JP2004322936A - 誘導線路カバーの接続構造 - Google Patents

誘導線路カバーの接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2004322936A
JP2004322936A JP2003123026A JP2003123026A JP2004322936A JP 2004322936 A JP2004322936 A JP 2004322936A JP 2003123026 A JP2003123026 A JP 2003123026A JP 2003123026 A JP2003123026 A JP 2003123026A JP 2004322936 A JP2004322936 A JP 2004322936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide line
cover
line
guide
engaged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003123026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3900109B2 (ja
Inventor
Yasushi Ishioka
靖史 石岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2003123026A priority Critical patent/JP3900109B2/ja
Priority to US10/829,537 priority patent/US6978873B2/en
Priority to CNA2004100386874A priority patent/CN1541862A/zh
Publication of JP2004322936A publication Critical patent/JP2004322936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3900109B2 publication Critical patent/JP3900109B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60MPOWER SUPPLY LINES, AND DEVICES ALONG RAILS, FOR ELECTRICALLY- PROPELLED VEHICLES
    • B60M1/00Power supply lines for contact with collector on vehicle
    • B60M1/30Power rails
    • B60M1/34Power rails in slotted conduits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L5/00Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles
    • B60L5/005Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles without mechanical contact between the collector and the power supply line
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2200/00Type of vehicles
    • B60L2200/26Rail vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】カバー継ぎ材による誘導線路カバー間の接続を強固に安定して行え、カバー継ぎ材とピックアップコイルとの間に充分なクリアランス(隙間)を確保できる誘導線路カバーの接続構造を提供する。
【解決手段】移動体1の移動線路5に沿って高周波の正弦波電流を流す誘導線路15を張設し、移動体に、誘導線路から無接触で電力を取り出すピックアップコイル36を設けた移動体の無接触給電設備における誘導線路カバーの接続構造である。誘導線路カバー21は、誘導線路を長手方向に嵌め込み可能な筒状部22と、筒状部の周方向の1箇所を長手方向に切り欠くことで生じた一対の端部から外方に連設した板状部23と、板状部の外面側に形成され移動線路側へ係合可能な係合部25からなる。誘導線路カバーを接続するカバー継ぎ材71は、係合部25が係合可能な被係合部72を有し、係合部を移動線路側へ係合させたときの筒状部22の外径Dの範囲内に納まるように形成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば移動体の無接触給電設備に使用される誘導線路カバーの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動体の移動線路に沿って高周波の正弦波電流を流す誘導線路を張設し、前記移動体に、前記誘導線路から無接触で電力を取り出すピックアップコイルを設けた移動体の無接触給電設備において、前記誘導線路を保持するために給電線保持装置が使用されている。
【0003】
この種の給電線保持装置としては、移動体の案内レール側に、移動線路に沿って所定間隔置きにブラケットが設置されるとともに、これらブラケットにハンガーが垂設されている。そして誘導線路のカバーが設けられ、このカバーは、誘導線路を長手方向に嵌め込む筒体を長手方向に切り欠いてその端部にそれぞれツメ部を取り付けることで形成されている。またハンガーの先端に、カバーのツメ部が嵌合する凹部が設けられている。
【0004】
そしてカバー間をカバー継ぎ材で継いでいる。このカバー継ぎ材は、カバーの外径に合わせた内径を有する筒体の一端を長手方向に切欠いてその端部にそれぞれ斜め上方向と下方向にツメ部を配設して構成されている。各ツメ部の一端に丸孔、他端に長手方向に長いスライド孔を設け、一方のカバーの端部の丸孔と、この丸孔とをピンで固定し、他方のカバーの丸孔とスライド孔にピンを貫通させてカバー継ぎ材が開かないように係止し、この他方のカバーとカバー継ぎ材がスライド自在となるようにしている。
【0005】
したがって、移動線路に沿って所定間隔置きに垂設されるハンガーの先端の凹部に、誘導線路を長手方向に嵌め込んだカバーのツメ部を挿入することにより、誘導線路がカバーとハンガーにより支持されて垂れることなく移動線路に沿って敷設される。そして、カバー間がカバー継ぎ材で接続されている(たとえば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−153305号公報(第2−3頁、第3−4図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、カバーの外径からカバー継ぎ材が突出していることにより、このカバー継ぎ材の部分が太く(大径状と)なって、ピックアップコイルとのクリアランス(隙間)が小さくなる。その結果、組み立て精度、製作精度、熱伸縮からくる歪みなどに起因して、カバー継ぎ材とピックアップコイルとの間に干渉(物理的接触)が生じる恐れがあり、場合によってはカバー継ぎ材の破損を招く恐れもある。
【0008】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、カバー継ぎ材による誘導線路カバー間の接続を強固に安定して行えるものでありながら、カバー継ぎ材とピックアップコイルとの間に充分なクリアランス(隙間)を確保し得る誘導線路カバーの接続構造を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の誘導線路カバーの接続構造は、移動体の移動線路に沿って高周波の正弦波電流を流す誘導線路を張設し、前記移動体に、前記誘導線路から無接触で電力を取り出すピックアップコイルを設けた移動体の無接触給電設備における誘導線路カバーの接続構造であって、誘導線路カバーは、前記誘導線路を長手方向に嵌め込み可能な筒状部と、この筒状部の周方向の1箇所を長手方向に切り欠くことで生じた一対の端部から外方に連設した板状部と、これら板状部の外面側に形成され前記移動線路側へ係合可能な係合部とからなり、前記誘導線路カバーを接続するカバー継ぎ材は、前記係合部が係合可能な被係合部を有するとともに、前記係合部を移動線路側へ係合させたときの筒状部の外径の範囲内に納まるように形成したことを特徴としたものである。
【0010】
したがって請求項1の発明によると、誘導線路を移動線路に沿って張設するに、この誘導線路を誘導線路カバーによりカバーする。これは、誘導線路カバーの筒状部に誘導線路を嵌め込んだ状態で、誘導線路カバーにおける一対の係合部を移動線路側に係合させることにより行える。このようにして、係合部を移動線路側に係合させて、移動線路に沿って誘導線路を敷設する前後に、誘導線路カバーの隣接した遊端間をカバー継ぎ材により接続させる。すなわち、両係合部にカバー継ぎ材の被係合部を対抗させ、そして、誘導線路カバーに対してカバー継ぎ材を接近動させ、外嵌作用(押し込み作用)によって被係合部に係合部を挿入させる。これにより係合部を被係合部に係合し得、以て誘導線路カバーの隣接した遊端間をカバー継ぎ材によって接続し得る。
【0011】
このとき、筒状部の外径の範囲内にカバー継ぎ材が納まることによって、カバー継ぎ材による誘導線路カバー間の接続を強固に安定して行えるものでありながら、カバー継ぎ材とピックアップコイルとの間に充分なクリアランス(隙間)を確保し得るとともに、誘導線路カバーとピックアップコイルとのクリアランス(隙間)に何ら影響を与えないものとなる。
【0012】
また本発明の請求項2記載の誘導線路カバーの接続構造は、上記した請求項1記載の構成において、板状部の相対向する内面間に、凸条と凹条からなる係脱ロック部を形成したことを特徴としたものである。
【0013】
したがって請求項2の発明によると、誘導線路カバーの筒状部に誘導線路を嵌め込んだのち、凸条と凹条とを係合作用させることで、誘導線路カバーの係脱ロック部を係合し得る。このような係脱ロック部の係合作用は、筒状部に対して撓み易い板状部を相接近させて行え、そして係合姿勢(ロック状態)を維持し得る。このように係脱ロック部がロック状態において、両係合部にカバー継ぎ材の被係合部を対抗させ、誘導線路カバーに対してカバー継ぎ材を接近動させることで、外嵌作用(押し込み作用)によって被係合部に係合部を挿入させ得る。
【0014】
そして本発明の請求項3記載の誘導線路カバーの接続構造は、上記した請求項2記載の構成において、係脱ロック部がロック状態において、この係脱ロック部の外方で両板状部間に凹溝部が形成されることを特徴としたものである。
【0015】
したがって請求項3の発明によると、凹溝部を利用して、工具などによって両板状部を離間作用させることで、凸条と凹条とを離脱作用させ、以て係脱ロック部の係合を解除し得る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1の実施の形態を、誘導線路カバーを単線の誘導線路に採用した状態として、図1〜図10に基づいて説明する。
【0017】
図1〜図5において、搬送用車体(移動体の一例)1は、駆動トロリー2、従動トロリー3、およびこれらトロリー2,3にて支持される物品搬送用キャリア4などから構成され、この搬送用車体1を移動自在に案内する案内レール(移動線路の一例)5が設けられている。
【0018】
前記駆動トロリー2は、案内レール5の上部に係合する走行用車輪2A、案内レール5の下部に両横側から接触する振れ止めローラ2B、およびピックアップユニット31などを備え、走行用車輪2Aが減速機付電動モータ2Cにて駆動される。また従動トロリー3は、案内レール5の上部に係合する走行用車輪3A、および案内レール5の下部に両横側から接触する振れ止めローラ3Bなどを備えている。前記案内レール5は、その上部に車輪案内部5a、その下部にローラ案内部5bを備え、横一側部に連結される支持枠7によって、天井などに吊り下げ状態で支持されている。
【0019】
前記案内レール5の支持枠7が取り付けられた側部とは他方の側部に、誘導線路ユニット11が設けられている。この誘導線路ユニット11は、案内レール5の横一側部に案内レール5に沿って所定間隔置きに取り付けられたブラケット12を有し、このブラケット12には上下一対のハンガー13が側外方へ突設されている。
【0020】
前記ブラケット12は、案内レール5の車輪案内部5aとローラ案内部5bからそれぞれ内方へ突設された爪部5cに、その上下端部を嵌合させ、上下端部分に通した止めねじ6を案内レール5側に設けたねじ孔5dに螺合させ、その先端を案内レール5に食い込ませることにより、案内レール5側に固定されている。前記ハンガー13の先端には凹状の被係合部14が形成され、この被係合部14に対して、誘導線路カバー21の係合部25が係合可能に構成されている。
【0021】
前記誘導線路カバー21は、前記案内レール5に沿って張設される誘導線路15をカバーするものである。ここで誘導線路15は高周波の正弦波電流を流すもので、絶縁した細い素線を集めて形成した撚線(以下、リッツ線と呼ぶ)や多芯ケーブルなどを絶縁体、たとえば樹脂材によりカバーして構成されている。そして、誘導線路15の始端が電源装置16に接続され、終端が接続された通電方向の異なるループ状に構成されている。
【0022】
前記誘導線路カバー21は、前記誘導線路15を長手方向に嵌め込み可能な筒状部22と、この筒状部22の周方向の1箇所を長手方向に切り欠くことで生じた一対の端部から外方に連設した板状部23と、これら板状部23の相対向する内面間に形成した係脱ロック部24と、両板状部23の外面側に形成された係合部25などからなり、たとえば樹脂により一体構成されている。
【0023】
前記筒状部22は、単線で嵌め込む誘導線路15の外径に合わせた内径を有する。前記係脱ロック部24は、一方の板状部23の内面に形成された凸条24Aと、他方の板状部23の内面に形成された凹条24Bとからなり、これら凸条24Aと凹条24Bとは長手方向の全長に形成されている。その際に、係脱ロック部24がロック状態において、この係脱ロック部24の外方で両板状部23間に凹溝部26が形成されるように構成されている。
【0024】
前記係合部25は槍体状であって、両板状部23の外面側において長手方向の全長に形成されている。その際に、係脱ロック部24がロック状態において、係合部25が前記ブラケット12側(移動線路側)の前記被係合部14に対して係合可能(挿入可能)に構成されている。そして、係合によって抜け落ちないように構成されている。以上の12〜26などにより誘導線路ユニット11の一例が構成される。
【0025】
前記ピックアップユニット31は、断面がE形のフェライト32を5個(複数個)、その中央の凸部32Aを横向きにして横方向(図2において案内レール5に沿う方向)に並べ、各フェライト32の中央の凸部32Aにフェライト板33を載置し、このフェライト板33ごと非磁性体のプレート34を介してベース体35にねじ35Aにより固定している。そして、横方向に並べたフェライト32における中央の凸部32Aの上下面に渡って、たとえば10〜20ターンの上記リッツ線を巻いてピックアップコイル36を形成し、またベース体35の側部に取付け部材37を取付けて構成されている。そして、両端のフェライト32とプレート34の折り返し部間にウレタンゴム38を挿入している。以上の32〜38などによりピックアップユニット31の一例が構成される。
【0026】
なおピックアップユニット31は、図1に示すように、そのフェライト32における中央の凸部32Aの中心、すなわちピックアップコイル36が、誘導線路ユニット11における平行状に張設された一対の誘導線路15のほぼ中央で、案内レール5に対して垂直に位置するように調整されて、取付け部材37を介して駆動トロリー2側に固定されている。これにより、誘導線路15に通電(交流)されると、ピックアップコイル36に無接触で電力が発生することになる。
【0027】
図10に示すように、前記電源装置16は、AC200V3相の交流電源41と、コンバータ42と、正弦波共振インバータ43と、過電流保護用のトランジスタ44およびダイオード45とを備えている。コンバータ42は、全波整流用のダイオード46と、フィルタを構成するコイル47と、コンデンサ48と、抵抗49と、この抵抗49を短絡するトランジスタ50とから構成されている。
【0028】
正弦波共振インバータ43は、図中に示すように交互に発振される矩形波信号により駆動されるトランジスタ51,52と、電流制限用のコイル53と、トランジスタ51,52に接続される電流供給用のコイル54と、誘導線路15と並列共振回路を形成するコンデンサ55とから構成されている。なお、トランジスタ制御装置は省略している。
【0029】
また搬送用車体1は、ピックアップコイル36に並列に、このピックアップコイル36と誘導線路15の周波数に共振する共振回路を構成するコンデンサ56を設け、この共振回路のコンデンサ56に並列に整流回路57を接続し、この整流回路57に出力を所定電圧に制御する安定化電源回路58を接続し、この安定化電源回路58に負荷、たとえばインバータ63を介して電動モータ2Cを接続して構成している。前記安定化電源回路58は、電流制限用のコイル59と出力調整用トランジスタ60と、フィルタを構成するダイオード61およびコンデンサ62から構成されている。なお、トランジスタ制御装置は省略している。
【0030】
上記構成により、搬送用車体1の案内レール5に沿って高周波の正弦波電流を流す誘導線路15を張設し、前記搬送用車体1に、前記誘導線路15から無接触で電力を取り出すピックアップコイル36を設けた移動体の無接触給電設備が構成される。これにより搬送用車体1は、案内レール5側の誘導線路15からピックアップコイル36を介して無接触で給電され、給電された減速機付電動モータ2Cにて走行用車輪2Aが駆動され、案内レール5に案内されて移動する。
【0031】
前記誘導線路カバー21間を接続するカバー継ぎ材71が設けられている。すなわち、カバー継ぎ材71は四角ブロック状であって、前記誘導線路カバー21の係合部25が係合可能な被係合部72が形成されている。この被係合部72は、四側面のうちの一面と長さ方向の両端とが開放されて凹溝状に形成されるとともに、相対向される内面には、前記被係合部72の槍体状部分が係止可能な段状部分72aが凹入形成されている。
【0032】
そしてカバー継ぎ材71は樹脂により一体形成され、その際にカバー継ぎ材71の厚さТは、前記誘導線路カバー21の係合部25を被係合部14(移動線路側)へ係合させたときの筒状部22の外径Dの範囲内に納まるように、すなわち、Т<Dとなるように形成されている。
【0033】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
始端が電源装置16に接続され、終端が接続された通電方向の異なるループ状の誘導線路15を案内レール5に沿って張設するに、この誘導線路15を誘導線路カバー21によりカバーする。これは図4に示すように、誘導線路カバー21の筒状部22に誘導線路15を嵌め込んだ状態で、工具(図示せず。)などを用いた手動操作により、係脱ロック部24を係合させることで行える。
【0034】
すなわち、両板状部23を互いに接近動させて、図5、図6に示すように、凸条24Aと凹条24Bとを係合作用させ、以て係脱ロック部24を、誘導線路カバー21の全長に亘って係合し得る。このような係脱ロック部24がロック状態において、この係脱ロック部24の外方で両板状部23間には、全長に亘って凹溝部26を形成し得る。
【0035】
上述した係脱ロック部24の係合作用は、筒状部22に対して撓み易い板状部23を相接近させて行うことで、撓みや寸法などにゆとりのある状態で容易に迅速に行える。しかも係脱ロック部24を全長に亘って形成していることで、その係合姿勢(ロック状態)を全長に亘って好適に維持し得る。
【0036】
上述したように係脱ロック部24をロック状態として、誘導線路カバー21における一対の係合部25をハンガー13の被係合部14に外側から対向させ、そして押し込みによって係合部25を被係合部14に挿入させる。これにより図1の上部に示すように、係合部25を被係合部14に係合し得、以て案内レール5に沿って誘導線路15を敷設し得る。
【0037】
このようにして、係合部25を被係合部14に係合させて、案内レール5に沿って誘導線路15を敷設する前後に、誘導線路カバー21の隣接した遊端間をカバー継ぎ材71によって接続させる。すなわち、係脱ロック部24がロック状態において、両係合部25にカバー継ぎ材71の被係合部72を対抗させる。そして、誘導線路カバー21に対してカバー継ぎ材71を接近動させ、外嵌作用(押し込み作用)によって被係合部72に係合部25を挿入させる。
【0038】
これにより係合部25を被係合部72の段状部分72aに係合し得、以て図1の下部、図5、図7〜図9に示すように、誘導線路カバー21の隣接した遊端間をカバー継ぎ材71によって接続し得る。このとき、筒状部22の外径Dの範囲内にカバー継ぎ材71の厚さТが納まることになる。
【0039】
上述したカバー継ぎ材71による接続作業(係合作用)は、筒状部22に対して撓み易い板状部23を相接近させて行うことで、撓みや寸法などにゆとりのある状態で容易に迅速に行える。しかも接続姿勢(係合姿勢)は、板状部23の弾性反発力によって好適に維持し得る。なお、接続作業や接続姿勢の維持は、樹脂からなるカバー継ぎ材71の弾性力も利用し得る。
【0040】
なお、保守点検などにより誘導線路15を案内レール5側から外すことは、上述とは逆作用によって行える。すなわち、まず誘導線路カバー21における一対の係合部25を相接近動させるなどして、係合部25を被係合部72から離脱させ、以てカバー継ぎ材71を誘導線路カバー21間から外す。次いで、誘導線路カバー21における一対の係合部25を相接近動させるなどして、係合部25を被係合部14から離脱させ、以て図6に示すように、誘導線路15を誘導線路カバー21とともにブラケット12側から外す。
【0041】
そして、工具(図示せず。)などを用いた手動操作により両板状部23を離間作用させることで、図4に示すように、凸条24Aと凹条24Bとを離脱作用させ、以て係脱ロック部24を係合解除し得る。その際に離間作用は、両板状部23間に全長に亘って形成された凹溝部26に、工具や手を位置させることで、容易に迅速に行える。
【0042】
次に、上記電源装置16と誘導線路15と搬送用車体1の回路構成による作用を説明する。
まず、交流電源41から出力されるAC200V3相の交流はコンバータ42により直流に変換され、正弦波共振インバータ43により高周波、たとえば10kHzの正弦波に変換されて誘導線路15に供給される。この誘導線路15に発生する磁束により、誘導線路15の周波数に共振する案内レール5上に位置する搬送用車体1のピックアップコイル36に大きな起電力が発生し、この起電力により発生した交流電流は整流回路57で整流され、安定化電源回路58により所定の電圧に整圧されてインバータ63を介して減速機付電動モータ2Cに供給され、搬送用車体1は、給電されたこのモータ2Cにより走行用車輪2Aが駆動され、案内レール5に案内されて移動する。
【0043】
このように、無接触で搬送用車体1に給電することができ、よって従来のような通電レールの磨耗、ゴミの発生を無くすことができ、メンテナンスフリーを実現することができる。またピックアップコイル36の中心が誘導線路ユニット11の一対の誘導線路15の中央で、案内レール5に対して垂直に位置し、かつ誘導線路15の上下にそれぞれフェライト32の上下の凸部32Aが位置するように調整され、固定されることから、ピックアップコイル36は誘導線路15で発生する磁束密度が最も大きい位置に位置し、透磁率の高いフェライト32の上下の凸部32Aに磁路が生じ、よって最も大きい起電力が誘起され、効率よく給電できる。
【0044】
さらに図1に示すように、前記誘導線路カバー21を接続するカバー継ぎ材71の厚さТが、前記誘導線路カバー21の係合部25をブラケット12側へ係合させたときの筒状部22の外径Dの範囲内に納まるように形成したことによって、カバー継ぎ材71による誘導線路カバー21間の接続を強固に安定して行えるものでありながら、カバー継ぎ材71とピックアップコイル36との間に充分なクリアランス(隙間)を確保し得るとともに、誘導線路カバー21とピックアップコイル36とのクリアランス(隙間)に何ら影響を与えないものとなる。
【0045】
その結果、組み立て精度、製作精度、熱伸縮からくる歪みなどに起因して、カバー継ぎ材71とピックアップコイル36との間に干渉(物理的接触)が生じることはなく、カバー継ぎ材71の破損は生じないことになる。
【0046】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図11に基づいて説明する。
すなわち、誘導線路カバー21Aの筒状部22は、複線(2本)の誘導線路15を並べて嵌め込み得る内面形状とされている。
【0047】
次に、本発明の第3の実施の形態を、図12に基づいて説明する。
すなわち誘導線路カバー21は、係脱ロック部24や係合部25を有する板状部23が邪魔して曲げることができないことから、案内レール5のカーブ部では使用できない。よってカーブ部では、カーブ用の誘導線路カバー21Bを使用しており、この誘導線路カバー21Bは、係脱ロック部24や係合部25を含めて板状部23の所定間隔置きに切欠き27を設けて、その長さ方向において複数に分断している。この誘導線路カバー21Bにより、案内レール5のカーブ部においても、無理なく誘導線路15に密着して覆うことができる。
【0048】
次に、本発明の第4の実施の形態を、図13に基づいて説明する。
すなわち誘導線路カバー21Cの筒状部22は、複線(2本)の誘導線路15を並べて嵌め込み得る内面形状とされている。そして誘導線路カバー21Cは、係脱ロック部24や係合部25を含めて板状部23の所定間隔置きに切欠き27を設けて、その長さ方向において複数に分断している。この誘導線路カバー21Cにより、案内レール5のカーブ部においても、無理なく複線の誘導線路15に密着して覆うことができる。
【0049】
上記した第2〜第4の実施の形態においても、前記誘導線路カバー21A〜21Cの端部間をカバー継ぎ材71により接続するのであり、その際にカバー継ぎ材71は、前記誘導線路カバー21の係合部25をブラケット12側に係合させたときの筒状部22の外径Dの範囲内に納まるように形成してある。
【0050】
上記した各実施の形態では、樹脂製からなるカバー継ぎ材71が示されているが、これはゴム製であってもよい。このゴム製のカバー継ぎ材の場合、段状部分は形成されておらず、被係合部を形成する部分に係合部25が食い込んで係合されることになる。
【0051】
上記した各実施の形態では、板状部23の相対向する内面間に、凸条24Aと凹条24Bからなる係脱ロック部24を形成した形式が示されているが、これは係脱ロック部24のない形式などであってもよい。
【0052】
上記した各実施の形態では、係脱ロック部24がロック状態において、この係脱ロック部24の外方で両板状部23間に凹溝部26が形成されているが、これは凹溝部が形成されない構成であってもよい。
【0053】
上記した実施の形態では、1本または2本の誘導線路15を案内レール5に敷設する構成としているが、これは案内レール5に2本以上の誘導線路15を敷設して、パワーアップを図ることができる。
【0054】
上記した実施の形態では、横方向に移動する搬送用車体1について記載しているが、レール軌道に沿って上下方向に移動する搬送用車体(移動体)にも、同様に適用でき、同様の効果を期待することができる。
【0055】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、誘導線路カバーの筒状部に誘導線路を嵌め込んだ状態で、誘導線路カバーにおける一対の係合部を移動線路側に係合させることにより、移動線路に沿って誘導線路を敷設できる。このようにして、移動線路に沿って誘導線路を敷設する前後に、誘導線路カバーの隣接した遊端間をカバー継ぎ材により接続できる。すなわち、両係合部にカバー継ぎ材の被係合部を対抗させ、そして誘導線路カバーに対してカバー継ぎ材を接近動させ、外嵌作用(押し込み作用)によって被係合部に係合部を挿入させることにより、係合部を被係合部に係合でき、以て誘導線路カバーの隣接した遊端間をカバー継ぎ材によって接続できる。
【0056】
このとき、筒状部の外径の範囲内にカバー継ぎ材が納まることによって、カバー継ぎ材による誘導線路カバー間の接続を強固に安定して行うことができるものでありながら、カバー継ぎ材とピックアップコイルとの間に充分なクリアランス(隙間)を確保できるとともに、誘導線路カバーとピックアップコイルとのクリアランス(隙間)に何ら影響を与えないものにできる。その結果、組み立て精度、製作精度、熱伸縮からくる歪みなどに起因して、カバー継ぎ材とピックアップコイルとの間に干渉(物理的接触)が生じることはなく、カバー継ぎ材の破損を防止できる。
【0057】
また上記した本発明の請求項2によると、誘導線路カバーの筒状部に誘導線路を嵌め込んだのち、凸条と凹条とを係合作用させることで、誘導線路カバーの係脱ロック部を係合できる。このような係脱ロック部の係合作用は、筒状部に対して撓み易い板状部を相接近させて行うことで、撓みや寸法などにゆとりのある状態で容易に迅速に行うことができ、そして係合姿勢(ロック状態)を好適に維持できる。このように係脱ロック部がロック状態において、両係合部にカバー継ぎ材の被係合部を対抗させ、誘導線路カバーに対してカバー継ぎ材を接近動させることで、外嵌作用(押し込み作用)によって被係合部に係合部を挿入させて、移動線路に沿って誘導線路を敷設できる。
【0058】
そして上記した本発明の請求項3によると、凹溝部を利用して、工具などによって両板状部を離間作用させることで、凸条と凹条とを離脱でき、以て係脱ロック部の係合を容易に確実に解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、誘導線路カバーを使用した移動体の無接触給電設備における要部の縦断正面図である。
【図2】同誘導線路カバーを使用した移動体の無接触給電設備の側面図である。
【図3】同誘導線路カバーを使用した移動体の無接触給電設備の正面図である。
【図4】同誘導線路カバーの接続構造における接続前の縦断正面図である。
【図5】同誘導線路カバーの接続構造における接続時の縦断正面図である。
【図6】同誘導線路カバーの接続構造における接続前の一部切り欠き斜視図である。
【図7】同誘導線路カバーの接続構造における接続時の一部切り欠き斜視図である。
【図8】同誘導線路カバーの接続構造における接続時であって、(a)は側面図、(b)は一部切り欠き側面図である。
【図9】同誘導線路カバーの接続構造における接続時であって、(a)は一部切り欠き平面図、(b)は横断平面図である。
【図10】同誘導線路カバーを使用した移動体の無接触給電設備の回路構成図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示し、誘導線路カバーの一部切り欠き斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態を示し、誘導線路カバーの一部切り欠き斜視図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態を示し、誘導線路カバーの一部切り欠き斜視図である。
【符号の説明】
1 搬送用車体(移動体)
2 駆動トロリー
2C 減速機付電動モータ
3 従動トロリー
4 物品搬送用キャリア
5 案内レール(移動線路)
11 誘導線路ユニット
12 ブラケット
14 被係合部
15 誘導線路
16 電源装置
21 誘導線路カバー
21A 誘導線路カバー
21B 誘導線路カバー
21C 誘導線路カバー
22 筒状部
23 板状部
24 係脱ロック部
24A 凸条
24B 凹条
25 係合部
26 凹溝部
27 切欠き
31 ピックアップユニット
36 ピックアップコイル
41 交流電源
58 安定化電源回路
71 カバー継ぎ材
72 被係合部
72a 段状部分
Т カバー継ぎ材71の厚さ
D 筒状部22の外径

Claims (3)

  1. 移動体の移動線路に沿って高周波の正弦波電流を流す誘導線路を張設し、前記移動体に、前記誘導線路から無接触で電力を取り出すピックアップコイルを設けた移動体の無接触給電設備における誘導線路カバーの接続構造であって、
    誘導線路カバーは、前記誘導線路を長手方向に嵌め込み可能な筒状部と、この筒状部の周方向の1箇所を長手方向に切り欠くことで生じた一対の端部から外方に連設した板状部と、これら板状部の外面側に形成され前記移動線路側へ係合可能な係合部とからなり、前記誘導線路カバーを接続するカバー継ぎ材は、前記係合部が係合可能な被係合部を有するとともに、前記係合部を移動線路側へ係合させたときの筒状部の外径の範囲内に納まるように形成したことを特徴とする誘導線路カバーの接続構造。
  2. 板状部の相対向する内面間に、凸条と凹条からなる係脱ロック部を形成したことを特徴とする請求項1記載の誘導線路カバーの接続構造。
  3. 係脱ロック部がロック状態において、この係脱ロック部の外方で両板状部間に凹溝部が形成されることを特徴とする請求項2記載の誘導線路カバーの接続構造。
JP2003123026A 2003-04-28 2003-04-28 誘導線路カバーの接続構造 Expired - Fee Related JP3900109B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003123026A JP3900109B2 (ja) 2003-04-28 2003-04-28 誘導線路カバーの接続構造
US10/829,537 US6978873B2 (en) 2003-04-28 2004-04-22 Connection structure of induction line cover
CNA2004100386874A CN1541862A (zh) 2003-04-28 2004-04-27 感应线路保护罩的连接结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003123026A JP3900109B2 (ja) 2003-04-28 2003-04-28 誘導線路カバーの接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004322936A true JP2004322936A (ja) 2004-11-18
JP3900109B2 JP3900109B2 (ja) 2007-04-04

Family

ID=33296657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003123026A Expired - Fee Related JP3900109B2 (ja) 2003-04-28 2003-04-28 誘導線路カバーの接続構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6978873B2 (ja)
JP (1) JP3900109B2 (ja)
CN (1) CN1541862A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008068944A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータのかごへの非接触給電装置
KR20180081940A (ko) * 2017-01-09 2018-07-18 주식회사 포스코아이씨티 제3 궤조 전차선로 설비 및 그 시공방법

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005050835A1 (de) * 2005-10-20 2007-04-26 Thyssenkrupp Transrapid Gmbh Halterung zur Befestigung eines Primärleiters am Fahrweg einer Magnetschwebebahn
DE202005016622U1 (de) * 2005-10-20 2006-01-12 Thyssenkrupp Transrapid Gmbh Halterung zur Befestigung eines Primärleiters am Fahrweg einer Magnetschwebebahn und damit ausgerüsteter Fahrweg
DE102006049588B4 (de) * 2006-02-03 2020-08-13 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg Transportsystem
NZ546955A (en) * 2006-05-02 2008-09-26 Auckland Uniservices Ltd Pick-up apparatus for inductive power transfer systems
US8674550B2 (en) 2010-03-25 2014-03-18 General Electric Company Contactless power transfer system and method
US20110278120A1 (en) * 2010-05-17 2011-11-17 Alcoa Inc. Wear resistant transportation systems, methods, and apparatus
US8841881B2 (en) 2010-06-02 2014-09-23 Bryan Marc Failing Energy transfer with vehicles
US8292052B2 (en) * 2010-06-24 2012-10-23 General Electric Company Power transfer system and method
DE102010050760B4 (de) 2010-11-10 2020-10-15 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg Verfahren zur Herstellung unterschiedlicher Varianten von Schienen aus einem Bausatz und Anordnung mit einem auf einem Schienenteil bewegbaren Fahrzeug
DE102011002239A1 (de) * 2011-04-21 2012-10-25 Conductix-Wampfler Gmbh Halterung für einen Datenleiter, Energieübertragungssystem und Datenübertragungssystem
CN103224107B (zh) * 2013-04-23 2015-05-06 南京华德仓储设备制造有限公司 穿梭母车多功能轨道
JP6748963B2 (ja) * 2016-08-29 2020-09-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 引締装置、及びそれを備えた給電システム
CN106828199B (zh) * 2017-03-30 2023-03-17 北京全路通信信号研究设计院集团有限公司 一种铁路电气化区段电缆防干扰系统
CN109677301B (zh) * 2019-01-09 2023-05-05 西南交通大学 一种短定子列车三轨供电控制系统

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2156827A (en) * 1935-07-15 1939-05-02 Cleveland Crane Eng Monorail support and coupling
US2254147A (en) * 1938-07-09 1941-08-26 Feedrail Corp Electric trolley conduit construction
US2990458A (en) * 1957-01-22 1961-06-27 Porter Co Inc H K Electric conductor-hanger alining means
US2933567A (en) * 1957-10-17 1960-04-19 Electric Service Works Electric conductor system
US3813480A (en) * 1973-05-21 1974-05-28 S Sprague Device of insulating material holding adjacent lengths of semi-rigid electrical conductors joined
JP3261427B2 (ja) 1992-10-30 2002-03-04 株式会社ダイフク 給電線保持装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008068944A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータのかごへの非接触給電装置
KR20180081940A (ko) * 2017-01-09 2018-07-18 주식회사 포스코아이씨티 제3 궤조 전차선로 설비 및 그 시공방법
KR101998939B1 (ko) 2017-01-09 2019-07-10 주식회사 포스코아이씨티 제3 궤조 전차선로 설비 및 그 시공방법

Also Published As

Publication number Publication date
US6978873B2 (en) 2005-12-27
CN1541862A (zh) 2004-11-03
US20040211636A1 (en) 2004-10-28
JP3900109B2 (ja) 2007-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004322936A (ja) 誘導線路カバーの接続構造
KR0134898B1 (ko) 이송시스템
JP3391149B2 (ja) 移動体の無接触給電設備
JPH05207606A (ja) 移動体の無接触給電設備
JP3114360B2 (ja) 移動体の無接触給電設備
JP3261427B2 (ja) 給電線保持装置
JP3432530B2 (ja) 移動体の無接触給電設備
JP7016327B2 (ja) 搬送システム、及びキャリアの位置を特定する方法
JP4218656B2 (ja) ピックアップユニットおよびそのピックアップユニットを備えた無接触給電設備
JP2004322792A (ja) 誘導線路カバーおよびその取り付け取り外し工具
JP3263421B2 (ja) 移動体の無接触給電設備のピックアップユニットおよびこのピックアップユニットを備えた移動体
JPH0993841A (ja) 地上移動体の非接触給電装置
JP3555308B2 (ja) 移動体の無接触給電設備
JP2822780B2 (ja) 治具パレットの無接触給電設備
JP3588908B2 (ja) 移動体の無接触給電設備
JP3339162B2 (ja) 無接触給電設備
JP3380886B2 (ja) 移動体への非接触給電システム
JP2000116036A (ja) 輸送設備
JPH05336605A (ja) 移動体の無接触給電設備
JPH0678406A (ja) 移動体の無接触給電設備
JP3306890B2 (ja) 移動体の無接触給電設備およびそのピックアップユニット
JP3551741B2 (ja) 無接触給電設備
JP3295963B2 (ja) 移動体の無接触給電設備
JP3727288B2 (ja) 給電線支持具
JPH0614479A (ja) 無接触給電マット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees