JP2004324659A - パイロット式電磁弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主通水路5を開閉する主弁6と副通水路14を開閉する電磁弁17とを有し、この電磁弁17の作動に応じて副通水路14が開閉され、この副通水路14の開閉により主弁6を開閉するパイロット式電磁弁において、主弁6に圧接するように配設され、主弁6の弁開度を規制する制止部材27と、この制止部材に27に連結され、制止部材27を主弁6の弁開度を規制する位置に駆動するアクチュエータ29とを有する。これにより、小動力で、かつ流量調節ができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主通水路を開閉する主弁と副通水路を開閉する電磁弁とを有し、電磁弁の作動により主弁を開閉するパイロット式電磁弁に関するものであり、特に、主通水路の流量調節に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパイロット式電磁弁を手洗い器などに使用される給水装置に用いられたものがある。これは、給水源から水栓にかけての主通水路と、この主通水路を開閉するダイヤフラム式の主弁と、パイロット操作するための副通水路と、この副通水路を開閉する電磁弁とが備えられている。
【0003】
そして、電磁弁を作動すると、副通水路側に通水が行われて、主通水路側の水圧が下降することで主弁が開かれて水栓から吐水されるようになっている。そして、電磁弁が停止すると、副通水路側の通水が遮断され、主通水路側の水圧が上昇することで主弁が閉じ水栓からの吐水が止まるようになっている。これにより、小動力の電磁弁を作動させて主通水路を開閉するものである(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
登録実用新案第2107811号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1のようなこの種のパイロット式電磁弁によれば、弁座を開閉する主弁は、全開または閉塞のいずれか一方に切り換えるように構成されているため弁開度を可変して流量を制御する流量調節機能を備えていないのが一般的である。
【0006】
また、このような主弁をモータなどのアクチュエータにより直接駆動させて弁開度を可変する方法もあるが、主通水路の水圧を締め切るためアクチュエータに求められる動力が大きくなってしまう問題がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記点を鑑みたものであり、主弁の動きを任意の位置に調節可能な制止部材を配設させることで、小動力で、かつ流量調節ができるパイロット式電磁弁を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記、目的を達成するために、請求項1ないし請求項5に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、主通水路(5)を開閉する主弁(6)と副通水路(14)を開閉する電磁弁(17)とを有し、この電磁弁(17)の作動に応じて副通水路(14)が開閉され、この副通水路(14)の開閉により主弁(6)を開閉するパイロット式電磁弁において、
主弁(6)に圧接するように配設され、主弁(6)の弁開度を規制する制止部材(27)と、この制止部材に(27)に連結され、制止部材(27)を主弁(6)の弁開度を規制する位置に駆動するアクチュエータ(29)とを有することを特徴としている。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、主弁(6)の弁開度を規制する制止部材(27)と、この制止部材(27)を主弁(6)の弁開度を規制する位置に制御するアクチュエータ(29)とを有することにより、弁開度が制止部材(27)により可変されるため主通水路(5)を通水する流量を調節できる。
【0010】
また、弁開度を調節するために、主弁(6)を直接駆動させる方式ではなく、弁開度を規制する位置に制止部材(27)側を駆動するため、駆動時に水圧の影響を受けることがないのでアクチュエータ(29)の動力を小さくすることができる。
【0011】
請求項2に記載の発明では、制止部材(27)は、電磁弁(17)の通電により副通水路(14)が開かれて主弁(6)が開弁側に開くときに、主弁(6)に圧接して弁開度を規制するように配設されたことを特徴としている。請求項2に記載の発明によれば、主弁(6)が開弁側に開くときに制止部材(27)が主弁(6)に圧接されるため、請求項1で述べたように、主弁(6)が開弁側に開く前に、制止部材(27)を規制する位置に駆動するため、制止部材(27)の駆動時に水圧の影響を受けることがないのでアクチュエータ(29)の動力を小さくすることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、制止部材(27)は、電磁弁(17)の通電停止により副通水路(14)が閉じられて主弁(6)が閉弁側に閉じるときに、主弁(6)に圧接して弁開度を規制するように配設されたことを特徴としている。請求項3に記載の発明によれば、主弁(6)が閉弁状態となる前に制止部材(27)を規制する位置に駆動するため、制止部材(27)の駆動時に水圧の影響を受けることがないのでアクチュエータ(29)の動力を小さくすることができる。
【0013】
請求項4に記載の発明では、制止部材(27)は、主弁(6)のリフト方向に対し直交方向に制止力を有するとともに、アクチュエータ(29)により直交方向に往復動して主弁(6)の弁開度が規制されることを特徴としている。請求項4に記載の発明によれば、制止部材(27)は、主弁(6)のリフト方向に対し直交方向に制止力を有することにより、主弁(6)と、弁座との隙間、つまり弁開度が均等に確保できる。従って、主弁(6)の弁開度が同じ位置であっても流量の変動が少ない。
【0014】
請求項5に記載の発明では、制止部材(27)は、回転力を往復運動に変換する回転/往復変換部材(28)を介してアクチュエータ(29)に連結され、アクチュエータ(29)は回転する駆動手段であることを特徴としている。請求項5に記載の発明によれば、例えば、アクチュエータ(29)として、モータを用いることにより小動力で対応可能である。
【0015】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1に基づいて説明する。図1は、本発明のパイロット式電磁弁を適用した給水装置の全体構成を示す模式図である。本実施形態の給水装置は、台所の流し台や洗面所の洗面器などの給水に用いるものであり、水栓(図示せず)が設置される洗面台もしくは流し台などに配設させて、電動にて止水および給水ができるようになっている。
【0017】
図1に示すように、給水装置は、青銅鋳物、または樹脂材料(例えば、PPSなど)よりなるボディ1、2が図示しないボルトなどの締結部材により連結固定され、ボディ2には、流入口3、流出口4およびこれらを連通する主通水路5(図中に一点鎖線で示す)が形成されている。
【0018】
そして、主通水路5の途中にはダイヤフラム式の主弁6がボディ1、2の間に挟持されている。この主弁6にはオリフィス板としてのダイヤフラムプレート7がダイヤフラムホルダ8にて固設されている。また、主弁6は弁座9に着座可能であるとともに、バネ10により着座方向に付勢されている。
【0019】
また、流入口3の上流側には、30メッシュ程度の図示しないフィルタが設けられている。これは主通水路5に大きなごみが流れて弁座9に噛みこんで、弁シール不良などを起こすのを防止するためである。合成樹脂製のダイヤフラムプレート7には、主通水路5と後述する主室とを貫通するオリフィス孔13が複数個貫通状態にて形成されている。なお、流出口4は図示しない給水配管を介して洗面器に設けられた水栓に接続されている。
【0020】
次に、主室12は、主弁6にて区画形成され、この主室12はダイヤフラムプレート7のオリフィス孔13にて主弁6の上流側の主通水路5と連通している。また、主室12はボディ1に形成された通水路15aを介して副室16に連通され、副室16は通水路15bを介して流出口4と連通している。なお、主室12から通水路15a→副室16→通水路15bを経て流出口4に通水する通水経路を本発明の請求項で述べる副通水路14と称する。
【0021】
そして、この副通水路14に流れる通水を開閉するための電磁弁17が設けられている。この電磁弁17は、副室16内に円柱状の可動コア18が設けられ、可動コア18の先端面が通路15bの開口面に着座して通路15bを閉塞し得るようになっている。また、可動コア18の後端面は僅かに隙間して固定コア19が対向配置されている。この固定コア19はコイル20内に固定され、コイル20はヨーク21、第1リング22、環状磁石23、第2リング24を介してボディ1に固定されている。
【0022】
環状磁石23は板厚方向に着磁されている。さらに、コイル20、リング22、24、環状磁石23の内孔を貫通するように円筒状シリンダ25が設けられ、その内部に固定コア19が挿入されるとともに、可動コア18が軸線方向に移動可能に挿入されている。また、可動コア18と固定コア19との間には圧縮コイルバネ26が介在され、可動コア18を着座方向に付勢している。なお、電磁弁17は図示しない水栓制御装置からの開閉信号を受けて副通水路14の通水を開閉制御するようになっている。
【0023】
次に、本実施形態では、主弁6の弁開度であるリフト量を調節できるように構成している。すなわち、主弁6が主通水路5を開弁したときに、主弁6のリフト量(弁開度)の上限を規制する制止部材27を設けている。そして、その規制する位置を調節できるように構成している。具体的には、図1に示すように、主弁6が開弁したときに、ダイヤフラムプレート7の裏面側を制止部材27の先端に圧接させることで、主弁6と弁座9との円周方向に形成される隙間の間隔の上限を規制するように構成している。これにより、隙間の通水面積を可変することで流量の調節ができる。また、制止部材27は略円筒状に形成し、その先端が主弁6のリフト方向に対して直交する方向に制止力が掛かるようにボディ1に配設している。
【0024】
さらに、その規制する位置は、制止部材27が上下方向に往復動できるように回転/往復変換部材28を介してアクチュエータ29に連結されている。つまり、モータなどの回転力を有するアクチュエータ29により駆動させることで、回転/往復変換部材28により、回転力を往復運動に変換して制止部材27を上下方向に往復移動するようにしている。このようにリフト量(弁開度)を制止部材27の往復移動により任意の位置に調節することで、主通水路5を通水する流量を調節できる。なお、図中の30はOリングであり主室12と外部とを気密している。
【0025】
次に、以上の構成による給水装置の作動について説明する。まず、開弁指令および閉弁指令を受けたときの副通水路14を開閉する電磁弁17の作動について説明する。閉弁指令を受けたときには、コイル20に電力が通電しないので、環状磁石23からの磁束が第2リング24、可動コア18、固定コア19、ヨーク21、第1リング22、環状磁石23の順に流れる。これにより、可動コア18と固定コア19との間には吸引力が働く。しかし、固定コア19と可動コア18との離反距離が大きいので、これらコア同志の吸引力は弱く、バネ26の付勢力が磁気吸引力を上回り、可動コア18は閉弁状態を継続する。
【0026】
そして、開弁指令を受けたときには、可動コア18の閉弁状態において、コイル20に上記磁束と同方向の磁束が発生する方向(これを正方向と定義する)に電流を流すと環状磁石23による磁気吸引力が増大し、可動コア18はバネ26の付勢力に打ち勝って固定コア19に接近する。そして、一度、可動コア18が固定コア19に接近し始めるとこれらコア18、19間のギャップが小さくなり、磁束吸引力がさらに大きくなり、可動コア18は強固に吸引保持され、可動コア18が開弁状態となる。
【0027】
なお、この可動コア18が開弁状態になったときにコイル20への通電を停止してもコア18、19間のギャップが小さいので環状磁石23の磁束による磁気吸引力だけでバネ26の付勢力を上回り、可動コア18は開弁状態を継続する。この可動コア18の開弁状態から上述した磁束と逆方向に磁束を発生するように(これを逆方向と定義する)コイル20に通電すると、固定コア19に環状磁石23からの磁束と反対向きの磁束が生じ、バネ26の付勢力が磁気吸引力を上回り、可動コア18は固定コア19から離反し閉弁状態になる。
【0028】
そして、図1に示すように、可動コア18が閉弁し主弁6が弁座9に着座した状態においては、主弁6よりも上流側の主通水路5と主室12がオリフィス孔13を介して連通して、上流側主通水路5と主室12内との水圧が等しくなりバネ10の付勢力と受圧面積との差分の水圧による力が働き、主弁6が弁座9に着座した状態が保持される。この状態において、コイル20に正方向の電流を通電すると可動コア18が移動して通水路15bの開口部が開き、通水路15a、副室16、通水路15b、流出口4が連通して主室12内が下流側主通水路5と連通する。
【0029】
これにより、主室12の圧力が上流側通水路5の圧力より低くなり、主弁6の上流側通水路5の水圧により主弁6が弁座9から離れ、通水状態となる。この通水状態において、コイル20に逆方向の電流を流すと可動コア18が閉弁し、オリフィス孔13を通って水が徐々に主室12内に流れ込み、主弁6が次第に弁座9に接近しついには止水状態になる。
【0030】
そこで、本実施形態では、主弁6がリフト量(弁開度)を開弁側に開いたとき、つまり、通水状態のときに主通水路5を通水する流量を調節できるようになっているため、副通水路14を開閉する電磁弁17を作動させる前に、アクチュエータ29を駆動させて所定の位置に制止部材27を移動させておく。そして、電磁弁17を作動させることで、副通水路14が開弁して主弁6が開弁され、このときに主弁6が制止部材27に圧接して規制された位置に制止する。これにより、その規制された位置に基づく流量が通水されるものである。
【0031】
以上の第1実施形態のパイロット電磁弁によれば、主弁6のリフト量(弁開度)を規制する制止部材27と、この制止部材27を主弁6のリフト量(弁開度)を規制する位置に制御するアクチュエータ29とを有することにより、リフト量(弁開度)が制止部材27により可変できることで、主通水路5を通水する流量を調節できる。
【0032】
また、制止部材27は、電磁弁17の通電により副通水路14が開かれて主弁6が開弁側に開くときに、主弁6に圧接してリフト量(弁開度)の上限を規制するように配設されたことにより、主弁6が開弁側に開く前に制止部材27を規制する位置に駆動するため、制止部材27の駆動時に水圧の影響を受けることがないのでアクチュエータ29の動力を小さくすることができる。
【0033】
また、制止部材27は、主弁6のリフト方向に対し直交方向に制止力を有することにより、主弁6と、弁座9との隙間、つまり弁開度が均等に確保できる。従って、主弁6の弁開度が同じ位置であっても流量の変動が少ない。
【0034】
また、制止部材27は、回転力を往復運動に変換する回転/往復変換部材28を介してアクチュエータ29に連結され、アクチュエータ29は回転する駆動手段であることにより、例えば、アクチュエータ29として、モータを用いることにより小動力で対応可能である。
【0035】
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、リフト量(弁開度)の上限を規制する位置を予め制止部材27を移動させ、その後、主弁6が開弁したときに、ダイヤフラムプレート7の裏面側を制止部材27の先端に圧接させるようにしたが、これに限らず、主弁6が開弁した後、つまり、主弁6が閉弁側に閉じるのを制止部材27により制止させても良い。
【0036】
具体的には、図2に示すように、制止部材27の先端がダイヤフラムホルダ8に圧接するように、制止部材27、回転/往復変換部材28およびアクチュエータ29をボディ2に配設している。そして、規制する位置への制止部材27の移動を主弁6が開弁した後に駆動するようにしたものである。以下、このときの作動について説明する。
【0037】
まず、主弁6が弁座9に着座した状態のとき、すなわち、主弁6が閉弁状態のときは、制止部材27の先端が主弁6のダイヤフラムホルダ8の上面に当接する位置になるように設定されている。そして、この状態において、電磁弁17のコイル20に正方向の電流を通電すると可動コア18が移動して通水路15bの開口部が開き、通水路15a、副室16、通水路15b、流出口4が連通して主室12内が下流側主通水路5と連通する。
【0038】
これにより、主室12の圧力が上流側通水路5の圧力より低くなり、主弁6の上流側通水路5の水圧により主弁6が弁座9から離れ、通水状態となる。この通水状態において、アクチュエータ29を駆動させて所定の位置に制止部材27を移動させておく。そして、電磁弁17のコイル20に逆方向の電流を流すと可動コア18が閉弁し、オリフィス孔13を通って水が徐々に主室12内に流れ込み、主弁6が次第に閉弁状態となるが、ダイヤフラムホルダ8の上面に制止部材27の先端が圧接することで制止力が掛かり規制された流量による通水状態が維持されるものである。そして、閉弁指令を受けたときは、アクチュエータ29を駆動させて、閉弁状態に設定された位置に制止部材27を移動させることで、主弁6が弁座9に接近しついには止水状態になる。
【0039】
以上の第2実施形態のパイロット電磁弁によれば、制止部材27は、電磁弁17の通電停止により副通水路14が閉じられて主弁6が閉弁側に閉じるときに、主弁6に圧接してリフト量(弁開度)を規制するように配設したことにより、主弁6が閉弁状態になる前に制止部材27を規制する位置に駆動するため、制止部材27の駆動時に水圧の影響を受けることがないのでアクチュエータ29の動力を小さくすることができる。
【0040】
(他の実施形態)
以上の実施形態では、制止部材27を上下方向に往復移動させるのに、回転/往復変換部材28を介して回転力を有するアクチュエータ29と連結させたが、これに限らず、制止部材27を上下方向に往復移動させるアクチュエータでも良い。
【0041】
また、以上の実施形態のパイロット電磁弁による給水装置は、台所の流し台や洗面所の洗面器などの給水に適用したが、これに限らず、公共向けの手洗い用自動水栓、公共向けのトイレ用自動水栓などにも適用できるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるパイロット電磁弁の全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明の第2実施形態におけるパイロット電磁弁の全体構成を示す模式図である。
【符号の説明】
5…主通水路
6…主弁
14…副通水路
17…電磁弁
27…制止部材
28…回転/往復変換部材
29…アクチュエータ
Claims (5)
- 主通水路(5)を開閉する主弁(6)と副通水路(14)を開閉する電磁弁(17)とを有し、前記電磁弁(17)の作動に応じて前記副通水路(14)が開閉され、前記副通水路(14)の開閉により前記主弁(6)を開閉するパイロット式電磁弁において、
前記主弁(6)に圧接するように配設され、前記主弁(6)の弁開度を規制する制止部材(27)と、前記制止部材に(27)に連結され、前記制止部材(27)を前記主弁(6)の弁開度を規制する位置に制御するアクチュエータ(29)とを有することを特徴とするパイロット式電磁弁。 - 前記制止部材(27)は、前記電磁弁(17)の通電により前記副通水路(14)が開かれて前記主弁(6)が開弁側に開くときに、前記主弁(6)に圧接して弁開度を規制するように配設されたことを特徴とする請求項1に記載のパイロット式電磁弁。
- 前記制止部材(27)は、前記電磁弁(17)の通電停止により前記副通水路(14)が閉じられて前記主弁(6)が閉弁側に閉じるときに、前記主弁(6)に圧接して弁開度を規制するように配設されたことを特徴とする請求項1に記載のパイロット式電磁弁。
- 前記制止部材(27)は、前記主弁(6)のリフト方向に対し直交方向に制止力を有するとともに、前記アクチュエータ(29)により直交方向に往復動して前記主弁(6)の弁開度が規制されるように構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のパイロット式電磁弁。
- 前記制止部材(27)は、回転力を往復運動に変換する回転/往復変換部材(28)を介して前記アクチュエータ(29)に連結され、前記アクチュエータ(29)は回転する駆動手段であることを特徴とする請求項4に記載のパイロット式電磁弁。
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Legal Events
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Effective date: 20050627 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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Effective date: 20070821 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20071018 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080212 |