JP2004328808A - 無線波受信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】無線波受信システムの受信効率を良好に保つ技術が求められている。
【解決手段】レクテナ防汚装置26は、レクテナ22を覆うように構成された樹脂フィルムカバー32と、樹脂フィルムカバー32を張りわたす第1回転軸42及び第2回転軸44と、樹脂フィルムカバー32を循環移動させるために第1回転軸42を回転させるモータ36と、樹脂フィルムカバー32が循環する際に、その循環を利用して表面を清掃する清掃装置30と、樹脂フィルムカバー32表面の汚れを検出する第1汚れセンサ52及び第2汚れセンサ54を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】レクテナ防汚装置26は、レクテナ22を覆うように構成された樹脂フィルムカバー32と、樹脂フィルムカバー32を張りわたす第1回転軸42及び第2回転軸44と、樹脂フィルムカバー32を循環移動させるために第1回転軸42を回転させるモータ36と、樹脂フィルムカバー32が循環する際に、その循環を利用して表面を清掃する清掃装置30と、樹脂フィルムカバー32表面の汚れを検出する第1汚れセンサ52及び第2汚れセンサ54を備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線波によりエネルギを供給する技術に関し、特に、無線波の受信効率の低下を抑制する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
路面に設置したマイクロ波送信器や人工衛星などのエネルギ供給設備から、マイクロ波を車両などの移動体に供給し、移動体がマイクロ波を電力変換して電気エネルギを取得するエネルギ供給システムについての研究が行われている。このようなエネルギ供給システムとして、効率的なエネルギ受給のために、マイクロ波の送信装置及び受信装置にマイクロ波が不必要に拡散しないように反射板を設けるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−152996号公報(全文)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
マイクロ波のような無線波によるエネルギ供給システムは、まだ開発段階にあり、実用化に向けて、エネルギ受給の効率向上の為に技術が求められている。エネルギの有効利用は、エネルギの使用料金の低減というコストの観点と、環境負荷の低減という観点の両面から非常に大きな命題である。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気エネルギに変換可能な無線波を受信する際に、受信効率の低下を抑制する技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、無線波受信システムに関する。この無線波受信システムは、電気エネルギに変換可能な無線波を受信する受信手段と、受信手段の受信能力を保つよう機能する保護手段と、を備える。保護手段として、例えば、物理的なダメージを低減する保護層や、受信能力を良好な状態に保つよう、無線波を吸収したり受信の障害となったりする水滴や汚れなどを取り除く清掃装置などがある。保護手段として、更に例えば、受信手段の一例であるアンテナ表面にコーティングされた酸化チタンがある。
【0007】
当該無線波受信システムは、保護手段の状態の回復を図るよう機能する回復手段を更に備えてもよい。当該無線波受信システムは、保護手段の状態を検出する状態検出手段を更に備えてもよく、回復手段は、状態検出手段の検出結果に基づいて保護手段の状態の回復を図るよう機能してもよい。当該無線波受信システムは、保護手段を洗浄する洗浄手段を更に備えてもよい。例えば、無線波の受信に先だって、受信手段であるアンテナ表面、もしくはアンテナの保護層の汚れの有無を検証し、汚れがあればその汚れを取り除く。
【0008】
当該無線波受信システムは、保護手段の洗浄状態を検出する洗浄状態検出手段を更に備えてもよく、洗浄手段は、洗浄状態検出手段の検出結果に基づいて保護手段を洗浄してもよい。この構成によると、例えば、洗浄状態に応じて洗浄手段を変更や、洗浄処理の継続を行うことができる。
【0009】
本発明の更に別の態様も無線波受信システムに関する。この無線波受信システムは、車両底部に設けられ、車両の駆動に利用する電気エネルギに変換可能な無線波を受信する受信手段と、受信手段の外面を覆い、循環しながら移動する保護手段と、保護手段を循環させる駆動手段と、保護手段の表面状態を検出する状態検出手段と、保護手段の表面状態に応じて、保護手段を循環させながら、保護手段の表面を洗浄する洗浄手段と、を備える。
【0010】
車両においてマイクロ波を受信しエネルギとして利用する場合、特にタイヤによる水滴のはねなどを原因とする汚れに配慮する必要がある。そこで、例えば、無線波を受信するアンテナを、無線波を良好に透過する樹脂フィルムで覆い、その樹脂フィルムを清浄に維持することで、無線波の受信効率の低下が防止される。
【0011】
また、検出手段は、洗浄手段で洗浄処理がなされた後に、再度、保護手段の表面状態を検出し、洗浄手段は、洗浄処理前後の表面状態から、洗浄が不十分であると判断した場合は、洗浄処理を継続してもよい。この構成により、洗浄を確実に行える。更に、洗浄処理の継続回数に応じて、洗浄手段に異常が発生しているかどうかの判定がなされてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、実施の形態に係る車両10および車両10にエネルギを供給するエネルギ供給システムの構成を示す。車両10は、マイクロ波を受信して電気エネルギに変換するレクテナ22と、レクテナ22で変換された電気エネルギを充電するバッテリ14と、レクテナ22の表面状態を清浄に保つレクテナ防汚装置26と、を備える。
【0013】
具体的に、車両10は、路面に設けられるマイクロ波送電装置80から供給されるマイクロ波を、レクテナ22が受信し、受信したマイクロ波を電気エネルギに変換する。なお、車両10のマイクロ波受信は、走行中、停車中のいずれの状態でなされてもよい。レクテナ22において変換された電気エネルギはバッテリ14に充電され、車載の電気負荷により利用される。電気負荷は、例えば車両10の照明や、冷暖房装置、各種車載コンピュータ、車両走行の駆動源となる走行用モータなどである。
【0014】
レクテナ防汚装置26は、レクテナ22の受信コンディションを良好に保つよう機能する。図2は、レクテナ防汚装置26の構成を示している。レクテナ防汚装置26は、レクテナ22を覆うように構成された樹脂フィルムカバー32と、樹脂フィルムカバー32を張りわたす第1回転軸42及び第2回転軸44と、樹脂フィルムカバー32を循環移動させるために第1回転軸42を回転させるモータ36と、樹脂フィルムカバー32が循環移動する際に、樹脂フィルムカバー32の表面を清掃する清掃装置30と、レクテナ防汚装置26をコントロールする防汚用ECU34と、樹脂フィルムカバー32表面の汚れを検出する第1汚れセンサ52及び第2汚れセンサ54を備える。
【0015】
樹脂フィルムカバー32は、マイクロ波の吸収が少ない材料、例えば、ポリプロピレンやポリ塩化ビニル等からなるフィルム状の樹脂を用いて、無端状に構成されている。なお、樹脂フィルムカバー32の材料は、強度、耐候性を考慮して選択される。また、樹脂フィルムカバー32を確実に循環移動させるために、樹脂フィルムカバー32の両端に送り用ガイドが設けられ、第1回転軸42はその送り用ガイドに合致する歯付き回転軸として構成されてもよい。
【0016】
清掃装置30は、清掃用ブラシ62および送風機64を備え、清掃用ブラシ62は樹脂フィルムカバー32の表面に接触するように構成されている。樹脂フィルムカバー32が循環移動する際に、清掃用ブラシ62は、樹脂フィルムカバー32の表面に付着している水や埃などの汚れを拭き払う。さらに、清掃用ブラシ62による処理後、送風機64は空気を吹き付け、樹脂フィルムカバー32の表面を乾燥させる。更に、清掃装置30は、洗浄液噴射装置66を備え、汚れに応じて適宜洗浄液を噴射する。清掃手法として他に、圧縮空気を樹脂フィルムカバー32に吹き付け、汚れを吹き飛ばしてもよい。
【0017】
第1汚れセンサ52は、樹脂フィルムカバー32路面側内側に接するように設けられており、樹脂フィルムカバー32の路面側に面している外側表面の汚れの状態を検出する。第2汚れセンサ54は、レクテナ22の車両側内側に接するように設けられており、清掃装置30で清掃された後の、樹脂フィルムカバー32の外側表面の汚れを検出する。つまり、第2汚れセンサ54によって、清掃装置30の清掃が十分であるか否かが検出される。
【0018】
第1汚れセンサ52及び第2汚れセンサ54は、樹脂フィルムカバー32の表面の静電容量の変化を検出し、その検出結果を防汚用ECU34に通知する。防汚用ECU34は、その静電容量の変化に基づいて、樹脂フィルムカバー32の表面の汚れの状態を判断する。なお、車両10のフロントガラスに雨滴が付着した際に、静電容量が変化することでワイパーを自動的に動かす技術が実用化されており、その技術を利用することで、樹脂フィルムカバー32の表面の汚れ検出を実現することができる。また、樹脂フィルムカバー32を透明な部材で構成し、樹脂フィルムカバー32を透過する光の状態をもとに樹脂フィルムカバー32の汚れを検出してもよい。
【0019】
防汚用ECU34は、第1汚れセンサ52および第2汚れセンサ54より通知された検出結果に応じて、清掃方法を選択する。より具体的には、防汚用ECU34は、樹脂フィルムカバー32の循環移動速度、つまりモータ36の回転速度を調整したり、清掃装置30から洗浄液を噴射するように制御する。なお、防汚用ECU34は、CPU、RAM、ROMを備えて構成され、図示しない車載されている他のECUと互いに必要な情報を授受し合って動作する。
【0020】
なお、レクテナ防汚装置26による樹脂フィルムカバー32表面の清掃処理がなされる条件として、例えば、ユーザの指示や、マイクロ波送電装置80に近づいたとき、清掃処理が所定期間行われなかったとき、雨天になったとき等がある。マイクロ波送電装置80が自動車専用道路に設けられる場合であれば、車両10が自動車専用道路に入ったときに、マイクロ波送電装置80に達するまでに樹脂フィルムカバー32の清掃処理を行う。このとき、カーナビゲーションシステムの情報を利用してもよい。
【0021】
図3は、レクテナ防汚装置26による樹脂フィルムカバー32の清掃処理を示すフローチャートである。この清掃処理が起動すると、まず、防汚用ECU34は、第1汚れセンサ52の検出結果を基に、樹脂フィルムカバー32の表面状態を取得し(S10)、清掃が必要か否かを判定する(S12)。清掃が必要でないと判定された場合(S12のN)、この清掃処理は終了する。清掃が必要であると判定された場合(S12のY)、防汚用ECU34は、モータ36を駆動させることで樹脂フィルムカバー32を循環移動させ(S14)、清掃用ブラシ62で樹脂フィルムカバー32表面を清掃する(S16)。なお、樹脂フィルムカバー32の循環移動は、路面に面していた領域が全て清掃されるまで継続する。
【0022】
樹脂フィルムカバー32の循環移動が終了すると、防汚用ECU34は第2汚れセンサ54の検出結果を基に、清掃後の樹脂フィルムカバー32の汚れを確認し(S18)、清掃が十分であるか否かを判定する(S20)。清掃が不十分であると判定された場合(S20のN)、防汚用ECU34は、洗浄液噴射装置66から洗浄液を噴射する(S22)。その後、S14の処理に戻り、S20までの一連の処理を繰り返す。清掃が十分であると判定されると(S20のY)、この清掃処理は終了する。以上により、樹脂フィルムカバー32は清浄に保たれるため、レクテナ22は、良好なマイクロ波の受信を実現できる。
【0023】
なお、清掃処理が所定回数継続された場合、防汚用ECU34は、清掃装置30に故障が発生したと判定し、清掃処理を中止するとともに、その旨をユーザに通知してもよい。また、S10の処理にいおいて、樹脂フィルムカバー32の汚れの程度を複数のレベルで判定し、そのレベルに応じて、樹脂フィルムカバー32の循環移動速度を変えてもよいし、1度目の清掃処理から、洗浄液を噴射してもよい。
【0024】
一般的には、マイクロ波をより多く受信するには、レクテナ22の面積を大きくするのが望ましい。その場合、レクテナ22のレイアウトによっては、一つのレクテナ防汚装置26でレクテナ22全面の清掃処理が不可能な場合もある。そのような場合、レクテナ22のレイアウトに応じて、複数のレクテナ防汚装置26を用いて清掃処理がなされてもよい。
【0025】
なお、上記レクテナ防汚装置26は、レクテナ22を覆うよう構成された樹脂フィルムカバー32を循環移動させ、それによって清掃処理を行う構成であったが、これに限る趣旨ではない。例えば、レクテナ22に保護層を形成し、その保護層の汚れに応じて、例えば、ワイパーブレードで汚れを拭き取ったり、圧縮空気で汚れを取り除いたりしてもよい。
【0026】
また、レクテナ防汚装置26を複数設置する場合、レクテナ防汚装置26がなす清掃処理は一種類に限る必要はなく、レイアウトに応じて、レクテナ防汚装置26ごとに適切な清掃処理が設定されてもよい。
【0027】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0028】
【発明の効果】
本発明によると、電気エネルギに変換可能な無線波をレクテナが受信する際に、受信効率の低下を抑制することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るレクテナ防汚装置を備える車両および車両にマイクロ波によってエネルギを供給するエネルギ供給システムの構成を示す図である。
【図2】レクテナ防汚装置の構成図を示すとともに、レクテナとレクテナ防汚装置の配置関係を示す図である。
【図3】レクテナ防汚装置による樹脂フィルムカバーの清掃処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 車両、 14 バッテリ、 22 レクテナ、 24 整流回路、 26 レクテナ防汚装置、 30 清掃装置、 32 樹脂フィルムカバー、 34 防汚用ECU、 36 モータ、 42 第1回転軸、 44 第2回転軸、 52 第1汚れセンサ、 54 第2汚れセンサ、 80 マイクロ波送電装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線波によりエネルギを供給する技術に関し、特に、無線波の受信効率の低下を抑制する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
路面に設置したマイクロ波送信器や人工衛星などのエネルギ供給設備から、マイクロ波を車両などの移動体に供給し、移動体がマイクロ波を電力変換して電気エネルギを取得するエネルギ供給システムについての研究が行われている。このようなエネルギ供給システムとして、効率的なエネルギ受給のために、マイクロ波の送信装置及び受信装置にマイクロ波が不必要に拡散しないように反射板を設けるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−152996号公報(全文)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
マイクロ波のような無線波によるエネルギ供給システムは、まだ開発段階にあり、実用化に向けて、エネルギ受給の効率向上の為に技術が求められている。エネルギの有効利用は、エネルギの使用料金の低減というコストの観点と、環境負荷の低減という観点の両面から非常に大きな命題である。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気エネルギに変換可能な無線波を受信する際に、受信効率の低下を抑制する技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、無線波受信システムに関する。この無線波受信システムは、電気エネルギに変換可能な無線波を受信する受信手段と、受信手段の受信能力を保つよう機能する保護手段と、を備える。保護手段として、例えば、物理的なダメージを低減する保護層や、受信能力を良好な状態に保つよう、無線波を吸収したり受信の障害となったりする水滴や汚れなどを取り除く清掃装置などがある。保護手段として、更に例えば、受信手段の一例であるアンテナ表面にコーティングされた酸化チタンがある。
【0007】
当該無線波受信システムは、保護手段の状態の回復を図るよう機能する回復手段を更に備えてもよい。当該無線波受信システムは、保護手段の状態を検出する状態検出手段を更に備えてもよく、回復手段は、状態検出手段の検出結果に基づいて保護手段の状態の回復を図るよう機能してもよい。当該無線波受信システムは、保護手段を洗浄する洗浄手段を更に備えてもよい。例えば、無線波の受信に先だって、受信手段であるアンテナ表面、もしくはアンテナの保護層の汚れの有無を検証し、汚れがあればその汚れを取り除く。
【0008】
当該無線波受信システムは、保護手段の洗浄状態を検出する洗浄状態検出手段を更に備えてもよく、洗浄手段は、洗浄状態検出手段の検出結果に基づいて保護手段を洗浄してもよい。この構成によると、例えば、洗浄状態に応じて洗浄手段を変更や、洗浄処理の継続を行うことができる。
【0009】
本発明の更に別の態様も無線波受信システムに関する。この無線波受信システムは、車両底部に設けられ、車両の駆動に利用する電気エネルギに変換可能な無線波を受信する受信手段と、受信手段の外面を覆い、循環しながら移動する保護手段と、保護手段を循環させる駆動手段と、保護手段の表面状態を検出する状態検出手段と、保護手段の表面状態に応じて、保護手段を循環させながら、保護手段の表面を洗浄する洗浄手段と、を備える。
【0010】
車両においてマイクロ波を受信しエネルギとして利用する場合、特にタイヤによる水滴のはねなどを原因とする汚れに配慮する必要がある。そこで、例えば、無線波を受信するアンテナを、無線波を良好に透過する樹脂フィルムで覆い、その樹脂フィルムを清浄に維持することで、無線波の受信効率の低下が防止される。
【0011】
また、検出手段は、洗浄手段で洗浄処理がなされた後に、再度、保護手段の表面状態を検出し、洗浄手段は、洗浄処理前後の表面状態から、洗浄が不十分であると判断した場合は、洗浄処理を継続してもよい。この構成により、洗浄を確実に行える。更に、洗浄処理の継続回数に応じて、洗浄手段に異常が発生しているかどうかの判定がなされてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、実施の形態に係る車両10および車両10にエネルギを供給するエネルギ供給システムの構成を示す。車両10は、マイクロ波を受信して電気エネルギに変換するレクテナ22と、レクテナ22で変換された電気エネルギを充電するバッテリ14と、レクテナ22の表面状態を清浄に保つレクテナ防汚装置26と、を備える。
【0013】
具体的に、車両10は、路面に設けられるマイクロ波送電装置80から供給されるマイクロ波を、レクテナ22が受信し、受信したマイクロ波を電気エネルギに変換する。なお、車両10のマイクロ波受信は、走行中、停車中のいずれの状態でなされてもよい。レクテナ22において変換された電気エネルギはバッテリ14に充電され、車載の電気負荷により利用される。電気負荷は、例えば車両10の照明や、冷暖房装置、各種車載コンピュータ、車両走行の駆動源となる走行用モータなどである。
【0014】
レクテナ防汚装置26は、レクテナ22の受信コンディションを良好に保つよう機能する。図2は、レクテナ防汚装置26の構成を示している。レクテナ防汚装置26は、レクテナ22を覆うように構成された樹脂フィルムカバー32と、樹脂フィルムカバー32を張りわたす第1回転軸42及び第2回転軸44と、樹脂フィルムカバー32を循環移動させるために第1回転軸42を回転させるモータ36と、樹脂フィルムカバー32が循環移動する際に、樹脂フィルムカバー32の表面を清掃する清掃装置30と、レクテナ防汚装置26をコントロールする防汚用ECU34と、樹脂フィルムカバー32表面の汚れを検出する第1汚れセンサ52及び第2汚れセンサ54を備える。
【0015】
樹脂フィルムカバー32は、マイクロ波の吸収が少ない材料、例えば、ポリプロピレンやポリ塩化ビニル等からなるフィルム状の樹脂を用いて、無端状に構成されている。なお、樹脂フィルムカバー32の材料は、強度、耐候性を考慮して選択される。また、樹脂フィルムカバー32を確実に循環移動させるために、樹脂フィルムカバー32の両端に送り用ガイドが設けられ、第1回転軸42はその送り用ガイドに合致する歯付き回転軸として構成されてもよい。
【0016】
清掃装置30は、清掃用ブラシ62および送風機64を備え、清掃用ブラシ62は樹脂フィルムカバー32の表面に接触するように構成されている。樹脂フィルムカバー32が循環移動する際に、清掃用ブラシ62は、樹脂フィルムカバー32の表面に付着している水や埃などの汚れを拭き払う。さらに、清掃用ブラシ62による処理後、送風機64は空気を吹き付け、樹脂フィルムカバー32の表面を乾燥させる。更に、清掃装置30は、洗浄液噴射装置66を備え、汚れに応じて適宜洗浄液を噴射する。清掃手法として他に、圧縮空気を樹脂フィルムカバー32に吹き付け、汚れを吹き飛ばしてもよい。
【0017】
第1汚れセンサ52は、樹脂フィルムカバー32路面側内側に接するように設けられており、樹脂フィルムカバー32の路面側に面している外側表面の汚れの状態を検出する。第2汚れセンサ54は、レクテナ22の車両側内側に接するように設けられており、清掃装置30で清掃された後の、樹脂フィルムカバー32の外側表面の汚れを検出する。つまり、第2汚れセンサ54によって、清掃装置30の清掃が十分であるか否かが検出される。
【0018】
第1汚れセンサ52及び第2汚れセンサ54は、樹脂フィルムカバー32の表面の静電容量の変化を検出し、その検出結果を防汚用ECU34に通知する。防汚用ECU34は、その静電容量の変化に基づいて、樹脂フィルムカバー32の表面の汚れの状態を判断する。なお、車両10のフロントガラスに雨滴が付着した際に、静電容量が変化することでワイパーを自動的に動かす技術が実用化されており、その技術を利用することで、樹脂フィルムカバー32の表面の汚れ検出を実現することができる。また、樹脂フィルムカバー32を透明な部材で構成し、樹脂フィルムカバー32を透過する光の状態をもとに樹脂フィルムカバー32の汚れを検出してもよい。
【0019】
防汚用ECU34は、第1汚れセンサ52および第2汚れセンサ54より通知された検出結果に応じて、清掃方法を選択する。より具体的には、防汚用ECU34は、樹脂フィルムカバー32の循環移動速度、つまりモータ36の回転速度を調整したり、清掃装置30から洗浄液を噴射するように制御する。なお、防汚用ECU34は、CPU、RAM、ROMを備えて構成され、図示しない車載されている他のECUと互いに必要な情報を授受し合って動作する。
【0020】
なお、レクテナ防汚装置26による樹脂フィルムカバー32表面の清掃処理がなされる条件として、例えば、ユーザの指示や、マイクロ波送電装置80に近づいたとき、清掃処理が所定期間行われなかったとき、雨天になったとき等がある。マイクロ波送電装置80が自動車専用道路に設けられる場合であれば、車両10が自動車専用道路に入ったときに、マイクロ波送電装置80に達するまでに樹脂フィルムカバー32の清掃処理を行う。このとき、カーナビゲーションシステムの情報を利用してもよい。
【0021】
図3は、レクテナ防汚装置26による樹脂フィルムカバー32の清掃処理を示すフローチャートである。この清掃処理が起動すると、まず、防汚用ECU34は、第1汚れセンサ52の検出結果を基に、樹脂フィルムカバー32の表面状態を取得し(S10)、清掃が必要か否かを判定する(S12)。清掃が必要でないと判定された場合(S12のN)、この清掃処理は終了する。清掃が必要であると判定された場合(S12のY)、防汚用ECU34は、モータ36を駆動させることで樹脂フィルムカバー32を循環移動させ(S14)、清掃用ブラシ62で樹脂フィルムカバー32表面を清掃する(S16)。なお、樹脂フィルムカバー32の循環移動は、路面に面していた領域が全て清掃されるまで継続する。
【0022】
樹脂フィルムカバー32の循環移動が終了すると、防汚用ECU34は第2汚れセンサ54の検出結果を基に、清掃後の樹脂フィルムカバー32の汚れを確認し(S18)、清掃が十分であるか否かを判定する(S20)。清掃が不十分であると判定された場合(S20のN)、防汚用ECU34は、洗浄液噴射装置66から洗浄液を噴射する(S22)。その後、S14の処理に戻り、S20までの一連の処理を繰り返す。清掃が十分であると判定されると(S20のY)、この清掃処理は終了する。以上により、樹脂フィルムカバー32は清浄に保たれるため、レクテナ22は、良好なマイクロ波の受信を実現できる。
【0023】
なお、清掃処理が所定回数継続された場合、防汚用ECU34は、清掃装置30に故障が発生したと判定し、清掃処理を中止するとともに、その旨をユーザに通知してもよい。また、S10の処理にいおいて、樹脂フィルムカバー32の汚れの程度を複数のレベルで判定し、そのレベルに応じて、樹脂フィルムカバー32の循環移動速度を変えてもよいし、1度目の清掃処理から、洗浄液を噴射してもよい。
【0024】
一般的には、マイクロ波をより多く受信するには、レクテナ22の面積を大きくするのが望ましい。その場合、レクテナ22のレイアウトによっては、一つのレクテナ防汚装置26でレクテナ22全面の清掃処理が不可能な場合もある。そのような場合、レクテナ22のレイアウトに応じて、複数のレクテナ防汚装置26を用いて清掃処理がなされてもよい。
【0025】
なお、上記レクテナ防汚装置26は、レクテナ22を覆うよう構成された樹脂フィルムカバー32を循環移動させ、それによって清掃処理を行う構成であったが、これに限る趣旨ではない。例えば、レクテナ22に保護層を形成し、その保護層の汚れに応じて、例えば、ワイパーブレードで汚れを拭き取ったり、圧縮空気で汚れを取り除いたりしてもよい。
【0026】
また、レクテナ防汚装置26を複数設置する場合、レクテナ防汚装置26がなす清掃処理は一種類に限る必要はなく、レイアウトに応じて、レクテナ防汚装置26ごとに適切な清掃処理が設定されてもよい。
【0027】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0028】
【発明の効果】
本発明によると、電気エネルギに変換可能な無線波をレクテナが受信する際に、受信効率の低下を抑制することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るレクテナ防汚装置を備える車両および車両にマイクロ波によってエネルギを供給するエネルギ供給システムの構成を示す図である。
【図2】レクテナ防汚装置の構成図を示すとともに、レクテナとレクテナ防汚装置の配置関係を示す図である。
【図3】レクテナ防汚装置による樹脂フィルムカバーの清掃処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 車両、 14 バッテリ、 22 レクテナ、 24 整流回路、 26 レクテナ防汚装置、 30 清掃装置、 32 樹脂フィルムカバー、 34 防汚用ECU、 36 モータ、 42 第1回転軸、 44 第2回転軸、 52 第1汚れセンサ、 54 第2汚れセンサ、 80 マイクロ波送電装置。
Claims (10)
- 電気エネルギに変換可能な無線波を受信する受信手段と、
前記受信手段の受信能力を保つよう機能する保護手段と、
を備えることを特徴とする無線波受信システム。 - 前記保護手段の状態の回復を図るよう機能する回復手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線波受信システム。
- 前記保護手段の状態を検出する状態検出手段を更に備え、
前記回復手段は、前記状態検出手段の検出結果に基づいて前記保護手段の状態の回復を図るよう機能することを特徴とする請求項2に記載の無線波受信システム。 - 前記保護手段を洗浄する洗浄手段を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の無線波受信システム。
- 前記保護手段の洗浄状態を検出する洗浄状態検出手段を更に備え、
前記洗浄手段は、前記洗浄状態検出手段の検出結果に基づいて前記保護手段を洗浄することを特徴とする請求項4に記載の無線波受信システム。 - 移動体に搭載され、前記移動体において利用可能な電気エネルギに変換可能な無線波を受信する受信手段と、
前記受信手段の受信能力を保つよう機能する保護手段と、
を備えることを特徴とする無線波受信システム。 - 前記保護手段を洗浄する洗浄手段を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の無線波受信システム。
- 前記保護手段の洗浄状態を検出する洗浄状態検出手段を更に備え、
前記洗浄手段は、前記洗浄状態検出手段の検出結果に基づいて前記保護手段を洗浄することを特徴とする請求項7に記載の無線波受信システム。 - 車両底部に設けられ、前記車両の駆動に利用する電気エネルギに変換可能な無線波を受信する受信手段と、
前記受信手段の外面を覆い、循環しながら移動する保護手段と、
前記保護手段を循環させる駆動手段と、
前記保護手段の表面状態を検出する状態検出手段と、
前記保護手段の表面状態に応じて、前記保護手段を循環させながら、前記保護手段の表面を洗浄する洗浄手段と、
を備えることを特徴とする無線波受信システム。 - 前記状態検出手段は、前記洗浄手段によって処理がなされた後に、再度、前記保護手段の表面状態を検出し、
前記洗浄手段は、洗浄処理前後の表面状態を比較し、洗浄が不十分であると判断した場合は、洗浄処理を継続することを特徴とする請求項9に記載の無線波受信システム。
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