JP2004342163A - ディスクローディング装置 - Google Patents

ディスクローディング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004342163A
JP2004342163A JP2003134613A JP2003134613A JP2004342163A JP 2004342163 A JP2004342163 A JP 2004342163A JP 2003134613 A JP2003134613 A JP 2003134613A JP 2003134613 A JP2003134613 A JP 2003134613A JP 2004342163 A JP2004342163 A JP 2004342163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamper
housing
disk
turntable
supporter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003134613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004342163A5 (ja
Inventor
Yuji Morita
雄二 森田
Yoshimitsu Fukushima
良光 福島
Hitoshi Nagata
仁 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2003134613A priority Critical patent/JP2004342163A/ja
Priority to US10/841,490 priority patent/US20040228227A1/en
Priority to CNA2004100445406A priority patent/CN1551178A/zh
Publication of JP2004342163A publication Critical patent/JP2004342163A/ja
Publication of JP2004342163A5 publication Critical patent/JP2004342163A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/0284Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by clampers
    • G11B17/0286Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by clampers mounted on a pivotal lever
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/044Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/047Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means

Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

【課題】クランパからターンテーブルを安定的に引き離し、かつ、小型化が図れるディスクローディング装置を提供する。
【解決手段】ディスクローディング装置10のクランプ手段33は、ターンテーブル33Aと、クランパ33Bと、クランパホルダ53の回動範囲を規制するサポータ50とを有し、サポータ50が、クランパホルダ53の下面に連結され、サポータ50の先端50Bが筐体21内に設けたトッププレート(固定部材)21Bの外方に延びている。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスクローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、例えばDVD−RAM等のディスクがカートリッジに収容されたカートリッジ本体100は、ディスク101における情報記録面(図1中、下面)を保護するために、ディスク101がカートリッジ102に収容されている。
カートリッジ102は、略中空薄箱状に形成されているとともに、中央部からディスク101の径方向に沿って設けられた開口103がシャッタ104により閉鎖されていて、シャッタ104を開放することによりディスク101の情報記録面が外部に露呈可能となっている。
【0003】
このようなカートリッジ本体100におけるディスク101の情報記録面にアクセスして情報を再生(読み取り)あるいは記録(書き込み)する記録再生装置の一般的な構成を模式的に図2に示す(例えば特許文献1参照)。
図2に示す記録再生装置200は、筐体201と、筐体201に内蔵されたピックアップ装置202と、ディスク101を回転駆動させる駆動部203と、カートリッジディスクローディング装置300とを含んで構成されている。
【0004】
カートリッジディスクローディング装置300は、筐体201に支持されてカートリッジ本体100のカートリッジ102を載置可能なトレイ301と、トレイ301を筐体201に対して図2中、左右方向に進退させる進退手段(図示せず)と、トレイ301を筐体201に収容した状態でトレイ301からカートリッジ101を所定高さに上昇させる上昇手段303と、トレイ301を筐体201に収容した状態でディスク101の円心部を厚み方向に挟持して保持するクランプ手段304とを有している。
【0005】
このトレイ301は、アクセス位置から交換位置まで、例えばラック&ピニオンを介したモータ等の進退手段により進退可能とされている。
ここで、アクセス位置とは、トレイ301が筐体201に収容された状態でピックアップ装置202がディスク101の情報記録面に対して、再生装置であれば再生を行う位置であり、記録装置であれば記録を行う位置であり、記録再生装置であれば記録及び再生を行う位置(図2(C)の状態)である。一方、交換位置とは、使用者がカートリッジ本体100を交換できるようにトレイ301が筐体201から突出した状態である(図2(A)の状態)。
以下、交換位置に向く方向を「前部」、アクセス位置に向く方向を「後部」と称する。
【0006】
上昇手段303は、トレイ301がアクセス位置に配置された状態でトレイ301の裏面側となるように配置されたリフト部材306を有している。
リフト部材306は略板状とされ、筐体201内の後部側(図2中、左側)を中心として前部側(図2中、右側)が上下するように回動し、これによりトレイ301に対して近接離反する。そして、前述したピックアップ装置202およびモータ等の駆動部203はリフト部材306に支持されている。
【0007】
図3および図4にクランプ手段304を示す。これらの図において、右側が後部側、左側が前部側となっている。
クランプ手段304は、モータ等の駆動部203の回転軸に取り付けられた皿状のターンテーブル304Aと、固定部材312の天井面にクランパホルダ310を介して取り付けられたクランパ304Bとを有している。これらのターンテーブル304Aおよびクランパ304Bは、一方にマグネットが内蔵されているとともに、他方に磁性体金属を内蔵し、互いに吸着・離反を反復することによりディスク101の円心部を厚み方向に挟持可能となっている。
【0008】
クランパ304Bを支持するクランパホルダ310は、クランパ304Bを上下移動させるために、一端310B側のみが固定部材312に対して上下回動自在にされている。そして、クランパホルダ310は、一端310A側の支点を軸にして他端310B側を上下方向に回動させることで、クランパ304Bを上下方向に移動させる。
【0009】
このクランプ手段304は、トレイ301がアクセス位置に移動した際に、上昇手段303のリフト部材306が回動することによりトレイ301に向かってターンテーブル304Aを移動させ、これによりターンテーブル304Aがディスク101の円心部を上方に押し上げる。
そして、図4に示すように、ターンテーブル304Aがディスク101を所定高さまで押し上げると同時にクランパホルダ310は回動軸(図示せず)を中心として、図示しない回動機構によりターンテーブル側に回動する事でクランパ304Bとターンテーブル304Aを徐々に接近される。クランパ304Bとターンテーブル304Aは磁力により相互吸着し、ディスク101を保持する。この後、クランパホルダ310はターンテーブル304Aに吸着停止したクランパ304Bを置き去りにさらに回動し、クランパホルダ310とクランパ304Bの間に回転可能なクリアランスを確保し、停止する。
なお、図3はカートリッジ本体100がローディング可能な状態を示している。
【0010】
ところで、図3および図4に示すように、クランパホルダ310の他端310Bは自由端になっている。そして、あらかじめクランパホルダ310の自由端310Bに係止部311が設けられていて、クランパホルダ310を回動させた際には断面略クランク状の係止部311を平坦な固定部材312に載せ(図4の状態)、クランパホルダ310の自由端310Bが固定部材312により支えられる。
【0011】
図4はディスクローディング装置300の記録再生の状態を示している。記録再生が終わった後、ディスク101の挟持を解放し、カートリッジ102を前後にローディングできるクリアランスを確保するために、ターンテーブル304Aを下降させる。
この際、ターンテーブル304Aとともにクランパ304Bが吸着力により下降し、クランパ304Bがクランパホルダ310に当接し、下降させようとする。
【0012】
ところが、クランパホルダ310の係止部311を固定部材312に載せて、クランパホルダ310の自由端310B側を固定部材312で支えているため、クランパ304Bからターンテーブル304Aを引き剥がす際の荷重が固定部材312で安定して受け止められ、クランパ304Bの下降を制止する。
そして、ターンテーブル304Aをさらに下降させるとターンテーブル304Aがクランパ304Bから確実に引き剥がされる。その後、クランパホルダ310は図示しない回動機構により初期位置に戻るため、クランパホルダ310に追従してクランパ304Bが上昇し、図3の状態に戻る。
【0013】
図3に示すように、クランパホルダ310とともにクランパ304Bが上昇して、クランパ304Bの下端部をカートリッジ本体100の上方まで上昇させ、カートリッジ本体100をローディングする際にクランパ304Bに干渉しないように、ローディングスペースを確保する。
【0014】
【特許文献1】
特開平9−91821号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した図3および図4のローディング装置300は、クランパホルダ310の自由端310B側には係止部311が設けられているので、ローディングスペースを確保する位置までクランパホルダ310を上昇させると、係止部311が上方に大きく突出することになる。
このため、係止部311が突出しないように筐体201を形成せざるを得ず、ディスクローディング装置300の小型化に限界がある。
【0016】
なお、クランパホルダの自由端を支える方法として図5および図6の構成も知られている。
この構成は、固定部材312に断面略クランク状の係止部314を設けてクランパホルダ310の自由端310Bを固定部材312の係止部314に載せ、固定部材312の係止部314でクランパホルダ310の自由端310Bを支えるものである。
【0017】
この構成では、クランパホルダ310の自由端310Bを固定部材312の係止部314に載せて、クランパホルダ310を固定部材312の係止部314で支えることで、クランパ304Bからターンテーブル304Aを引き剥がす際の荷重を固定部材312で安定して受け止め、クランパ304Bの下降を制止する。
そして、この構成では、図6に示すように、クランパホルダ310とともにクランパ304Bが上昇して、クランパ304Bの下端部をカートリッジ本体100の上方まで上昇させ、カートリッジ本体100をローディングする際にクランパ304Bに干渉しないように、ローディングスペースを確保する。
【0018】
ところで、図5および図6のディスクローディング装置300は、固定部材312に断面略クランク状の係止片314が下向きに設けられているので、小型化を図るために筐体201の天井面を下げると、固定部材312も下方に下げざるを得ない。
しかしながら、図5および図6のディスクローディング装置300は、下向きに設けられた係止部314とカートリッジ本体100との間に必要なクリアランスを確保する必要があるため、小型化に限界がある。
【0019】
本発明が解決しようとする課題としては、前述した従来技術において生じる、クランパからターンテーブルを引き剥がす際の荷重を安定して受け止め、かつ、カートリッジディスクローディング装置の小型化を図るという構造を両立させ難いという問題が一例として挙げられる。
【0020】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、ディスクを載置可能な載置面を備えるとともに記録及び/又は再生装置の筐体に支持されたトレイと、前記トレイが前記筐体に収容される位置において前記ディスクを所定高さに保持するクランプ手段とを備え、前記クランプ手段が、前記ディスクの円心部を下方から持ち上げるターンテーブルと、前記筐体内に設けられたクランパホルダを介して前記筐体に支持されているとともに、前記筐体に対して前記クランパホルダが回動することにより上昇又は下降して前記ターンテーブルに離反又は吸着するクランパと、前記クランパホルダの回動範囲を規制する規制手段とを有するディスクローディング装置であって、前記規制手段として、前記クランパホルダに連結されたサポータを有し、前記サポータが前記筐体内に設けた固定部材に当接されることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施の形態)
本発明は、カートリッジ本体のディスクにおける情報記録面に再生および記録を行う記録再生装置にのみ適用可能なものではなく、再生のみ行う再生装置又は記録を行う記録装置にも適用可能である。
【0022】
また、本発明のサポータとしては、例えばクランク状に形成しておけばよいが、クランパホルダおよび固定部材の形状あるいは位置関係を適宜設定しておくことにより平板状に形成しておいてもよい。
【0023】
さらに、本発明おいて、サポータを弾性変形可能な板材で形成することで、サポータを筐体に当接した位置に静止させた状態で、クランパホルダをさらに上昇させることが可能になる。よって、サポータを筐体から突出させずに、クランパをクランパホルダで所定位置まで上昇させることができる。
【0024】
以上のような本発明の更なる具体例を図面に基づく実施例として詳細に説明する。
【0025】
(実施例)
図7および図8には、本発明の実施例である記録再生装置20が示されている。すなわち、図7は記録再生装置20と、カートリッジ12にディスク11が収容されたカートリッジ本体10とを示す全体斜視図、図8は記録再生装置20の分解斜視図である。
【0026】
カートリッジ本体10は、カートリッジ12の側端面に設けられたレバー(図示せず)を操作することによりシャッタ13が開閉し、シャッタ13を開放させることによりカートリッジ本体10におけるディスク11の情報記録面が外部に露呈する。
そして、記録再生装置20は、カートリッジ本体10におけるディスク11の情報記録面にアクセスして情報を再生(読み取り)あるいは記録(書き込み)する。
【0027】
図7に示すように、記録再生装置20は、カバー20Aに収容された筐体21を有している。筐体21は、互いに略箱状に組み合わせられるローディングベース21Aおよび固定部材であるトッププレート21Bを有する。クランパホルダ53は、サポータ50との反対端をトッププレート21Bへ取り付けられ、ターンテーブル33Aに対し、吸着/離脱可能な方向へ図示せぬ回動軸を中心として回動自在に構成されている。クランパホルダ21Bには、後述するクランプ手段33のクランパ33Bが備えられている。
【0028】
また、図8に示すように、記録再生装置20は、筐体21に内蔵されたピックアップ装置22と、ディスク11を回転駆動させるモータ等の駆動部23と、ディスクローディング装置30とを含んで構成されている。
【0029】
ディスクローディング装置30は、筐体21に支持されてカートリッジ本体10が面接触状態で載置可能な複数の載置面31Aを備えるトレイ31を備え、カートリッジ本体10をトレイ31の載置面31Aから上昇手段32であるリフト部材により所定高さに上昇させるとともに、クランプ手段33によりカートリッジ本体10のディスク11を厚み方向に挟持して保持する。
【0030】
このディスクローディング装置30は、筐体21に内蔵されたモータに回転駆動されるピニオンギヤがトレイ31に取り付けられたラックに噛合していて、モータを駆動することにより、アクセス位置から交換位置までトレイ31を移動させるとともに、アクセス位置においてカートリッジ本体10をトレイ31の載置面31Aから所定高さに上昇させ、かつ、カートリッジ本体10のカートリッジ12の内壁面に対して接触しない位置までディスク11を上昇させて保持することにより、ピックアップ装置22に対してディスク11の情報記録面を配置するためのものである。
【0031】
ここで、アクセス位置とは、トレイ31が筐体21に収容された状態でピックアップ装置22がディスク11の情報記録面に対して、再生装置であれば再生を行う位置であり、記録装置であれば記録を行う位置であり、記録再生装置であれば記録及び再生を行う位置である。一方、交換位置とは、使用者がカートリッジ本体10を交換できるようにトレイ31が筐体21から突出した状態である。
以下、交換位置に向く方向を「前部」、アクセス位置に向く方向を「後部」と称する。
【0032】
図8に示すように、上昇手段32は、略板状に形成されたリフト部材32Aの略中央部に設けられた開口部の縁部に駆動部23が取り付けられている。
リフト部材32Aは、筐体21内部の後部側(奥側)において、トレイ31の進退方向に対して交差する方向に延びる支軸を中心として回動することにより前部側がトレイ31の裏面に対して近接離反する。
【0033】
図9〜図11にも示すように、クランプ手段33は、従来と同じように、駆動部23の回転軸に取り付けられた皿状のターンテーブル33Aと、クランパホルダ53を介して取り付けられたクランパ33Bとを有している。
これらのターンテーブル33Aおよびクランパ33Bは、一方にマグネットが内蔵されているとともに、他方が磁性体金属とされ、互いに吸着・離反を反復することによりディスク11を厚み方向に挟持可能となっている。
【0034】
そして、クランプ手段33を構成するクランパホルダ53の先端部53Aには、クランパ33Bの外周に沿って湾曲状のサポータ(規制手段)50が配置され、円弧状に形成されたサポータ50の基端部(両端)50Aが、一例としてビス51でクランパホルダ53に取り付けられている。
【0035】
クランパホルダ53の回動範囲を規制するサポータ50の先端には、トッププレート21Bに係止可能な係止部52が設けられている。サポータ50の先端に係止部52を設けることで、サポータ50が断面略クランク状に形成されている。
このようなサポータ50は、板状のバネ材からなり基端部(両端)50A(図7、図8も参照)が、一例としてビス51でクランパホルダ53に固定され、先端50Bは自己バネ性によりクランパホルダ53に圧接するように付勢されている。
【0036】
このような実施例の動作を図9〜図11を参照しながら説明する。
まず、交換位置において使用者がトレイ31にカートリッジ本体10を載置し、トレイ31を筐体21に押し込むか、あるいは進退スイッチを操作することによりトレイ31をアクセス位置に移動させる(図9の状態)。
【0037】
そして、カートリッジディスクローディング装置30は、アクセス位置において、上昇手段32により駆動部23の回転軸に取り付けられたターンテーブル33Aをクランパ33Bに接近させると同時に、クランパホルダ53をターンテーブル33Aの方向へ回動させながらクランパ33Bを磁力によりターンテーブル33Aに吸着させることによりカートリッジ12の内壁面に対して接触しない位置にディスク11を保持する(図10の状態)。
このとき、クランパ33Bはディスク11に載った状態であり、クランパホルダ53による拘束が若干緩和されて回転自在になっている。
【0038】
また、サポータ50の係止部52は、トッププレート21Bの上面に係止することでトッププレート21Bに支えられ、これによりクランパホルダ53が所定位置からターンテーブル33Aの方向に下降することを抑制する。
【0039】
記録再生が終了した際に、ディスク11を解放してカートリッジ本体10が前後にローディング可能なクリアランスを確保すべく、ターンテーブル33Aが下降を開始すると、ターンテーブル33Aとともにクランパ33Bが下降しようとする。
【0040】
この状態で、ターンテーブル33Aがさらに下降すると、ターンテーブル33Aとクランパ33Bとの吸着力によりクランパ33Bに下方への引き下げ力(図11中、矢印参照)がかかる。
このとき、クランパ33Bはクランパホルダ53の上面に当接するとともに、クランパホルダ53がサポータ50の上に密着し、サポータ50の係止部52はトッププレート21Bの上面に当接している。よって、クランパ33Bはクランパホルダ53に当接した位置に保たれる。
これにより、クランパ33Bからターンテーブル33Aを安定的に引き剥がすことができる。
【0041】
ターンテーブル33Aをクランパ33Bから引き剥がす際に、係止部52をトッププレート21Bに当接させることで、吸着力により下降しようとするクランパ33Bをトッププレート21Bで受けている。よって、クランパ33Bからターンテーブル33Aを安定的に引き剥がすことができる。
なお、トッププレート21Bに当接させることができるのであれば、例えば係止部52をサポータ50から真直ぐに延ばすことも可能である。
【0042】
下降したターンテーブル33Aがクランパ33Bから確実に離れた後、クランパホルダ53を上昇させる。このとき、クランパ33Bには下向きの吸着力がかかっていないので、クランパホルダ53にかかる荷重はクランパ33Bの重量(数グラム)のみとなり、クランパホルダ53及びクランパ35Bを無理なく上昇させることができる。
【0043】
クランパホルダ53の上昇とともに、サポータ50も上昇する。これにより、サポータ50の係止部52が筐体21の下部21Dに当接する。この状態から、クランパホルダ53を引き続き上昇させる。
この際に、サポータ50は弾性変形して当接位置に静止する。よって、サポータ50が当接した位置からはクランパホルダ53が上昇し、クランパホルダ53とともにクランパ33Bが上昇する。
【0044】
そして、クランパホルダ53の上昇は、クランパホルダ53が筐体21の下部21Dに当接するまで続き、この状態で、図9に示すようにクランパホルダ53の上昇が停止する。よって、クランパホルダ53が筐体21の下部21Dから上方に突出することはない。
【0045】
このように、クランパホルダ53を筐体21の下部21Dに当接するまで上昇することで、クランパ33Bをクランパホルダ53で所定位置まで上昇させることができる。これにより、クランパ33Bの下端部をカートリッジ本体10の上方まで上昇させて、カートリッジ本体10をローディングさせる際にクランパ33Bと干渉しないように、十分なローディングスペースを確保できる。
【0046】
前述した実施例によれば、サポータ50を弾性変形可能な板材で形成することで、サポータ50を筐体21の下部21Dに当接した位置に静止させた状態で、クランパホルダ53を上昇させることが可能になる。
よって、サポータ50を筐体21の下部21Dから突出させずに、クランパ33Bをクランパホルダ53で所定位置まで上昇させることができる。
これにより、クランパホルダ53およびサポータ50を筐体21の下部21Dから突出させずに、十分なローディングスペースを確保できるので、装置を小型化できる。
【0047】
その上、前述した実施例によれば、ターンテーブル33Aを下降させて、クランパ33Bからターンテーブル33Aを引き剥がす際に、サポータ50の係止部52をトッププレート21Bの上面に当接することで、クランパホルダ53をトッププレート21Bで支えることができる。
これにより、クランパ33Bからターンテーブル33Aを安定的に引き剥がすことができる。
【0048】
また、前述した実施例によれば、サポータ50を断面略クランク状に形成することで、クランパホルダ53の位置決め精度を高め、クランパ33Bの位置決め精度もより高めることができる。
さらに、前述した第1実施例によれば、サポータ50が弾性を有しているので、簡単な構成で、クランパホルダ53を上昇させる際に、サポータ50を筐体21の下部21Dに当接した位置に静止させた状態で、クランパホルダ53を上昇させることが可能になる。
なお、前述した実施例ではディスクはカートリッジに収容されたディスクを用いたが、カートリッジに収容されていない、所謂ベアディスクをローディングするディスクローディング装置に適応可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なカートリッジ本体を示す斜視図である。
【図2】従来のカートリッジディスクローディング装置を示す模式断面図である。
【図3】従来のカートリッジディスクローディング装置の記録再生状態を示す断面図である。
【図4】従来のカートリッジディスクローディング装置のローディングスペースを確保した状態を示す断面図である。
【図5】従来の別の形式のカートリッジディスクローディング装置の記録再生状態を示す断面図である。
【図6】従来の別の形式のカートリッジディスクローディング装置のローディングスペースを確保した状態を示す断面図である。
【図7】本発明に係る実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る実施例の全体構成を示す分解斜視図である。
【図9】本発明に係る実施例のカートリッジディスクローディング装置のアクセス位置を示す断面図である。
【図10】本発明に係る実施例のアクセス状態を示す断面図である。
【図11】本発明に係る実施例のクランパからターンテーブルを引き剥がす状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 カートリッジ本体
11 ディスク
12 カートリッジ
20 記録再生装置
21 筐体
21B トッププレート(固定部材)
30 ディスクローディング装置
31 トレイ
31A 載置面
33 クランプ手段
33A ターンテーブル
33B クランパ
50 サポータ(規制手段)
50B サポータの先端
52 係止部
53 クランパホルダ

Claims (4)

  1. ディスクを載置可能な載置面を備えるとともに記録及び/又は再生装置の筐体に支持されたトレイと、
    前記トレイが前記筐体に収容される位置において前記ディスクを所定高さに保持するクランプ手段とを備え、
    前記クランプ手段が、前記ディスクの円心部を下方から持ち上げるターンテーブルと、前記筐体内に設けられたクランパホルダを介して前記筐体に支持されているとともに、前記筐体に対して前記クランパホルダが回動することにより上昇又は下降して前記ターンテーブルに離反又は吸着するクランパと、前記クランパホルダの回動範囲を規制する規制手段とを有するディスクローディング装置であって、
    前記規制手段として、前記クランパホルダに連結されたサポータを有し、前記サポータが前記筐体内に設けた固定部材に当接されることを特徴とするディスクローディング装置。
  2. 前記サポータが断面略クランク状であることを特徴とする請求項1に記載したディスクローディング装置。
  3. 前記サポータが弾性を有していることを特徴とする請求項1に記載したディスクローディング装置。
  4. 前記ディスクはカートリッジに収容されていることを特徴とする請求項1に記載したディスクローディング装置。
JP2003134613A 2003-05-13 2003-05-13 ディスクローディング装置 Pending JP2004342163A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003134613A JP2004342163A (ja) 2003-05-13 2003-05-13 ディスクローディング装置
US10/841,490 US20040228227A1 (en) 2003-05-13 2004-05-10 Disk loading device
CNA2004100445406A CN1551178A (zh) 2003-05-13 2004-05-12 盘片加载装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003134613A JP2004342163A (ja) 2003-05-13 2003-05-13 ディスクローディング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004342163A true JP2004342163A (ja) 2004-12-02
JP2004342163A5 JP2004342163A5 (ja) 2006-06-08

Family

ID=33410679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003134613A Pending JP2004342163A (ja) 2003-05-13 2003-05-13 ディスクローディング装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20040228227A1 (ja)
JP (1) JP2004342163A (ja)
CN (1) CN1551178A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058905A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030048732A1 (en) * 2001-09-13 2003-03-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive

Also Published As

Publication number Publication date
CN1551178A (zh) 2004-12-01
US20040228227A1 (en) 2004-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011040152A (ja) ランプ機構および記録再生ヘッドの組込方法
US4513409A (en) Helicoidal loading and unloading mechanism for disc player apparatus
JP2005032421A (ja) 光ディスクドライブ
JP3550958B2 (ja) ディスク装置
JP2004296091A (ja) 光ディスクドライブ及び光ディスクドライブ用トレー
KR100379349B1 (ko) 디스크 장치의 디스크 클램프 기구
JP2004342163A (ja) ディスクローディング装置
JPH06338167A (ja) 情報処理装置
JP2009245531A (ja) 光ディスク装置
US7316023B2 (en) Disc drive tray for holding discs of various shapes and sizes
JP3375479B2 (ja) ディスク保持装置
JP2004063003A (ja) ピックアップ送り機構およびこれを備えたディスク装置
JP3533829B2 (ja) 光ディスク装置
JP2006073140A (ja) ディスク装置
JP4187583B2 (ja) カートリッジディスクローディング装置
JP3513848B2 (ja) 光ディスク装置
JP3685911B2 (ja) コンパチブルドライブ装置
JPH05307822A (ja) Cd/md両用ディスクプレーヤー
JP3404722B2 (ja) ディスクプレーヤー
JPH05174564A (ja) ディスクドライブ装置
JPH06295514A (ja) 光ディスク装置
JP2001176171A (ja) ディスク記録再生装置
JPH0991830A (ja) ディスク再生装置
JP2000057663A (ja) ディスク装置
JP3475790B2 (ja) ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060419

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100223