JP2004344045A - 有害生物防除システム - Google Patents

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Aya Suzuki
綾 鈴木
Hiroko Sugihara
裕子 杉原
Kenji Tatami
健治 田々美
Shusaku Tsutsumi
周作 堤
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Abstract

【課題】単一の有害生物防除装置を使用者が要望する使用条件に合致させて使用できる安価な有害生物防除システムを提供すること。
【解決手段】有害生物防除システム1は、コンピュータ2と、有害生物防除装置3と、コンピュータ2および有害生物防除装置3を電気的に接続する通信ケーブル4と、を備えている。有害生物防除装置3は、通信ケーブル4を介してコンピュータ2から指令信号を受け、当該指令信号に従って薬剤を拡散する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有害な、虫,菌,等の生物を防除するための有害生物防除システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
蚊等の害虫を駆除するために殺虫剤等の薬剤を拡散する有害生物防除装置として、吸液芯に吸い上げられた薬剤をヒーターで加熱して当該薬剤の害虫防除成分等を蒸散させる加熱蒸散装置(例えば、特許文献1参照)や、害虫防除成分等を保持した薬剤保持体に気流を当てて当該害虫防除成分を揮散させるようにした薬剤揮散装置(例えば、特許文献2参照)は従来から知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−83554号公報(第2頁、第9図)
【特許文献2】
特開2002−209500号公報(第5〜6頁、第1図)
【0004】
図7は、特許文献1で開示されている従来の加熱蒸散装置の概略断面図である。図7に示されるように、加熱蒸散装置50は、上部筺体52および下部筺体53を、嵌着または接着等により組み合せてなる筺体51を有し、筺体51内に液体容器60を収容できるようになっている。液体容器60内には、殺虫成分等の害虫防除成分を含む液体が収容されている。有底筒状の液体容器60には、液体容器60内の液体を吸い上げ可能な吸液芯61が、その一端を液体容器60の小径部60aから外部に露出するように突出させ、そしてその他端を液体に浸漬させて、取付けられている。液体容器60は、下部筺体53の底部側に開放して設けられた装着孔から筺体51内に装着される。
【0005】
筺体51内には、液体容器60の小径部60aを係止する位置決め部材54が設けられており、位置決め部材54には、電気ヒーター等の加熱器(即ち、発熱体)55がネジ56により固定されている。位置決め部材54および加熱手段55にはそれぞれ貫通孔が設けられており、液体容器60を筺体51内に装着した際には、液体容器60から突出する吸液芯61がそれらの貫通孔を貫通して装着される。その状態で、吸液芯61の一端の近傍に配設された加熱手段55により吸液芯61を熱することで、吸液芯61に吸い上げられた液体容器60内の液体が蒸散されて気体となる。
【0006】
筺体51内には、光源57が光源固定部材58によって適宜の位置に固定されている。また、筺体51の外壁には、電源コード62、当該電源コード62からの加熱手段55や光源57への通電を許可/非許可する(即ち、加熱蒸散装置50を動作状態または非動作状態にする)スイッチ63、光源57の光を受光および透過して加熱蒸散装置50の動作状態および非動作状態を外部に表示する透明な受光部材64、液体容器60内の残液量を外部から確認するための窓65、等が設けられている。そして筺体51外壁の図中上方には、吸液芯61から蒸散された気体を外部に放出するための蒸散孔66が設けられている。蒸散孔66は、蒸散された気体が望ましくは蒸散孔66の開口周辺に当たることなく外部に放出されるように、吸液芯61の断面面積より広い開口面積を有している。
【0007】
一方、特許文献2に開示されている薬剤揮散装置は、害虫防除成分等を保持した薬剤保持体をチャンバ内に支持し、当該チャンバ内において吸気口と排気口との間に配置され且つモーターにより回転駆動されるファン(送風器)により生起される気流を薬剤保持体に当てて、害虫防除成分等をチャンバ外に揮散させるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
加熱蒸散装置、薬剤揮散装置、等といった有害生物防除装置は、一般に、その製造者(メーカー)が予め想定した使用条件(使用環境)、例えば、使用空間の広さ、使用空間の温度、使用空間の湿度、使用空間の密閉度、駆除対象害虫の量、駆除対象害虫の種類、等に基づいて設計されており、使用者(ユーザー)には、製造者が予め量や濃度を定めて製品化している薬剤(例えば、6畳用薬剤、10畳用薬剤、30日用薬剤、60日用薬剤、90日用薬剤、等)を選択する他に有害生物防除装置の動作状態または非動作状態のいずれかを選択する以外選択枝がなく、使用者が、任意の(換言すれば、使用者好みの)使用条件に合致したものを得ることは難しい。
【0009】
そこで製造者が、想定される使用条件をより細分化し、それら細分化された使用条件に応じて複数種の有害生物防除装置ならびに当該有害生物防除装置用の複数種の薬剤を製品化すれば、それら有害生物防除装置および当該有害生物防除装置用の薬剤の組み合わせのうち少なくとも1つの組み合わせは使用者が要望する使用条件のものに限りなく近づけることができるであろうが、組み合せる種類が極端に多くなることから使用者に選択の迷いを与えることとなり、使用者が適切に選択できない可能性がある。また、使用者が要望する使用条件は一つとは限らないため、多様な使用条件を使用者が要望する場合、それぞれの使用条件に応じて使用者は有害生物防除装置および当該有害生物防除装置用の薬剤を複数種購入せねばならず、費用がかかってしまう。その上、製品の種類が多くなればなる程、製造コストが上昇するため、製品単価の上昇も避けられない。
【0010】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、単一の有害生物防除装置を使用者が要望する使用条件に合致させて使用できる安価な有害生物防除システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明に係る有害生物防除システムは、請求項1に記載したように、
演算処理装置、処理プログラムを記憶した記憶装置、操作部、およびインタフェースを具備し、前記操作部を操作することにより入力された条件を前記処理プログラムに従って前記演算処理装置で処理し、その処理結果を指令信号として前記インタフェースを介して出力するコンピュータと、
前記コンピュータの前記インタフェースに一端が接続された通信ケーブルと、
前記通信ケーブルの他端が接続され、前記コンピュータからの前記指令信号に従って薬剤を拡散させる有害生物防除装置と、
を備えていることを特徴としている。
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、薬剤を拡散させる有害生物防除装置が、通信ケーブルによってコンピュータと接続され、該コンピュータからの指令信号に従って動作するように構成されているので、使用者は有害生物防除装置の使用条件をコンピュータの操作部を操作することにより任意に設定することができる。即ち、この有害生物防除システムでは、単一の有害生物防除装置を使用者が要望する使用条件に合致させて使用できる。従って、使用者は、有害生物防除装置の動作時間、有害生物防除装置の動作・休止サイクル、薬剤成分の拡散量、等を自由に設定できるので、使用者の要望通りに有害生物防除装置に薬剤を拡散させることができる。
【0013】
また、本発明に係る有害生物防除システムは、請求項2に記載したように、請求項1に記載の有害生物防除システムにおいて、
前記有害生物防除装置が、薬剤拡散手段と、当該薬剤拡散手段を駆動する駆動回路と、前記通信ケーブルの他端に接続されるインタフェースと、を備え、当該インタフェースを介して前記指令信号を受けて前記駆動回路が前記薬剤拡散手段を駆動し、前記薬剤を拡散させることを特徴としている。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、有害生物防除装置が、薬剤拡散手段と、当該薬剤拡散手段を駆動する駆動回路と、通信ケーブルの他端に接続されるインタフェースと、を備え、当該インタフェースを介してコンピュータから指令信号を受けて駆動回路が薬剤拡散手段を駆動し、それにより薬剤を拡散させるように構成されているので、有害生物防除装置を必要最小限の部品から構成した簡単な構造にすることができ、有害生物防除装置を安価に製作することができる。従って、万一、有害生物防除装置が故障する等して交換を要する場合にも、使用者の負担を軽減させることができる。また、簡単な機構の有害生物防除装置を、多様な動作モードで動作させ、有効に薬剤を拡散させることができる。
【0015】
また、本発明に係る有害生物防除システムは、請求項3に記載したように、請求項2に記載の有害生物防除システムにおいて、
前記薬剤拡散手段が、前記薬剤を加熱して蒸散させる加熱器であることを特徴としている。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、薬剤拡散手段が薬剤を加熱して蒸散させる加熱器である場合は、使用者の要望通りに有害生物防除装置に薬剤を蒸散させることができる。
【0017】
また、本発明に係る有害生物防除システムは、請求項4に記載したように、請求項2に記載の有害生物防除システムにおいて、
前記薬剤拡散手段が、前記薬剤に気流を当てて揮散させる送風器であることを特徴としている。
【0018】
請求項4に記載の発明によれば、薬剤拡散手段が薬剤に気流を当てて揮散させる送風器である場合は、使用者の要望通りに有害生物防除装置に薬剤を揮散させることができる。
【0019】
また、本発明に係る有害生物防除システムは、請求項5に記載したように、請求項2に記載の有害生物防除システムにおいて、
前記薬剤拡散手段が、前記薬剤を霧状にして噴霧する噴霧器であることを特徴としている。
【0020】
請求項5に記載の発明によれば、薬剤拡散手段が薬剤を霧状にして噴霧する噴霧器である場合は、使用者の要望通りに有害生物防除装置に薬剤を噴霧させることができる。
【0021】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明の実施の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る複数の好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】
先ず、本発明に係る有害生物防除システムの各実施形態に共通する基本構成を図1および図2を参照して説明する。図1は本発明の有害生物防除システムの概略構成図、そして図2はコンピュータおよび有害生物防除装置の構成を示すシステムブロック図である。
【0024】
図1および図2に示されるように、本発明の有害生物防除システム1は、コンピュータ2と、有害生物防除装置3と、コンピュータ2と有害生物防除装置3とを電気的に接続する通信ケーブル4と、を備えている。各実施形態において共通して用いられるコンピュータ2は、各実施形態の有害生物防除装置3と組み合わせて使用するとき、必要に応じて処理プログラムを変更して夫々の有害生物防除装置3の特性に適合した制御を行なう。
【0025】
コンピュータ2は、中央演算処理装置であるCPU(即ち、Central Processing Unit)11と、ROM(即ち、Read Only Memory)およびRAM(即ち、Random Access Memory)等からなる記憶装置12と、キーボード、マウス、等の操作部13と、CRT(即ち、Cathode Ray Tube)またはLCD(即ち、Liquid Crystal Display)等からなる表示装置14と、インタフェース(I/F)15と、を備えた公知の構成のパーソナルコンピュータである。
【0026】
ROMとしては、例えば、半導体メモリー等の半導体記録媒体、DVD−ROM(即ち、Digital Versatile Disk ROM)、CD−ROM(即ち、Compact Disc ROM)、等の光記録媒体、ハードディスク(HD)、フロッピィーディスク(FD)、等の磁気記録媒体、MO(即ち、Magneto Optical Disk)等の光磁気記録媒体、等が例示される。コンピュータ2には、採用された記録媒体に応じて、該記録媒体に記録されたデータを読み出し可能な読出し装置が配設されている。
【0027】
RAMとしては、記録内容を随時書き換え可能な記録媒体、例えば、不揮発性RAM等の半導体記録媒体等が例示される。コンピュータ2には、RAMとして採用された記録媒体に応じて、該記録媒体にデータを書き込み、または記録されたデータを読み出し可能な記録/読出し装置が配設されている。
【0028】
インタフェース15は、通信ケーブル4を介してコンピュータ2から有害生物防除装置3へ、または有害生物防除装置3からコンピュータ2へ、制御信号や各種データの送受信を行なうためのものであって、例えば、シリアルインタフェース、パラレルインタフェース、USB(即ち、Universal Serial Bus)インタフェース、IEEE1394インタフェース、光通信用インタフェース、等を用いることができる。
【0029】
コンピュータ2は、使用者が操作部13を操作することにより入力した条件(即ち、入力情報)をROMに記録されている処理プログラムに従ってCPU11で演算処理し、その処理結果を制御信号(指令信号)等としてインタフェース15から出力し、通信ケーブル4を介して有害生物防除装置3へ送信する。尚、薬剤の残量を検出するセンサ(不図示)を有害生物防除装置3に設けて、当該センサ(不図示)からの検出信号や各種データ等を通信ケーブル4を介してインタフェース15で受信し、処理プログラムに従ってCPU11で演算処理する形態を採ってもよい。
【0030】
図1に示されるように、コンピュータ2は、外部のプロバイダ(換言すれば、インターネット)5とネットワークケーブル6で接続してもよい。この場合、プロバイダ5に接続された他のコンピュータ8を操作することにより、コンピュータ2を遠方から動作させて制御信号等をインタフェース15から出力させ、通信ケーブル4を介して有害生物防除装置3に送信することができる。また、電話回線や光ケーブル7によってプロバイダ5に接続されている基地局9に携帯電話機10から指示送信することによって基地局9を介してコンピュータ2を動作させて制御信号等を有害生物防除装置3に送信することも可能である。これによって、家庭、工場、病院、事務所、倉庫、或いは飲食店、等に有害生物防除装置3を設置しておき、遠く離れた場所から有害生物防除装置3を遠隔操作することができる。
【0031】
また、図2に示されるように、有害生物防除装置3は、薬剤を保持するための薬剤保持機構16と、薬剤拡散手段17と、駆動回路18と、インタフェース19と、を備えている。
【0032】
インタフェース19は、コンピュータ2に配設されたインタフェース15と同一規格のものであり、例えばシリアルインタフェース、パラレルインタフェース、USBインタフェース、IEEE1394インタフェース、光通信用インタフェース、等のインタフェースである。インタフェース19は、通信ケーブル4を介してコンピュータ2のインタフェース15に接続されており、通信ケーブル4を通じてコンピュータ2との間で制御信号や各種データの通信を行なうようになっている。尚、通信ケーブル4がインタフェース15ならびにインタフェース19の規格に対応(即ち、準拠)したものであることは言うまでもない。
【0033】
尚、上述のように有害生物防除装置3に薬剤の残量を検出するセンサ(不図示)を配置し、該センサ(不図示)から薬剤の残量の情報を通信ケーブル4を介してコンピュータ2に送信し、コンピュータ2が薬剤の残量の情報を表示装置14に画像表示する形態を採れば、有害生物防除装置3自体若しくは薬剤(薬剤保持機構16)の交換時期を精度よく且つ確実に使用者に知らせることができる。また、物理的に有害生物を防除する装置である場合には、適宜のセンサを備えることによって、薬剤量に代えて死虫数、捕獲数、空気中の菌の数、等を使用者に知らせるようにすることもできる。
【0034】
その他、この有害生物防除装置3については、以下第1実施形態〜第3実施形態において詳述する。
【0035】
(第1実施形態)
図3は上述した有害生物防除システム1の第1実施形態における有害生物防除装置(加熱蒸散装置)の縦断面図である。図3に示されるように、上述した有害生物防除装置3に該当する加熱蒸散装置20は、コンピュータ2からの制御信号に従って薬剤を拡散(蒸散)させるためのものであって、薬剤保持機構16として液体容器60、薬剤拡散手段17として加熱器である電気ヒーター55、駆動回路18およびインタフェース19を具備している。
【0036】
液体容器60内には、薬剤として殺虫成分等の有害生物防除成分を含む液体が収容され、吸液芯61の一端が該液体に浸漬されている。吸液芯61の他端は電気ヒーター55の近傍に配置されており、電気ヒーター55を通電すると吸液芯61が加熱され、吸液芯61に吸い上げられた液体が蒸散されて有害生物防除成分を含んだ気体となり蒸散孔66から外部に放出される。
【0037】
電気ヒーター55には、当該電気ヒーター55に供給する電圧、連続/断続通電時間、等を制御して加熱温度を調整する駆動回路18およびインタフェース19が電気的に接続されている。電気ヒーター55としては、放熱リング内に複数個のヒーター素子が配置されたもの、或いはヒーター素子が片面または両面に配置されたもの、等が例示できる。
【0038】
その他の構成要素については、既に説明した図7に示される従来の加熱蒸散装置の構成要素と同様であるため、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0039】
(第2実施形態)
次に、上述した有害生物防除システム1の第2実施形態を説明する。図4は上述した有害生物防除システム1の第2実施形態における有害生物防除装置(薬剤揮散装置)の平面図、そして図5は図4におけるV−V矢視縦断面図である。図4および図5に示されるように、上述した有害生物防除装置3に該当する薬剤揮散装置30は、薬剤保持機構16として薬剤保持体31と、薬剤拡散手段17として送風器であるファン32およびモーター38と、駆動回路18と、インタフェース19と、を備えており、これら構成要素を例えば合成樹脂製の筐体33に収納している。
【0040】
薬剤保持体31は殺虫成分等の有害生物防除成分を含む薬剤を保持するためのものであり、その有害生物防除成分はファン32によって揮散させられる。薬剤保持体31の例としては、ハニカム状、ネット状、マット状、芯状、粒状(複数の粒体の集合で通気性のあるものを含む)、蛇腹状、等の通気性部材や、ハニカム状、ネット状、マット状、芯状、粒状(複数の粒体の集合で通気性のないものを含む)、蛇腹状(蛇腹面上を風が通過するものを含む)、等の非通気性部材、等が挙げられる。また、これら通気性部材および非通気性部材には、例えば、薬液を保持させた非吸液式のものや、薬液が連続供給される吸液式のもの、等がある。薬剤保持体31を形成する材質は、有効成分を十分に保持できるものであれば特に限定されず、紙類、合成樹脂類、セラミック、ガラス繊維、炭素繊維、化学繊維、天然繊維、不織布、編織布、等が例示できる。
【0041】
薬剤保持体31には、略半円形状のインジケータ部31aが一体的に設けられている。インジケータ部31aには、液晶表示装置、LED、等からなる表示手段34が収納されており、図4に示されるように、透明なインジケータ部31aを透して外部から表示手段34を目視することができる。薬剤保持体31の使用時間に比例して変化する表示手段34の形状、色、等の状態から有害生物防除成分の残量を確認でき、薬剤保持体31の使用期限を知ることができるようになっている。液晶表示装置、LED、等の表示手段34は、コンピュータ制御されて使用期限を表示するようになっているが、処理プログラムに従いコンピュータ2自体が使用期限を管理し且つ表示装置14に表示するようにした場合は、薬剤揮散装置30に表示手段34を設ける必要はなく、薬剤揮散装置30の構成を簡素化且つコンパクト化することができる。
【0042】
図5に示されるように、ファン32の中央部を回転軸先端に固定したモーター38は、駆動回路18に電気的に接続されている。駆動回路18はコンピュータ2からの制御信号に基づいて電力を調整してモーター38に供給する。モーター38は駆動回路18から電力供給を受けてファン32を回転させ、このファン32の回転による送風によって気流が薬剤保持体31に当たり、薬剤保持体31から有害生物防除成分が揮散される。
【0043】
尚、筐体33の上面には、ヒンジ35によって開閉自在なように蓋体36が設けられ、該蓋体36を開放して薬剤保持体31を筐体33内の薬剤室39にセットできるようになっている。蓋体36には、複数のスリット状の揮散口36aが設けられている。また、筐体33の裏面には、複数のスリット状の吸気口33aが形成されている。薬剤保持体31を薬剤室39内にセットすると、薬剤保持体31は、吸気口33aと揮散口36aの間、且つファン32の送風方向下流側に配置されるようになっている。
【0044】
(第3実施形態)
次に、上述した有害生物防除システム1の第3実施形態を説明する。図6は上述した有害生物防除システム1の第3実施形態における有害生物防除装置(薬剤噴霧装置)の縦断面図である。図6に示されるように、上述した有害生物防除装置3に該当する薬剤噴霧装置(即ち、エアゾール噴霧装置)40は、薬剤保持機構16としてエアゾール容器41と、薬剤拡散手段17として噴霧器42と、該噴霧器42に電力を調整して供給する駆動回路18と、インタフェース19と、を備えており、これら構成要素を例えば合成樹脂製の筐体43に収納している。
【0045】
エアゾール容器41内には、薬剤として殺虫成分等の有害生物防除成分を含む原液および噴射剤等のエアゾール液が収容されている。エアゾール容器41上に配置された噴霧器42は、コンピュータ2からの制御信号に基づいて電力を調整して供給する駆動回路18およびインタフェース19に電気的に接続されている。噴霧器42は、エアゾール容器41の上端部に設けられたバルブ(不図示)を調節して当該バルブ(不図示)からエアゾール容器41内のエアゾール液を噴出させる電動バルブ調節機構(不図示)を備えている。この噴霧器42の電動バルブ調節機構(不図示)は、コンピュータ2からの制御信号に基づいてバルブ(不図示)を調節し、エアゾール液を噴霧オリフィス42aから霧状にして噴霧する。電動バルブ調節機構としては、例えば電磁石を例示でき、コンピュータ2からの制御信号に基づいて電磁石のプランジャを作動させ、該プランジャによってエアゾール容器41の上端部に設けられたバルブを押圧して、このバルブを開放するようになっている。これによって、エアゾール容器41内のエアゾール液は噴霧オリフィス42aから霧状になって噴霧される。噴霧オリフィス42aから噴霧されたエアゾール液は、筐体43の上面に形成された噴霧口43aから外部に放出される。尚、噴霧器42の代わりに、ポンプ等の加圧機構を備えた電動スプレー装置を用い、コンピュータ2からの制御信号に基づき加圧機構を作動させてエアゾール容器41内の圧力を高め、エアゾール液を噴霧オリフィス42aから霧状にして噴霧するようにしてもよい。上述した第1実施形態〜第3実施形態の他にも、超音波振動装置を用いて、コンピュータ2からの制御信号に基づいて超音波振動装置を振動させることによって有害生物防除成分を霧化して噴霧することも可能である。
【0046】
次に、上記実施形態の作用を説明する。
【0047】
使用者は、図1および図2に示されるように、有害生物防除装置3のインタフェース19とコンピュータ2のインタフェース15とを通信ケーブル4で接続する。そして使用者は、操作部13を操作して任意の(換言すれば、使用者好みの)有害生物防除装置3の使用条件をコンピュータ2に入力する。有害生物防除装置3の使用条件としては、例えば、使用空間の広さ、使用空間の温度、使用空間の湿度、使用空間の密閉度、駆除対象害虫の量、駆除対象害虫の種類、急速駆除、等が挙げられ、これらはコンピュータ2の表示装置14に数値やグラフ等で画像表示されて使用者が有害生物防除装置3の動作モードを変更し易いようになっている。有害生物防除装置3の使用場所を家庭、工場、飲食店、等、得意先別に分類するなどして、有害生物防除装置3の使用条件が予め想定可能な場合には、該使用条件が記憶された記憶媒体を準備しておき、得意先を集中管理することもできる。
【0048】
コンピュータ2は、ROMに記録されている処理プログラムをRAMに展開し、使用者によって操作部13から入力された条件に基づき、該処理プログラムに従ってCPU11で演算処理し、その処理結果をインタフェース15から制御信号(指令信号)として出力して、通信ケーブル4を介して有害生物防除装置3へ送信する。
【0049】
図3に示される加熱蒸散装置20を有害生物防除システム1の有害生物防除装置3として用いた場合は、コンピュータ2から送信された制御信号をインタフェース19が受信し、当該制御信号に基づいて駆動回路18が電気ヒーター55に所定の電力を供給する。そして電気ヒーター55により吸液芯61が使用条件に適した最適温度、最適時間で加熱され、最適量の薬剤が蒸散されて有効に作用する。また、電気ヒーター55への通電開始時間、通電終了時間、通電繰り返し回数、等をコンピュータ2から指令して制御するようにして、有害生物防除装置3を防除に最適な条件で動作させることができる。このように、電気ヒーター55に供給される電力や動作状態はコンピュータ2から送信された制御信号に従って駆動回路18により調整される。
【0050】
例えば、コンピュータ2から急速駆除を指令する制御信号が加熱蒸散装置20に入力された場合、加熱蒸散装置20は、動作開始後しばらくの間(例えば1時間)、通常の温度よりも高温で吸液芯61を加熱して多量の薬剤を蒸散させ、そして所定時間経過時、吸液芯61への加熱を停止するか若しくは通常の低い温度に戻して加熱して通常量の薬剤を蒸散する。これによって、短時間で有害生物防除効果を上げることができる。
【0051】
加熱蒸散装置20はコンピュータ2からの制御信号によって多様な動作モードで動作させることができるので、使用条件毎に分類した複数種類の加熱蒸散装置20を準備する必要がなく、一種類とすることができる。
【0052】
また、図4および図5に示される薬剤揮散装置30を有害生物防除システム1の有害生物防除装置3として用いた場合は、コンピュータ2から送信された制御信号をインタフェース19が受信し、当該制御信号に基づいて駆動回路18がモーター38に所定の電力を供給してファン32を回転させる。そしてファン32の回転により生起させた気流を薬剤保持体31に当てて、薬剤保持体31に保持された薬剤を揮散させる。このように、モーター38に供給される電力はコンピュータ2から送信された制御信号に従って駆動回路18により調整される。従って、気流の風速や風量を決めるファン32の回転数をモーター38への供給電力を調節することによって薬剤の揮散量を変化させることができるので、コンピュータ2から例えば急速駆除を指令する制御信号が薬剤揮散装置30に入力された場合には、短時間で有害生物防除効果を上げることができる。
【0053】
加熱蒸散装置20と同様に、薬剤揮散装置30はコンピュータ2からの制御信号によって多様な動作モードで動作させることができるので、使用条件毎に分類した複数種類の薬剤揮散装置30を準備する必要がなく、一種類とすることができる。
【0054】
また、図6に示される薬剤噴霧装置40を有害生物防除システム1の有害生物防除装置3として用いた場合は、コンピュータ2から送信された制御信号をインタフェース19が受信し、当該制御信号に基づいて駆動回路18が噴霧器42に所定の電力を供給して、電磁石等の電動バルブ調節機構によってバルブを開き、エアゾール容器41内に収容されているエアゾール液を噴霧オリフィス42aから噴霧させる。このように、噴霧器42に供給される電力はコンピュータ2から送信された制御信号に従って駆動回路18により調整される。従って、コンピュータ2から例えば急速駆除を指令する制御信号が薬剤噴霧装置40に入力された場合には、短時間で有害生物防除効果を上げることができる。
【0055】
加熱蒸散装置20ならびに薬剤揮散装置30と同様に、薬剤噴霧装置40はコンピュータ2からの制御信号によって多様な動作モードで動作させることができるので、使用条件毎に分類した複数種類の薬剤噴霧装置40を準備する必要がなく、一種類とすることができる。
【0056】
尚、上述した各実施形態において、有害生物防除装置3の動作モードは、上述した動作モードに限定されるものではなく、コンピュータ2の記憶装置12に記憶させた処理プログラムを変更することにより、容易に変更可能であることは言うまでもない。
【0057】
また、インタフェースとしてUSBインタフェース等を用いた場合は、有害生物防除装置3が必要とする電力を通信ケーブル4によってコンピュータ2から供給することができ、電源ケーブルを有害生物防除装置3に接続する必要がないので、より使い勝手のよい有害生物防除システム1とすることができる。
【0058】
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した各実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0059】
例えば、前述した実施形態では、有害生物防除に有効な薬剤(有害生物防除成分、例えば、防虫剤、忌避剤、殺虫剤、殺菌剤、等)を拡散するようにしたが、本発明はこれに限定されず、当該有害生物防除に有効な薬剤と、例えば、芳香剤、消臭剤、等の薬剤を一緒に拡散するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、薬剤を拡散させる有害生物防除装置が、通信ケーブルによってコンピュータと接続され、該コンピュータからの指令信号に従って動作するように構成されているので、使用者は有害生物防除装置の使用条件をコンピュータの操作部を操作することにより任意に設定することができる。即ち、この有害生物防除システムでは、単一の有害生物防除装置を使用者が要望する使用条件に合致させて使用できる。従って、使用者は、有害生物防除装置の動作時間、有害生物防除装置の動作・休止サイクル、薬剤成分の拡散量、等を自由に設定できるので、使用者の要望通りに一種の有害生物防除装置にて薬剤を拡散させることができる。
【0061】
また、本発明によれば、有害生物防除装置が、薬剤拡散手段と、当該薬剤拡散手段を駆動する駆動回路と、通信ケーブルの他端に接続されるインタフェースと、を備え、当該インタフェースを介してコンピュータから指令信号を受けて駆動回路が薬剤拡散手段を駆動し、それにより薬剤を拡散させるように構成されているので、有害生物防除装置を必要最小限の部品から構成した簡単な構造にすることができ、有害生物防除装置を安価に製作することができる。従って、万一、有害生物防除装置が故障する等して交換を要する場合にも、使用者の負担を軽減させることができる。また、簡単な機構の有害生物防除装置を、多様な動作モードで動作させ、有効に薬剤を拡散させることができる。
【0062】
また、本発明によれば、薬剤拡散手段が薬剤を加熱して蒸散させる加熱器である場合は、使用者の要望通りに一種の有害生物防除装置だけでも薬剤を蒸散させることができる。
【0063】
また、本発明によれば、薬剤拡散手段が薬剤に気流を当てて揮散させる送風器である場合は、使用者の要望通りに一種の有害生物防除装置だけでも薬剤を揮散させることができる。
【0064】
また、本発明によれば、薬剤拡散手段が薬剤を霧状にして噴霧する噴霧器である場合は、使用者の要望通りに一種の有害生物防除装置だけでも薬剤を噴霧させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有害生物防除システムの実施形態の概略構成図である。
【図2】図1に示される有害生物防除システムにおけるコンピュータおよび有害生物防除装置の構成を示すシステムブロック図である。
【図3】本発明に係る有害生物防除システムの第1実施形態における有害生物防除装置(加熱蒸散装置)の縦断面図である。
【図4】本発明に係る有害生物防除システムの第2実施形態における有害生物防除装置(薬剤揮散装置)の平面図である。
【図5】図4におけるV−V矢視縦断面図である。
【図6】本発明に係る有害生物防除システムの第3実施形態における有害生物防除装置(薬剤噴霧装置)の縦断面図である。
【図7】特許文献1に開示された従来の加熱蒸散装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1: 有害生物防除システム
2: コンピュータ
3: 有害生物防除装置
4: 通信ケーブル
11:CPU(演算処理装置)
12:記憶装置
13:操作部
15:インタフェース
16:薬剤保持機構
17:薬剤拡散手段
18:駆動回路
19:インタフェース
32:ファン(送風器;薬剤拡散手段)
38:モーター(送風器;薬剤拡散手段)
42:噴霧器(薬剤拡散手段)
55:電気ヒーター(加熱器;薬剤拡散手段)

Claims (5)

  1. 演算処理装置、処理プログラムを記憶した記憶装置、操作部、およびインタフェースを具備し、前記操作部を操作することにより入力された条件を前記処理プログラムに従って前記演算処理装置で処理し、その処理結果を指令信号として前記インタフェースを介して出力するコンピュータと、
    前記コンピュータの前記インタフェースに一端が接続された通信ケーブルと、前記通信ケーブルの他端が接続され、前記コンピュータからの前記指令信号に従って薬剤を拡散させる有害生物防除装置と、
    を備えていることを特徴とする有害生物防除システム。
  2. 前記有害生物防除装置が、薬剤拡散手段と、当該薬剤拡散手段を駆動する駆動回路と、前記通信ケーブルの他端に接続されるインタフェースと、を備え、当該インタフェースを介して前記指令信号を受けて前記駆動回路が前記薬剤拡散手段を駆動し、前記薬剤を拡散させることを特徴とする請求項1に記載した有害生物防除システム。
  3. 前記薬剤拡散手段が、前記薬剤を加熱して蒸散させる加熱器であることを特徴とする請求項2に記載した有害生物防除システム。
  4. 前記薬剤拡散手段が、前記薬剤に気流を当てて揮散させる送風器であることを特徴とする請求項2に記載した有害生物防除システム。
  5. 前記薬剤拡散手段が、前記薬剤を霧状にして噴霧する噴霧器であることを特徴とする請求項2に記載した有害生物防除システム。
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