JP2004343697A - イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置のタイムベースとビデオ信号を受信する第2のビデオ装置のタイムベースとを同期させる方法及びビデオ装置 - Google Patents

イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置のタイムベースとビデオ信号を受信する第2のビデオ装置のタイムベースとを同期させる方法及びビデオ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004343697A
JP2004343697A JP2004042005A JP2004042005A JP2004343697A JP 2004343697 A JP2004343697 A JP 2004343697A JP 2004042005 A JP2004042005 A JP 2004042005A JP 2004042005 A JP2004042005 A JP 2004042005A JP 2004343697 A JP2004343697 A JP 2004343697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
video device
video signal
control information
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004042005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004343697A5 (ja
JP4630557B2 (ja
Inventor
Philippe Morel
モレル フィリップ
Pascal Malnoe
マルノー パスカル
Didier Bellanger
ベランジェ ディディエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2004343697A publication Critical patent/JP2004343697A/ja
Publication of JP2004343697A5 publication Critical patent/JP2004343697A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4630557B2 publication Critical patent/JP4630557B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/06Generation of synchronising signals
    • H04N5/067Arrangements or circuits at the transmitter end
    • H04N5/073Arrangements or circuits at the transmitter end for mutually locking plural sources of synchronising signals, e.g. studios or relay stations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • H04N5/268Signal distribution or switching

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】殊にビデオ装置が2つの伝送媒体によって接続されており且つこの伝送媒体の伝送遅延が永続的に変化する可能性のある場合、ビデオ装置のタイムベースを同期するための高速な方法を提供する。
【解決手段】位相差の量を表す第1のタイプの制御情報を第1のビデオ装置に伝送するステップと、第1のビデオ装置において、ビデオ信号の位相を第1のタイプの制御情報を表す位相角だけ変えるステップとによって解決される。
【選択図】図1

Description

本発明は、イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置のタイムベースとビデオ信号を受信する第2のビデオ装置のタイムベースとを同期させる方法及びビデオ装置に関する。
ここではビデオ信号は、第1のビデオ装置によって生成され、またイメージ情報とこの第1のビデオ装置のタイムベースから導出される同期情報とを包含する本来のビデオ信号である(複合ビデオ信号)。択一的に、ビデオ信号は圧縮エンジンを介して、一般的にはイメージ形成クロックとは完全に非同期であるクロックレートでこの本来のビデオ信号から得られる圧縮されたビデオストリームである。この場合、本来のタイムベースから導出されたイメージ同期情報は失われてパケット同期が付加され、ビデオ信号の同期情報が供給される。
ビデオ信号は周期的な一連のイメージから形成される。各イメージは、整数の数のラインから形成される。各ラインは複数のポイントまたはピクセルを包含し、これらは時間通りに所定の周波数で区切られる。この周波数は発振器によって供給され、この発振器は通常は水晶発振器である。従来の専門的なビデオ機器では、発振器のピクセル周波数が27MHzであるとすると、1ラインに対してNp=1728ポイントまたは1728ピクセルとなり、1つのイメージに対してNl=625ライン(2つのフレームに分割される)となる。
一般的に生放送番組の製作では、いわゆるミキサと接続された複数のカメラが必要である。このようなミキサの精巧さのレベルは異なる場合がある。ミキサの最も単純な種類はスイッチであり、このスイッチは種々のカメラのうち1つを選択し、このカメラのビデオ信号をミキサの出力に供給する。より精巧なミキサは2つのカメラからのイメージをスーパーインポーズして、連続的な遷移を形成するか、イメージの一方の特定領域が第1のカメラによって供給され、他方の領域が第2のカメラによって供給される組み合わされた出力信号を形成することができる。このようなミキサが作動するためには、ミキサの入力に存在する種々のカメラからのビデオ信号を完全に同期しなければならない。このような同期の意味するところは、種々のカメラのピクセル周波数が等しくなり、ミキサの入力においては種々のカメラからのイメージ間の位相差が存在しなくなるということである。
従来は、各カメラ及びミキサは固有のタイムベースを有していた。これらのタイムベースが相互に独立して動作する場合、タイムベースの精度のレベルがどれほど高くても、これらのタイムベースによって形成されるピクセル周波数は決して完全には等しくならない。種々のカメラからの信号間の位相差は、カメラとミキサとの間の伝送線の長さが異なることに起因する。
これらの問題に関わらず同期を実現するために2つのアプローチが展開された。第1のアプローチはいわゆるイメージ同期装置である。本質的にイメージ同期装置は、各カメラとミキサとの間の適合可能なバッファと見なされる。イメージデータは、このイメージデータがカメラによって生成されたレートでバッファに書き込まれる。このことはカメラのピクセル周波数を基礎としている。このイメージデータはミキサのピクセル周波数でバッファから読み出される。ミキサのピクセル周波数がカメラのピクセル周波数と正確に等しい場合、この同期装置は単なる遅延素子と見なされる。ミキサのピクセル周波数がカメラのピクセル周波数より高い場合、バッファに記憶されているフレームは、カメラによって上書きされる前にミキサによって2回読み出される可能性があり、またカメラのピクセル周波数がミキサのピクセル周波数より高い場合には、バッファ内のフレームはスキップされてしまう(ミキサによって全く読み出されずに上書きされてしまう)可能性がある。フレームが2回読み出されるレートまたはフレームがスキップされてしまうレートは、カメラの周波数とミキサの周波数との間の周波数差に依存する。イメージ同期装置は多様且つ簡単に制御できるが、予測外の遅延を惹起するという欠点を有する。この遅延は0から1イメージの間のどの値もとる可能性がある。このような遅延はプログラム内容を形成するためにビデオ信号及びオーディオ信号をミキシングする際に非常に厄介になる。いわゆる「リップシンク」作用(ビデオ信号より先行するオーディオ信号、またはビデオ信号より遅延するオーディオ信号)は、顕著であり且つ不所望の作用である。
このような問題はゲンロックによるアプローチを使用することによって回避される。このアプローチによれば、各カメラのピクセル周波数はミキサのピクセル周波数と厳密に等しくなるように制御され、各カメラのイメージ位相はミキサのイメージ位相より僅かに先行するように制御され、この先行がカメラとミキサとの間の伝送線の遅延に基づいて検出される。こうすることにより、カメラからのビデオ信号がミキサの入力に到達すると、このビデオ信号のイメージ位相がミキサのイメージ位相と厳密に等しくなる。
ビデオ装置の同期に対する共通のアプローチが以下に記載されている。イメージ情報と第1のビデオ装置のタイムベースから導出される同期情報とを包含する複合ビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置と、前述の複合ビデオ信号を受信する第2のビデオ装置とを備えたビデオシステムでは、
a)同期情報が、第2のビデオ装置によって受信された複合ビデオ信号と、第2のビデオ装置のタイムベースとから抽出される。
b)前述の第2のビデオ装置によって受信された複合ビデオ信号とこの第2ビデオ装置のタイムベースとの間の水平(H)位相差及びフレーム(F)位相差が、抽出された水平(H)同期情報及びフレーム(F)同期情報に基づいて求められる。
c)水平位相差がアナログ領域において計算され、積分器へ供給され、制御電圧が形成される。この制御電圧は、ラインベースで第1のビデオ装置のクロック発生部へと送出され、この第1のビデオ装置の周波数を上昇(または低減)させるために使用され、水平位相差が相殺されるまでライン期間及びフレーム期間が短縮(または延長)される。この技術は位相同期ループ(PLL)として周知である。
d)フレーム位相差が以下のように処理される。このフレーム位相差の値に応じてリセットパルスが形成され、フレームベースまたはサブフレームベースで前述の第1のビデオ装置へと伝送され、この第1のビデオ装置の規則的な(セルフランニング)の周期のみを正確な時間に1回変更する。
一般的に、これら2種類の情報(周波数位相及び水平位相の制御のためのアナログ比例;フレーム制御のための垂直リセット)が組み合わされ、第1のビデオ装置へ送出される。
ここで強調すべきことは、制御情報を第1のビデオ装置へと伝送する伝送媒体は予測可能且つ再現可能な遅延を有していなければならないことである。そうしなければ、リセットパルスは早すぎるかまたは遅すぎてしまい、タイムベースシーケンスが不規則で永続的にエラー状態になる可能性がある。
ビデオカメラシステムの垂直リセット処理の別の特別な実施例が、DE 40 30 148 C2に記載されている。この公報では、カメラから受信した同期パルスとカメラ制御ユニットのローカルタイムベースによって形成された同期パルスとの間のフレーム位相差が計算される。このようなフレーム位相差が存在する場合には、リセットパルスがカメラへ送出され、このカメラが形成するイメージ信号の位相(したがって垂直(V)同期信号の位相)がシフトされる。このイメージ信号は1つのイメージラインと等価である。このプロセスはカメラからのV同期パルスとローカルタイムベースからのV同期パルスとが同相になったことを制御ユニットが発見するまで、1イメージ(すなわち1フレーム)あたり1回繰り返される。例えばPAL標準規格及びSECAM標準規格による従来のビデオイメージにおけるラインの数は625であるから、この従来技術のシステムは、カメラのV同期パルス及び制御ユニットのV同期パルスを調整するために数秒を必要とする。さらにこのことは、リセットパルスの完全に予測可能な伝送遅延にも依存する。
DE 40 30 148 C2
したがって本発明の課題は、殊にビデオ装置が2つの伝送媒体によって接続されており且つこの伝送媒体の伝送遅延が永続的に変化する可能性のある場合、ビデオ装置のタイムベースを同期するための高速な方法と、高速に同期するビデオ装置とを提供することである。
方法に関する課題は、この方法が位相差の量を表す第1のタイプの制御情報を第1のビデオ装置に伝送するステップと、第1のビデオ装置において、ビデオ信号の位相を第1のタイプの制御情報を表す位相角だけ変えるステップとを包含することによって解決される。装置に関する課題は、この装置がビデオ装置のタイムベースは第1のタイプの制御情報によって規定される位相角だけ、出力ポートにおいて出力されるビデオ信号の位相を変えるために適合されることによって解決される。また、ビデオ信号を入力する入力ポートと、入力されるビデオ信号とビデオ装置のタイムベースとの位相差を求める手段と、位相差を量的に規定する制御情報を出力する出力ポートとを有することによって解決される。またビデオ信号を処理する圧縮エンジンからの圧縮されたデータストリームを出力する出力ポートと、制御情報を入力する入力ポートと、ビデオ信号の位相、したがって出力ポートにおいて出力される圧縮データストリームを制御情報によって規定される位相角だけ変えるために適合されるタイムベースとを有することによって解決される。また、基準ピクセル周波数及び基準水平及び/又は垂直信号を受信するためにミキサによって要求されるビデオタイミングを表す基準入力及び圧縮エンジンピクセル周波数を有する圧縮データストリームを入力する入力ポートと、基準入力信号からピクセルクロックを得て、圧縮データストリームからビデオ信号を再構築する伸張エンジンと、基準ピクセル周波数と圧縮エンジンピクセル周波数との間の周波数誤り及び出力ビデオ信号と基準水平及び/又は垂直信号との間の位相角を求める手段と、周波数誤りと位相角を量的に表す制御情報を出力する出力ポートとを有することによって解決される。
本発明では、イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置と、このビデオ信号を受信する第2のビデオ装置とを含むビデオシステムにおいて使用するための、次のようなステップを包含する方法が提案される。すなわち、
a)第2のビデオ装置によって受信されたビデオ信号及びこの第2のビデオ装置のタイムベースから同期情報を抽出するステップ。
b)前述の抽出された同期情報に基づき、第2のビデオ装置によって受信されたビデオ信号とこの第2のビデオ装置のタイムベースとの位相差を求めるステップ。
c)前述の位相差の量を表す第1のタイプの制御情報を第1のビデオ装置に伝送するステップ。
d)前述の第1のビデオ装置において、前述の第1のタイプの制御情報によって表される位相角だけビデオ信号の位相を変えるステップ。
ここでは、位相差が存在すること及び位相差が先行するか遅延するかが求められるだけでなく、位相差の量的な測定結果が形成されて第1のビデオ装置へと伝送される。こうすることにより第1のビデオ装置は位相を1回のステップで適合することができる。したがって、位相差を求めてそれを補正するためには1つのイメージ周期で十分になる。
一般的には、第1のビデオ装置及び/又は第2のビデオ装置がスイッチオンされたときに、本発明による方法を1回実施するだけで十分である。しかし有利には、少なくともステップa)からb)が周期的に繰り返される。ステップc)及びd)も繰り返すことができるが、有利には、第1のタイプの制御情報によって表される位相差が0とは異なる場合のみ、すなわち補正すべき位相差が実際に存在する場合のみ実施される。このようにして、本方法を実施するために必要とされる第2のビデオ装置から第1のビデオ装置への伝送帯域幅は非常に小さくなる。
有利な実施形態によれば、制御情報は所定数のビットを有する2進データ語である。この所定数は少なくとも2である。
さらに本発明は有利には以下の付加的なステップを有する。すなわち、
e)第1のタイプの制御情報及び第2のタイプの制御情報を、第1のタイプの制御情報及び第2のタイプの制御情報によって表される位相差の和が、ステップb)において求められた位相差であるように決定するステップ。
f)第2のタイプの制御情報を前述の第1のビデオ装置にも伝送するステップ。
g)前述の第2のタイプの制御情報によって表される位相シフトを、前述の第1のビデオ装置において複合ビデオ信号に適用するステップ。
第1のタイプの制御情報が有することのできるバイトの数を制限すれば、この情報を第1のビデオ装置へと伝送するために必要とされる時間は小さく抑えられる。この第1のタイプの制御情報は制限的な分解能しか有さないという事実は、さらに第2のタイプの制御情報を送出することによって補償されるので、第1のビデオ装置においてイメージ位相を良好に調整することができる。第2のタイプの制御情報によって表される位相シフトを複合ビデオ信号に適用するためのメカニズムを第1のタイプの制御情報に基づいて行われる急激な切り替えとは異なる構成にすることができる。有利には位相シフトは、前述の第2のタイプの制御情報によって表される位相シフトの符号に応じて、第1のビデオ装置のタイムベースのピクセル周波数を増大または低減することによって、前述のように良好に調整される。すなわち、第1のビデオ装置からのビデオ信号の位相が第2のビデオ装置のビデオ信号の位相より先行していることが発見された場合には、第1のビデオ装置のピクセル周波数は第2のタイプの制御情報に基づき、位相が一致したことが発見されるまで低減され、また第1のビデオ装置からのビデオ信号の位相が第2のビデオ装置のビデオ信号の位相に関して遅延する場合には、第1のビデオ装置のピクセル周波数は、位相が一致するまで増大される。
有利には、ステップd)を実施するための時間は、ステップb)において求められた位相差に応じて、ステップd)の実施後に第1のビデオ装置におけるビデオ信号が所定の位相、有利にはビデオ信号におけるイメージの開始と見なされるように選択される。このようにして、第2のビデオ装置によって受信されたイメージ情報の不連続性が阻止される。
本発明では以下の有利な特徴が提供される。
・H位相差はデジタル領域で計算され、選択的に非線形のステージを介して処理される。この目的は伝送すべきビットの数を低減することである。このような伝送規則により、小さな値を伝送すべき場合には、H位相差の全ての分解能が維持される。伝送すべき値が大きくなると、より多くを丸めることができる。何故ならば、このように丸めても、定常状態(0前後の小さな値)に影響が及ばないからである。それゆえ伝送されるデータは、「範囲」フィールド及び「データ」フィールドから構成されている。範囲フィールド(例えば3ビット)は、符号付きの値であるデータフィールドに適用すべき2のべき乗の係数を有する。
・カメラにおいて反転動作が実行され、近似的なH位相差がデジタルフィルタ(PI)に印加され、制御信号が得られる。この制御信号はアナログ領域のいて変換されるか、はダイレクト・ディジタル・シンセサイザ(Direct Digital Synthesizer)を制御する。いずれの場合においても、第1のビデオ装置のクロック形成によってこの第1のビデオ装置の周波数が増大(または低減)され、H位相差が相殺されるまでこのライン期間及びフレーム期間が短縮(または延長)される。この技術によって3つの利点が得られる。第1に、H位相差の伝送レートがアナログカウンタ部よりも格段に低減される。第2に、伝送ノイズから完全に保護される。最後に、伝送媒体はドロップアウトさえすることもできる。何故ならば、最後のディジタル制御信号が常に使用可能だからである。
・F(フレーム)位相差も非古典的に処理される。すなわち、リセットパルスが受信装置において形成される代わりに、ディジタル領域において計算され且つ最も近似する整数のラインの数に丸められたF位相差が、フレームベースまたはサブフレームベースで前述の第1のビデオ装置へと直接伝送される。
・第1のビデオ装置においては、F位相差がタイムベースと関連して使用され、局所的にリセットパルスが形成される。このリセットパルスは、規則的な(セルフランニング、self-running)周期だけを正確な時間に1回変更する。このように改善することの利点は素晴らしい。つまり、F位相差を伝送するためにどれ程の遅延が必要であるかはもはや問題ではなく、リセットパルスは常に正確な時点に生じる。
既に上述したように、この分野において共通することは、複合ビデオ信号に包含されているイメージ情報は一連のイメージから形成されており、各イメージが複数のラインを包含していることである。この場合有利には、第1のタイプ(V位相)の制御情報はラインの数を表し、このラインの数だけ第1のビデオ装置から受信した複合ビデオ信号が第2のビデオ装置のタイムベースに関して位相シフトされる。殊に、1イメージあたりのラインの数が625である場合には、第1のタイプの制御情報は、1つのラインの分解能を有する2つのビデオ信号間の考えられる全ての位相差を表せるようになるために、少なくとも10ビットの2進ワードでなければならない。
従来のアナログビデオ信号が第1のビデオ装置から第2のビデオ装置へと直接伝送される場合、両装置が動作中であり且つこれらの2つの装置間の伝送線が変更されていなければ、両装置間の伝送遅延は通常は一定である。
(例えばディジタル無線伝送において)ディジタル圧縮が伝送前に必要である場合、両装置間においてはパケット指向の伝送が使用され、例えばイメージデータの第1のピクセルの形成と、第1のビデオ装置において相応の圧縮フィールドの開始を識別するパケットのヘッダとの間の遅延時間が変化する可能性がある。したがって「本来の」ビデオ信号の同期パルスはデータストリーム中に存在しないか、もはや第1のビデオ装置のピクセル周波数を制御するための信頼に足る基礎ではない。このことは多くの理由に起因する。すなわち、伝送クロックは一般的にビデオ形成クロックとは非同期であり、圧縮時間は画像内容に基づいて変化する可能性があり、圧縮されたビデオのデータレートを伝送媒体のデータレートに正確に適合させるために必要とされるスタッフィングメカニズムによって予測不可能な遅延が発生してしまう。
このような圧縮ビデオ伝送システムのための別の重要な特徴は、圧縮エンジン及び伸張エンジンのピクセルクロック周波数が等しいことである。このことは、FIFOオーバラン状態を阻止するための必須条件である。基本的に古典的なMPEGブロードキャストチェーンでは、伸張エンジンのためのピクセルクロックの回復が、受信側において(第1の)PLL原理を使用して行われる。しかしこれでは、第1のビデオ装置をミキサピクセルクロックで同期するのに十分ではない可能性がある。ここで第2のPLLを組み込み、圧縮エンジンのピクセルクロックとミキサのピクセルクロックとが等しい周波数であることも保証する必要がある。2つのPLLを組み込むことは、安定性及びジッタのため実に手間がかかる。このことは技術者に周知である。本発明により、2つのPLLを組み込む必要がない解決手段が得られる。
また、ピクセル周波数制御とH位相とをリンクするという基本的な前提も必要なくなる。ビデオ同期パルスを処理する全ての同期システムでは、H位相が補正されるまでH位相PLLがピクセル周波数を変更する。このことは、H位相がピクセル周波数の積分であるという事実による。したがって、特性が非常に緩慢になる可能性がある。本発明では、ピクセル周波数制御及び(H及びV)位相制御が2つの別個のプロセスに分割されるので、ロック時間が格段に短縮される。
したがって、「本来の」ビデオ信号が一連のデータパケットとしてのデジタルの形態で伝送される前に圧縮される場合、有利には、第2のビデオ装置によって必要とされる同期情報が、第1のビデオ装置のタイムベースから導出され、またデータが包含されているパケットの送信時におけるタイムベース状態を表すデータパケットのうち少なくとも幾つかに含まれている送信時間データを有し、これらの送信時間データそれぞれが第2のビデオ装置による受信に基づいて、第2のビデオ装置のタイムベースから同様に導出された受信時間データと比較され、第2のビデオ装置のピクセル周波数を制御するための周波数誤り情報が、前述の送信時間データと受信時間データとの間の差から計算される。
殊に第1のビデオ装置は、この第1のビデオ装置のタイムベースから導出されたピクセル周波数に基づいて動作する第1のカウンタを有し、第2のビデオ装置は、この第2のビデオ装置のタイムベースから導出されたピクセル周波数に基づいて動作する第2のカウンタを有する。第1のカウンタのカウント値は送信時間データとしてデータパケットに包含されており、第2のビデオ装置による受信に基づく受信時間データである第2のカウンタのカウンタ値と比較される。
第1のビデオ装置または第2のビデオ装置がスイッチオンされるとき、これら2つのカウンタのカウンタ値の間の差は任意の値をとることができる。この差が所定の閾値を超える場合には、第2のカウンタは第1のカウンタから受け取った値に1回だけセットされる。次のカウント値を第1のビデオ装置から受け取った場合には、2つの装置のピクセル周波数が等しくなるよう、この値は第2のカウンタのカウント値と等しくなければならない。2つのカウント値の間の0になることはない差は、2つのピクセル周波数の差を示しており、第1のビデオ装置のピクセル周波数を制御することによって0にされなければならない。
本発明による第1のビデオ装置は、ビデオ信号を出力するための出力ポートと、制御情報を入力するための入力ポートと、タイムベースとを有する。このタイムベースは、前述の出力ポートにおいて出力されるビデオ信号の位相を、前述の第1のタイプの制御情報によって規定された位相角だけ変えるように適合されている。有利には第1のビデオ装置のタイムベースは、さらに前述のビデオ信号のピクセル周波数を前述の第2のタイプの制御情報にしたがってセットするために適合されている。
本発明による第2のビデオ装置は、ビデオ信号を入力するための入力ポートと、入力ビデオ信号とこの第2のビデオ装置のタイムベースとの間の位相角を求める手段と、この位相角を量的に規定する制御情報を出力するための出力ポートとを有する。
有利には第1のビデオ装置は、ビデオ信号を処理する圧縮エンジンからの圧縮データストリームを出力するための出力ポートと、V制御情報を入力するための入力ポートと、タイムベースとを有する。このタイムベースはビデオ信号の位相、したがってこの出力ポートにおいて出力される圧縮データストリームの位相を、前述の第1のタイプの制御情報によって規定された位相角だけ変えるために適合されている。また第1装置のタイムベースはさらに、前述の第2のタイプの周波数制御情報に応じてこのビデオ信号のピクセル周波数をセットするために適合されている。
有利には第2のビデオ装置は、第1のビデオ装置によって供給された圧縮データストリームを入力するための入力ポートと、ミキサによって必要とされるビデオタイミングを表す基準入力(ピクセル周波数、H位相及びV位相)と、ピクセルクロックをこの基準入力から得て、圧縮データストリームからビデオ信号を再構築する伸張エンジンと、基準ピクセル周波数と圧縮エンジンピクセル周波数との間の周波数誤り、並びに出力ビデオ信号とこの第2のビデオ装置の基準H信号及び基準V信号との間の位相角を求める手段と、この周波数誤り及びV位相角を量的に規定する制御情報を出力するための出力ポートとを有する。
本発明のさらなる特徴及び利点は、付属の図面を参照し、本発明の実施形態の以下の説明から明らかになる。
図1において第1のビデオ装置はカメラ1であり、第2のビデオ装置は受信部(一般的にベースステーションまたはカメラ制御ユニット(amera ontrol nit))2であり、この受信部はアナログ複合ビデオ信号をカメラ1から例えば同軸ケーブル、光ファイバのようなダウンリンク伝送線3を介して、またはワイヤレスのアナログ伝送システムを介して受信し、ビデオ信号をミキサ(図示せず)へと、また制御情報をカメラ1へと第2の同軸ケーブル、光ファイバであってもよいアップリンク伝送線4を介して、またはワイヤレスのアナログ伝送システムを介して送信する。図示してはいないが、ミキサは一般的に複数のカメラまたはビデオ信号の他のソースと伝送線を用いて接続するための1つ以上の入力ポートを有する。この伝送線の長さは可変であり、したがってイメージ信号ソースとCCU2との間の伝送遅延には変化が生じる。
カメラ1はイメージ生成チップ11、例えば電荷結合素子(CCD)を包含し、このイメージ生成チップ11へとシーンから光が入射し、このイメージ生成チップ11からイメージが所定のイメージ周波数で読み出される。イメージ生成チップ11はロウとコラムのマトリクス状に配置された多数のピクセルを有する。ここでは簡潔にするために、多数のロウ及びコラムはカメラによって発生されるビデオ信号におけるラインの数及びライン毎のピクセルと同数であるとするが、これは必ずしも要求されるものではない。イメージ生成チップ11からの読み出しは、タイムベース12の電圧制御発振器12aからのピクセルクロック信号の制御により行われ、個々のピクセルの色及び明度を規定するデータはピクセル毎及びライン毎に複合ビデオ信号生成回路13へと出力される。タイムベース12はさらにカウンタ12b及び12cを包含し、これらのカウンタ12b及び12cはピクセルクロック信号PCについての分周器として動作し、一方はカウンタ12bからのイメージライン毎、他方はカウンタ12cからのイメージ毎のレートでの同期パルスΦL、ΦIを複合ビデオ信号生成回路13へと供給する。
イメージ生成チップ11及びタイムベース12から受信した信号に基づき、回路13は通常の複合ビデオ信号CVSを形成し、この複合ビデオ信号CVSにおいては各イメージラインに対応するアクティブ信号がブランクによって分離されており、1つのイメージ同期パルスがフィールドの最後のアクティブラインと後続のフィールドの最初のアクティブラインとの間に挿入され、ライン同期パルスがイメージのアクティブライン間のブランクに挿入される。通常、複合ビデオ信号においては各イメージは2つの連続するインターレースフィールドとして伝送され、これら2つのフィールドの一方は奇数番号のラインを包含し、他方は偶数番号のラインを包含する。第3のタイプの同期パルスがイメージの2つのフィールド間のブランクに挿入される。しかしながらこの第3のタイプは本発明には全く関係が無いのでここでは検討しない。本発明はインターレースビデオ信号また同様に非インターレースビデオ信号に適用することができる。
CCU2は固有のタイムベース21を包含し、このタイムベース21はピクセルクロック信号PC及びライン同期パルス信号ΦL及びイメージ同期パルス信号ΦIをカメラ1のタイムベース12が供給するのと全く同様にして供給する。このタイムベースはフリーランニング(free running)であっても良く、もしくはCCUのタイムベースはミキサからの基準信号(いわゆるブラック・アンド・バースト信号)に基づきロックされることはより適切である。したがってミキサのタイムベースは時間基準を供給し、この時間基準についてCCU及びカメラまたはミキサと接続される他のイメージソースの全てのタイムベースの操作はミキサの各入力ポートにおいて、複合ビデオ信号における個々のイメージの開始が正確に調節され、異なる入力ポート間の切り替えが可能となるように同期されていなければならない。
そのような同期を達成するために、同期抽出回路22がミキサ2の入力ポートと接続されている。抽出回路22からのライン同期信号ΦL及びタイムベース21からのライン同期信号ΦLは位相比較器23へと供給される。2つのライン同期信号間の位相差を表す位相比較器23の出力信号ΔΦLはサンプリング及び変換回路24へと供給される。サンプリング及び変換回路24は位相比較器23からの位相誤り信号を規則的な周期、例えばライン周波数またはその整数分の一の周波数でサンプリングし、H位相遅延を表すディジタルデータを変調回路25へと供給する。
タイムベース21からのイメージ同期パルスΦI及び同期抽出回路からのイメージ同期パルスΦIはV遅延測定回路26へと供給される。このV遅延測定回路26は位相比較器23と類似した構造を持つ位相比較器でよいが、このV遅延測定回路26はライン同期パルス間の位相差を測定するのではなく、イメージ同期パルス間の位相差を測定する。V遅延測定回路26はイメージ同期信号のうちの1つ、例えば同期抽出回路22からの信号が結合されるトリガ入力と、タイムベース21からの別のイメージ同期信号が結合される停止入力と、同期抽出回路22またはタイムベース21からのライン同期信号が結合されるパルスカウント入力とを有するカウンタであって良い。そのようなカウンタはトリガ入力においてイメージの開始を示すパルスを受信すると、ライン同期信号のパルスによって識別されたイメージラインのカウントを開始し、停止入力においてパルスを受信するとカウントを停止する。したがって、そのようにして得られたカウント値ΔΦIはラインの数を表し、この数だけカメラ1からのビデオ信号はミキサのローカルビデオ信号より先行する。このカウンタ値は変調回路25にも供給される。変調回路25は変換回路24及び測定回路26から供給される制御情報をアップリンク伝送線4における伝送に適したフォーマットで伝送し、また適時に何時でも伝送する。
カメラ1ではディジタル復調回路14が変調回路25から送信された制御情報を受信し、変換回路24によって取得された位相差値ΔΦLをディジタルループフィルタ15へと供給する。この入力に基づきループフィルタ15はDAC17を介して電圧制御発振器12aに供給される制御電圧を計算する。別の形態の実現では、ダイレクト・ディジタル・シンセサイザ及びフリーランニングクロック発生器を使用することができ、この場合にはループフィルタのディジタル出力はディジタル・アナログ変換を行うことなくDDS制御部へと供給される。制御電圧はタイムベース12の発振器12aからカウンタ12b、12cへと供給されるピクセルクロックPCの周波数を規定する。したがって位相比較器23、ループフィルタ15及び発振器12aはカメラ1のピクセルクロック周波数PCを制御するための位相同期ループを形成する。そのような位相同期ループ及びその動作は一般的に当業者には公知であるので、この位相同期ループの動作はさらに詳細には説明しない。本発明のために、位相比較器23によって検出される位相差ΔΦLの符号に応じて、発振器12aのピクセルクロック周波数はカメラ1からのビデオ信号のライン同期パルスとミキサのローカルビデオ信号とが完全に調整されたことが分かるまで増大または低減されることが実現されれば十分である。
復調回路14はさらにV遅延測定回路26によって取得されたカウンタ値をカメラ1のリセット回路18へと供給する。リセット回路18はカウンタ12b及び12cの目下の状態を示す信号を受信する。この状態がV遅延測定回路26によって取得されたカウンタ値ndと等しくなると、リセット回路18はタイムベース12のカウンタ12b、12c及びビデオ信号生成回路13をライン数ndの最後においてリセットし、したがってビデオ信号生成回路13は目下のイメージ生成を中止し、新たなイメージの出力を開始する。このようにして、ビデオ信号のイメージ位相は2πnd/Nl(Nlはイメージにおけるラインの数である)の位相角だけ即座に先行される。ここでミキサにおけるイメージ信号間の位相差は1ラインよりも少ない位相差と同程度へと低減される。
イメージ位相の調節は1つのラインを多重化することにより行われるので、位相比較器23によって求められるライン位相差には影響を及ぼさない。したがって、リセット回路18を使用する位相切り替えによるイメージ位相の「粗い調節」と、位相同期ループを使用する細密な調節とは相互に独立している。粗い調節を実施するために、1つのイメージ周期よりも短い周期が2つのビデオ信号間のイメージ位相差を測定するため、また位相差の量に依存させるために要求され、その補正を同一または後続のイメージにおいて実施することができる。全体として、粗い調節のために要求される時間は2つのイメージ周期よりも短い。したがって、カメラ1またはCCU2がスイッチオンされたときには、複合ビデオ信号の完全な垂直同期が40ms以内に達成される。水平同期にはループフィルタ及びVCXOの制約に依存するよりも長い時間がかかる。
原則として、V遅延測定回路26は2つの複合ビデオ信号の相対的な遅延をイメージ毎に1回測定することができる。しかしながら、イメージ位相の粗い調節が一旦実施されると、V遅延測定回路の26のカウンタ値は通常0になり、リセット回路18を使用してイメージ位相を変える必要はもはやない。したがって、V遅延測定回路26のカウンタ値が0である場合には、このカウンタ値のカメラ1への伝送も必要なく、アップリンク伝送線4の帯域幅を他の目的のために保持することができる。
図2はカメラ1及びCCU2を包含するビデオシステムのブロック図であり、このビデオシステムにおいてはイメージ情報及びイメージ同期情報を包含するビデオ信号が圧縮されて、ディジタルの形態でダウンリンク伝送線3において伝送される。ビデオ信号のディジタル伝送は相当な帯域幅を要求するので、伝送線を光ファイバとすることができるか、シングルキャリアまたはマルチキャリアのようなディジタル変調技術を使用することがき、結果のスペクトルは無線(ワイヤレス)伝送にも適したものとなる。
カメラ1においてイメージ生成チップ11、タイムベース12、復調回路14、ループフィルタ15、電圧制御発振器12a及びDAC17(またはDDS)及びリセット回路18は図1と同一であるので再度は説明する必要はない。ビデオ信号生成回路13は、イメージ生成チップ11から受信したピクセルデータをアナログビデオ信号に変換するのではなく、イメージ情報及びイメージ同期情報を包含する一連のディジタルデータを形成し、このディジタルデータをカメラ1とダウンリンク伝送線3との間に挿入されている送信インタフェース5のデータ圧縮回路51に供給するという点で、図1におけるビデオ信号生成回路とは異なる。データ圧縮回路51の出力側はFIFOバッファ52と接続されており、このFIFOバッファ52には圧縮されたビデオデータストリームがパケット形成回路53へと送られる前に一時的に記憶される。このパケット形成回路53はダウンリンク伝送線3における伝送に適したフォーマットを有するパケットへとデータをグループ化する。また明瞭にするためにこのブロック図には示してはいないが、ディジタル変調回路及びRFアップコンバータをパケット形成回路53の出力側と伝送媒体との間に挿入することができる。このことは無線伝送の場合に殊に当てはまる。
ビデオ信号生成回路13から受信したイメージ情報の圧縮率は、これらのデータによって表されるイメージの複雑性に応じて可変である。したがって、データ圧縮回路51の出力側におけるデータレートを変化させることができる。変調回路への一定のデータレートを供給するために3つの公知のメカニズムが使用される。いずれの圧縮エンジンも出力ビットレートを低減/増大させるための入力を有する。ここでは明瞭にするために図示していないが、これはサーボループのタスクであり、このサーボループは出力ビットレートを測定し、この測定された出力ビットレートを要求されるビットレートと比較し、所望のビットレートへとビデオを多かれ少なかれ圧縮する。しかしながらこのサーボループは一般的に短時間のオーバーランまたはアンダーランを阻止するには緩慢である。FIFOバッファ52はそのような変動データレートを吸収する。さらにはスタッフィングメカニズムがアンダーラン条件の発生の際に自動的に生成されるダミーパケットを生成するので、パケット形成回路53はデータを一定のレートで変調回路に供給する。このようにして、ダウンリンク伝送線3における一定のデータレートを常に維持することができ、ダウンリンク伝送線3の伝送容量は効率的に使用される。しかしながらこのことは、送信インタフェース5がカメラ1及びミキサ2の操作時間中に変化する可能性のあるビデオ信号の伝送遅延を惹起するという問題が生じる。したがって、ビデオ信号生成回路13からの圧縮されたイメージデータに必要に応じて包含されている同期情報に関連するビデオは、もはやCCU2におけるイメージ及び2つのビデオ信号間のイメージ位相差及びライン位相差を算出するための信頼に足る基礎ではない。
この問題は、ダウンリンク伝送線3において伝送されるデータパケットに予備同期情報としての付加的な時間情報(いわゆるタイムスタンプ)がパケット形成回路53において、これらのデータパケットが送信される直前に挿入されることによって解決される。この付加的なタイムスタンプ情報はMPEG規格においてPCRと呼ばれる量と同等な類似のPCRと称されるカウンタ値である。PCRは電圧制御発振器12aからのピクセルクロック信号のパルスをカウントするPCRカウンタ54によって供給される。PCRはミキサに送信される全てのパケットに包含されている必要はない。パケットの一部にPCRが存在していれば十分である。原則として、PCRが包含されているパケットは任意且つ可変の周期で選択することができる。
ダウンリンク伝送線3の受信端部には、ここでもまた明瞭にするためにこのブロック図には図示していないRFダウンコンバータ及びディジタル復調回路を受信インタフェースの上流側に挿入することができる。このことは無線伝送の場合に殊に当てはまる。受信インタフェース6は、パケット形成回路53の機能とは逆の機能を有するアンパック及びPCR抽出回路61と、FIFOバッファ62と、圧縮回路51の機能とは逆の機能を有する伸張回路63とを包含する。伸張エンジンのピクセルクロックは直接的にミキサ基準信号から導出される。したがって伸張回路63の出力では、圧縮回路51へと入力されたデータシーケンスが再構築されている。
アンパック及びPCR抽出回路61はデータパケットに包含されているディジタルビデオ信号から同様にデータパケットに包含されているPCRを分離し、PCR発生器64及び比較器65の第1の入力側へと供給する。PCR発生器はタイムベース21から供給されるピクセルクロック信号PCのパルスをカウントする、送信側におけるPCRカウンタ54と類似するPCRカウンタと、このカウンタの目下のPCRを比較器65の第2の入力側へと出力するインタフェース回路とを包含し、抽出回路61からそれを受信するPCRによってトリガされる。
カメラ1及び/又はCCU2がスイッチオンされた直後には、比較器65の2つの入力側におけるPCRの差は完全に任意である。この差がイメージ周期の所定のフラクションに対応する閾値を上回ると、比較器65の出力側と接続されている初期化回路66はPCR発生器64のPCRをカメラ1から受信したPCRと等しくなるようにセットする。カメラ1及びCCU2のピクセル周波数が同一である場合にはPCRは同様にランし、カメラ1がさらなるPCRを送信する時には何時でも、そのPCRがPCR発生器64のPCRと同一であることが予想される。2つのPCRに差が存在する場合には、その差はカメラ1及びCCU2のピクセルクロック周波数の差を表す。初期化回路66の閾値及びカメラ1からのPCRを有する2つのパケット間の時間は、2つのピクセルクロック信号の予想される精度を基礎として選択され、PCR発生器64が一度初期化されると、比較器65によって検出されたPCRの差は通常初期化回路66の閾値を上回らない。このPCRの差はデータ圧縮回路27に供給される。この選択的な回路は整定時間を妥協せずともビットレートをさらに低減することができる。
ここでの着想は定常状態におけるものであって、PCRの差はほぼ0でありまた完全な精度でもって伝送する必要があり、それに対し整定時間においてはPCRの差は非常に重要となるが、高い精度は必要ない。つまり範囲0(0近辺の正または負の小さい値)に関しては、値を正確に符号化するためのビットの数は少ない。範囲1(範囲0の絶対値の2倍の絶対値)に関しては、PCRの差は2の最も近い倍数に丸められてシフトダウンされ、これにより分解能は失われるが伝送されるビットの数は保たれる。範囲2(範囲1の絶対値の2倍の絶対値)に関しては、PCRの差は4の最も近い倍数に丸められてシフトダウンされ、これによりやはり分解能は失われるが伝送されるビットの数はそれどころかさらに保たれる。この原理を所期のように繰り返すことができる。PLLは原則として閉ループシステムであるので、分解能の妥協がロック処理を変化させることはない。結果のデータ対(範囲、データ)は変調回路25に送信され、この変調回路25からアップリンク伝送線4を介してカメラ1へと伝送され、復調回路14において復調され、伸張回路において(範囲、データ)対から再生成されるデータが伸張されて制御信号としてループフィルタ15へと供給される。このようにして、カメラ1のピクセルクロック周波数PCはミキサ2のピクセルクロック周波数PCに等しく維持される。
伸張回路63から出力される伸張イメージデータは可変遅延バッファ28へと供給され、この可変遅延バッファ28は0とZMとの間の全ての遅延並びにディジタル変調器及びディジタル復調器における純粋な遅延をも調節することができる。このZMは、例えばFIFOバッファ52における圧縮データの可変の遅延によって惹起されるカメラ1とCCU2との間のデータパケットの伝送時間の変化である。可変遅延バッファ28の機能はイメージ同期装置の機能と幾分か類似するが、イメージ同期装置とは可変遅延バッファ28におけるデータの入出力の時間平均データレートが厳密に等しく、可変遅延バッファ28においてはデータは破棄されないまたは2回バッファ28から読み出されないという点で異なる。FIFOについて説明すると、その深さは僅かなラインを記憶するには十分な大きさであり、またその書き込み及び読み出しメカニズムは以下の通りである。イメージの最初のデータの書き込みはFIFOの最初の位置において行われ、後続のデータは最初のアドレスに対して増分していくアドレスに書き込まれる。FIFOからの最初のデータの読み出しはアクティブイメージの開始時に基準信号によって要求されると行われる。最初のデータの書き込みはこのデータを読み出す前に0からZMへのクロックパルスで行う必要があり、そうでなければFIFOのオーバランが生じる。つまりFIFOの遅延は計算を要せず、伸張エンジンから供給されるビデオの読み出し時間(0からZM)及び基準信号に自動的に依存するものである。
図1と類似する遅延測定回路26は、伸張エンジン63からの出力ビデオ信号とミキサ(及びローカルタイムベース21)のローカル基準信号との間のイメージ位相差を検出するために、タイムベース21及び伸張エンジン63の出力側と接続されている。測定されたV位相差は0からZMの付加的な遅延を考慮してオフセットされる。換言すれば、V位相測定回路はリセット後のように値の計算及びリセット回路18への値の伝送を行い、伸張エンジン63の出力はミキサから供給される基準信号を考慮して僅かに先行する(ZM/2)。ZMはカメラのCCD出力から伸張エンジンへの全体の伝送経路の伝送遅延のピークピーク変動であるので、遅延素子はオーバラン状態にならず0からZMの遅延を付加する最高の操作条件にある。そのように測定されたV位相差が遅延変動ZMを上回る場合には、このV位相差は圧縮回路29、変調回路25、アップリンク伝送線4及び復調回路14を介してカメラ1のリセット回路18へと伝送される。リセット回路18においては、この位相差が図1に関連させて説明したように、タイムベース12及びビデオ信号生成回路13の位相を変えるために使用される。遅延測定回路26によって測定された位相差が±ZM/2よりも小さい場合には、位相差の伝送はもはや要求されない。
この実施形態においても、2つのイメージ周期の最大値はカメラ1とCCU2との間の完全なV同期のために要求される。
第1のビデオ装置から第2のビデオ装置へとアナログビデオ信号が伝送される、本発明による第1及び第2のビデオ装置を包含するビデオシステムのブロック図である。 ディジタル圧縮されたデータストリームが第1のビデオ装置から第2のビデオ装置へと伝送される、第1及び第2のビデオ装置を包含するビデオシステムのブロック図である。
符号の説明
1 カメラ、 2 CCU、 3 ダウンリンク伝送線、 4 アップリンク伝送線、 5 送信インタフェース、 6 受信インタフェース、 11 イメージ生成チップ、 12 タイムベース、 12a 電圧制御発振器、 12b、12c カウンタ、 13 ビデオ信号生成回路、 14 ディジタル復調回路、 15 ループフィルタ、 17 DAC、 18 リセット回路、 21 タイムベース、 22 同期抽出回路、 23 位相比較器、 24 サンプリング及び変換回路、 25 変調回路、 26 遅延測定回路、 27 データ圧縮回路、 28 可変遅延バッファ、 29 圧縮回路、 51 データ圧縮回路、 52 FIFOバッファ、 53 パケット形成回路、 54 PCRカウンタ、 61 アンパック及びPCR抽出回路、 62 FIFOバッファ、 63 伸張回路、 64 PCR発生器、 65 比較器

Claims (16)

  1. イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号(CVS)を伝送する第1のビデオ装置(1)のタイムベース(12)と該ビデオ信号(CVS)を受信する第2のビデオ装置(2)のタイムベース(21)とを同期させる方法であって、
    a)同期情報(ΦI、ΦL、;ΦI、ΦL;PCR、PCR)を前記第2のビデオ装置(2)によって受信された前記ビデオ信号(CVS)及び前記第2のビデオ装置(2)のタイムベース(21)から抽出するステップと、
    b)前記第2のビデオ装置(2)によって受信された前記ビデオ信号(CVS)と前記第2のビデオ装置(2)の前記タイムベース(21)との位相差(ΔΦI、ΔΦL)を前記抽出された同期情報(ΦI、ΦL、;ΦI、ΦL;PCR、PCR)に基づき求めるステップとを包含する方法において、
    c)前記位相差の量を表す第1のタイプの制御情報(ΔΦI)を前記第1のビデオ装置(1)に伝送するステップと、
    d)前記第1のビデオ装置(1)において、前記ビデオ信号(CVS)の位相を前記第1のタイプの制御情報(ΔΦI)を表す位相角だけ変えるステップとを包含することを特徴とする方法。
  2. 前記ステップa)及びb)を周期的に繰り返す、請求項1記載の方法。
  3. 前記第1のタイプの制御情報(ΔΦI)は所定数n≧2のビットを有する2進データ語であり、
    e)該第1のタイプの制御情報(ΔΦI)及び第2のタイプの制御情報(ΔΦL、ΔPCR)を、該第1のタイプの制御情報(ΔΦI)及び該第2のタイプの制御情報(ΔΦL、ΔPCR)によって表される位相差の和が前記ステップb)において求められた位相差であるように決定するステップと、
    f)前記第2のタイプの制御情報(ΔΦL、ΔPCR)を前記第1のビデオ装置(1)にも伝送するステップと、
    g)前記第2のタイプの制御情報(ΔΦL、ΔPCR)によって表される位相シフトを前記第1のビデオ装置(1)において前記ビデオ信号(CVS)に適用するステップとを包含する、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記ステップg)を、前記第1のビデオ装置(1)の前記タイムベース(12)のピクセルクロック信号(PC)の周波数を前記第2のタイプの制御情報(ΔΦL、ΔPCR)によって表される前記位相シフトの符号及び/又は振幅に応じて増大または低減することにより実施する、請求項3記載の方法。
  5. 前記ステップc)及びd)を、前記第1のタイプの制御情報(ΔΦI)によって表される前記位相差が0ではない場合にのみ実施する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記ステップd)を実施する時間を、前記ステップb)において求められた位相差に応じて、前記ステップd)の実施後に前記第1のビデオ装置(1)における前記ビデオ信号(CVS)が所定の位相と見なされる選択する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記所定の位相は前記ビデオ信号(CVS)におけるイメージの開始である、請求項6記載の方法。
  8. 前記ビデオ信号(CVS)に包含されるイメージ情報を一連のイメージから形成し、各イメージは複数のラインを包含し、前記第1のタイプの制御情報(ΦI)は複数のラインを表し、該ラインだけ、前記第1のビデオ装置(1)から受信した前記ビデオ信号(CVS)を前記第2のビデオ装置(2)のタイムベースに関連して位相シフトする、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 前記ビデオ信号(CVS)を一連のデータパケットとしてディジタルの形態で伝送し、各データパケットはイメージデータを包含し、該データパケットのうちの幾つかのデータパケットは、前記第1のビデオ装置(1)のタイムベースから導出され、送信時間が包含されているデータパケットの該送信時間を表す送信時間データ(PCR)を包含し、各送信時間データ(PCR)を前記第2のビデオ装置(2)による受信に基づき、該第2のビデオ装置(2)のタイムベース(21)から導出される受信時間データ(PCR)と比較し、前記第2のタイプの制御情報(ΔPCR)を前記送信時間データ(PCR)と前記受信時間データ(PCR)との差から導出する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 前記第1のビデオ装置(1)は該第1のビデオ装置(1)の前記タイムベース(12)から導出されるピクセル周波数(PC)に基づき動作する第1のカウンタ(54)を包含し、前記第2のビデオ装置(2)は該第2のビデオ装置(2)の前記タイムベース(21)から導出されるピクセル周波数(PC)に基づき動作する第2のカウンタ(64)を包含し、前記第1のカウンタ(54)のカウンタ値(PCR)を送信時間データとしてデータパケットに包含させ、受信時間データとしての前記第2のカウンタ(64)のカウンタ値(PCR)と比較する、請求項9記載の方法。
  11. 前記第1のカウンタ(54)のカウンタ値(PCR)と前記第2のカウンタ(64)のカウンタ値(PCR)との差(ΔPCR)が所定の閾値を上回る場合には、前記第2のカウンタ(64)を前記第1のカウンタ(54)から受信した値(PCR)にセットする、請求項10記載の方法。
  12. ビデオ信号(CVS)を出力する出力ポート及び制御情報を入力する入力ポートを有するビデオ装置(1)において、
    該ビデオ装置(1)のタイムベース(12)は第1のタイプの制御情報(ΔΦI)によって規定される位相角だけ、前記出力ポートにおいて出力されるビデオ信号(CVS)の位相を変えるために適合されることを特徴とするビデオ装置。
  13. 前記タイムベース(12)はさらに、第2のタイプの制御情報(ΔΦL)に応じて前記ビデオ信号(CVS)のピクセル周波数(PC)をセットするために適合される、請求項12記載のビデオ装置。
  14. ビデオ信号(CVS)を入力する入力ポートと、入力される前記ビデオ信号(CVS)とビデオ装置(2)のタイムベース(21)との位相差を求める手段(26)と、該位相差を量的に規定する制御情報(ΔΦI)を出力する出力ポートとを有することを特徴とするビデオ装置(2)。
  15. ビデオ信号を処理する圧縮エンジンからの圧縮されたデータストリームを出力する出力ポートと、制御情報を入力する入力ポートと、前記ビデオ信号の位相、したがって前記出力ポートにおいて出力される前記圧縮データストリームを前記制御情報によって規定される位相角だけ変えるために適合されるタイムベースとを有することを特徴とする、ビデオ装置。
  16. 基準ピクセル周波数及び基準水平及び/又は垂直信号を受信するためにミキサによって要求されるビデオタイミングを表す基準入力及び圧縮エンジンピクセル周波数を有する圧縮データストリームを入力する入力ポートと、前記基準入力信号からピクセルクロックを得て、前記圧縮データストリームからビデオ信号を再構築する伸張エンジンと、前記基準ピクセル周波数と前記圧縮エンジンピクセル周波数との間の周波数誤り及び前記出力ビデオ信号と基準水平及び/又は垂直信号との間の位相角を求める手段と、前記周波数誤りと前記位相角を量的に表す制御情報を出力する出力ポートとを有することを特徴とする、ビデオ装置。
JP2004042005A 2003-02-18 2004-02-18 イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置のタイムベースとビデオ信号を受信する第2のビデオ装置のタイムベースとを同期させる方法 Expired - Fee Related JP4630557B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP03290401A EP1450555A1 (en) 2003-02-18 2003-02-18 Video device and method for synchronising time bases of video devices

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004343697A true JP2004343697A (ja) 2004-12-02
JP2004343697A5 JP2004343697A5 (ja) 2007-03-29
JP4630557B2 JP4630557B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=32011085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004042005A Expired - Fee Related JP4630557B2 (ja) 2003-02-18 2004-02-18 イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置のタイムベースとビデオ信号を受信する第2のビデオ装置のタイムベースとを同期させる方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7436456B2 (ja)
EP (1) EP1450555A1 (ja)
JP (1) JP4630557B2 (ja)
DE (1) DE102004007098A1 (ja)
GB (1) GB2398956B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007036957A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 通信システム
JPWO2006100727A1 (ja) * 2005-03-18 2008-08-28 富士通株式会社 映像装置における映像信号と音声信号との同期制御方法および装置
WO2011125737A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 ソニー株式会社 受信装置およびカメラシステム
JP2011217061A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Sony Corp カメラシステム、信号遅延量調整方法及びプログラム
KR20120017947A (ko) * 2010-08-20 2012-02-29 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치와 그의 데이터전송방법
JP2012138826A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Hitachi Ulsi Systems Co Ltd ビデオエンコーダシステム
US9032459B2 (en) 2010-03-31 2015-05-12 Sony Corporation Camera system, signal delay amount adjusting method and program
EP3984244A4 (en) * 2019-06-13 2023-07-12 Verb Surgical Inc. METHOD AND SYSTEM FOR SYNCHRONIZING PROCEDURE VIDEOS FOR COMPARATIVE LEARNING

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8190680B2 (en) * 2004-07-01 2012-05-29 Netgear, Inc. Method and system for synchronization of digital media playback
EP1667430A1 (en) * 2004-12-06 2006-06-07 Thomson Licensing Synchronising a base unit and a camera unit which are connected by two opposite-direction digital video signal connections
EP1667429A1 (en) * 2004-12-06 2006-06-07 Thomson Licensing Synchronising a base unit and a camera unit which are connected by two opposite-direction digital video signal connections
US7995143B2 (en) * 2006-02-10 2011-08-09 Qualcomm Incorporated Wireless video link synchronization
US20070291856A1 (en) * 2006-06-20 2007-12-20 Radiospire Networks, Inc. Clock regeneration system and method for wireless media content delivery systems
US8170013B2 (en) * 2007-06-12 2012-05-01 Thomson Licensing Automatic compensation of a delay of a synchronization signal in a packet switching network
US8102470B2 (en) * 2008-02-22 2012-01-24 Cisco Technology, Inc. Video synchronization system
JP5526638B2 (ja) * 2008-10-30 2014-06-18 株式会社Jvcケンウッド ワイヤレス画像伝送装置およびワイヤレス画像伝送方法
JP2011223341A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Sony Corp 伝送装置、カメラ装置、カメラ制御装置、およびカメラシステム
FR2967324B1 (fr) 2010-11-05 2016-11-04 Transvideo Procede et dispositif de controle du dephasage entre cameras stereoscopiques
US9565426B2 (en) 2010-11-12 2017-02-07 At&T Intellectual Property I, L.P. Lip sync error detection and correction
CN103210656B (zh) * 2011-03-09 2016-08-17 日立麦克赛尔株式会社 影像发送装置、影像发送方法、影像接收装置以及影像接收方法
US10778905B2 (en) * 2011-06-01 2020-09-15 ORB Reality LLC Surround video recording
US10764473B2 (en) * 2016-01-14 2020-09-01 Disney Enterprises, Inc. Automatically synchronizing multiple real-time video sources
CN106507202B (zh) * 2016-11-11 2019-12-17 传线网络科技(上海)有限公司 播放控制方法及装置
US20180208885A1 (en) 2017-01-24 2018-07-26 Mary Ann Pfannenstiel Antibiotic-free compositions for the prevention or control of coccidiosis
JP7416704B2 (ja) * 2018-03-14 2024-01-17 ロケイタ コーポレイション プロプライエタリー リミテッド ロケーションネットワークを同期するための方法及び装置
CN116112721A (zh) * 2018-04-24 2023-05-12 谷歌有限责任公司 多个设备上的同步媒体内容回放的方法、系统和介质
CN110933253B (zh) * 2019-11-25 2022-04-19 广州市奥威亚电子科技有限公司 一种数据帧同步的信源端、主机端、同步装置及方法
CN117812197A (zh) * 2024-02-27 2024-04-02 武汉精立电子技术有限公司 时间同步方法及图像信号发生装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04313963A (ja) * 1990-09-24 1992-11-05 Bts Broadcast Television Syst Gmbh テレビジョンカメラ装置
JPH08275022A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Sony Corp ビデオカメラ装置
JP2000312147A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Fujitsu Ltd Pll回路
JP3230221B2 (ja) * 1991-05-27 2001-11-19 ソニー株式会社 カメラコントロール装置、カメラコントロールユニットおよびビデオカメラ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3435141A (en) * 1965-04-26 1969-03-25 Sylvania Electric Prod Television camera synchronization control system
KR920022834A (ko) * 1991-05-23 1992-12-19 오오가 노리오 카메라 콘트롤 장치
GB2269956B (en) * 1992-08-21 1996-05-15 Sony Broadcast & Communication Multiple reference video processing
JP3149328B2 (ja) * 1995-01-09 2001-03-26 松下電器産業株式会社 送信装置と受信装置
JPH0937141A (ja) * 1995-07-19 1997-02-07 Hitachi Ltd 映像処理システム
JP2001119607A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Nec Corp 自動位相調整装置
GB2371161B (en) * 2001-01-12 2003-01-29 Primary Image Synchronising a plurality of independent video signal generators

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04313963A (ja) * 1990-09-24 1992-11-05 Bts Broadcast Television Syst Gmbh テレビジョンカメラ装置
JP3230221B2 (ja) * 1991-05-27 2001-11-19 ソニー株式会社 カメラコントロール装置、カメラコントロールユニットおよびビデオカメラ
JPH08275022A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Sony Corp ビデオカメラ装置
JP2000312147A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Fujitsu Ltd Pll回路

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006100727A1 (ja) * 2005-03-18 2008-08-28 富士通株式会社 映像装置における映像信号と音声信号との同期制御方法および装置
JP2007036957A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 通信システム
US9032459B2 (en) 2010-03-31 2015-05-12 Sony Corporation Camera system, signal delay amount adjusting method and program
JP2011217061A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Sony Corp カメラシステム、信号遅延量調整方法及びプログラム
US8817117B2 (en) 2010-03-31 2014-08-26 Sony Corporation Camera system, signal delay amount adjusting method and program
CN102474656A (zh) * 2010-04-09 2012-05-23 索尼公司 接收设备和摄像系统
JP2011234341A (ja) * 2010-04-09 2011-11-17 Sony Corp 受信装置およびカメラシステム
US8982219B2 (en) 2010-04-09 2015-03-17 Sony Corporation Receiving device and camera system
WO2011125737A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 ソニー株式会社 受信装置およびカメラシステム
KR20120017947A (ko) * 2010-08-20 2012-02-29 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치와 그의 데이터전송방법
KR101721261B1 (ko) 2010-08-20 2017-03-30 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치와 그의 데이터전송방법
JP2012138826A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Hitachi Ulsi Systems Co Ltd ビデオエンコーダシステム
EP3984244A4 (en) * 2019-06-13 2023-07-12 Verb Surgical Inc. METHOD AND SYSTEM FOR SYNCHRONIZING PROCEDURE VIDEOS FOR COMPARATIVE LEARNING

Also Published As

Publication number Publication date
DE102004007098A1 (de) 2004-09-16
EP1450555A1 (en) 2004-08-25
GB2398956B (en) 2006-05-17
GB0403163D0 (en) 2004-03-17
GB2398956A (en) 2004-09-01
JP4630557B2 (ja) 2011-02-09
US7436456B2 (en) 2008-10-14
US20040227855A1 (en) 2004-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4630557B2 (ja) イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置のタイムベースとビデオ信号を受信する第2のビデオ装置のタイムベースとを同期させる方法
JP4688235B2 (ja) ビデオ・エンコーダおよびエンコーダからデコーダへのタイミングを同期させる方法
KR100291492B1 (ko) 압축비디오신호용동기화장치
EP0615383A2 (en) Phase locked loop synchronizer for a resampling system having incompatible input and output sample rates
TWI455573B (zh) 恢復系統時鐘的裝置和方法
EP0883291B1 (en) Frame synchronizing device and method therefor
USRE41399E1 (en) Technique to stabilize the chrominance subcarrier generation in a line-locked digital video system
JPS6114705B2 (ja)
JP2005072820A (ja) レートクロック再生装置
JPH06181582A (ja) 時間軸補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091211

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100308

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100727

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100729

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100910

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101029

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees