JP2004329723A - コーヒーメーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】水の補給が簡単で、安価で、小型軽量で、且つ水タンクを容易に洗浄できるとともに、該水タンクの取り付けを簡単に行うことのできるコーヒーメーカを提供すること。
【解決手段】機器本体と、水タンクと、該水タンクと加熱源とを連通する往路液通路と、前記加熱源と庇部の底部に開口され抽出器上に熱湯を供給する吐出口とを連通する復路液通路と、加熱源とを備えるコーヒーメーカであって、前記機器本体は側面視コ字状を形成し、前記水タンクの一部には切り欠きが設けられるとともに、前記庇部上の一部には前記復路液通路をカバーする突条部材が一体に形成され、前記水タンク載置時、前記突条部材は前記水タンクの切り欠きに対向し前記水タンクの位置決め及び当て部として機能するコーヒーメーカ。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本願発明は、コーヒーメーカに関し、さらに詳しくは、水タンクと吐出口とを連通する液通路の一部が上方へ迂回しているコーヒーメーカの水タンク取り付け及びその本体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コーヒーメーカは、家庭等で気楽にコーヒーを作ることができる機器として広く普及しているものである。従来から良く知られているドリップ式コーヒーメーカとして図14に示すものがある。図に示すものは、載置部b、庇部c及び支柱部dからなる機器本体aを有している。
【0003】
前記載置部b上には、コーヒー粉が入れられる抽出器eが上部に配置されるサーバーfが載置され、抽出器e内に熱湯を供給することによりサーバーf内に抽出したコーヒーを回収する。また、前記支柱部dには底部にヒータgを具備した加熱容器hが設けられ、該加熱容器hは導水パイプiを介して前記庇部cに設けられる水タンクjと連通される。更に、加熱容器hの上面には吐出パイプkが設けられ、該吐出パイプkの先端の吐出口mは前記抽出器eの上部に開口されるとともに、前記吐出口mの下部近傍には、複数個の穴nを有する散水蓋pが設けられる。
【0004】
そして、前記水タンクjより導水パイプiを介して加熱容器h内に導入された水はヒータgにより加熱され、吐出パイプk先端の吐出口mより散水蓋pに設けられる複数個の穴nより前記抽出器eの上部に吐出され、抽出器e内においてコーヒーを抽出し、抽出したコーヒーをサーバーf内に貯留する(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
ところで、このようなコーヒーメーカは、取り扱いが簡単で、安価で場所を取らず、且つ不使用時には清潔にして保管できるよう小型軽量で、且つ簡単に洗浄可能なことが望まれている。
【0006】
ところが従来のコーヒーメーカは、前記庇部cに水タンクjを一体に設けているため、別の容器に水を入れその水を水タンクjに入れるというように水の補給が煩わしく、また、水タンクjとともに加熱容器hをも必要とするため部品点数が増えその分生産コストを押し上げていた。更に、加熱容器hを前記支柱部dに配置する必要があるため該支柱部dを大きくせざるを得なく、その結果、機器本体aが重く且つ大型化せざるを得なかった。更にまた水タンクjを洗おうとした場合には水タンクjを取り外すことができないため機器本体aごと洗い場に持っていかなければならない等非常に面倒であった。
【0007】
【特許文献1】
特公昭64−3493号公報。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明の目的は、このような課題を解決するもので、水の補給が簡単で、安価で、小型軽量で、且つ水タンクを容易に洗浄できるとともに、該水タンクの取り付けを簡単に行うことのできるコーヒーメーカを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を採用する。
【0010】
請求項1に係る発明では、抽出器が着脱自在に装着されるサーバーを載置する載置部と該載置部の一端から上方に延設される支柱部と該支柱部の上部において前記載置部の上方に向かって庇状に突出して形成される庇部とを有する機器本体と、前記庇部上に着脱自在に設けられる水タンクと、該水タンクと前記加熱源とを連通する往路液通路と、前記加熱源と前記庇部の底部に開口され前記抽出器上に熱湯を供給する吐出口とを連通する復路液通路と、加熱源とを備えるコーヒーメーカであって、前記機器本体は側面視コ字状を形成し、前記水タンクの一部には切り欠きが設けられるとともに、前記庇部上の一部には前記復路液通路をカバーする突条部材が一体に形成され、前記水タンク載置時、前記突条部材は前記水タンクの切り欠きに対向し前記水タンクの位置決め及び当て部として機能する構成。
【0011】
そしてこのような構成により、水タンクへの水の補給並びに洗浄が容易になる。そして機器本体は側面視コ字状であるため、サーバーを載置部に載置する際、前方並びに側方からも載置することができそれだけサーバーの取り扱いが容易になる。また、支柱部には従来のような加熱容器が不要となるためそれだけ小型軽量化が図れるとともに、生産コストが低減する。更に、庇部に設ける突条部材により水タンクの取り付けが簡単且つ確実になる。更にまた、液通路を庇部上方まで延長して配置することができるため、ドリップ途中で一旦ドリップを停止したとしてもサイフォン現象により水タンク内の水が全て流出する弊害がなくなる。
【0012】
請求項2に係る発明では、前記水タンクには、取手が設けられる構成。そしてこのような構成により、請求項1に係る発明の作用に加え、水タンクの持ち運びが容易になるとともに、該水タンクの取り付けがより簡単且つ確実になる。
【0013】
請求項3に係る発明では、前記機器本体には、カバー部材が設けられ、該カバー部材が重心の偏りに起因する偏荷重を吸収する構成。そしてこのような構成により、請求項1、2に係る発明の作用に加え、機器本体は側面視コ字状にしたとしてもその載置部と支柱部との境界領域、或いは支柱部と庇部との境界領域との強度不足を補うことができる。
【0014】
請求項4に係る発明では、前記カバー部材の上方は、前記水タンクの底部近傍まで設けられている構成。そしてこのような構成により、機器本体は側面視コ字状にしたとしてもその載置部と支柱部との境界領域、或いは支柱部と庇部との境界領域との強度不足をより確実に補うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1乃至図13に本願発明のコーヒーメーカを示す。図1はコーヒーメーカの全体斜視図を示し、図2はコーヒーメーカの全体断面図を示し、図3、図4は載置部の側断面及び平面図を示し、図5乃至図7は庇部の平面、側断面及び底面図を示し、図8乃至図10はカバー部材の側断面、平面及び正面図を示し、図11、図12は水タンクの側断面及び底面図を示し、図13は液通路の概略図を示す。
【0016】
コーヒーメーカは、ロート状の抽出器4が着脱自在に装着されるサーバー3を載置する載置部5と該載置部5の一端から上方に延設される支柱部6と該支柱部6の上部において前記載置部5の上方に向かって庇状に突出して形成される庇部7とを有する樹脂製で、且つ断面コ字状の機器本体1と、該庇部7上に着脱自在に装着される同じく樹脂製の水タンク2とを備えて構成され、その全体を図1に示す。なお、以下においては機器本体1の支柱部6側(図4の左側)を後方側と呼び、支柱部6と反対側(図4の右側)を前方側と呼ぶ。
【0017】
前記載置部5の上面に載置されるサーバー3は、透明な耐熱ガラス製からなるコップ形状を有するもので、その側面には、把手3aが付設される。そしてこのサーバー3の上端開口面には、樹脂製で且つロート状の抽出器4が着脱可能に載置される。
【0018】
この抽出器4内には、その内周面に適合した形状に折り畳まれたフィルター4aが内装され、該フィルター4a内には、コーヒー粉cが収容される。また、抽出器4の底部には複数個の抽出口4bが形成されるとともに、その上方開口面には蓋体4cが設けられる。
【0019】
この蓋体4cの中央部には、後記の復路液通路17先端の吐出口29から注がれる熱湯を受け止めて抽出器4内に導く連通口4dが形成されるとともに、この連通口4d内には、吐出口29から供給される熱湯を均等に拡散するための第1の散水部材32が形成される。この第1の散水部材32は、ともに一体に形成されてなる中央部の筒状部材32aと、該筒状部材32aから放射状で且つ等間隔に配置される複数枚の羽根状部材32bとからなり、その全体は扇風機の羽根と類似の形状を有し、吐出口29から連通口4d内に注がれる熱湯を均等に分散して抽出器4に導く。
【0020】
また、前記第1の散水部材32の上方には第2の散水部材33が取り付けられる。この第2の散水部材33は、複数個の環状体33aと、該複数個の環状体33aを連結するために放射状で且つ等間隔に配置される複数個の支柱33bと、この第2の散水部材33を前記庇部7に取り付けるために外周端から上方に突出し、且つ等間隔に配置される4本の係止片33cとから構成される格子形状の樹脂製部材であり、前記庇部7に対し回動することにより着脱自在にされる。
【0021】
このように前記吐出口29と抽出器4との間に第1の散水部材32及び第2の散水部材33を設けることにより、吐出口29より吐出される熱湯は、各散水部材32、33により2段に分散されるため、それだけより均等に分散しよりおいしいコーヒーが抽出されることになる。
【0022】
そして前記載置部5の上面に形成されるサーバー載置部には、熱良導体からなる載置板8が設けられ、該載置板8の内面には、加熱源としての電気ヒータ9が接触状態で設けられており、電気ヒータ9への通電時には、載置板8が加熱されて保温板として作用する。この電気ヒータ9は、例えばコイル状の熱良導体9a内に発熱体であるシーズヒータ9bを埋設することにより構成され、全体として伝熱部10を形成している。
【0023】
前記載置部5の形状を図3及び図4に示す。該載置部5は、水平部11及び該水平部11の一端より上方に立設してなる中空状の筒状体12からなる。水平部11は前記サーバーが載置される載置板8が設けられるとともに、その内部には、前記電気ヒータ9等からなる伝熱部10が配置される水平な部分であり、その下面には脚部15が設けられる。
【0024】
そして前記水平部11の後方側より上方に立設してなる中空状の筒状体12は、図4に示すように略円弧状を呈し、その底端部12aより上段部12bまでの長さH1を有する。そしてその上段部12bの中央には、長さH3でその上端部13aにビス穴14を有する長方形状の角柱膨出部13が形成され、更に該角柱膨出部13を挟んで往路液通路用貫通口12b1及び復路液通路用貫通口12b2がそれぞれ形成される。
【0025】
前記支柱部6は、前記載置部5上に立設する筒状体12と、後記の庇部7の筒状部19と、同じく後記のカバー部材35とで構成され、前記載置部5と庇部7とを連結し、庇部7及び水タンク2とを支持する支柱の作用をする断面略円弧状の部材であり、その内部には液通路としての往路液通路16及び復路液通路17が上下方向に配設される。
【0026】
前記庇部7は、載置部5の上方に向かって庇状に突出して形成される部材で、水平部18及び該水平部18の後方側より下方に垂下して一体に形成される中空状の筒状部19からなる。前記水平部18の上面には、前記水タンク2のタンク取手49が位置し、該タンク取手49を手でつかむ際、容易につかむことができる空間部として機能する取手配置面20、前記水タンク2を載置するための水平なタンク載置面21、該タンク載置面21の後方側の一方の角部に配置される突状部材22、キャップ用膨出部25、液通路用膨出部26、ビス穴27及びその外周部に形成される環状の起立壁24を有している。
【0027】
そして前記突状部材22は、前記復路液通路17をカバーする下方開口の中空状の部材であり、その内部に下方が開口し、且つ復路液通路17が配置される空間部22dを有しており、その平面形状は、図5に示すように直線状の第1側壁面22a、同じく直線状の第2側壁面22b及び円弧状で且つ外周壁を形成する第3側壁面22cからなる扇形を呈し、その第1側壁面22a及び第2側壁面22bはほぼ同じ長さとされ前記水タンク2の位置決め及び当て部として機能する。なお、第1側壁面22a及び第2側壁面22bは長さが異なるものでも良い。
【0028】
前記液通路用膨出部26及びキャップ用膨出部25内には、前記復路液通路17が配置されるとともに、図7に示すようにキャップ用膨出部25下面には前記復路液通路17の先端開口の吐出口29が通る貫通孔30a及び前記第2の散水部材33が固定される4個の係止孔30bが形成されるキャップ30がビス31により取り付けられる。
【0029】
前記タンク載置面21には、前記水タンク2の給水口47が装着される取水口23が、図5に示すようにビス穴27を挟んで前記突状部材22とは反対側のタンク載置面21に、図6に示すように該タンク載置面21を上下に貫通して形成される。そしてタンク載置面21の外周部位には長さH6からなる起立壁24が一体に立設され、該起立壁24によりタンク載置面21上に載置される水タンク2の移動を防止する。また起立壁24には、図5に示すように相対向して内側に突出する2つの突起28、28が設けられ、水タンク2に形成される凹部50に嵌合し水タンク2の移動を防止する。
【0030】
前記水平部18の後方側より下方に垂下してなる中空状の筒状部19は、図7に示すように略円弧状を呈し、その底端部19aより水平部18の底端部18aまでの長さH5を有し、同じくその底端部19aより前記起立壁24の上端部24aまでの長さH4を有している。
【0031】
そして前記筒状部19は、前記載置部5の後方側に形成される中空状の筒状体12と垂直方向に相対向して配置されるとともに、その外周上には前記筒状部19と筒状体12とを強固に連結し、且つそれらの強度を補強するためのカバー部材35が配設される。
【0032】
また前記庇部7の前方側底部には、キャップ30がビス31により固定されている。該キャップ30は、その中央に復路液通路17の先端開口である吐出口29が開口するための貫通孔30aが形成されるとともに、該貫通孔30aの外周には、放射状で且つ等間隔に前記第2の散水部材33を固定するための4個の係止孔30bが配置される。そして前記第2の散水部材33の4個の係止片33cをキャップ30の4個の係止孔30bに嵌合し、その後第2の散水部材33を回動することによりキャップ30に第2の散水部材33を固定する。その結果、該キャップ30の貫通孔30aから突出される吐出口29から供給される熱湯は、第2の散水部材33及び第1の散水部材32により均等に分散されて前記抽出器4内のフィルター4a上に供給され、おいしいコーヒーが抽出される。
【0033】
カバー部材35を図8乃至図10に示す。該カバー部材35は、長さの短い略円弧状の内周板部材36と長さの長い円弧状の外周板部材37とからなり、図8及び図10に示すように内周板部材36の中心と外周板部材37の中心とが同一水平面でほぼ一致する形態でそれぞれの端部において一体化されているとともに、両部材36、37により形成される内部空間の前記中心近傍には、水平な区画壁38が設けられ、該内部空間を上部空間T1及び下部空間T2に区画形成している。
【0034】
該区画壁38の中央には、内周板部材36から外周板部材37側に向かって長さH3の角柱突出部41が立設され、且つその上端部41aには2個のビス穴42が設けられる。また、区画壁38には前記角柱突出部41を挟んで液通路が通されるための往路液通路用貫通口39及び復路液通路用貫通口40が設けられる。
【0035】
そして、カバー部材35は、外周板部材37の下端部37aから区画壁38までの長さをH1に、区画壁38から外周板部材37の上端部37bまでの長さをH4に、内周板部材36の下端部36aから区画壁38までの長さをH2に、前記したように区画壁38の長さをH3に、更に区画壁38から内周板部材36の上端部36bまでの長さをH5にそれぞれ設定し、前記区画壁38上部の上部空間T1には前記庇部7の筒状部19が密に嵌合され、その下部の下部空間T2には前記載置部5の筒状体12が密に嵌合され、その後ビス穴42に図示しないビスを螺合することにより、該カバー部材35で庇部7の筒状部19と載置部5の筒状体12とを強固に連結し、カバー部材35と庇部7の筒状部19と載置部5の筒状体12とで前記支柱部6を構成する。
【0036】
即ち、まず前記載置部5を図3に示すような形態で置く。次に該載置部5の筒状体12の上方に前記カバー部材35の下部空間T2が対向するように配置し、該カバー部材35を下動し、載置部5の筒状体12上にカバー部材35の下部空間T2を嵌入する。
【0037】
すると、載置部5の筒状体12上の角柱膨出部13は、カバー部材35の下部空間T2上の角柱突出部41内に嵌合し、角柱膨出部13上のビス穴14と角柱突出部41上のビス穴42と、更には筒状体12の上段部12bに形成される往路液通路用貫通口12b1及び復路液通路用貫通口12b2とカバー部材35の区画壁38に形成される往路液通路用貫通口39及び復路液通路用貫通口40とがそれぞれ上下方向で一致するそしてカバー部材35の外周板部材37の下端部37aは筒状体12の底端部12aに位置し、カバー部材35の内周板部材36の下端部36aは水平部11の上面に位置し、載置部5はカバー部材35に対して密に嵌合される。
【0038】
次いでカバー部材35の上部空間T1の上方に前記庇部7の筒状部19が対向するように配置し、該庇部7を下動し、カバー部材35の上部空間T1内に庇部7の筒状部19を嵌入する。
【0039】
すると、庇部7の筒状部19は、カバー部材35の上部空間T1内に嵌合し、そしてカバー部材35の外周板部材37の上端部37bは筒状部19の上端部24aに位置し、カバー部材35の内周板部材36の上端部36bは水平部18の底端部18aに位置し、庇部7はカバー部材35に対して密に嵌合される。なお庇部7の筒状部19とカバー部材35とは図示しないがビス止めにより結合される。
【0040】
そしてこのように載置部5及び庇部7、特に水タンク2の底部近傍をも含めての庇部7をカバー部材35でほぼ完全に密に包囲することにより、機器本体1の形状を側面視コ字状にし、その上部に水タンク2を着脱自在に取り付けることにより発生する前方側下方に作用する大きな曲げモーメント、即ち、重心の偏りに起因する偏荷重を吸収することができる。
【0041】
水タンク2について説明すると、水タンク2は、水Wを収容する水収容部45と、該水収容部45の上端開口を覆うタンク蓋46と、底面に設けられ前記水収容部45の出口となる給水口47とを備えた略円形容器からなり、水収容部45の下部には前記タンク載置面21の外周上に形成される起立壁24に内接する長さH6の環状壁48が形成され、水タンク2をタンク載置面21に載置すると前記環状壁48がタンク載置面21の起立壁24に内接する状態で収納されるため、載置後においては水タンク2の移動が防止される。
【0042】
また、環状壁48の長さH6は、前記庇部7の起立壁24の長さH6と同じか若干長い長さであり、水タンク2が安定した状態でタンク載置面21上に載置できるように前記給水口47の突出量より高くされている。このようにすると、水タンク2の取り付け状態において水タンク2を安定した起立姿勢に保持することができる。なお、環状壁48には図12に示すように相対向する面に内側に突出してなる2個の凹部50が形成され、該凹部50は前記庇部7の起立壁24に形成される相対向する2個の突起28に嵌入され、水タンク2を位置決めするとともにその移動を防止する。
【0043】
前記水タンク2の外周側部には、タンク取手49が設けられ、該タンク取手49は水タンク2の載置時には前記庇部7の取手配置面20の前方側に位置される。そのためタンク取手49を手に持ったままでの庇部7上への水タンク2の載置を容易にしている。
【0044】
そして水タンク2の後方側の一方の角部には、切欠き51が設けられる。該切欠き51は、直線状の第1の側壁面51a及び直線状の第2の側壁面51bを有し、水タンク2の載置時には前記第1の側壁面51aは、庇部7上に形成される前記突状部材22の第1側壁面22aに対向し、前記第2の側壁面51bは、同突状部材22の第2の側壁面22bに対向し、突状部材22により水タンク2の位置決め及び移動防止がより確実に行われる。
【0045】
また、水タンク2の底面に設けられる前記給水口47は、前記タンク取手49のほぼ反対側の位置に設けられるとともに、図2に示すように該給水口47内にはスプリング52の付勢力により常時閉弁される弁体53が取り付けられる。そしてこの弁体53は、水タンク2の水収容部45内に水Wを満水位置Fまで入れ該水タンク2をタンク載置面21に載置することにより開弁される。即ち、水収容部45内に水Wを入れた水タンク2をタンク載置面21に載置すると取水口23内に上下方向に配置される突起体54が前記弁体53の下端に当接し、弁体53をスプリング52の付勢力に抗して開弁する。そのため、水タンク2内の水Wは、水タンク2をタンク載置面21に載置することにより前記往路液通路16の全て及び復路液通路17の一部に導入されることになる。
【0046】
前記往路液通路16及び復路液通路17について説明する。それらの配置形態の概略を図13に示す。前記往路液通路16の一端は、図2に示すように機器本体1の上部においてタンク載置面21に形成される取水口23に連結され、筒状体12の上段部12bに形成される往路液通路用貫通口12b1及びカバー部材35の区画壁38に形成される往路液通路用貫通口39を通り、その他端は、機器本体1の下部において電気ヒータ9を有する蒸気発生源である伝熱部10に連結され、水タンク2内の水Wを該往路液通路16を介して前記伝熱部10に導き該水Wを加熱沸騰させる。
【0047】
また、前記復路液通路17の一端は、機器本体1の下部において前記伝熱部10に連結されるとともに、筒状体12の上段部12bに形成される復路液通路用貫通口12b2及びカバー部材35の区画壁38に形成される復路液通路用貫通口40を通り前記吐出口29に連結されるが、その途中では前記庇部7に立設形成される突状部材22内の空間部22d内に延設されるとともに、その最上位置は図2及び図13に示すように水タンク2の満水位置F以上の高さにまで持ち上げられるとともに、該最上位置に空気貯留空間17aを形成している。
【0048】
そして、このような構成により復路液通路17内の水は、伝熱部10において電気ヒータ9により加熱沸騰され、その際発生する水蒸気の圧力によって復路液通路17の上方に押し上げられて吐出口29から熱湯として吐出され、前記第2の散水部材33及び第1の散水部材32により均等に分散され、前記抽出器4に供給される。
【0049】
ところで、前記復路液通路17の途中通路を図2及び図13に示すように水タンク2の満水位置Fより低い位置で吐出口29に連通するものであっても、熱湯の供給は十分可能であるが、そのような形態のものでは、例えばドリップ途中でそのドリップを終了させたい場合電気ヒータ9への通電をオフすることになるが、例え電気ヒータ9をオフにしたとしても復路液通路17中はお湯で満たされているためサイフォン現象により水タンク2内の水がなくなるまで流れを止めることができないという弊害を有する。そしてこの弊害は、例え復路液通路17の通路の一部を水タンク2の満水位置F以上の高さにまで単に持ち上げただけでは同じように発生する。
【0050】
即ち、例え復路液通路17の通路の一部を水タンク2の満水位置F以上の高さにまで持ち上げた形態として、ドリップ途中で電気ヒータ9への通電をオフにした場合に、水タンク2の満水位置F以上に持ち上げた復路液通路17の最上位置の通路内に空気が貯留されていなければサイフォン現象を停止させることができなく、やはり水タンク2内の水がなくなるまでその流れを止めることができない。
【0051】
ところがその弊害は、復路液通路17の体積、径並びに加熱容量を調整することにより復路液通路17の最上位置の通路内に空気を貯留することができることを実験で確かめた。そしてこの知見に基づき本願は、復路液通路17の最上位置を水タンク2の満水位置F以上の高さにまで持ち上げるとともに、該最上位置に空気貯留空間17aを形成する構成を採用している。
【0052】
このような構成により、ドリップ途中でそのドリップを終了させるために電気ヒータ9の通電をオフにしたとしても、復路液通路17の最上位置の通路内に空気が貯留され、前記空気貯留空間17aが形成されるためサイフォン現象は停止され、例え水タンク2内に水が残っていたとしてもその水が排出されることはない。
【0053】
上記のように横成されたコーヒーメーカにおいては、次のような作用効果が得られる。
【0054】
コーヒー抽出時には、まず、抽出器4内にフィルター4aをセットし、所定量のコーヒー粉cをフィルター4a内に入れる。その状態で所定量の水Wを収容した水タンク2の給水口47を取水口23に装着し、電源を投入すると、水タンク2内の水Wは、給水口47の取水口23への装着と同時に開弁される弁体53を介して往路液通路16に流れ込む。該往路液通路16に流れ込んだ水Wは、伝熱部10を通過する過程で電気ヒータ9により加熱沸騰せしめられ、その時発生する水蒸気の圧力により押し上げられて復路液通路17を経て該復路液通路17先端の吐出口29から第2の散水部材33に向かって吐出される。
【0055】
第2の散水部材33に向かって吐出された熱湯は、該第2の散水部材33で分散され、抽出器4の蓋体4cに形成される第1の散水部材32に吐出される。そして該第1の散水部材32により更に細かく且つ均等に分散され、抽出器4内に導入される。抽出器4においては、導入された熱湯によりコーヒー液が抽出され、抽出されたコーヒー液は抽出口4bからサーバー3内に流下し、おいしいコーヒーとして貯留される。
【0056】
本願発明は、前記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。
【0057】
【発明の効果】
請求項1に係る発明では、機器本体を側面視コ字状に形成し、水タンクの一部には切り欠きを設けるとともに、庇部上の一部には復路液通路をカバーする突条部材を一体に形成する。そして、水タンク載置時、突条部材を水タンクの切り欠きに対向し水タンクの位置決め及び当て部として機能させることにより、水タンクへの水の補給並びに洗浄を容易に行うことができる。そして機器本体を側面視コ字状にすることにより、サーバーを載置部に載置する際、前方並びに側方のいずれからも載置することができそれだけサーバーの取り扱いを容易にすることができるとともに、全体の形状を簡素化することにより見栄えを向上することができる。
【0058】
また、支柱部には従来のような加熱容器を不要にすることができるためそれだけ小型軽量化を図ることができるとともに、生産コストを低減することができる。更に、庇部に設ける突条部材により水タンクの取り付けを簡単且つ確実に行うことができるためそれだけ信頼性を向上することができる。更にまた、液通路を庇部上方まで延長して配置することができるため、ドリップ途中で一旦ドリップを停止したとしてもサイフォン現象により水タンク内の水が全て流出する弊害、並びにお湯切れが悪くなるという弊害を防止することができる。
【0059】
請求項2に係る発明では、水タンクに取手を設けることにより、請求項1に係る発明の効果に加え、水タンクの持ち運びを容易にすることができるとともに、該水タンクの取り付けをより簡単且つ確実に行うことができ、それだけ信頼性を向上させることができる。
【0060】
請求項3に係る発明では、機器本体にカバー部材を設け、該カバー部材により重心の偏りに起因する偏荷重を吸収させることにより、請求項1、2に係る発明の効果に加え、機器本体を側面視コ字状にした場合の載置部と支柱部との境界領域、或いは支柱部と庇部との境界領域との強度不足を補うことができ、それだけ信頼性を向上させることができる。
【0061】
請求項4に係る発明では、カバー部材の上方を水タンクの底部近傍まで設けることにより、機器本体を側面視コ字状にした場合の載置部と支柱部との境界領域、或いは支柱部と庇部との境界領域との強度不足をより補うことができ、それだけ信頼性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のコーヒーメーカの全体を示す斜視図。
【図2】本願発明のコーヒーメーカの全体を示す断面図。
【図3】本願発明の載置部の側断面図。
【図4】本願発明の載置部の平面図。
【図5】本願発明の庇部の平面図。
【図6】本願発明の庇部の側断面図。
【図7】本願発明の庇部の底面図。
【図8】本願発明のカバー部材の側断面図。
【図9】本願発明のカバー部材の平面図。
【図10】本願発明のカバー部材の正面図。
【図11】本願発明の水タンクの側断面図。
【図12】本願発明の水タンクの底面図。
【図13】本願発明の液通路の概略図。
【図14】従来のコーヒーメーカの概略断面図。
【符号の説明】
1…機器本体 2…水タンク
3…サーバー 3a…把手
4…抽出器 4a…フィルター
4b…抽出口 4c…蓋体
4d…連通口 5…載置部
6…支柱部 7…庇部
8…載置板 9…電気ヒータ
9a…熱良導体 9b…シーズヒータ
10…伝熱部 11…水平部
12…筒状体 12b1…往路液通路用貫通口
12b2…復路液通路用貫通口 13…角柱膨出部
14,27,42…ビス穴 15…脚部
16…往路液通路 17…復路液通路
17a…空気貯留空間 18…水平部
19…筒状部 20…取手配置面
21…タンク載置面 22…突状部材
22a…第1側壁面 22b…第2側壁面
22c…第3側壁面 22d…空間部
23…取水口 24…起立壁
25…キャップ用膨出部 26…液通路用膨出部
28…突起 29…吐出口
30…キャップ 30a…貫通孔
30b…係止孔 31…ビス
32…第1の散水部材 32a…筒状部材
32b…羽根状部材 33…第2の散水部材
33a…環状体 33b…支柱
33c…係止片 35…カバー部材
36…内周板部材 37…外周板部材
38…区画壁 39…往路液通路用貫通口
40…復路液通路用貫通口 41…角柱突出部
45…水収容部 46…タンク蓋
47…給水口 48…環状壁
49…タンク取手 50…凹部
51a…第1の側壁面 51b…第2の側壁面
52…スプリング 53…弁体
54…突起体

Claims (4)

  1. 抽出器が着脱自在に装着されるサーバーを載置する載置部と該載置部の一端から上方に延設される支柱部と該支柱部の上部において前記載置部の上方に向かって庇状に突出して形成される庇部とを有する機器本体と、前記庇部上に着脱自在に設けられる水タンクと、該水タンクと前記加熱源とを連通する往路液通路と、前記加熱源と前記庇部の底部に開口され前記抽出器上に熱湯を供給する吐出口とを連通する復路液通路と、加熱源とを備えるコーヒーメーカであって、前記機器本体は側面視コ字状を形成し、前記水タンクの一部には切り欠きが設けられるとともに、前記庇部上の一部には前記復路液通路をカバーする突条部材が一体に形成され、前記水タンク載置時、前記突条部材は前記水タンクの切り欠きに対向し前記水タンクの位置決め及び当て部として機能することを特徴とするコーヒーメーカ。
  2. 前記水タンクには、取手が設けられることを特徴とする請求項1記載のコーヒーメーカ。
  3. 前記機器本体には、カバー部材が設けられ、該カバー部材が重心の偏りに起因する偏荷重を吸収することを特徴とする請求項1、2記載のコーヒーメーカ。
  4. 前記カバー部材の上方は、前記水タンクの底部近傍まで設けられていることを特徴とする請求項3記載のコーヒーメーカ。
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