JP2004344726A - 空気清浄装置 - Google Patents

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Akira Moriyama
顕 森山
Kazunori Masuda
和典 増田
Masumi Tsutsumi
増美 堤
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

【課題】分解および組立がきわめて簡単でメンテナンス性を向上させることができるとともに、本体ケース内部の清掃も十分に行うことのできる空気清浄装置を提供する。
【解決手段】上流側より吸気パネル1、空気浄化部2、仕切りパネル3、吸気用ファン18、本体ケース4から構成される空気清浄装置において、吸気パネル1、空気浄化部2、および仕切りパネル3とが組合わされて着脱自在に一体的にユニット化され、仕切りパネル3にはラッチ10を取り付け、本体ケース4の上部左右の隙間にはカバー16を取り付け、カバー16には仕切りパネル3のラッチ10と嵌合するストライク15を取り付け、ラッチ10とストライク15とを嵌合させることにより、吸気パネル1、空気浄化部2、および仕切りパネル3が組合わされてユニット化されたものと、本体ケース4とを着脱自在に結合する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、汚染空気を清浄化する空気清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気清浄装置は、一般的に、空気の流れの上流側より吸気パネル、空気浄化部ケース、空気浄化部、仕切りパネル、本体ケース、および本体ケース内に配置された吸気用ファンから構成されている(例えば、特許文献1)。
メンテナンスを行う場合において、吸気パネルを本体ケースから取り外し、空気浄化部ケースを仕切りパネルより取り外した後、ネジ止めされている仕切りパネルを本体ケースより工具を使って取り外していた。取り外した吸気パネルなどはそのまま床の上に置いていた。
また、この種の空気清浄装置において、こしのない空気浄化部を使用する場合は空気浄化部ケースの空気浄化部ワク内に空気浄化部を置き、その上から空気浄化部押さえで空気浄化部を挟み込んで固定し、仕切りパネルに取り付けていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−311571号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の空気清浄装置においては、次のような問題があった。
(1)従来空気清浄装置は、本体内部の清掃をする際に、吸気パネル−空気浄化部仕切パネルと順番に分解していく必要があり、作業性が悪く、内部の露出までに時間がかかっていた。
(2)製品のメンテナンス時に空気浄化部取り出して立てたまま交換を行う必要があるため、空気浄化部表面に堆積したホコリや塵埃が落下して不衛生であった。
(3)仕切りパネルは、本体ケースにネジ止めされているので、本体ケース内部を清掃する場合は工具が必要になる。
(4)取り外した吸気パネルなどはそのまま床に置いていたために、吸気パネル表面が傷つきやすい。
(5)従来の空気清浄装置では、こしのない空気浄化部を使用する場合は、空気浄化部ケースの空気浄化部ワク内に空気浄化部を置き、その上から空気浄化部オサエで空気浄化部を挟み込んで固定をしておいてから仕切りパネルに取り付けていた。そのため、空気浄化部ケースが必要となって部品点数が増え、メンテナンス性の低下とともにコストがアップしていた。
(6)本体ケース内部を清掃する場合において、本体ケース内部に送風壁として設けているオリフィスと本体外壁との隙間が非常に狭く清掃しにくいため、ホコリやタバコのヤニなどを十分に拭き取ることができない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、分解および組立がきわめて簡単でメンテナンス性を向上させることができるとともに、吸気パネル表面を保護することができ、かつ、こしのない空気浄化部を使用する場合でも部品点数を減らすことができ、さらに本体ケース内部の清掃も十分に行うことのできる空気清浄装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明の空気清浄装置は、次のように構成している。
請求項1に記載の発明は、吸気パネルと本体ケースが形成する筐体内部に空気浄化部を有する空気清浄装置において、空気の流れの上流側より、吸気パネル、空気浄化部、仕切パネルが組み合わされて着脱自在に一体的にユニット化されており、前記仕切パネルと本体ケース間を、連結及び解離できるようにしたものである。
請求項2に記載の発明は、前記ユニットと、本体ケースとが機械的に連結されることを特徴とするとするものである。
請求項3に記載の発明は、前記ユニットと、本体ケースのいずれか一方がラッチを備え、他方がストライクを備えていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、前記ユニットと、本体ケースとが磁気的に連結されることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、前記ユニットと、本体ケースの連結を、磁石と磁性体の組み合わせ、あるいは磁石どおしの組み合わせにしたことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、前記仕切りパネルと本体ケースにリミットスイッチを設け、前記ユニットと本体ケースとの開閉と、吸気用ファンのモータの停止と駆動を連動させたことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、前記仕切パネルに枠体を設け、相対する前記吸気パネルに空気浄化部押さえを設けたことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、前記仕切パネル壁面の内側にフックを設けたことを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、本体ケースに、送風壁であるオリフィスを形成するとともに、その周囲を形成する本体ケースとの間に隙間が生じないように構成し、前記オリフィスと前記本体ケースとが接する部分に丸みを持たせたことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、前記オリフィスと、その周囲を形成する本体ケースとの間をカバーにより塞いだことを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、前記吸気用ファンを、モータのシャフトに着脱容易な係合取り付けしたことを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明は、前記モータのシャフトにあらかじめバネ方式で浮き沈みする押さえ板を設けておき、吸気用ファンと、皿状の押さえバネとをシャフトに嵌合して押し込み、前記押さえ板を押さえバネ31と係合させて抜け止めしたことを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明は、前記モータのシャフトにあらかじめピン穴を設けておき、吸気用ファンと押さえバネをシャフトに嵌合して押し込んだ後、シャフトのピン穴にピンクリップを差し込んで抜け止めしたことを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明は、前記本体ケース内部の露出を検出する手段を備え、その露出が検知された場合に送風機構の回転を瞬時に停止する機能を備えたことを特徴とするものである。
請求項15に記載の発明は、前記露出検出手段が、前記ユニットと本体ケース間の解離により検出されることを特徴とするものである。
請求項16に記載の発明は、吸気パネルと本体ケースが形成する筐体内部に空気浄化部を有する空気清浄装置において、前記吸気パネルの表面側に突部を設けたことを特徴とするものである。
請求項17に記載の発明は、前記吸気パネル表面側の突部を一体成型により形成したことを特徴とするものである。
請求項18に記載の発明は、送風機構を有する空気清浄装置において、送風壁であるオリフィスと、その周囲を形成する筐体との間に隙間が生じないように構成し、前記オリフィスと前記筐体とが接する部分に丸みを持たせることを特徴とするものである。
請求項19に記載の発明は、回転体による送風機構を有する空気清浄装置において、送風機構の露出を検出する手段を備え、その露出が検知された場合に送風機構の回転を瞬時に停止する機能を備えたことを特徴とするものである。
請求項20に記載の発明は、送風機構の露出の検出手段が、前記仕切パネルと本体ケース間の解離により検出されることを特徴とするものである。
請求項21に記載の発明は、本体ケースにオリフィスを備えた送風機構を有する空気清浄装置において、オリフィスと、その周囲を形成する本体ケースとの間をカバーにより塞いだことを特徴とするものである。
請求項22に記載の発明は、送風機構を有する空気清浄装置において、吸気用ファンを、モータのシャフトに着脱容易な係合取り付けしたことを特徴とするものである。
請求項23に記載の発明は、前記モータのシャフトにあらかじめバネ方式で浮き沈みする押さえ板を設けておき、吸気用ファンと、皿状の押さえバネとをシャフトに嵌合して押し込み、前記押さえ板を押さえバネと係合させて抜け止めしたことを特徴とするものである。
請求項24に記載の発明は、前記モータのシャフトにあらかじめピン穴を設けておき、吸気用ファンと押さえバネをシャフトに嵌合して押し込んだ後、シャフトのピン穴にピンクリップを差し込んで抜け止めしたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
[第1の実施例]
図1は本発明の第1の実施例における空気清浄装置を示す分解斜視図である。図2は図1における分解側断面図である。図3は仕切りパネルの本体ケースへの取り付け時における本体ケース下部と仕切りパネル下部との支点形成を示す要部の斜視図である。図4は仕切りパネルの本体ケースへの取り付け時における本体ケースと仕切りパネルとの嵌合を示す要部の斜視図である。図5は吸気パネルの裏面(下流側の面)を示す背面図である。図6は仕切りパネルの表面(上流側)を示す正面図である。図7は本体ケース内におけるオリフィスを示す正面図である。
本発明の空気清浄装置は、図1および図2に示すように、空気の流れの上流側より吸気パネル1、フィルタや活性炭などの空気浄化部2、仕切りパネル3、本体ケース4、および吸気用ファン18から構成されている。前記吸気パネル1には正面5に吸気口6を設け、前記本体ケース4には、上部に吹き出し口7を設けている。空気は、本体ケース4内部の吸気用ファン18によって、矢印6で示すように、吸気パネル1の吸気口6から吸気され(空気の流れの上流側)、内部の空気浄化部2を通って清浄化された後、本体ケース4の吹き出し口7から、矢印28で示すように、外部に排出される(空気の流れの下流側)。
以下に、詳細な構成を説明する。
前記吸気パネル1と仕切りパネル3は、嵌め込みができるような構造となっており、前記空気浄化部2は、吸気パネル1と仕切りパネル3に挟み込むようにしている。これにより吸気パネル1、空気浄化部2、および仕切りパネル3が着脱自在にユニット化された構造となっている。
仕切りパネル3の背面には本体ケース4と嵌合させるために、一方の連結体(例えばラッチ)10を取り付けている。また、仕切りパネル3の側面上部には、吸気パネル1、空気浄化部2、および仕切りパネル3が一体にユニット化されたものを、本体ケース4に取り付ける際のパネルトッテ14を設けている。なお、吸気パネル1の側面上部には前記仕切りパネル3のパネルトッテ14に対応する位置に切欠部24を設けている。
前記本体ケース4は、上部に空気の吹き出し口7を設けるとともに、内部に吸気用ファン18を設けており、その外周には送風壁となるオリフィス23を本体ケース4と一体に設けている。前記吸気用ファン18は、ネジ締め方式などを用いるファン止め17によって、本体ケース4に着脱自在に取り付けられている。また、本体ケース4の上部左右の、本体ケース4の外壁とオリフィス23との隙間にはカバー16を取り付け、そのカバー16に、仕切りパネル3の背面に取り付けた一方の連結体(例えばラッチ)10と嵌合する位置に他方の連結体(例えばストライク)15を取り付けている。また、本体ケース4の下部には、吸気パネル1、空気浄化部2、および仕切りパネル3が一体にユニット化されたものを、本体ケース4に取り付ける際の仕切りパネル3下部の接点12を嵌め込む支点20を設けている。
上記のように構成される空気清浄装置では、吸気パネル1、空気浄化部2、および仕切りパネル3が一体にユニット化されたものと本体ケース4とを取り付ける場合は、本体ケース4の下部の支点20に仕切りパネル3の下部の接点12を嵌め込んで支点を形成させ、本体ケース4の上部に設けた左側カバー16および右側カバー22に取り付けた他方の連結体15に、仕切りパネル3の背面に取り付けた前記一方の連結体10を嵌合して連結させる。
また、分解する場合、つまり前記ユニットYと本体ケース4の連結の解除(以下、解離という)は、前記他方の連結体15から前記一方の連結体10を外すことにより行う。
このように仕切りパネル3の背面の一方の連結体10と、本体ケース4の上部に設けた左右のカバー16,22に取り付けた他方の連結体15とを着脱させることによりドライバなどの工具を使わずに組立や分解を行うことができる。
なお、図1に示すように、吸気パネル1の表面(空気の流れの上流側の面)には、例えば四隅にそれぞれ突部21を設けている。吸気パネル1を取り外して床などの上に置いた場合に、吸気パネル1の突部21と床が接触することにより吸気パネル1の表面が浮いた状態になる。これによりメンテナンス時に吸気パネル1の表面と床とが接触することがなく、吸気パネル1の表面が傷つくことはない。
なお、この突部21を設ける場所は四隅に限らないし、複数個でなくて1個でもよい。要は、吸気パネル1の表面が例えば床から浮いた状態になればよいのである。
次に、前記空気浄化部2の取り付けについて詳細に説明する。
前記仕切りパネル3には、空気浄化部2を装着するための壁体11を設けるとともに、壁体11の内側に、空気浄化部2を取り付けることが可能な空気浄化部フック8を設けている。前記空気浄化部フック8は、空気浄化部2に差し込むようにして空気浄化部2を保持する。また、仕切りパネル3の壁体11には、吸気パネル1を嵌め込む際に嵌合させる係止片13を両側面の上下にそれぞれ1個所、合計4個所設けている。
また、前記吸気パネル1には吸気パネル1と仕切りパネル3を取り付けた際に空気浄化部2を押さえつける空気浄化部押さえ25を設けている。また、吸気パネル1には仕切りパネル3に嵌め込む際に仕切りパネル3の壁体11の係止片13と嵌合させる係止受け26を4個所設けている。
上記のような構成において、仕切りパネル3の空気浄化部フック8に空気浄化部2を装着するようにして、仕切りパネル3の枠体内に空気浄化部2を取り付ける。その後、空気浄化部2を装着した仕切りパネル3に、吸気パネル1を、仕切りパネル壁体11の係止片13と吸気パネル1の係止受け26が嵌合するようにして嵌め合わせる。吸気パネル1の空気浄化部押さえ25で、仕切りパネル3の押さえ受け9との間の空気浄化部2を押さえることにより、こしのない空気浄化部2でも容易に取り付けることができる。
前記空気浄化部2は、空気浄化部フック8と押さえ受け9とで押さえられることにより、空気の流れの上流側においては、吸気パネル1の空気浄化部押さえ26相互間との間に空間を形成することができ、空気の流れの流れをスムーズにすることができる。また、空気の流れの下流側においては、仕切りパネル3の押さえ受け9相互間との間に空間を形成することができ、空気の流れの流れをスムーズにすることができる。
次に、本体ケース4内の構造について説明する。
本体ケース4には、送風壁としてオリフィス23を一体的に成型して設けている。図7に示すように、本体ケース4とオリフィス23の接する部分は、隙間が生じないように成型されており、またその交点部分には円弧を形成するための丸み部19を設けている。これにより本体ケース4とオリフィス23の間の四隅は狭い隙間がなくなり、また丸み部19を設けることにより角部がなくなり、本体ケース4の内部を十分に清掃することができる。
[第2の実施例]
前述した第1の実施例では、吸気用ファンをモータに固定するファン止め17がネジ締め方式であったが、本第2の実施例では、このファン止め17も工具がなくても着脱が容易にできるワンタッチ方式で行うものである。
具体的には、図8に示すように、本体ケース4に取り付けられているモータ28のシャフト29にあらかじめバネ方式で浮き沈みする押さえ板30を設けておき、吸気用ファン18と、皿状の押さえバネ31とをシャフト29に嵌合して押し込めば、前記押さえ板30が押さえバネ31と係合し抜け止めがなされる構成である。
このようにすることにより、吸気用ファン18の着脱までもが、いわゆるワンタッチ方式で行うことができるようになり、空気清浄装置のメンテナンス性が飛躍的に向上する。
[第3の実施例]
この第3の実施例は、ファン止め17をピンクリップ方式で行うものである。図9に示すように、モータ28のシャフト29にあらかじめピン穴32を設けておき、吸気用ファン18と押さえバネ31をシャフト29に嵌合して押し込んだ後、シャフト29のピン穴32にピンクリップ33を差し込む方式である。この第3の実施例の場合も第2の実施例の場合と同様に、吸気用ファン18の着脱が容易になり、空気清浄装置のメンテナンス性が飛躍的に向上する。
[第4の実施例]
第1の実施例においては、ユニットYと本体ケース4との連結を機械的手段によって行っているが、この第4の実施例では、磁気的な手段で行うものである。
具体的には、前記一方の連結体と前記他方の連結体を、磁石(永久磁石と電磁石を含む)と磁性体の組み合わせ、もしくは磁石どおしの組み合わせで構成している。
この場合は、ユニットYと本体ケース4との解離が工具なしで行うことに加え、磁石と磁性体、あるいは磁石どおしが磁気吸引力で密着するので、ユニットYと本体ケース4との密閉性が向上するとともに、連結時のガタの発生を防ぐことができる。
なお、電磁石の場合は、磁化を切り替えることにより、、ユニットYと本体ケース4との解離を簡単に行うことができる。
[第5の実施例]
第4の実施例に関連して、ユニットYと本体ケース4との連結を電磁石を用いて行う場合に、電磁石の入れ切れを本体の電源と連動させるようにするものである。
電磁石は、本体電源スイッチと連動させ、磁化をON/OFFするようにしている。電源スイッチがONのときの電磁石が働く。この時の吸磁力は、仕切パネル3と本体ケース4を手では解離できない強さに設定されている。一方、電源スイッチを切ると磁化がキャンセルされ、仕切パネル3と本体ケース4を手で解離させることができる。次の第6の実施例で述べるリミットスイッチではなく、電源スイッチと連動させるので、リミットスイッチを切る(仕切パネルと本体ケースを解離させる)ことが可能なのは電源スイッチを切った状態のみとなる。
これにより、電源スイッチとリミットスイッチとの複合的なインタロック効果が生じる。
[第6の実施例]
この第6の実施例は、ユニットYと本体ケース4の開閉と、吸気用ファン18の停止・駆動とを連動させ、安全性を高めようとするものである。
具体的には、本体ケース4の例えば左側カバー16にリミットスイッチを装着するとともに、このリミットスイッチと相対する仕切パネル3の位置にリブを設け、これによりユニットYと本体ケース4の開閉検出を行うものである。
このようにすることにより、ユニットYと本体ケース4とを解離させたときに速やかにモータ28のスイッチを切って吸気用ファンを停止させるので、安全にメンテナンス作業を行うことができる。
[第7の実施例]
前述した第1の実施例では、仕切りパネル3に空気浄化部フック8を設けて、空気浄化部2を保持するようにしているが、本発明の場合は、前記吸気パネル、前記空気浄化部、および前記仕切りパネルとを着脱自在に一体的にユニット化しているので、本体ケース4とは離して空気浄化部2をユニットY内で横にしてメンテナンス作業を行うことができる。したがって、吸気パネル1の空気浄化部押さえ25のみで空気浄化部2の保持を行うことができるので、必ずしも空気浄化部フック8は必要がなく設けなくてもよい。
[第8の実施例]
この第8の実施例は、送風機構を有する空気清浄装置において、送風壁であるオリフィス23と、その周囲を形成する筐体である本体ケース4との間をカバーにより塞ぐようにするものである。
これにより、オリフィス23からのエア漏れにより汚染が広がるオリフィス23と本体ケース4との間(空間)を、相似形のカバーにより塞ぎ、エアの侵入を防ぎメンテナンスし難い筐体の汚れを防ぎことができる。
[第9の実施例]
この第9の実施例は、回転体による送風機構を有する空気清浄装置において、送風機構の露出を検出する手段を備えて、その露出が検知された場合に送風機構の回転を瞬時に停止するようにしたものである。
送風機構の露出の検出は、前記仕切パネルと本体ケース間の解離により行われる。
送風機構(ファン)の露出は、ユニットYの解離により検出する。したがって、リミットスイッチを検出部として使用する。リミットスイッチが開放されるとモータ28への電流が遮断され、惰性で回転する吸気用ファン18を停止させる。リミットスイッチのOFFと同時に本体ケース4に装着された電磁石をOFFする。
次に本体ケース4にモータ28の裏側に配され磁力で保持されていたイタバネが開放され、イタバネの先端に装着されたパッドが吸気用ファン18の裏面に接触する。吸気用ファン18の裏側にパッドを押し当てて吸気用ファン18の回転を停止させる。
[第10の実施例]
本発明の主たる目的は、空気浄化部2と吸気パネル1を仕切パネル3に固定し、吸気パネル1と本体ケース4を直接固定するようにしたことにある。
したがって、吸気パネル1と本体ケース4は、必ずしもワンタッチ方式で固定することに限る必要はなく、ネジ締めなどの方式で固定しても構わない。
【0007】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)請求項1ないし5に記載の発明によれば、本体ケース内部のメンテナンス時には、仕切りパネルを外すのみで本体ケース内部を清掃できる状態に分解することができる。したがって、本体ケース内部の清掃が容易になり、ホコリやタバコのヤニなどをきれいに拭きとることができるとともに、本体ケースは分解の手間を省くことができ、メンテナンスをきわめて簡単に行うことができる。また、分解にあたっては工具を必要としないので、さらに簡単にメンテナンスを行うことができる。また、部品点数を減らすことができ、コストを低減することができる。
(2)請求項6,14,15,19,20に記載の発明によれば、ユニットYと本体ケース4とを解離させたときに速やかにモータ28のスイッチを切って吸気用ファンを停止させることができるので、安全にメンテナンス作業を行うことができる。
(3)請求項7,8に記載の発明によれば、空気浄化部2を本体ケース4とは離してユニットY内で横にして衛生的にメンテナンス作業を行うことができる。
(4)請求項9,18に記載の発明によれば、本体ケース4とオリフィス23の間の四隅は狭い隙間がなくなり、また丸み部19を設けているので角部がなくなり、本体ケース4の内部を十分に清掃することができる。
(5)請求項10,21に記載の発明によれば、オリフィス23からのエア漏れにより汚染が広がるオリフィス23と本体ケース4との間(空間)を、相似形のカバーにより塞ぐので、エアの侵入を防ぎメンテナンスし難い筐体の汚れを防ぎことができる。
(6)請求項11,12,13,22,23,24に記載の発明によれば、吸気用ファン18の着脱までもが、いわゆるワンタッチ方式で行うことができるようになり、空気清浄装置のメンテナンス性が飛躍的に向上する。
(7)請求項16,17に記載の発明によれば、吸気パネル表面が床などに直接接触するおそれがないので傷がつきにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施例における空気清浄装置を示す分解斜視図である。
【図2】図1における分解側断面図である。
【図3】仕切りパネルの本体ケースへの取り付け時における本体ケース下部と仕切りパネル下部との支点形成を示す要部の斜視図である。
【図4】仕切りパネルの本体ケースへの取り付け時における本体ケースと仕切りパネルとの嵌合を示す要部の斜視図である。
【図5】吸気パネルの裏面(下流側の面)を示す背面図である。
【図6】仕切りパネルの表面(上流側)を示す正面図である。
【図7】本体ケース内におけるオリフィスを示す正面図である。
【図8】本発明の第2の実施例における吸気ファンの取り付け構造を示す即断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例における吸気ファンの取り付け構造を示す即断面図である。
【符号の説明】
1 吸気パネル
2 空気浄化部
3 仕切りパネル
4 本体ケース
5 吸気口
6 吸気側の空気の流れを示す矢印
7 吹き出し口
8 空気浄化部フック
9 押さえ受け
10 一方の連結体(ラッチ)
11 壁体
12 接点
13 係止片
14 パネルトッテ
15 他方の連結体(ストライク)
16 左側カバー
17 ファン止め
18 吸気用ファン
19 丸み部
20 支点
21 突部
22 右側カバー
23 オリフィス
24 切欠部
25 空気浄化部押さえ
26 係止受け
27 吹き出し側の空気の流れを示す矢印
28 モータ
29 シャフト
30 押さえ板
31 押さえバネ
32 ピン穴
33 ピンクリップ

Claims (24)

  1. 吸気パネルと本体ケースが形成する筐体内部に空気浄化部を有する空気清浄装置において、空気の流れの上流側より、吸気パネル、空気浄化部、仕切パネルが組み合わされて着脱自在に一体的にユニット化されており、前記仕切パネルと本体ケース間を、連結及び解離できることを特徴とする空気清浄装置。
  2. 前記ユニットと、本体ケースとが機械的に連結されることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記ユニットと、本体ケースのいずれか一方がラッチを備え、他方がストライクを備えていることを特徴とする請求項2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記ユニットと、本体ケースとが磁気的に連結されることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  5. 前記ユニットと、本体ケースの連結を、磁石と磁性体の組み合わせ、あるいは磁石どおしの組み合わせにしたことを特徴とする請求項4に記載の空気清浄装置。
  6. 前記仕切りパネルと本体ケースにリミットスイッチを設け、前記ユニットと本体ケースとの開閉と、吸気用ファンのモータの停止と駆動を連動させたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの項に記載の空気清浄装置。
  7. 前記仕切パネルに枠体を設け、相対する前記吸気パネルに空気浄化部押さえを設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかの項に記載の空気浄化装置。
  8. 前記仕切パネル壁面の内側にフックを設けたことを特徴とする請求項7に記載の空気浄化装置。
  9. 本体ケースに、送風壁であるオリフィスを形成するとともに、その周囲を形成する本体ケースとの間に隙間が生じないように構成し、前記オリフィスと前記本体ケースとが接する部分に丸みを持たせたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかの項に記載の空気清浄装置。
  10. 前記オリフィスと、その周囲を形成する本体ケースとの間をカバーにより塞いだことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかの項に記載の空気清浄装置。
  11. 前記吸気用ファンを、モータのシャフトに着脱容易な係合取り付けしたことを特徴とする請求項1から10のいずれかの項に記載の空気清浄装置。
  12. 前記モータのシャフトにあらかじめバネ方式で浮き沈みする押さえ板を設けておき、吸気用ファンと、皿状の押さえバネとをシャフトに嵌合して押し込み、前記押さえ板を押さえバネ31と係合させて抜け止めしたことを特徴とする請求項11に記載の空気清浄装置。
  13. 前記モータのシャフトにあらかじめピン穴を設けておき、吸気用ファンと押さえバネをシャフトに嵌合して押し込んだ後、シャフトのピン穴にピンクリップを差し込んで抜け止めしたことを特徴とする請求項11に記載の空気清浄装置。
  14. 前記本体ケース内部の露出を検出する手段を備え、その露出が検知された場合に送風機構の回転を瞬時に停止する機能を備えたことを特徴とする請求項1から13のいずれかの項に記載の空気清浄装置。
  15. 前記露出検出手段が、前記ユニットと本体ケース間の解離により検出されることを特徴とする請求項14記載の空気清浄装置。
  16. 吸気パネルと本体ケースが形成する筐体内部に空気浄化部を有する空気清浄装置において、前記吸気パネルの表面側に突部を設けたことを特徴とする空気清浄装置。
  17. 前記吸気パネル表面側の突部を一体成型により形成したことを特徴とする請求項16に記載の空気清浄装置。
  18. 送風機構を有する空気清浄装置において、送風壁であるオリフィスと、その周囲を形成する筐体との間に隙間が生じないように構成し、前記オリフィスと前記筐体とが接する部分に丸みを持たせることを特徴とする空気清浄装置。
  19. 回転体による送風機構を有する空気清浄装置において、送風機構の露出を検出する手段を備え、その露出が検知された場合に送風機構の回転を瞬時に停止する機能を備えたことを特徴とする空気清浄装置。
  20. 送風機構の露出の検出手段が、前記仕切パネルと本体ケース間の解離により検出されることを特徴とする請求項19に記載の空気清浄装置。
  21. 本体ケースにオリフィスを備えた送風機構を有する空気清浄装置において、オリフィスと、その周囲を形成する本体ケースとの間をカバーにより塞いだことを特徴とする空気清浄装置。
  22. 送風機構を有する空気清浄装置において、吸気用ファンを、モータのシャフトに着脱容易な係合取り付けしたことを特徴とする空気清浄装置。
  23. 前記モータのシャフトにあらかじめバネ方式で浮き沈みする押さえ板を設けておき、吸気用ファンと、皿状の押さえバネとをシャフトに嵌合して押し込み、前記押さえ板を押さえバネと係合させて抜け止めしたことを特徴とする請求項22に記載の空気清浄装置。
  24. 前記モータのシャフトにあらかじめピン穴を設けておき、吸気用ファンと押さえバネをシャフトに嵌合して押し込んだ後、シャフトのピン穴にピンクリップを差し込んで抜け止めしたことを特徴とする請求項22に記載の空気清浄装置。
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