JP2004344786A - 廃石膏ボードの処理方法 - Google Patents
廃石膏ボードの処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004344786A JP2004344786A JP2003145170A JP2003145170A JP2004344786A JP 2004344786 A JP2004344786 A JP 2004344786A JP 2003145170 A JP2003145170 A JP 2003145170A JP 2003145170 A JP2003145170 A JP 2003145170A JP 2004344786 A JP2004344786 A JP 2004344786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mgso
- gypsum board
- waste
- waste gypsum
- cao
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
【課題】産業廃棄物である廃石膏ボードの再資源化のための廃石膏ボードからMgSO4 を回収する方法を提供する。
【解決手段】廃石膏ボードをCaOとSO2 に分解する時に発生するSO2 ガスをMg(OH)2 と反応させMgSO4 廃液とし、該MgSO4 以外の不純物を事前に除去して冷却して結晶を析出させ乾燥し粉状のMgSO4 を回収する廃石膏ボードの処理方法。また、上記MgSO4 の回収効率を向上させるために含MgSO4 廃液の温度を40℃以上に維持する廃石膏ボードの処理方法。
【選択図】 図1
【解決手段】廃石膏ボードをCaOとSO2 に分解する時に発生するSO2 ガスをMg(OH)2 と反応させMgSO4 廃液とし、該MgSO4 以外の不純物を事前に除去して冷却して結晶を析出させ乾燥し粉状のMgSO4 を回収する廃石膏ボードの処理方法。また、上記MgSO4 の回収効率を向上させるために含MgSO4 廃液の温度を40℃以上に維持する廃石膏ボードの処理方法。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業廃棄物である廃石膏ボードの再資源化のための廃石膏ボードからMgSO4 を回収する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、産業廃棄物である廃石膏ボードに紙が付着した状態で埋設処理すると石膏ボードに含まれる硫黄と有機物の存在下で硫化水素が発生する危険性が認識され、国は安全型処理地に廃石膏ボードを廃棄する場合は紙を除去することを義務付けがなされた。そのため、現状では廃石膏ボードは乾燥し破砕し紙と石膏ボードに分離し、石膏は石膏ボードメーカーへ資源リサイクルされ、一方、分離された紙は焼却されている。しかし、石膏ボードメーカーでの廃石膏の資源リサイクルには品質上の制約があり、今後発生が増加する家屋解体時に発生する廃石膏ボードの資源リサイクルに限界が予想される。
【0003】
そのために廃石膏ボードの資源リサイクル化の一つとして、例えば、特開2002−87816号公報(特許文献1)が知られている。この特許文献1は石膏ボード廃材を石膏部分と紙部分とに分離し、石膏部分をセメントクリンカ焼成用のロータリーキルンにおいて、600〜900℃で焼成することにより、無水石膏として回収し、一方、分離された石膏ボード廃材の紙部分をセメントクリンカ焼成用のサスペンションプレヒータまたはロータリーキルンに給養する石膏ボード廃材の紙部分の処理方法が開示されてる。
【0004】
【引用文献】
(1)特許文献1(特開2002−87816号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1の処理方法では、石膏ボード廃材を石膏部分と紙部分とに分離する処理とその各々を別々に利用しなければならず、今後発生が増加する家屋解体時に発生する廃石膏ボードの資源リサイクルとしては十分でないという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述したような問題を解消するために、発明者らは鋭意開発を進めた結果、家屋解体時に発生する廃石膏ボードの主成分はCaOとSと紙部分のCから成っていることから、本発明においては、この廃石膏ボードを高温度で燃焼・焙焼しCaOとSO2 に分解させ、CaOは製鉄原料として資源回収し、一方SO2 ガスはMg(OH)2 と反応させMgSO4 とし、苦土肥料としての資源として回収可能とした廃石膏ボードからMgSO4 を回収する方法を提供するものである。
【0007】
その発明の要旨とするところは、
(1)廃石膏ボードをCaOとSO2 に分解する時に発生するSO2 ガスをMg(OH)2 と反応させMgSO4 廃液とし、該MgSO4 以外の不純物を事前に除去して冷却して結晶を析出させ乾燥し粉状のMgSO4 を回収することを特徴とする廃石膏ボードの処理方法。
【0008】
(2)MgSO4 の回収効率を向上させるために含MgSO4 廃液の温度を40℃以上に維持することを特徴とする前記(1)に記載の廃石膏ボードの処理方法。
(3)前記(1)により発生したCaOを製鉄用焼結プロセスで使用することで発生するSO2 ガスをMg(OH)2 と反応させMgSO4 廃液とし、該MgSO4 以外の不純物を事前に除去して冷却して結晶を析出させ乾燥し粉状のMgSO4 を回収することを特徴とする廃石膏ボードの処理方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
表1に本発明に係る紙付廃石膏ボードの代表的な化学成分を示す。この表1に示すように石膏部分は主成分がCaOとSであり、紙はCとSiO2 である。すなわち、石膏ボードはCaSO4 からなり、この成分中のSが下記式のように熱分解するものである。
CaSO4 → CaO+SO2
このように、廃石膏ボードを焼却するに当たってはCaOとSO2 が発生する。このCaOは固形物として製鉄原料あるいは各種汚泥の無害化添加剤として回収する。
【0010】
【表1】
【0011】
一方、SO2 ガス化したS分はスラリー状のMg(OH)2 と接触させ、MgSO4 化した廃液とする。その場合廃液中のMgSO4 はMgSO4 ・7H2 Oとして廃液中に溶解している。廃液中に含まれる固形物はシックナーで沈降除去して、不純物を予め除去する。表2はMgSO4 ・7H2 Oの溶解度と液温度の関係を示す。この表2に示すように、MgSO4 ・7H2 Oは温度依存性の高い溶解特性を持ち、廃液温度が40℃では溶解度が30%に達する。廃液を0℃まで冷却すると溶解度は20%まで低下し、MgSO4 ・7H2 Oの一部は結晶化する。この結晶を遠心分離機でMgSO4 ・7H2 Oとして回収するか、乾燥してMgSO4 ・H2 Oとし、粉末状として回収して苦土肥料の原料とする。
【0012】
【表2】
【0013】
図1は、廃石膏ボードからのMgSO4 ・H2 O回収フローを示す図である。この図に示すように、紙付廃石膏ボード1と粉コークス2を配合・混合し、焙焼炉3にて焙焼するとCaOとSO2 が発生する。このCaOは固形物として製鉄原料である焼結原料として焼結設備4に装入するか、各種汚泥の無害化添加剤として販売する。この回収したCaOを焼結設備4で使用することにより発生するSO2 ガスは、請求項1記載の方法で処理しなければならないことは当然である。一方、焙焼炉3で発生したSO2 はスラリー状のMg(OH)2 と接触させMgSO4 として反応させ脱硫塔5で脱硫し、廃液はシックナー6で固形物を沈澱除去し、冷却7を経て、MgSO4 ・7H2 Oの結晶回収8を得る。また、MgSO4 ・7H2 Oを乾燥工程9を経てMgSO4 ・H2 Oの結晶粉末として苦土肥料の原料とする。
【0014】
【実施例】
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
廃石膏ボードに紙が付着したまま15mm以下のサイズに破砕し、多段式焙焼炉で焙焼温度が1000℃以上になるように、熱源として廃石膏ボードに付着している紙を用いる。また、必要なら、熱源の不足分については補助熱源として粉コークス、石炭粉等を事前に配合し混合する。焙焼の形式によっては、廃油等を補助熱源としても良い。廃石膏ボードの焙焼により発生したCaOは焼結原料として利用する。一方、加熱キルンから排出された250〜300℃の排ガスSO2 は脱硫塔において、Mg(OH)2 と接触させMgSO4 を生成させ、このMgSO4 を含む廃液はシックナーで懸濁物を沈澱除去して冷凍機晶析装置にてMgSO4 ・7H2 Oの結晶を得、乾燥装置にて乾燥してMgSO4 ・H2 O粉末として回収する。また、シックナーでの懸濁物を沈澱除去したスラジは製鉄原料として利用し、冷凍機晶析装置からの沈澱物は活性汚泥装置にて処理した後海に放流する。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により産業廃棄物として多量に排出し処理が難しい紙付廃石膏ボードを焙焼してCaOとSO2 に分解し、CaOは焼結原料および各種汚泥の無害化添加剤として利用し、一方、SO2 はMgSO4 ・H2 Oとして各々資源回収することができる産業上極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃石膏ボードからのMgSO4 ・H2 O回収フローを示す図である。
【符号の説明】
1 紙付廃石膏ボード
2 粉コークス
3 焙焼炉
4 焼結設備
5 脱硫塔
6 廃液はシックナー
7 冷却
8 MgSO4 ・7H2 Oの結晶回収
9 乾燥工程
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業廃棄物である廃石膏ボードの再資源化のための廃石膏ボードからMgSO4 を回収する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、産業廃棄物である廃石膏ボードに紙が付着した状態で埋設処理すると石膏ボードに含まれる硫黄と有機物の存在下で硫化水素が発生する危険性が認識され、国は安全型処理地に廃石膏ボードを廃棄する場合は紙を除去することを義務付けがなされた。そのため、現状では廃石膏ボードは乾燥し破砕し紙と石膏ボードに分離し、石膏は石膏ボードメーカーへ資源リサイクルされ、一方、分離された紙は焼却されている。しかし、石膏ボードメーカーでの廃石膏の資源リサイクルには品質上の制約があり、今後発生が増加する家屋解体時に発生する廃石膏ボードの資源リサイクルに限界が予想される。
【0003】
そのために廃石膏ボードの資源リサイクル化の一つとして、例えば、特開2002−87816号公報(特許文献1)が知られている。この特許文献1は石膏ボード廃材を石膏部分と紙部分とに分離し、石膏部分をセメントクリンカ焼成用のロータリーキルンにおいて、600〜900℃で焼成することにより、無水石膏として回収し、一方、分離された石膏ボード廃材の紙部分をセメントクリンカ焼成用のサスペンションプレヒータまたはロータリーキルンに給養する石膏ボード廃材の紙部分の処理方法が開示されてる。
【0004】
【引用文献】
(1)特許文献1(特開2002−87816号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1の処理方法では、石膏ボード廃材を石膏部分と紙部分とに分離する処理とその各々を別々に利用しなければならず、今後発生が増加する家屋解体時に発生する廃石膏ボードの資源リサイクルとしては十分でないという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述したような問題を解消するために、発明者らは鋭意開発を進めた結果、家屋解体時に発生する廃石膏ボードの主成分はCaOとSと紙部分のCから成っていることから、本発明においては、この廃石膏ボードを高温度で燃焼・焙焼しCaOとSO2 に分解させ、CaOは製鉄原料として資源回収し、一方SO2 ガスはMg(OH)2 と反応させMgSO4 とし、苦土肥料としての資源として回収可能とした廃石膏ボードからMgSO4 を回収する方法を提供するものである。
【0007】
その発明の要旨とするところは、
(1)廃石膏ボードをCaOとSO2 に分解する時に発生するSO2 ガスをMg(OH)2 と反応させMgSO4 廃液とし、該MgSO4 以外の不純物を事前に除去して冷却して結晶を析出させ乾燥し粉状のMgSO4 を回収することを特徴とする廃石膏ボードの処理方法。
【0008】
(2)MgSO4 の回収効率を向上させるために含MgSO4 廃液の温度を40℃以上に維持することを特徴とする前記(1)に記載の廃石膏ボードの処理方法。
(3)前記(1)により発生したCaOを製鉄用焼結プロセスで使用することで発生するSO2 ガスをMg(OH)2 と反応させMgSO4 廃液とし、該MgSO4 以外の不純物を事前に除去して冷却して結晶を析出させ乾燥し粉状のMgSO4 を回収することを特徴とする廃石膏ボードの処理方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
表1に本発明に係る紙付廃石膏ボードの代表的な化学成分を示す。この表1に示すように石膏部分は主成分がCaOとSであり、紙はCとSiO2 である。すなわち、石膏ボードはCaSO4 からなり、この成分中のSが下記式のように熱分解するものである。
CaSO4 → CaO+SO2
このように、廃石膏ボードを焼却するに当たってはCaOとSO2 が発生する。このCaOは固形物として製鉄原料あるいは各種汚泥の無害化添加剤として回収する。
【0010】
【表1】
【0011】
一方、SO2 ガス化したS分はスラリー状のMg(OH)2 と接触させ、MgSO4 化した廃液とする。その場合廃液中のMgSO4 はMgSO4 ・7H2 Oとして廃液中に溶解している。廃液中に含まれる固形物はシックナーで沈降除去して、不純物を予め除去する。表2はMgSO4 ・7H2 Oの溶解度と液温度の関係を示す。この表2に示すように、MgSO4 ・7H2 Oは温度依存性の高い溶解特性を持ち、廃液温度が40℃では溶解度が30%に達する。廃液を0℃まで冷却すると溶解度は20%まで低下し、MgSO4 ・7H2 Oの一部は結晶化する。この結晶を遠心分離機でMgSO4 ・7H2 Oとして回収するか、乾燥してMgSO4 ・H2 Oとし、粉末状として回収して苦土肥料の原料とする。
【0012】
【表2】
【0013】
図1は、廃石膏ボードからのMgSO4 ・H2 O回収フローを示す図である。この図に示すように、紙付廃石膏ボード1と粉コークス2を配合・混合し、焙焼炉3にて焙焼するとCaOとSO2 が発生する。このCaOは固形物として製鉄原料である焼結原料として焼結設備4に装入するか、各種汚泥の無害化添加剤として販売する。この回収したCaOを焼結設備4で使用することにより発生するSO2 ガスは、請求項1記載の方法で処理しなければならないことは当然である。一方、焙焼炉3で発生したSO2 はスラリー状のMg(OH)2 と接触させMgSO4 として反応させ脱硫塔5で脱硫し、廃液はシックナー6で固形物を沈澱除去し、冷却7を経て、MgSO4 ・7H2 Oの結晶回収8を得る。また、MgSO4 ・7H2 Oを乾燥工程9を経てMgSO4 ・H2 Oの結晶粉末として苦土肥料の原料とする。
【0014】
【実施例】
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
廃石膏ボードに紙が付着したまま15mm以下のサイズに破砕し、多段式焙焼炉で焙焼温度が1000℃以上になるように、熱源として廃石膏ボードに付着している紙を用いる。また、必要なら、熱源の不足分については補助熱源として粉コークス、石炭粉等を事前に配合し混合する。焙焼の形式によっては、廃油等を補助熱源としても良い。廃石膏ボードの焙焼により発生したCaOは焼結原料として利用する。一方、加熱キルンから排出された250〜300℃の排ガスSO2 は脱硫塔において、Mg(OH)2 と接触させMgSO4 を生成させ、このMgSO4 を含む廃液はシックナーで懸濁物を沈澱除去して冷凍機晶析装置にてMgSO4 ・7H2 Oの結晶を得、乾燥装置にて乾燥してMgSO4 ・H2 O粉末として回収する。また、シックナーでの懸濁物を沈澱除去したスラジは製鉄原料として利用し、冷凍機晶析装置からの沈澱物は活性汚泥装置にて処理した後海に放流する。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により産業廃棄物として多量に排出し処理が難しい紙付廃石膏ボードを焙焼してCaOとSO2 に分解し、CaOは焼結原料および各種汚泥の無害化添加剤として利用し、一方、SO2 はMgSO4 ・H2 Oとして各々資源回収することができる産業上極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃石膏ボードからのMgSO4 ・H2 O回収フローを示す図である。
【符号の説明】
1 紙付廃石膏ボード
2 粉コークス
3 焙焼炉
4 焼結設備
5 脱硫塔
6 廃液はシックナー
7 冷却
8 MgSO4 ・7H2 Oの結晶回収
9 乾燥工程
Claims (3)
- 廃石膏ボードをCaOとSO2 に分解する時に発生するSO2 ガスをMg(OH)2 と反応させMgSO4 廃液とし、該MgSO4 以外の不純物を事前に除去して冷却して結晶を析出させ乾燥し粉状のMgSO4 を回収することを特徴とする廃石膏ボードの処理方法。
- MgSO4 の回収効率を向上させるために含MgSO4 廃液の温度を40℃以上に維持することを特徴とする請求項1記載の廃石膏ボードの処理方法。
- 請求項1により発生したCaOを製鉄用焼結プロセスで使用することで発生するSO2 ガスをMg(OH)2 と反応させMgSO4 廃液とし、該MgSO4 以外の不純物を事前に除去して冷却して結晶を析出させ乾燥し粉状のMgSO4 を回収することを特徴とする廃石膏ボードの処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003145170A JP2004344786A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 廃石膏ボードの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003145170A JP2004344786A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 廃石膏ボードの処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004344786A true JP2004344786A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33532421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003145170A Pending JP2004344786A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 廃石膏ボードの処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004344786A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103521499A (zh) * | 2013-10-17 | 2014-01-22 | 江苏欧超环保科技有限公司 | 一种用于镁法脱硫的废渣处理装置 |
CN104355325A (zh) * | 2014-10-16 | 2015-02-18 | 中国中轻国际工程有限公司 | 一种含硫酸镁的洗涤母液回收工艺 |
-
2003
- 2003-05-22 JP JP2003145170A patent/JP2004344786A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103521499A (zh) * | 2013-10-17 | 2014-01-22 | 江苏欧超环保科技有限公司 | 一种用于镁法脱硫的废渣处理装置 |
CN104355325A (zh) * | 2014-10-16 | 2015-02-18 | 中国中轻国际工程有限公司 | 一种含硫酸镁的洗涤母液回收工艺 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5723097A (en) | Method of treating spent potliner material from aluminum reduction cells | |
US5955042A (en) | Method of treating spent potliner material from aluminum reduction cells | |
KR101561637B1 (ko) | 염소바이패스 더스트로부터 염화칼륨 회수방법 | |
JP5851502B2 (ja) | アルミ含有鉄鉱石およびチタン含有鉄鉱石および残留物からの金属抽出法 | |
JP6474304B2 (ja) | 鉄鋼スラグの酸処理方法 | |
WO2011162101A1 (ja) | 塩素バイパスダストの処理方法及び処理装置 | |
CN111533156A (zh) | 焚烧飞灰的处理工艺和焚烧灰渣的处理工艺 | |
JP2006241529A (ja) | ニッケル化合物またはコバルト化合物から硫黄などを除去する精製方法、フェロニッケルの製造方法 | |
JP2020532425A (ja) | 塩素を含む廃棄材料又は産業副産物の精製のための方法 | |
KR101998139B1 (ko) | 물질교환을 통한 무기계 폐기물의 처리방법 | |
JP5355431B2 (ja) | 焼却飛灰及びセメントキルン燃焼ガス抽気ダストの処理方法及び処理装置 | |
JP2011057465A (ja) | 生石灰製造システム及び製造方法 | |
JP2004035937A (ja) | 水溶液からの塩化物の回収方法 | |
CN113816410A (zh) | 一种铝灰渣协同垃圾焚烧飞灰制备铝酸钙的方法 | |
JP6327943B2 (ja) | 廃棄物中の有価金属回収方法 | |
JP2004344786A (ja) | 廃石膏ボードの処理方法 | |
JP4358144B2 (ja) | 廃棄物処理装置及び廃棄物処理方法 | |
JP4236733B2 (ja) | ダイオキシンの熱分解方法および装置 | |
JP2016022439A (ja) | セメントキルン排ガス処理装置及び処理方法 | |
AU756320B2 (en) | Method of treating spent potliner material from aluminum reduction cells | |
JP2002285255A (ja) | 酸化亜鉛焼鉱または酸化亜鉛団鉱の製造方法 | |
JP4472075B2 (ja) | 貝処理方法および貝処理装置 | |
AU749436B2 (en) | Method of treating spent potliner material from aluminum reduction cells | |
JP2004223315A (ja) | リン酸塩およびゼオライトの回収方法 | |
JP2011200842A (ja) | 燃焼排ガスダスト中のカリウムの回収方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080325 |