JP2004343123A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チップ側面側に導電部材を有する半導体装置であっても、チップに対して機械的ストレスが掛からずに得られ、信頼性が高く、安価な半導体装置を提供すること。また、小型化に対して必要以上に端子間ピッチを切り詰めることなく、端子間ピッチの拡大や、よりファインなチップ(小チップで多ピンのもの)への追従性確保が可能な半導体装置を提供すること。
【解決手段】 半導体チップ10の側面に絶縁材20が形成されると共に、その絶縁材20の表面上から半導体チップ10のポスト16に延在する導電層24(導電部材)及び配線26(導電部材)を形成させた構成とする。そして、半導体チップ10の側面上に形成される絶縁材20及び導電層24(導電部材)には、ダイシングによって切断された切断面が同一平面に形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、CSP(チップ・サイズ・パッケージ)に代表される、小型の半導体装置に関する。
従来、半導体集積回路などの半導体素子のパッケージングした集積回路パッケージでは、小型化および薄型化に対する要求が高まってきており、近年、特に薄型化を要求される分野の半導体集積回路パッケージを中心に半導体素子の表面に球状の端子を格子状に配置したCSPが提唱されている。
このCSPは、例えば、図11に示すように製造される。まず、半導体チップ50となる素子が形成されたウエハ52を準備し、その表面にポリイミド等の絶縁膜53を形成形成する(図11(a))。そして、図示しない素子の集積回路の端子と電気的に接続するように、絶縁膜53表面に再配線層54とポスト56を形成する(図11(b))。次いで、その表面全てを封止樹脂58で被覆した後(図11(c))、切削加工によりポスト58の表面を露出させ、露出したポスト56の表面に半田ボール60を形成し、個片分割し半導体装置として完成させる(図11(d))。
さらに、昨今では、このようなCSPを3次元実装(スタック実装)させることも提唱されており、例えば、特開平6−6556号公報、特開平2000−243900号などには、半導体チップ側壁に形成された導電部材を介して半導体チップを積層させることが提案されている。この提案では、半導体チップとなる素子が形成されたウエハのスクライブライン上に貫通孔を設け、この貫通孔内壁に導電部材を形成している。
また、特開平2002−93942号などには、半導体チップ表面から側面を通じて裏面へ至る配線層(導電部材)を形成し、半導体チップ表裏面に外部端子を設けて、当該外部端子を介して、複数の半導体チップを積層させることが提案されている。この提案では、半導体チップとなる素子が形成されたウエハ裏面から、表面に形成された再配線部分に達する深さにコントロールしてトレンチ(溝)を形成し、その溝に絶縁材(樹脂)を充填し上で、絶縁材に貫通孔を形成し、その内壁に導電部材を形成している。
特開平6−6556号公報 特開平2000−243900号 特開平2002−93942号
しかしながら、上記いずれの提案でも、ウエハ(半導体チップ)に直接、切削加工して貫通孔若しくは溝を形成するため、ウエハに機械的ストレスが掛かりクラックなどが生じたり、また、この貫通孔や溝を形成する領域をウエハに確保しなければならず、チップの取り数が少なくなりコストが掛かってしまうといった問題がある。
また、特開平6−6556号公報、特開平2000−243900号に記載の提案では、ウエハ(半導体チップ)に直接貫通孔を設け、その内壁に導電部材を形成しているため、端子間ピッチが短く、小ピンカウントのチップに限られてしまい、端子間ピッチの拡大(マザー接続性確保)や、よりファインなチップ(小チップで多ピンのもの)への追従性が確保できず、チップそのものの縮小に対しては端子間ピッチを切り詰めて対処せざるを得ないと言った問題がある。
また、特開平2002−93942号に記載の提案では、隣接した素子相互の寸法をウエハ段階で予め設定し、再配線部分に達する深さにコントロールしてトレンチ(溝)を切削加工しなければならず、精密加工が要求され、コストが掛かってしまうといった問題もある。
従って、本発明は、前記従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明の第1の目的は、チップ側面側に導電部材を有する半導体装置であっても、チップに対して機械的ストレスが掛からずに得られ、信頼性が高く、安価な半導体装置を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、小型化に対して必要以上に端子間ピッチを切り詰めることなく、端子間ピッチの拡大や、よりファインなチップ(小チップで多ピンのもの)への追従性確保が可能な半導体装置を提供することである。
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、本発明は、
(1) 突起電極が形成される主面、及び側面を有する半導体チップと、
前記半導体チップの前記主面及び前記側面を覆う絶縁材と、
前記絶縁材の表面上に形成され、前記突起電極と電気的に接続される導電部材と、を備え、
前記半導体チップの前記側面上に形成される前記絶縁材及び前記導電部材には、ダイシングによって切断された切断面が同一平面に形成されていることを特徴とする半導体装置。
(2) 前記半導体チップの前記主面上に形成された前記導電部材上に、ソルダーレジストが形成されていることを特徴とする前記(1)に記載の半導体装置。
(3) 前記半導体チップの前記主面と対向する裏面上に、第2の絶縁材が形成されていることを特徴とする前記(1)〜(2)のいずれか一つに記載の半導体装置。
(4) 前記半導体チップの前記主面と対向する裏面上に、前記導電部材と電気的に接続される第2の導電部材が形成されていることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の半導体装置。
(5) 前記第2の導電部材上に、第2のソルダーレジストが形成されていることを特徴とする前記(4)に記載の半導体装置。
(6) 前記突起電極の先端に配設された外部端子を有することを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか一つに記載の半導体装置。
以上、本発明の半導体装置、及びその製造方法によれば、チップ側面に導電層を有する半導体装置であっても、チップに対して機械的ストレスが掛からずに得られ、信頼性が高く、安価に提供することが可能となる。
また、小型化に対して必要以上に端子間ピッチを切り詰めることなく、端子間ピッチの拡大や、よりファインなチップ(小チップで多ピンのもの)への追従性確保が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、実質的に同様の機能を有するものには、全図面通して同じ符号を付して説明し、場合によってはその説明を省略することがある。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。図2は、第1の実施の形態に係る半導体装置を示す概略構成図であり、(a)は平面図であり、(b)は部分断面図である。
第1の実施の形態に係る半導体装置100は、半導体チップ10の側面に絶縁材20が形成されると共に、その絶縁材20の表面上から半導体チップ10のポスト16に延在する導電層24(導電部材)及び配線26(導電部材)が形成されている構成である。また、半導体チップ10は、その表面に形成された集積回路を保護するための絶縁膜13と、集積回路と電気的に接続された電極(電極パッド:図示せず)と、電極から引き回すための配線及びポスト16(突起電極)を形成のためのベースとしての再配線層14と、再配線層14上に形成されたポスト16とを含んで構成されている。そして、半導体チップ10側面には、ダイシングによる、絶縁材20の切断面と導電層24の切断面とが同一平面に形成されている。
次に、第1の実施の形態に係る半導体装置100を、その製造方法に従ってより詳細に説明する。まず、図1に示すように、半導体チップ10となる素子の集積回路が形成されウエハ12を準備し、このウエハ12表面にポリイミド等の絶縁膜13を形成する(図1(a))。集積回路と電気的に接続された電極(電極パッド:図示せず)とコンタクトをとるため、当該電極上の絶縁膜13を除去し、スパッタ、メッキ等により電極から引き回すための配線、及びポスト16(突起電極)を形成のためのベースとしての再配線層14を形成する。
続いて、ポスト16を形成するために、ウエハ12上にレジストを塗布し、マスクをかけ、露光後エッチングしてレジストに開口を形成する。そして、メッキなどによりポスト16(突起電極)を形成して、レジストを除去して洗浄する(図1(b))
その後、スクライブにて個片し、個片化した半導体チップ10を、各チップ間に所定間隔の空隙18が設けられるように引き離す(図1(c))。そして、チップ表面に被覆すると共に、チップ間の空隙18に充填されるように、絶縁材20(樹脂)を形成する。そして、空隙18に充填された絶縁材20の所定位置に、レーザ照射などにより、所定数の表裏面に貫通する貫通孔22を形成し、切削加工によりポスト16表面を露出させる(図1(d))。
次に、チップ表面、及び貫通孔22内壁に被覆するように、メッキ処理などにより導電層24を形成する(図1(e))。ここで、導電層24は、貫通孔22内壁を被覆するように形成されてもよいし、貫通孔22内部を埋めて形成されてもよい。
次に、図3に示すように、チップ表面側に形成された導電層24を、フォトリソグラフィー法などによりエッジングを行ない、配線加工して所定のパターンを有する配線26を形成する。配線26を保護するために、チップ表面側にソルダーレジスト28を形成する(図1(f))。
そして、貫通孔22を分断するように、スクライブにて個片化することで、図2に示すように半導体チップ10側面側に導電層24が形成された半導体装置100が得られる。ここで、貫通孔22を分断する際、貫通孔22内部を埋められた導電層24、及び絶縁材20も切削される。これにより、半導体チップ10側面には、絶縁材20の切断面と導電層24の切断面とが同一平面に形成される。
本実施形態では、半導体チップ10の側面に絶縁材20を形成し、その絶縁材20の表面上からポスト16に延在する導電層24(導電部材)及び配線26(導電部材)を形成した構成とし、なおかつ、個片化による絶縁材20の切断面と導電層24の切断面とが形成されると共に当該切断面が同一平面に形成されているため、チップに対して機械的ストレスなく得られた半導体装置であり、クラックなどや配線剥れなどが無い信頼性が高いものである。
具体的には、本実施形態では、個片化した複数の半導体チップ10を、所定間隔の空隙18を設けるように並べ、この空隙18に絶縁材20を充填して、当該絶縁材20に貫通孔を形成する。そして、貫通孔22内壁に導電層24を形成して、貫通孔22に沿って絶縁材20を切削して、半導体チップ10を個片化している。
このように、チップ側面側の導電層24が形成される貫通孔22を、複数のチップ間の空隙18に充填された絶縁材20に形成するため、チップに対して機械的ストレスを与えることなく、半導体装置を得ることが可能となる。このため、得られた半導体装置は、クラックなどや配線剥れなどが無い信頼性が高いものとなる。
また、本実施形態では、ウエハ12に直接貫通孔22を設ける領域を形成する必要性がなく、1枚当たりのチップの取り数を増加させることができると共に、表裏面に貫く貫通孔22を設けるので、精密加工が必要とされず、低コスト化が実現できる。
また、本実施形態では、チップ側面側に絶縁材20を介して導電層24を形成しているので、チップ側面側に直接、導電層24形成する(例えば、貫通孔22を直接ウエハ12形成する)場合に比べ、導電層24の形成ピッチ(貫通孔の形成ピッチ)を広げることが可能となる。このため、チップ側面側に形成された導電層24を接続端子として利用することで、チップの小型化に対して必要以上に端子間ピッチを切り詰めることなく、端子間ピッチの拡大や、よりファインなチップ(小チップで多ピンのもの)への追従性確保が可能となる。
(第2の実施の形態)
図4は、第2の実施の形態に係る半導体装置を示す部分断面図である。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態に係る半導体装置100を積層した形態である。本実施形態では、半導体チップ10側面側に形成された互いの導電層24の一端を半田などの接続材30を介して接続して、2つの半導体装置100を積層している。
本実施形態では、導電層24の一端を端子として利用しいるため、上述のように端子間ピッチが従来よりも広くすることができるため、接続不良が生じ難く、信頼性が高い3次元実装(スタック実装)が可能であり、例えば、メモリなどの半導体装置において処理容量の増大に有効に利用することができる。
(第3の実施の形態)
図5は、第3の実施の形態に係る半導体装置を示す部分断面図である。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態に係る半導体装置100を積層した形態である。本実施形態では、半導体チップ10側面側に形成された互いの導電層24に導電性の棒状接続材料32を半田などの接続材30で接着し、この棒状接続材料32を介して、3つの半導体装置100を積層している。また、棒状接続材料32の先端には、接続用端子として半田ボール36が形成されており、この積層した半導体装置の配線基板への搭載は、この半田ボール36を介して行なわれる。
本実施形態では、第2の実施形態と同様に、接続不良が生じ難く、信頼性が高い3次元実装(スタック実装)が可能である。
また、本実施形態では、棒状接続材料32を介して各半導体チップ10を接続しているため、多数の半導体装置100を安定して3次元実装(スタック実装)が可能であり、また、配線基板への搭載も、棒状接続材料32を介して行なうため、配線基板のねじれや衝撃等の機械的応力の緩衝となって接続信頼性の確保がなされる。
また、本実施例では、上述のように、チップ側面側に設けられる導電層24のピッチが広いので、大径の棒状接続材料32を使用することができ、棒状接続材料32のハンドリング性向上や、強度確保が実現できる。
(第4の実施の形態)
図6は、第4の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。図7は、第4の実施の形態に係る半導体装置を示す概略構成図であり、(a)は平面図であり、(b)は部分断面図である。
第4の実施形態は、第1の実施の形態に係る半導体装置のチップ裏面側(第2主面側)に、導電層24と電気的に接続される端子(配線)が形成された形態である。この第4の実施形態を、その製造方法に従って説明する。まず、図6に示すように、半導体チップ10となる素子の集積回路が形成されウエハ12を準備し、配線26を保護するために、チップ表面に配線26の一部を露出してソルダーレジスト28を形成するまでは、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する(図6(a)〜(f))。
その後、ウエハ12を反転させて、裏面(配線26が形成された表面とは反対側の面)にも、絶縁材20を被覆して、貫通孔22(貫通孔22内壁の導電層24)を露出させ、メッキ処理などにより導電層24を形成する。続いて、チップ裏面に形成された導電層24を、フォトリソグラフィー法などによりエッジングを行ない、配線加工して所定のパターンを有する配線38を形成する。次に、チップ裏面にも接続用端子として利用するため配線38の一部が露出するようにソルダーレジスト28を形成する(露出された配線38:第2の端子)。一方、図8に示すように、チップ表面に露出された配線26には接続用端子として半田ボール36(第1の端子)を形成する(図6(g))。
そして、貫通孔22を分断するように、スクライブにて個片化することで、図7に示すような半導体チップ10側面に導電層24が形成されると共に、当該導電層24と電気的に接続される配線26(端子)を裏面に有する半導体装置100が得られる。ここで、貫通孔22を分断する際、貫通孔22内部を埋められた導電層24、及び絶縁材20も切削される。これにより、半導体チップ10側面には、絶縁材20の切断面と導電層24の切断面とが同一平面に形成される。
本実施形態では、半導体装置表裏面に端子が形成されているので、この裏面側の端子(配線38)を使用することで、例えば、配線基板に実装した後、導通確認が可能となる。
(第5の実施の形態)
図9は、第5の実施の形態に係る半導体装置を示す部分断面図である。
第5の実施の形態は、第4の実施の形態に係る半導体装置100上に、例えば、既存のCSP型半導体装置102を積層した形態である。本実施形態の半導体装置104では、半導体装置100裏面の露出された配線38を接続端子として、当該接続端子と、既存のCPS型半導体装置102の接続端子としての半田ボール36とを接続して、2つの半導体装置100、102を積層している。
本実施形態では、半導体装置100裏面の配線38のパターニング(端子配置の設計)に自由度が増しており、積層される半導体装置に合わせて、適切な端子配置が可能であり、異なる機能を有する半導体装置(接続端子配置が異なるもの)の3次元実装が容易となる。
(第6の実施の形態)
図10は、第6の実施の形態に係る半導体装置である。
第6の実施形態は、第5の実施の形態に係る半導体装置104を積層した形態である。本実施形態では、半導体装置104(半導体装置100)における互いの導電層24に導電の棒状接続材料32を半田などの接続材30で接着し、この棒状接続材料32を介して、2つの半導体装置104を積層している。但し、上方に積層される半導体装置104には、半田ボール36は形成されていない。
本実施形態では、第5の実施形態のような異なる機能を有する半導体装置104を、さらに互いの導電層24を導電の棒状接続材料32を介して接続することで、容易に3次元実装が可能となり、さらなる高密度実装が実現可能である。
なお、上記何れの実施の形態においても、限定的に解釈されるものではなく、本発明の要件を満足する範囲内で実現可能であることは、言うまでもない。
第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 第1の実施の形態に係る半導体装置を示す概略構成図であり、(a)は平面図であり、(b)は部分断面図である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための平面図である。 第2の実施の形態に係る半導体装置を示す部分断面図である。 第3の実施の形態に係る半導体装置を示す部分断面図である。 第4の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 第4の実施の形態に係る半導体装置を示す概略構成図であり、(a)は平面図であり、(b)は部分断面図である。 第4の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための平面図である。 第5の実施の形態に係る半導体装置を示す部分断面図である。 第6の実施の形態に係る半導体装置を示す部分断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。
符号の説明
10 半導体チップ
12 ウエハ
13 絶縁膜
14 再配線層
16 ポスト(突起電極)
18 空隙
20 絶縁材
22 貫通孔
24 導電層(導電部材)
26、38 配線(導電部材)
28 ソルダーレジスト
30 接続材
32 棒状接続材料
36 半田ボール
100、102、104 半導体装置

Claims (6)

  1. 突起電極が形成される主面、及び側面を有する半導体チップと、
    前記半導体チップの前記主面及び前記側面を覆う絶縁材と、
    前記絶縁材の表面上に形成され、前記突起電極と電気的に接続される導電部材と、を備え、
    前記半導体チップの前記側面上に形成される前記絶縁材及び前記導電部材には、ダイシングによって切断された切断面が同一平面に形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体チップの前記主面上に形成された前記導電部材上に、ソルダーレジストが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体チップの前記主面と対向する裏面上に、第2の絶縁材が形成されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか一つに記載の半導体装置。
  4. 前記半導体チップの前記主面と対向する裏面上に、前記導電部材と電気的に接続される第2の導電部材が形成されていることを特徴とする請求項1〜3ののいずれか一つに記載の半導体装置。
  5. 前記第2の導電部材上に、第2のソルダーレジストが形成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記突起電極の先端に配設された外部端子を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体装置。
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