JP2004324643A - 2サイクルエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】サイズを小型化して好適な排ガス値を達成できる2サイクルエンジンを提供する。
【解決手段】ピストン5が所定の位置にあるときに燃焼室3は、ピストン5に形成された少なくとも1つのピストン窓16,23と少なくとも1つの搬送通路11,13とを介してクランクケース4と連通する。搬送通路11,13は搬送窓12,14)によって燃焼室3に開口している。搬送穴15と搬送窓12,14とは、ピストン5によってかすめられるシリンダ穴25の領域に開口している。この種の2サイクルエンジンにおいて、本発明によれば、ピストン5がクランクケース4に対し運動するときに搬送穴15はまだ完全に閉鎖せず、搬送窓12,14は開口し始める。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダと、シリンダ内に形成された燃焼室と、燃料の吸気部と、燃焼室から排ガスを排気させるための排気部と、クランクケースに通じている搬送穴とを備え、燃焼室がシリンダ長手軸線の方向に上下動するピストンによって画成され、ピストンが、連接棒を介して、クランクケース内に回転可能に支持されているクランク軸を駆動させ、ピストンが所定の位置にあるときに燃焼室がピストンに形成された少なくとも1つのピストン窓と少なくとも1つの搬送通路とを介してクランクケースと連通し、搬送通路が搬送窓によって燃焼室に開口し、搬送穴と搬送窓とが、ピストンによってかすめられるシリンダ穴の領域に開口している2サイクルエンジン、特にパワーソー、切断研削機等の手で操縦される作業機用の2サイクルエンジンに関するものである。
2サイクルエンジンで発生する排ガスは低減させる必要がある。同時に、2サイクルエンジンのサイズも小型化させる必要がある。2サイクルエンジンの場合、排ガスは排気部から排出されるが、すでに燃焼室には新しい燃料・空気混合気が流入してきている。この場合、新しい燃料・空気混合気が排気部を通じて燃焼室から出るのを防止しなければならない。というのは、これによって排ガス中のHC値が増大するからである。このため、新しい混合気を搬送(溢流)させる搬送通路は、排気部が開口して排ガスが燃焼室から出た後、できるだけ遅く開口する必要がある。しかしながら、搬送通路をクランクケースのほうへずらすことによってエンジンのサイズが大型になる。さらに、十分な量の燃料を含んだ新しい混合気が燃焼室へ供給されるよう保証するには、搬送通路は十分大きなサイズでなければならず、しかも十分長い時間開口していなければならない。このため、シリンダにおける搬送通路の配置構成はかなり制限されている。
特許文献1からは、排ガスを予め搬送通路内に蓄積しておくことが知られている。このため、搬送通路はクランクケースに対し閉鎖され、他方燃焼室側の端部によって排ガスを搬送通路内へ流入させる構成になっている。これによって搬送通路内の圧力レベルが高くなるので、燃焼室内への燃料・空気混合気の流入を遅延させる必要がある。しかしながら、この配置構成では十分な遅延は達成できないことが明らかになった。というのは、燃焼室内の圧力が十分に搬送通路内へ伝達されず、搬送通路内へ排ガスが流動しないからである。
US2002/0134326A1
本発明の課題は、サイズを小型化して好適な排ガス値を達成できるこの種の2サイクルエンジンを提供することである。
本発明は、上記課題を達成するため、ピストンがクランクケースに対し運動するときに搬送穴はまだ完全に閉鎖せず、搬送窓は開口し始めることを特徴とするものである。
これによれば、搬送通路はクランクケースに対しまだ開口しており、他方搬送通路は燃焼室に対し開口する。搬送通路がクランクケースに対しまだ開口している場合、燃焼室から搬送通路内への圧力の伝達が著しく改善されていることが明らかになった。これにより、搬送通路内の圧力レベルを燃焼室内のそれに対応させることが達成できる。搬送通路が燃焼室に対し開口した直後に、搬送通路がクランクケースに対し閉鎖されることにより、排ガスが燃焼室からクランクケース内へ達しないよう保証されている。搬送通路内の圧力がクランクケース内の圧力よりも大きいので、搬送通路がクランクケースに対し開口しているときに燃料・空気混合気が搬送通路内へ流入することはない。クランクケースの方向へピストンがさらに下降運動することにより、クランクケース内の混合気がほぼ搬送通路内の圧力に相当する状態になったときにはじめて搬送通路から燃焼室内への混合気の急激な流出が行われる。遅延した急激な流出により、これと同時に掃気挙動も改善される。これによりサイズを小型化して2サイクルエンジンの少ない排ガス値を達成できる。
搬送通路の所望の制御は、搬送窓の燃焼室側の上稜と搬送通路の搬送穴のクランクケース側の下稜との、シリンダ長手軸線の方向に測った間隔が、搬送通路の領域でのピストンの、シリンダ長手軸線に対し平行に測った高さよりも大きいことにより簡単に達成できる。ピストンは搬送通路の2つの穴を同時に完全に閉鎖させることはできないので、搬送穴は開口したばかりであるのに対し、搬送窓はすでに開いている。搬送窓の上稜と搬送穴の下稜との間隔が、搬送通路の領域でのピストンの高さよりも2mmないし4mm大きければ、前記流出の好適な遅延が得られる。或いは、搬送窓の上稜と搬送穴の下稜との間隔が、クランク軸の5゜ないし30゜の回転、特に15゜ないし20゜の回転に相当していても同様に前記流出の好適な遅延が得られる。搬送窓が開口した直後の時点で搬送穴がすでに閉じていることを保証するため、搬送窓のクランクケース側の下稜と搬送通路の搬送穴の燃焼室側の上稜との、シリンダ長手軸線の方向に測った間隔は、搬送通路の領域でのピストンの、シリンダ長手軸線に対し平行に測った高さよりも小さい。したがって、搬送窓が開口し始めたときには搬送穴はすでに部分的に閉じている。
本発明によれば、搬送窓は排気部の開口とほぼ同時にまたはその直後に開口する。特に搬送窓と排気部とがほぼ同時に開口すれば、搬送通路内に十分高い圧力が発生する。合目的には、排気部の燃焼室側の上稜と搬送通路の上稜との、シリンダ長手軸線の方向に測った間隔が、クランク軸の0゜ないし20゜の回転に相当しているのがよい。ピストン窓がピストン内部に対するピストンボディの開口部として形成されていれば、ピストンの簡潔な構成が得られる。燃焼室の対称掃気を達成するため、よってこれに関連して排ガス値を少なくさせるため、中心面に関し対称に配置された4つの搬送通路が設けられ、中心面はシリンダ長手軸線を含み且つ排気部をほぼ中心で分割している。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1に図示した2サイクルエンジン1はシリンダ2を有し、シリンダ2内には燃焼室3が形成されている。燃焼室3はピストン5によって画成されており、ピストン5は、連接棒6を介して、クランクケース4内に支持されているクランク軸7を駆動する。クランクケース4には吸気部10が開口し、吸気部10はクランクケース4に燃料・空気混合気を供給する。燃料・空気混合気は、たとえば気化器のような混合気調製装置で調製されたものである。吸気部10はシリンダ穴25に開口しており、ピストン5のピストンボディ24によって開閉制御される。燃焼室3からは、同様に開閉制御される排気部9が出ている。シリンダ2内には搬送通路11と13が設けられている。搬送通路11と13は、ピストン5が所定の位置にあるときに燃焼室3をクランクケース4と連通させる。この場合、排気部に近い側に2つの搬送通路11と、排気部から遠い側に2つの搬送通路13とが設けられ、これら搬送通路は、図1の断面を成している中心面に関し対称に配置されている。
排気部に近い側の搬送通路11は搬送窓12によって燃焼室3に開口し、排気部から遠い側の搬送通路13は搬送窓14によって燃焼室3に開口している。ピストン5は、ピストンボディ24からピストン内部への開口部として形成されたピストン窓16と23を有している。これらのピストン窓16,23を介して搬送通路11,13はピストン5の下死点範囲でクランクケース4と連通する。したがって搬送通路11,13のクランクケース側の端部は、ピストン5の下死点範囲でのピストン窓16,23の位置に対応する高さでシリンダ2内に配置されている。
搬送窓12,14は、燃焼室3側のその上稜18がほぼ排気部9の燃焼室3側の上稜27の高さに位置するように配置されるか、或いは、排気部9の上稜27に対し間隔dだけクランクケース4の方向へずれるように配置されている。この場合間隔dは、クランク軸7の0゜ないし20゜の回転に相当しているのが合目的である。
図2は、シリンダ2を排気部から遠い側の搬送通路13の高さで切断した断面図である。2つの搬送通路13は、2サイクルエンジン1の排気部9をほぼ中心で分割し且つシリンダ長手軸線20を含んでいる中心面28に関し対称に配置されている。搬送通路13は搬送穴15によってクランクケース4に開口している。この場合搬送穴15は、搬送窓14と同様に、ピストン5がその上をかすめるシリンダ穴25の領域に配置されている。したがって搬送穴15も搬送窓14も開閉制御される。搬送通路13は取っ手状の通路(Henkelkanal)として形成されており、その長さ全体にわたってシリンダ内部空間に対し閉鎖されている。この場合、搬送穴15の燃焼室3側の上稜21は、搬送窓14の燃焼室3側の下稜19に対し間隔aを有している。この間隔aは、搬送通路13の領域におけるピストン5の高さcよりも小さい。図示した実施形態では、燃焼室3を画成しているピストン底部17は、ピストン5のクランクケース4側の側面と同様に平らに形成され、シリンダ長手軸線20に対し垂直に延びているので、ピストン5はどの位置でもシリンダ長手軸線20に対し平行に測った高さcは同じである。
搬送穴15の下稜22と搬送窓14の上稜18との、シリンダ長手軸線方向に測った間隔bは、ピストン5の高さcよりも大きい。したがって、ピストン5が図2に図示した位置にあるとき、ピストン5が燃焼室3からピストンケース4の方向へ移動すると、搬送穴15はまだ開口したばかりであるのに対し、搬送窓14はすでに開口している。有利には、間隔bがピストン5の高さcよりも2mmないし4mm大きいのがよく、このように選定すると、搬送穴15はまだ2mmないし4mm開口しただけであるのに対し、搬送窓14はすでに開口している。間隔bはクランク軸の5゜ないし30゜の回転、特に15゜ないし20゜の回転に対応しているのが有利である。
2サイクルエンジン1が作動すると、まずピストン5の上死点範囲で燃料・空気混合気がクランクケース4内へ吸込まれる。ピストン5が下降すると、クランクケース4内の混合気が圧縮され、その後ピストン窓16,23と、搬送穴15と、搬送通路13,11と、搬送窓12,14とを通って燃焼室3内へ流入する。ピストン5の上死点範囲では、燃料・空気混合気はシリンダ2内に配置されている点火プラグ8によって点火される。続いてピストン5が下降運動すると、搬送通路11と13が開口するのとほぼ同時に、或いは搬送通路11と13が開口する直前に排気部9が開口する。搬送通路は開口するのに対し、搬送穴はクランクケース4に対しまだ完全には閉じていない。このため、燃焼室3内の高圧が搬送通路11と13へ伝達されるので、搬送通路11と13内は高圧になる。排ガスが燃焼室3からクランクケース4内へ流入する前に、搬送穴15はピストン5がさらに下降運動することにより閉鎖される。
図3は、ピストンボディ24によって閉鎖されている搬送穴15を図示したものである。搬送穴15がすでに完全に閉鎖した時点で、このときはじめて搬送窓14はピストン底部17によってほぼ半分だけ開口している。図4に図示したように、ピストン5がさらにクランクケース4の方向へ下降運動すると、搬送穴15がピストン窓16によって開口される。このとき、ピストン窓16のクランクケース4側の下稜16は、搬送通路が燃焼室3とクランクケース4とを連通させる時点を決定する。
搬送穴15がクランクケース4に対し開口した時点でのクランクケース4内の圧力は、搬送通路13と11内で支配的な排ガス圧よりも小さい。このため、搬送穴15が開口しても、すぐに燃料・空気混合気が搬送通路11,13を通って燃焼室3内へ流入し始めることはない。むしろ燃焼室3内への流入は、クランクケース4内の燃料・空気混合気の圧力が搬送通路11と13内の排ガス圧に達するまで遅延される。この時間的な遅延の後に、燃料・空気混合気が搬送通路11,13またはクランクケース4から急速に燃焼室3内へ流入し始める。このような流入遅延により優れた掃気結果が達成できる。急速な流入は、同時に、十分な量の燃料・空気混合気が燃焼室3内へ流入するよう保証する。前記遅延により、搬送窓12,14をほぼ排気部9の高さに配置できる。これにより2サイクルエンジン1のサイズを小さくできる。
4つの搬送通路を設ける代わりに、他の数量の搬送通路でも合目的である。また、個々の搬送通路における制御時間が異なるように構成して、燃焼室3の非対称掃気を達成するのも合目的である。
2サイクルエンジンの概略縦断面図である。 ピストンを内設した2サイクルエンジンのシリンダの概略断面図で、ピストンが特定の位置にあるときの図である。 ピストンを内設した2サイクルエンジンのシリンダの概略断面図で、ピストンが他の特定の位置にあるときの図である。 ピストンを内設した2サイクルエンジンのシリンダの概略断面図で、ピストンが他の特定の位置にあるときの図である。
符号の説明
1 2サイクルエンジン
2 シリンダ
3 燃焼室
4 クランクケース
5 ピストン
6 連接棒
7 クランク軸
9 排気部
10 吸気部
11 搬送通路
12 搬送窓
13 搬送通路
14 搬送窓
15 搬送穴
20 シリンダ長手軸線
25 シリンダ穴

Claims (9)

  1. シリンダ(2)と、シリンダ(2)内に形成された燃焼室(3)と、燃料の吸気部(10)と、燃焼室(3)から排ガスを排気させるための排気部(9)と、クランクケース(4)に通じている搬送穴(15)とを備え、燃焼室(3)がシリンダ長手軸線(20)の方向に上下動するピストン(5)によって画成され、ピストン(5)が、連接棒(6)を介して、クランクケース(4)内に回転可能に支持されているクランク軸(7)を駆動させ、ピストン(5)が所定の位置にあるときに燃焼室(3)がピストン(5)に形成された少なくとも1つのピストン窓(16,23)と少なくとも1つの搬送通路(11,13)とを介してクランクケース(4)と連通し、搬送通路(11,13)が搬送窓(12,14)によって燃焼室(3)に開口し、搬送穴(15)と搬送窓(12,14)とが、ピストン(5)によってかすめられるシリンダ穴(25)の領域に開口している2サイクルエンジンにおいて、
    ピストン(5)がクランクケース(4)に対し運動するときに搬送穴(15)はまだ完全に閉鎖せず、搬送窓(12,14)は開口し始めることを特徴とする2サイクルエンジン。
  2. 搬送窓(14)の燃焼室(3)側の上稜(18)と搬送通路(13)の搬送穴(15)のクランクケース(4)側の下稜(22)との、シリンダ長手軸線(20)の方向に測った間隔(b)が、搬送通路(13)の領域でのピストン(5)の、シリンダ長手軸線(20)に対し平行に測った高さ(c)よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載の2サイクルエンジン。
  3. 搬送窓(14)の上稜(18)と搬送穴(15)の下稜(22)との間隔(b)が、搬送通路(13)の領域でのピストン(5)の高さ(c)よりも2mmないし4mm大きいことを特徴とする、請求項2に記載の2サイクルエンジン。
  4. 搬送窓(14)の上稜(18)と搬送穴(15)の下稜(22)との間隔(b)が、クランク軸(7)の5゜ないし30゜の回転、特に15゜ないし20゜の回転に相当していることを特徴とする、請求項2または3に記載のサイクルエンジン。
  5. 搬送窓(18)のクランクケース(4)側の下稜(19)と搬送通路(13)の搬送穴(15)の燃焼室(3)側の上稜(21)との、シリンダ長手軸線(20)の方向に測った間隔(a)が、搬送通路(13)の領域でのピストン(5)の、シリンダ長手軸線(20)に対し平行に測った高さ(c)よりも小さいことを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
  6. 搬送窓(14)が排気部(9)の開口とほぼ同時にまたはその直後に開口することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
  7. 排気部(9)の燃焼室(3)側の上稜(27)と搬送通路(11,13)の上稜(18)との、シリンダ長手軸線(20)の方向に測った間隔(d)が、クランク軸(7)の0゜ないし20゜の回転に相当していることを特徴とする、請求項6に記載の2サイクルエンジン。
  8. ピストン窓(16,23)がピストン内部に対するピストンボディ(24)の開口部として形成されていることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
  9. 中心面(28)に関し対称に配置された4つの搬送通路(11,13)が設けられ、中心面(28)がシリンダ長手軸線(20)を含み且つ排気部(9)をほぼ中心で分割していることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
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