JP2004326604A - カップ式飲料自動販売機 - Google Patents

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政一 日江井
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Abstract

【課題】所望の氷量を製氷機から排出する。
【解決手段】カップ式飲料に氷を供給する際に、製氷機から角氷を排出するとき、制御手段130では、温度検出手段132からの温度信号を入力して製氷機の周囲温度に応じた氷質の変化に基づいて製氷機から排出する氷量を調整する。この結果、例えば、夏季あるいは温暖地域や、冬季あるいは寒冷地域などにおいて、製氷機の周囲温度の変化によって貯氷した角氷の氷量に変化が生じても製氷機から排出する角氷量を一定にすることができ、特にフローズン飲料を製造するために必要な細氷量を精度よく得ることができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カップ式飲料自動販売機に関し、特に、カップなどの容器に供給したコーヒーやシロップなどに細かく砕いた氷を混合してシャーベット状のフローズン飲料を製造して販売するカップ式飲料自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カップ式飲料自動販売機として、製氷機で製造した氷を飲料入りのカップに供給して氷入りのコールド飲料を製造するものがある。この種のカップ式飲料自動販売機は、湯タンクあるいは水タンクから供給された湯水と、原料供給装置としての各キャニスタから供給された原料(コーヒー原料、砂糖およびクリームなど)とを混合して混合液にする。この混合液はカップに供給してあり、当該カップに対して製氷機で作られた氷を供給して混合液に投入することでコールド飲料を製造する。
【0003】
製氷機には氷を排出するための氷排出口が設けてある。氷排出口からの氷の排出は、ゲートの開閉によって制御される。また、氷排出口には、氷を整流して一定にして通過させるためのシュータが接続してある。このシュータの中途部には、シュータ内を通過する氷を検出するセンサが設けてある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−6253号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のカップ式飲料自動販売機では、センサで氷の通過を検出することで所望の氷量が排出されたとしてゲートを閉鎖している。しかしながら、上記製氷機では、様々な要因によって氷の質(例えば固まった氷や溶けかかった氷など)が異なる。これによって飲料に供給する氷量が変わるので、飲料を定量とすることが難しかった。
【0006】
ところで、最近では、飲料に対する嗜好の多様化により、口当たりが良く清涼感のあるコールド飲料として、例えばシャーベット状のフローズン飲料が好まれるようになってきている。このフローズン飲料を製造するには、混合液に細氷(例えば略米粒の寸法の氷)を混合することが要求される。そこで、フローズン飲料を製造する細氷を得るため、例えば製氷機で作られた氷を粉砕して細氷を作る氷加工手段を備えることが考えられる。
【0007】
しかしながら、フローズン飲料は、細氷を主体としてなるものであり、細氷量の変化に応じてフローズン飲料の出来が大きく変わることになる。すなわち、上述したように製氷機から排出される氷量が変わると所望の細氷量が得られず所望とするフローズン飲料を得ることができない。具体的には、細氷量が少ないと味が濃く、見た目に少ないフローズン飲料になり、細氷量が多いと味が薄く、カップから溢れるほどのフローズン飲料になる。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みて、製氷機から排出される氷の質に応じて排出する氷量を一定にすることができ、特にフローズン飲料を製造するために必要な細氷量を精度よく得ることができるカップ式飲料自動販売機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るカップ式飲料自動販売機は、製氷機から氷を排出する氷排出手段と、前記製氷機の周囲温度を検出する温度検出手段とを備え、周囲温度に応じた氷質の変化に基づいて前記製氷機から排出する氷量を調整することを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項2に係るカップ式飲料自動販売機は、製氷機から氷を排出する氷排出手段と、前記製氷機に供給する水の水質を検出する水質検出手段とを備え、水質に応じた氷質の変化に基づいて前記製氷機から排出する氷量を調整することを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項3に係るカップ式飲料自動販売機は、製氷機に貯えた氷を排出する氷排出手段と、前記製氷機で氷を製氷した後の経過時間を検出する氷経過時間検出手段とを備え、製氷後の時間経過に応じた氷質の変化に基づいて前記製氷機から排出する氷量を調整することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係るカップ式飲料自動販売機の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態であるカップ式飲料自動販売機の概略構成図である。
【0013】
図1に示すように、カップ式飲料自動販売機は、カップ搬送装置10、水リザーバ20、湯タンク40、コーヒー飲料調理装置50、製氷機60、氷振り分け装置70、氷加工手段としての氷加工装置80、シロップタンク90、キャニスタ100、攪拌装置110および排水容器120を備える。
【0014】
カップ搬送装置10は、カップ供給装置(図示せず)により供給されたカップCを搬送する。カップCを搬送する位置としては、飲料を調理するための調理位置(図1に例示するカップCの位置)、および販売口(図示せず)に通じる販売位置がある。その他、カップ搬送装置10がカップCを搬送する位置には、各種原料などを受け取る受取位置がある。なお、調理位置には、排水のための排水口11が設けてある。
【0015】
水リザーバ20は、給水弁21を介して上水道から供給された水を貯留する。この水リザーバ20には、送水配管22と製氷用水配管23とが接続してある。
【0016】
送水配管22は、水リザーバ20から延在する先端に三方弁24を有している。三方弁24の一方には水配管25が接続してあり、他方には湯タンク用水配管26が接続してある。このように、送水配管22は、水配管25と湯タンク用水配管26とに分岐接続してある。
【0017】
三方弁24は、水配管25あるいは湯タンク用水配管26に対して個別に開閉可能であり、通常時はそれぞれに対して閉状態に保持してある。この三方弁24は、必要に応じて開状態となり、送水配管22と水配管25とを接続、あるいは送水配管22と湯タンク用水配管26とを接続する。水配管25は、その先端が調理位置にあるカップCに臨むように配設してある。すなわち、三方弁24が開状態となって送水配管22と水配管25とが接続されると、水リザーバ20内の水が調理位置にあるカップCに供給される。また、湯タンク用水配管26は、湯タンク40に接続してある。すなわち、三方弁24が開状態となって送水配管22と湯タンク用水配管26とが接続されると、水リザーバ20内の水が湯タンク40に供給される。
【0018】
また、製氷用水配管23は、製氷機60に接続してある。ゆえに、水リザーバ20内の水が製氷機60に供給される。
【0019】
湯タンク40は、ヒータ40aを内蔵し、湯タンク用水配管26により供給された水を加熱して貯留する。湯タンク40内では、ヒータ40aを駆動して、湯(加熱した水あるいは温水)の温度を例えば93〜97℃に保持している。この湯タンク40には、湯配管41とコーヒー調理用湯配管42とが接続してある。
【0020】
湯配管41は、その先端が調理位置にあるカップCに臨むように配設してある。湯配管41の途中には、当該湯配管41の流路を開閉する湯弁41aが設けてある。すなわち、湯弁41aが開状態にあると湯タンク40内の湯が調理位置にあるカップCに供給され、湯弁41aが閉状態にあると湯配管41による湯の供給が止められる。また、コーヒー調理用湯配管42は、コーヒー飲料調理装置50に接続してある。コーヒー調理用湯配管42の途中には、当該コーヒー調理用湯配管42の流路を開閉する湯弁42aが設けてある。すなわち、湯弁42aが開状態にあると湯タンク40内の湯がコーヒー飲料調理装置50に供給され、湯弁42aが閉状態にあるとコーヒー調理用湯配管42による湯の供給が止められる。
【0021】
コーヒー飲料調理装置50は、挽いたコーヒー豆と、コーヒー調理用湯配管42により供給された湯とを用いてコーヒー飲料を抽出する。コーヒー飲料調理装置50には、コーヒー配管51が接続してある。コーヒー配管51は、その先端が調理位置にあるカップCに臨むように配設してある。ゆえに、コーヒー飲料調理装置50により抽出したコーヒー飲料が調理位置にあるカップCに供給される。
【0022】
製氷機60は、上述した製氷用水配管23を通じて水リザーバ20内から供給された水を用いて氷を製造して貯蔵する。この氷は、予め設定された大きさをなし、例えば略10mm角に製造される。以下、製氷機60で製造した氷を角氷という。本実施の形態における製氷機60は、オーガ式製氷機からなり製氷部60aと貯氷部60bとを備えている。図には明示しないが、製氷部60aは、製氷用水配管23を通じて供給された水を製氷筒の内壁面に氷膜として結氷し、この氷膜を螺旋状回転刃で削り取ってフレーク状として押し上げて氷押出ヘッドで圧縮しつつカッタでせん断して角氷にする。この角氷は、断熱壁で囲まれた貯氷部60bに送り込まれて貯えられる。貯氷部60bは、角氷を貯えつつ当該角氷が一塊とならないように攪拌する。
【0023】
この製氷機60は、図2に示すように氷排出手段を有している。貯氷部60bには、氷排出口61が設けてある。この氷排出口61は貯氷部60bに設けた開口であり、ゲート62によって開閉される。ゲート62は、例えば回動軸62aによって支承した板体62bからなり、回動軸62aを中心とした板体62bの回動によって氷排出口61を閉じる閉状態(図2中実線で示す)あるいは氷排出口61を開ける開状態(図2中一点差線で示す)になる。また、氷排出口61は、案内経路63を介して氷振り分け装置70に接続してある。案内経路63は、氷排出口61から排出した角氷を整流して一定の通過状態とする。そして、ゲート62を開状態にすると貯氷部60bに貯えてある角氷が氷排出口61から案内経路63を介して氷振り分け装置70に排出され、ゲート62を閉状態にすると氷排出口61からの角氷の排出が止められる。
【0024】
氷振り分け装置70は、氷配管用姿勢(図1中破線で例示)と、氷加工装置用姿勢(図1中、実線で例示)とに可動する氷振り分け機構71を内蔵している。氷振り分け装置70は、氷振り分け機構71の各姿勢に応じて一方あるいは他方の通路をなす。一方の通路は氷配管72に接続してあり、他方の通路は氷加工装置80に接続してある。氷配管72は、その先端が調理位置にあるカップCに臨むように配設してある。そして、氷振り分け装置70は、氷振り分け機構71が氷配管用姿勢のときに一方の通路が開通し、氷配管72を介して製氷機60からの角氷を調理位置にあるカップCに供給する。また、氷振り分け装置70は、氷振り分け機構71が氷加工装置用姿勢のときに他方の通路が開通し、製氷機60からの角氷を氷加工装置80に供給する。このように、氷振り分け装置70は、製氷機60からの氷を氷配管72(調理位置にあるカップC)あるいは氷加工装置80に択一的に振り分けて供給する。
【0025】
氷加工装置80は、氷振り分け装置70により供給された氷を粉砕して、例えば、略米粒の寸法となるように小さい氷を製造し、さらにこの氷を調理位置にあるカップCに供給する。以下、氷加工装置80で製造する氷を細氷という。氷加工装置80は、氷加工部81およびシュータ82を備えて構成してある。
【0026】
氷加工部81は、略すり鉢形状の容器81aの上面に氷投入口81bを有している。容器81aの内部には、回転羽根81cが設けてある。回転羽根81cは、容器81aのすり鉢状の底部に設けた回転軸に対して複数(本実施の形態では3個)設けてあり、当該回転軸を中心として容器81aのすり鉢状の内周面に沿って回転可能としてある。この回転羽根81cは、容器81aの外部に設けたモータ81dの駆動によって回転する。また、容器81aのすり鉢状の周面の一部には、細氷排出口(図示せず)と、当該細氷排出口の位置に設けた削り刃(図示せず)とが設けてある。さらに、容器81aのすり鉢状の底部には、排水口81eが設けてある。この氷加工部81では、氷振り分け機構71を介して製氷機60で製造した角氷が氷投入口81bから容器81a内に投入される。その後、モータ81dの駆動によって回転羽根81cが回転すると、角氷が回転羽根81cによって容器81aのすり鉢状の内周面に押し付けられる。この結果、細氷排出口の位置で角氷が削り刃で砕かれて細氷(例えば、略米粒の寸法の氷)となり当該細氷排出口から容器の外部に排出される。
【0027】
シュータ82は、容器81aの外部であって細氷排出口に通じて設けてある。このシュータ82は、断面略矩形状の筒体をなしている。シュータ82の先端の口部は、調理位置にあるカップCの開口部分に臨んでいる。
【0028】
シロップタンク90は、シロップを貯蔵する。シロップタンク90には、シロップ配管91が接続してある。シロップ配管91は、その先端が調理位置にあるカップCに臨むように配設してある。シロップ配管91の途中には、当該シロップ配管91の流路を開閉するシロップ弁91aがある。このため、シロップ弁91aが開状態にあるとシロップタンク90内のシロップが調理位置にあるカップCに供給され、シロップ弁91aが閉状態にあるとシロップ配管91によるシロップの供給が止められる。なお、本実施の形態でのシロップタンク90は、図1において3個示してあり、各々貯蔵したシロップをそれぞれのシロップ配管91によってカップCに供給できる。
【0029】
キャニスタ100は、粉末原料として、例えば砂糖、クリーム、インスタントコーヒーおよびココアなどを貯蔵する。キャニスタ100は、貯蔵してある粉末原料を受取位置にあるカップCに定量供給する。なお、本実施の形態でのキャニスタ100は、図1において3個示してあり、各々貯蔵した粉末原料をカップCに定量供給する。
【0030】
攪拌装置110は、調理位置にあるカップCに対して進退可能、かつ軸心回りに回転可能に構成された攪拌羽根111を有する。この攪拌装置110は、攪拌羽根111を回転動作させるときには当該攪拌羽根111を下降させてカップC内に配置する一方、それ以外のときには当該攪拌羽根111を上昇させてカップCから出た位置で保持する。
【0031】
排水容器120は、排水を貯留する。この排水容器120には、氷加工排水配管121と調理排水配管122とが接続してある。氷加工排水配管121は、上述した氷加工部81の排水口81eに接続してあって当該氷加工部81の容器81a内の水を排水容器120に送出する。調理排水配管122は、上述したカップCの搬送系路(例えば調理位置など)に設けた排水口11に接続してあって当該搬送系路上の水を排水容器120に送出する。
【0032】
上述したように構成したカップ式飲料自動販売機において、口当たりが良く清涼感のあるコールド飲料として、例えばシャーベット状のフローズン飲料を製造するための動作について以下に詳述する。
【0033】
例えば、購入者により販売ボタン(図示せず)が操作されて、フローズン飲料の販売指令が送出されると、カップ搬送装置10は、カップ供給手段(図示せず)により供給されたカップCをキャニスタ100の粉末原料を受け取る受取位置に搬送する。
【0034】
この受取位置において、例えばコーヒー味のフローズン飲料の販売指令が送出されている場合では、キャニスタ100に貯蔵してある砂糖、クリーム、インスタントコーヒーなどの粉末原料をカップCに定量供給する。また、例えばココア味のフローズン飲料の販売指令が送出されている場合では、キャニスタ100に貯蔵してある砂糖、ココアなどの粉末原料をカップCに定量供給する。
【0035】
その後、カップ搬送装置10は、カップCを調理位置に搬送する。カップCが調理位置に搬送されると、湯弁41aを開状態として湯タンク40内の湯をカップCに供給する。この際、攪拌装置110は、攪拌羽根111を降下してカップC内に配置するとともに当該攪拌羽根111をカップC内で回転作動する。これにより、粉末原料および湯が攪拌混合されて粉末原料が湯に溶け込み、フローズン飲料の原料液となる。
【0036】
この間に、製氷機60のゲート62を開状態として角氷を氷排出口61から氷振り分け装置70に排出する。このとき、氷振り分け装置70は、氷振り分け機構71を氷加工装置用姿勢に保持して、製氷機60からの角氷を氷加工部81に供給する。
【0037】
氷振り分け装置70によって製氷機60からの角氷が氷加工部81に供給されると、氷加工装置80は、氷加工部81のモータ81dを駆動して回転羽根81cを作動させることで角氷を粉砕して細氷にしつつ、シュータ82を通じて調理位置にあるカップCに供給する。
【0038】
氷加工装置80によって細氷がカップCに供給されるとき、攪拌装置110は、粉末原料および湯を攪拌した後であって引き続き当該攪拌羽根111をカップC内で回転作動している。すなわち、先にカップC内に供給した原料液に細氷を供給しながら攪拌羽根111で攪拌する。この結果、カップC内で原料液と細氷とが混合攪拌されてフローズン飲料が製造される。
【0039】
こうしてフローズン飲料の製造が終了すると、攪拌装置110は、攪拌羽根111を上昇してカップCから出た位置で保持する。その後、カップ搬送装置10によりカップCを販売位置に搬送する。そして、フローズン飲料が調理されたカップCが販売口(図示せず)から購入者に受け渡される。
【0040】
このように、本実施の形態であるカップ式飲料自動販売機によれば、製氷機60からの角氷を粉砕する氷加工装置80を備え、氷加工装置80により粉砕した細氷をカップCに供給して飲料を製造するので、製氷機60で製造した角氷の大きさによらず、口当たりの良く清涼感のあるコールド飲料(フローズン飲料)を製造する。
【0041】
なお、上述したカップ式飲料自動販売機においてフローズン飲料を製造するための原料液は、キャニスタ100の粉末原料および湯を混合したものに限定されない。例えば、原料液としてコーヒー飲料調理装置50により抽出したコーヒー飲料を用いたもの、あるいはシロップタンク90からのシロップを用いたものからフローズン飲料を製造することができる。
【0042】
また、本実施の形態におけるカップ式飲料自動販売機では、製氷機60からの氷を氷加工装置80および氷配管72に択一的に供給可能な氷振り分け装置70を備えているので、従来のものと同様に角氷入りのコールド飲料を製造することもできる。この場合、氷振り分け装置70により製氷機60からの氷を氷配管72に振り分けて供給すれば、製氷機60からの氷が氷配管72を通じてそのままカップCに供給される。
【0043】
ところで、上述のカップ式飲料自動販売機において、フローズン飲料を調理するための細氷量は、コールド飲料に比較して多くの氷量を必要とする。ゆえに、細氷量の変化に応じてフローズン飲料の出来が大きく変わることになる。すなわち、細氷を作る氷加工装置80に供給する角氷量を精度よく排出する必要がある。
【0044】
そこで、本実施の形態におけるカップ式飲料自動販売機では、製氷機60からの角氷の排出制御を行っている。なお、製氷機60からの角氷の排出制御としては、第1形態〜第3形態の3つの形態がある。
【0045】
まず、角氷の排出制御の第1形態について説明する。図3は第1形態での氷の排出制御に係るブロック図である。
【0046】
図3に示すように、制御手段130には、氷排出駆動手段64、氷検出手段131および温度検出手段132が接続してある。
【0047】
氷排出駆動手段64は、制御手段130から送出された開閉信号によってゲート62を開状態あるいは閉状態にして氷排出口61を開閉する。
【0048】
氷検出手段131は、氷加工装置80に供給した角氷量を得るために、案内経路63を通過する角氷量を検出する。氷検出手段131は、検出部131aと検出信号処理回路131bとを有している。検出部131aは、図2に示すように案内経路63に設けてあり、本実施の形態では案内経路63を横切る態様で投受光素子を備えた光センサで構成してある。検出部131aは、光センサの投受光を角氷が遮ることで角氷の通過時間信号を出力する。検出信号処理回路131bは、光センサからの通過時間信号を電圧として得てこれを蓄えて検出信号として積分処理する。検出信号処理回路131bで処理した検出信号は、制御手段130に出力される。
【0049】
なお、図2に示すように、本実施の形態で検出部131aを構成する光センサは、対をなしており投受光を互いに略平行かつ相互逆向きにして設けてある。検出信号処理回路131bでは、各光センサ双方からの通過時間信号を検出信号として制御手段130に出力する態様、あるいは各光センサのいずれか一方の通過信号を検出信号として制御手段130に出力する態様に切り替え可能である。このように光センサを対にして通過信号を出力すれば、角氷が詰まることなく通過する案内経路63の内径を維持し、かつ、光センサの線状の投受光であっても角氷の通過を確実に検出することが可能になる。
【0050】
温度検出手段132は、製氷機60の近傍に設けた例えばサーミスタなどの温度素子からなり、製氷機60(特に貯氷部60b)の周囲温度を検出する。そして、検出した温度信号は、制御手段130に出力される。
【0051】
制御手段130では、氷検出手段131からの検出信号を基に、角氷が光センサを遮る時間(電圧)の合計から光センサを通過した角氷量(すなわち氷加工装置80に供給した角氷量)を得る。この場合、上述のごとく角氷が予め設定された大きさ(例えば略10mm角)に作られていることから、1つの角氷における氷量を一定(略1g相当)とし、各角氷の通過速度を一定とすることができる。
【0052】
さらに、制御手段130では、温度検出手段132からの温度信号を基に、製氷機60(貯氷部60b)の周囲温度の変化を得る。
【0053】
なお、制御手段130には、各種カップCの大きさに応じた所望の細氷量、当該所望の細氷量を得るための角氷量、および温度変化に基づいた補正角氷量のデータが予め格納してある。
【0054】
温度変化に基づいた補正角氷量は、製氷機60(貯氷部60b)の周囲温度による角氷量の変化に起因している。図4に示すように製氷機60の周囲温度が低いとき(例えば5℃のとき)は、貯氷部60bに貯えてある角氷が固く凍った状態(水粒子が密に結合している状態)にあり融けにくく氷量が多い。これに対して製氷機60の周囲温度が高いとき(例えば32℃のとき)は、貯氷部60bに貯えてある角氷が柔らかい状態(水粒子が粗く結合している状態)にあり融けやすく氷量が少ない。すなわち、フローズン飲料を製造する場合、温度が高いときの角氷を細氷に加工するよりも、温度が低いときの角氷を細氷に加工するほうが多くの細氷量を得られる。制御手段130では、製氷機60(貯氷部60b)の周囲温度に応じた補正角氷量のテーブルを格納してある。このテーブルは、例えば18℃を基準として当該18℃よりも温度が低い場合には、製氷機60からの角氷の排出を少なくし、18℃よりも温度が高い場合には、製氷機60からの角氷の排出を多くする。
【0055】
上記制御手段130の制御によって製氷機60から角氷を排出する動作を以下に説明する。
【0056】
制御手段130では、例えば、購入者により販売ボタン(図示せず)が操作されてフローズン飲料の販売指令が送出されたときに、使用されるカップCの大きさに応じた所望の細氷量と、所望の細氷量を得るために必要な全角氷量を取得する。
【0057】
その後、角氷を氷加工部81の容器81aに供給する。このとき、制御手段130では、温度に応じた補正角氷量をテーブルから引き出す。そして、予め取得した全角氷量を補正角氷量に基づいて増減調整する。さらに、制御手段130は、氷排出駆動手段64を駆動して補正した角氷量を製氷機60から排出する。
【0058】
以上のように、第1形態での角氷の排出制御を行うカップ式飲料自動販売機では、製氷機60(貯氷部60b)の周囲温度に基づいて排出する角氷量を調整している。この結果、例えば、夏季あるいは温暖地域や、冬季あるいは寒冷地域などにおいて、製氷機60の周囲温度の変化によって貯氷した角氷の氷量に変化が生じても製氷機60から排出する角氷量を一定にすることができ、特にフローズン飲料を製造するために必要な細氷量を精度よく得ることができる。
【0059】
次に、角氷の排出制御の第2形態について説明する。図5は第2形態での氷の排出制御に係るブロック図である。
【0060】
図5に示すように、制御手段130には、氷排出駆動手段64、氷検出手段131および水質検出手段133が接続してある。
【0061】
氷排出駆動手段64は、制御手段130から送出された開閉信号によってゲート62を開状態あるいは閉状態にして氷排出口61を開閉する。
【0062】
氷検出手段131は、氷加工装置80に供給した角氷量を得るために、案内経路63を通過する角氷量を検出する。氷検出手段131は、検出部131aと検出信号処理回路131bとを有している。検出部131aは、図2に示すように案内経路63に設けてあり、本実施の形態では案内経路63を横切る態様で投受光素子を備えた光センサで構成してある。検出部131aは、光センサの投受光を角氷が遮ることで角氷の通過時間信号を出力する。検出信号処理回路131bは、光センサからの通過時間信号を電圧として得てこれを蓄えて検出信号として積分処理する。検出信号処理回路131bで処理した検出信号は、制御手段130に出力される。
【0063】
なお、図2に示すように、本実施の形態で検出部131aを構成する光センサは、対をなしており投受光を互いに略平行かつ相互逆向きにして設けてある。検出信号処理回路131bでは、各光センサ双方からの通過時間信号を検出信号として制御手段130に出力する態様、あるいは各光センサのいずれか一方の通過信号を検出信号として制御手段130に出力する態様に切り替え可能である。このように光センサを対にして通過信号を出力すれば、角氷が詰まることなく通過する案内経路63の内径を維持し、かつ、光センサの線状の投受光であっても角氷の通過を確実に検出することが可能になる。
【0064】
水質検出手段132は、製氷機60の製氷部60a、製氷用水配管23あるいは水リザーバ20などに設けてあり、例えば電極方式あるいは電磁誘導方式などがあり、製氷機60(製氷部60b)に供給される水の水質(導電率)を検出する。そして、検出した水質信号は、制御手段130に出力される。
【0065】
制御手段130では、氷検出手段131からの検出信号を基に、角氷が光センサを遮る時間(電圧)の合計から光センサを通過した角氷量(すなわち氷加工装置80に供給した角氷量)を得る。この場合、上述のごとく角氷が予め設定された大きさ(例えば略10mm角)に作られていることから、1つの角氷における氷量を一定(略1g相当)とし、各角氷の通過速度を一定とすることができる。
【0066】
さらに、制御手段130では、温度検出手段132からの水質信号を基に、製氷機60に供給される水質の変化を得る。
【0067】
なお、制御手段130には、各種カップCの大きさに応じた所望の細氷量、当該所望の細氷量を得るための角氷量、および水質変化に基づいた補正角氷量のデータが予め格納してある。
【0068】
水質変化に基づいた補正角氷量は、製氷機60(貯氷部60b)に供給される水の水質による角氷量の変化に起因している。図6に示すように製氷機60に供給される水の水質が良いとき(例えば不純物が少なく導電率20μS/cm程度のとき)は、製氷した角氷が固く凍った状態(水粒子が密に結合している状態)にあり融けにくく氷量が多い。これに対して製氷機60に供給される水の水質が悪いとき(例えば不純物が多く導電率650μS/cm程度のとき)は、製氷した角氷が柔らかい状態(水粒子が粗く結合している状態)にあり融けやすく氷量が少ない。すなわち、フローズン飲料を製造する場合、導電率が高い水から製氷した角氷を細氷に加工するよりも、導電率が低い水から製氷した角氷を細氷に加工するほうが多くの細氷量を得られる。制御手段130では、製氷する水の水質に応じた補正角氷量のテーブルを格納してある。このテーブルは、例えば335μS/cmの導電率の水を基準として当該335μS/cmよりも導電率が低い場合には、製氷機60からの角氷の排出を少なくし、335μS/cmよりも導電率が高い場合には、製氷機60からの角氷の排出を多くする。
【0069】
上記制御手段130の制御によって製氷機60から角氷を排出する動作を以下に説明する。
【0070】
制御手段130では、例えば、購入者により販売ボタン(図示せず)が操作されてフローズン飲料の販売指令が送出されたときに、使用されるカップCの大きさに応じた所望の細氷量と、所望の細氷量を得るために必要な全角氷量を取得する。
【0071】
その後、角氷を氷加工部81の容器81aに供給する。このとき、制御手段130では、水質に応じた補正角氷量をテーブルから引き出す。そして、予め取得した全角氷量を補正角氷量に基づいて増減調整する。さらに、制御手段130は、氷排出駆動手段64を駆動して補正した角氷量を製氷機60から排出する。
【0072】
以上のように、第2形態での角氷の排出制御を行うカップ式飲料自動販売機では、製氷する水の水質(導電率)に基づいて製氷機60から排出する角氷量を調整している。この結果、例えば、各地域の水の水質の変化によって製氷した角氷の氷量に変化が生じても製氷機60から排出する角氷量を一定にすることができ、特にフローズン飲料を製造するために必要な細氷量を精度よく得ることができる。
【0073】
次に、角氷の排出制御の第3形態について説明する。図7は第3形態での氷の排出制御に係るブロック図である。
【0074】
図7に示すように、制御手段130には、氷排出駆動手段64、氷検出手段131および氷経過時間検出手段134が接続してある。
【0075】
氷排出駆動手段64は、制御手段130から送出された開閉信号によってゲート62を開状態あるいは閉状態にして氷排出口61を開閉する。
【0076】
氷検出手段131は、氷加工装置80に供給した角氷量を得るために、案内経路63を通過する角氷量を検出する。氷検出手段131は、検出部131aと検出信号処理回路131bとを有している。検出部131aは、図2に示すように案内経路63に設けてあり、本実施の形態では案内経路63を横切る態様で投受光素子を備えた光センサで構成してある。検出部131aは、光センサの投受光を角氷が遮ることで角氷の通過時間信号を出力する。検出信号処理回路131bは、光センサからの通過時間信号を電圧として得てこれを蓄えて検出信号として積分処理する。検出信号処理回路131bで処理した検出信号は、制御手段130に出力される。
【0077】
なお、図2に示すように、本実施の形態で検出部131aを構成する光センサは、対をなしており投受光を互いに略平行かつ相互逆向きにして設けてある。検出信号処理回路131bでは、各光センサ双方からの通過時間信号を検出信号として制御手段130に出力する態様、あるいは各光センサのいずれか一方の通過信号を検出信号として制御手段130に出力する態様に切り替え可能である。このように光センサを対にして通過信号を出力すれば、角氷が詰まることなく通過する案内経路63の内径を維持し、かつ、光センサの線状の投受光であっても角氷の通過を確実に検出することが可能になる。
【0078】
温度検出手段134は、製氷機60において製氷時からの時間を計るタイマなどからなり、製氷機60で製氷した角氷の経過時間を検出する。そして、検出した時間信号は、制御手段130に出力される。
【0079】
制御手段130では、氷検出手段131からの検出信号を基に、角氷が光センサを遮る時間(電圧)の合計から光センサを通過した角氷量(すなわち氷加工装置80に供給した角氷量)を得る。この場合、上述のごとく角氷が予め設定された大きさ(例えば略10mm角)に作られていることから、1つの角氷における氷量を一定(略1g相当)とし、各角氷の通過速度を一定とすることができる。
【0080】
さらに、制御手段130では、氷経過時間検出手段132からの時間信号を基に、製氷機60で製氷した角氷の製氷時からの経過時間の変化を得る。
【0081】
なお、制御手段130には、各種カップCの大きさに応じた所望の細氷量、当該所望の細氷量を得るための角氷量、および角氷の経過時間変化に基づいた補正角氷量のデータが予め格納してある。
【0082】
経過時間変化に基づいた補正角氷量は、製氷機60(貯氷部60b)で角氷を貯氷している経過時間による角氷量の変化に起因している。図8に示すように製氷時(製氷直後)では(例えば0時間経過のとき)は、貯氷部60bに貯えてある角氷が固く凍った状態(水粒子が密に結合している状態)にあり融けにくく氷量が多い。これに対して製氷時からの時間が経過すると(例えば17時間経過)、貯氷部60bに貯えてある角氷が柔らかい状態(水粒子が粗く結合している状態)にあり融けやすく氷量が少ない。さらに、上述のごとく貯氷部60bでは角氷が一塊とならないように攪拌していることから製氷時からの時間が経過すると形が崩れて(例えば製氷時には直方形であるが17時間経過すると角が取れる)氷量が少ない。すなわち、フローズン飲料を製造する場合、製氷時から時間が経過したときの角氷を細氷に加工するよりも、製氷直後の角氷を細氷に加工するほうが多くの細氷量を得られる。制御手段130では、製氷後の経過時間に応じた補正角氷量のテーブルを格納してある。このテーブルは、例えば製氷直後を基準として時間が経過するごとに製氷機60からの角氷の排出を多くする。
【0083】
上記制御手段130の制御によって製氷機60から角氷を排出する動作を以下に説明する。
【0084】
制御手段130では、例えば、購入者により販売ボタン(図示せず)が操作されてフローズン飲料の販売指令が送出されたときに、使用されるカップCの大きさに応じた所望の細氷量と、所望の細氷量を得るために必要な全角氷量を取得する。
【0085】
その後、角氷を氷加工部81の容器81aに供給する。このとき、制御手段130では、経過時間に応じた補正角氷量をテーブルから引き出す。そして、予め取得した全角氷量を補正角氷量に基づいて増減調整する。さらに、制御手段130は、氷排出駆動手段64を駆動して補正した角氷量を製氷機60から排出する。
【0086】
以上のように、第3形態での角氷の排出制御を行うカップ式飲料自動販売機では、製氷後の経過時間に基づいて排出する角氷量を調整している。この結果、例えば、製氷後の時間経過によって貯氷している角氷の氷量に変化が生じても製氷機60から排出する角氷量を一定にすることができ、特にフローズン飲料を製造するために必要な細氷量を精度よく得ることができる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係るカップ式飲料自動販売機によれば、製氷機の周囲温度に応じた氷質の変化に基づいて製氷機から排出する氷量を調整することにより、製氷機の周囲温度に変化があって氷量に変化が生じても製氷機から排出する角氷量を一定にすることができる。また、特にフローズン飲料を製造するために必要な細氷量を精度よく得ることができる。
【0088】
本発明の請求項2に係るカップ式飲料自動販売機によれば、水質に応じた氷質の変化に基づいて製氷機から排出する氷量を調整することにより、水質に変化があって氷量に変化が生じても製氷機から排出する角氷量を一定にすることができる。また、特にフローズン飲料を製造するために必要な細氷量を精度よく得ることができる。
【0089】
本発明の請求項3に係るカップ式飲料自動販売機によれば、製氷後の時間経過に応じた氷質の変化に基づいて製氷機から排出する氷量を調整することにより、製氷後の時間経過によって氷量に変化が生じても製氷機から排出する角氷量を一定にすることができる。また、特にフローズン飲料を製造するために必要な細氷量を精度よく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるカップ式飲料自動販売機の概略構成図である。
【図2】氷排出手段を示す図である。
【図3】第1形態での氷の排出制御に係るブロック図である。
【図4】温度変化に伴う角氷量の変化を示す図である。
【図5】第2形態での氷の排出制御に係るブロック図である。
【図6】水質変化に伴う角氷量の変化を示す図である。
【図7】第3形態での氷の排出制御に係るブロック図である。
【図8】時間経過に伴う角氷量の変化を示す図である。
【符号の説明】
10 カップ搬送装置
11 排水口
20 水リザーバ
21 給水弁
22 送水配管
23 製氷用水配管
24 三方弁
25 水配管
26 湯タンク用水配管
40 湯タンク
40a ヒータ
41 湯配管
41a 湯弁
42 コーヒー調理用湯配管
42a 湯弁
50 コーヒー飲料調理装置
51 コーヒー配管
60 製氷機
60a 製氷部
60b 貯氷部
61 氷排出口
62 ゲート
63 案内経路
64 氷排出駆動手段
70 氷振り分け装置
71 氷振り分け機構
72 氷配管
80 氷加工装置
81 氷加工部
81a 容器
81b 氷投入口
81c 回転羽根
81d モータ
81e 排水口
82 シュータ
90 シロップタンク
91 シロップ配管
91a シロップ弁
100 キャニスタ
110 攪拌装置
111 攪拌羽根
120 排水容器
121 氷加工排水配管
122 調理排水配管
130 制御手段
131 氷検出手段
131a 検出部
131b 検出信号処理回路
132 温度検出手段
133 水質検出手段
134 氷経過時間検出手段
C カップ

Claims (3)

  1. 製氷機から氷を排出する氷排出手段と、前記製氷機の周囲温度を検出する温度検出手段とを備え、
    周囲温度に応じた氷質の変化に基づいて前記製氷機から排出する氷量を調整することを特徴とするカップ式飲料自動販売機。
  2. 製氷機から氷を排出する氷排出手段と、前記製氷機に供給する水の水質を検出する水質検出手段とを備え、
    水質に応じた氷質の変化に基づいて前記製氷機から排出する氷量を調整することを特徴とするカップ式飲料自動販売機。
  3. 製氷機に貯えた氷を排出する氷排出手段と、前記製氷機で氷を製氷した後の経過時間を検出する氷経過時間検出手段とを備え、
    製氷後の時間経過に応じた氷質の変化に基づいて前記製氷機から排出する氷量を調整することを特徴とするカップ式飲料自動販売機。
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