JP2004334148A - 表示パネル - Google Patents

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JP2004334148A
JP2004334148A JP2003167137A JP2003167137A JP2004334148A JP 2004334148 A JP2004334148 A JP 2004334148A JP 2003167137 A JP2003167137 A JP 2003167137A JP 2003167137 A JP2003167137 A JP 2003167137A JP 2004334148 A JP2004334148 A JP 2004334148A
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Hideaki Kurosaka
英昭 黒坂
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KYASEON KK
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KYASEON KK
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Abstract

【課題】写真や図等の表示物を明るく表示するための表示用パネルに関して、奥行き寸法が小さく、十分な明るさがあり、かつ、導光板の表面の加工の像が表示物に映りにくい表示パネルを提供する。
【解決手段】透明性の高い薄板から成る導光板101,102の面積が最大の1つの表面に所定のパターンによる多数のくぼみ103,104を施し、そのくぼみに塗料を塗布し、その導光板の端面の近傍に光源107,108,109,110を設置する。また、パネルの明るさと明るさの均一性を増すために、第一のパターンによる多数のくぼみを有する第一の導光板と、第二のパターンによる多数のくぼみを有する第二の導光板とを、これらのパターンが一致しない様に重ね合わせてなる一つの導光板を用い、端面の近傍に光源を設置する。さらには、くぼみに塗料を塗布することと、導光板を重ねることを併用する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、図や文字や写真等(以下表示物という)を用いて広告等を行う場合に使用する表示パネルにあって、パネルの奥行き寸法が小さく、大きな明るさが得られる表示パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術の説明】
従来より奥行き寸法の小さい表示パネルとしてはエッジライトがよく知られている。エッジライトは、アクリル板のような透明性を有する板の、面積が最大である面の一つの面に表示物を装着し、透明板の端面の近傍に光源を配置した面発光タイプの装置であって、液晶を用いる表示パネルに多用されている。くぼみが点線で示されているのは、くぼみのある面が反射板206の側であるからである。
【0003】
図2は、従来のエッジライトの主要部の構造の概略を示したもので、201は導光板、202は面積が最大の面、203はくぼみ、204は光源、205は他の光源、206は反射板を示している。
【0004】
導光板201は透明なアクリル板で、表面には多数のくぼみ設けられている。これらのくぼみは図2のような楕円形状以外に円形であったり、線状の場合もある。また、楕円の大きさや深さや単位面積当たりの数などのくぼみの分布の状態、すなわちパターンは、面202の明るさが均一となるように設定される。反射板206はパネルの背面に光が漏れることを防ぐためのもので、光沢性のある白紙やアルミ箔などが適している。反射板206はくぼみのある方の面に装着されるが、くぼみのない方の面に装着することも可能である。
【0005】
導光板201の材質がアクリルの場合には、くぼみはレーザ加工によってなされる他、機械的に削り取る方法がとられる。
【0006】
光源203および204は線状の光源が適しており、細径な冷陰極管やスリット入りの蛍光灯が用いられる。図2の構造では光源203から発せられた光は、導光板の内部を反射を繰り返して伝搬するが、途中にくぼみの部分に達したとき光が屈折や反射して201の導光板から放射されて、表示物を照らす。表示物は反射板のない方の面に装着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の導光板のくぼみの作製にはレーザ加工が最適である。レーザ加工によればくぼみの複雑なパターンを描くことが可能となる。しかし、レーザ加工をしただけでは光が十分には散乱しないので、導光板の面の明るさが不十分であるという欠点がある。また、レーザ加工したくぼみに達した光のある部分は、くぼみで屈折や反射や散乱して導光板から放射されるが、くぼみの輪郭部での反射や散乱が大きいため、くぼみの輪郭が表示物に映りやすいという欠点がある。
【0008】
くぼみの輪郭が表示物に映る影響を軽減するにためは、くぼみはできるだけ小さくかつ密にするという方法が考えられるが、面202を一様な明るさにするためにはある程度の大きさが必要である。
【0009】
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、奥行き寸法が小さく、十分に明るく、かつ、導光板の表面の加工のパターンが表示物に映りにくい表示パネルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に関わる表示パネルは第一には以下の構造とする。透明性の高い薄板の端面の近傍に光源を設置した表示装置において、薄板に、所定のパターンによる多数のくぼみを施し、かつ、そのくぼみに塗料を塗布する。
【0011】
本発明に関わる表示パネルは第二には以下の構造とする。第一のパターンによる多数のくぼみを有する第一の導光板と、第二のパターンによる多数のくぼみを有する第二の導光板とを、前記の第一および第二のパターンが一致しない様に重ね合わせてなる一つの導光板を用い、端面の近傍に光源を設置する。また、さらには、これらの導光板のくぼみにも塗料を塗布する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図3は本発明に関わる表示パネルの第一実施形態の断面の概要である。301は導光板、302はくぼみ、303は塗料、304は第一の光源、305は第二の光源、306は光線、307は他の光線、308は反射板である。
【0013】
導光板301の材質はアクリルであり厚みは5mmである。光源304および305は冷陰極管である。くぼみ302は多数のくぼみの一つである。多数のくぼみの形状は楕円形状で大きさは一様ではなく分布している。楕円形状のくぼみの長径は1mmから10mm程度である。
【0014】
光源304から出た光線のうち、くぼみに当たらない光線は306の様に導光板で反射して導光板の内部を伝搬する。光源304から出た光線のうち、くぼみに当たった光線は塗料によって307の様に散乱する。
【0015】
光線がくぼみに達した際に、塗料が塗布れていない場合には、くぼみの表面で屈折や反射が、またくぼみの輪郭部で散乱が起こり、くぼみに達した光の一部が導光板外に透過する。この場合、くぼみの輪郭部での反射が相対的に大きいため、表示物にはくぼみの輪郭が映し出される。
【0016】
これに対して、塗料が塗布されていると、光線は塗料によってくぼみの面で散乱され、くぼみ全体が新たな光源のごとく作用する。すなわち、塗料が塗布された多数のくぼみは多数の面状の光源の働きをするので、くぼみのパターンを適切に設定することにより導光板の面の明るさが大きくかつ一様となり、理想的な発光面が得られる。また、くぼみの輪郭が明瞭には現れない。
【0017】
図4は本発明に関わるの第二実施形態の主要部の構造の概略を示したものである。401は第一の導光板、402は第二の導光板、403は第一の導光板のくぼみの1つ、404は第二の導光板のくぼみの一つ、405は第一の冷陰極管、406は第二の冷陰極管、407は第三の冷陰極管、408は第四の冷陰極管、409は反射板である。第一の導光板のくぼみを点線で、第二の導光板のくぼみを実践で示している。
【0018】
本実施形態では、導光板を2枚重ねとすることにより、導光板の面の明るさの向上を図っている。二枚重ねとする際、第一の導光板のくぼみのパターンと第二の導光板のくぼみのパターンが異なるか、あるいはずれていることが重要である。
【0019】
くぼみによる光の散乱が不十分な場合には、表示物によっては、表示物にくぼみの輪郭が映りやすいことを前述した。2枚の導光板を、くぼみの位置をずらせて重ねることにより、導光板の面が明るくなると同時にパターンの像が平均化されて、くぼみの輪郭がよりいっそう目立たなくなる。
【0020】
図1は本発明に関わる第三実施形態の断面の概要であり、くぼみのパターンがずれていることならびにくぼみに塗料が塗布されていることを示している。101は第一の導光板、102は第二の導光板、103は第一の導光板のくぼみの一つ、104は第二の導光板のくぼみのひとつ、105は塗料、106は他の塗料、107は第一の冷陰極管、108は第二の冷陰極管、109は第三の冷陰極管、110は第四の冷陰極管、111は反射板である。
【0021】
第三実施形態では、くぼみのパターンをずらせた効果とくぼみに塗布された塗料による散乱効果によって、明るさとその均一性が著しく向上する。第一の導光板のくぼみの塗料と第二の導光板のくぼみの資料の量を異なったものとすることは有効である。
【0022】
第一、第二、第三のいずれの実施形態に関しても、光源の数は多いほど明るいパネルとなることはいうまでもない。
【0023】
本発明の実施の形態では、くぼみの形は楕円形状であるが、楕円形状に限定されるものではなく、円形でも、細長い楕円形状、その他であってもよい。
【0024】
本発明の実施の形態では、くぼみのある導光板を2枚重ねているが、2枚以上を重ねることによって、表示パネルをさらに明るくかつ均一にすることが可能となる。
【0025】
(5)効果の説明
透明性の高い薄板の端面の近傍に光源を設置した表示パネルにおいて、薄板に、所定のパターンによる多数のくぼみが施こし、さらにそのくぼみに塗料を塗布することにより、導光板の明るさを大きくできるという効果、ならびに表示物にくぼみのパターンの映ることの悪影響を軽減できるという効果がある。
【0026】
また、第一のパターンによる多数のくぼみを有する第一の導光板と、第二のパターンによる多数のくぼみを有する第二の導光板とを、第一および第二のパターンが一致しない様に重ね合わせて1つの導光板とする表示パネルは、導光板の明るさを大きくできるという効果、ならびに表示物に映るくぼみのパターンの悪影響を軽減できるという効果がある。
【0027】くぼみに塗料を塗布することと、くぼみのパターンを一致させないで重ねることを併用することにより、より一層に明るく均一な表示パネルとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第三実施形態の断面構造の概略。
【図2】従来のエッジライトの主要部の構造の概略
【図3】本発明の第一実施形態の断面構造の概略。
【図4】本発明の第二実施形態の主要部の構造の概略。
【符号の説明】
101 導光板
102 導光板
103 くぼみ
104 くぼみ
105 塗料
106 塗料
107 冷陰極管
108 冷陰極管
109 冷陰極管
110 冷陰極管
111 反射板
201 導光板
202 面
203 くぼみ
204 光源
205 光源
206 反射板
301 導光板
302 くぼみ
303 塗料
304 光源
305 光源
306 光線
307 光線
308 反射板
401 導光板
402 導光板
403 くぼみ
404 くぼみ
405 冷陰極管
406 冷陰極管
407 冷陰極管
408 冷陰極管
409 反射板

Claims (3)

  1. 透明性の高い薄板の端面の近傍に光源を設置した表示用装置であって、該薄板は、面積が最大である一つの面に所定のパターンによる多数のくぼみを有して、かつ該くぼみに塗料が塗布されていることを特長とする表示パネル。
  2. 透明性の高い薄板の面積が最大である一つの面に第一のパターンによる多数のくぼみを有する第一の導光板と、透明性の高い薄板の面積が最大である面の一つに第二のパターンによる多数のくぼみを有する第二の導光板とを、前記の第一および第二のパターンが一致しない様に重ね合わせてなる一つの導光板を用い、該導光板の端面の近傍に光源を設置したことを特徴とする表示パネル。
  3. 第一の導光板のくぼみにのみ塗料が塗布されているか、もしくは第二の導光板のくぼみにのみ塗料が塗布されているか、もしくは第一の導光板および第二の導光板の両方の導光板のくぼみに塗料が塗布されたことを特徴とする請求項2に記載の表示パネル。
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