JP2004339954A - ターボ分子ポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】煩雑な作業を要さずに、一つのターボ分子ポンプの運転状態を監視可能にする。
【解決手段】ターボ分子ポンプを駆動する電源装置3の正面パネル31には、通信ポート3a,表示部32,入力部33が設けられている。通信ポート3aは、RS−232C規格準拠のレセプタクルであり、RS−232C規格準拠のプラグで終端された通信ケーブル6を介して、個別監視装置を容易に着脱することが出来る。
【効果】正面部の通信ポートに個別監視装置を接続すれば直ちに一つのターボ分子ポンプの運転状態を監視できる。すなわち、電源装置をラックから取り外し、電源装置の背面の通信ポートに接続されているケーブルを外し、個別監視装置に接続する、といった煩雑な作業を要さずに済む。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ターボ分子ポンプ装置に関し、さらに詳しくは、煩雑な作業を要さずに、一つのターボ分子ポンプの運転状態を監視可能にしたターボ分子ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の真空ポンプの各々に接続され各真空ポンプを駆動する複数の真空ポンプ用コントローラと、背面のRS−232Cポートにケーブルによって複数の真空ポンプ用コントローラが接続されたネットワークコントロールユニットと、ネットワークコントロールユニットの背面のRS−232Cポートにケーブルによって接続されたホストコンピュータとを備えた真空ポンプの制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−54369号公報(図4,図10)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
複数の真空ポンプを1台のホストコンピュータで監視している最中に、ある真空ポンプにトラブルの徴候が見えた時、当該真空ポンプ以外の他の真空ポンプの監視をホストコンピュータによって継続しつつ、それとは別個のコンピュータによって当該真空ポンプの運転状態を監視したい、という要望がある。
この場合、上記従来の真空ポンプの制御装置では、ネットワークコントロールユニットの背面のRS−232Cポートに接続されている当該真空ポンプのケーブルを外して、別個のコンピュータに接続する必要があった。
しかし、ネットワークコントロールユニットのようなユニットは、半導体製造工場等では、ラックにマウントされ、正面部以外は遮蔽されている。このため、ユニットをラックから取り外し、ユニットの背面の通信ポートに接続されているケーブルを外し、別個のコンピュータに接続する、といった煩雑な作業を要する問題点があった。
そこで、本発明の目的は、煩雑な作業を要さずに、一つのターボ分子ポンプの運転状態を監視可能にしたターボ分子ポンプ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、本発明は、ターボ分子ポンプと、前記ターボ分子ポンプに接続されターボ分子ポンプを駆動すると共に正面部に通信ポートを備えた電源装置とを具備し、前記通信ポートに個別監視装置を接続することで前記電源装置を介して前記ターボ分子ポンプの運転状態を監視可能にしたことを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第1の観点によるターボ分子ポンプ装置では、ターボ分子ポンプの運転状態を監視するための通信ポートを電源装置の正面部に備えたため、その正面部の通信ポートに個別監視装置を接続すれば直ちにターボ分子ポンプの運転状態を監視できる。すなわち、電源装置をラックから取り外し、電源装置の背面の通信ポートに接続されているケーブルを外し、個別監視装置に接続する、といった煩雑な作業を要さずに済む。
【0006】
第2の観点では、本発明は、複数のターボ分子ポンプと、前記ターボ分子ポンプの各々に接続されターボ分子ポンプを駆動すると共に正面部にRS−232C規格準拠の通信ポートを備え背面部にRS−485規格準拠の通信ポートを備えた複数の電源装置とを具備し、前記RS−232C規格準拠の通信ポートに個別監視装置を一対一で接続することで前記電源装置を介して前記ターボ分子ポンプの運転状態を個々に監視可能にすると共に、前記RS−485規格準拠の通信ポートに集中監視装置を複数対一で接続することで前記電源装置を介して前記複数のターボ分子ポンプの運転状態を集中監視可能にしたことを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第2の観点によるターボ分子ポンプ装置では、ターボ分子ポンプの運転状態を監視するためのRS−232C規格準拠の通信ポートを電源装置の正面部に備えたため、その正面部の通信ポートに個別監視装置を接続すれば直ちに一つのターボ分子ポンプの運転状態を監視できる。すなわち、電源装置をラックから取り外し、電源装置の背面の通信ポートに接続されているケーブルを外し、個別監視装置に接続する、といった煩雑な作業を要さずに済む。また、複数のターボ分子ポンプの監視も集中監視装置で継続することが出来る。
【0007】
第3の観点では、本発明は、ターボ分子ポンプと、前記ターボ分子ポンプに接続されターボ分子ポンプを駆動すると共に正面部に通信ポートを備えた電源装置と、前記通信ポートに接続することで前記電源装置を介して前記ターボ分子ポンプの運転状態を監視しうる個別監視装置とを具備したことを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第3の観点によるターボ分子ポンプ装置では、ターボ分子ポンプの運転状態を監視するための通信ポートを電源装置の正面部に備えたため、その正面部の通信ポートに個別監視装置を接続すれば直ちにターボ分子ポンプの運転状態を監視できる。すなわち、電源装置をラックから取り外し、電源装置の背面の通信ポートに接続されているケーブルを外し、個別監視装置に接続する、といった煩雑な作業を要さずに済む。
【0008】
第4の観点では、本発明は、複数のターボ分子ポンプと、前記ターボ分子ポンプの各々に接続されターボ分子ポンプを駆動すると共に正面部にRS−232C規格準拠の通信ポートを備え背面部にRS−485規格準拠の通信ポートを備えた複数の電源装置と、前記RS−232C規格準拠の通信ポートに一対一で接続することで前記電源装置を介して前記ターボ分子ポンプの運転状態を個々に監視しうる個別監視装置と、前記RS−485規格準拠の通信ポートに複数対一で接続することで前記電源装置を介して前記複数のターボ分子ポンプの運転状態を集中監視しうる集中監視装置とを具備したことを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第4の観点によるターボ分子ポンプ装置では、ターボ分子ポンプの運転状態を監視するためのRS−232C規格準拠の通信ポートを電源装置の正面部に備えたため、その正面部の通信ポートに個別監視装置を接続すれば直ちに一つのターボ分子ポンプの運転状態を監視できる。すなわち、電源装置をラックから取り外し、電源装置の背面の通信ポートに接続されているケーブルを外し、個別監視装置に接続する、といった煩雑な作業を要さずに済む。また、複数のターボ分子ポンプの監視も集中監視装置で継続することが出来る。
【0009】
第5の観点では、本発明は、上記構成のターボ分子ポンプ装置において、前記個別監視装置は、前記ターボ分子ポンプのモータ回転速度およびモータ電流を監視することを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第5の観点によるターボ分子ポンプ装置では、モータの運転状態を個別監視することが出来る。
【0010】
第6の観点では、本発明は、上記構成のターボ分子ポンプ装置において、前記ターボ分子ポンプは磁気軸受を有し、前記個別監視装置は磁気軸受センサ信号および磁気軸受電流を監視することを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第6の観点によるターボ分子ポンプ装置では、磁気浮上型ターボ分子ポンプの磁気軸受の運転状態を個別監視することが出来る。
【0011】
第7の観点では、本発明は、上記構成のターボ分子ポンプ装置において、前記ターボ分子ポンプのモータ制御および磁気軸受制御が、デジタル制御で行われることを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第7の観点によるターボ分子ポンプ装置では、モータ制御および磁気軸受制御がデジタル制御で行われることにより、モータ回転速度,モータ電流,磁気軸受センサ信号および磁気軸受電流などをリアルタイム監視でき、運転状態を容易に多面的に把握できる。
【0012】
第8の観点では、本発明は、上記構成のターボ分子ポンプ装置において、前記個別監視装置は、監視ソフトウエアがインストールされたパーソナルコンピュータであることを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第8の観点によるターボ分子ポンプ装置では、例えばオペレータが手持ちのノート型パソコンに監視ソフトウエアをインストールすることにより、個別監視装置として使用できる。
【0013】
第9の観点では、本発明は、上記構成のターボ分子ポンプ装置において、前記個別監視装置は、前記電源装置を通じて前記ターボ分子ポンプを操作可能であることを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第9の観点によるターボ分子ポンプ装置では、個別監視装置によりターボ分子ポンプの監視を行うのみならず、その操作をも行うことが出来る。
【0014】
第10の観点では、本発明は、上記構成のターボ分子ポンプ装置において、前記通信ポートは、RS−232C規格準拠の通信ポート,USB規格準拠の通信ポート,IEEE1394規格準拠の通信ポート,100BASE規格の通信ポート,10BASE−T規格準拠の通信ポート,10BASE2規格の通信ポート,10BASE5規格の通信ポートまたはデバイスネット(商標)規格準拠の通信ポートであることを特徴とするターボ分子ポンプ装置を提供する。
上記第10の観点によるターボ分子ポンプ装置では、通信ポートが広く一般に普及している規格に準拠しているため、個別監視装置として既存の機材を活用してターボ分子ポンプの監視を行うことが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す本発明の実施の形態を説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係るターボ分子ポンプ装置100を示す全体構成図である。
このターボ分子ポンプ装置100は、複数の真空容器5と、複数の真空容器5内を吸引する複数のターボ分子ポンプ4と、ターボ分子ポンプ4にそれぞれ接続された複数の電源装置3と、複数の電源装置3を通じて複数のターボ分子ポンプ4を監視する集中監視装置2と、1台の電源装置3を通じて当該電源装置3に接続されたターボ分子ポンプ4を監視する個別監視装置1とを具備している。
【0017】
真空容器5は、例えば、半導体製造用または液晶ディスプレイ製造用のCVD(Chemical Vapor Deposition)装置などの成膜装置やエッチング装置であり、稼働中に生成物を発生する工程を含むものでもよい。
【0018】
電源装置3は、ターボ分子ポンプ4を駆動する機能を有する。電源装置3は、その正面部にRS−232C規格(米国規格協会(ANSI:American National Standards Institute)の定めるEIA232規格またはJIS X5101、以下同じ。)準拠のシリアル通信ポート3aを有し、その背面部にRS−485規格準拠のシリアル通信ポート3bおよび遠隔操作端子3cを有している。さらに電源装置3は、その背面部に、RS−232C規格準拠のシリアル通信ポート(図示せず)を有してもよい。
また、通信ポート3aは、USB Implementers Forumの定めるUSB(Universal Serial Bus)規格準拠の通信ポート,IEEE(Institute of the Electrical and Electronics Engineers, Inc.)の定めるIEEE1394規格準拠の通信ポート,100BASE規格の通信ポート,10BASE−T規格準拠の通信ポート,10BASE2規格の通信ポート,10BASE5規格の通信ポート、あるいはODVA(Open DeviceNet Vendor Association, Inc.)の定めるデバイスネット(商標)規格準拠の通信ポートなどでもよい。
なお、遠隔操作端子3cに開閉器を備えた操作盤(図示せず)を接続し、この操作盤を操作することにより、電源装置3の運転を開始/停止することが出来る。
【0019】
集中監視装置2は、RS−485規格準拠のシリアル通信ポート2bおよび遠隔操作端子2cを有する据置型のコンピュータであり、通信ケーブル7により、複数の電源装置3の背面部の通信ポート3bと接続され、電源装置3の監視および制御を行う。通信ケーブル7の代わりに、接続線(図示せず)で遠隔操作端子2cと遠隔操作端子3cとを接続し、電源装置3の運転を開始/停止することも出来る。
集中監視装置2は、複数のターボ分子ポンプ4についてシーケンシャルに監視を行うため、ターボ分子ポンプ4の台数にほぼ比例して監視間隔は長くなってしまう。
【0020】
個別監視装置1は、電源装置3の通信ポート3aと同規格の通信ポート1aを有する可搬型のコンピュータであり、通信ケーブル6により、電源装置3の正面部の通信ポート3aと接続される。
【0021】
なお、ある電源装置3の通信ポート3aから通信ケーブル6を取り外し、別の電源装置3の通信ポート3aへ接続すれば、任意のターボ分子ポンプ4の運転状態の監視を容易に行うことが出来る。
【0022】
図2は、ターボ分子ポンプ装置100の構成をより詳細に示す要部構成図である。
ターボ分子ポンプ4は、定常回転時、ロータ(後述)の回転軸が磁気軸受41によって、磁力で浮上して支承される磁気軸受型ターボ分子ポンプである。
【0023】
モータ42は、例えば、ブラシレスDCモータまたは誘導モータであり、モータケーブル8bによって電源装置3のモータ駆動部37に接続されている。モータ42は、モータ電流を供給され、ロータの回転軸(後述)を回転する。
モータセンサ部42Aは、モータ回転数を検出し、モータケーブル8bを通じ、制御部35へその信号を入力する。
【0024】
磁気軸受41は、磁気軸受ケーブル8aによって電源装置3の磁気軸受駆動部36に接続され、磁気軸受電流を供給されて、ロータの回転軸を磁気支承する。
磁気軸受センサ部41Aは、ギャップ値を検出し、磁気軸受ケーブル8aを通じ、制御部35へその信号を入力する。
【0025】
制御部35は、モータセンサ部42Aから出力された信号に基づきモータ駆動部37をデジタル制御すると共に磁気軸受センサ部41Aから送信されたデータに基づき磁気軸受駆動部36をデジタル制御する。
また、制御部35は、入力した信号を記憶する。この信号データは、背面パネル34の通信ポート3bを介して集中監視装置2で読み出し可能であり、また、正面パネル31の通信ポート3aを介して個別監視装置1で読み出し可能である。
【0026】
個別監視装置1は、監視ソフトウエアおよび制御ソフトウエアをインストールされたノート型パーソナルコンピュータであり、演算機能,記憶機能,入出力機能を有する制御部11と、液晶表示装置などからなる表示部12と、キーボードおよびポインティングデバイスからなる入力部13とを含んでいる。
【0027】
個別監視装置1は、通信ケーブル6を経由してターボ分子ポンプ4の運転状態を示すデータを受信すると、これを数値化またはグラフ化して、リアルタイムに表示部12に表示する。また、個別監視装置1は、受信したデータの記憶および処理を行い、ターボ分子ポンプ4の運転状態の履歴を表示部12に表示する。
個別監視装置1によれば、1台のターボ分子ポンプ4のみを監視するため、複数台のターボ分子ポンプ4を監視する集中監視装置2のように台数に依存して監視間隔が長くなることがない。
【0028】
オペレータは、表示部12に表示されたターボ分子ポンプ4の運転状態を見ながら、入力部13を操作して、ターボ分子ポンプ4の運転を制御することが出来る。
【0029】
図3は、ターボ分子ポンプ4のロータを模式的に示す説明図である。
このロータ43の回転軸44の上方には、ロータ翼(図示せず)が一体的に成型されている。
回転軸44は、上部ラジアル磁気軸受部44aおよび下部ラジアル磁気軸受部44bでラジアル方向に支承され、アキシャル磁気軸受部44cでアキシャル方向に支承されている。それぞれの磁気軸受の支承方向には、対応する磁気軸受センサ部41Aのギャップセンサが付設されている。こうして、X1−X1方向およびY1−Y1方向の位置を検出することにより、回転軸44上部のラジアル方向のずれを検出し、X2−X2方向およびY2−Y2方向の位置を検出することにより、回転軸44下部のラジアル方向のずれを検出し、Z−Z方向の位置を検出することにより、回転軸44のアキシャル方向のずれを検出している。すなわち、回転軸44は、5軸制御されている。
【0030】
図4は、電源装置3の正面部を示す外観図である。
正面パネル31には、通信ポート3a,表示部32,入力部33が設けられている。
【0031】
通信ポート3aは、RS−232C規格準拠のレセプタクルであり、RS−232C規格準拠のプラグで終端された通信ケーブル6を介して、個別監視装置1を容易に着脱することが出来る。
表示部32は、液晶表示パネルおよびLED表示灯を含み、制御部35に記憶されたデータに基づきターボ分子ポンプ4の状態を表示する。また、電源装置3自身の状態も表示する。
入力部33は、押しボタンスイッチおよび切替スイッチを含み、これらを操作することにより、電源装置3自体および電源装置3によるターボ分子ポンプ4の運転状態の制御を行うことが出来る。
【0032】
【発明の効果】
本発明のターボ分子ポンプ装置によれば、煩雑な作業を要さずに、一つのターボ分子ポンプの運転状態を監視可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るターボ分子ポンプ装置を示す構成図である。
【図2】ターボ分子ポンプ装置の構成をより詳細に示す要部構成図である。
【図3】ロータ要部の磁気浮上制御を模式的に示す説明図である。
【図4】電源装置の正面部を示す外観図である。
【符号の説明】
1 個別監視装置
1a,2b,3a,3b 通信ポート
2 集中監視装置
2c,3c 遠隔操作端子
3 電源装置
4 ターボ分子ポンプ
5 真空容器
6,7 通信ケーブル
31 正面パネル
32 表示部
33 入力部
36 磁気軸受駆動部
37 モータ駆動部
41 磁気軸受
41A 磁気軸受センサ部
42 モータ
42A モータセンサ部
43 ロータ
44 回転軸
44a 上部ラジアル磁気軸受部
44b 下部ラジアル磁気軸受部
44c アキシャル磁気軸受部
100 ターボ分子ポンプ装置

Claims (10)

  1. ターボ分子ポンプと、前記ターボ分子ポンプに接続されターボ分子ポンプを駆動すると共に正面部に通信ポートを備えた電源装置とを具備し、前記通信ポートに個別監視装置を接続することで前記電源装置を介して前記ターボ分子ポンプの運転状態を監視可能にしたことを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
  2. 複数のターボ分子ポンプと、前記ターボ分子ポンプの各々に接続されターボ分子ポンプを駆動すると共に正面部にRS−232C規格準拠の通信ポートを備え背面部にRS−485規格準拠の通信ポートを備えた複数の電源装置とを具備し、前記RS−232C規格準拠の通信ポートに個別監視装置を一対一で接続することで前記電源装置を介して前記ターボ分子ポンプの運転状態を個々に監視可能にすると共に、前記RS−485規格準拠の通信ポートに集中監視装置を複数対一で接続することで前記電源装置を介して前記複数のターボ分子ポンプの運転状態を集中監視可能にしたことを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
  3. ターボ分子ポンプと、前記ターボ分子ポンプに接続されターボ分子ポンプを駆動すると共に正面部に通信ポートを備えた電源装置と、前記通信ポートに接続することで前記電源装置を介して前記ターボ分子ポンプの運転状態を監視しうる個別監視装置とを具備したことを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
  4. 複数のターボ分子ポンプと、前記ターボ分子ポンプの各々に接続されターボ分子ポンプを駆動すると共に正面部にRS−232C規格準拠の通信ポートを備え背面部にRS−485規格準拠の通信ポートを備えた複数の電源装置と、前記RS−232C規格準拠の通信ポートに一対一で接続することで前記電源装置を介して前記ターボ分子ポンプの運転状態を個々に監視しうる個別監視装置と、前記RS−485規格準拠の通信ポートに複数対一で接続することで前記電源装置を介して前記複数のターボ分子ポンプの運転状態を集中監視しうる集中監視装置とを具備したことを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のターボ分子ポンプ装置において、前記個別監視装置は、前記ターボ分子ポンプのモータ回転速度およびモータ電流を監視することを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
  6. 請求項5に記載のターボ分子ポンプ装置において、前記ターボ分子ポンプは磁気軸受を有し、前記個別監視装置は磁気軸受センサ信号および磁気軸受電流を監視することを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
  7. 請求項6に記載のターボ分子ポンプ装置において、前記ターボ分子ポンプのモータ制御および磁気軸受制御が、デジタル制御で行われることを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のターボ分子ポンプ装置において、前記個別監視装置は、監視ソフトウエアがインストールされたパーソナルコンピュータであることを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のターボ分子ポンプ装置において、前記個別監視装置は、前記電源装置を通じて前記ターボ分子ポンプを操作可能であることを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
  10. 請求項1または請求項3に記載のターボ分子ポンプ装置において、前記通信ポートは、RS−232C規格準拠の通信ポート,USB規格準拠の通信ポート,IEEE1394規格準拠の通信ポート,100BASE規格の通信ポート,10BASE−T規格準拠の通信ポート,10BASE2規格の通信ポート,10BASE5規格の通信ポートまたはデバイスネット(商標)規格準拠の通信ポートであることを特徴とするターボ分子ポンプ装置。
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