JP2004331332A - 用紙積載装置、用紙処理装置および画像形成システム - Google Patents

用紙積載装置、用紙処理装置および画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】用紙束の積載時の乱れを防ぎ、中折りした用紙束を小サイズのトレイで効率よく大量に積載することができるようにする。
【解決手段】用紙束を集積して揃え、折り込んだ後、排紙して積載する用紙積載装置において、略水平に配置された下トレイ203と、前記下トレイ203の用紙積載面に対して所定の角度で突出した補助トレイ204と、排紙された用紙束を前記補助トレイ204との間で挟持する押さえローラ205と、前記排紙された用紙束の後端下部に当接し、用紙束後端下部を前記補助トレイ204側に付勢し、補助トレイ204側に押圧する後端押さえレバーとを備えた。
【選択図】 図26

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙束を集積して揃え、折り込んだ後、排紙して積載手段に積載する用紙積載装置、複写機、プリンタ、印刷機等の画像形成装置に一体もしくは別体に設けられ、画像形成済みの用紙(記録媒体)に対して所定の処理、例えば仕分け、スタック、綴じ、中綴じ製本を行って排紙する用紙処理装置およびこの用紙処理装置と前記画像形成装置とからなる画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ等の画像出力装置の下流側に配置され、出力される記録紙に綴じなどの後処理装置は広く知られているが、昨今その機能は多機能化され、従来の端面綴じに加えて中綴じ処理も可能としたものが考案されている。そこで中綴じ処理された用紙束が排紙トレイに排出され積載される場合、用紙束の積載量が問題となる。そこで、この積載量を考慮した発明として、例えば下記の特許文献1及び2に開示されているような公知例が知られている。
【0003】
前記特許文献1及び2に記載された発明は、折り処理されたシート束を、ストッパトレイ上の適正位置で積載できるようにすることを目的とし、排出ローラ対により排出トレイ上に排出される半折り処理されたシート束の先端部をシートストッパに当て、その上に半折りされたシート束を垂直方向に積載するようになっている。すなわち、用紙束を確実に垂直方向に積載するために、前記公知例では、シートストッパの位置を用紙サイズに応じて変更し、用紙の積載位置を規定することにより、より多くの用紙束を積載できるよう意図されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−153958号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2000−255882号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、中綴じ処理された用紙束が排紙トレイに排出され積載される場合、用紙束の綴じ枚数が多いほど中折りがあまくなる傾向があり、用紙束の綴じ部側と開口側との用紙厚さの差が大きくなるため、整然と大量に積載することが出来なかった。整然と積載されないと用紙束の取り出し性にも悪影響を与えることになり、使い勝手も悪くなっていた。ここで問題なのは、綴じ枚数によって中折りの折り程度が異なり、それが積載品質に影響を及ぼすことで品質のばらつきを発生させてしまっていることである。
【0007】
また、業者向けの中綴じ専用機に関しては、中綴じされた用紙束を略水平に移動可能なベルト上に水平積載して排紙トレイ上面を搬送しているので、大量に積載しようとすると排紙トレイが大型化する傾向があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、用紙束の積載時の乱れを防ぎ、中折りした用紙束を小サイズのトレイで効率よく大量に積載することができる用紙処理装置及び画像形成システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、用紙束を集積して揃え、折り込んだ後、排紙して積載手段に積載する用紙積載装置において、前記積載手段が、略水平に配置された第1のトレイと、前記トレイの用紙積載面に対して所定の角度で突出した第2のトレイと、排紙された用紙束を前記第2のトレイとの間で挟持する押さえ手段と、前記排紙された用紙束の後端下部に当接し、用紙束後端下部を前記第2のトレイ側に付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】
第2の手段は、第1の手段において、前記付勢手段が、前記用紙束後端下部に当接するレバーと、このレバーを前記用紙束後端下部へ当接すべく待機位置から移動させ、また待機位置に戻す駆動手段とからなることを特徴とする。
【0011】
第3の手段は、第2の手段において、前記用紙束が前記第2のトレイ上に積載された後であって、前記第2のトレイが前記第1のトレイの用紙積載面に沿って移動する前に、前記駆動手段により前記レバーを待機位置から駆動する制御手段を備えていることを特徴とする。
【0012】
第4の手段は、第2または第3の手段において、前記レバーは一端が前記第1のトレイの前記積載面よりも下方で軸支され、他端が待機時には前記積載面より下方に位置に、付勢時に前記積載面より上方に突出することを特徴とする。
【0013】
第5の手段は、第4の手段において、前記レバーの前記他端は、待機時には、前記第1のトレイ上に落下して積載される用紙束後端よりも排出口側に位置していることを特徴とする。
【0014】
第6の手段は、第4の手段において、前記レバーの他端の用紙積載面からの突出量は、用紙束に当接する位置に達したときには、少なくとも付勢する用紙束の後端開口幅よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする。
【0015】
第7の手段は、第4ないし第6の手段において、前記レバーの他端は、用紙束後端を捕捉するように折曲されていることを特徴とする。
【0016】
第8の手段は、第1ないし第7の手段に係る用紙積載装置と、用紙または用紙束に対して孔あけ、綴じ、2つ折り、整合の少なくとも1つの処理を行う処理手段とを備えていることを特徴とする。
【0017】
第9の手段は、記録媒体に可視画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置と一体あるいは別体に設けられた前記請求項8記載の用紙処理装置とから画像形成システムを構成したことを特徴とする。
【0018】
なお、以下の実施形態において、第1のトレイは下トレイ203に、第2のトレイは補助トレイ204に、押さえ手段は押さえローラ205に、付勢手段は後端押さえレバー231a,231bにそれぞれ対応する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0020】
1.機械的構成
1.1 全体構成
図1は本発明の実施形態に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図であり、図では、用紙後処理装置の全体と画像形成装置の一部を示している。
【0021】
図1において、用紙後処理装置PDは、画像形成装置PRの側部に取付けられており、画像形成装置PRから排出された記録媒体、ここでは用紙は用紙後処理装置PDに導かれる。前記用紙は、1枚の用紙に後処理を施す後処理手段(この実施形態では穿孔手段としてのパンチユニット100)を有する搬送路Aを通り、上トレイ201へ導く搬送路B、シフトトレイ202へ導く搬送路C、整合およびスティプル綴じ等を行う処理トレイF(以下スティプル処理トレイとも称する)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15および分岐爪16によって振り分けられるように構成されている。
【0022】
搬送路AおよびDを経てスティプル処理トレイFへ導かれ、スティプル処理トレイで整合およびスティプル等を施された用紙は、偏向手段である分岐ガイド板54と可動ガイド55により、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中折り処理トレイとも称する)へ振り分けられるように構成され、中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は搬送路Hを通り下トレイ203へ導かれる。また、搬送路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バネにより図の状態に保持されており、用紙後端がこれを通過した後、搬送ローラ9、10、スティプル排紙ローラ11の内少なくとも搬送ローラ9を逆転させて後端を用紙収容部Eへ導き、用紙収容部E内に滞留させ、次用紙と重ね合せて搬送することが可能なように構成されている。この動作を繰り返すことによって2枚以上の用紙を重ね合せて搬送することも可能である。
【0023】
搬送路B、搬送路Cおよび搬送路Dの上流で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装置から受け入れる用紙を検出する入口センサ301、その下流に入口ローラ1、パンチユニット100、パンチかすホッパ101、搬送ローラ2、分岐爪15および分岐爪16が順次配置されている。分岐爪15、分岐爪16は図示しないバネにより図1の状態に保持されており、図示しないソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによって、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振り分ける。
【0024】
搬送路Bへ用紙を導く場合は、分岐爪15は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、搬送路Cへ用紙を導く場合は、図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方にそれぞれ回動した状態となり、搬送路Dへ用紙を導く場合は、分岐爪16は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、分岐爪15は図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、上方に回動した状態となる。
【0025】
この用紙後処理装置では、用紙に対して、穴明け(パンチユニット100)、用紙揃え+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、用紙揃え+中綴じ(ジョガーフェンス53、中綴じスティプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、中折り(折りプレート74、折りローラ81)などの各処理を行うことができる。
【0026】
1.2 処理機構
図2に示すように、叩きコロ12は支点12aを中心に叩きSOL(ソレノイド)170によって振り子運動を与えられ、スティプル処理トレイFへ送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェンス51に突き当てる。なお、叩きコロ12は反時計回りに回転する。
【0027】
ジョガーフェンス53は、正逆転可能なジョガーモータ158によりタイミングベルトを介して駆動され、用紙幅方向に往復移動する。
【0028】
端面綴じスティプラS1は、正逆転可能なスティプラ移動モータによりタイミングベルトを介して駆動され、用紙端部の所定位置を綴じるために用紙幅方向に移動する。その移動範囲の一側端には、端面綴じスティプラS1のホームポジションを検出するスティプラ移動HPセンサが設けられており、用紙幅方向の綴じ位置は、前記ホームポジションからの端面綴じスティプラS1移動量により制御される。端面綴じスティプラS1は、針の打ち込み角度を用紙端部と平行あるいは斜めに変更できるように、さらには、前記ホームポジション位置でスティプラS1の綴じ機構部だけを所定角度斜めに回転させ、スティプル針の交換が容易にできるように構成されている。
【0029】
中綴じスティプラS2は図1に示すように、後端フェンス51から中綴じスティプラS2の針打ち位置までの距離が、中綴じ可能な最大用紙サイズの搬送方向長の半分に相当する距離以上となるように配置され、かつ、用紙幅方向の整合中心に対して対称に2つ配置され、ステーに固定されている。中綴じスティプラS2自体は公知の構成なので、ここでは詳細についての説明は省略するが、中綴じを行う場合、ジョガーフェンス53で用紙の搬送方向に直交する方向が整合され、後端フェンス51と叩きコロ12で用紙の搬送方向が整合された後、放出ベルト52を駆動して放出爪52aで用紙束の後端部を持ち上げ、中綴じスティプラS2の綴じ位置に用紙束の搬送方向の中央部が位置するようにし、この位置で停止して、綴じ動作を実行させる。そして、綴じられた用紙束は、中折り処理トレイG側に搬送され、中折りされる。詳細は後述する。
【0030】
なお、図2中符号310はスティプル処理トレイF上の用紙の有無を検出する紙有無センサ、符号305はスティプル排紙センサである。
【0031】
1.3 用紙束偏向機構
前記スティプル処理トレイFで中綴じが行われた用紙束は用紙の中央部で中折りされる。この中折りは中折り処理トレイGで行われる。そのためには、綴じた用紙束を中折り処理トレイGに搬送する必要がある。この実施形態では、スティプル処理トレイFの搬送方向最下流側に、用紙束偏向手段が設けられ、中折り処理トレイG側に用紙束を搬送する。
【0032】
用紙束偏向機構は、図1の全体構成図および図3のスティプル処理トレイFと中折り処理トレイG部分の拡大図に示すように分岐ガイド板54と可動ガイド55とからなる。分岐ガイド板54は下端側の支点を中心に上下方向に揺動自在に設けられ、その下流側に回転自在な加圧コロ57が設けられ、スプリングにより放出ローラ56側に加圧される。また、分岐ガイド板54の位置は、図示しない束分岐駆動モータより駆動力を得て回転するカムのカム面との当接位置によって規定される。可動ガイド55は放出ローラ56の回転軸に所定範囲揺動自在に支持されている。
【0033】
1.4 中折り処理トレイ
折りプレート74は図1に示す束搬送ガイド板下上91,92に対して垂直な方向に往復動するように設けられて、図示しない折りプレート駆動カムの回転に応じて処理トレイGの用紙束収容領域に突出する。折りプレート駆動カムを逆方向に回転させると折りプレート74は後退し、処理トレイGの用紙束収容領域から退避する。
【0034】
2.制御装置
制御装置350は、図4に示すように、CPU360、I/Oインターフェース370等を有するマイクロコンピュータからなり、画像形成装置PR本体のコントロールパネルの各スイッチ等、および入口センサ301、上排紙センサ302、シフト排紙センサ303、プレスタックセンサ304、スティプル排紙センサ305、紙有無センサ310、放出ベルトホームポジションセンサ311、束到達センサ321、可動後端フェンスホームポジションセンサ322、折り部通過センサ323、紙面検知センサ330等の各センサからの信号がI/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。
【0035】
CPU360は、入力された信号に基づいて、シフトトレイ202用のトレイ昇降モータ、開閉ガイド板を開閉する排紙ガイド板開閉モータ、シフトトレイ202を移動するシフトモータ、叩きコロ12を駆動する叩きコロモータ、叩きSOL170等の各ソレノイド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを駆動する排紙モータ、放出ベルト52を駆動する放出モータ、端面綴じスティプラS1を移動するスティプラ移動モータ、端面綴じスティプラS1を斜めに回転させる斜めモータ、ジョガーフェンス53を移動させるジョガーモータ158、分岐ガイド板54および可動ガイド55を回動する束分岐駆動モータ、その束を搬送する搬送ローラを駆動する束搬送モータ、可動後端フェンス73を移動させる図示しない後端フェンス移動モータ、折りプレート74を移動させる折りプレート駆動モータ、折りローラ81を駆動する折りローラ駆動モータ等の駆動を制御する。スティプル排紙ローラを駆動する図示しないスティプル搬送モータのパルス信号はCPU360に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きSOL170およびジョガーモータ158が制御される。なお、折りローラ駆動モータはステッピングモータからなり、CPU360からモータドライバを介して直接的に、あるいは、I/O370とモータドライバを介して間接的に制御される。
【0036】
また、パンチユニット100もクラッチやモータを制御することによりCPU360の指示によって穴明けを実行する。
【0037】
なお、用紙後処理装置PDの制御は前記CPU360が図示しないROMに書き込まれたプログラムを、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら実行することにより行われる。
【0038】
3.動作
以下、前記CPU360によって実行される本実施形態に係る用紙後処理装置の動作について説明する。
【0039】
3.1 処理モードに応じた動作
本実施形態では、後処理モードに応じて下記の排出形態をとる。
【0040】
本実施例では、後処理モードに応じて下記の排出形態をとる。
【0041】
▲1▼ノンスティプルモードa:搬送路A搬送路Bを通り上トレイ201へ排出される。
【0042】
▲2▼ノンスティプルモードb:搬送路A搬送路Cを通りシフトトレイ202へ排出される。
【0043】
▲3▼ソート、スタックモード:搬送路A搬送路Cを通りシフトトレイ202へ排出される。その際、シフトトレイ202が、部の区切れ毎に排紙方向と直交方向に揺動する事で排出される用紙は仕分けられる。
【0044】
▲4▼スティプルモード:搬送路A搬送路Dを経て処理トレイFで整合及び綴じを施され搬送路Cを通りシフトトレイ202へ排出される。
【0045】
▲5▼中綴じ製本モード:搬送路A搬送路Dを経て処理トレイFで整合及び中央綴じを施され、更に処理トレイGで中央折りを施され搬送路Hを通り下トレイ203へ排出される。
【0046】
このうち、特に本発明に関係のある中綴じ製本モードについて詳細に説明し、後のモードについては説明は省略する。
【0047】
3.2 中綴じ製本モード:
このモードは、用紙を搬送路Aと搬送路Dを経てスティプル処理トレイFに搬送し、スティプル処理トレイFで整合および中央綴じを行った後、さらに中折り処理トレイGで中折りし、中折りされた用紙束を搬送路Hを経て下トレイ203へ排出するモードである。このモードでは、分岐爪15と分岐爪16はともに反時計方向に回動し、搬送路AからDに至る経路が開放された状態になる。また、分岐ガイド板54と可動ガイド板55が後述の図9に示すように閉鎖状態となって用紙束を中折り処理トレイGに導き、中折りが行われる。
【0048】
このモードでは、動作がスタートし、用紙が画像形成装置PR側から搬入される状態になると、用紙後処理装置PDの搬送路Aの入口ローラ1および搬送ローラ2、搬送路Dの搬送ローラ7,9,10およびスティプル排紙ローラ11、スティプル処理トレイFの叩きコロ12がそれぞれ回転を開始する。そして、分岐爪15を駆動するソレノイドをオンにして分岐爪15を反時計方向に回動させる。
【0049】
次いで、放出ベルト52のホームポジションも放出ベルトHPセンサ311で検知し、その位置を確認した後、放出モータを駆動して放出ベルト52を待機位置に、また、ジョガーフェンス53もジョガーフェンスHPセンサでホームポジション位置を検出した後、待機位置に、さらに、分岐ガイド板54と可動ガイド55をホームポジションにそれぞれ移動させる。
【0050】
そして、入口センサ301がオン、オフし、スティプル排紙センサ305がオン、シフト排紙センサ303がオフであれば、スティプル処理トレイFに用紙が排紙され、用紙が存在しているので、叩きソレノイド170を所定時間オンにし、叩きソレノイド12を用紙に接触させ、後端フェンス51側に付勢して、用紙後端を揃える。次いで、ジョガーモータ158を駆動することによってジョガーフェンス53を所定量内側に移動させて用紙の幅方向(用紙搬送方向に直交する方向)の揃え動作を行った後、待機位置に戻す。これによりスティプル処理トレイFに送り込まれた用紙の縦横(搬送方向に平行な方向と直交する方向)が揃えられる(図5)。
【0051】
これらの動作を1枚毎に繰り返し、部の最終紙になると、ジョガーフェンス53を所定量内側に移動させて用紙端面がずれない状態にし、この状態で放出モータ157を設定された速度で駆動し、放出ベルト52を所定量回転させ、中綴じスティプラS2の綴じ位置まで用紙束を上昇させる。その後、用紙束の中央部で中綴じスティプラS2をオンし、中綴じを行う(図6)。次いで、分岐ガイド板54と可動ガイド55を所定量を変位させて中折り処理トレイGに向かう経路を形成し、中折り処理トレイGの束搬送ローラ上、下71,72の回転を開始させ、中折り処理トレイGに設けられている可動後端フェンス73のホームポジションを検知した後、当該可動後端フェンス73を待機位置に移動させる。
【0052】
このようにして、中折り処理トレイGの用紙束受け入れ体制が整えられると、放出ベルト52をさらに所定量回転させて放出爪52aにより用紙束後端を押し上げ、放出ローラ56と加圧ローラ57に銜え込ませた後(図7)、中折り処理トレイG側に用紙束を搬送する。放出ローラ56は放出ベルト52の駆動軸に設けられており、放出ベルト52と同期して駆動される。用紙先端が束到達センサ321位置に達したら、折りローラ81を逆転させてやり、図8で示すQ部で紙が折れずに下方へ搬送されるようにする。その後、用紙の先端がQ部を完全に抜けたと思われる一定時間が経過したら折りローラ81を停止させる。そして、束搬送ローラ上下71,72により予め用紙サイズに応じた位置にホームポジションから移動し、用紙束の下端の位置決めを行うために待機位置に停止している可動後端フェンス73まで搬送される。このとき、放出爪52aは、放出ベルト52の外周上に対向する位置に配置されたもう1つの放出爪52a’が後端フェンス51近傍に達した位置で停止し、分岐ガイド板54と可動ガイド板55はホームポジションに復帰し、次の用紙に備える。また、束搬送ローラ上下71,72の回転を停止させ、束搬送ローラ下72の加圧状態を解除させる(図9)。
【0053】
次いで、折りローラ81,82および下排紙ローラ83の回転を開始させ、綴じられた針部近傍を用紙束に対して略直角な方向から折りプレート74で押圧し、用紙束を折りプレート74で折り込んで折りローラ81のニップへ押し込む(図10)。予め回転していた折りローラ81は、折り込まれた用紙束をニップ間で加圧し、搬送することにより用紙束の中央部に折りを施す。
【0054】
次いで、図11に示すように折りを施された用紙束先端は第2の折りローラ82のニップ部に進入する、この時点で折りローラ81と第2の折りローラ82は回転を停止し所定時間経過した後、再度搬送される。また、前記所定時間は、枚数及びサイズにより変更可能であり、枚数が多ければ次の部の束が折り部に進入するまでの時間が多く存在するので、その時間を前記所定時間に加えることにより、機械の生産性を低下させることなく効率的に処理され、折りぐせも強化される。更に、前記所定時間内において、第2の折りローラ82に数mm幅存在するニップから用紙束先端が抜けない量をローラの正逆転により折り目にしごきを与え、折りぐせを強化することも可能である。
【0055】
このようにして折りぐせが強化された後、図12に示すように、下排紙ローラ83により下トレイ203へ排出される。このとき、用紙束後端が折り部通過センサ323に検知されると、可動後端フェンス73はホームポジションに復帰し、束搬送ローラ下72の加圧も復帰し、次の用紙に備える。また、次のジョブが同用紙サイズ同枚数であれば、可動後端フェンス73はその位置で待機しても良い。
【0056】
この状態で用紙束の通過を下排紙センサ324によって監視し、下排紙センサ324を用紙束後端が通過すると、折りローラ81,82、下排紙ローラ83をさらに所定時間回転させた後、停止させる。次いで、放出ベルト52とジョガーフェンス53を待機位置に移動させ、ジョブの最終部かどうかをチェックし、ジョブの最終部でなければ前記動作を繰り返し、最終部であれば、放出ベルト52およびジョガーフェンス53をホームポジションに移動させ、入口ローラ1,搬送ローラ2,7,9,10、スティプル排紙ローラ11および叩きコロ12の回転を停止し、分岐爪15の分岐ソレノイドをオフにしてすべて初期状態に戻し、処理を終える。
【0057】
このようにして画像形成装置から搬入されてきた用紙をスティプル処理トレイFで中綴じし、中折り処理トレイGで中折りした後、下トレイ203上に中折りされた用紙束を排紙して積載する。
【0058】
4.補助トレイ
本実施形態では、下トレイ203に補助トレイ204を設け、用紙束を下トレイ203と補助トレイ204で受けることにより積載する用紙束を揃えた状態でより多く積載できるようにしている。そのため以下に述べるようにして中綴じされた用紙束を積載する。図13は下トレイ、補助トレイ及び押さえコロの関係を示す図、図14は複数の用紙束を押さえた状態を示す図である。
【0059】
前述のように中綴じ、中折りされて排出された用紙束(図12)は、補助トレイ204上に積載される。補助トレイ204は図13に示すように、略水平に配置された下トレイ203の積載面に沿って矢印方向に平行移動可能で、またそのときの補助トレイ204の下トレイ203の用紙束載置面203aに対する角度は変更可能な構成になっている。また、排出された用紙束は押さえコロ205によって常に押さえられ、補助トレイ204と押さえコロ205との間で排紙された用紙束は挟持される。補助トレイ204は、前記下トレイ203の用紙束載置面203aに対して異なった角度で平行移動することが可能である。補助トレイ204の用紙積載面203aに対する角度は、図16と比較して図15のほうが小さくなっており(α°<β°)、中綴じの綴じ枚数が少ないほど下トレイ203の用紙載置面203aに対する角度を小さくしている。
【0060】
これは次のような理由による。すなわち、綴じ枚数が多い場合、中折りされた用紙束の端面側(開放側)は開き気味になる傾向がある。この傾向は、用紙束の綴じ枚数が多いほど用紙1枚々々に対する折りが甘くなるために起こるものである。したがって、折りが甘くなった状態の用紙束を積載する場合、言い換えると、中折りされた用紙束の端面側(開放側)が開き気味になった綴じ枚数の多い用紙束を積載する場合、綴じ枚数が少ない場合と同じ積載角度(α°)に設定された補助トレイ204上に用紙束を積載すると、図15のような状態になってしまう。つまり、用紙束が補助トレイ204上に積載されるにつれて用紙束の積載角度が次第に緩慢(寝た状態)になってきて最終的には、積載部数の減少や積載状態の乱れに繋がる。一方、図16に示すように補助トレイ204の角度を立てると、用紙束の乱れは抑制され、より多くの用紙束の積載が可能になる。そこで、本実施形態では、このような綴じ枚数による積載品質のばらつきを防止し、積載量を増すために補助トレイ204の角度を綴じ枚数によって変化させている。
【0061】
図17ないし図23は補助トレイ204の角度変更機構と移動機構を示す図である。
【0062】
図17及び図18において補助トレイ204は補助トレイブラケット219(図23)に装着されており、排紙トレイブラケット227に設けられた長穴からなるガイド230(図20)を移動軸220a,220b,220c,220dがスライドすることによって図13の矢印方向に移動する。ここで、移動軸220a,220b,220c,220dは、補助トレイブラケット219に装着されているので、移動軸220a,220b,220c,220dの移動に伴って補助トレイブラケット219も移動する。補助トレイブラケット219は、図23に示すように固定板217,218を介して補助トレイ移動タイミングベルト211,214に固定されており、補助トレイ移動タイミングベルト211,214の駆動に伴って移動する。補助トレイ移動タイミングベルト211,214は各々補助トレイ駆動プーリ210,213と補助トレイ従動プーリ215,216に跨って装着されており、補助トレイ駆動軸212の回転によって補助トレイ駆動プーリ210,213が回転し、動力が伝達される。そして、補助トレイ駆動軸212は排紙トレイブラケット227に装着された補助トレイ移動モータ207からウォーム208へと、そしてウォームホイール209へと駆動が伝達されることよって回転する。
【0063】
このような構成により補助トレイ204は図13の矢印方向に移動するが、図14あるいは、図16に示すように用紙束が積載され、図23に示す満杯検知センサ224を補助トレイブラケット219の一部が遮蔽して前記満杯検知センサ224によって検知された時点で満杯と判断される。その状態から、用紙束を取り除くと補助トレイ204は用紙束の積載に伴う移動方向と反対方向に移動する。この移動は、補助トレイ204の基端側に装着された補助トレイガイド206の一部が紙面センサ226を遮蔽するまで行われる。遮蔽して検知した状態(ON状態)で、再び反対方向に移動し、OFF状態になるまで移動し、停止する。その状態が補助トレイ204のホームポジション位置となる。イニシャル動作も同様の動作となる。詳細は後述の図24のフローチャートに示す。
【0064】
補助トレイ204は前述のようにして移動する。また、積載量に応じて補助トレイ204の角度も変更される。図23に示すように補助トレイ204の補助トレイブラケット219に図示しない孔が形成され、この孔に図示しない軸を挿入し、回動自在に支持させることにより補助トレイ204の下トレイ203の用紙載置面203aに対する角度の変更は可能となっている。補助トレイ204には図23においてウォームギア形状の突起204aが形成されており、その突起204aの先端部がウォーム221と噛み合い、そのウォーム221にタイミングベルト223を介して補助トレイ角度変更モータ222から駆動が伝達されて、補助トレイ204の角度が変更される。また、補助トレイ204のデフォルト角度は、角度検知センサ225を補助トレイ204に形成された検知板204cが遮蔽した状態(OFFからONになった状態)として本実施形態では30°に設定されている。補助トレイ204はそのデフォルト角度の状態から、補助トレイ角度変更モータ222をパルス駆動させることによって回転し、綴じ枚数によって初期積載角度を変更する。イニシャル動作としては、図24のフローチャートに示したように、角度検知センサ225の検知状態を確認して、OFF状態であれば補助トレイ204の角度を緩くする方向(図示左方向)に回転させてONさせ、ON状態であればその状態のまま停止させる。その状態が補助トレイ204のホームポジション位置となる。
【0065】
すなわち、この処理では、まず、ステップS101で紙面センサ226がオンかオフかをチェックし、オフであれば、補助トレイ204を排紙口方向へ移動させ(ステップS102)、紙面センサ226のオン、オフをチェックする(ステップS103)。そして紙面センサ226がオンになれば、あるいはステップS101で紙面センサ226がオンであれば、補助トレイ204を排紙口方向と反対側の方向(下トレイ203の先端側)に移動させ(ステップS104)、紙面センサ226がオフになれば(ステップS105)、補助トレイ204を停止させる(ステップS106)。
【0066】
そして、角度検知センサ225のオン、オフをチェックし(ステップS107)、オンであればそのまま、オフであれば角度検知センサ225がオンになるまで補助トレイ204を角度が小さくなる方向に傾けさせ(ステップS108,S109)、その位置で補助トレイ204の回転(傾け動作)を停止する(ステップS110)。これにより補助トレイ204のホームポジション位置とホームポジション姿勢のイニシャル位置が規定される。
【0067】
前述のようにしてイニシャル状態が設定され、このイニシャル状態から用紙束が排紙され、補助トレイ204が移動しながら積載される。以下、図25のフローチャートを参照して積載動作について説明する。
【0068】
まず、中綴じされた用紙束が補助トレイ204に排出され、押さえコロ205によって補助トレイ204との間で挟持された状態になる(ステップS201)。挟持された状態で補助トレイ204が、図18の紙面センサ226が積載された用紙束後端を検知する状態(ON状態)になるまで排紙口方向に移動し、再びON状態からOFF状態になるまで、押さえコロ205によって用紙束を挟持したまま、排紙口と反対方向に移動する(ステップS202)。用紙束が排出された時点でON状態であれば、すかさずOFF状態になるまで排紙口と反対方向に移動する。このとき、補助トレイ204が移動して紙面センサ226がON状態になるまでの移動パルス数ΔLをカウントする(ステップS203)。そして、設定値の移動パルス数ΔLが1未満かどうかをチェックし(ステップS204)、1未満であれば(ステップS204−yes)カウントクリアして(ステップS205)補助トレイ204の角度は変更せずにそのままの状態で、補助トレイ204を排紙口方向と反対方向(図17矢印方向)へ、紙面センサ226がオフするまで移動する。
【0069】
一方、ステップS204のチェックで、ΔLが1以上2以下であれば(ステップS206−yes)、補助トレイ204の角度を現在の状態からΔθ1分緩くする方向に回転させ(ステップS207)、同様にΔLが3以下であれば(ステップS209−yes)、補助トレイ204の角度を現在の状態からΔθ2分緩くする方向に回転させ(ステップS210)、ΔLが3よりも上であれば(ステップS209−no)、補助トレイ204の角度を現在の状態からΔθ3分緩くする方向に回転させる(ステップS213)。そして、それぞれの場合に、ΔLをクリアして(ステップS208,S211,S213)、補助トレイ204を排紙口方向と反対方向に排紙センサ226がオフするまで移動させる。
【0070】
ここで、このように排紙トレイ204の角度を変更し、排紙トレイ204を移動させることにより何が設定されるかというと、JOB中に補助トレイ204上に積載された用紙束が取り除かれた場合に積載量の減少に伴って最上積載面の角度が緩くなるので、緩くなった角度を、その積載量に見合った最適な角度にするために補助トレイ204の角度を変更するのである。本構成では後述するが、用紙束の積載部数が増加すればするほど、補助トレイ204の角度をきつく(θを大きく)する方向に回転させ、積載部数の増加を可能にしている。従って、JOB途中で用紙束が取り除かれて積載量が減少した場合はその分だけ、補助トレイ204の角度を緩くする必要がある。なおここでいうJOBとは、1つの原稿束を入力された部数分コピーする一連の作業をいう。θは補助トレイ204の非用紙載置面側の面と下トレイ203の用紙束載置面203aに対する角度である。
【0071】
次に、綴じ枚数と部数をかけた値として用紙枚数をカウントする(ステップS215)。そのカウント値によって、例えば、用紙枚数が設定値A(5枚綴じ×4部=20枚)であれば(ステップS216−yes)、デフォルト(ホームポジション)角度からΔθ1°(5°)角度がきつくなる方向に回転させる(ステップS217,S218)。設定値A(5枚綴じ×4部=20枚)未満であれば角度は変更しないでその状態のまま用紙束の積載を継続する(ステップS216→S201・・・ステップS216)。
【0072】
綴じ枚数が設定値A(5枚綴じ×4部=20枚)以上であって設定値B(5枚綴じ×8部=40枚)以下であれば(ステップS220−yes)、デフォルト(ホームポジション)角度からΔθ2°(10°)角度がきつくなる方向に回転させ(ステップS221)、設定値B(5枚綴じ×8部=40枚)を超えるものについては(ステップS220−no)、デフォルト角度からΔθ3°(15°)角度がきつくなる方向に回転させる(ステップS223)。このようにして排出される用紙束の綴じ枚数と部数の積の値が多ければ多いほど、補助トレイ204の角度をきつくして(立てて)いき、その状態で積載を継続して行い、より多くの用紙束の積載を可能にする。なお、角度を変更した後、それぞれ綴じ枚数カウンタをクリアして(ステップS219、S222、S224)リターンし、次の排紙動作に備える。
【0073】
また、図25のフローチャートにも記載しているように中綴じされた用紙束が、補助トレイ204に排紙されるたびに紙面センサ226のON−OFF検知動作を行っている。従って、JOB途中で用紙束を抜かれても用紙束が排出されるときには、補助トレイ204がセンサ226がON状態になるまで排紙口方向に移動する。これにより積載不良を起こすことなく確実に補助トレイ204上に積載される。
【0074】
この一連の動作は、用紙束が排出されるたびに繰り返し行われる。そのとき、図17及び図18に示すように押さえコロ205は、押さえコロブラケット228の支持孔228aに支軸205aを挿入することによって回転可能になっているため、用紙束が補助トレイ204と押さえコロ205によって移動するときは、押さえコロ205は回転している状態となる。さらに、押さえコロブラケット228は、押さえコロブラケット回転ガイド229の支持孔229aに支軸228bを挿入することによって回転可能になっているため、補助トレイ204に積載された用紙束の厚さの変化に対応して回転し、常に用紙束を挟持した状態となっている。
【0075】
図21及び図22は補助トレイ204の角度変更の状態を示す図である。両者を比較すれば明らかなように、図21と図22では補助トレイ204の積載角度の設定が異なっており(図21ではα°,図22ではβ°、α<β)、その状態においても押さえコロブラケット228は押さえコロブラケット回転ガイド229の支持孔229aを支点に回転し(図17)、補助トレイ204と押さえコロ205によって用紙束を挟持できる状態となっている。
【0076】
このように構成され、動作する排紙トレイでは、中綴じ処理された用紙束の綴じ枚数によって用紙束の積載角度を変更し、その角度を固定して用紙束を積載し、積載された用紙の積載品質を確保し、きれいにより多くの用紙束が積載できるようにしているが、排出された用紙束を補助トレイ204と押さえコロ05の間に挟時させて矢印方向に移動させるときに、積載された用紙束が補助トレイ204を移動に伴って移動せずに積載状態に乱れを生じる場合があった。この乱れは、用紙カール状態や腰の強さなどの影響もあり、一旦生じると解消することができなかった。また、このような乱れが生じると、移動しても隣り合う用紙束のすきまが生じて、効率良く積載することができなくなり、積載部数の減少を招いていた。
【0077】
このようなことから、図13に示すように、補助トレイ204を移動させるための移動手段である補助トレイ移動タイミングベルト211,214を下トレイ203の用紙載置面203aよりも突出した位置に設け、補助トレイ204と押さえコロ205に挟持されるように排出されてきた用紙束の端面側(開放側)を、補助トレイ移動タイミングベルト211,214の上に積載するように構成することもできる。この構成では、用紙束の端面側(開放側)は補助トレイ移動タイミングベルト211,214の上に、それ以外は補助トレイ204上に積載されて押さえコロ205に挟持されて、補助トレイ204とともに用紙束が移動させるようにする。このように構成すると、用紙束の端面側(開放側)が補助トレイ移動タイミングベルト211,214の上に積載されているので、移動しない部分との干渉がなく、確実に用紙束の移動が行われる。さらに、用紙束の端面側(開放側)が積載される補助トレイ移動タイミングベルト211,214の積載面が凹凸形状(図14参照)となっているため、端面側(開放側)の引っ掛かりを確実にし、その結果、用紙束の移動をより確実にしている(図14参照)。このような構成にすることによって、用紙束の積載部数を増加させている。
【0078】
しかし、このような補助トレイ移動タイミングベルト211,214を使用しても、凹凸形状によっては搬送が確実に行われない場合も生じ得る。そこで、本発明では、排紙コロ83から排出されてきた用紙束が補助トレイ204上に落下して、補助トレイ204の移動に伴って用紙束を移動させる前に用紙束の後端を一対の後端押さえレバー231aと231bによって押えるようにした。そうすることによって、用紙束が積載されるにつれて最上積載面の角度が緩くなってきて、排出された用紙束が最上積載面上をずり落ちるのを修正できる。すなわち、緩くなった最上積載面の角度をきつくしなおすことができる。ずり落ちた状態を修正して補助トレイ204の移動に伴って用紙束を移動させると用紙束間の隙間がなく、効率よく大量に用紙束を積載できるようになる。
【0079】
図33に用紙束がずりおちて積載していった状態、図34にずりおちた用紙束を後端押さえレバー231aと231bによって押えて積載していった状態を示す。以下、後端押さえレバー231a,231bの駆動機構について図26ないし図30を参照して説明する。
【0080】
奥側の後端押さえレバー231aと手前側の後端押さえレバー231bの用紙束後端の受け部(引っ掛け部)241は本体部から90°折曲され、用紙束の後端(反綴じ側)が逃げないような形状に形成されている。また、前記受け部241は下トレイ203に設けられた穴203bから出没可能な状態に支持されている。受け部241が下トレイ203の下側に待機している状態を図28、下トレイ203の上側に突出した作動状態を図29にそれぞれ示す。
【0081】
後端押さえレバー231a,231bの前記受け部241の反対側の端部242は後端押さえレバー軸232の両端にそれぞれ軸着され、後端押さえレバー軸232の回転に伴って揺動するようになっている。後端押さえレバー軸232には、後端押え駆動レバー233が挿入されており、後端押え駆動レバー233が回転することによって後端押さえレバー軸232も回転するようになっている。また、後端押さえレバー軸232は、SOLブラケット235に形成された支持孔に貫通し、当該支持孔に保持されている。
【0082】
後端押さえレバー231a,231bを待機位置(図28の位置)で保持するためにSOLブラケット235に装着された保持スプリング236で後端押え駆動レバー233を常時押して(図28において反時計方向に弾性付勢)、後端押さえレバー軸232を図27の反時計方向に回転させ、規定の待機位置に保持させる。これにより後端押さえレバー231a,231bの双方が図28及び図31に示すようにのように、下トレイ203に設けられた穴203bから突出してない位置、すなわち待機位置にいることができる。
【0083】
また、後端押さえレバー231a,231bを突出位置(図29の位置)に作動させるときには、切替SOL234をオンし、ソレノイドのプランジャを吸引させる。このプランジャには後端押さえ駆動レバー233が連結され、プランジャが吸引されることにより後端押え駆動レバー233を保持スプリング236の弾性附勢力に抗して図27において時計方向に回転させる。この回転により、後端押さえレバー231a,231bの双方が図29及び図32に示すように下トレイ203に設けられた穴203bから突出した位置に回動し、用紙束後端を押さえることができる。
【0084】
後端押さえレバー231a,231bが作動し、受け部241が穴203bから突出した状態における突出量は、図32においてAで示すように用紙束後端の開口幅(折り側とは逆の開く側)よりも大きく、確実に後端押さえレバー231a,231bの双方で用紙束後端の開口部側を押さえ込む寸法に設定されている。
【0085】
この用紙押さえ動作の処理手順を図35のフローチャートに示す。
【0086】
この処理では、中綴じされた用紙束が補助トレイ204に排紙され積載された段階で(ステップS301)、後端押さえレバー231a,231bを作動させ、下トレイ203の上面に後端押さえレバー231a,231bの受け部241を突出させる。そして、用紙束の端面側(開放側)を押して用紙束のずりおちを補正した後(ステップS302)、紙面センサ226の検知状態をチェックする(ステップS303)。このチェックで、紙面センサ226がONであれば(ステップS303−yes)、紙面センサ226がOFFするまで補助トレイ204を排紙口から遠ざかる方向に移動させ(ステップS305)、紙面センサ226がOFFであれば(ステップS303−no)、排紙口に近づく方向に移動させ、一旦、紙面センサ226をONの状態にした後(ステップS304)、再びOFFするまで排紙口から遠ざかる反対方向に移動させる(ステップS305)。このステップS301からS305までの動作を中綴じされた用紙束が排紙されるたびに繰り返し、最上積載面の位置を常に適切な位置にして積載していく。
【0087】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、用紙束の積載時の乱れを防ぎ、中折りした用紙束を小サイズのトレイで効率よく大量に積載することが可能な用紙積載装置、用紙処理装置及び画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る用紙後処理装置を主に示す用紙処理装置と画像形成装置とからなる画像処理システムのシステム構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る用紙後処理装置のスティプル処理トレイとその駆動機構を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る用紙後処理装置のスティプル処理トレイと中折り処理トレイの詳細を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の制御回路を画像形成装置とともに示すブロック図である。
【図5】中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイにスタックされた用紙束の状態を示す動作説明図である。
【図6】中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイでスタックされ、中綴じされるときの状態を示す動作説明図である。
【図7】中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイで中綴じされた用紙束を用紙束偏向機構によって偏向させる初期状態を示す動作説明図である。
【図8】中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイで中綴じされた用紙束を用紙束偏向機構によって偏向させ、中折り処理トレイに送り込んだときの状態を示す動作説明図である。
【図9】中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイで用紙束を中折り位置に位置させたときの状態を示す動作説明図である。
【図10】中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイで中折りプレートを作動させて用紙束の中折り動作を開始した時の状態を示す動作説明図である。
【図11】中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイで中折りプレートを作動させて用紙束の中折り動作の開始した後2段目の折りローラで折られているときの状態を示す動作説明図である。
【図12】中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイからで用紙束を中折りローラによって中折りして排紙するときの状態を示す動作説明図である。
【図13】排紙トレイにおける下トレイ、補助トレイ及び押さえコロの関係、及び下トレイの詳細を示す図である。
【図14】図13の排紙トレイ上で複数の用紙束を押さえた状態と下トレイの詳細を示す図である。
【図15】排紙トレイ上の用紙束の積載状態の一例を示す図である。
【図16】排紙トレイ上の用紙束の積載状態の他の例を示す図である。
【図17】補助トレイの角度変更機構と移動機構を示す斜視図である。
【図18】補助トレイの角度変更機構と移動機構を図17とは違う角度から見た斜視図である。
【図19】補助トレイの角度変更機構と移動機構を示す平面図である。
【図20】下トレイと補助トレイの正面図である。
【図21】図15の状態に対応する下トレイと補助トレイの正面図である。
【図22】図16の状態に対応する下トレイと補助トレイの正面図である。
【図23】補助トレイの角度変更機構と移動機構を図18の背面側から見た斜視図である。
【図24】補助トレイの角度変更動作のイニシャル処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図25】補助トレイの角度変更動作の動作手順を示すフローチャートである。
【図26】後端押さえレバーを備えた補助トレイの全体を示す斜視図である
【図27】後端押さえレバーを備えた補助トレイの後端押さえレバー装着側の要部を示す斜視図である。
【図28】後端押さえレバーを備えた補助トレイの後端押さえレバー装着側の要部を下側から見た斜視図である。
【図29】後端押さえレバーの待機状態を示す図である。
【図30】後端押さえレバーの作動状態を示す図である。
【図31】後端押さえレバーの待機状態を示す下トレイの正面図である。
【図32】後端押さえレバーの作動状態を示す下トレイの正面図である。
【図33】後端押さえレバーを使用しない場合の用紙束の積載状態を示す図である。
【図34】後端押さえレバーを使用した場合の用紙束の積載状態を示す図である。
【図35】後端押さえレバーの動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
203 下トレイ
203a 載置面
203b 穴
204 補助トレイ
205 押さえローラ
206 補助トレイガイド
207 補助トレイ移動モータ
210,213 補助トレイ駆動プーリ
211,214 補助トレイ移動タイミングベルト
212 補助トレイ駆動軸
215,216 補助トレイ従動プーリ
220a,220b,220c,220d 移動軸
221 ウォーム
222 補助トレイ角度変更モータ
231a,231b 後端押さえレバー
232 後端押さえレバー軸
233 後端押え駆動レバー
234 切替SOL
236 保持スプリング
241 受け部
242 端部
350 制御装置
360 CPU
370 I/O
F スティプル処理トレイ
G 中折り処理トレイ
PD 用紙後処理装置
PR 画像形成装置

Claims (9)

  1. 用紙束を集積して揃え、折り込んだ後、排紙して積載手段に積載する用紙積載装置において、
    前記積載手段が、
    略水平に配置された第1のトレイと、
    前記トレイの用紙積載面に対して所定の角度で突出した第2のトレイと、
    排紙された用紙束を前記第2のトレイとの間で挟持する押さえ手段と、
    前記排紙された用紙束の後端下部に当接し、用紙束後端下部を前記第2のトレイ側に付勢する付勢手段と、
    を備えていることを特徴とする用紙積載装置。
  2. 前記付勢手段が、
    前記用紙束後端下部に当接するレバーと、
    このレバーを前記用紙束後端下部へ当接すべく待機位置から移動させ、また待機位置に戻す駆動手段と、
    からなることを特徴とする請求項1記載の用紙積載装置。
  3. 前記用紙束が前記第2のトレイ上に積載された後であって、前記第2のトレイが前記第1のトレイの用紙積載面に沿って移動する前に、前記駆動手段により前記レバーを待機位置から駆動する制御手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の用紙積載装置。
  4. 前記レバーは一端が前記第1のトレイの前記積載面よりも下方で軸支され、他端が待機時には前記積載面より下方に位置に、付勢時に前記積載面より上方に突出することを特徴とする請求項2または3記載の用紙積載装置。
  5. 前記レバーの前記他端は、待機時には、前記第1のトレイ上に落下して積載される用紙束後端よりも排出口側に位置していることを特徴とする請求項4記載の用紙積載装置。
  6. 前記レバーの他端の用紙積載面からの突出量は、用紙束に当接する位置に達したときには、少なくとも付勢する用紙束の後端開口幅よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項4記載の用紙積載装置。
  7. 前記レバーの他端は、用紙束後端を捕捉するように折り曲げられていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の用紙積載装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の用紙積載装置と、用紙または用紙束に対して孔あけ、綴じ、2つ折り、整合の少なくとも1つの処理を行う処理手段と、
    を備えていることを特徴とする用紙処理装置。
  9. 記録媒体に可視画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置と一体あるいは別体に設けられた前記請求項8記載の用紙処理装置と、
    からなる画像形成システム。
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