を持たない案内部材の案内孔またはピストン体に当接するように付勢する付勢手段と;を備え、上記二つの有底収納孔は、各有底収納孔内の球体及び付勢手段21によりピストン体を案内孔の周方向の一カ所で接触させる位置に向けられていることを特徴とする成形装置。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、光学素子等を成形するための成形装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
例えば光学素子を成形可能な成形装置の一例としては、互いに略同心をなすようにして上下に並べられ、相対的に上下方向に移動可能な上型と下型のそれぞれの対向面に、完成品である光学素子の成形凹部をそれぞれ凹設したものがある。そして、いずれか一方の成形凹部内に成形樹脂材料を入れた後に、上型と下型を接近移動させて両者の対向面を密着させることにより、上下の成形凹部によって形成された型内で樹脂を加圧し、さらに上型と下型を冷却して光学素子の完成品を成形し、その後に上型と下型を離間させて、下型の成形凹部内に残った光学素子を抜き取ることにより、光学素子の完成品を得ていた。
【0003】
このような成形装置では、上型または下型の少なくとも一方を移動型とし、この移動型を固定部材に設けた案内孔に挿入することにより、移動型を案内孔の軸線に沿って直線移動可能としている。このため、移動型と案内孔の間には、所定のクリアランスを形成する必要がある。
【0004】
しかし、このクリアランスが大きすぎると、上型と下型の軸線が、平行方向にずれた状態や、両軸線が互いに傾斜した状態で、上型と下型が接合してしまい、光学素子の完成品に許容できない精度誤差が生じてしまう。
【0005】
その一方、このクリアランスを小さくしすぎると、移動型と案内孔の摺動抵抗が大きくなり、成形品の成形が困難になってしまう。
【0006】
このため、例えば特許文献1の成型装置では、ともに移動型である上型と下型の両側方に、上型と下型の軸線に対して略直交する水平方向に往復移動自在な押圧部材を一対配設し、両押圧部材の対向面に、平面視で略V字形をなす係合溝を形成し、さらに、両押圧部材をピストンシリンダ等の駆動手段により、互いに接離する方向に移動させるようにしている。
そして、上型と下型により樹脂を加圧した状態で駆動手段を作動させて、両押圧部材の係合溝を、上型と下型の外周面に同時に接触させることにより、上型と下型の軸線を強制的に一致させ、精度誤差の少ない光学素子の完成品を得られるようにしている。
【0007】
しかし、この特許文献1の成型装置では、押圧部材や駆動手段を小型化するのが難しく、そのため、成型装置全体が大型化してしまうという問題がある。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−157854号公報
【0009】
【発明の目的】
本発明は、2つの成形型のうちの少なくとも一つを可動型とし、可動型と、可動型を案内する案内孔の間にクリアランスを設けた成形装置において、両成形型が接近するときに、両成形型の軸線同士が、互いに平行方向にずれたり、互いに傾斜することがなく、しかも、装置全体をコンパクトにすることが可能な成形装置を提供することを目的とする。
【0010】
【発明の概要】
本発明の成形装置は、開閉される一対の成形型と;一端部に上記成形型の一方を有する円形断面のピストン体と;このピストン体を進退可能に挿入する円形断面の案内孔を有する案内部材と;上記ピストン体と案内部材のいずれか一方に、同一の軸方向断面内において、該ピストン体と案内孔の摺動面から径方向に向けて穿設した少なくとも二つの有底収納孔と;各有底収納孔内に挿入された球体及び該球体を上記有底収納孔を持たない案内部材の案内孔またはピストン体に当接するように付勢する付勢手段と;を備え、上記二つの有底収納孔は、各有底収納孔内の球体及び付勢手段によりピストン体を案内孔の周方向の一カ所で接触させる位置に向けられていることを特徴としている。
【0011】
同一軸方向断面内の少なくとも二つの有底収納孔は、軸線方向の異なる位置に揃えて備えられているのが好ましい。
【0012】
ピストン体の成形型に対応する他方の成形型は、型締め機構により該ピストン体に対して接近移動可能な型締めプレート上に支持されているのが実際的である。
【0013】
本発明の成形装置は、別の態様によると、開閉される一対の成形型と;一端部に上記成形型の一方を有する円形断面のピストン体と;このピストン体を進退可能に挿入する円形断面の案内孔を有する案内部材と;上記ピストン体と案内部材のいずれか一方に、軸方向位置を異ならせてかつ軸線を通る同一断面内において、該ピストン体と案内孔の摺動面から径方向に向けて穿設した少なくとも二つの有底収納孔と;各有底収納孔内に挿入された球体及び該球体を上記有底収納孔を持たない案内部材の案内孔またはピストン体に当接するように付勢する付勢手段と;を備えたことを特徴としている。
【0014】
この態様では、軸方向位置が異なる少なくとも二つの有底収納孔は、軸線を通る異なる二つの断面内であって、該有底収納孔内の球体及び付勢部材によりピストン体を案内孔の軸線方向の一カ所で線接触させる位置にそれぞれ備えられているのが好ましい。
【0015】
ピストン体の成形型に対応する他方の成形型は、型締め機構により該ピストン体に対して接近移動可能な型締めプレート上に支持されているのが実際的である。
【0016】
いずれの態様でも、上記付勢手段を圧縮コイルばねとするのが実際的である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を光学素子を成形するための圧縮成形装置(成形装置)1に適用した第1の実施形態について、図1から図3を参照しながら説明する。
まず、図1を参照しながら圧縮成形装置1の全体構成について説明する。
床面上に載置される底板2の両側部には、上下方向を向く側板3が立設されており、両側板3の上面間には、水平で底板2より上下幅が厚い支持板4が載置固定されている。この支持板4の中心部には、支持板4を上下方向に貫通する平面視円形の案内孔4aが設けられている。
さらに、支持板4の下面には油圧式の型締めシリンダ(型締め機構)5が固着されており、型締めシリンダ5のロッド8が、支持板4に設けられた案内孔4aを貫通して、支持板4の上方に突出している。
【0018】
ロッド8の上端面には水平な可動板(型締めプレート)9が固定されており、可動板9の左右両側部には、可動板9を上下方向に貫通する案内孔9aが設けられている。さらに、可動板9の上面には下型10(成形型)が固着されており、この下型10の水平な上面の中心部には成形凹部10aが凹設されている。
支持板4の上面の左右両側部には、上下方向を向く左右一対の案内ロッド11が立設されており、左右の案内ロッド11は、可動板9の左右の案内孔9aにそれぞれ殆ど隙間無く嵌合している。このため、型締めシリンダ5を作動させると、下型10は左右の案内ロッド11に案内されながら、その中心軸A1が通孔6aの軸線と一致した状態で、中心軸A1に沿って正確に上下方向に移動する。
【0019】
左右の案内ロッド11の上端面には水平な固定板12の下面が載置固定されている。この固定板12の中央部には、固定板12を上下方向に貫通する通孔12aが穿設されており、さらに、固定板12の上面中央部には油圧式の加圧シリンダ13が固定されている。加圧シリンダ13のロッド16は固定板12に設けられた通孔12aを貫通して、固定板12の下方に突出している。
【0020】
固定板12の下面には案内部材17が固着されており、案内部材17の中心部には、案内部材17を上下方向に貫通するとともに、通孔12aと連通する案内孔17aが形成されている。
通孔12aと案内孔17aの内部には上下方向を向くとともに、略円柱形状をなす可動式の上型(ピストン体)18が収納されており、その上端部に形成された円盤状のフランジ部18aの上面に、ロッド16の下端面が固着されている。
【0021】
図2及び図3に示すように、この上型18の断面径は案内孔17aの内径より小さく設定されている。さらに、上型18の下端面には円柱形状の突部(成形型)18bが形成されており、この突部18bの下面には成形凹部18cが凹設されている。
【0022】
図2及び図3に示すように、案内部材17の案内孔17aの内周面には、上案内孔17aの中心軸A2に対して直交する第1平面H1上に位置し、かつ、中心軸A2を中心とした径方向を向き、平面視で互いに直交する、2つの有底収納孔19が形成されている。この両有底収納孔19の内部にはそれぞれ、上型18より硬度の低い材料からなる金属球体(球体)20が収納されており、さらに、金属球体20と有底収納孔19の底面の間には圧縮コイルばね(付勢手段)21が縮設されており、圧縮コイルばね21が金属球体20を中心軸A2方向に常時付勢し、両金属球体20を常時上型18の外周面に圧接している。
【0023】
さらに、案内部材17の案内孔17aの内周面には、第1平面H1より下方に位置し、かつ、第1平面と平行をなす第2平面H2上に位置する、中心軸A2を中心とした径方向を向くとともに、平面視で互いに直交する2つの有底収納孔22が形成されている。さらに、これらの有底収納孔22は、平面視で、第1平面H1上に位置する各有底収納孔19とそれぞれ重なる位置にある。そして、これらの有底収納孔22には、上記金属球体20及び圧縮コイルばね21と同一の金属球体(押圧部材)20及び圧縮コイルばね(付勢手段)21が収納されており、圧縮コイルばね21が両金属球体20を常時上型18の外周面に圧接している。
【0024】
なお、図示は省略してあるが、圧縮成形装置1の側方には、光学素子の原料となる加熱された樹脂を、下型10の成形凹部10aに運ぶための原料供給装置と、上型18と下型10により樹脂を圧縮成形加工することにより得られた光学素子の完成品を、下型10の成形凹部10aから取り去り、圧縮成形装置1の外部に搬送する搬送装置が配設されている。
【0025】
次に、以上のような圧縮成形装置1、原料供給装置、及び搬送装置を用いた、光学素子の圧縮成形要領について説明する。
【0026】
下型10、案内部材17、及び上型18を加熱した後、型締めシリンダ5を作動させて、下型10をその下限位置に移動させるとともに、加圧シリンダ13を作動させて、上型18をその上限位置まで移動させることにより、上型18と下型10の対向面の間に十分な空間を確保する。
次に、原料供給装置により、樹脂(図示略)を下型10の成形凹部10a内に入れ、その後に原料供給装置を、圧縮成形装置1の外側の初期位置に復帰させる。
そして、型締めシリンダ5を再度作動させて、下型10をその上限位置(図1の位置)まで移動させ、型締めする。
【0027】
次に、樹脂が加熱され溶融したら、加圧シリンダ13を作動させて、そのピストン16を下降させて、上型18の突部18bの下面を下型10の上面より所定距離だけ上方に離れた設定位置まで下降させる。
この際、上述したように、4個の金属球体20が上型18の外周面を、案内孔の中心軸A2方向に向けて付勢しているので、図3に示すように、上型18の外周面の金属球体20と反対側の母線L1が、案内孔17aの所定の母線L2に線接触し、この状態が保持される。そしてこの際に、上型18の中心軸A3が下型の中心軸A1と一致する(図1参照)ように、有底収納孔19、22の位置、圧縮コイルばね21の付勢力、及び金属球体20大きさを設定しているので、上型18と下型10の成形凹部18c、10a同士が正規の位置で対向し、所定の外形形状をなす型が構成される。そして、この型内で圧縮され冷却された光学素子(図示略)は、設計値からの誤差が小さい所望の形状となる。
【0028】
最後に、加圧シリンダ13と型締めシリンダ5を作動させて、上型18と下型10を上下方向に分離し、下型10の成形凹部10a内に残された光学素子を、搬送装置を用いて圧縮成形装置1の外部に搬送する。
【0029】
このように本実施形態では、案内孔17aと上型18の間に大きなクリアランスがあっても、圧縮コイルばね21と金属球体20を用いた簡単な構成により、上型18の中心軸A3を下型10の中心軸A1に常に一致させることができるので、上型18と下型10の中心軸A1、A3同士が、互いに平行方向にずれたり、互いに傾斜するのを防ぐことができる。従って、所望の形状の光学素子を成形可能となる。
さらに、中心軸A2に直交するとともに上下方向の位置が異なる2平面H1、H2内で上型18を案内孔17aの内周面に圧接しているので、中心軸A2に直交する一平面内だけで上型18を案内孔17aの内周面に押圧する場合に比べて、上型18の中心軸A3は下型10の中心軸A1と確実に一致する。
【0030】
また、圧縮コイルばね21と金属球体20により、上型18と下型10の中心軸A1、A3を一致させているので、案内孔17aの上下寸法を短くしても、上型18を安定して移動させることができ、このため、案内部材17の上下寸法を従来に比べて短くすることが可能である。
さらに、金属球体20と上型18の摺動抵抗は小さいので、上型18はスムーズに移動可能であり、しかも、金属球体20の硬度が上型18の硬度より低いので、金属球体20によって上型18が傷つけられるおそれはない。
【0031】
また、案内孔17aと上型18の間に比較的大きなクリアランスが出来るように設計されているので、案内孔17aに上型18を簡単に挿入することができ、その結果、圧縮成形装置1を容易に組み立てられるようになっている。
【0032】
次に、本発明の第2の実施形態について、図4及び図5を参照しながら説明する。
なお、第1の実施形態と同じ部材には同じ符号を付すに止めて、その詳細な説明は省略する。
【0033】
本実施形態は、案内部材17に有底収納孔を設ける代わりに、上型18に有底収納孔を設けたことを特徴としている。
即ち、図4及び図5に示すように、上型18の外周面には、ともに案内孔17aの中心軸A2に対して直交する第1平面H1上に位置し、かつ、上型18の中心軸A3を中心とした径方向を向くとともに、この中心軸A3方向に視たときに互いに直交する2つの有底収納孔24が形成されている。この両有底収納孔24の内部にはそれぞれ、案内部材17より硬度の低い金属球体(球体)25と圧縮コイルばね(付勢手段)26が収納されており、圧縮コイルばね26が金属球体25を中心軸A3を中心とする径方向外側に常時付勢し、両金属球体25を常時案内孔17aの内周面に圧接している。このため、上型18の外周面の金属球体25と反対側の母線L1が、案内孔17aの所定の母線L2に線接触し、この状態が保持される。
【0034】
さらに、上型18の外周面には、第1平面H1より下方に位置するとともに、第1平面H1と平行をなす第2平面H2上に位置し、かつ、中心軸A3を中心とした径方向を向く、平面視で互いに直交する2つの有底収納孔27が形成されている。これらの有底収納孔27は、平面視で、第1平面H1上に位置する各有底収納孔24とそれぞれ重なる位置にあり、これらの有底収納孔27にも、上記金属球体26及び圧縮コイルばね25と同一の金属球体(球体)26及び圧縮コイルばね(付勢手段)25が収納されており、圧縮コイルばね25が両金属球体26を常時案内孔17aの内周面に圧接している。
【0035】
このような実施形態によっても、圧縮コイルばね25と金属球体26を用いた簡単な構成により、案内孔17aと上型18の間に大きなクリアランスがあっても、上型18の中心軸A3を下型10の中心軸A1に常に一致させることができるので、所望形状の光学素子を成形可能である。
【0036】
なお、いずれの実施形態でも、有底収納孔19、22、24、27の内部に配設する付勢手段として圧縮コイルばね21、25を用いたが、ゴム等の他の弾性体を用いることも可能である。
さらに、下型10を移動型としたが固定型としてもよい。
【0037】
また、有底収納孔19、22、24、27は各平面H1、H2ごとに2つずつとしたが、有底収納孔を3つ以上とし、各有底収納孔内に圧縮コイルばねと金属球体を収納してもよい。
さらに、本発明は、光学素子以外のものを成形するための成形装置や射出成形装置にも適用可能である。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、2つの成形型のうちの少なくとも一つを可動型とし、可動型と、可動型を案内する案内孔の間にクリアランスを設けた成形装置において、両成形型が接近するときに、両成形型の軸線同士が、互いに平行方向にずれたり、互いに傾斜することがなく、しかも、装置全体をコンパクトにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の圧縮成形装置の全体構造を、一部を縦断して示した正面図である。
【図2】上型と案内部材の拡大縦断正面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大横断平面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の図2と同様の拡大縦断正面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う拡大横断平面図である。
【符号の説明】
1 圧縮成形装置(成形装置)
2 底板
3 側板
4 支持板
4a 案内孔
5 型締めシリンダ(型締め機構)
6 シリンダ
7 ピストン
8 ロッド
9 可動板(型締めプレート)
9a 案内孔
10 下型(成形型)
10a 成形凹部
11 案内ロッド
12 固定板
12a 通孔
13 加圧シリンダ
14 シリンダ
15 ピストン
16 ロッド
17 案内部材
17a 案内孔
18 上型(ピストン体)
18a フランジ部
18b 突部(成形型)
18c 成形凹部
19 有底収納孔
20 金属球体(球体)
21 圧縮コイルばね(付勢手段)
22 有底収納孔
24 有底収納孔
25 金属球体(球体)
26 圧縮コイルばね(付勢手段)
27 有底収納孔
A1 A2 A3 中心軸
H1 第1平面
H2 第2平面

Claims (7)

  1. 開閉される一対の成形型と;
    一端部に上記成形型の一方を有する円形断面のピストン体と;
    このピストン体を進退可能に挿入する円形断面の案内孔を有する案内部材と;
    上記ピストン体と案内部材のいずれか一方に、同一の軸方向断面内において、該ピストン体と案内孔の摺動面から径方向に向けて穿設した少なくとも二つの有底収納孔と;
    各有底収納孔内に挿入された球体及び該球体を上記有底収納孔を持たない案内部材の案内孔またはピストン体に当接するように付勢する付勢手段と;
    を備え、
    上記二つの有底収納孔は、各有底収納孔内の球体及び付勢手段によりピストン体を案内孔の周方向の一カ所で接触させる位置に向けられていることを特徴とする成形装置。
  2. 請求項1記載の成形装置において、同一軸方向断面内の少なくとも二つの有底収納孔は、軸線方向の異なる位置に揃えて備えられている成形装置。
  3. 請求項1または2記載の成形装置において、ピストン体の成形型に対応する他方の成形型は、型締め機構により該ピストン体に対して接近移動可能な型締めプレート上に支持されている成形装置。
  4. 開閉される一対の成形型と;
    一端部に上記成形型の一方を有する円形断面のピストン体と;
    このピストン体を進退可能に挿入する円形断面の案内孔を有する案内部材と;
    上記ピストン体と案内部材のいずれか一方に、軸方向位置を異ならせてかつ軸線を通る同一断面内において、該ピストン体と案内孔の摺動面から径方向に向けて穿設した少なくとも二つの有底収納孔と;
    各有底収納孔内に挿入された球体及び該球体を上記有底収納孔を持たない案内部材の案内孔またはピストン体に当接するように付勢する付勢手段と;
    を備えたことを特徴とする成形装置。
  5. 請求項4記載の成形装置において、軸方向位置が異なる少なくとも二つの有底収納孔は、軸線を通る異なる二つの断面内であって、該有底収納孔内の球体及び付勢部材によりピストン体を案内孔の軸線方向の一カ所で線接触させる位置にそれぞれ備えられている成形装置。
  6. 請求項4または5記載の成形装置において、ピストン体の成形型に対応する他方の成形型は、型締め機構により該ピストン体に対して接近移動可能な型締めプレート上に支持されている成形装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載の成形装置において、上記付勢手段が圧縮コイルばねである成形装置。
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