JP2004330333A - 圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置 - Google Patents

圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004330333A
JP2004330333A JP2003127465A JP2003127465A JP2004330333A JP 2004330333 A JP2004330333 A JP 2004330333A JP 2003127465 A JP2003127465 A JP 2003127465A JP 2003127465 A JP2003127465 A JP 2003127465A JP 2004330333 A JP2004330333 A JP 2004330333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
compressed air
air supply
filter
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003127465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4120808B2 (ja
Inventor
Michiaki Adachi
道明 足立
Tatsushi Ogawa
辰志 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2003127465A priority Critical patent/JP4120808B2/ja
Priority to PCT/JP2004/005696 priority patent/WO2004096497A1/ja
Priority to TW093111078A priority patent/TW200510137A/zh
Publication of JP2004330333A publication Critical patent/JP2004330333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4120808B2 publication Critical patent/JP4120808B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/047Mechanical details

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】圧縮空気工具の作動時に発生する振動等によっても破損する虞が無く、フィルタの交換が容易に行えるようにしたエアフィルタ装置を提供する。
【解決手段】圧縮空気供給源からの圧縮空気を工具内に形成されたエアチャンバ23内へ導入するための給気孔32が形成されたエンドキャップ22内に前記給気孔32と連続した筒状凹部34を形成して、この筒状凹部34の内周面に一端が開口されるとともに他端がエアチャンバ23内に開口した給気路35を形成し、前記筒状凹部34内に筒状に形成したフィルタ36を筒状凹部34の内周面に密着するように装着し、前記給気孔32から供給された圧縮空気を前記フィルタ36を透過させて給気路35を経由させてエアチャンバ23内に供給させるようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エアコンプレッサ等の圧縮空気供給源からエアホースを介して供給される圧縮空気によって作動する圧縮空気工具に関するものであり、特にエアホースが着脱可能に接続される圧縮空気の給気孔からの砂や塵埃等の異物が圧縮空気工具の内部へ進入することを防止する圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エアコンプレッサ等の圧縮空気供給源からホースを通じて圧縮空気の供給をうける圧縮空気工具においては、工具の端部にプラグを取り付けこのプラグにホースの端部に取り付けたソケットを着脱可能にして圧縮空気を工具へ供給するようにしている。圧縮空気工具が圧縮空気供給源に接続されていないとき、圧縮空気工具のプラグとエアホースのソケットの端部から砂や埃等の異物が進入することがある。そして、プラグやソケットに砂等が進入したまま圧縮空気工具にホースを接続して作動させると、砂等が釘打機を作動させるバルブに詰まったり、又はシリンダ内に進入してピストンの動作不良等の故障を発生させることがある。そこで、圧縮空気工具のエアチャンバ内への異物の進入を防止するためにエアフィルタ装置を設けた圧縮空気工具が既に知られている。
【0003】
従来の圧縮空気工具のエアフィルタ装置は、一端が開放された筒体に内部空間と外部とを連通する通気孔を外周面に設け、前記筒体内にメッシュワイヤ或いは長繊維製フィルタ等のフィルタを装着してエアフィルタユニットを形成し、圧縮空気工具に設けられた圧縮空気注入ポートの工具内側にエアフィルタユニットの開放端部をネジ等の結合手段を介して締結して圧縮空気工具の内部に収容させている。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
上記従来技術によれば、圧縮空気工具の圧縮空気注入ポートへ流入した空気は、圧縮空気注入ポートの内部側に嵌着された筒状のエアフィルタユニットの通気孔を通過して圧縮空気工具の作動部へ供給され、プラグやソケット部に付着した砂等の異物は圧縮空気が前記通気口を透過する際にエアフィルタユニット内に装着されているフィルタによって捕捉されて、異物が取り除かれた圧縮空気が圧縮空気工具の作動部へ供給されるようにされている。
【0005】
【特許文献1】
特許第2845143号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、柱体形状に形成したフィルタユニットを圧縮空気注入ポートに装着しているものであるが、圧縮空気が流通する管路抵抗を減少させるために全体の容積が大きくなり、圧縮空気工具内において圧縮空気を溜めるエアチャンバの容積が減少していまい、工具の性能の低下又は圧縮空気チャンバ容積を大きくするためには工具の全体が大型化してしまうという問題があった。また、フィルタユニットが大きくなることによって圧縮空気工具の作動時の衝撃によって、フィルタユニットに振動が発生して圧縮空気注入ポートへの取付部が破損してしまったり、又は強度を高くするために重量が大きくなったりコストがアップしてしまうという問題も発生した。
【0007】
更に、フィルタによって捕捉した砂粒等の大きな異物は、工具からエアホースを取外した際に圧縮空気工具から外部へ噴出する空気流によって外部へ排出させる等によって容易に取出すことができるものであるが、フィルタの内部で捕捉した細かい塵埃等は上記のように排出させることができず、フィルタに堆積してしまい空気の流動抵抗が大きくなり圧縮空気の供給能力が低下することになり、結局フィルタの交換が必要になる。上記従来技術では、工具から圧縮空気注入ポートを取り外して、更にフィルタユニットを圧縮空気注入ポートから取り外して行う必要があり、フィルタの交換作業に手間がかかるという問題もあった。
【0008】
また、圧縮空気工具には異常に高い圧縮空気が誤って工具に供給された場合に、この圧縮空気を外部に排出させて工具の破損や予期しない危険を防止するようにしたリリーフバルブを設けたものが知られており、このようなリリーフバルブは一般的に圧縮空気を工具へ供給する圧縮空気注入ポートの近傍に形成されている。前記従来技術のように圧縮空気注入ポートの内側にフィルタユニットを取り付けるようにするとリリーフバルブが形成できないか、又は圧縮空気注入ポートにフィルタユニットとリリーフバルブとを並列状に形成するようにすると圧縮空気注入ポートの形状が大きくなってしまう。圧縮空気注入ポートは通常工具のグリップ部の端部にエンドキャップとして形成されており、グリップ部の径が大きくなって操作性が悪いものになってしまうという問題もあった。
【0009】
本発明は、上記従来技術における問題点を解決して、圧縮空気工具の作動時に発生する振動等によっても破損する虞が無く、フィルタの交換が容易に行えるようにした圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置は、圧縮空気供給源からの圧縮空気を工具内に形成されたエアチャンバ内へ導入するための給気孔が形成されたエンドキャップ内に前記給気孔と連続した筒状凹部を形成して、この筒状凹部の内周面に一端が開口されるとともに他端がエアチャンバ内に開口した給気路を形成し、前記筒状凹部内に筒状に形成したフィルタを筒状凹部の内周面に密着するように装着し、前記給気孔から供給された圧縮空気を前記フィルタを透過させて給気路を経由させてエアチャンバ内に供給させるようにしたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項2の発明は、前記筒状凹部をエンドキャップのエアチャンバの内側に一体に形成されたスリーブ内に形成するとともに、該スリーブの端部内にエアチャンバ内の異常な高い圧力を大気へ排出させるリリーフバルブを設け、該リリーフバルブと大気との間を接続している排気路を前記給気路と交差しないように前記スリーブの円周方向に沿って異なる角度で形成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施形態に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明にかかるフィルタ装置を実施した圧縮空気によって駆動される圧縮空気工具の一例としての釘打機10を示し、後方側に延びたグリップ部11が一体に形成された中空状のハウジング12内に打撃シリンダ13が配置されており、該打撃シリンダ13内には釘を打撃するためのドライバ14を下面に結合した打撃ピストン15が摺動自在に収容されている。ハウジング12の下方には中空の射出口16を形成しているノーズ部17が取り付けられており、前記ドライバ14がノーズ部17の射出口16内に摺働可能に案内されている。前記ノーズ部17の射出口16の後方側には互いに連結された連結釘を射出口16内へ導入するための開口18が形成されており、この開口18の一方の側縁に連続して釘供給ガイド19が連設されており、該釘供給ガイド19の後部には渦巻き状に巻回された連結釘を収容するマガジン20が配置されている。マガジン20内に収容された連結釘がマガジン20から引き出されて前記釘供給ガイド19に沿って配置されている釘供給機構21によって前記射出口16内へ順次供給されるようにされている。
【0013】
前記グリップ部11は後端が開放された中空状に形成されており、該グリップ部11の後端部に取り付けられているエンドキャップ22により閉鎖されてグリップ部11の内部がエアチャンバ23として形成されている。前記エンドキャップ22の後方側にはエアプラグ24が取り付けられており、圧縮空気供給源に接続されたホースの端部に取り付けたソケットをエアプラグ24に接続することによって圧縮空気が前記エアチャンバ23内に供給されて溜められるようにされている。
【0014】
前記打撃シリンダ13の上端にはメインバルブ25が配置されており、該メインバルブ25は打撃シリンダ13内をグリップ部11内に形成されているエアチャンバ23内と排気口26間を選択的に接続するようにされている。メインバルブ25が打撃シリンダ13内をエアチャンバ23に接続することによりエアチャンバ23内の圧縮空気が打撃シリンダ13内に導入して打撃ピストン15が下方向に駆動されて打撃ピストン15に結合されたドライバ14が射出口16内に供給されている釘を打撃して打ち出すようにしている。グリップ部11の付け根部分には前記メインバルブ25をコントロールするためのトリガバルブ27が配置されており、該トリガバルブ27は手動操作可能なトリガレバー28の操作により作動されて前記メインバルブ25を打撃シリンダ13をエアチャンバ23と排気口26間を選択的に接続させるように作動させる。
【0015】
図2に示すように、エンドキャップ22は外周面に形成されている雄ねじ部29を介してグリップ部11の後端部に形成された雌ネジ30に螺合されてグリップ部1に取り付けられてグリップ部11の内部にエアチャンバ23を形成している。エンドキャップ22の後方側には後方側に延びたボス部31が一体に形成されており、該ボス部31の中心にはエアチャンバ23の内外を連通させる給気孔32が形成され、該給気孔32の後端にはエアプラグ24が螺着されている。エアプラグ24に装着されるエアホースを介して圧縮空気が給気孔32内へ供給されるようにされている。
【0016】
図4に示すように、前記エンドキャップ22の前方側にはエアチャンバ23内に向けて膨出された中空状のスリーブ33が一体に形成されており、該スリーブ33内にはエンドキャップの後端部に開口されている前記給気孔32とほぼ同一の内径で連続した円筒状凹部34が形成されている。前記スリーブ33には円筒状凹部34の内周面に一端が開口されるとともに他端がスリーブ33の外周面に開口された給気路35が形成されており、給気孔32から円筒状凹部34内に供給された圧縮空気はこの給気路35を介してエアチャンバ23内へ導入されるようにされている。前記給気路35はスリーブ33の直径方向に対称的に2つが形成されており、円筒状凹部内34からスリーブ33の外周面に向けてエアチャンバ23内の前方に向くように傾斜して形成されている。前記円筒状凹部34内には筒状に形成されているフィルタ36が円筒状凹部34の内周壁面に密着するように配置されており、円筒状凹部34から給気路35へ流れる圧縮空気がこのフィルタ36によって濾過されるようにされている。給気路35を傾斜して形成することによって給気路35が円筒状凹部34の内面に開口されている部分の面積が大きく形成でき、フィルタ36を介して圧縮空気が通過する面積を大きくさせることができる。
【0017】
なお、実施形態ではスリーブ内において排気通路34と給気通路35を90度ずらした方向に2個ずつ形成しているが、例えば60度ずらして対象的に3個ずつ形成してもよい。
【0018】
前記エアチャンバ23内に配置されているスリーブ33の端部にはエアチャンバ23内の圧縮空気圧力が所定の圧力まで上昇した際にエアチャンバ23内の圧縮空気を大気へ排出させるリリーフバルブ37が形成されている。図3に示すように、リリーフバルブ37は、スリーブ33の内に配置された環状の弁座38、スリーブ33の開口されている端部から作用するエアチャンバ23内の圧縮空気に晒される受圧端部39が形成された弁ピストン40及び、前記弁ピストン40を押圧付勢させているバネ41によって構成されており、前記弁ピストン40の下流側にはエアチャンバ23内の圧縮空気をエンドキャップ22の後端面に形成されている排気口42を介して大気に接続させ排気路43が形成されている。図5に示すように、該排気路43は前記給気路35と交差しないように給気路35と直交する方向の直径方向に対称的に2つ形成されており、各々の排気路43はスリーブ33内から排気口42に向かうに従って外径方向に傾斜させて形成されてる。
【0019】
前記スリーブ33内に摺動可能に配置されている弁ピストン40は後方側の端部に作用する圧縮空気の作用と前記バネ41による付勢力によって、通常時には図2に示すように弁座38と着座する位置に配置されこれによってエアチャンバ23内と排気路43との間を遮断している。エアチャンバ23内の圧力が所定の圧力を越えて異常圧力まで高くなると、この圧力の圧縮空気が弁ピストン40の受圧端部39に作用して弁ピストン40を図3に示すように前記バネ41等による付勢力に抗して弁座38から離反するように押圧作動させて、エアチャンバ23内を排気路43と接続させてエアチャンバ23内の異常に高い圧力になった圧縮空気を大気に放出させるように作動する。
【0020】
図6に示すように、前記フィルタ36は、細かい穴があいたプラスチックや金属又はセラミック、または、合成繊維或いはウール等の長繊維によるフィルタ等の一般に市販されているフィルタ材によって環状に形成されており、エアプラグ24を取り外したエンドキャップ22の給気孔32の端部から給気孔32へ挿入して給気孔32の奥部に形成されている円筒状凹部34内へ装着する。このフィルタ36によってエアプラグ24又はこのエアプラグ24に接続されるソケット内に付着した砂や塵埃等の異物が捕捉される。また、目詰まりしたフィルタ36を交換する際にもエアプラグ24を取り外すことによって容易に交換することができる。
【0021】
次に、図7に示す本発明の他の実施形態を説明する。前述の実施形態は主に高圧の圧力領域で作動する圧縮空気工具に適用したもので、給気路35の断面積が比較的小さくても充分な圧縮空気の供給が可能であったが、常圧の圧力領域で作動させる圧縮空気工具では給気路35の断面積が小さいと充分な圧縮空気の流入ができず工具の性能を充分に発揮させることができない。図7に示す実施形態は特に常圧の圧力領域の圧縮空気で作動する圧縮空気工具にも適用できるようにしたものである。
【0022】
この実施形態では釘打機のグリップ部11の端部に装着されるエンドキャップ44に形成されている円筒状凹部45が前述の実施形態に比べてやや長く形成されており、エアプラグ24が装着される給気孔46と連続して形成されているこの円筒状凹部45内に環状のフィルタ47が装着されている。更に、この円筒状凹部45内とエアチャンバ23内とを連通させている給気路48が、スリーブ49の長手方向に沿って複数の給気路48が並列して形成され、更にこれらの複数の給気路48がスリーブ49の外周に円周方向に沿って四方にも形成されており、これによって円筒状凹部45からエアチャンバ23内へ圧縮空気を流動させる流路の有効断面積を大きくしている。
【0023】
なお、上記実施形態では、給気通路及びフィルタを円筒状として説明してきたが、円形状に限らず多角形状の筒状でもよい。
【0024】
このように給気路48を多数形成することによって、給気路48が円筒状凹部45の内周面に開口している開口部の面積も大きくなり、フィルタ47を圧縮空気が通過する面積も大きくなる。従って圧縮空気の流動抵抗が小さくなって常用圧の圧力領域の圧縮空気であっても充分にエアチャンバ23へ供給させることが可能である。更にこの実施形態においては前述の実施形態において装着されていたリリーフバルブは排除されており、エアチャンバ23内に配置されているスリーブ49の端部は閉鎖されている。
【0025】
また、給気路の断面を例えば長円状にして断面積を大きくする構成にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明のフィルタ装置によれば、圧縮空気を供給する給気孔が形成されたエンドキャップ内に前記給気孔と連続した筒状凹部を形成して、この筒状凹部の内周面に一端が開口されるとともに他端がエアチャンバ内に開口した給気路を形成し、前記筒状凹部内に筒状凹部の内周面に密着するようにフィルタを装着し、前記給気孔から供給された圧縮空気を前記フィルタを透過させて給気路を経由させてエアチャンバ内に供給させるようにしているので、エアプラグやこのエアプラグに接続されるソケット等に付着してしまった砂や塵埃等の異物をフィルタによって確実に捕捉することができる。
【0027】
また、圧縮空気工具からエアホースを取り外したときに圧縮空気工具のエアチャンバ内の圧縮空気が給気路を経由して給気孔6から排出される際に、フィルタによって捕捉された砂粒等が圧縮空気の噴出によって排出される。更に、フィルタの内部に塵埃等が堆積してフィルタが目詰まりしてしまった場合には、エアプラグをエンドキャップを取り外すことによって容易にフィルタを交換することができ、圧縮空工具の保守が容易である。
【0028】
また、エンドキャップと一体に筒状凹部を形成して、該筒状凹部内に筒状に形成したフィルタを装着するようにしているので、フィルタを取り付けるためのネジ等が不要であり工具を小さくすることができる。また、グリップ部の内部側に配置される部分を小さく形成することが可能であり、グリップ部内のエアチャンバの容積を大きくでき、圧縮空気工具の性能を充分に発揮させることができる。
【0029】
更に請求項2の発明によれば、前記筒状凹部をエンドキャップのエアチャンバの内側に形成されているスリーブ内に形成するとともに、該スリーブの端部内にエアチャンバ内の異常な高い圧力を大気へ排出させるリリーフバルブを設け、該リリーフバルブと大気との間を接続している排気路を前記給気路と交差しないように前記スリーブの円周方向に沿って異なる角度で形成しているので、フィルタ装置とリリーフバルブとをエンドキャップに直列に配置することが可能となり、グリップ部の外径方向のボリュームを小さく形成することができ、工具の操作性を阻害することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアフィルタ装置を実施した釘打機の縦断側面図
【図2】図1と同じ釘打機の一部分を拡大した縦断側面図
【図3】図2と同じ一部分の拡大横断平面図
【図4】図1の釘打機に装着されているエンドキャップの斜視図
【図5】図3におけるA−A線上の断面図
【図6】図4と同じエンドキャップとフィルタの後方側からの斜視図
【図7】本発明の他の実施形態にかかるエンドキャップの縦断側面図
【符号の説明】
22、44 エンドキャップ
23 エアチャンバ
24 エアプラグ
32、46 給気孔
33、49 スリーブ
34、45 円筒状凹部
35、48 給気路
36、47 フィルタ
37 リリーフバルブ
38 弁座
39 受圧端部
40 弁ピストン
41 バネ
42 排気口
43 排気路

Claims (2)

  1. 圧縮空気供給源からホースを介して圧縮空気の供給をうける圧縮空気工具において、圧縮空気供給源からの圧縮空気を工具内に形成されたエアチャンバ内へ導入するための給気孔が形成されたエンドキャップ内に、前記給気孔と連続した筒状凹部を形成して、この筒状凹部の内周面に一端が開口されるとともに他端がエアチャンバ内に開口した給気路を形成し、前記筒状凹部内に中空筒状に形成したフィルタを前記筒状凹部の内周面に密着するように装着し、前記給気孔から供給された圧縮空気を前記フィルタの中空内から外周側へ透過させて給気路を経由させてエアチャンバ内に供給させるようにしたことを特徴とする圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置。
  2. 前記エンドキャップにエアチャンバの内方側に向けて一体に形成されたスリーブを形成するとともに、前記筒状凹部をスリーブ内に形成するとともに、該スリーブの端部にエアチャンバ内の異常な高い圧力を大気へ排出させるリリーフバルブを設け、該リリーフバルブと大気との間を接続している排気路を前記給気路と交差しないように前記スリーブの円周方向に沿って異なる角度で形成したことを特徴とする請求項1に記載の圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置。
JP2003127465A 2003-05-02 2003-05-02 圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置 Expired - Fee Related JP4120808B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003127465A JP4120808B2 (ja) 2003-05-02 2003-05-02 圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置
PCT/JP2004/005696 WO2004096497A1 (ja) 2003-05-02 2004-04-21 圧縮空気工具のエアフィルタ装置
TW093111078A TW200510137A (en) 2003-05-02 2004-04-21 Air filtering device of pneumatic tool

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003127465A JP4120808B2 (ja) 2003-05-02 2003-05-02 圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004330333A true JP2004330333A (ja) 2004-11-25
JP4120808B2 JP4120808B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=33410374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003127465A Expired - Fee Related JP4120808B2 (ja) 2003-05-02 2003-05-02 圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4120808B2 (ja)
TW (1) TW200510137A (ja)
WO (1) WO2004096497A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006101085A1 (ja) * 2005-03-24 2006-09-28 Max Co., Ltd. エアプラグ及び圧縮空気工具
TWI386289B (zh) * 2007-03-14 2013-02-21 Hitachi Koki Kk 驅動機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2116334B1 (en) * 2007-03-08 2012-05-16 Max Co., Ltd. Pneumatic tool

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2560432Y2 (ja) * 1993-09-06 1998-01-21 マックス株式会社 釘打機用安全装置
JP2845143B2 (ja) * 1994-10-26 1999-01-13 マックス株式会社 圧縮空気工具に於けるエアフィルタ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006101085A1 (ja) * 2005-03-24 2006-09-28 Max Co., Ltd. エアプラグ及び圧縮空気工具
JP2006263877A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Max Co Ltd 圧縮空気工具用のエアプラグ
TWI386289B (zh) * 2007-03-14 2013-02-21 Hitachi Koki Kk 驅動機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004096497A1 (ja) 2004-11-11
TW200510137A (en) 2005-03-16
JP4120808B2 (ja) 2008-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2845143B2 (ja) 圧縮空気工具に於けるエアフィルタ装置
TWI247651B (en) Nail gun provided with duster function
TWI357468B (en) Vacuum generating unit
JP6780821B2 (ja) 真空エジェクタ及び封止弁ユニット
JP5256650B2 (ja) 空気圧工具
WO2010128625A1 (ja) クリーナ
US20070158087A1 (en) Pneumatic hammer drill (I)
WO2007088968A1 (ja) 釘打機
TWI469854B (zh) Pneumatic tools
JP2004330333A (ja) 圧縮空気工具におけるエアフィルタ装置
US20060162302A1 (en) Filter for pneumatic tool
TWI527670B (zh) Pneumatic tools
US20070175944A1 (en) End cap of air-driven tool
US6726080B2 (en) Nailing machine
CN101270815A (zh) 隔膜阀
JP4039371B2 (ja) 圧縮空気工具のエンドキャップ
JP2001162555A (ja) 打込機
JP3966080B2 (ja) エアダスタ付き釘打機
JP2006263877A (ja) 圧縮空気工具用のエアプラグ
JP2010082735A (ja) エア工具
JP6870495B2 (ja) エアダスタ付き空気圧工具
JP6682779B2 (ja) 打込み工具
JP2013126714A (ja) 空気圧工具
JP7103107B2 (ja) 空気工具
JP2004230553A (ja) 打込機及びエアダスタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees