JP2004338357A - オリジナル画像フィルム作成方法 - Google Patents

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Yoshihiro Hayashida
義弘 林田
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KUMAMOTO BLAST KK
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Abstract

【課題】従来の熱溶融性インクやUV硬化性フィルム等の、特殊な材料の積層シートや特殊なインクを必要としない、被透明のポリエステルフィルムをレーザーの熱で、直接網点上に焼き抜いた、オリジナルの画像フィルムを提供する。
【解決手段】写真及び文字や図形などをデジタル画像データとして入力する工程と、該画像データを修正及び網掛け処理し網点画像データを作成する工程と、前記網点画像データを基にステンレス板に固定された、被透明のポリエステルフィルムを炭素レーザーにより焼き抜いて画像フィルムを作成する工程と、前記の画像フィルムをステンレス板からガラス等の被貼付材に転着する工程と、転着した画像を固定する工程を有するものである。
【選択図】 図 1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両及び事務所、店舗等の窓ガラス等に貼り付けて使用する、オリジナルの画像フィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、写真等の画像を転写し、画像フィルムを作成する方法としては、感光性プラスチックシートの一面にデザインと成る写真フィルムを密着させて露光し、露光後前記写真フィルムを除去してから感光性プラスチックシートの未露光部分を洗浄除去して、凹凸画像を作成するものである。
【0003】
又、写真画像をレーザープリンタにより転写フィルムに印刷し、該転写フィルムをUV硬化性フィルムの上に重ねて、その上から紫外線を照射した後に該UV硬化性フィルムをアルカリ処理して、凹凸画像を作成するものである。
【0004】
更に、透明基材上にレーザー光を熱に変換する光熱変換層と熱溶融性インク層とを積層して構成されている転写フィルムと、支持体上に受像層を設けた受像フィルムを、露光装置内で重ね合せ、高エネルギーで露光した場合、発生した熱により光熱変換層自身が飛散して受像フィルム上に付着し、画像を作成するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、感光性プラスチックシートの一面にデザインと成る写真フィルムを密着する上記の方法では、画像の元と成る写真フィルムと感光性プラスチックシートをゼラチン膜を介して接着した特殊な物が必要で、コストがかかるものであった。
【0006】
次に、透明基材上にレーザー光を熱に変換する光熱変換層と熱溶融性インク層とを積層して構成されている転写フィルムを使用する場合、光熱変換層は、バインダー樹脂とレーザー光を熱に変換する特殊な物質が必要でコストがかかった。
又、熱溶融性インクはレーザー露光時のインク表面の温度調節が難しいものであった。
【0007】
更に、転写フィルムをUV硬化性フィルムの上に重ねて、その上から紫外線を照射する方法では、照射した後に該UV硬化性フィルムをアルカリ処理する手間が必要であった。
【0008】
本発明は、この様な問題を解決するために成されたもので、被透明のポリエステルフィルムをレーザーの熱で、直接焼き抜くもので、特殊な材料の積層シートや特殊なインクを必要としない、オリジナルの画像フィルムの製造方法である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の、オリジナル画像フィルム作成方法は、写真及び文字や図形などをデジタル画像データとし、更に網点画像データに変換し、該網点画像データを元に、炭素レーザーを使用して直接、被透明ポリエステルフィルムを焼き抜いて、画像フィルムを作成するもので。
【0010】
即ち本発明は、被透明のポリエステルフィルムを網点状に抜いて、画像フィルムを作成する方法であって、写真及び文字や図形などをデジタル画像データとして入力する工程と、該画像データを修正及び網掛け処理し網点画像データを作成する工程と、前記網点画像データを基にステンレス板に固定された、被透明のポリエステルフィルムを炭素レーザーにより焼き抜いて画像フィルムを作成する工程と、前記の画像フィルムをステンレス板からガラス等の被貼付材に転着する工程と、転着した画像を固定する工程を有するものである。
【0011】
前記ステンレス板は、レーザーの熱により腐食や破損が無く、又、被貼付材への転着時の作業性を考慮し、厚さを0.1〜0.3mmとしたものである。
【0012】
前記ステンレス板に被透明のポリエステルフィルムの粘着面を上にした状態で固定する場合、炭素レーザーでポリエステルフィルムを焼き抜く際に、ポリエステルフィルムが熱によって縮みや捩れを起さない様に、界面活性剤を水30ccに対して1〜2滴混合した物を接着材として使用し、密着させるものである。
【0013】
前記炭素レーザーのビームは、速度532mm/秒、12ワット、出力100%としたものである。
【0014】
前記被貼付材への転着は、ステンレス板に画像フィルムを固定した状態で、該画像フィルムの粘着面を被貼付材に重ね合わせて、ステンレス板の裏面から圧力を加え画像フィルムを被貼付材に付着させ、ステンレス板を取ることにより、画像フィルムだけを被貼付材に転着させるもので、これはステンレス板から画像フィルムを先に外した場合、画像フィルムが丸まったり、折れたりして、使用出来なくなるのを防ぎ、作業性を良くする為である。又個々に独立した凸状点が規則的に並んだ状態で集合している画像の場合、画像自体が崩壊しない為である。
【0015】
前記画像フィルムの画像は、被透明のポリエステルフィルムを直接レーザーで、網点状に焼き抜いて作成される物で、これはサイズの異なる個々に独立した凸状点が規則的に並んだ状態で集合して、構成されているものである。
【0016】
前記画像フィルムの画像は、被透明のポリエステルフィルムを直接レーザーで、網点状に焼き抜いて作成される物で、これはサイズの異なる個々に独立した凹状点が規則的に並んだ状態で集合して、構成されているものである。
【0017】
前記被貼付材として、車両の窓カラスやボディ、又は、事務所や店舗等の窓ガラス等に簡単に貼付けて使用し、その意匠性を向上させる為の画像フィルムを提供するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
実施例1、先ず、焼き付けるべく画像データ、プリントされた写真(1)や、更に、デジタルカメラ(2)で撮影された画像データ等を、写真(1)は、イメージスキャナー(3)でパソコン(5)に取り込み、デジタルカメラ(2)で撮影された画像データ等は、そのままUSB端子(4)でパソコン(5)に取り込む。
【0019】
次に、パソコン(5)に取り込んだ画像データを、画像修正ソフトで編集及び網点処理をし、網点画像データを作る。
【0020】
次に、画像フィルムとなる、被透明のポリエステルフィルムを準備する、該ポリエステルフィルムは、市販されているカーフィルム等を使用するもので、他に被透明のカットシールでもよい。
【0021】
前期被透明のポリエステルフィルムを、レーザーの熱により腐食や破損が無く、又、被貼付材への転着時の作業性を考慮し、厚さを0.1〜0.3mmとした、ステンレス板(7)に粘着面を上にした状態で貼り付け固定する。この時接着剤として、界面活性剤を水30ccに対して1〜2滴混合した物を使用し、出来るだけステンレス板(7)と被透明のポリエステルフィルムの接着面に、空気等が入らない様にするのが好ましい。
【0022】
前記のステンレス板(7)に被透明のポリエステルフィルム固定した物を、炭素レーザー装置(6)にセットし、上記パソコンで網点処理された、網点画像データを基にして、速度532mm/秒、12ワット、出力100%に調整それた、炭素レーザーで被透明のポリエステルフィルムを焼き抜いて、画像フィルム(8)を作成するものである。
【0023】
前記画像フィルム(8)をステンレス板(7)に固定した状態で、該画像フィルム(8)の粘着面を被貼付材(11)に重ね合わせて、ステンレス板(7)の裏面から圧力を加え画像フィルム(8)を被貼付材(11)に付着させ、ステンレス板(7)を取ることにより、画像フィルム(8)だけを被貼付材(11)に転着させるものである。
これは、ステンレス板(7)から画像フィルム(8)を先に外した場合、画像フィルム(8)が丸まったり、折れたりして、使用出来なくなるのを防ぐ為である。
又、個々に独立した凸状点(9)が規則的に並んだ状態で集合している画像フィルム(8)の場合、画像自体が崩壊しない為である。
【0024】
【発明の効果】
本発明は上記した構成を成すもので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0025】
被透明のポリエステルフィルムをレーザーの熱で、直接焼き抜くもので、従来の感光性プラスチックシートやUV硬化性フィルム等の特殊な材料の積層シートや特殊なインクを必要としないものでコストがかからず、又作業の手間や時間を必要としないものである。
【0026】
又、市販のカーフィルムやカッティングシートを、そのまま使用することが出来るので、材料費等のコストがかからないものである。
【0027】
更に、被透明のポリエステルフィルムを直接レーザーの熱で、網点状に焼き抜いて作成される物で、これはサイズの異なる個々に独立した凸状点が規則的に並んだ状態で集合したものや、サイズの異なる個々に独立した凹状点が規則的に並んだ状態で集合して、構成されているものであり、透明のフィルム面に画像が描かれている、従来の物と異なりガラス等に貼り付けた場合、ガラス自体に画像が描かれた様に成り、意匠性も高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す工程図
【図2】本発明の実施例を示す平面図
【図3】本発明の実施例を示す拡大断面図
【図4】本発明の実施例を示す平面図
【図5】本発明の実施例を示す拡大断面図
【符号の説明】
1 写真
2 デジタルカメラ
3 イメージスキャナー
4 USB端子
5 パソコン
6 炭素レーザー
7 ステンレス板
8 画像フィルム
9 凸状点
10 凹状点
11 被貼付材

Claims (9)

  1. 被透明のポリエステルフィルムを網点状に抜いて、画像フィルムを作成する方法であって、写真及び文字や図形などをデジタル画像データとして入力する工程と、該画像データを修正及び網掛け処理し網点画像データを作成する工程と、前記網点画像データを基にステンレス板に固定された、被透明のポリエステルフィルムを炭素レーザーにより焼き抜いて画像フィルムを作成する工程と、前記の画像フィルムをステンレス板からガラス等の被貼付材に転着する工程と、転着した画像を固定する工程を有することを特徴とするオリジナル画像フィルム作成方法。
  2. 前記ステンレス板の厚さを0.1〜0.3mmとしたことを特徴とする請求項1記載のオリジナル画像フィルム作成方法。
  3. 前記ステンレス板に被透明のポリエステルフィルムの粘着面を上にした状態で、界面活性剤を水30ccに対して1〜2滴混合した物を接着材として使用し、密着させ固定したことを特徴とする請求項1〜2記載のオリジナル画像フィルム作成方法。
  4. 前記炭素レーザーのビームは、速度532mm/秒、12ワット、出力100%としたことを特徴とする請求項1〜3記載のオリジナル画像フィルム作成方法。
  5. 前記被貼付材への転着は、ステンレス板に画像フィルムを固定した状態で、該画像フィルムの粘着面を被貼付材に重ね合わせて、ステンレス板の裏面から圧力を加え画像フィルムを被貼付材に付着させ、ステンレス板を取ることにより、画像フィルムだけを被貼付材に転着したことを特徴とする請求項1〜4記載のオリジナル画像フィルム作成方法。
  6. 前記画像フィルムの画像は、サイズの異なる個々に独立した凸状点が規則的に並んだ状態で、集合して成ることを特徴とする請求項1〜5記載のオリジナル画像フィルム作成方法。
  7. 前記画像フィルムの画像は、サイズの異なる個々に独立した凹状点が規則的に並んだ状態で、集合して成ることを特徴とする請求項1〜6記載のオリジナル画像フィルム作成方法。
  8. 前記画像フィルムの画像は、被透明のポリエステルフィルムを直接レーザーで、焼き抜いて成ることを特徴とする請求項1〜7記載のオリジナル画像フィルム作成方法。
  9. 前記被貼付材として、車両、事務所、店舗等の窓ガラス等に使用することを特徴とする請求項1〜8記載のオリジナル画像フィルム作成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006272708A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Noboru Sangyo:Kk 描画方法
CN105195899A (zh) * 2015-10-16 2015-12-30 惠州市杰普特电子技术有限公司 激光式打印设备
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