JP2004340286A - 薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構 - Google Patents

薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構 Download PDF

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Abstract

【課題】薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構において、パッキンの装着方向が一方に限定されず、且つ、薄肉ステンレス鋼管と継手の間にパッキンが挟み込まれることを防止する、接続機構を提供すること。
【解決手段】ナット4の雌ねじ部16と継手3の雄ねじ部18が螺合固着した際に薄肉ステンレス鋼管2に形成した山形突起部6の他方の傾斜面6b及び継手3のパッキン嵌め込み部19にそれぞれ密着するように形成したパッキン5を、パッキン嵌め込み部19に着脱される方向に対称な断面形状を有し、且つ、その両側部に外周から内周方向に向って幅狭となるテーパ部Zが形成されたものとする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄肉ステンレス鋼管と継手とを現場で簡単かつ確実に接続することができる薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構としては、本件出願人が先に出願した特許文献1に開示される接続機構や該接続機構のパッキン形状に若干改良を加えたものがある。図5に示すように、この接続機構は薄肉ステンレス鋼管2、継手24、ナット4及びパッキン25から構成される。
【0003】
前記薄肉ステンレス鋼管2は、その端部外周に2つの傾斜面6a、6bを有する山型突起部6が形成されている。前記継手24は、前記薄肉ステンレス鋼管2を挿入する内径を有すると共に、その端部外周面に雄ねじ部18が形成され、その端部内周面に、パッキン嵌め込み部26が形成されている。前記ナット4は、前記継手24と前記山型突起部6を境に対向して前記薄肉ステンレス鋼管2に外嵌する嵌合部21と、前記継手24の雄ねじ部18に螺合する雌ねじ部16と、前記嵌合部21と雌ねじ部16の内径差によって形成される継手当接面22とを有し、前記嵌合部21の内側端部には前記山型突起部6の一方の傾斜面6aに密着する切欠部7が形成されている。前記パッキン25は、前記継手24と前記薄肉ステンレス鋼管2の間に設けられ、前記ナット4の雌ねじ部16と前記継手24の雄ねじ18が螺合固着した際に前記山型突起部6の他方の傾斜面6b及び前記継手24のパッキン嵌め込み部26にそれぞれ密着するように形成されている。
【0004】
上記パッキン25としては、図5の拡大図の2点鎖線に示すように、装着前の形状がパッキンの着脱方向に肉厚の異なる非対称な断面形状をしたものが使用される。つまり、パッキン嵌め込み部26、薄肉ステンレス鋼管2の山型突起部の他方の傾斜面6b及びナット4の継手当接面22に囲まれた空間形状にほぼ対応した断面形状であり、且つ、薄肉ステンレス鋼管2の継手24への円滑な挿入を可能とするために、その内周一側部にテーパ部Yが形成されたものが使用される。
【0005】
【特許文献1】
実公平2−37015号公報(第3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の接続機構によれば、パッキン25が着脱方向に肉厚の異なる非対称な断面形状であるため、パッキン25の装着方向が一方に限定される。つまり、パッキン25は、その厚肉側からパッキン嵌め込み部26に挿入する必要があるにもかかわらず、作業者の不注意等によって、パッキン25が薄肉側からパッキン嵌め込み部26に挿入されると、本来のパッキン25の使用態様と異なるため十分なシール性能が確保されず、配管内を流れる液体の漏れ等を引き起こす原因となる。
【0007】
一方、図6(a)に示すように、断面が対称形状であるOリング28をパッキン25の代わりに継手24のパッキン嵌め込み部26に装着すれば、装着方向が一方に限定されないので、上記した装着間違いの問題は解消される。ところが、パッキン25の代わりにOリング28を採用すると、図6(b)に示すように、薄肉ステンレス鋼管2を継手24に挿入するに際して、薄肉ステンレス鋼管2の外周面にOリング28の内周部が引き摺られて、薄肉ステンレス鋼管2と継手24の間に挟み込まれる場合がある。そして、このようにOリングが挟み込まれると、Oリングを損傷し、配管内を流れる液体の漏れ等の原因ともなり得る。
【0008】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、上記薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構において、パッキンの装着方向が一方に限定されず、且つ、薄肉ステンレス鋼管と継手の間にパッキンが挟み込まれることを防止する、接続機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構は、端部外周に凸部を形成した薄肉ステンレス鋼管と、該薄肉ステンレス鋼管を挿入する内径を有すると共に端部外周面に雄ねじ部を形成した継手と、該継手と前記凸部を境に対向して前記薄肉ステンレス鋼管に外嵌する嵌合部を有すると共に前記継手の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有するナットと、前記継手と前記薄肉ステンレス鋼管の間に設けられたパッキンと、から構成され、前記薄肉ステンレス鋼管の凸部を、2つの傾斜面を有する山型突起部に形成し、前記継手の端部内周にパッキン嵌め込み部を形成し、前記ナットに、その嵌合部の内側端部に前記山型突起部の一方の傾斜面に密着する切欠部を形成すると共に、該ナットの雌ねじ部と前記継手の雄ねじ部が螺合固着した際に継手の端面が当接する、前記嵌合部と雌ねじ部の内径差によって形成される継手当接面を形成し、前記パッキンを、前記ナットの雌ねじ部と前記継手の雄ねじ部が螺合固着した際に前記薄肉ステンレス鋼管に形成した山形突起部の他方の傾斜面及び前記継手のパッキン嵌め込み部にそれぞれ密着するように形成した、薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構において、前記パッキンが、前記パッキン嵌め込み部に着脱される方向に対称な断面形状を有し、且つ、その両側部に外周から内周方向に向って幅狭となるテーパ部が形成されたものであることを特徴としている。
【0010】
請求項2記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構は、請求項1記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構において、前記テーパ部は、その中央部分が内側へ湾曲した形状であることを特徴としている。
【0011】
請求項3記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構は、請求項1記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構において、前記継手のパッキン嵌め込み部の端部内周面に前記パッキンを係止する突起部が形成されたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構について図面に基づき説明する。図1に示すように、該薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構1は、薄肉ステンレス鋼管2、継手3、ナット4及びパッキン5から構成される。
【0013】
前記薄肉ステンレス鋼管2は、その端部外周に管径を拡径して形成した2つの傾斜面6a、6bを有する凸状の山型突起部6を有している。該山型突起部6の2つの傾斜面6a、6bのうち、一方の傾斜面6aは、前記ナット4の傾斜面からなる切欠部7と密着し、他方の傾斜面6bは、前記継手3に装着されたパッキン5と密着される。したがって、前記一方の傾斜面6aと前記切欠部7の傾斜は等しくすることが望ましく、そのために図2及び図3に示すような拡管装置8を使用して前記山型突起部6を形成する。なお、前記山型突起部6を形成するための方法は、勿論該拡管装置8を用いるものに限定されず、他の方法で拡管を行ってもよい。
【0014】
図2及び図3に示す拡管装置8は、図外の基台に固定された拡管ヘッド9と、該拡管ヘッド9内に移動自在に挿通されたシャフト10、該シャフト10に外嵌したゴム受け11、拡管ゴム12及びゴム押え13と、前記シャフト10の先端に固定した係止部14と、を主な構成要素とする。
【0015】
該拡管装置8により薄肉ステンレス鋼管2の拡管を行うに際しては、まず、図2に示すように、前記拡管ヘッド9の外周に形成された雄ねじ15と前記薄肉ステンレス鋼管2に外嵌したナット4の雌ねじ部16の雌ねじを螺合固着する。このとき、前記薄肉ステンレス鋼管2の端部には、前記シャフト10、ゴム受け11、拡管ゴム12、ゴム押え13及び係止部14が挿入されている。そして、図外の装置によって、図3に示すように、前記シャフト10を矢印P方向へ引っ張ると、前記係止部14が前記ゴム押え13を矢印P方向へ押圧するので、前記ゴム受け11及び前記ゴム押え13により挟まれて両側から押圧される前記拡管ゴム12はその軸方向の幅が縮小され、該縮小された体積分だけ径方向に膨張する。この膨張した拡管ゴム12の外周には、前記ナット4の切欠部7と拡管ヘッド9の先端内周面に形成された切欠部17とにより形成される山型の空間が存在しているので、前記拡管ゴム12の径方向への膨張に伴い、前記薄肉ステンレス鋼管2はその端部において前記ナット4の切欠部7及び前記拡管ヘッド9の前記切欠部17に沿うように膨出して山型突起部6が形成される。
【0016】
図1に示すように、前記継手3は、前記薄肉ステンレス鋼管2を挿入する内径を有し、その端部外周面に雄ねじ部18を形成し、その端部内周面にパッキン嵌め込み部19を形成している。また、パッキン嵌め込み部19の端部内周面に、装着されたパッキン5が先端側へ移動するのを係止する、突起部20が形成されているので、パッキン5が継手3のパッキン嵌め込み部19へ装着された後に、上記接続機構1の組み立て或いは分解時に、継手3からパッキン5が脱落することが防止され、作業の効率化が図られる。
【0017】
前記ナット4は、前記薄肉ステンレス鋼管2に外嵌する嵌合部21、該嵌合部21よりも内径が大きく形成されると共に内周面に前記継手3の雄ねじ部18に螺合するねじ溝を刻んだ雌ねじ部16、前記嵌合部21と雌ねじ部16の内径差により形成される継手当接面22及び前記嵌合部21の内側端部に形成されて前記山型突起部6の前記一方の傾斜面6aに密着する切欠部7とを有する。
【0018】
前記パッキン5は、前記継手3のパッキン嵌め込み部19に嵌め込まれて使用されるものであって、図1の拡大図の2点鎖線に示すように、パッキン嵌め込み部19に着脱される方向Xに左右対象な断面形状を有し、且つ、その両側部に外周から内周方向に向って幅狭となるテーパ部Zが形成されている。このパッキン5は、前記ナット4の雌ねじ部16と前記継手3の雄ねじ部18が羅合固着した際、すなわち、前記薄肉ステンレス鋼管2と継手3の接続施工完了時に、前記薄肉ステンレス鋼管2の前記山型突起部6の他方の傾斜面6b及び前記継手3のパッキン嵌め込み部19にそれぞれ密着し、薄肉ステンレス鋼管2の外周面と継手3との隙間を密封する。このときパッキン6は、前記方向Xに左右対象な断面形状をしていることから、他方の傾斜面6bとパッキン嵌め込み部19の隙間が狭くなる山型突起部6の頂側が比較的強く押圧されるため、全体的に均一に押圧される非対称な断面形状をした従来例に係るパッキン25よりも優れたシール性を確保することができる。なお、パッキン5の材質としては、ニトリルゴム、シリコンゴムなど、薄肉ステンレス鋼管2の外周面と継手3のパッキン嵌め込み部19の間を隙間無く密封するものであれば特に限定されない。また、図示するパッキン5の内周部には2列の環状突起が形成されているが、上記したテーパ部Zを内周両側部に形成するものであれば、これら環状突起を省略したパッキンを採用してもよい。又、前記テーパ部Zは直線状であってもよいが、本実施例では図1によく表れているように、その中央部分を内側へ湾曲させた形状としている。これによって、薄肉ステンレス鋼管2の先端部が挿入の際にテーパ部Zに摺接するときの引っ掛かり抵抗が軽減されるので、薄肉ステンレス鋼管2の継手3への挿入をより一層円滑に行うことができる。
【0019】
つぎに、前記薄肉ステンレス鋼管2、継手3、ナット4及びパッキン5から上記薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構1を組み立てる場合の手順を説明する。まず、図2及び図3に示したように、前記薄肉ステンレス鋼管2にナット4を外嵌して、薄肉ステンレス鋼管2の端部において、前記したように拡管作業を行って、山型突起部6を形成する。
【0020】
次いで、図4(a)に示すように、前記パッキン5をパッキン嵌め込み部19へ嵌め込む作業を行う。パッキン5は着脱される方向Xに対称な断面形状をしているため、何れの方向から継手3に装着してもよい。したがって、作業者はパッキン5の装着方向の確認をせずに装着作業を行うことができ、従来例に係る接続機構と比較して、作業負担の軽減、作業時間の短縮化、配管内流体の漏洩防止等が図られる。
【0021】
次いで、図4(b)、(c)に示すように、ナット4が外嵌された前記薄肉ステンレス鋼管2の一端をパッキン5が装着された継手3内へ挿入する。このとき、図4(c)に示すように、薄肉ステンレス鋼管2の外周面は、パッキン5の内周部に摺接しながら挿入されるものの、パッキン5の内周両側部には、前記したテーパ部Zが形成されているので、パッキン5が薄肉ステンレス鋼管2の外周面に引き摺られて移動することはなく、したがって、パッキンが薄肉ステンレス鋼管2と継手3の間に挟み込まれるという不具合も発生しない。
【0022】
最後に、前記継手3の端部外周面に形成した雄ねじと前記ナット4の雌ねじ部16とを螺合させ、前記ナット4の継手当接面22が前記継手3の端面に当接するまで、羅入させることによって、図1に示した、薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構1を形成する。
【0023】
【発明の効果】
請求項1記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構によれば、パッキンの両側部に外周から内周方向に向って幅狭となるテーパ部が形成されているので、薄肉ステンレス鋼管を継手に挿入する際に、パッキンが何れの方向から継手に装着されていても薄肉ステンレス鋼管の外周面に引き摺られることがなく、薄肉ステンレス鋼管と継手の間に挟み込まれるという不具合の発生が防止される。又、このパッキンは、着脱される方向に左右対象な断面形状をしていることから、他方の傾斜面とパッキン嵌め込み部の隙間が狭くなる山型突起部の頂側が比較的強く押圧されるため、全体的に均一に押圧される非対称な断面形状をした従来例に係るパッキンよりも優れたシール性を確保することができる。
【0024】
請求項2記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構によれば、テーパ部の中央部分が内側へ湾曲しているので、薄肉ステンレス鋼管の先端部が挿入の際にテーパ部に摺接するときの引っ掛かり抵抗が軽減され、薄肉ステンレス鋼管の継手への挿入をより一層円滑に行うことができる。
【0025】
請求項3記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構によれば、パッキン嵌め込み部へ装着されたパッキンの脱落が防止されるので、作業の効率化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構を示す部分拡大断面図である。
【図2】山型突起部を形成するための拡管装置による拡管前の状態を示す断面図である。
【図3】山型突起部を形成するための拡管装置による拡管後の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構の施工手順を示す説明図である。
【図5】従来例に係る薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構であって、パッキンとして非対称断面のパッキンを使用した接続機構を示す部分拡大断面図である。
【図6】従来例に係る薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構であって、パッキンとしてOリングを使用した接続機構を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構
2 薄肉ステンレス鋼管
3 継手
4 ナット
5 パッキン
6a 一方の傾斜面
6b 他方の傾斜面
6 山型突起部(凸部)
7 切欠部
16 雌ねじ部
18 雄ねじ部
19 パッキン嵌め込み部
20 突起部
21 嵌合部
22 継手当接面
Z テーパ部

Claims (3)

  1. 端部外周に凸部を形成した薄肉ステンレス鋼管と、該薄肉ステンレス鋼管を挿入する内径を有すると共に端部外周面に雄ねじ部を形成した継手と、該継手と前記凸部を境に対向して前記薄肉ステンレス鋼管に外嵌する嵌合部を有すると共に前記継手の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有するナットと、前記継手と前記薄肉ステンレス鋼管の間に設けられたパッキンと、から構成され、
    前記薄肉ステンレス鋼管の凸部を、2つの傾斜面を有する山型突起部に形成し、
    前記継手の端部内周にパッキン嵌め込み部を形成し、
    前記ナットに、その嵌合部の内側端部に前記山型突起部の一方の傾斜面に密着する切欠部を形成すると共に、該ナットの雌ねじ部と前記継手の雄ねじ部が螺合固着した際に継手の端面が当接する、前記嵌合部と雌ねじ部の内径差によって形成される継手当接面を形成し、
    前記パッキンを、前記ナットの雌ねじ部と前記継手の雄ねじ部が螺合固着した際に前記薄肉ステンレス鋼管に形成した山形突起部の他方の傾斜面及び前記継手のパッキン嵌め込み部にそれぞれ密着するように形成した、薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構において、
    前記パッキンが、前記パッキン嵌め込み部に着脱される方向に対称な断面形状を有し、且つ、その両側部に外周から内周方向に向って幅狭となるテーパ部が形成されたものであることを特徴とする薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構。
  2. 前記テーパ部は、その中央部分が内側へ湾曲した形状であることを特徴とする請求項1記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構。
  3. 前記継手のパッキン嵌め込み部の端部内周面に前記パッキンを係止する突起部が形成されたことを特徴とする請求項1記載の薄肉ステンレス鋼管と継手の接続機構。
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