JP2004337435A - パチンコ機のハンドル装置およびこれを用いたパチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で、手間をかけずに遊戯者が欲する位置で正確に固定することができるハンドル装置およびこれを用いたパチンコ機を提供する。
【解決手段】少なくとも、フロントカバー36の後端面36aとハンドル部34の前面との間、リアカバー38の前端面38aとハンドル部34の後面との間、および回動シャフト32の外周面とリアカバー38の貫通穴39の内周面との間のいずれか1カ所に挟持され、ハンドル部34と各カバー36,38との間の摩擦力または回動シャフト32とリアカバー38の貫通穴39との間の摩擦力が付勢手段16の付勢力よりも大きくなるような摩擦係数を有し、該摩擦力によって遊戯者がハンドル部34を回動させた際にはその位置でハンドル部34を固定させる摩擦部材50,51とを具備する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機において発射されたパチンコ玉の到達位置を変更するためのハンドル装置、およびこのハンドル装置を用いたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機では発射されるパチンコ玉の到達点を調整するためのハンドル装置が設けられている。ハンドル装置は、パチンコ機の前面枠において遊戯者側に突出して設けられているものである。
なお、パチンコ玉はパチンコ玉の発射方向に向けて往復運動するハンマーによって殴打され、発射される。このハンマーの殴打力は、ハンマーを殴打方向に引っ張っているスプリング等の付勢手段によって付与されている。ハンドル装置は、この付勢手段の引っ張り強度を調整することでハンマーの殴打力を調整し、もってパチンコ玉の到達位置の調整を行なうことができるように設けられている。
【0003】
しかし、従来のパチンコ機においては、遊戯者がハンドル装置を操作してパチンコ玉が任意の位置に到達するようになった場合、遊戯者がその位置でハンドルを固定し続けなくてはならず、遊戯者にとっては長時間その姿勢を保ち続けなくてはならなかったため、腕や手にかかる負担が大きかった。
【0004】
このような負担を軽減するために、遊戯者がおさえ続けていなくともハンドルが所定の位置で固定されるようなハンドル装置が従来より提案されている。
このような任意の位置で固定されるハンドル装置によれば、ハンドルに押しボタンを設け、押しボタンが押下されることでハンドルの回動を機械的に制止させるものや(例えば特許文献1、特許文献2参照)、ハンドル装置内に電磁ブレーキを設け、操作スイッチをオンにすることでハンドルを所定位置で固定することができるもの(例えば特許文献3参照)、さらには、ハンドルの後面にパチンコ玉を収納する凹部を設けてパチンコ玉を凹部内にはめ込むことでハンドルの回動を抑える構造(例えば特許文献4参照)がある。
【0005】
【特許文献1】
実公昭60−31753号公報
【特許文献2】
実公平7−42459号公報
【特許文献3】
特開平11−114154号公報((0013)等)
【特許文献4】
特開平6−233853号公報((0007)、図5等)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述してきたような従来のハンドル装置では、遊戯者の任意の位置で固定することはできるものの、その位置でスイッチ等(パチンコ玉のはめ込みも含め)を操作して固定しなくてはならなかった。
すなわち、従来のハンドル装置では、スイッチ等を操作しようとする際に微妙に位置がずれたりすることもあり、正確な位置に固定できるハンドル装置が望まれているという課題があった。
また、ハンドルの位置を固定する場合に位置がずれたために再度位置を調整しようとする際には、再度スイッチを操作して固定を解除して位置を設定し直す必要がある。つまり、正確な位置を設定しようとすると、スイッチのオン−オフの切換を何度も行なって設定しなくてはならないので、正確な位置に設定できたとしても設定完了までに非常に手間がかかっているという課題もあった。
【0007】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、簡単な操作で、手間をかけずに遊戯者が欲する位置で正確に固定することができるハンドル装置およびこれを用いたパチンコ機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明にかかるパチンコ機のハンドル装置によれば、パチンコ玉を殴打してパチンコ玉を発射させるハンマーと、該ハンマーに一端部が取り付けられハンマーを殴打方向に付勢する付勢手段と、該付勢手段の他端部に、一端部が取り付けられたワイヤと、該ワイヤの他端部が取り付けられ、ワイヤを巻き上げるワイヤ巻き上げローラとを具備し、発射されるパチンコ玉への殴打力を変更させるべく、前記ワイヤ巻き上げローラを回動させて前記付勢手段の付勢力の調整を遊戯者が操作可能となるように構成されたハンドル装置において、該ワイヤ巻き上げローラを回動させるために、ワイヤ巻き上げローラの回動軸の軸線上に固定される回動シャフトと、該回動シャフトに固定され、操作者が把持するハンドル部と、該ハンドル部とパチンコ機の前面枠との間に設けられ、前記回動シャフトを貫通させる貫通穴を有し、前記前面枠に固定されるリアカバーと、該リアカバーと前記ハンドル部を挟むようにして配置され、回動しないように前記リアカバーに固定されたフロントカバーと、少なくとも、前記フロントカバーの後端面と前記ハンドル部の前面との間、前記リアカバーの前端面と前記ハンドル部の後面との間、および前記回動シャフトの外周面と前記リアカバーの貫通穴の内周面との間のいずれか1カ所に挟持され、ハンドル部と各カバーとの間の摩擦力または前記回動シャフトと前記リアカバーの貫通穴との間の摩擦力が前記付勢手段の付勢力よりも大きくなるような摩擦係数を有し、該摩擦力によって遊戯者がハンドル部を回動させた際にはその位置でハンドル部を固定させる摩擦部材とを具備することを特徴としている。
【0009】
この構成を採用することによる作用は以下の通りである。
遊戯者がハンドル部を把持して回動シャフトを回動させ、ワイヤ巻き上げローラが付勢手段を付勢するようにワイヤを巻き上げることによって、ハンマーが大きく付勢されることとなり、パチンコ玉の飛距離が伸びる。このとき、ハンドル部の回動は、付勢手段の付勢力に抗して行なわれるため、元の位置に戻ろうとする力が常時働いている。しかし、ハンドル部とフロントカバー、ハンドル部とリアカバーとの間、回動シャフトとこれの貫通穴との間において、付勢力よりも大きい摩擦力が生じているため、付勢手段の付勢力によってハンドル部の回動が戻るということがなく、遊戯者が回動させたその位置でハンドル部を固定することができる。固定を解除するには、遊戯者がハンドル部を付勢力に従う方向に回動させればよい。
このため、ハンドル部を正確な位置で固定するための微調整もわざわざスイッチ等をオン−オフさせることなく行なうことができるので、手間をかけずに容易に行なうことができ、且つ任意の位置で正確に固定することができる。
【0010】
また、前記摩擦部材が、フロントカバーの後端面と前記ハンドル部の前面との間、または前記リアカバーの前端面と前記ハンドル部の後面との間に挟持される場合は、摩擦部材としてスプリングワッシャーが用いられることを特徴としてもよい。
さらに、前記フロントカバーには目盛が形成されており、ハンドル部の回動位置を該目盛により確認可能に設けられているので、遊戯者にとっては目盛を見ながら回動させることでさらに微調整がしやすく、正確な位置でハンドル部を固定できる。
【0011】
本発明にかかるパチンコ機によれば、請求項1〜請求項3記載のうちいずれか1項記載のハンドル装置が取り付けられていることを特徴とする。
このため、遊戯者にとっては、ハンドル部を正確な位置で固定するための微調整もわざわざスイッチ等をオン−オフさせることなく行なうことができるので、手間をかけずに容易に行なうことができ、且つ任意の位置で正確に固定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1に、パチンコ機の前面の概略構造を示す。
パチンコ機10には、発射されるパチンコ玉の到達位置を調整するためのハンドル装置20が設けられている。ハンドル装置20は、パチンコ機10の前面側の前面枠2において遊戯者側に向けて突出して設けられている。ハンドル装置20は、遊戯者が把持して操作するものである。
【0013】
次に、図2に基づいて、パチンコ玉を発射する機構について説明する。なお、図2は発射機構を単純に模式化した図面であって、パチンコ機の裏側から遊戯者が存する前方に向けて見た図面である。
発射機構5は、パチンコ玉11がセットされる発射レール12と、セットされたパチンコ玉11を連続して殴打するために反復運動するハンマー14と、ハンマーの殴打力を調整するための付勢手段16と、ハンマー14を反復運動させる打球カム22とを具備している。
【0014】
パチンコ玉11は発射レール12上の所定の発射位置Aに1球ずつ導入される。発射位置Aには、パチンコ玉11を殴打してパチンコ玉11を発射させるハンマー14の先端部14aが配置される。
ハンマー14は、回動軸18を中心に回動可能に支持されている。ハンマー14は、後端部14cに打球カム22が当接可能となるように配置されている。打球カム22は、ハンドル部34(後述する)を遊戯者が操作されることに連動して回転動作が開始するように設けられている。
【0015】
打球カム22が回転することによって、ハンマー14の後端部14cが間欠的に打球カム22によって叩かれる。つまり打球カム22は、ハンマー14を回動軸18を中心にして、先端部14aが矢印aのように反復運動するように動作させる。
具体的に説明すると、打球カム22がハンマー14の後端部14cに当接している間は、ハンマー14の先端部14aは付勢手段16の付勢力に抗して発射位置Aよりも後方へ移動する。打球カム22がハンマー14の後端部14cから離間すると、ハンマー14の先端部14aは付勢手段16の付勢力によって発射位置Aへ移動し、発射位置Aに存するパチンコ玉11を殴打する。
【0016】
上述したように、ハンマー14の先端部14aがパチンコ玉11を発射する方向に付勢されるように、付勢手段の一例としてのスプリング16の一端部が中途部14bに取り付けられている。
また、スプリング16による付勢力によって、ハンマー14がスプリング方向へ移動しすぎないように、ハンマー14の打球発射方向への移動を規制するストッパー19が設けられている。ストッパー19は、発射位置Aよりもハンマー14の先端部14aが発射方向へ突出しないように規制する位置に設けられている。
【0017】
スプリング16の他端部には、ワイヤ24の一端部が接続されている。このワイヤ24の他端部は、複数のプーリー25,25・・を経てハンドル装置20のワイヤ巻き上げローラ30に接続されている。
すなわち、ハンドル装置20のハンドル部34によってワイヤ巻き上げローラ30を回動させることにより、スプリング16の大きく引き延ばされ、ハンマー14の殴打力が大きくなるので、パチンコ玉11を遠くにまでとばすことができるのである。
【0018】
次に、図3〜図5に基づいて、ハンドル装置のうち遊戯者が操作可能な部分の構成について説明する。
ハンドル装置20は、上述したようなワイヤ24を巻き上げるワイヤ巻き上げローラ30を回動させるためにワイヤ巻き上げローラ30に一端が取り付けられた回動シャフト32と、回動シャフト32を回転させるために遊戯者が把持可能となるように回動シャフト32の他端に設けられたハンドル部34とを備えている。
ワイヤ巻き上げローラ30は、パチンコ機10の内部に設けられており、ハンドル部34等は、パチンコ機10の外部に設けられている。
【0019】
ハンドル部34の前方側には、フロントカバー36が設けられており、回動シャフト32の他端部を閉塞するように設けられている。
また、ハンドル部34の後方側には、リアカバー38が設けられている。リアカバー38には、回動シャフト32を貫通させる貫通穴39が形成されており、この貫通穴39を貫通して回動シャフト32がパチンコ機10内部に延びている。
【0020】
ハンドル部34は、回動シャフト32が挿入されて固定される固定穴45が形成された円盤状の平面部46と、平面部46の周端縁に沿って遊戯者が把持しやすいような形状に形成された把持部48とが設けられている。
【0021】
パチンコ機10の前面枠2には、ハンドル装置20を取り付けるためのベース部4が形成されている。ベース部4は、前方に突出し、リアカバー38の後端部を収納可能な筒状に形成されている。このベース部4にリアカバー38の後端部が挿入されてネジ止めされることで、ハンドル装置20がパチンコ機の前面枠2に取り付けられる。
【0022】
フロントカバー36は、内部が空洞の半球状に形成されており、その外周囲には、ハンドル部34の回動角度を目視にて把握できるように目盛40が設けられている。
フロントカバー36内部の空洞部分には、リアカバー38に取り付けるために後方に突出するボス42が複数本設けられている。
リアカバー38にも、フロントカバー36のボス42と連結されるように、前方に突出するボス44が複数本設けられている。
フロントカバー36のボス42と、リアカバー38のボス44とが連結されてネジ49によりネジ止めされることによって、フロントカバー36はリアカバー38に固定され、ハンドル部34が回動した場合でも回動せずに固定される。
【0023】
なお、ハンドル部34の平面部46には、フロントカバー36、リアカバー38の各ボス42,44を貫通させる貫通穴47が形成されている。貫通穴47の径は少なくともボス42,44よりも大径となり、且つハンドル部34の回動に対して影響を及ぼさないように、ハンドル部34の回動方向に沿って延びるように形成されている。このため、ハンドル部34は、ボス42,44が貫通していても自由に回動することができる。
【0024】
フロントカバー36の後方側に位置する後端面36aと、ハンドル部34の平面部46の前面との間には、摩擦部材の一例としてのスプリングワッシャー50が介在されており、スプリングワッシャー50とフロントカバー36、スプリングワッシャー50とハンドル部34とは互いに接触している。
スプリングワッシャー50は、当接している部材を互いに離間する方向に付勢するように設けられているので、ハンドル部34はスプリング16の付勢手段により発生する付勢力と、スプリングワッシャー50が有する摩擦係数とに基づいて摩擦力が生じている。スプリング16による付勢力は、ハンドル部34の回動にかかわらず常時生じているので摩擦力も常時生じていることになる。
なお、この摩擦力は、ハンドル部34がスプリング16の付勢力よりも大きい値となるように、スプリングワッシャー50の材質およびその切断部分の広がりを大きくする等して摩擦係数を調整しておくことが必要となる。
【0025】
なお、摩擦部材としては、スプリングワッシャーに限定されることなく、ハンドル部34の前面とフロントカバー36の後端面36aとの間で摩擦力が生じるものであればどのようなものであってもよい。
例えば、摩擦材が付着されたフリクションワッシャー等を用いてもよい。フリクションワッシャーは、通常の金属の表面に樹脂や繊維等を付着させて摩擦係数を適度な大きさに調整したようなワッシャである。
さらに、表面に凹凸(波形等)を形成したワッシャを用い、これによりハンドル部34とフロントカバー36の端面との間に摩擦力を生じさせるようにしてもよい。
【0026】
さらに、摩擦部材は、ハンドル部34とフロントカバー36との間に設ける構成に限定されず、ハンドル部34の後面とリアカバー38の前端面との間に設けられていてもよい。
例えば、図6に示すように、ハンドル部34の後面と、リアカバー38の前端面38aとの間に摩擦部材の一例としてのスプリングワッシャー50を挟み込み、ハンドル部34とリアカバー28との間で摩擦力を生じさせ、ハンドル部34を回動させても、付勢手段16の付勢力に抗して回動させた先の所定位置で停止するようにすることができる。
【0027】
さらに、摩擦部材は、回動シャフト32の外周面と、回動シャフト32を貫通させているリアカバー38の貫通穴39の内周面との間に設けられていてもよい。
例えば図7に示すように、貫通穴39の内壁面に回動シャフト32の外周面と接触して所定の摩擦力が生じるようなゴム製等の筒状の部材51を装着させてもよい。筒状の部材51は、少なくとも回動シャフト32が挿入可能であり、且つ摩擦力が生じていても手動で回動させることができる程度の径を有している。
この筒状の部材51の摩擦力によって、ハンドル部34を回動させた場合でも、付勢手段16の付勢力に抗して回動させた先の所定位置で停止するようにすることができる。
【0028】
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】
本発明に係るパチンコ機のハンドル装置によれば、ハンドル部を遊戯者が回動させた場合でも、付勢力よりも大きい摩擦力が生じているため、付勢手段の付勢力によってハンドル部の回動が元の位置に戻るということがなく、遊戯者が回動させたその位置でハンドル部を固定することができる。固定を解除するには、遊戯者がハンドル部を付勢力に従う方向に回動させればよい。
このため、ハンドル部を正確な位置で固定するための微調整もわざわざスイッチ等をオン−オフさせることなく行なうことができるので、手間をかけずに容易に行なうことができ、且つ任意の位置で正確に固定することができる。
【0030】
請求項2に記載したように、摩擦部材は、スプリングワッシャーであってもよい。
また請求項3に記載したように、フロントカバーには目盛が形成されており、ハンドル部の回動位置を該目盛により確認可能に設けられているので、遊戯者にとっては目盛を見ながら回動させることでさらに微調整がしやすく、正確な位置でハンドル部を固定できる。
【0031】
本発明にかかるパチンコ機によれば、ハンドル部を正確な位置で固定するための微調整もわざわざスイッチ等をオン−オフさせることなく行なうことができるので、手間をかけずに容易に行なうことができ、且つ任意の位置で正確に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機前面側の構成の概略を示す正面図である。
【図2】パチンコ機内部のパチンコ玉を発射する発射機構の構成を示す説明図である。
【図3】ハンドル装置の組立分解図である。
【図4】ハンドル装置の外観図であるである。
【図5】ハンドル装置の側方からの断面図である。
【図6】摩擦部材をハンドル部とリアカバーとの間に設けた実施形態を示す、ハンドル装置の側方からの断面図である。
【図7】摩擦部材の組み込み位置を回動シャフトと貫通穴との間に設けた実施形態を示す、ハンドル装置の側方からの断面図である。
【符号の説明】
4 ベース部
5 発射機構
10 パチンコ機
11 パチンコ玉
12 発射レール
14 ハンマー
16 スプリング(付勢手段)
18 回動軸
19 ストッパー
20 ハンドル装置
22 打球カム
24 ワイヤ
30 ワイヤ巻き上げローラ
32 回動シャフト
34 ハンドル部
36 フロントカバー
38 リアカバー
39 貫通穴
40 目盛
42,44 ボス
45 固定穴
46 平面部
47 貫通穴
48 把持部
49 ネジ
50 スプリングワッシャー
51 筒状の部材

Claims (4)

  1. パチンコ玉を殴打してパチンコ玉を発射させるハンマーと、該ハンマーに一端部が取り付けられハンマーを殴打方向に付勢する付勢手段と、該付勢手段の他端部に、一端部が取り付けられたワイヤと、該ワイヤの他端部が取り付けられ、ワイヤを巻き上げるワイヤ巻き上げローラとを具備し、発射されるパチンコ玉への殴打力を変更させるべく、前記ワイヤ巻き上げローラを回動させて前記付勢手段の付勢力の調整を遊戯者が操作可能となるように構成されたハンドル装置において、
    該ワイヤ巻き上げローラを回動させるために、ワイヤ巻き上げローラの回動軸の軸線上に固定される回動シャフトと、
    該回動シャフトに固定され、操作者が把持するハンドル部と、
    該ハンドル部とパチンコ機の前面枠との間に設けられ、前記回動シャフトを貫通させる貫通穴を有し、前記前面枠に固定されるリアカバーと、
    該リアカバーと前記ハンドル部を挟むようにして配置され、回動しないように前記リアカバーに固定されたフロントカバーと、
    少なくとも、前記フロントカバーの後端面と前記ハンドル部の前面との間、前記リアカバーの前端面と前記ハンドル部の後面との間、および前記回動シャフトの外周面と前記リアカバーの貫通穴の内周面との間のいずれか1カ所に挟持され、ハンドル部と各カバーとの間の摩擦力または前記回動シャフトと前記リアカバーの貫通穴との間の摩擦力が前記付勢手段の付勢力よりも大きくなるような摩擦係数を有し、該摩擦力によって遊戯者がハンドル部を回動させた際にはその位置でハンドル部を固定させる摩擦部材とを具備することを特徴とするパチンコ機のハンドル装置。
  2. 前記摩擦部材が、フロントカバーの後端面と前記ハンドル部の前面との間、または前記リアカバーの前端面と前記ハンドル部の後面との間に挟持される場合は、摩擦部材としてスプリングワッシャーが用いられることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機のハンドル装置。
  3. 前記フロントカバーには目盛が形成されており、ハンドル部の回動位置を該目盛により確認可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のパチンコ機のハンドル装置。
  4. 請求項1〜請求項3記載のうちいずれか1項記載のハンドル装置が取り付けられていることを特徴とするパチンコ機。
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