JP2004324409A - 被覆物を駆動および収容するための方法および装置 - Google Patents

被覆物を駆動および収容するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被覆物を駆動および収容するための方法および装置を提供する。
【解決手段】本発明は、駆動ローラ(70)と収容ローラ(40)の間でカーテン(22)のほぼ均一な引張を維持するための装置である。均一な引張は、駆動ローラ(70)と収容ローラ(40)の間でカーテン(22)を事前引張し、次に、ばね(52)の一端が固定された基準点を回転してほぼ同量の引張を維持する事で得られる。回転基準点は、シャフトギア(50)に固定され、これと共に回転するシャフト(45)である。ばね(52)の他端部は、可撓性カーテン(22)を収容する円筒形管部材、つまり収容ローラ(40)に固定される。モータ駆動ギア(77)が、駆動ローラ(70)に固定されたギアを駆動する。駆動ローラ(70)に固定されたギア(66)が、次にアイドラギア(58、62)を駆動し、このアイドラギアがシャフトギア(50)を駆動する。該装置を使用する方法も開示している。
【選択図】図1

Description

本発明は、開口部を高い風速圧力(つまり大嵐や竜巻)や風で運ばれた屑片から開口部を保護する、構造物の開口部を被覆する可撓性カーテン材料用の駆動および収容機構に関連する。本発明の原理を採用すれば、可撓性カーテンの代わりに、あらゆるタイプの被覆物、例えばガレージドアや、羽根板で構成された構造物を使用することができる。本発明の機構は、構造物の開口部を閉鎖するべくカーテン材料がその収容ローラから巻き戻される際に、また、完全に収容状態に巻き上げられる際に、カーテン材料上で実質的に一定の引張が維持されるシステムを含む。
完全に収容された位置から完全に排出された位置へとカーテンを下降する際に、カーテン上にほぼ同量の引張が維持されることが望ましい。さらに、収容ローラと駆動ローラの間において、カーテン上にほぼ同量の引張が維持されることが望ましい。収容ローラと駆動ローラの間においてカーテン上に均一な引張を維持することにより、カーテンを小範囲内にスムーズに収容することができる。さらに、収容ローラと駆動ローラの間の均一な引張により、より小型でより低電力の電気モータを使用できるようになることが重要である。本発明のばねに可変基準点を採用することで、開放位置と閉鎖位置の間、そして閉鎖位置と開放位置の間で往復する際に、可撓性カーテンにほぼ均一な引張を維持することが可能になる。閉鎖とは、カーテンが構造物の開口部を被覆する状態を意味し、また、開放とは、カーテンが構造物の開口部を被覆しない状態を意味する。閉鎖位置において、カーテンは収容ローラから完全に展開または排出され、開放位置において、カーテンは完全に収容ローラ上に収容または巻き付けられる。可変基準がなければ、カーテンが開放位置から閉鎖位置へと前進する際に、駆動モータはより多くのエネルギーを使用しなければならない。閉鎖位置から開放位置へとカーテンを巻き戻す最中に、駆動ローラ間の一定の引張により、収容ローラの可撓性カーテンの巻き取りをスムーズに行うことができる。
Doringによる米国特許第958、605号は、固定されたスリーブ“c”と、ラグまたは突起部“k”を備えたナット“l”を開示している。ねじ切りシャフト“g”により駆動される際に、ナット“l”が左右の方向に移動する。カーテンはローラ“a”に固定され、ローラは歯つきのギア/ハブ“b”に固定されている。ギア/ハブ“b”は固定されたスリーブ“c”に対して回転可能である。
ギア“b”が、ギア“f”を駆動するギア“d”と“e”をギア“b”と同方向に駆動する。ギア“f”はねじ切りされたシャフト“g”に固定される。ローラ“a”の回転により、ねじ切りシャフト“g”がナット“l”を介して回転し、これにより、カーテンが下方へ引かれるに従って、ナット“l”が、ばね内にエネルギーを貯めながら左側に移動する。しかし、ばねはその一端が固定され、可変基準は採用されていない。カーテンが拘束から開放された際に、ばね内に蓄積されたエネルギーが解放され、また、このエネルギーによりカーテンが収容位置へと戻される。
Prietoによる米国特許第2、842、198号は、拡張を、そしてばね内の緊張を規制する割れリング捻り規制装置を開示している。割れリングは調整可能であるが、可変基準は採用されていない。
Edwardsによる米国特許第667、302号は、ローラをそのブラケットまたは取り付けから取り外す必要なく、ローラ内のばねの引張を変更または調整できる装置を開示している。より詳細には、ばねはローラ、そして回転可能部分と接続しているか、または、ばねがバレルおよび回転可能なスピンドルと接続している。回転可能部分または回転可能スピンドルは、所望の通りに調整することができる。しかし、調整は永久的であり、いずれの場合にも、ばねの可変基準点を提供しない。
G.M.Sacerdoteによる米国特許第1、828、623号は、滑車駆動のシャフトと、そのシャフトおよびローラと接続したばねとを開示している。スクリーンがローラから巻き戻される際に、ベルトが滑車の周囲に巻き取られ、この逆も可能である。スクリーンとベルトが巻き取られると、ローラと滑車の直径は変化し、スクリーン上の引張は、カーテンを張った状態に維持する程度のものであり、それ程離れていない2つの極限間で変化する。
Coles等による米国特許第3、955、611号は、特にモービルホームに取り付けるために設けられる日よけ構造を開示している。この日よけは、モービルホームの外壁に固定する端部と、日よけシェードが日よけローラに取り付けられた他端部とを備えた日よけシェードを含むみ、該ローラが同外壁に旋回的に接続している。日よけローラは、一対の支持アームと非回転的に接続した長手トルクロッドを備えている。支持アームは旋回的に外壁に接続している。管がトルクロッドに回転可能に取り付けられ、日よけシェードの他端部に固定されている。管をトルクロッドに対して回転させ、管をモービルホームの壁に対して、その通常の状態において保持するために、捻りばねがトルクロッドと管を接続する。管を、側壁から離して選択的に延長位置に留めることを許容するために、ロック126が管を、トルクロッドに対して解除可能にロックする。図6を参照のこと。
Freiによる米国特許第4、013、113号はシャッタを開示しており、このシャッタは、縦縁において相互に蝶番留めし、横方向に離間した案内溝内でその両端部において案内される長手棒で形成されたカーテンを開示しており、該案内溝は、シャッタで制御する開口部の対向する両側部に沿って延長している。回転可能部材が、開口部の上のまぐさのような上部受容範囲内に取り付けられ、回転棒カーテンが、この部材の周囲に、昇降中の逆方向に向かって這わせられている。横方向に離間した案内溝が、この回転部材の周囲部分にそって延長しており、これが分岐して分岐案内溝を形成している。分岐案内溝は、回転可能要素から、まぐさ等に形成された凹部内へと下方に延長している。各棒の端部上に設けられたピンまたはローラのような案内要素が、分岐案内手段と共働して、該溝内で水平方向に重ねられた、複数の棒から成る少なくとも1つの垂直束を形成するべく棒を連帯的に案内し、これがカーテンの上昇を実行する。回転可能要素は円形または多角形であってよく、多角形の場合には、カーテンの棒の幅と一致する側部を備える。本発明は、いくらか可撓性であり、硬質の部分から成るカーテンの案内および取り扱いの複雑性をデモンストレーションするものである。
Palmerによる米国特許第4、478、268号は、乗り物通路を閉鎖するためのドアを開示している。このドアは、硬質の可撓性材料で製造されたカーテンである。カーテンは対向するチャネル内に走行し、錘付きの巻き上げドラム上に取り付けられ、衝撃により重量が変更し、チャネルから移動して、乗り物通路を開放するべく巻き上げられる。
Taylorによる米国特許第4、601、320号は、圧力差補正ドアを開示しており、該ドアは、第1上端部、第2下端部、側縁、カーテンを昇降するためにカーテンの第1端部が取り付けられた錘付きのカーテン巻き取り機構を備えている入口を閉鎖するためのカーテンを含む。
しかし、いずれの関連技術も、完全な収容位置から完全な展開位置までの、またこの逆のカーテンの移動にかけて、収容ローラと駆動ローラの間にほぼ均一な引張を維持する問題を解決できない。さらに、いずれの関連技術も、駆動ローラと収容ローラの間にほぼ均一な引張を維持し、比較的低電力なモータの使用を可能にする問題を解決できない。これらの設計では、一端にて収容ローラと接続し、他端にて固定構造(地面)と接続したばねの抵抗を克服するために、大型モータの使用が必要である。また、これらの設計では、カーテンがその完全に展開された位置に向けて延長する際にばねの抵抗が直線的に増加するために、大型モータが必要である。
本発明は、駆動ローラと収容ローラの間でカーテンのほぼ均一な引張を維持するための装置である。均一な引張は、駆動ローラと収容ローラの間でカーテンを事前引張し、次に、ばねの一端が固定された基準点を回転してほぼ同量の引張を維持することで達成できる。回転基準点は、これが固定されたシャフトであり、シャフトギアと共に回転する。ばねの他端は、円筒形管部材、つまり収容ローラに固定されており、この収容ローラの上に可撓性カーテンが収容される。モータ駆動ギアが、駆動ローラに固定されたギアを駆動する。駆動ローラに固定されたギアがアイドラギアを駆動し、次に、アイドラギアがシャフトギアを駆動する。
本発明の目的は、収容ローラと駆動ローラの間において可撓性カーテン上にほぼ均一な引張を維持するための装置を提供することである。駆動ローラ上のはめ歯、または歯付き突起部が可撓性カーテンの開口部と係合し、カーテンを開放位置と閉鎖位置の間で駆動することが可能になる。
さらに本発明の目的は、低電力モータを必要とする、可撓性カーテンを収容および駆動する装置を提供することである。低電力モータは、駆動ローラと収容ローラの間の引張が、初期状態(カーテンが完全に収容された状態)と最終状態(カーテンが完全に排出された状態)の間でほぼ均一である際に使用できる。
さらに本発明の目的は、収容ローラと駆動ローラの間のほぼ均一な引張下で、可撓性カーテンを開閉する方法を提供することである。
以下の本発明の説明と請求項を参照すれば、図面をより良く理解することができる。
所定の引張により、駆動ローラ上のはめ歯/ピンと収容ローラの間でカーテン材料が引張が維持され、その結果、可撓性カーテン材料を、折れやしわがなく、綺麗で整然とした巻着状態に維持することができる。
図4Dを参照すると、円筒形管部材40(場合により収容ローラ40と呼ばれる)は、巻き上げ状態にある1枚のカーテン材料22を受容するための外部円筒形表面41を備えている。収容ローラ40は、窓開口部のフレーム構造内に取り付けられている。図1Aも参照のこと。このフレーム構造は、サイズ5.08×15.24cm(2×6inch)の木製部材29であり、図1Aに示すように、羽目板31が建物の外壁、プラスタボード、またはその他の内壁構造32を被覆する。建物構造28には垂直軸受け部材35、36が設けられており、収容ローラ40や他の構造を以降に述べる通りに位置付けおよび取り付けるべく機能する。符号42における収容ローラ40の1端が、回転するように軸受け構造35に取り付けられており、他端が、回転するように軸受け部材36に取り付けられている。これは、図4Dの拡大図に最良に示す、第1端部45、第2端部46を備えた第1シャフト44によって、第1端部45を管部材40内に同軸的に延長し、第1シャフト44の第2端部46を管部材の外部に延長することで達成できる。図1Aでは、第2端部46は垂直軸受け部材36内に延長した状態で示されている。
さらに図4Dを参照すると、第1ギア50が第1シャフト44の第2端部46と一致して回転するように接続している。図4Dに示すように、捻ればね52が第1シャフト44の第1端部45を包囲している。ばね52の第1端部53が第1シャフト44の第1端部45に接続している。ばね52の第2端部54がスリーブ51と接続しており、スリーブ51は、収容ローラ40とスリーブ51に固定されたピン56によって、収容ローラ40に固定されている。この構造では、ばね定数、収容部材と駆動ローラ70の間の所望の引張に従って、円筒形管または収容部材40とシャフト44を、相互に対して複数の位置に回転的に位置付けできることが当業者には明白であろう。これ以降これを、駆動ローラに対する収容ローラ40の事前引張と呼ぶ。
図4、図4A、図4Cを参照すると、第1アイドラギア58が第1アイドラシャフト59の周囲で回転するように取り付けられ、また、第1アイドラギア58は第1ギア50と合致係合する。第1アイドラシャフト59が垂直軸受け部材36内に取り付けられている。第2アイドラギア62が、第2アイドラシャフト63の周囲で回転するように取り付けられ、ギア62が第1アイドラギア58と合致係合する。アイドラシャフトは、垂直軸受け部材36に取り付けられている。カーテン駆動ギア66が第2シャフト67の周囲で回転するように取り付けられており、該ギア66が第2アイドラギア62と合致係合する。第2シャフト67も同様に、垂直軸受け部材36に取り付けられ、これにより支持されている。図1Aを参照のこと。
本願明細書中でローラ駆動部70とも呼ぶカーテン係合部材70も、やはり第2シャフト67上に取り付けられ、これと共に回転し、カーテン駆動ギア66と一致する。カーテン係合部材70の両端部には複数のピン72が設けられており、該ピン72は、相互に回転的または円周的に離間しており、可撓性カーテン材料の開口部74内に合致するように設けられているため、駆動ローラ70が回転的に駆動されている際に、該ローラ70がカーテン材料を、回転方向に従い、上下のいずれかに向かって駆動する。
図1、図3、図4を参照すると、駆動モータ76が機構に取り付けられており、同駆動モータ76は、カーテン駆動ギア66と合致する駆動ギア78と交互に回転的に接続した駆動シャフト77を備えている。そのため、駆動モータが一方向に回転することで、カーテン材料を管部材から巻き戻し、図1に示すように開口部25を覆い、また、駆動モータが反対方向に回転することで、カーテン材料22を収容ローラ40上に巻き付けて開口部を露出させる。
構造(図1)の両側部には案内部79が設けられており、この案内部79は、可撓性カーテン材料が最下位置から最上位置へと移動する際に、該可撓性カーテン材料の外縁を受容する。カーテンを最下位置に固定するために、ラッチ81(図2)が設けられている。
図5、図6、図7は、単純に、駆動および収容機構を、その最上位置と最下位置間で駆動するべく動力化する方法の異なる図である。構造的には図1〜図4と本質的に同様であるこれらの図中では、100を足した参照符号がその部品を示すよう作られている。駆動ローラ170は駆動ギア166によって駆動され、駆動ギアは順番にウォームギア駆動部86によって駆動される。駆動ギア166はアイドラギア162を駆動し、アイドラギア162はアイドラギア158を駆動する。アイドラギア158はギア150を駆動し、ギア150はシャフト(図示せず)を駆動する。
図5〜図7に示す機構は、前出の図面に示した駆動モータ76、その駆動シャフト77、ギア78の応用形である。この図面では、概して参照符号86を付したウォームギア駆動部が示されており、このウォームギア駆動部はウォームギアハウジング88、ウォームギア減速ハウジング90を含む。図5を参照のこと。これらのハウジング内の関連するギア(図示せず)はモータ93で駆動される。該モータは可逆的であるため、機構が、カーテンを上昇方向または下降方向のいずれにも駆動することができる。図5〜図7の駆動機構は、駆動ローラ170を収容ローラ140と結合するために使用される駆動機構の応用形を示す。
図4Eは、シャフト67に固定した滑車95とシャフト44に固定した滑車96の間で動作する、逆転ベルト駆動部97を示す。図4Cを参照すると、駆動シャフト67を右方向に回転することによりシャフト44が左方向に回転する。同様に、駆動シャフト67を左方向に回転すると、シャフト44が右方向に回転する。逆転ベルト駆動部は反転されているため、この関係を維持する。モータを使用して、シャフト67に固定されたギアを動作することができるが、ベルトを使用することでアイドラギアとギア50の必要性がなくなる。事前引張の最中の滑りを防止するために、ベルトを適当にきつくする必要がある。図4Aで述べたギア装置と同様、カーテンの引張とカーテンの正しい駆動を確実に行うために、カーテン開口部74が少なくとも2つのはめ歯72と係合する必要がある。図4Fは図4Bの部分拡大図であり、駆動ローラのはめ歯/ピン72と可撓性カーテンの開口部74との相互係合を示している。図4Aは、駆動ローラ70の右側または後部に配置した収容ローラ40を示している。これにより、カーテン22がローラ70の周囲を十分に包囲することができ、常に少なくとも2つのはめ歯/ピン72と係合することができる。
次に特に図4Dの詳細図を参照すると、当業者は、この機構の事前引張が、円筒形管部材40をシャフト44に対して回転することで達成できることが理解されるであろう。カーテン22は、マッシュルームヘッドピン56によって収容ローラ40に固定されている。収容ローラは、図4Aまたは図4Cに見られるように右方向に回転される。ギアトレイン78、66、62、58、50が、ギア、駆動ローラ70、駆動モータの慣性の抵抗を介してロックされるため、シャフト44が回転せず、ローラ40が右方向に回転し、ばね52に引張を生じる。カーテン材料22の開口部74を駆動ローラ70のピン72にかけて合致させるべく、カーテンを手動で下方へ下ろす際に、スリーブ51がローラ40と共に回転する。収容ローラ40とシャフト44の間の相対運動が捻りばね52に所定レベルの引張を生じ、次に、開口部74をピン72にかけて配置することでこの引張が維持される。
図4Bを参照すると、カーテン22が収容ローラ40の後ろ側から延長し、はめ歯/ピン72と係合することで、カーテン22がはめ歯/ピン72にかけて固定される。はめ歯/ピン72は、駆動ローラ70の両側部に設けられている。カーテン72内の、カーテンが折り畳まれる箇所に開口部74が形成されている。図4Dを参照のこと。参照符号23は折り畳み部分を示し、縫い目24がこの折り畳んだ部分をカーテンの主要部分に固定する。
カーテン22が、駆動ローラ70の回転により位置付けされる。通常、カーテン22は3層カーテンであり、2枚の重合体層の間に補強ポリエステルシートが設けられている。このようにして、通常、カーテンは軽量構造となる。
図4Cを参照すると、カーテン22を下方へ移動するべく、カーテン駆動ギア66が左方向に回転すると、アイドラギア62が右方向に回転し、アイドラギア58が左方向に回転し、シャフト44に接続された第1ギア50が右方向に回転する。図4Cに示すように、全てのギアは同サイズであるため、カーテン駆動ギア66が1回転すると第1ギア50が反対方向に1回転する。あらゆるサイズのギアを使用でき、ギアの相対位置付けを変更できる。しかし、駆動ローラ70と収容ローラ40の間の引張をほぼ均一に確保するために、第1ギア50に対する駆動ギア66の比率を約1:1に維持することが必要である。モータ駆動ギアのサイズが1:1の比率に影響されずに変更できる。
カーテン材料22の初期状態は、カーテン材料が収容ローラ40上に完全に収容されており、そのため収容されたカーテンの直径が駆動ローラ70の直径よりも大きいが、この初期状態から、駆動ギア66が左方向に1回転すると、第1ギア50とシャフト44が右方向に1回転するが、ローラ40は右方向(図4C参照)に完全に1回転しないため、収容ローラ40と駆動ローラ70間でカーテンの事前引張が若干変化する。当業者は、収容ローラ40の直径、収容されたカーテン材料の直径、ばね52のばね定数、ギア50、66のサイズ、駆動ローラ70とそのはめ歯/ピン72のサイズ、カーテン材料22の重量は、全て事前引張の若干の変更に影響することを理解するであろう。
カーテン材料を開口部25を覆うべく下降するため、または、収容ローラ40上にカーテン材料を収容するべく反対方向に移動するために、シャフト44と円筒形管部材40が回転すると、この所定の引張により、駆動ローラ70上のはめ歯/ピン72と収容ローラ40の間でカーテン材料が維持される。その結果、可撓性カーテン材料を、折れやしわがなく、綺麗で整然とした巻着状態に維持することができる。収容ローラ40とシャフト44の間に得られた引張は、カーテン材料の巻き戻し、巻き付けの両方の場合において本質的に均一に保たれる。上述したように、収容ローラ上のカーテン材料22の直径は、収容ローラ40と駆動ローラ70の間の引張に若干の影響を与える。
本発明を可撓性材料と共に使用する場合について詳細に説明したが、当業者は、これ以外にも、本発明の原理をガレージドアや羽根板から成るドア被覆物のような被覆物に適用できることが容易に理解できるであろう。
本発明の駆動および収容機構の正面展開図であり、カーテン材料が建物構造の開口部(幽霊線で示す)を被覆している状態を示す。 図1に示した機構の垂直断面図であり、特に、図2の線1A―1Aに沿って切った図を示す。 概して図1Aの線2−2に沿って切った断片的な断面図である。 図1に示す駆動および収容機構の背面図である。 図1と類似した図であるが、図1では幽霊線で示した建物構造の開口部を省略している。 概して図4の線4A−4Aに沿って切った線図であり、本発明の装置を示している。 概して図4Aと同方向において切った図であるが、可撓性カーテン材料を収容するために使用する管部材(収容ローラ)と、カーテン材料をその昇降動作において係合および駆動するために使用するカーテン係合部材(駆動ローラ)のみを示している。 図4Aの部分拡大図である。 概して図4Aの線4D−4Dに沿って切った部分拡大断面図であり、可撓性カーテン材料が収容状態に巻き取られた際の、円筒形管部材(収容ローラ)を示している。 駆動シャフトに固定した滑車と収容ローラ内のシャフトに固定した滑車の間で動作する逆転ベルト駆動部97を示す。 図4Bの部分拡大図であり、駆動ローラのはめ歯/ピンと可撓性カーテンの開口部との相互係合を示す。 前出の図面に示した収容機構を駆動するための手段の応用形を示す等角投影図である。 図5に示したような、電気モータとその接続の展開図である。 やはり図5、図6の部品を別の角度から見た断片的等角投影図である。
符号の説明
22 カーテン材料
23 折り畳み部分
24 縫い目
25 開口部
28 建物構造
29 木製部材
31 羽目板
32 内壁構造
35 垂直軸受け部材
36 軸受け部材
40 円筒形管部材
41 外部円筒形表面
42 端部
44 第1シャフト
45 第1端部
46 第2端部
50 第1ギア
51 スリーブ
52 ばね
53 第1端部
54 第2端部
56 マッシュルームヘッドピン
58 第1アイドラギア
59 第1アイドラシャフト
62 第2アイドラギア
66 カーテン駆動ギア
67 第2シャフト
70 駆動ローラ
72 ピン
74 開口部
76 駆動モータ
77 駆動シャフト
78 駆動ギア
79 案内部
81 ラッチ
86 ウォームギア駆動部
88 ウォームギアハウジング
90 ウォームギア減速ハウジング
93 モータ
95 滑車
96 滑車
97 逆転ベルト駆動部
150 ギア
158 アイドラギア
162 アイドラギア
166 駆動ギア
170 駆動ローラ

Claims (1)

  1. 構造物の開口部を被覆する可撓性カーテン材料用の駆動および収容機構であって、1枚のカーテン材料を巻き上げ状態にて受容するための外部円筒形表面を備えた円筒形管部材を有し、該カーテン材料がその側部に開口部を有し、該機構がさらに、第1端部と第2端部を備えた第1シャフトを有し、該第1端部が前記管部材内に同軸的に延長し、該第1シャフトの第2端部が該管部材の外部に延長し、該機構がさらに、該第1シャフトと一致して回転するために該第1シャフトの第2端部と接続した第1ギアと、第2アイドラシャフト周囲で回転するべく、また該第1アイドラギアと合致係合するべく取り付けられた第2アイドラギアと、該第2シャフトと共に、また該カーテン駆動ギアと共に回転するべく第2シャフトに取り付けられたカーテン駆動ギアとを有し、該カーテン係合部材が、該カーテン材料の該側部の開口部と係合するためのピンを備え、該機構がさらに、駆動シャフトを設けた駆動モータを有し、該駆動シャフトが、該カーテン駆動ギアと合致する駆動モータギアと接続しており、前記駆動モータが一方向に回転すると、該カーテン材料が該管部材から巻き戻されて開口を被覆し、反対方向に回転すると、該カーテン材料が管部材上に巻き取られて開口部が露出する駆動および収容機構。
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JP2010068914A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Masao Suzuki 建造物の火災遮蔽薄板シート構造
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US11744393B2 (en) 2018-01-26 2023-09-05 Current Products Corp. Tabbed drapery system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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