JP2004332955A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に最適な調理が行え、賞味期限に対する判断も自動化するオーブン電子レンジ等の加熱調理器を提供する。
【解決手段】バーコードを読み取る読み取り器(16)を備え、読み取ったバーコードにより規定される、賞味期限を含む調理条件に従った調理の制御をする加熱調理器において、読み取ったバーコードにより示される調理条件を任意に変更可能とする条件変更手段(18)と、現在日時を計時する日付タイマー(17)と、読み取ったバーコードにより示される賞味期限と日付タイマー(17)から得られる現在日付とを比較して、該現在日付が賞味期限を過ぎている場合にはその旨の通知する通知手段(18,19)を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】バーコードを読み取る読み取り器(16)を備え、読み取ったバーコードにより規定される、賞味期限を含む調理条件に従った調理の制御をする加熱調理器において、読み取ったバーコードにより示される調理条件を任意に変更可能とする条件変更手段(18)と、現在日時を計時する日付タイマー(17)と、読み取ったバーコードにより示される賞味期限と日付タイマー(17)から得られる現在日付とを比較して、該現在日付が賞味期限を過ぎている場合にはその旨の通知する通知手段(18,19)を備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーブン電子レンジ等の加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでのオーブン電子レンジでは、オーブンとしての動作と電子レンジとしての動作のどちらかを手動で選択し、さらに、一定の加熱時間と一定の加熱温度を手動で選択する操作をするのが一般的である。このように従来は、加熱調理器の調理条件設定を人が手動で行うため、必ずしも最適な調理条件で調理できず、調理を失敗する場合もあった。
こうした従来のレンジ機能,オーブン機能,グリル機能等をもつ電子レンジを改良する、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1に記載の技術では、レンジ機能,オーブン機能,グリル機能等の調理モードの種別と調理時間等とを含む調理条件を情報としてコード化した情報源を読み取り可能な読み取り器を備え、この読み取り器で読み取った情報を入力しこの情報に基づき調理を制御するものである。このようにコード化した調理条件を入力することで、自動的に最適な調理条件で調理を行えるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−287743号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の技術では、コード化された調理条件を入力するだけで簡単に調理を行えるものの、調理する対象物毎に調理条件が固定されてしまい、個々の個人の多様な好み(好みの違い)に対応することができなかった。他方、食品には、賞味期限があるが、こうした情報に対しても自動的に適切な対処がなされることが望まれた。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、簡単に最適な調理が行え、賞味期限に対する判断も自動化するオーブン電子レンジ等の加熱調理器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、バーコードを読み取る読み取り器を備え、読み取ったバーコードにより規定される、賞味期限を含む調理条件に従った調理の制御をする加熱調理器において、前記読み取ったバーコードにより示される前記調理条件を任意に変更可能とする条件変更手段と、現在日時を計時する日付タイマーと、前記読み取ったバーコードにより示される賞味期限と前記日付タイマーから得られる現在日付とを比較して、該現在日付が前記賞味期限を過ぎている場合にはその旨の通知する通知手段と、を備えることを特徴としている。
【0007】
本発明の加熱調理器は、その読み取り器により、調理条件等を規定するバーコードを読み取る。そしてこの調理条件に従って調理を行うが、この調理条件は、使用者により任意に変更可能である。また、読み取り器に読み取られるバーコードは、加熱出力の強度や加熱時間等の調理方法の他、賞味期限をも示すものであり、通知手段は、この賞味期限と日付タイマーから得られる現在日付とを比較して、この現在日付が賞味期限を過ぎている場合にはその旨の通知をする。
このように本発明では、調理条件(賞味期限、調理方法)を任意に変更することができるので、使用者は、自身やその他の者の好みにも対応した最適な調理を行うことができる。一方、バーコードにより与えられた調理条件でかまわなければ、この調理条件に従ってそのまま自動的に調理され、調理を簡単に済ませることができる。また、現在日付が賞味期限を過ぎている場合には、その旨の通知がなされるので、場合によっては、調理を中止させることもできる。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の加熱調理器において、前記比較で、前記現在日付が前記賞味期限内である場合に、調理を行うことを特徴としている。
本発明では、現在日付が賞味期限を過ぎている場合には、その旨が自動的に通知される一方、現在日付が賞味期限内である場合に調理が行われるので、安全で経済的な使用が可能となる。
なお、賞味期限は、おいしく食べることができる目安の期限であり、一方、調理条件に含まれる賞味期限は、条件変更手段により変更可能であるので、現在日付が賞味期限を過ぎている場合でも、この賞味期限を変更することで調理を行わせることもできる。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の加熱調理器が、オーブン電子レンジであることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の加熱調理器、すなわちオーブン電子レンジにおいて、前記調理条件が、食品毎に電子レンジ/オーブンの動作モードの別ならびにその加熱出力の強度と加熱時間を規定する調理方法を含むものであり、前記加熱調理器が、前記調理方法に従って、電子レンジ/オーブンの動作モードの切り替えを連続的に行うとともに、前記加熱出力の強度と加熱時間を連続的に変化させることを特徴としている。
【0010】
請求項4に記載の加熱調理器は、オーブン電子レンジである加熱調理器に対し、食品毎に電子レンジ/オーブンの動作モードの別(電子レンジによる加熱/オーブンによる加熱/余熱による加熱等)ならびにその加熱出力の強度と加熱時間を規定する調理方法を含む調理条件を与える。当該オーブン電子レンジは、上記のように賞味期限内であれば調理可能であるが、調理を開始すると与えられた調理方法に従って、電子レンジ/オーブンの動作モードの切り替えを連続的に行うとともに、加熱出力の強度と加熱時間を連続的に変化させる。
このように、本発明の加熱調理器では、バーコードを用いコード化された上記調理条件を受けることで、手動では困難であった最適な調理を自動化できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態であるオーブン電子レンジの構成を示すブロック図である。
同図に示すように、オーブン電子レンジ1は、コントローラ11、ROM12、RAM13、電子レンジ加熱ブロック14、オーブン加熱ブロック15、バーコードリーダー16、日付タイマー17、LCDタッチパネル18、ブザー19を備え、コントローラ11と各デバイスは、バスまたは信号線により接続されている。
【0012】
コントローラ11は、コントロールプログラムによりオーブン電子レンジ1の各部を制御する(本発明に係る制御の詳細は後述する)。
また、同図に示すROM12には、上記コントロールプログラムが格納されている。また、RAM13には、コントローラ11が用いるワークエリアや、バーコードリーダー16により読み取られるバーコードの情報(一例として同図に示すRAMのデータ内容)を格納するエリアが設定されている。
電子レンジ加熱ブロック14は、いわゆる電子レンジとしての機能構成部分であり、オーブン加熱ブロック15は、いわゆる電気オーブンとしての機能構成部分をなすものである。
【0013】
バーコードリーダー16は、周知のバーコードリーダーを用いて構成される。
日付タイマー17は、現在の日時を計時するタイマーであり、バーコードリーダー16で読み取られるバーコードの情報(調理条件)に含まれる賞味期限と比較するために使用される。
LCDタッチパネル18は、現在日付・時刻や、バーコードリーダー16により読み取ったバーコードの情報や、賞味期限切れ等の情報の表示やその他操作用表示等を行うためのLCD(Liquid Crystal Display)と、上記操作用表示に含まれるバーコードの読み取り開始や調理開始を指示するためのSTART表示や調理・その他の中止を指示するためのSTOP表示や調理条件を変更するための編集用表示等に対応してその入力を受け付ける入力デバイスとして設けられるタッチパネルとから構成されている。
また、ブザー19は、調理完了を知らせたり、警告音を発するためのものである。
以上のように、本実施の形態のオーブン電子レンジ1は、バーコードリーダー16および日付タイマー17を備える点を除き、一般的なオーブン電子レンジと同様の構成となっている。
【0014】
ここで、賞味期限や、加熱方法ならびにその加熱出力の強度と加熱時間を規定する調理条件のコード化について説明する。
【表1】
表1は、加熱方法のコード化例を示している。ここで言う加熱方法は、電子レンジによる加熱と、オーブンによる加熱(オーブンベイク)と、余熱による加熱の別を言い、この例では、それぞれにコード1,2,0を割り当てている。
【0015】
【表2】
表2は、加熱出力の強度(出力強度)のコード化例を示している。この例では、0Wから1000Wまで100W単位にそれぞれ0〜10のコードを割り当てている。
【0016】
【表3】
表3は、加熱時間(調理時間)のコード化例を示している。この例では、0分から60分まで1分単位にそれぞれ00,02,〜60のコードを割り当て、0秒から59秒まで1秒単位にそれぞれ00,02,〜59のコードを割り当てている。
また、食品名や賞味期限に対しても所定のコードを割り当てる。
【0017】
本実施の形態では、コード化された食品名と、賞味期限と、加熱方法および出力強度および調理時間からなる調理方法は、国際EAN(European Article Number)協会で標準化されているEAN−128 CODE−Cによるバーコードを用いて表すものとする。このEAN−128 CODE−Cでは、1つのバーパターンで2桁の数字を表すことができるので、調理方法のコード、オーブン電子レンジ1の出力強度のコード、調理時間のコード等を、比較的短いバーコード長で構成することが可能である。
【0018】
このEAN−128 CODE−Cのデータ形式はアプリケーション識別子(AI:Application Identification)という各データ項目毎に定められるコードと、それに対応するデータの内容の組み合わせで表示する形式となっており、一つのバーコードに二個以上のデータ項目を同時に表示できる特長を持っている。
ここでは、アプリケーション識別子として、図2に示すコード(食品名:01、賞味期限:15、調理方法:30)を用いる。
【0019】
例えば、調理方法が、電子レンジ(コード“1”)で出力600W(コード“6”)・加熱時間3分(コード“03”)0秒(コード“00”)、続いてオーブン(コード“2”)で出力800W(コード“8”)・加熱時間2分(コード“02”)0秒(コード“00”)、余熱調理(コード“0”)で調理時間1分(コード“01”)30秒(コード“30”)である場合、この調理方法は、“160300280200000130”のようにコード化される。なお、余熱加熱時の出力強度は0Wであり、そのコードは“0”である。さらに賞味期限が‘03年2月7日の場合、そのコードは“030207”となる。また、調理する食品がグラタンで、そのコードが“04”である場合、食品名、賞味期限、調理方法からなるコード全体を、EAN−128 CODE−Cによるバーコードフォーマットで表現すると、図3のようになる。なお、チェックデジット“97”は、EAN−128 CODE−Cにおいて標準のモジュラス103の計算方法による。
【0020】
次に、オーブン電子レンジ1を用いた調理の実施例を説明する(図4参照)。調理する食品のパッケージには、図3にその一例を示した(食品名、賞味期限、調理方法のコードに対応する)バーコードが、食品メーカー側で予め印刷してある。食品メーカーは、このバーコードにより、自社のそれぞれの食品に最適な(きめこまかな)調理条件を顧客に提供することができる。一方、顧客は、食品の解凍、加熱、ベーク、余熱仕上げといった調理を、最適温度、最適時間で行うことが可能となり、加熱不足や加熱しすぎといった調理の失敗を防ぐことができるようになる。
【0021】
オーブン電子レンジ1には、バーコードリーダー16が内蔵されているので(同図では、オーブン電子レンジ1本体上部にバーコードリーダー16の読み取り部が配置されている)、食品パッケージのバーコード面Bをバーコードリーダー16に載せて、バーコードを読み取らせる(その後の動作の詳細は動作フローチャートに記述)。
なお、このバーコードリーダー16が出力するバーコードからの反射光の強弱に応じたデジタル信号を受けたコントローラ11は、使用するバーコードの規格(ここでは、EAN−128 CODE−C)に従ってデコードを行い、キャラクタ(英数字/記号)・コードの列からなるデータに変換する。
【0022】
以上のようにして読み取られたバーコードから、このバーコードに含まれる情報として食品名、賞味期限、調理方法が得られる。このバーコードの情報は、LCDタッチパネル18に表示される。図5に、このLCDタッチパネル18における表示例を示している。同図においては、現在日時(“2003年1月1日 7:00a.m.”)、食品名(“グラタン”)、食品賞味期限(“賞味期限2003年2月7日”)の表示、賞味期限切れ表示(“賞味期限切れ”)、調理方法(“解凍 電子レンジ 600W 3分”;“ベイク オーブン 800W 2分”;“余熱 1分30秒”)の表示、START表示(タッチパネルと連動)、出来上がり表示(“出来上がり”)、バーコードリードやり直し表示(“バーコードリードやり直し”)、STOP表示(タッチパネルと連動)、編集用表示等がされている。なお、食品名、賞味期限、調理方法は食品パッケージに記載されたバーコードから読み取られるデータである。
【0023】
次に、このように構成された本実施形態のオーブン電子レンジ1の動作について、図6、7を参照し説明する。
なお、下記に説明する動作フローは一例であり、下記の処理の流れに限定されるものではない。
【0024】
はじめに、使用者が、食品のバーコード印刷部分(図4:バーコード面)を、バーコードリーダー16の読み取り部分(図4:バーコードリーダー部)に載せ、LCDタッチパネル18のSTART表示をタッチすると、バーコードの読み取りが開始される(ステップS11)。
読み取られたバーコードは、EAN−128 CODE−C規格に基づきデコードされ、食品名、賞味期限、調理方法、チェックデジットを示すコード情報が得られる(ステップS12)。
【0025】
そして、チェックデジットによる誤りの検査がなされ、ここで誤りがあると判定されると(ステップS13の判断でNGの判定)、LCDタッチパネル18にバーコードの読み取りのやり直しを指示する表示をし(ステップS14)、ステップS11に戻る。
一方、ステップS13の判断でOKの判定がなされると、ステップS15にて、上記賞味期限と、日付タイマー17から得られる現在日付とを比較する。
このステップS15の比較判断で、賞味期限切れであると判定されると、ステップS16に移行し、LCDタッチパネル18に賞味期限切れであることを表示するとともにブザー19により警告音を発する。そして、ステップS17に移行する。
【0026】
一方、ステップS15の比較判断で現在日付が賞味期限内であると判定されると、そのままステップS17に移行する。このステップS17では、LCDタッチパネル18に、読み取ったバーコードから得られた情報(食品名、賞味期限、調理方法)を表示する。ここでは、さらに、現在日付が賞味期限より何日過ぎているかを算出して、その情報もLCDタッチパネル18に表示するようにしてもよい。
ステップS17で表示される賞味期限、調理方法(電子レンジ/オーブンの動作モード、加熱出力の強度、加熱時間)は、LCDタッチパネル18にて編集可能であり、ステップS18にて、そのための入力を受け付ける。ここでは、使用者は、LCDタッチパネル18の表示を確認し、必要に応じて編集のための操作を行う。
【0027】
次いで、使用者が、調理開始を指示するため、LCDタッチパネル18のSTART表示をタッチすると(ステップS19)、ステップS20にて、上記賞味期限と、日付タイマー17から得られる現在日付とをさらに比較する。
ステップS20の比較判断で、賞味期限切れであると判定されると、ステップS21にて、LCDタッチパネル18に賞味期限切れであることを表示し、一連の処理を終了する。
【0028】
一方、ステップS20の比較判断で、現在日付が賞味期限内であると判定されると、調理を開始し(ステップS22)、調理が完了するまで(ステップS23の判断にてYESと判定されるまで)与えられた調理方法に従って調理を行う。ここでは、与えられた調理方法に規定された通りに、電子レンジ/オーブンの動作モードの切り替えを連続的に行うとともに、加熱出力の強度と加熱時間を連続的に変化させて調理を行う。
そして、ステップS23の判断で、調理完了と判定されると(この判断でYESの判定)、LCDタッチパネル18に“出来上がり”の表示をし(ステップS24)、すべての処理を終了する。
【0029】
以上、この発明の実施の形態を、図面を参照して詳述してきた。なお、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成等も含まれることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、調理条件を任意に変更することができるので、使用者は、自身やその他の者の好みにも対応した最適な調理を行うことができる。一方、バーコードにより与えられた調理条件でかまわなければ、この調理条件に従ってそのまま自動的に調理され、調理を簡単に済ませることができる。また、賞味期限に対する判断も自動化して、現在日付が賞味期限を過ぎている場合には、その旨が自動的に通知される一方、現在日付が賞味期限内である場合に調理が行われるので、安全で経済的な使用が可能となる。また、手動では困難であった最適な調理を自動化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるオーブン電子レンジの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態で用いるバーコードのアプリケーション識別子の一例である。
【図3】同実施の形態で用いるバーコード(全体)の一例である。
【図4】同実施の形態におけるバーコードの読み取り時を説明する実施例である。
【図5】同実施の形態のLCDタッチパネルの表示例である。
【図6】同実施の形態のオーブン電子レンジの動作を説明するフローチャートである。
【図7】同実施の形態のオーブン電子レンジの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…オーブン電子レンジ、11…コントローラ、12…ROM、13…RAM、14…電子レンジ加熱ブロック、15…オーブン加熱ブロック、16…バーコードリーダー(読み取り器)、17…日付タイマー、18…LCDタッチパネル(条件変更手段、通知手段)、19…ブザー(通知手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーブン電子レンジ等の加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでのオーブン電子レンジでは、オーブンとしての動作と電子レンジとしての動作のどちらかを手動で選択し、さらに、一定の加熱時間と一定の加熱温度を手動で選択する操作をするのが一般的である。このように従来は、加熱調理器の調理条件設定を人が手動で行うため、必ずしも最適な調理条件で調理できず、調理を失敗する場合もあった。
こうした従来のレンジ機能,オーブン機能,グリル機能等をもつ電子レンジを改良する、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1に記載の技術では、レンジ機能,オーブン機能,グリル機能等の調理モードの種別と調理時間等とを含む調理条件を情報としてコード化した情報源を読み取り可能な読み取り器を備え、この読み取り器で読み取った情報を入力しこの情報に基づき調理を制御するものである。このようにコード化した調理条件を入力することで、自動的に最適な調理条件で調理を行えるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−287743号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の技術では、コード化された調理条件を入力するだけで簡単に調理を行えるものの、調理する対象物毎に調理条件が固定されてしまい、個々の個人の多様な好み(好みの違い)に対応することができなかった。他方、食品には、賞味期限があるが、こうした情報に対しても自動的に適切な対処がなされることが望まれた。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、簡単に最適な調理が行え、賞味期限に対する判断も自動化するオーブン電子レンジ等の加熱調理器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、バーコードを読み取る読み取り器を備え、読み取ったバーコードにより規定される、賞味期限を含む調理条件に従った調理の制御をする加熱調理器において、前記読み取ったバーコードにより示される前記調理条件を任意に変更可能とする条件変更手段と、現在日時を計時する日付タイマーと、前記読み取ったバーコードにより示される賞味期限と前記日付タイマーから得られる現在日付とを比較して、該現在日付が前記賞味期限を過ぎている場合にはその旨の通知する通知手段と、を備えることを特徴としている。
【0007】
本発明の加熱調理器は、その読み取り器により、調理条件等を規定するバーコードを読み取る。そしてこの調理条件に従って調理を行うが、この調理条件は、使用者により任意に変更可能である。また、読み取り器に読み取られるバーコードは、加熱出力の強度や加熱時間等の調理方法の他、賞味期限をも示すものであり、通知手段は、この賞味期限と日付タイマーから得られる現在日付とを比較して、この現在日付が賞味期限を過ぎている場合にはその旨の通知をする。
このように本発明では、調理条件(賞味期限、調理方法)を任意に変更することができるので、使用者は、自身やその他の者の好みにも対応した最適な調理を行うことができる。一方、バーコードにより与えられた調理条件でかまわなければ、この調理条件に従ってそのまま自動的に調理され、調理を簡単に済ませることができる。また、現在日付が賞味期限を過ぎている場合には、その旨の通知がなされるので、場合によっては、調理を中止させることもできる。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の加熱調理器において、前記比較で、前記現在日付が前記賞味期限内である場合に、調理を行うことを特徴としている。
本発明では、現在日付が賞味期限を過ぎている場合には、その旨が自動的に通知される一方、現在日付が賞味期限内である場合に調理が行われるので、安全で経済的な使用が可能となる。
なお、賞味期限は、おいしく食べることができる目安の期限であり、一方、調理条件に含まれる賞味期限は、条件変更手段により変更可能であるので、現在日付が賞味期限を過ぎている場合でも、この賞味期限を変更することで調理を行わせることもできる。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の加熱調理器が、オーブン電子レンジであることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の加熱調理器、すなわちオーブン電子レンジにおいて、前記調理条件が、食品毎に電子レンジ/オーブンの動作モードの別ならびにその加熱出力の強度と加熱時間を規定する調理方法を含むものであり、前記加熱調理器が、前記調理方法に従って、電子レンジ/オーブンの動作モードの切り替えを連続的に行うとともに、前記加熱出力の強度と加熱時間を連続的に変化させることを特徴としている。
【0010】
請求項4に記載の加熱調理器は、オーブン電子レンジである加熱調理器に対し、食品毎に電子レンジ/オーブンの動作モードの別(電子レンジによる加熱/オーブンによる加熱/余熱による加熱等)ならびにその加熱出力の強度と加熱時間を規定する調理方法を含む調理条件を与える。当該オーブン電子レンジは、上記のように賞味期限内であれば調理可能であるが、調理を開始すると与えられた調理方法に従って、電子レンジ/オーブンの動作モードの切り替えを連続的に行うとともに、加熱出力の強度と加熱時間を連続的に変化させる。
このように、本発明の加熱調理器では、バーコードを用いコード化された上記調理条件を受けることで、手動では困難であった最適な調理を自動化できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態であるオーブン電子レンジの構成を示すブロック図である。
同図に示すように、オーブン電子レンジ1は、コントローラ11、ROM12、RAM13、電子レンジ加熱ブロック14、オーブン加熱ブロック15、バーコードリーダー16、日付タイマー17、LCDタッチパネル18、ブザー19を備え、コントローラ11と各デバイスは、バスまたは信号線により接続されている。
【0012】
コントローラ11は、コントロールプログラムによりオーブン電子レンジ1の各部を制御する(本発明に係る制御の詳細は後述する)。
また、同図に示すROM12には、上記コントロールプログラムが格納されている。また、RAM13には、コントローラ11が用いるワークエリアや、バーコードリーダー16により読み取られるバーコードの情報(一例として同図に示すRAMのデータ内容)を格納するエリアが設定されている。
電子レンジ加熱ブロック14は、いわゆる電子レンジとしての機能構成部分であり、オーブン加熱ブロック15は、いわゆる電気オーブンとしての機能構成部分をなすものである。
【0013】
バーコードリーダー16は、周知のバーコードリーダーを用いて構成される。
日付タイマー17は、現在の日時を計時するタイマーであり、バーコードリーダー16で読み取られるバーコードの情報(調理条件)に含まれる賞味期限と比較するために使用される。
LCDタッチパネル18は、現在日付・時刻や、バーコードリーダー16により読み取ったバーコードの情報や、賞味期限切れ等の情報の表示やその他操作用表示等を行うためのLCD(Liquid Crystal Display)と、上記操作用表示に含まれるバーコードの読み取り開始や調理開始を指示するためのSTART表示や調理・その他の中止を指示するためのSTOP表示や調理条件を変更するための編集用表示等に対応してその入力を受け付ける入力デバイスとして設けられるタッチパネルとから構成されている。
また、ブザー19は、調理完了を知らせたり、警告音を発するためのものである。
以上のように、本実施の形態のオーブン電子レンジ1は、バーコードリーダー16および日付タイマー17を備える点を除き、一般的なオーブン電子レンジと同様の構成となっている。
【0014】
ここで、賞味期限や、加熱方法ならびにその加熱出力の強度と加熱時間を規定する調理条件のコード化について説明する。
【表1】
表1は、加熱方法のコード化例を示している。ここで言う加熱方法は、電子レンジによる加熱と、オーブンによる加熱(オーブンベイク)と、余熱による加熱の別を言い、この例では、それぞれにコード1,2,0を割り当てている。
【0015】
【表2】
表2は、加熱出力の強度(出力強度)のコード化例を示している。この例では、0Wから1000Wまで100W単位にそれぞれ0〜10のコードを割り当てている。
【0016】
【表3】
表3は、加熱時間(調理時間)のコード化例を示している。この例では、0分から60分まで1分単位にそれぞれ00,02,〜60のコードを割り当て、0秒から59秒まで1秒単位にそれぞれ00,02,〜59のコードを割り当てている。
また、食品名や賞味期限に対しても所定のコードを割り当てる。
【0017】
本実施の形態では、コード化された食品名と、賞味期限と、加熱方法および出力強度および調理時間からなる調理方法は、国際EAN(European Article Number)協会で標準化されているEAN−128 CODE−Cによるバーコードを用いて表すものとする。このEAN−128 CODE−Cでは、1つのバーパターンで2桁の数字を表すことができるので、調理方法のコード、オーブン電子レンジ1の出力強度のコード、調理時間のコード等を、比較的短いバーコード長で構成することが可能である。
【0018】
このEAN−128 CODE−Cのデータ形式はアプリケーション識別子(AI:Application Identification)という各データ項目毎に定められるコードと、それに対応するデータの内容の組み合わせで表示する形式となっており、一つのバーコードに二個以上のデータ項目を同時に表示できる特長を持っている。
ここでは、アプリケーション識別子として、図2に示すコード(食品名:01、賞味期限:15、調理方法:30)を用いる。
【0019】
例えば、調理方法が、電子レンジ(コード“1”)で出力600W(コード“6”)・加熱時間3分(コード“03”)0秒(コード“00”)、続いてオーブン(コード“2”)で出力800W(コード“8”)・加熱時間2分(コード“02”)0秒(コード“00”)、余熱調理(コード“0”)で調理時間1分(コード“01”)30秒(コード“30”)である場合、この調理方法は、“160300280200000130”のようにコード化される。なお、余熱加熱時の出力強度は0Wであり、そのコードは“0”である。さらに賞味期限が‘03年2月7日の場合、そのコードは“030207”となる。また、調理する食品がグラタンで、そのコードが“04”である場合、食品名、賞味期限、調理方法からなるコード全体を、EAN−128 CODE−Cによるバーコードフォーマットで表現すると、図3のようになる。なお、チェックデジット“97”は、EAN−128 CODE−Cにおいて標準のモジュラス103の計算方法による。
【0020】
次に、オーブン電子レンジ1を用いた調理の実施例を説明する(図4参照)。調理する食品のパッケージには、図3にその一例を示した(食品名、賞味期限、調理方法のコードに対応する)バーコードが、食品メーカー側で予め印刷してある。食品メーカーは、このバーコードにより、自社のそれぞれの食品に最適な(きめこまかな)調理条件を顧客に提供することができる。一方、顧客は、食品の解凍、加熱、ベーク、余熱仕上げといった調理を、最適温度、最適時間で行うことが可能となり、加熱不足や加熱しすぎといった調理の失敗を防ぐことができるようになる。
【0021】
オーブン電子レンジ1には、バーコードリーダー16が内蔵されているので(同図では、オーブン電子レンジ1本体上部にバーコードリーダー16の読み取り部が配置されている)、食品パッケージのバーコード面Bをバーコードリーダー16に載せて、バーコードを読み取らせる(その後の動作の詳細は動作フローチャートに記述)。
なお、このバーコードリーダー16が出力するバーコードからの反射光の強弱に応じたデジタル信号を受けたコントローラ11は、使用するバーコードの規格(ここでは、EAN−128 CODE−C)に従ってデコードを行い、キャラクタ(英数字/記号)・コードの列からなるデータに変換する。
【0022】
以上のようにして読み取られたバーコードから、このバーコードに含まれる情報として食品名、賞味期限、調理方法が得られる。このバーコードの情報は、LCDタッチパネル18に表示される。図5に、このLCDタッチパネル18における表示例を示している。同図においては、現在日時(“2003年1月1日 7:00a.m.”)、食品名(“グラタン”)、食品賞味期限(“賞味期限2003年2月7日”)の表示、賞味期限切れ表示(“賞味期限切れ”)、調理方法(“解凍 電子レンジ 600W 3分”;“ベイク オーブン 800W 2分”;“余熱 1分30秒”)の表示、START表示(タッチパネルと連動)、出来上がり表示(“出来上がり”)、バーコードリードやり直し表示(“バーコードリードやり直し”)、STOP表示(タッチパネルと連動)、編集用表示等がされている。なお、食品名、賞味期限、調理方法は食品パッケージに記載されたバーコードから読み取られるデータである。
【0023】
次に、このように構成された本実施形態のオーブン電子レンジ1の動作について、図6、7を参照し説明する。
なお、下記に説明する動作フローは一例であり、下記の処理の流れに限定されるものではない。
【0024】
はじめに、使用者が、食品のバーコード印刷部分(図4:バーコード面)を、バーコードリーダー16の読み取り部分(図4:バーコードリーダー部)に載せ、LCDタッチパネル18のSTART表示をタッチすると、バーコードの読み取りが開始される(ステップS11)。
読み取られたバーコードは、EAN−128 CODE−C規格に基づきデコードされ、食品名、賞味期限、調理方法、チェックデジットを示すコード情報が得られる(ステップS12)。
【0025】
そして、チェックデジットによる誤りの検査がなされ、ここで誤りがあると判定されると(ステップS13の判断でNGの判定)、LCDタッチパネル18にバーコードの読み取りのやり直しを指示する表示をし(ステップS14)、ステップS11に戻る。
一方、ステップS13の判断でOKの判定がなされると、ステップS15にて、上記賞味期限と、日付タイマー17から得られる現在日付とを比較する。
このステップS15の比較判断で、賞味期限切れであると判定されると、ステップS16に移行し、LCDタッチパネル18に賞味期限切れであることを表示するとともにブザー19により警告音を発する。そして、ステップS17に移行する。
【0026】
一方、ステップS15の比較判断で現在日付が賞味期限内であると判定されると、そのままステップS17に移行する。このステップS17では、LCDタッチパネル18に、読み取ったバーコードから得られた情報(食品名、賞味期限、調理方法)を表示する。ここでは、さらに、現在日付が賞味期限より何日過ぎているかを算出して、その情報もLCDタッチパネル18に表示するようにしてもよい。
ステップS17で表示される賞味期限、調理方法(電子レンジ/オーブンの動作モード、加熱出力の強度、加熱時間)は、LCDタッチパネル18にて編集可能であり、ステップS18にて、そのための入力を受け付ける。ここでは、使用者は、LCDタッチパネル18の表示を確認し、必要に応じて編集のための操作を行う。
【0027】
次いで、使用者が、調理開始を指示するため、LCDタッチパネル18のSTART表示をタッチすると(ステップS19)、ステップS20にて、上記賞味期限と、日付タイマー17から得られる現在日付とをさらに比較する。
ステップS20の比較判断で、賞味期限切れであると判定されると、ステップS21にて、LCDタッチパネル18に賞味期限切れであることを表示し、一連の処理を終了する。
【0028】
一方、ステップS20の比較判断で、現在日付が賞味期限内であると判定されると、調理を開始し(ステップS22)、調理が完了するまで(ステップS23の判断にてYESと判定されるまで)与えられた調理方法に従って調理を行う。ここでは、与えられた調理方法に規定された通りに、電子レンジ/オーブンの動作モードの切り替えを連続的に行うとともに、加熱出力の強度と加熱時間を連続的に変化させて調理を行う。
そして、ステップS23の判断で、調理完了と判定されると(この判断でYESの判定)、LCDタッチパネル18に“出来上がり”の表示をし(ステップS24)、すべての処理を終了する。
【0029】
以上、この発明の実施の形態を、図面を参照して詳述してきた。なお、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成等も含まれることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、調理条件を任意に変更することができるので、使用者は、自身やその他の者の好みにも対応した最適な調理を行うことができる。一方、バーコードにより与えられた調理条件でかまわなければ、この調理条件に従ってそのまま自動的に調理され、調理を簡単に済ませることができる。また、賞味期限に対する判断も自動化して、現在日付が賞味期限を過ぎている場合には、その旨が自動的に通知される一方、現在日付が賞味期限内である場合に調理が行われるので、安全で経済的な使用が可能となる。また、手動では困難であった最適な調理を自動化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるオーブン電子レンジの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態で用いるバーコードのアプリケーション識別子の一例である。
【図3】同実施の形態で用いるバーコード(全体)の一例である。
【図4】同実施の形態におけるバーコードの読み取り時を説明する実施例である。
【図5】同実施の形態のLCDタッチパネルの表示例である。
【図6】同実施の形態のオーブン電子レンジの動作を説明するフローチャートである。
【図7】同実施の形態のオーブン電子レンジの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…オーブン電子レンジ、11…コントローラ、12…ROM、13…RAM、14…電子レンジ加熱ブロック、15…オーブン加熱ブロック、16…バーコードリーダー(読み取り器)、17…日付タイマー、18…LCDタッチパネル(条件変更手段、通知手段)、19…ブザー(通知手段)
Claims (4)
- バーコードを読み取る読み取り器を備え、読み取ったバーコードにより規定される、賞味期限を含む調理条件に従った調理の制御をする加熱調理器において、
前記読み取ったバーコードにより示される前記調理条件を任意に変更可能とする条件変更手段と、
現在日時を計時する日付タイマーと、
前記読み取ったバーコードにより示される賞味期限と前記日付タイマーから得られる現在日付とを比較して、該現在日付が前記賞味期限を過ぎている場合にはその旨の通知する通知手段と、を備える
ことを特徴とする加熱調理器。 - 前記比較で、前記現在日付が前記賞味期限内である場合に、調理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 - 前記加熱調理器は、オーブン電子レンジである
ことを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。 - 前記調理条件は、食品毎に電子レンジ/オーブンの動作モードの別ならびにその加熱出力の強度と加熱時間を規定する調理方法を含むものであり、
前記加熱調理器は、前記調理方法に従って、電子レンジ/オーブンの動作モードの切り替えを連続的に行うとともに、前記加熱出力の強度と加熱時間を連続的に変化させる
ことを特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
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