JP2009111232A - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱量の異なる電子部品等の発熱体を冷却ファンにより効率よく冷却することができる冷却装置及びその冷却装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】電子部品11aと電子部品11bとを包含する筐体13に設けられ、気体流を形成して電子部品11aと電子部品11bとを冷却するファン21を有する冷却装置20であって、電子部品11aに向かう上記気体流の第1流量と、電子部品11bに向かう上記気体流の第2流量とを調整する風向き変更装置30を備えるという構成を採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品や電子回路等の発熱体を冷却する冷却装置及びその冷却装置を備えた複写機、プリンタ、またはファクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
近年、画像形成装置等の電子機器に用いられる電子部品や電子回路等の小型化や高性能化によって、基板上に電子部品等を高密度実装する傾向にあるが、それに伴って発熱量が急増する問題がある。
従来、高密度実装化に伴ってプリント基板の両面に設けられた発熱体である電子部品を冷却するために、プリント基板の両面に沿って冷却風を流通させる冷却ファンを備えた冷却構造が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2001−144483号公報
しかしながら、上記冷却構造は、常に、プリント基板の両面に冷却風を流通させる構造であるため効率の良い冷却ができないという問題がある。
当該問題として例えば、プリント基板の一方の面の電子部品はある所定のタイミングでのみ使用されるものであり、該一方の面には通常時、冷却が必要でない場合であっても、該一方面に冷却風を流通させてしまうことで、不必要な冷却により冷却ファンによる冷却効率が低下する問題がある。
また、プリント基板の一方の面に、高発熱の電子部品が設けられ、他方の面には低発熱の電子部品が設けられた場合等、プリント基板の一方側と他方側の面で必要な冷却量が異なるとき、臨機応変な効率の良い冷却ができないという問題がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、発熱量の異なる電子部品等の発熱体を冷却ファンにより効率よく冷却することができる冷却装置及びその冷却装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、第1発熱体と第2発熱体とを包含する筐体に設けられ、気体流を形成して上記第1発熱体と上記第2発熱体とを冷却するファンを有する冷却装置であって、上記第1発熱体に向かう上記気体流の第1流量と、上記第2発熱体に向かう上記気体流の第2流量とを調整する流量調整装置を備えるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、発熱体の発熱量に応じて必要な量の冷却流を与えるよう調整することによって、効率よく発熱体を冷却することができる。
また、本発明においては、上記筐体内部の湿度を検出する湿度検出装置と、上記湿度検出装置の検出結果に基づいて、上記流量調整装置の駆動を制御する制御装置とを備えるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、第1発熱体及び第2発熱体の発熱によって筐体内部の温度が上昇し、筐体外部との温度差によって筐体内面において結露が発生すると内部の電子部品等に影響をあたえることから、湿度検出装置によって結露が生じる前に、冷却流の流量を調節して発熱体を効率よく冷却することによって結露が生じることを抑制することができる。
また、本発明においては、上記湿度検出装置の検出結果に基づいて、上記ファンが形成する上記気体流の流量を制御する第2制御装置を備えるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、ファンの回転量を湿度に基づいて制御することによって、ファンによって形成される流量を調整して効率よく冷却を行うことができる。
また、本発明においては、上記流量調整装置は、上記気体流を上記第1発熱体及び上記第2発熱体の両方に向かう方向と、上記第1発熱体及び上記第2発熱体のいずれか一方に向かう方向とに切り替える切替装置を備えるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、第1発熱体及び第2発熱体のいずれか一方が冷却を必要としない場合、当該一方に冷却風を与えて冷却の効率が低下することを抑制することができる。
また、本発明においては、上記第1発熱体及び上記第2発熱体は、基板上に設けられており、上記第1発熱体は上記基板の一方の面上に設けられ、上記第2発熱体は上記基板の他方の面上に設けられるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、基板の両面に設けられた発熱体を効率よく冷却することができる。
また、本発明においては、上記ファンは、上記基板の面に沿って、且つ、上記一方の面及び上記他方の面に跨って気体流を形成する位置に設けられるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、ファンによって形成される気体流を基板の両面に沿って流通させることができる。
また、本発明においては、上記構成の冷却装置が設けられた画像形成装置という構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、上記冷却装置が設けられた画像形成装置が得られる。
本発明によれば、第1発熱体と第2発熱体とを包含する筐体に設けられ、気体流を形成して上記第1発熱体と上記第2発熱体とを冷却するファンを有する冷却装置であって、上記第1発熱体に向かう上記気体流の第1流量と、上記第2発熱体に向かう上記気体流の第2流量とを調整する流量調整装置を備えるという構成を採用することによって、発熱体の発熱量に応じて必要な量の冷却流を与えるよう調整することによって、効率よく発熱体を冷却することができる。
したがって、第1発熱体及び第2発熱体のいずれか一方が冷却を必要としない場合であっても、また、第1発熱体と第2発熱体とが異なる発熱量である場合であっても、冷却によって与える気体流の流量を適宜調整することによって、効率の良いファンによる冷却が可能となる効果がある。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明においては、本発明の冷却装置を複写機(画像形成装置)に適応した場合の例について説明する。また、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
先ず、図1を参照して、本実施形態における複写機1の構成について説明する。
図1は、複写機1の構成を示すブロック図である。
複写機1は、原稿の画像を読み取る画像読取部2と、読み取った画像を記憶する画像記憶部3と、記憶された画像を画像処理する画像処理部4と、画像処理されたデータを基に印刷処理をする印刷部5と、それらの動作を制御する制御部6と、ユーザーの指令を制御部6へ伝送する操作部7とを有する構成となっている。
画像読取部2は、例えば、原稿自動送り装置と、原稿の画像を読み取るスキャナとを備える構成となっており、制御部6の制御の下、原稿自動送り装置から供給された原稿の画像をスキャナで読み取り、原稿画像の形状や色彩等の画像データを画像記憶部3に出力する構成となっている。
画像記憶部3は、ハードディスク等の外部記憶装置或いは/及び半導体メモリ等から構成されており、制御部6の制御の下、画像読取部2から入力された画像データを書き込み記憶すると共に、当該画像データを読み出して画像処理部4へ出力する構成となっている。
画像処理部4は、制御部6の制御の下、画像記憶部3から入力された原稿の画像データ(RGB型式画像データ)に各種の画像処理を施すと共に、当該画像処理によって生成された画像データ(RGB型式画像データ)を印刷形式の画像データ(CMYK型式画像データ)に変換して印刷部5に出力するものである。
印刷部5は、制御部6の制御の下、印刷用紙を搬送しつつ当該印刷用紙にトナーを付着させることにより、画像処理部4から入力された画像データに基づいて印刷用紙に画像を形成するものであり、例えば、給紙カセット、感光ドラム、露光装置、定着装置等を備える構成となっている。
操作部7は、ユーザーの指令を制御部6へ伝達する構成となっており、例えば、表示部と操作キーとを有する操作パネルから構成される。
表示部は、例えばタッチパネルや液晶ディスプレイ等から構成されており、ユーザーと複写機1とを関係付けるマンマシンインタフェースとして機能する。タッチパネルは、周知のように表示パネルの表示面に抵抗膜方式等の透明な面状押圧センサを設けたものであり、表示パネルに表示された操作ボタンにユーザーが指等で押圧すると、面状押圧センサが押圧位置(押圧座標)を示す操作信号を制御部6に出力するものである。
このようなタッチパネルには、各種機能のそれぞれ割り付けられた複数の操作ボタンが制御部6によって所定のレイアウトで表示される構成となっている。
操作キーは、例えば電源ボタン、数字ボタン、印刷開始ボタン等、表示部に表示される操作ボタン以外のハードウエアキーである。表示部のタッチパネルに表示される操作ボタンは、制御部6が所定のプログラムに基づいてソフトウエア的に表示させるものであるが、操作キーは、ハードウエアキーとして物理的に備えられたものであり、ユーザーの操作に基づいた操作信号を制御部6に出力する構成となっている。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の内部メモリから成る電子部品及び電子回路等、並びに画像読取部2、画像記憶部3、画像処理部4、印刷部5、及び操作部7とのデータ授受を行う各種入出力インターフェース回路等から構成されている。
このような制御部6は、基板上に電子部品及び電子回路等が高密度実装されており、発熱量が大きくなることから、発熱する電子部品及び電子回路等を冷却する必要がある。
以下、上記電子部品及び電子回路等の発熱体が設けられた画像形成エンジン等の基板を効率よく冷却する冷却装置の構成について説明する。
図2は、冷却装置20が設けられたユニット10の側断面図を示す。
ユニット10は、制御部6の一部であり、発熱体である電子部品(第1発熱体)11a及び電子部品(第2発熱体)11bと、電子部品11a及び電子部品11bが設けられた基板12と、基板12を包含する筐体13と、基板12に設けられた電子部品11a及び電子部品11bを冷却する冷却装置20とを有する構成となっている。
電子部品11aは、例えば、常時駆動するCPU等の発熱体であり、常時冷却を必要とする部材である。
電子部品11bは、電子部品11aと比べて発熱量が小さく、また、所定のタイミングで使用されて発熱する部材である。
基板12は、筐体13の底部から高さ方向に立設する複数の支持柱14によって、所定の高さに略水平に支持され、上面(一方の面)12aに電子部品11aが、下面(他方の面)12bに電子部品11bが、設けられる構成となっている。
筐体13は、非気密である方形の箱状に形成されており、内部に基板12を支持する支持柱14を有する構成となっている。
冷却装置20は、電子部品11a及び電子部品11bを冷却する気体流を形成するファン21と、電子部品11a及び電子部品11bに向かう気体流の流量を調節する風向き変更装置(流量調整装置)30と、筐体13内部の湿度を検出する湿度センサ(湿度検出装置)22と、湿度センサ22の検出結果に基づいてファン21及び風向き変更装置30の駆動を制御する冷却装置制御部(制御装置,第2制御装置)23とを有する構成となっている。
ファン21は、冷却装置制御部23の制御の下、内部に設けられたモータの駆動によってプロペラファンを回転駆動させ、筐体13内部に外気を流入させることで電子部品11a及び電子部品11bを冷却する気体流を形成するものである。
また、ファン21は、基板12に対して垂直で、且つ、基板12がファン21の略中間の高さに位置するように、筐体13の側壁に嵌合される。
風向き変更装置30は、ファン21によって形成される気体流の流れる向きを変えて流量を調節する風向き調節板31と、風向き調節板31を揺動させる揺動装置(切替装置)32とを有する構成となっている。
揺動装置32は、基板12の先端近傍であって、基板12と略同一の高さに設けられる。また、揺動装置32は、風向き調節板31の一端部に接続され、冷却装置制御部23の制御の下、内部に設けられたモータやソレノイド等の駆動によって、当該一端部を通り、風向き調節板31の幅方向(紙面垂直方向)に延びる軸線回りに風向き調節板31を揺動させる構成となっている。
風向き調節板31は、ファン21の気体流が流出される流出口と略同一の幅を有する長方形の板部材であり、一端が揺動装置32と接続されて、他端がファン21に対向する形で設けられている。風向き調節板31は、当該板部材の表面に気体流を接触させることで気体流の流れの向きを変える構成となっている。
このような構成の風向き変更装置30は、揺動装置32によって、風向き調節板31の他端を筐体13の底部と接触させる通常位置と、基板12と略同一の水平面に位置させる切替位置とに揺動可能な構成となっている。
湿度センサ22は、筐体13の内部の天壁に設けられており、筐体13内部の湿度の検出結果を所定時間毎に冷却装置制御部23に出力するものである。なお、湿度センサ22は、電子部品11a及び電子部品11bの発熱によって筐体13内部の温度が上昇し、筐体13外部との温度差によって筐体13内面において結露が発生することから、高温の気体が冷却されて湿度が高くなる筐体13の内側面上に設けられることが好ましい。
冷却装置制御部23は、CPU、ROMやRAM等の内部メモリから成る電子部品及び電子回路等、並びにファン21、揺動装置32及び湿度センサ22とデータ授受を行う各種入出力インターフェース回路等から構成されている。
また、冷却装置制御部23は、ある一定の湿度に係る情報を記憶しており、当該湿度の値を閾値として、湿度センサ22の検出結果が当該閾値を越えた場合、ファン21のモータの回転量を制御して気体流の流量を調整し、また、揺動装置32の駆動を制御して風向き調整板31を通常位置と切替位置とに切り替える構成となっている。
続いて、上記構成の冷却装置20の電子部品11a及び電子部品11bを冷却する動作について図3を参照して説明する。
図3(a)は、風向き調節板31が通常位置にあるときのユニット10の側断面図を示し、図3(b)は、風向き調節板31が切替位置にあるときのユニット10の側断面図を示す。
なお、図3(a)及び図3(b)においては、冷却装置制御部23の図示を省略している。
冷却装置20は、図3(a)に示すように、通常時、常に発熱する電子部品11aを冷却するため、冷却装置制御部23によって、ファン21を駆動させて気体流を形成させる。
なお、電子部品11bは、通常時、使用されておらず、又は、発熱量が小さいため、このときは冷却する必要はない。
風向き変更装置30は、このとき、冷却装置制御部23の制御の下に揺動装置32の駆動を制御され、風向き調節板31を通常位置で待機させることとなる。
風向き調節板31が通常位置で待機することによって、基板12の下面12bに設けられた電子部品11bに与えられる気体流の流量(第2流量)が制限され、当該気体流は、風向き調節板31の表面に沿って流れて、基板12の上面12aを流れる気体流と合流し、電子部品11aを冷却することとなる。つまり、電子部品11aに向かって流れる流量(第1流量)と第2流量とが合計された流量の気体流が電子部品11aに向かって流れて冷却することとなる。
したがって、冷却が必要のない電子部品11bへの気体流の流通を制限し、当該気体流の流量を冷却が必要な電子部品11aへと導くことによって、冷却効率を向上させ、また、ファン21の回転数を減らしても十分に電子部品11bを冷却することができるためエネルギー効率も改善される。
次に、時間の経過につれて、ユニット10の内部の温度は、発熱量が小さい電子部品11bがある一定の時間連続して使用される場合や、ある所定のタイミングで使用されることによって、上昇することとなる。温度が上昇することによって、筐体13内部に含有できる飽和水蒸気量が上昇して、ファン21から流入するある一定の湿度を持った外気がユニット10内に流入されて、筐体13内部の水蒸気量が増加する。
つまり、筐体13は、内面が高温の水蒸気量を多く含む気体と接しており、外面が内面と比べて温度が低い外気と接触することにより、当該温度差により筐体13の内面で結露を生じやすい状態となる。
湿度センサ22は、所定時間毎に筐体13内部の湿度を検出しており、順次上昇するユニット10内部の湿度の検出結果を冷却装置制御部23へと出力している。
冷却装置制御部23は、予め記憶されている湿度の閾値と湿度センサ22の検出結果とを比べており、湿度センサ22の検出結果が閾値を越えた場合、次の動作を風向き変更装置30と、ファン21に行わせる。
風向き変更装置30は、図3(b)に示すように、冷却装置制御部23の制御の下に揺動装置32の駆動を制御され、風向き調節板31を切替位置で待機させることとなる。
風向き調整版31が切替位置に移行することによって、ファン21の気体流が、基板12の両面に沿うように流通し、電子部品11a及び電子部品11bの両方を冷却する。
また、ファン21は、冷却装置制御部23の制御の下、モータの回転数をおよそ2倍に増加させて、気体流を通常の2倍の流量で形成する。このようにファン21を動作させることによって、通常時に、電子部品11aに与えられていた第1流量が、風向き調節板31の切替位置への移行により、減少することなく、常に一定の流量で電子部品11aを冷却することとなる。さらに、電子部品11bを急速に冷却することができる。
以上の動作によって、ユニット10内部の温度が下降、且つ、高温で水蒸気量を多く含む気体が換気されて、筐体13内部の湿度が減少することとなる。
なお、冷却装置制御部23は、湿度が閾値以下に減少すると、図3(a)に示すように、風向き調節板31を通常位置させ、ファン21の回転数を低下させて効率よく電子部品11aを冷却することとなる。
したがって、上述の本実施形態によれば、電子部品11aと電子部品11bとを包含する筐体13に設けられ、気体流を形成して電子部品11aと電子部品11bとを冷却するファン21を有する冷却装置20であって、電子部品11aに向かう上記気体流の第1流量と、電子部品11bに向かう上記気体流の第2流量とを調整する風向き変更装置30を備えるという構成を採用することによって、発熱体の発熱量に応じて必要な量の冷却流を与えるよう調整することによって、効率よく発熱体を冷却することができる。
したがって、電子部品11a及び電子部品11bのいずれか一方が冷却を必要としない場合であっても、また、電子部品11aと電子部品11bとが異なる発熱量である場合であっても、冷却によって与える気体流の流量を適宜調整することによって、効率の良いファン21による冷却が可能となる効果がある。
また、本実施形態においては、筐体13内部の湿度を検出する湿度センサ22と、湿度センサ22の検出結果に基づいて、風向き変更装置30の駆動を制御すると冷却装置制御部23を備えるという構成を採用することによって、電子部品11a及び電子部品11bの発熱によって筐体13内部の温度が上昇し、筐体13外部との温度差によって筐体13内面において結露が発生すると内部の電子部品11a及び電子部品11b等に影響をあたえることから、湿度センサ22によって結露が生じる前に、冷却流の流量を調節して発熱体を効率よく冷却することによって結露が生じることを抑制することができる。
また、本実施形態においては、湿度センサ22の検出結果に基づいて、ファン21が形成する上記気体流の流量を制御する冷却装置制御部23を備えるという構成を採用することによって、ファン21の回転量を湿度に基づいて制御することで、ファン21によって形成される流量を調整して効率よく冷却を行うことができる。
また、本実施形態においては、風向き変更装置30は、上記気体流を電子部品11a及び電子部品11bの両方に向かう方向と、電子部品11a及び電子部品11bのいずれか一方に向かう方向とに切り替える揺動装置32を備えるという構成を採用することによって、電子部品11a及び電子部品11bのいずれか一方が冷却を必要としない場合、当該一方に冷却風を与えて冷却の効率が低下することを抑制することができる。
また、本実施形態においては、電子部品11a及び電子部品11bは、基板12上に設けられており、電子部品11aは基板12の上面12a上に設けられ、電子部品11bは基板12の下面12b上に設けられるという構成を採用することによって、基板12の両面に設けられた発熱体を効率よく冷却することができる。
また、本実施形態においては、ファン21は、基板12の面に沿って、且つ、上面12a及び下面12bに跨って気体流を形成する位置に設けられるという構成を採用することによって、ファン21によって形成される気体流を基板12の両面に沿って流通させることができる。
また、本実施形態においては、上記構成の冷却装置20が設けられた複写機1という構成を採用することによって、画像形成エンジン等の基板12を効率よく冷却することができる冷却装置20が設けられた複写機1が得られる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態において、ファン21は、筐体13内部に外気を流入して冷却すると説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、ファン21によって、筐体13内部の高温の気体を筐体13外部に排出する構成であっても良い。
なお、この場合、風向き変更装置30は、電子部品11a及び電子部品11bに対して、ファン21によって形成される気体流の風上に設けられるのが好ましい。
また、上記実施形態において、ファン21の駆動を制御する制御装置と、揺動装置32の駆動を制御する第2制御装置とは、一つの冷却装置制御部23であると説明したが、各々別に設けられる構成であっても良い。
また、上記実施形態において、湿度センサ22を筐体13内部に設けて、風向き、流量を調節すると説明した。しかしながら、本発明は、上記構成に限定されるものではなく、温度センサを基板12の上方及び下方に設けて、計測した温度に基づいて、風向き、流量を調整する構成であっても良い。さらに、湿度センサ22と併用しても良い。
本発明の実施の形態における複写機構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における冷却装置が設けられたユニットを示す側断面図である。 本発明の実施の形態における冷却装置の冷却する動作について説明する図である。
符号の説明
1…複写機(画像形成装置)、11a…電子部品(第1発熱体)、11b…電子部品(第2発熱体)、12…基板、13…筐体、20…冷却装置、21…ファン、22…湿度センサ、23…冷却装置制御部(制御装置,第2制御装置)、30…風向き変更装置(流量調整装置)、32…揺動装置(切替装置)

Claims (7)

  1. 第1発熱体と第2発熱体とを包含する筐体に設けられ、気体流を形成して前記第1発熱体と前記第2発熱体とを冷却するファンを有する冷却装置であって、
    前記第1発熱体に向かう前記気体流の第1流量と、前記第2発熱体に向かう前記気体流の第2流量とを調整する流量調整装置を備えることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記筐体内部の湿度を検出する湿度検出装置と、
    前記湿度検出装置の検出結果に基づいて、前記流量調整装置の駆動を制御する制御装置とを備えることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記湿度検出装置の検出結果に基づいて、前記ファンが形成する前記気体流の流量を制御する第2制御装置を備えることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記流量調整装置は、前記気体流を前記第1発熱体及び前記第2発熱体の両方に向かう方向と、前記第1発熱体及び前記第2発熱体のいずれか一方に向かう方向とに切り替える切替装置を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷却装置。
  5. 前記第1発熱体及び前記第2発熱体は、基板上に設けられており、
    前記第1発熱体は前記基板の一方の面上に設けられ、前記第2発熱体は前記基板の他方の面上に設けられることを特徴とする請求項1〜4に記載の冷却装置。
  6. 前記ファンは、前記基板の面に沿って、且つ、前記一方の面及び前記他方の面に跨って気体流を形成する位置に設けられることを特徴とする請求項5に記載の冷却装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の冷却装置が設けられた画像形成装置。
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