JP2004336246A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】最適な情報処理環境を提供する。
【解決手段】画像読取装置1、画像印刷装置2、ハードディスク装置3、ハードディスク装置3の内部温度を検知するセンサ4、全体を制御するメインコントローラ9を備えた情報処理装置において、最大温度設定回路7および最小温度設定回路8を備え、メインコントローラ9は、最大温度設定回路7および最小温度設定回路8の設定温度をシステム起動時に所定のメモリ領域より読み込み、センサ4で検知した温度検知結果を基に画像読取装置1および画像印刷装置2を間欠動作で制御することにより、システム内部全体の温度上昇を抑え、ハードディスク装置3の温度上昇を抑える制御を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】画像読取装置1、画像印刷装置2、ハードディスク装置3、ハードディスク装置3の内部温度を検知するセンサ4、全体を制御するメインコントローラ9を備えた情報処理装置において、最大温度設定回路7および最小温度設定回路8を備え、メインコントローラ9は、最大温度設定回路7および最小温度設定回路8の設定温度をシステム起動時に所定のメモリ領域より読み込み、センサ4で検知した温度検知結果を基に画像読取装置1および画像印刷装置2を間欠動作で制御することにより、システム内部全体の温度上昇を抑え、ハードディスク装置3の温度上昇を抑える制御を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、FAX、複合機等でHDDを搭載する画像形成装置に代表される情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
HDDを搭載する画像形成装置に関連して、例えば、特許文献1には、HDDの内部温度が動作保証温度範囲内になるように低ければ加熱、高ければ異なる動作クロックで処理、温度が所定温度範囲外ならば通知する技術が提案されている。
また例えば、特許文献2には、装置内に(HDD近傍にも)複数の温度センサーを配置し検知温度が等しくなるように複数のファンを制御し、所定温度異常のときは警告表示する技術が提案されている。
また例えば、特許文献3には、HDD内のICの消費電力を下げる時は書込み時間と休止時間とを長くし、内部温度を下げる技術が提案されている。
【特許文献1】特開2002−245749公報
【特許文献2】特開2000−348479公報
【特許文献3】特開2001−332068公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来より、HDDの内部温度が動作保証温度範囲内になるように低ければ加熱、高ければ異なる動作クロックで処理し、温度が所定温度範囲外なら通知するといった技術や、装置内に複数の温度センサーを配置し、検知温度が等しくなるように複数のファンを制御し、所定温度異常のときは警告表示を行うといった技術、またHDD内のICの消費電力を下げる時は書込み時間と休止時間とを長くし、内部温度を下げるといった技術が提案されている。
それぞれHDD単体の熱を下げる効果をもたらしてきたが、各技術ともにパソコンに使用されることを想定しており、動作クロックを下げたり、書込み時間と休止時間を長くしたりといった間欠動作が可能なパソコンだからこそできた熱対策である。
ところが、画像形成装置に使用するとなると、一旦書込み命令を発行した後に画像書込装置の書込み速度は可変にすることは難しく、ひとたび印刷起動を掛けると一定速度のデータ転送を行う必要が有る。仮にHDDの画像を印刷しようとすると、HDDから一定速度で画像書込装置にデータを転送し続けるか、もしくはHDDからRAM等の高速メモリに一旦データを溜め込み、RAMから転送するかのいずれかの方法を取る必要が有る。ところが、前者にしても大量のデータが送られた時には途中で転送データが不足する可能性が有り、後者にしても大量の高速メモリを画像形成装置に搭載する必要が出てしまう。
本発明は、こうした転送データ不足や高速メモリの大容量化といった問題を印刷起動する前に事前に温度を検知することで解消し、かつ温度検知結果より使用環境下に適切かどうかをオペレータに通知することで最適な情報処理環境を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像読取装置、画像印刷装置、ハードディスク装置、ハードディスク装置の内部温度を検知するセンサ、全体を制御するメインコントローラを備えた情報処理装置において、最大温度設定回路および最小温度設定回路を備え、前記メインコントローラは、前記最大温度設定回路および最小温度設定回路の設定温度をシステム起動時に所定のメモリ領域より読み込み、センサで検知した温度検知結果を基に前記画像読取装置および画像印刷装置を間欠動作で制御することにより、システム内部全体の温度上昇を抑え、前記ハードディスク装置の温度上昇を抑える制御を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、前記メインコントローラの温度を検知する温度検知回路と、前記メインコントローラの温度とハードディスク装置の内部温度とを比較する比較演算回路と、冷却ファンとを備え、前記比較演算回路により演算された比較データおよび前記冷却ファンの回転数データを基に、現環境下において当該ハードディスク装置が使用できるか否かを判断することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、センサによるハードディスク装置内の温度検知結果により前記ハードディスク装置もしくはメインコントローラ、画像読取装置、画像印刷装置の電源供給を制御して温度上昇を抑えることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の情報処理装置としての画像形成装置のブロック図である。本画像形成装置において、画像読取装置1は、CCDもしくは密着センサにて画像を読み取り、光電変換により電気信号に変換した後にアナログビデオ信号をA/D変換器により多値のデジタルビデオ信号に変換している。画像印刷装置2は、画像読取装置1でデジタル化され、様々な画像処理が施されたビデオ信号をレーザーにて感光体ドラム等に書き込んで静電潜像を形成し、電子写真方式で印字出力を行っている。
ハードディスク装置3は、画像読取装置1で読み取ったデジタルビデオ信号を、両面印刷や電子ソート等の機能実現のために一時的に蓄積する、印刷画像を後で出力できるように保存する、もしくはスキャナ装置として画像を保存するといった多目的な用途に使用される。センサ4は、ハードディスク装置3の内部温度を検知する。冷却ファン装置5は、主にハードディスク装置3を冷却する。
冷却ファン制御回路6は、冷却ファン装置5の回転数を検知もしくは制御するものであり、冷却ファン装置5より送られてくるパルス信号を読み取って回転数を検知し、逆に制御パルス信号を冷却ファン装置5に送出することで冷却ファン装置5の回転を制御している。最大温度設定回路7は、画像形成装置がシステムとして動作を保証する最大温度を設定する。最小温度設定回路8は、逆に画像形成装置がシステムとして動作を保証する最小温度を設定する。
【0006】
メインコントローラ9は、CPUによりシステム全体の制御、画像処理、ホストインターフェース制御等を行っている。温度検知回路10は、メインコントローラ9上にあり、コントローラ基板上にサーマルダイオード等の素子を搭載して温度検知を行っている。比較演算回路11は、温度検知回路10で検知したメインコントローラ9上の温度とセンサ4で検知したハードディスク装置3内部の温度の比較演算を行う。
電源遮断制御回路12は、ハードディスク装置3のみの電源を遮断制御する制御回路である。電源遮断制御回路13は、メインコントローラ9上の冷却ファン装置5以外の電源を遮断制御する制御回路である。電源遮断制御回路14は、画像読取装置1および画像印刷装置2の操作部以外の供給電源を遮断制御する制御回路である。
【0007】
次に各実施例での本装置の動作について示す。
通常の動作としては、常にセンサ4によりハードディスク装置3内の温度検知を行っていて、温度条件により冷却ファン制御回路6に制御信号を送出することで、冷却ファン装置5がハードディスク装置3を冷却して正常にシステムを動作させている。
第1実施例では、最大温度設定回路7および最小温度設定回路8の設定温度をシステム起動時に所定のメモリ領域より読み込み、センサ4で検知した温度検知結果を基にメインコントローラ9で画像読取装置1および画像印刷装置2を間欠動作で制御することにより、システム内部全体の温度上昇を抑え、ハードディスク装置3の温度上昇を抑えている。
第2実施例では、センサ4によりハードディスク装置3内の温度を検知するのと平行に温度検知回路10でメインコントローラ9の温度を検知して、比較演算回路11で各地点の温度およびその温度差、さらには冷却ファン制御回路6で検知した冷却ファンの回転数より、画像形成装置を動作させるのに問題無い環境か判断し、もし、故障等が懸念される危険温度に達していると判断した場合には、判断結果を操作部表示もしくはブザー等によりオペレータに通知する。
第3実施例では、センサ4によるハードディスク装置3内の温度検知結果によりハードディスク装置3もしくはメインコントローラ9、画像読取装置1、画像印刷装置2等の電源供給を制御することで温度上昇を抑えている。
まず、温度検知結果が設定最大温度よりもかなり低い場合にはどの電源も遮断せず、通常動作を行う。温度検知結果が設定最大温度にやや近い場合にはメインコントローラ9上の冷却ファン装置5および冷却ファン制御回路6に供給している電源を遮断する。温度検知結果が設定最大温度にかなり近い場合にはさらに温度上昇を抑えるために画像読取装置1および画像印刷装置2の大部分の回路を電源遮断して温度上昇を抑える。その場合、操作部だけは異常環境になった場合でも即座にオペレータに通知できるように電源供給を行うようにしている。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、画像読取装置、画像印刷装置、ハードディスク装置、ハードディスク装置の内部温度を検知するセンサ、全体を制御するメインコントローラを備えた情報処理装置において、最大温度設定回路および最小温度設定回路を備え、メインコントローラは、最大温度設定回路および最小温度設定回路の設定温度をシステム起動時に所定のメモリ領域より読み込み、センサで検知した温度検知結果を基に画像読取装置および画像印刷装置を間欠動作で制御することにより、システム内部全体の温度上昇を抑え、ハードディスク装置の温度上昇を抑えることかができる。
請求項2記載の発明によれば、メインコントローラの温度を検知する温度検知回路と、メインコントローラの温度とハードディスク装置の内部温度とを比較する比較演算回路と、冷却ファンとを備え、比較データおよび冷却ファン回転数データを基に、現環境下において使用できるか否かを判断することで、情報処理装置の故障を未然に防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、センサによるハードディスク装置内の温度検知結果によりハードディスク装置もしくはメインコントローラ、画像読取装置、画像印刷装置の電源供給を制御して温度上昇を抑えることで上記と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置としての画像形成装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置、2 画像印刷装置、3 ハードディスク装置、4 センサ、5 冷却ファン装置、7 最大温度設定回路、8 最小温度設定回路、9 メインコントローラ
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、FAX、複合機等でHDDを搭載する画像形成装置に代表される情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
HDDを搭載する画像形成装置に関連して、例えば、特許文献1には、HDDの内部温度が動作保証温度範囲内になるように低ければ加熱、高ければ異なる動作クロックで処理、温度が所定温度範囲外ならば通知する技術が提案されている。
また例えば、特許文献2には、装置内に(HDD近傍にも)複数の温度センサーを配置し検知温度が等しくなるように複数のファンを制御し、所定温度異常のときは警告表示する技術が提案されている。
また例えば、特許文献3には、HDD内のICの消費電力を下げる時は書込み時間と休止時間とを長くし、内部温度を下げる技術が提案されている。
【特許文献1】特開2002−245749公報
【特許文献2】特開2000−348479公報
【特許文献3】特開2001−332068公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来より、HDDの内部温度が動作保証温度範囲内になるように低ければ加熱、高ければ異なる動作クロックで処理し、温度が所定温度範囲外なら通知するといった技術や、装置内に複数の温度センサーを配置し、検知温度が等しくなるように複数のファンを制御し、所定温度異常のときは警告表示を行うといった技術、またHDD内のICの消費電力を下げる時は書込み時間と休止時間とを長くし、内部温度を下げるといった技術が提案されている。
それぞれHDD単体の熱を下げる効果をもたらしてきたが、各技術ともにパソコンに使用されることを想定しており、動作クロックを下げたり、書込み時間と休止時間を長くしたりといった間欠動作が可能なパソコンだからこそできた熱対策である。
ところが、画像形成装置に使用するとなると、一旦書込み命令を発行した後に画像書込装置の書込み速度は可変にすることは難しく、ひとたび印刷起動を掛けると一定速度のデータ転送を行う必要が有る。仮にHDDの画像を印刷しようとすると、HDDから一定速度で画像書込装置にデータを転送し続けるか、もしくはHDDからRAM等の高速メモリに一旦データを溜め込み、RAMから転送するかのいずれかの方法を取る必要が有る。ところが、前者にしても大量のデータが送られた時には途中で転送データが不足する可能性が有り、後者にしても大量の高速メモリを画像形成装置に搭載する必要が出てしまう。
本発明は、こうした転送データ不足や高速メモリの大容量化といった問題を印刷起動する前に事前に温度を検知することで解消し、かつ温度検知結果より使用環境下に適切かどうかをオペレータに通知することで最適な情報処理環境を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像読取装置、画像印刷装置、ハードディスク装置、ハードディスク装置の内部温度を検知するセンサ、全体を制御するメインコントローラを備えた情報処理装置において、最大温度設定回路および最小温度設定回路を備え、前記メインコントローラは、前記最大温度設定回路および最小温度設定回路の設定温度をシステム起動時に所定のメモリ領域より読み込み、センサで検知した温度検知結果を基に前記画像読取装置および画像印刷装置を間欠動作で制御することにより、システム内部全体の温度上昇を抑え、前記ハードディスク装置の温度上昇を抑える制御を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、前記メインコントローラの温度を検知する温度検知回路と、前記メインコントローラの温度とハードディスク装置の内部温度とを比較する比較演算回路と、冷却ファンとを備え、前記比較演算回路により演算された比較データおよび前記冷却ファンの回転数データを基に、現環境下において当該ハードディスク装置が使用できるか否かを判断することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、センサによるハードディスク装置内の温度検知結果により前記ハードディスク装置もしくはメインコントローラ、画像読取装置、画像印刷装置の電源供給を制御して温度上昇を抑えることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の情報処理装置としての画像形成装置のブロック図である。本画像形成装置において、画像読取装置1は、CCDもしくは密着センサにて画像を読み取り、光電変換により電気信号に変換した後にアナログビデオ信号をA/D変換器により多値のデジタルビデオ信号に変換している。画像印刷装置2は、画像読取装置1でデジタル化され、様々な画像処理が施されたビデオ信号をレーザーにて感光体ドラム等に書き込んで静電潜像を形成し、電子写真方式で印字出力を行っている。
ハードディスク装置3は、画像読取装置1で読み取ったデジタルビデオ信号を、両面印刷や電子ソート等の機能実現のために一時的に蓄積する、印刷画像を後で出力できるように保存する、もしくはスキャナ装置として画像を保存するといった多目的な用途に使用される。センサ4は、ハードディスク装置3の内部温度を検知する。冷却ファン装置5は、主にハードディスク装置3を冷却する。
冷却ファン制御回路6は、冷却ファン装置5の回転数を検知もしくは制御するものであり、冷却ファン装置5より送られてくるパルス信号を読み取って回転数を検知し、逆に制御パルス信号を冷却ファン装置5に送出することで冷却ファン装置5の回転を制御している。最大温度設定回路7は、画像形成装置がシステムとして動作を保証する最大温度を設定する。最小温度設定回路8は、逆に画像形成装置がシステムとして動作を保証する最小温度を設定する。
【0006】
メインコントローラ9は、CPUによりシステム全体の制御、画像処理、ホストインターフェース制御等を行っている。温度検知回路10は、メインコントローラ9上にあり、コントローラ基板上にサーマルダイオード等の素子を搭載して温度検知を行っている。比較演算回路11は、温度検知回路10で検知したメインコントローラ9上の温度とセンサ4で検知したハードディスク装置3内部の温度の比較演算を行う。
電源遮断制御回路12は、ハードディスク装置3のみの電源を遮断制御する制御回路である。電源遮断制御回路13は、メインコントローラ9上の冷却ファン装置5以外の電源を遮断制御する制御回路である。電源遮断制御回路14は、画像読取装置1および画像印刷装置2の操作部以外の供給電源を遮断制御する制御回路である。
【0007】
次に各実施例での本装置の動作について示す。
通常の動作としては、常にセンサ4によりハードディスク装置3内の温度検知を行っていて、温度条件により冷却ファン制御回路6に制御信号を送出することで、冷却ファン装置5がハードディスク装置3を冷却して正常にシステムを動作させている。
第1実施例では、最大温度設定回路7および最小温度設定回路8の設定温度をシステム起動時に所定のメモリ領域より読み込み、センサ4で検知した温度検知結果を基にメインコントローラ9で画像読取装置1および画像印刷装置2を間欠動作で制御することにより、システム内部全体の温度上昇を抑え、ハードディスク装置3の温度上昇を抑えている。
第2実施例では、センサ4によりハードディスク装置3内の温度を検知するのと平行に温度検知回路10でメインコントローラ9の温度を検知して、比較演算回路11で各地点の温度およびその温度差、さらには冷却ファン制御回路6で検知した冷却ファンの回転数より、画像形成装置を動作させるのに問題無い環境か判断し、もし、故障等が懸念される危険温度に達していると判断した場合には、判断結果を操作部表示もしくはブザー等によりオペレータに通知する。
第3実施例では、センサ4によるハードディスク装置3内の温度検知結果によりハードディスク装置3もしくはメインコントローラ9、画像読取装置1、画像印刷装置2等の電源供給を制御することで温度上昇を抑えている。
まず、温度検知結果が設定最大温度よりもかなり低い場合にはどの電源も遮断せず、通常動作を行う。温度検知結果が設定最大温度にやや近い場合にはメインコントローラ9上の冷却ファン装置5および冷却ファン制御回路6に供給している電源を遮断する。温度検知結果が設定最大温度にかなり近い場合にはさらに温度上昇を抑えるために画像読取装置1および画像印刷装置2の大部分の回路を電源遮断して温度上昇を抑える。その場合、操作部だけは異常環境になった場合でも即座にオペレータに通知できるように電源供給を行うようにしている。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、画像読取装置、画像印刷装置、ハードディスク装置、ハードディスク装置の内部温度を検知するセンサ、全体を制御するメインコントローラを備えた情報処理装置において、最大温度設定回路および最小温度設定回路を備え、メインコントローラは、最大温度設定回路および最小温度設定回路の設定温度をシステム起動時に所定のメモリ領域より読み込み、センサで検知した温度検知結果を基に画像読取装置および画像印刷装置を間欠動作で制御することにより、システム内部全体の温度上昇を抑え、ハードディスク装置の温度上昇を抑えることかができる。
請求項2記載の発明によれば、メインコントローラの温度を検知する温度検知回路と、メインコントローラの温度とハードディスク装置の内部温度とを比較する比較演算回路と、冷却ファンとを備え、比較データおよび冷却ファン回転数データを基に、現環境下において使用できるか否かを判断することで、情報処理装置の故障を未然に防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、センサによるハードディスク装置内の温度検知結果によりハードディスク装置もしくはメインコントローラ、画像読取装置、画像印刷装置の電源供給を制御して温度上昇を抑えることで上記と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置としての画像形成装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置、2 画像印刷装置、3 ハードディスク装置、4 センサ、5 冷却ファン装置、7 最大温度設定回路、8 最小温度設定回路、9 メインコントローラ
Claims (3)
- 画像読取装置、画像印刷装置、ハードディスク装置、ハードディスク装置の内部温度を検知するセンサ、全体を制御するメインコントローラを備えた情報処理装置において、最大温度設定回路および最小温度設定回路を備え、前記メインコントローラは、前記最大温度設定回路および最小温度設定回路の設定温度をシステム起動時に所定のメモリ領域より読み込み、センサで検知した温度検知結果を基に前記画像読取装置および画像印刷装置を間欠動作で制御することにより、システム内部全体の温度上昇を抑え、前記ハードディスク装置の温度上昇を抑える制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
- 請求項1記載の情報処理装置において、前記メインコントローラの温度を検知する温度検知回路と、前記メインコントローラの温度とハードディスク装置の内部温度とを比較する比較演算回路と、冷却ファンとを備え、前記比較演算回路により演算された比較データおよび前記冷却ファンの回転数データを基に、現環境下において当該ハードディスク装置が使用できるか否かを判断することを特徴とする情報処理装置。
- 請求項1記載の情報処理装置において、センサによるハードディスク装置内の温度検知結果により前記ハードディスク装置もしくはメインコントローラ、画像読取装置、画像印刷装置の電源供給を制御して温度上昇を抑えることを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003127274A JP2004336246A (ja) | 2003-05-02 | 2003-05-02 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003127274A JP2004336246A (ja) | 2003-05-02 | 2003-05-02 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004336246A true JP2004336246A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33503881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003127274A Pending JP2004336246A (ja) | 2003-05-02 | 2003-05-02 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004336246A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009031689A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Ricoh Co Ltd | 温度監視装置及び温度監視方法 |
-
2003
- 2003-05-02 JP JP2003127274A patent/JP2004336246A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009031689A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Ricoh Co Ltd | 温度監視装置及び温度監視方法 |
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