JP2004328068A - 撮像装置及び携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光手段を備えた撮像装置において、距離測定手段を用いることなく、周辺光量及び被写体までの距離を考慮し、本発光時の露出値を正確に予測することを目的とする。
【解決手段】輝度の異なる予備発光及び本発光を行うライト部15と、被写体を撮像して画像信号を出力するカメラ部16と、カメラ部16からの画像信号に基づいて露出値を求める露出値検出部50と、本発光時の露出値を予測する露出値予測部52と、予測された露出値に基づいて露出制御を行う露出制御部46からなる。露出値予測部52は、非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、露出値予測データテーブルTBを参照し、本発光時の露出値を正確に予測する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置に係り、更に詳しくは、本発光前に予備発光を行うことができる発光手段を有する電子スチルカメラ等の撮像装置における本発光時の露出制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、撮像装置では、被写体からの入射光量が撮像素子の感度に比べて過小であれば、撮影された画像全体が暗くなり過ぎた状態、いわゆる露出不足となる。逆に、入射光量が過大であれば、画像全体が明るくなり過ぎた状態、いわゆる露出オーバーとなる。このような露出不足及び露出オーバーを回避するためには、適切な露出調整を行う必要がある。
【0003】
発光手段を備えた撮像装置の場合、被写体に対して短時間だけ光を照射し、入射光量を増大させて撮影が行われる。このとき、適切な露出条件で撮影を行うためには、発光時の露出値を発光前に予測し、発光時における露出条件を予め求めておく必要がある。
【0004】
発光手段を備えた従来の撮像装置が、例えば、特許文献1に記載されている。この撮像装置は、発光手段を点灯させることなく撮影する場合には、非発光時の露出値に基づいてシャッタースピードを調整する一方、発光手段を点灯させて撮影する場合には、シャッタースピードを固定し、発光手段の発光量を調整している。
【0005】
また、発光時の露出条件を予め求める従来の撮像装置が、例えば、特許文献2に記載されている。この撮像装置は、本発光よりも低輝度の予備発光を行い、そのときの露出値に基づいて、本発光時における発光量と、画像信号に対する増幅率を求めている。しかしながら、予備発光時の露出値が同じ場合でも、被写体までの距離が異なれば、本発光時の露出値は異なる。このため、このような撮像装置では、本発光時における適切な露出条件を求めることはできなかった。
【0006】
更に、本発光時の露出値を正確に予測して、本発光時の露出条件を求めることができる従来の撮像装置が、例えば、特許文献3〜5に記載されている。これらの撮像装置は、予備発光を行って露出値を測定するとともに、距離測定手段により被写体までの距離を測定し、これらの測定結果から本発光時の露出値を求めている。しかしながら、このような撮像装置では、距離測定手段を別途設ける必要があることから、製造コストが増大するともに、小型化、軽量化が困難であるという問題があった。
【0007】
【特許文献1】特開平10−31250号公報
【特許文献2】特開2002−64742号公報
【特許文献3】特開2000−267151号公報
【特許文献4】特開2000−134533号公報
【特許文献5】特開平11−125848号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、発光手段を備えた撮像装置において、周辺光量及び被写体までの距離を考慮して本発光時の露出値を正確に予測することを目的とする。また、周辺光量及び被写体までの距離を考慮して本発光時の露出条件を予測し、本発光時に適切な露出調整を行うことを目的とする。特に、距離測定手段を用いることなく、本発光時に適切な露出調整を行うことを目的とする。
【0009】
また、本発明は、本発光時に適切な露光条件で撮影することができる撮像装置を小型化し、あるいは軽量化することを目的とする。更に、このような撮像装置を備えた携帯電話機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による撮像装置は、輝度の異なる予備発光及び本発光を行う発光手段と、被写体を撮像して画像信号を出力する撮像素子と、撮像素子からの画像信号に基づいて露出値を求める露出値検出手段と、非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、本発光時の露出値を予測する露出値予測手段と、予測された露出値に基づいて露出制御を行う露出制御手段とを備えて構成される。
【0011】
この様な構成により、被写体までの距離及び周辺光量を考慮して、本発光時における露出値を予測することができる。従って、本発光時の露出値を正確に予測し、本発光時における露出制御を適切に行うことができる。特に、予測された本発光時の露出値に基づいて、画像信号の増幅利得、撮像装置のシャッタースピードなどの露出条件を決定することにより、本発光時における露出制御を適切に行うことができる。
【0012】
また、本発明による撮像装置は、非発光時及び予備発光時の露出値の組み合わせを本発光時の露出値に予め対応づけた露出値予測データテーブルを備え、上記露出値予測手段が、露出値予測データテーブルを用いて、本発光時の露出値を予測するように構成される。このため、簡単な構成により、本発光時の露出値を正確に予測することができる。
【0013】
また、本発明による撮像装置は、上記発光手段が、複数の白色以外の発光ダイオードにより構成された白色光源からなる。各発光ダイオードについてリニアな輝度制御を行うことなく、本発光時における露出調整を適切に行うことができることから、本発明はこのような撮像装置に特に好適である。
【0014】
また、本発明による撮像装置は、予め定められた異なる輝度により予備発光及び本発光を行う発光手段と、被写体を撮像して画像信号を出力する撮像素子と、撮像素子からの画像信号に基づいて露出値を求める露出値検出手段と、非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、被写体までの距離及び周辺光量に応じた露出制御を本発光時に行う露出制御手段とを備えて構成される。この様な構成により、被写体までの距離及び周辺光量を考慮して、本発光時における露出制御を適切に行うことができる。
【0015】
また、本発明による携帯電話機は、予備発光及び本発光として輝度の異なる2段階の白色光を生成する複数の発光ダイオードと、被写体を撮像して画像信号を出力するCCD回路と、CCD回路からの画像信号に基づいて露出値を求める露出値検出手段と、非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、本発光時の露出値を予測する露出値予測手段と、予測された本発光時の露出値に基づいて露出制御を行う露出制御手段とを備えて構成される。この様な構成により、本発光時の露出値を正確に予測し、本発光時における露出制御を適切に行うことができるカメラ付携帯電話機を提供することができる。
【0016】
また、本発明による携帯電話機は、上記露出制御手段が、非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、被写体までの距離及び周辺光量に応じた露出制御を本発光時に行うように構成される。この様な構成により、本発光時における露出制御を適切に行うことができるカメラ付携帯電話機を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による撮像装置の一例を示した図であり、電子スチルカメラを備えた携帯電話機1の外観が示されている。図中の(a)には、携帯電話機の操作面側、すなわち、折り畳み式形状を開いた状態での内側が示され、(b)にはその反対側が示されている。
【0018】
操作面側には、音声出力を行うためのスピーカ10と、音声入力を行うためのマイクロフォン11と、画像情報を表示するためのメイン表示部12と、操作入力を行うための操作キー部13とが設けられている。操作面の反対側には、画像情報を表示するためのサブ表示部14と、発光手段としてのライト部15と、被写体を撮像するためのカメラ部16とが設けられている。
【0019】
操作キー部13には、カメラモードキー13a、ライトキー13b及びレリーズキー13cが含まれる。カメラモードキー13aは、携帯電話機1の動作モードをカメラモードに移行させるための操作キーである。カメラモードに移行すると、ライトキー13b及びレリーズキー13cが能動化され、被写体の撮影が可能となる。ライトキー13bは、ライト部15の点灯を指示するための操作キーである。レリーズキー13cは、カメラ部16による撮像を指示する操作キー(すなわちシャッターキー)である。
【0020】
図2は、図1の携帯電話機1内部の一構成例を示したブロック図である。図中の20は無線部、21は制御部、22は記憶部、23は表示制御部、24は音声I/F部、25はキー操作検出部である。なお、図1に示された構成要素に相当するブロックには同一の符号を付している。
【0021】
無線部20は、無線基地局(不図示)との間で無線通信を行っており、例えば、カメラ部16により撮影された画像データを送信することができる。記憶部22は、撮影された画像データと、後述する露出値予測データテーブルTBを記憶している。
【0022】
表示制御部23は、メイン表示部12及びサブ表示部14の表示制御を行っており、メイン表示部12には、メニュー画面及び撮影された画像データが表示される。音声I/F部24は、スピーカ10及びマイクロフォン11を制御し、音声信号の入出力制御を行っている。キー操作検出部25は、ユーザによるキー操作を検出している。
【0023】
ライト部15は、被写体に対し白色光を照射し、暗い場所でもカメラ部16による撮像を可能にする発光手段であり、いわゆるフラッシュ又はストロボ(ストロボ・リサーチ社の商標)である。このライト部15は、制御部21の指示に基づいて、輝度の異なる2段階の発光状態で点灯させることができる。ここでは、撮影時にカメラ部16への入射光量を増大させるためにライト部15を高輝度で点灯させた発光状態を本発光と呼び、撮影前に眩しくない程度にライト部15を低輝度で点灯させた発光状態を予備発光と呼ぶことにする。
【0024】
カメラ部16は、被写体を撮影して、その画像データを出力する撮像手段である。ライト部15及びカメラ部16は、携帯電話機1の動作モードが、通常モードの場合には動作せず、通常モードからカメラモードへ移行させることによって動作する。カメラモード中、カメラ部16は、撮像した画像データを制御部21に対して常時出力するとともに、制御部21からの指示に基づいて定期的に露出調整を行っている。
【0025】
制御部21は、これらの各ブロックを制御するマイクロプロセッサからなる。操作キー部13のいずれかのキーをユーザが操作した場合、キー操作検出部25から制御部21へ検出信号が出力される。メニュー操作が行われた場合であれば、制御部21がメイン表示部12にユーザが指定したメニューを表示させ、あるいは、ユーザによって選択されたメニュー項目に応じた処理を実行する。
【0026】
ユーザがカメラモードキー13aを操作した場合、制御部21はカメラ部16に対しカメラモードへの移行を指示する。なお、カメラモードへの移行は、メニュー操作によって行うこともできる。カメラモード中は、カメラ部16から出力された画像データが、制御部21によって表示制御部23へ出力され、プレビュー画像としてメイン表示部12に表示される。また、制御部21は、この画像データに基づいて露出値を検出して露出条件を求め、この露出条件に基づいてカメラ部16の露出調整を行っている。
【0027】
ここで、露出値とは、カメラ部16へ入射した入射光量(又はそれに相当する量)を意味する。また、露出条件とは、この露出値に応じて決定されるカメラ部16内の撮影条件、例えば、シャッタースピードや画像データの増幅利得などを意味する。
【0028】
カメラモードにおいて、ライトキー13bが操作された場合、発光モードに応じて、制御部21はライト部15に予備発光を指示する。すなわち、発光モードが強制発光モードである場合、あるいは、発光モードが自動発光モードであり、かつ、被写体が暗い場合に予備発光が開始される。なお、ライト部15の点灯は、メニュー操作によって行うこともできる。また、被写体の明るさは、画像データから求めた露出値に基づいて判断される。
【0029】
また、カメラモードにおいて、ユーザがレリーズキー13cを操作した場合、制御部21は、カメラ部16から出力される画像データを記憶部22に格納する。また、レリーズキー13c操作時に、ライト部15が予備発光している場合、制御部21は、ライト部15を短時間だけ本発光させ、この本発光中に撮影された画像データを記憶部22に格納する。
【0030】
図3は、図2のライト部15及びカメラ部16の詳細構成例を示したブロック図である。ライト部15は、3個の発光ダイオード(LED)31〜33と、LED駆動部34により構成される。LED駆動部34は、各発光ダイオード31〜33の駆動制御を行っている。各発光ダイオード31〜33の輝度はその電流値によって決まるため、LED駆動部34は、制御部21からの点灯信号に基づいて、各発光ダイオード31〜33の電流値を制御し、予備発光及び本発光を行っている。
【0031】
発光ダイオード31〜33は、R(レッド)、B(ブルー)、G(グリーン)の発光ダイオードであり、これらの発光ダイオード31〜33で生成された3原色を混合することによって白色光が生成される。ホワイトバランスが良好な画像データを得るためには、被写体に対して白色光を照射することが望ましい。このため、LED駆動部34は、ライト部15の照射光が白色光となるように、各発光ダイオード31〜33の相対的な輝度を調整している。
【0032】
一般に、発光ダイオードの電流値及び輝度の関係(電流特性)は発光色ごとに異なる。このため、白色光の輝度をリニアに変化させようとした場合、各発光ダイオード31〜33ごとに異なる電流制御を行う必要がある。また、この場合、上記電流特性に関する素子ごとのバラツキも補償する必要がある。このため、複数の発光ダイオードを用いて白色光を生成している場合に、その輝度をリニアに変化させることは容易ではない。このような事情から、LED駆動部34は、予備発光及び本発光に関する各発光ダイオード31〜33ごとの電流値のみが予め与えられ、非発光及び2段階の輝度からなる駆動状態への制御のみを行っている。
【0033】
カメラ部16は、レンズ40、CCD(Charge Coupled Device)回路41、CCD駆動部42、信号増幅部43、A/D変換器44、画像処理部45及び露出制御部46により構成される。
【0034】
被写体からの光はレンズ40で集光され、CCD回路41の受光面に結像される。CCD回路41は、画像データを生成する撮像素子である。CCD回路41の受光面は多数の受光素子からなり、各受光素子には入射光量に応じた電荷が蓄積される。このため、所定のシャッタースピード(露光時間)内で蓄積された電荷を各受光素子から読み出すことにより画像データが得られる。
【0035】
CCD駆動部42は、CCD回路41の駆動制御を行っている。すなわち、CCD回路41に対しタイミングパルスを供給することにより、各受光素子に蓄積された電荷を消去するとともに、シャッタースピードとして指定された露光時間が経過するまでに各受光素子に蓄積された電荷量を読み出すようにタイミング制御を行っている。
【0036】
CCD回路41で生成された画像データは、信号増幅部43で増幅され、A/D変換器44においてデジタル信号に変換された後、画像処理部45へ入力される。画像処理部45は、画像データに対し、ズーム処理や圧縮処理などを行っており、処理後の画像データは制御部21へ出力される。
【0037】
露出制御部46は、制御部21からの露出条件に基づいて、CCD駆動部42及び信号増幅部43を制御している。ここでは、制御部21が、露出条件として、CCD回路41におけるシャッタースピードと、信号増幅部43における利得(ゲイン)を指示しているものとする。
【0038】
露出制御部46には、信号増幅部43からの増幅信号が入力され、信号増幅部43の利得が露出条件として指示された利得に一致するようにフィードバック制御を行っている。また、CCD回路41において露出条件として指示されたシャッタースピードで撮影が行われるように、CCD駆動部42の生成するタイミングパルを制御している。
【0039】
図4は、図2の制御部21及び記憶部22の要部について詳細構成例を示したブロック図である。制御部21は、露出値検出部50と、点灯制御部51と、露出値予測部52と、露出条件決定部53及び54と、露出条件選択部55により構成される。また、記憶部22には、露出値予測データテーブルTBが格納されている。
【0040】
露出値検出部50は、カメラ部16からの画像データに基づいて、露出値を検出している。露出値は、画像データの輝度情報と、その画像データを撮影したときの露出条件から求めることができる。画像データの輝度情報は、画像全体についての平均的な輝度情報を用いてもよいし、画像内の特定領域(例えば中央付近)の輝度情報を用いてもよい。撮影時の露出条件は、後述する露出条件決定部53において撮影前に決定された条件が用いられる。
【0041】
点灯制御部51は、キー操作検出信号に基づいて、ライト部15を予備発光及び本発光させる点灯信号を生成し、ライト部15の点灯制御を行っている。図5は、点灯制御部51による点灯制御の一例を示した図である。点灯制御部51は、動作モードが通常モードの場合には点灯制御を行わない。また、カメラモードへの移行直後は非発光モードであるため、点灯制御を行わない。カメラモード中に強制発光モードへ移行させた場合に、ライト部15を予備発光させ、レリーズキー13cの操作時には本発光させる。
【0042】
また、カメラモード中に自動発光モードへ移行させた場合には、露出値検出部50から出力される露出値に基づいて点灯制御が行われる。すなわち、点灯制御部51は、露出値を予め定められた閾値レベルと比較し、露出値がこの閾値レベルを超えている場合には、非発光モードの場合と同様の制御を行い、閾値を超えない場合には、強制発光モードの場合と同様の制御を行う。
【0043】
露出値予測部52は、露出値検出部50により求められた露出値に基づいて、本発光前に、本発光時の露出値を予測している。この露出値の予測には、記憶部22に予め格納されている露出値予測データテーブルTBが用いられる。
【0044】
露出条件決定部53及び54は、ともに露出値から露出条件を求めている。すなわち、CCD回路41のシャッタースピード及び信号増幅部43の利得を求めている。露出条件決定部53は、プレビュー画像のための露出条件を決定する手段であり、露出値検出部50で求められた現在の露出値に基づいて最適な露出条件を求めている。一方、露出条件決定部54は、本発光時における露出条件を決定する手段であり、露出値予測部52が予測した露出値に基づいて本発光時における最適な露出条件を求めている。
【0045】
露出条件選択部55は、露出条件決定部53及び54において求められた露出条件のいずれか一方を選択的に出力する選択手段である。本発光時には、露出条件決定部54からの露出条件がカメラ部16へ出力され、それ以外の場合には、露出条件決定部53からの露出条件がカメラ部16へ出力される。
【0046】
図6は、周辺光量と露出値の関係の一例を示した図である。ここでいう周辺光量とは、ライト部15が発光していない場合に被写体からカメラ部16へ入射する光量であり、周辺環境(主として自然光)に依存する光量を意味する。
【0047】
図中の60は、非発光時における露出値を示したグラフである。周辺光量と非発光時の露出値とは一致するのでグラフ60は傾きが45°の直線となる。また、図中の63は、点灯制御部51が非発光時の露出値との比較を行う閾値レベルであり、自動発光モードの場合、露出値がこの閾値以下であれば、ライト部15の点灯制御が行われる。
【0048】
図中の61は、本発光時における露出値を示したグラフである。ライト部15の照射光が被写体で反射されるため、周辺光量が少ない場合には、非発光時に比べて露出値が増大している。図中の62は、予備発光時における露出値を示したグラフである。非発光時に比べて露出値は増大しているが、本発光時に比べれば、その差は小さくなっている。例えば、非発光時の露出値がEv1であれば、予備発光時の露出値はEv2、本発光時の露出値はEv3となる。
【0049】
特許文献2に記載された従来の撮像装置は、予備発光時の露出値Ev2に基づいて、本発光時における露出条件を求めている。しかしながら、予備発光時の露出値は、ライト部15の発光光量、周辺光量及び被写体までの距離による影響を受ける。つまり、被写体までの距離が異なれば、予備発光時の露出値Ev2が同じでも、本発光時の露出値Ev3が異なる。従って、従来の撮像装置では、本発光時の露出条件を正確に予測することはできなかった。
【0050】
図7は、周辺光量と露出値の関係の他の例を示した図である。図6の場合に比べ、被写体までの距離がより遠い場合の例が示されている。被写体までの距離が遠くなれば、ライト部15からの照射光のうち、被写体での反射後にカメラ部に入射する光量は少なくなる。このため、非発光時の露出値との差分は、予備発光時及び本発光時ともに小さくなっている。この結果、予備発光時の露出値がEv2である場合の本発光時の露出値はEv3’となり、図6によって予測される露出値Ev3とは異なる値となる。
【0051】
このとき、非発光時の露出値Ev1’も、図6における値Ev1とは異なる値になっている。このため、非発光時の露出値と、予備発光時の露出値とに基づいて、本発光時の露出値を予測すれば、正確な値を予測することができる。つまり、Ev1及びEv2を用いてEv3を求め、あるいは、Ev1’及びEv2を用いればEv3’を求めることができる。この様にして、別途、距離測定手段を用いなくても、周辺光量及び被写体までの距離を考慮し、本発光時の露出値を予測することができる。
【0052】
図4に示した露出値予測データテーブルTBは、非発光時における露出値Ev1及び予備発光時における露出値Ev2の各組み合わせが、本発光時の露出値Ev3に対応づけたデータテーブルである。このため、露出値検出部50で非発光時に検出された露出値Ev1と、予備発光時に検出された露出値Ev2に基づいて、露出値予測データテーブルTBを参照し、本発光時における露出値Ev3を正確に予測することができる。つまり、被写体までの距離が遠くなるに従って小さな露出値を予測するとともに、周辺光量が小さくなるのに従って小さな露出値を予測し、被写体距離及び周辺光量を考慮した正確な露出値を求めることができる。
【0053】
図8〜図10は、図1の携帯電話機1の動作の一例を示したフローチャートであり、カメラモードにおける一連の動作が示されている。
【0054】
図8のステップS101〜S106は、非発光モードにおける動作が示されている。カメラモードへの移行により、制御部21からカメラ部16へ起動信号が出力され、CCD駆動部42がCCD回路41へのタイミングパルス供給を開始する。このため、カメラ部16から制御部21へ画像データが出力され、メイン表示部12にプレビュー画像として表示される。
【0055】
制御部21内では、この画像データに基づいて、露出値検出部50が露出値を求める。カメラモードへの移行直後は非発光モードであるため、ここでは非発光時の露出値Ev1が求められる(ステップS101)。露出条件決定部53は、求められた露出値Ev1に基づいて、露出条件として、非発光時における最適なシャッタースピード及び増幅利得を求める。この露出条件は、露出条件選択部55を介してカメラ部16へ出力される。カメラ部16内では、この露出条件に基づいて、露出制御部46が信号増幅部43及びCCD駆動部42を制御し、プレビュー画像のための露出条件が調整される(ステップS102)。
【0056】
このとき、ライトキー13bが操作され、発光モードが変更された場合には、変更後の発光モードによる処理が開始される(ステップS103,S104)。すなわち、強制発光モードへ移行した場合は図9のステップS201へ進み、自動発光モードへ移行した場合は図10のステップS301へ進む。
【0057】
一方、発光モードの変更は行われずに、レリーズキー13cが操作された場合には、画像データの取り込みが行われる(ステップS105,S106)。すなわち、制御部21がカメラ部16から出力された画像データを記憶部22に格納することにより、画像データが保存される。
【0058】
上記ステップS103,S104において、発光モードが変更されず、レリーズキーの操作も行われない場合には、ステップS101及びS102の処理が繰り返され、定期的に露出条件の調整が行われる。
【0059】
図9のステップS201〜S209は、強制発光モードにおける動作が示されている。強制発光モードに移行すると、点灯制御部51が予備発光を指示する点灯信号を生成する。この点灯信号は、制御部21からライト部15へ出力され、ライト部15が予備発光を開始する(ステップS201)。メイン表示部12には、引き続きプレビュー画像が表示されている。
【0060】
ライト部15が予備発光を開始すると、制御部21は、ライト部15の点灯時間を計測するタイマーを動作させる。そして、レリーズキー13cが操作されることなく、所定時間が経過した場合には、点灯制御部51がライト部15を消灯させ、ステップS101に戻る(ステップS202)。すなわち、予備発光時にタイマーを動作させ、このタイマーがタイムアウトすれば非発光モードに戻すことにより、電池の消耗を防止している。
【0061】
制御部21内では、カメラ部16からの画像データに基づいて、露出値検出部50が露出値を求めている。ここでは、予備発光時の露出値Ev2が求められる(ステップS203)。露出条件決定部53は、求められた露出値Ev2に基づいて、露出条件として、予備発光時における最適なシャッタースピード及び増幅利得を求める。この露出条件が、露出条件選択部55を介してカメラ部16へ出力され、露出調整が行われる(ステップS204)。
【0062】
また、露出値予測部52では、先に求めた非発光時の露出値Ev1と、新たに求められた露出値Ev2に基づいて、露出値予測データテーブルTBを参照して、本発光時の露出値が予測される(ステップS205)。レリーズキー13cの操作が行われるまでは、ステップS202〜S205の処理が繰り返される(ステップS206)。
【0063】
この状態においてレリーズキー13cが操作されると、露出条件選択部55は、カメラ部16に対し、露出値予測部52で予測された本発光時の露出条件を出力する。このため、カメラ部16は、本発光時における最適な露出条件に調整される(ステップS207)。また、点灯制御部51が、本発光を指示する点灯信号を生成し、ライト部15では本発光が行われる(ステップS208)。つまり、レリーズキー13cの操作によって、カメラ部16では本発光時の露出調整が行われ、これに同期してライト部15では本発光が行われる。そして、本発光時にカメラ部16により撮影された画像データが、記憶部22に格納される(ステップS209)。
【0064】
図10のステップS301〜S314は、自動発光モードにおける動作が示されている。自動発光モードでは、現在の露出値Ev1が所定の閾値レベルと比較される(ステップS301)。
【0065】
露出値が閾値レベルを超えている限り、レリーズキー13cが操作されるまで、露出値Ev1の検出及び露出調整が繰り返される(ステップS301〜304)。そして、レリーズキー13cが操作されると、画像データの取り込みが行われる(ステップS305)。つまり、閾値比較(ステップS301)以外は、非発光モードにおける処理と同様である。
【0066】
一方、ステップS301において、現在の露出値Ev1が、上記閾値レベル以下となった場合には、ステップS306〜S314の処理が実行される。この処理は、強制発光モードにおける処理S201〜S209と同様である。
【0067】
本実施の形態によれば、非発光時における露出値Ev1と、予備発光時における露出値Ev2に基づいて、本発光時における露出値Ev3を予測している。このため、周辺光量及び被写体までの距離を考慮した本発光時の露出値を正確に予測することができる。従って、この露出値Ev3に基づいて、本発光時における露出条件を求めることにより、本発光時に適切な露出条件で撮影を行うことができる。すなわち、ライト部15を点灯させて撮影を行う場合に、露出オーバー又は露出不足となるのを防止することができる。
【0068】
実施の形態2.
実施の形態1では、非発光時の露出値Ev1及び予備発光時の露出値Ev2から本発光時の露出値Ev3を予測することにより、露出条件を求める場合について説明した。これに対し、本実施の形態では、本発光時の露出値Ev3を求めることなく、露出値Ev3に応じた露出条件を直接求める場合について説明する。
【0069】
図11は、本発明の実施の形態2による撮像装置の要部の一構成例を示したブロック図であり、図2の制御部21及び記憶部22の他の構成例が示されている。この制御部21を図4(実施の形態1)と比較すれば、露出値予測部52及び露出条件決定部54に代えて、露出条件予測部56を備えている点で異なる。また、記憶部22には、露出値予測データテーブルTBに代えて、2つの露出条件予測データテーブルTB1,TB2が格納されている点で異なる。
【0070】
露出条件予測データテーブルTB1,TB2は、ともに非発光時の露出値Ev1及び予備発光時の露出値Ev2の組み合わせを、本発光時の露出条件に対応づけたデータテーブルである。ここでは、露出条件予測データテーブルTB1をシャッタースピードが対応づけられたデータテーブルとし、露出条件予測データテーブルTB2を増幅利得が対応づけられたデータテーブルとする。
【0071】
露出条件予測部56は、露出値検出部50において求められた非発光時の露出値Ev1及び予備発光時の露出値Ev2に基づいて、露出条件予測データテーブルTB1を参照して、本発光時のシャッタースピードを予測する。同様にして、露出条件予測データテーブルTB2を参照して、本発光時の増幅利得を予測する。
【0072】
この様にして予測された露出条件は、実施の形態1の場合と同様、予備発光時にレリーズキー13cが操作された場合に、露出条件選択部55からカメラ部16へ出力され、本発光時の露出調整が行われる。
【0073】
本実施の形態によれば、非発光時の露出値Ev1及び予備発光時の露出値Ev2を本発光時の露出条件に対応づけた露出条件予測データテーブルTB1及びTB2を備え、露出条件予測部56が、本発光時の露出値Ev3を予測することなく、直接、本発光時の露出条件を求めている。このため、制御部21の構成を簡略化し、あるいは、処理速度を向上させることができる。
【0074】
なお、上記の各実施の形態では、撮像装置を有する携帯電話機の例について説明したが、本発明はこの様な場合に限定されない。すなわち、発光手段を備えた電子スチルカメラ等の撮像装置や、この様な撮像装置を内蔵した様々な携帯機器に本発明を適用することをができる。
【0075】
また、上記の各実施の形態では、データテーブルTB、TB1又はTB2を参照して本発光時の露出値又は露出条件を予測する例について説明したが、本発明はこの様な場合に限定されない。例えば、これらのデータテーブルにおける対応関係をモデル化した関数が得られる場合には、露出値予測部52又は露出条件予測部56が、データテーブルを用いることなく、演算処理によって本発光時の露出値又は露出条件を予測することもできる。
【0076】
また、上記の各実施の形態では、露出条件としてシャッタースピード及び増幅利得を調整する場合について説明したが、本発明はこの様な場合に限定されず、その他の露出条件を制御する場合にも適用することができる。
【0077】
【発明の効果】
本発明によれば、非発光時及び予備発光時における露出値に基づいて、本発光時における露出値を予測している。このため、周辺光量及び被写体までの距離を考慮した本発光時の露出値を正確に予測することができる。従って、予測された露出値に基づいて、本発光時における露出制御を行うことにより、本発光時に適切な露出条件で撮影を行うことができる。
【0078】
また、本発明によれば、非発光時及び予備発光時における露出値に基づいて、被写体までの距離及び周辺光量に応じた露出条件を予測し、この露出条件に基づいて、本発光時における露出制御を行っている。従って、本発光時に適切な露出条件で撮影を行うことができる。
【0079】
この様にして、本発光時により適切な露出条件で撮影可能な撮像装置を提供することができる。また、この様な撮像装置の小型化、軽量化を図ることができる。さらに、この様な撮像装置を備えた携帯電話機を提供することをができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による撮像装置の一例を示した図であり、電子スチルカメラを備えた携帯電話機1の外観が示されている。
【図2】図1の携帯電話機1内部の一構成例を示したブロック図である。
【図3】図2のライト部15及びカメラ部16の詳細構成例を示したブロック図である。
【図4】図2の制御部21及び記憶部22の要部について詳細構成例を示したブロック図である。
【図5】点灯制御部51による点灯制御の一例を示した図である。
【図6】周辺光量と露出値の関係の一例を示した図である。
【図7】周辺光量と露出値の関係の他の例を示した図である。
【図8】図1の携帯電話機1の動作の一例を示したフローチャートであり、非発光モードにおける動作が示されている。
【図9】図1の携帯電話機1の動作の一例を示したフローチャートであり、強制発光モードにおける動作が示されている。
【図10】図1の携帯電話機1の動作の一例を示したフローチャートであり、自動発光モードにおける動作が示されている。
【図11】本発明の実施の形態2による撮像装置の要部の一構成例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機
15 ライト部
16 カメラ部
21 制御部
22 記憶部
31〜33 発光ダイオード
34 LED駆動部
41 CCD回路
42 CCD駆動部
43 信号増幅部
46 露出制御部
50 露出値検出部
51 点灯制御部
52 露出値予測部
53,54 露出条件決定部
55 露出条件選択部
56 露出条件予測部
Ev1 非発光時の露出値
Ev2 予備発光時の露出値
Ev3 本発光時の露出値
TB 露出値予測データテーブル
TB1 露出条件予測データテーブル(増幅利得)
TB2 露出条件予測データテーブル(シャッタースピード)

Claims (11)

  1. 輝度の異なる予備発光及び本発光を行う発光手段と、
    被写体を撮像して画像信号を出力する撮像素子と、
    撮像素子からの画像信号に基づいて露出値を求める露出値検出手段と、
    非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、本発光時の露出値を予測する露出値予測手段と、
    予測された露出値に基づいて露出制御を行う露出制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像素子から出力される画像信号を増幅する信号増幅手段と、
    予測された露出値に基づいて、本発光時における信号増幅手段の増幅利得を決定する露出条件決定手段とを備え、
    上記露出制御手段が、この増幅利得に基づいて信号増幅手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮像素子のシャッタースピードを制御するシャッタースピード制御手段と、
    予測された露出値に基づいて、本発光時におけるシャッタースピードを決定する露出条件決定手段とを備え、
    上記露出制御手段が、このシャッタースピードに基づいて、シャッタースピード制御手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 非発光時及び予備発光時の露出値の組み合わせを本発光時の露出値に予め対応づけた露出値予測データテーブルを備え、
    上記露出値予測手段が、露出値予測データテーブルを用いて、本発光時の露出値を予測することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 上記露出値予測手段は、本発光時の露出値として、被写体までの距離及び周辺光量に応じた値を予測することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 上記発光手段が、複数の白色以外の発光ダイオードにより構成された白色光源であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 予め定められた異なる輝度により予備発光及び本発光を行う発光手段と、
    被写体を撮像して画像信号を出力する撮像素子と、
    撮像素子からの画像信号に基づいて露出値を求める露出値検出手段と、
    非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、被写体までの距離及び周辺光量に応じた露出制御を本発光時に行う露出制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  8. 撮像素子から出力される画像信号を増幅する信号増幅手段と、
    非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、被写体までの距離及び周辺光量に応じた本発光時の増幅利得を決定する露出条件決定手段とを備え、
    上記露出制御手段が、この増幅利得に基づいて露出制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 撮像素子のシャッタースピードを制御するシャッタースピード制御手段と、
    非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、被写体までの距離及び周辺光量に応じた本発光時のシャッタースピードを決定する露出条件決定手段とを備え、
    上記露出制御手段が、このシャッタースピードに基づいて露出制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  10. 予備発光及び本発光として輝度の異なる2段階の白色光を生成する複数の発光ダイオードと、
    被写体を撮像して画像信号を出力するCCD回路と、
    CCD回路からの画像信号に基づいて露出値を求める露出値検出手段と、
    非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、本発光時の露出値を予測する露出値予測手段と、
    予測された本発光時の露出値に基づいて露出制御を行う露出制御手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  11. 予備発光及び本発光として輝度の異なる2段階の白色光を生成する複数の発光ダイオードと、
    被写体を撮像して画像信号を出力するCCD回路と、
    CCD回路からの画像信号に基づいて露出値を求める露出値検出手段と、
    検出された露出値に基づいて露出制御を行う露出制御手段とを備え、
    上記露出制御手段が、非発光時の露出値及び予備発光時の露出値に基づいて、被写体までの距離及び周辺光量に応じた露出制御を本発光時に行うことを特徴とする携帯電話機。
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