JP2004324550A - 排気ガス処理装置 - Google Patents

排気ガス処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004324550A
JP2004324550A JP2003121189A JP2003121189A JP2004324550A JP 2004324550 A JP2004324550 A JP 2004324550A JP 2003121189 A JP2003121189 A JP 2003121189A JP 2003121189 A JP2003121189 A JP 2003121189A JP 2004324550 A JP2004324550 A JP 2004324550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
air
temperature
water
gas treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003121189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4345343B2 (ja
Inventor
Naoyuki Funada
直之 舟田
Hiroyuki Shiozawa
寛之 塩澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003121189A priority Critical patent/JP4345343B2/ja
Publication of JP2004324550A publication Critical patent/JP2004324550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4345343B2 publication Critical patent/JP4345343B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

【課題】高温排気ガス処理をおこなうに際し、設備コスト及びその後のメンテナンスの手間と費用を低減できる排気ガス処理装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の高温排気ガスを冷却し、さらに排気ガスの煤煙成分を除去した上で大気中に放出する排気ガス処理装置において、高温排気ガスの煤煙成分を煤煙除去フィルター23で除去を行い、その後煤煙成分除去後の高温空気を気化熱を利用して冷却するエアワッシャー部31を配置して、高温排出ガスの処理を行うことを特徴とする排ガス処理装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自家発電設備のディーゼルエンジンやガスタービンを対象とした内燃機関の排気ガス処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地下鉄の駅では、商用電源の停電に備えて自家発電設備を設けている。発電設備はディーゼルエンジンと発電機を組み合わせたものであり、通常は地下に構築した駅構内の発電機室に設置されている。
【0003】
この発電機が運転される際には高温の排気ガスが発生する。排気ガス中には黒煙やNOX、SOXなど人体に有害な成分が含まれており、このまま地上に排出したのでは環境汚染の原因となる。そこで従来では、水噴霧式冷却器を前段に配置し、コイル式冷却器を後段に配置することで(例えば、特許文献1参照)、ディーゼルエンジンの排気ガス(通常500℃程度)を50℃程度の温度にまで冷却し、その後電気集塵方式の消煙器で黒煙成分を除去して地上に排出していた。
【0004】
【特許文献1】
特開平3−182615号公報(第3−4頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の水噴霧式冷却器を前段に配置し、コイル式冷却器を後段に配置することでディーゼルエンジンの排気ガスを地上の大気中に放出しても影響のない50℃程度の温度にまで冷却し、その後電気集塵方式の消煙器で黒煙成分を除去する方式では高湿度で強酸性のガスが混じった空気が電気集塵器に導入されることにより、荷電部に用いられているニクロム線が腐食し、短期間で交換する必要がありメンテナンスに手間と費用がかかるという課題がある。
【0006】
また、水噴霧式冷却器内で噴霧された冷却水は高温ガスと熱交換した後にドレンとして排出されるが、熱交換効率の低い場合には排水温度が低くなり、高温ガスの冷却能力を確保するためには冷却水の使用量を多くせざるを得ないという課題がある。
【0007】
本発明はこのような従来の課題を解決するもので、内燃機関の高温排気ガスの煤煙成分を煤煙除去フィルターで処理し、噴射水を循環するための水タンクを有したエアワッシャーにて高温空気を気化熱を利用して冷却することでメンテナンスが容易でかつ省エネルギーな内燃機関の排気ガス処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の排気ガス処理装置は、内燃機関の高温排気ガスを冷却して大気中に放出し、さらに排気ガスの煤煙成分を除去した上で大気中に放出する排気ガス処理装置において、前記高温排気ガスの煤煙成分の除去を行う煤煙除去フィルターと、高温空気を気化熱を利用して冷却するエアワッシャーを備え、上流側に煤煙除去フィルターを、下流側にエアワッシャーを配置して、排気ガスの処理をおこなうことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の本発明の排気ガス処理装置は、廃熱処理装置内燃機関の高温排気ガスを冷却し、さらに排気ガスの煤煙成分を除去した上で大気中に放出する排気ガス処理装置において、前記排気ガスの煤煙成分の除去を行う煤煙除去フィルターと、前記煤煙成分除去後の高温空気を気化熱を利用して冷却するエアワッシャー部を備え、前記エアワッシャー部は、高温空気を熱交換するボックスと、前記ボックス内に水を配水する水噴霧配管と、その水噴霧配管に複数の水噴霧ノズルを設け、噴霧された水を衝突によって微細化する生成部をもつ微細水滴生成部とからなり、高温空気を気化熱を利用して冷却することを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の本発明は請求項2に記載の排気ガス処理装置において、エアワッシャー部のボックスには、円筒形状をした筒状部材を用いることにより、サイクロンを利用して導入した排気ガスを旋回させてエアワッシャーとの混合状態を促進させることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の本発明は請求項2または3に記載の排気ガス処理装置において、噴霧された水を衝突によって微細化する生成部をもつ微細水滴生成部には、円形の筒状部材の内壁面を利用することを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の本発明は請求項1から4のいずれかに記載の排気ガス処理装置において、廃熱ガスの原料はA重油または軽油またはガスとしたことを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の本発明は請求項1から5のいずれかに記載の排気ガス処理装置において、高温の排気ガスの処理はセラミック機材を用いたハニカムフィルター、またはディーゼルパーティキュラ−フィルターにて行うことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態における排気ガス処理装置は、高温排気ガスの煤煙成分の除去を行う煤煙除去フィルターと、前記煤煙成分除去後の高温空気を気化熱を利用して冷却するエアワッシャー部とを備え、上流側に煤煙除去フィルターを、下流側にエアワッシャー部を配置して構成している。このように、発生した高温の排気ガスを先に、煤煙除去フィルターにて煤煙成分を除去しその後、エアワッシャーにて清浄化された高温ガスを冷却したものである。これにより、高温排気ガスの処理が簡単な構成で可能となり、かつメンテナンスも容易となる。
【0015】
本発明の第2の実施の形態における排気ガス処理装置は、高温排気ガスの煤煙成分の除去を行う煤煙除去フィルターと、前記煤煙成分除去後の高温空気を気化熱を利用して冷却するエアワッシャー部を備え、前記エアワッシャー部は、高温空気を熱交換するボックスと、前記ボックス内に水を配水する水噴霧配管と、その水噴霧配管に複数の水噴霧ノズルを設け、噴霧された水を衝突によって微細化する生成部をもつ微細水滴生成部として構成されたものである。これにより、微細水滴を多量に生成し気化効率を向上させることができ、冷却水の使用量を減少させることで省エネルギーを図ることが可能となる。
【0016】
本発明の第3の実施の形態は、請求項2の実施の形態における排気ガス処理装置において、エアワッシャー部のボックスには、円筒形状をした筒状部材を用いる構成としたものである。これにより、サイクロンを利用して導入した排気ガスを旋回させてエアワッシャーとの混合状態を促進させることができるので、省エネを更に図ることが可能となる。
【0017】
本発明の第4の実施の形態は、請求項2または3の実施の形態における排気ガス処理装置において、噴霧された水を衝突によって微細化する生成部をもつ微細水滴生成部には、円形の筒状部材の内壁面を利用した構成としたものである。これにより、水滴の微細化と気流混合を兼用するため簡単な構造で微細水滴の発生をおこなうことが可能となる。
【0018】
本発明の第5の実施の形態は、請求項1から4のいずれかに記載の実施の形態における排気ガス処理装置において、内燃機関の原料をA重油または軽油またはガスとしたものである。これにより、様々な原料を燃料とする内燃機関に対し高温排気ガスの処理が可能となる。
【0019】
本発明の第6の実施の形態は、請求項1から5のいずれかに記載の実施の形態における排気ガス処理装置において、煤煙成分の除去をハニカムフィルターまたはディーゼルパーティキュラ−フィルターにて行うものとしてたものである。これにより、排気ガス状態のまま煤煙成分の除去を効率よくおこなうことが可能となる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0021】
(実施例1)
図1は本発明の実施の形態による排気ガス処理装置の全体概略図、図2は 本発明の実施の形態1によるエアワッシャー部の外観参考図である。図1に示すように、内燃機関の排気ガス処理装置の主要構成は、煤煙除去フィルターボックス21とエアワッシャー部31と除湿コイル61の組み合わせにより構成されている。煤煙除去フィルターボックス21には自家発電機11より発生する高温排気ガスを一次排気配管12を通してボックス空間下部22に接続されている。ボックス空間下部22の底には集塵部26が接続され、上部には煤煙除去フィルター23を有し、さらにその上部にはボックス空間上部24を有している。前記ボックス空間上部24から二次排気配管25を通して、床面に対して円筒のセンターラインが平行である横方向に設置されたエアワッシャー部31の円筒エアワッシャー部入口28に接続されている。前記エアワッシャ−部31は、図2のような外観である。そして、エアワッシャー部入口28への接続は、エアワッシャー部31の一方端部に円筒の接線方向に高温空気が導入されるように取り付けられている。また、他方端部にはエリミネータ34が配置され、エアワッシャー部出口29に一次排気ダクト62を介して除湿コイル61の一次側に接続され、そして、除湿コイル61の二次側には二次排気ダクト63を介し外気排出口64に接続されている。一方、前記エアワッシャー部31には、円筒形状をした筒状部材33を横方向に配置し、前記筒状部材33のセンター位置に内壁面32と並行に冷水噴射配管35が配設され、冷水噴射配管35には冷水噴射ノズル36が内壁面32に噴射口を向けて取り付けられ、微細水滴を生成する微細水滴生成部37を有している。そして、エアワッシャー部31の円筒下部位置には噴射水の回収及び補給を兼ねた給水タンク41を有し、給水タンク41には噴射ポンプ42と噴射バルブ43と圧力計44を介して前記冷水噴射配管35に接続されている。また、前記給水タンク41には、温度センサー52とドレンバルブ53を介してドレン口51に接続され、補給バルブ54を介して給水ポンプ56に接続されている。そして除湿コイル61には冷水バルブ58を介して給水ポンプ56に接続されている。一方、煤煙除去フィルターボックス21のボックス空間上部24には高圧空気配管73が設けられ、フィルター開口部27に向けて空気噴射ノズル74が取り付けられている。そして高圧空気タンク71を介してエアコンプレッサー72に接続されている。
【0022】
前記構成における自家用発電機11を運転した場合の高温排気ガス処理動作の説明をおこなう。自家発電機11より発生した高温排気ガスは、例えばディーゼルエンジンでは煤煙粒子やNOX、SOX成分、オイルミスト等を含み、温度は約350〜500℃になっている。その高温排気ガスは、煤煙除去フィルターボックス21のボックス空間下部22に送られ、煤煙除去フィルター23には例えばハニカムフィルターを使用し、そこを通過する際にハニカムフィルターのエレメントに煤煙粒子を付着させて除去する。そして、煤煙を除去された高温空気は、二次排気配管25を通ってエアワッシャー部31に導入され、筒状部材33内で回転気流を生じながら高温空気が冷却され、エアワッシャー部出口29から一次排気ダクト62に送られる。ここでの冷却方法を説明すると、エアワッシャー部31に導入された高温空気は、冷水噴射ノズル36より内壁面32に向けて冷水を噴射し、内壁面32に衝突させ、水の気化を促進する微細水滴を生成している。これにより、エアワッシャー部31の内部に微細水滴が多量に存在する雰囲気となり、かつ導入された空気は円筒内で回転気流を生じ微細水滴に接触する機会を増やし、微細水滴での気化冷却効率を最大限にまで発揮させて高温空気を約50℃まで冷却している。
【0023】
しかし、冷却された空気は多量の水滴を保持しており、このまま排出すると二次排気ダクト63から外気排出口64における間での結露が問題となるため、複数の遮蔽版を並行に重ね合わせたエリミネータ34にて大粒径の水滴を衝突効果にて除去し、更に冷却水と冷却された空気の熱交換を行う除湿コイル61を配置し、水蒸気が目視できない程度まで除湿した後二次排気ダクト63を通して外気排出口64から排出している。ここで、冷水噴霧圧力は、圧力計44と噴射バルブ43を用いて調整する。
【0024】
一方、補給用冷却水は、給水ポンプ56から補給バルブ54で補給用冷却水の供給量を調整しながら給水タンク41へ供給されている。この給水タンク41内の水温は、高温空気との混合により運転に伴い上昇していくが、高温空気温度が約350〜500℃と高いため、噴霧により使用した水温を再利用が可能である。しかし、一定水温以上になると常時冷却水を供給する必要があり、同時にドレンバルブ53の開閉にて排水もおこなっている。つまり、ドレン配管55内には温度センサー52が設けられ、給水タンク41内の水温が上昇し、排水設定温度45℃以上になると、ドレンバルブ53を開いて排水し、同時に補給バルブ54を開いて新しい冷水を供給する制御をおこなう。これにより、冷却水を有効利用することができる。また、除湿コイル61には冷水バルブ58を用いて必要な除湿用冷却水量を調整して除湿により高温となった還流水は戻り配管で冷水発生機から供給された冷水と合流し、ここでも再利用を図り冷却水を有効利用できる。たとえば、冬期運転時に実験機にて確認したところ、冷却水の温度は約10℃で、エアワッシャー部31へ高温空気約250℃を送ると、エアワッシャー部31の出口空気は約50℃となり、除湿コイル61通過後は約35℃となった。このときの冷却水の温度をみると、除湿コイル61にて温度上昇した除湿用冷却水は約20℃、給水タンク41内の水温は約45℃であった。そして、除湿コイル61にて高温となった除湿用冷却水の水温は給水タンク41内の水温よりも常に低温、つまり45℃>20℃の関係となっている。そのため、除湿コイルの戻り水を冷却水配管に合流させることで、冷却水の再利用が可能となり省エネルギーが実現できた。また冷水噴射ノズル36から噴射された冷却水は、高温空気の熱回収を行った後に水温が約35〜45℃となり、排水設定温度45℃以下のため、そのまま排出する場合よりも給水タンク41に返送して噴霧水として再利用することにより省エネルギー運転を実現できる。従って上記構成において維持メンテナンスをおこなう場合には、集塵部26の煤煙の除去、エアワッシャー部31の洗浄だけですむため、従来は荷電部ニクロム線の交換が必要であったものが不要となる。また、使用する冷却水量の減少を実現させることができるので、省エネルギーと初期コストの低減が図れる。
【0025】
一方、フィルターのメンテについては、運転により煤煙除去フィルター23が目詰りすると処理風量が減少するため目詰まりを除去する必要がある。そこで発電機停止時に、エアコンプレッサ72からの高圧空気を、逆洗空気圧タンク71を介して高圧空気配管73に設けた空気噴射ノズル74から煤煙除去フィルター開口部27に強制噴射し、煤煙除去フィルター23に堆積した煤煙を除去して集塵部26へ排出・集塵させる。そして、これを定期的におこなうことにより煤煙除去フィルター23を継続利用することができ、メンテが容易で安価な装置を提供することができる。
【0026】
なお、エアワッシャー部31はボックスで構成され、本発明の実施例では円形の筒状部材33の形状とするが、楕円形状でも多角形でもよいものとする。
【0027】
なお、圧力損失の多い場合には、二次排気ダクト63内に送風機81を接続することもできる。
【0028】
なお、NOX、SOX成分も除去する場合には、ハニカムフィルターに触媒を塗布して分解する方法、またはディーゼルパーティキュラ−フィルター(DPF)を用いる方法がある。
【0029】
なお、温度センサー52は給水タンク41内に設けてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、高温排気ガスの煤煙成分の除去を煤煙除去フィルターで行い、その後に気化熱を利用したエアワッシャーで高温空気を冷却する方法である。その際、煤煙成分が先に除去され、それ以降の機器には煤煙成分が除去された空気が通過するため、従来では必要とされた電気集じん部の頻繁な部品交換、エアワッシャ−部およびコイルのフィン面の頻繁な洗浄が不要となり、維持メンテナンスの手間と費用が大きく低減できるという効果を生じるものである。
【0031】
また、エアワッシャー部には水を供給する水噴霧配管とそれに複数の水噴霧ノズルを設け、噴霧された水を衝突によって微細水滴を生成し、かつ高温排気ガスの気流通過距離を長く保つことのできるサイクロン構造により高温排気ガスと微細水滴の接触を促進させることができるために冷却水量の低減が可能となり、省エネルギー運転をを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による排気ガス処理装置の全体概略図
【図2】本発明の実施の形態1によるエアワッシャー部の外観参考図
【符号の説明】
11 自家発電機
12 一次排気配管
21 煤煙除去フィルターボックス
22 ボックス空間下部
23 煤煙除去フィルター
24 ボックス空間上部
25 二次排気配管
26 集塵部
27 フィルター開口部
28 エアワッシャー部入口
29 エアワッシャー部出口
31 エアワッシャー部
32 円筒内壁面
33 筒状部材
34 エリミネータ
35 水噴霧配管
36 水噴射ノズル
37 微細水滴生成部
41 給水タンク
42 噴射ポンプ
43 噴射バルブ
44 圧力計
51 ドレン口
52 温度センサー
53 ドレンバルブ
54 補給バルブ
55 ドレン配管
56 給水ポンプ
58 冷水バルブ
61 除湿コイル
62 一次排気ダクト
63 二次排気ダクト
64 外気排出口
71 逆洗空気圧タンク
72 エアーコンプレッサー
73 高圧空気配管
74 空気噴射ノズル
81 送風機

Claims (6)

  1. 内燃機関の高温排気ガスを冷却し、さらに排気ガスの煤煙成分を除去した上で大気中に放出する排気ガス処理装置において、前記高温排気ガスの煤煙成分の除去を行う煤煙除去フィルターと、前記煤煙成分除去後の高温空気を気化熱を利用して冷却するエアワッシャー部とを備え、上流側に煤煙除去フィルターを、下流側にエアワッシャー部を配置して、高温排気ガスの処理を行うことを特徴とする排気ガス処理装置。
  2. 内燃機関の高温排気ガスを冷却し、さらに排気ガスの煤煙成分を除去した上で大気中に放出する排気ガス処理装置において、前記高温排気ガスの煤煙成分の除去を行う煤煙除去フィルターと、前記煤煙成分除去後の高温空気を気化熱を利用して冷却するエアワッシャー部を備え、前記エアワッシャー部は、高温空気を熱交換するボックスと、前記ボックス内に水を配水する水噴霧配管と、その水噴霧配管に複数の水噴霧ノズルを設け、噴霧された水を衝突によって微細化する生成部をもつ微細水滴生成部とからなり、高温空気を気化熱を利用して冷却することを特徴とする排気ガス処理装置。
  3. エアワッシャー部のボックスには、円筒形状をした筒状部材を用いることにより、サイクロンを利用して導入した排気ガスを旋回させてエアワッシャーとの混合状態を促進させることを特徴とする請求項2記載の排気ガス処理装置。
  4. 噴霧された水を衝突によって微細化する生成部をもつ微細水滴生成部には、円形の筒状部材の内壁面を利用することを特徴とする請求項2または3記載の排気ガス処理装置。
  5. 廃熱ガスの原料はA重油または軽油またはガスとしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の排気ガス処理装置。
  6. 高温の排気ガスの処理はセラミック機材を用いたハニカムフィルター、またはディーゼルパーティキュラ−フィルターにて行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の排気ガス処理装置。
JP2003121189A 2003-04-25 2003-04-25 排気ガス処理装置 Expired - Fee Related JP4345343B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003121189A JP4345343B2 (ja) 2003-04-25 2003-04-25 排気ガス処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003121189A JP4345343B2 (ja) 2003-04-25 2003-04-25 排気ガス処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004324550A true JP2004324550A (ja) 2004-11-18
JP4345343B2 JP4345343B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=33499832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003121189A Expired - Fee Related JP4345343B2 (ja) 2003-04-25 2003-04-25 排気ガス処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4345343B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105587376A (zh) * 2016-01-20 2016-05-18 四川村田机械制造有限公司 燃机组的废气处理机构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011034237A1 (ko) 2009-09-18 2011-03-24 광성(주) Scr 시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105587376A (zh) * 2016-01-20 2016-05-18 四川村田机械制造有限公司 燃机组的废气处理机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4345343B2 (ja) 2009-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9790808B2 (en) Mobile on-wing engine washing and water reclamation system
US4919696A (en) Supercooling type mist eliminator apparatus
CN104226479B (zh) 一种湿法脱硫后烟气的高效湿式电除尘净化装置与方法
WO2012153705A1 (ja) 湿式排ガス浄化装置
CN103702739B (zh) 湿式废气净化装置
CN103480223B (zh) 高烟速pm2.5和污染物湿式烟气净化系统及净化方法
JP6239033B2 (ja) 燃焼機関
CN108014578B (zh) 低温喷淋净化燃煤烟气中细颗粒与可凝结颗粒的方法及装置
CN203852977U (zh) 烟气处理装置
CN107327863A (zh) 适用于燃气轮机的烟气净化系统及烟气净化方法
CN105999922A (zh) 一种治理雾霾的净化装置
US5361600A (en) Evaporative cooler with scrubber system
JP2004324550A (ja) 排気ガス処理装置
CN116857657B (zh) 一种垃圾焚烧炉及其净化工艺
CN208493681U (zh) 一种高温油烟净化装置
KR200299650Y1 (ko) 매연 저감 장치
CN205886541U (zh) 湿法脱硫烟气超净排放处理系统
CN212731569U (zh) 一种含尘废气处理装置
KR102389530B1 (ko) 복합형 집진장치
CN208066058U (zh) 一种柴油发电机废气处理装置
CN109751646B (zh) 自动清洗油烟机中静电除尘单元的清洗方法
CN202467978U (zh) 带烟气净化功能的柴油发电机组导风罩总成
JP2012050900A (ja) 排ガス処理設備
JP2591197B2 (ja) 内燃機関の排気ガス処理装置
CN206972333U (zh) 一种柴油发动机的排气系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060405

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090706

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees