JP2004321691A - 識別情報提供装置 - Google Patents
識別情報提供装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004321691A JP2004321691A JP2003124186A JP2003124186A JP2004321691A JP 2004321691 A JP2004321691 A JP 2004321691A JP 2003124186 A JP2003124186 A JP 2003124186A JP 2003124186 A JP2003124186 A JP 2003124186A JP 2004321691 A JP2004321691 A JP 2004321691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- identification information
- size
- player
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】識別情報提供装置1は、携帯電話機3に読み取り可能な二次元コード7の画像7Bとして表示する画像表示装置9と、携帯電話機3を保持する携帯ホルダ11とを備える。携帯ホルダ11の側面には、コントロールボックス15が備えられている。そして、このコントロールボックス15には、画像の位置を遊技者が変更するための位置操作手段としての上下左右及び斜め方向に操作可能なスティックコントローラ17と、画像サイズを遊技者が調整するための画像サイズ操作手段としてのサイズ調整ボタン18が設けられている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、識別情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
広告を表示する遊技機が提案されているが、この遊技機では宣伝広告情報を単に表示して、遊技者に商品紹介しているに過ぎず、遊技者に特別な特典を付与するものではないため、遊技者の遊技意欲の向上にはそれ程つながらなかった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−286355号公報(第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、例えば、遊技機に表示される特定の画像を、情報通信端末のCCDカメラ等から取り込んで、この画像から得られるデータによって遊技者に種々の特典を与えるものが考えられている。
ところが、遊技者が情報通信端末を手でグリップして画像を撮影すると、手ぶれをおこし、鮮明な画像を取り込むことができないという問題点があった。
そこで、遊技機に情報通信端末を保持するホルダを設けて、撮影する場合にはこのホルダに情報通信端末をセットし、情報通信端末を安定させて撮影することも考えられる。
【0005】
確かに、このようなホルダを設けると情報通信端末は安定するが、逆に、情報通信端末が固定されてしまうため、却って適切に画像を取り込みにくくなる場合が生じてしまうという問題がある。
すなわち、情報通信端末に装備されるCCDカメラの位置は、機種毎に異なるため、ホルダに固定した状態で、遊技機に表示される特定の画像が撮影範囲外となってしまったり、撮影範囲内であっても、周辺光量の低下等が大きい隅の部分になってしまう場合もあるのである。
本発明は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、安定した画像の取り込みを情報通信端末の機種に依存せずに達成することが可能な識別情報提供装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
上記課題を解決するための有効な手段とその作用・効果を以下に示す。
<手段1>
本手段は、情報通信端末に設けられた読取手段により読み取り可能な文字、図形、記号、バーコード、二次元コード等の識別情報を画面上に画像として表示する識別情報表示装置と、
前記情報通信端末を保持するホルダとを備え、遊技機又は遊技機近傍に設置される識別情報提供装置であって、
前記識別情報表示装置に表示された前記識別情報の画像の画面上での表示位置を調整する画像位置調整手段を備えることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0007】
本手段の構成によれば、情報通信端末をホルダに固定することができるから、情報通信端末が安定し、手ぶれを防止できる。
その一方で、識別情報の画像の表示位置を調整できるから、情報通信端末の機種に応じて表示位置を調整することによって、適切な画像の取り込みをすることができる。
【0008】
<手段2>
本手段は、手段1に記載のものにおいて、前記識別情報の画面上での画像サイズを調整する画像サイズ調整手段が設けられたことを特徴とする識別情報提供装置である。
【0009】
情報通信端末に備えられているCCDカメラ等の読取装置は、機種毎にその性能が異なり、性能の低いものでは、画素数が低いものが多い。
このような場合に、同一サイズの画像を表示した場合でも、画素数の高い読取装置で撮影した場合と、画素数の低い読取装置で撮影した場合には、画素数の低い読取装置で撮影した場合には、撮影画像から得られる情報量が極端に少なくなるおそれがある。
本手段の構成によれば、画像サイズを調整して、情報通信端末に合わせた画像サイズにすることができるから、機種に依存せずに必要な情報量を読み込ませることができる。
【0010】
<手段3>
本手段は、手段1又は手段2に記載のものにおいて、前記識別情報提供装置は、さらに、予め表示する画像位置を情報通信端末の機種毎に記憶する機種別画像位置記憶手段と、機種を特定する特定手段とを備え、この特定手段により特定された機種に応じて、予め記憶された画像位置に前記画像位置調整手段が画像を移動させることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0011】
本手段の構成によれば、機種に応じた適切な位置に画像を確実に移動させることができる。
【0012】
<手段4>
本手段は、手段2又は手段3に記載のものにおいて、前記識別情報提供装置は、さらに、予め表示する画像サイズを情報通信端末の機種毎に記憶する機種別画像サイズ記憶手段と、機種を特定する特定手段とを備え、この特定手段により特定された機種に応じて、予め記憶された画像サイズに前記画像サイズ調整手段が画像を調整することを特徴とする識別情報提供装置である。
【0013】
本手段の構成によれば、機種に応じた適切なサイズに画像を確実に調整できる。
【0014】
<手段5>
本手段は、手段3又は手段4に記載のものにおいて、前記特定手段は、遊技者の機種情報の入力によって機種を特定するものであることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0015】
本手段の構成によれば、遊技者が機種情報を入力することにより、確実に機種にあった画像位置・画像サイズに調整される。
【0016】
<手段6>
本手段は、手段3又は手段4に記載のものにおいて、前記特定手段は、前記識別情報提供装置に設けられた読取装置によって、前記情報通信端末に記憶された識別情報を読み取って、この識別情報から機種を割り出すことによって、機種を特定するものであることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0017】
情報通信端末には、その型番等の識別情報が、情報通信端末のメモリ等に記憶されているものがある。本手段の構成によれば、このような識別情報から機種が判別され、これによって、画像が適切な位置・サイズに調整されるから、遊技者は、機種に関する情報入力等する煩わしさから開放される。
【0018】
<手段7>
本手段は、手段1ないし手段6に記載のものにおいて、前記識別情報提供装置には、遊技者により操作可能な位置操作手段が設けられ、この位置操作手段による、操作量に応じて前記画像の移動量を定めて、前記画像を移動させることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0019】
本手段の構成によれば、遊技者は、位置操作手段によって適切な位置まで画像を移動させることができる。
【0020】
<手段8>
本手段は、手段2ないし手段7のいずれかに記載のものにおいて、前記識別情報提供装置には、遊技者により操作可能な画像サイズ操作手段が設けられ、この画像サイズ操作手段による、操作量に応じて前記画像サイズを調整することを特徴とする識別情報提供装置である。
【0021】
本手段の構成によれば、遊技者は、画像サイズ操作手段によって適切なサイズの画像に調整できる。
【0022】
<手段9>
本手段は、手段1ないし手段8のいずれかに記載のものにおいて、前記識別情報提供装置には、照度を検出する照度検出手段と、この照度検出手段により検出される照度によって、前記識別情報表示装置に表示される識別情報のコントラスト、色相、明度、彩度等を調整するコントラスト等調整手段とが設けられていることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0023】
遊技機が設置されるホール毎に、照明の明るさ等が異なる。例えば、遊技機の電飾等を目立たせるために、照明を暗くする場合や、逆にクリーンなイメージ等をアピールするために、明るくするホールもある。
このように明るさが異なるホールにおいて、コントラスト、色相、明度、彩度等を全く同一にして画像表示すると、画像表示を撮影した場合に、露出不足となり撮影画像の一部が読みとれない場合や、逆に撮影画像が白飛びしてしまうことがある。
そこで、本手段では、照度に応じて色相、明度、彩度等を調整するコントラスト等調整手段を設けた。よって、明るさの異なるホールにおいても、情報通信端末に読み取り易い画像を表示することができる。
【0024】
<手段10>
本手段は、手段6に記載のものにおいて、前記ホルダには、このホルダに前記情報通信端末がセットされたことを検出するセット状態検出手段が設けられ、このセット状態検出手段により前記情報通信端末がセットされたと判定された場合に、前記識別情報提供装置に設けられた読取装置が作動することを特徴とする識別情報提供装置である。
【0025】
本手段の構成によれば、ホルダに前記情報通信端末がセットされると、読取装置が作動し、情報通信端末の機種を自動的に判定するから、迅速な位置・サイズ調整をすることができる。
【0026】
<手段11>
本手段は、手段1ないし手段10のいずれかに記載のものにおいて、前記識別情報表示装置の上方の縁部には、鍔部が設けられていることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0027】
本手段の構成によれば、鍔部によって、識別情報表示装置に光が反射し、情報通信端末に撮影される画像が不鮮明となることを防止することができる。
【0028】
<手段12>
本手段は、手段1ないし手段11のいずれかに記載のものにおいて、前記識別情報表示装置は、前記識別情報を画像として表示するよりも前に、位置調整用の画像を表示し、この位置調整用の画像の位置を調整することによって、前記識別情報の画像の位置が調整されることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0029】
本手段の構成によれば、遊技者は、識別情報が画像として表示されるよりも前に、位置調整用の画像を参照しつつ位置調整できる。
【0030】
<手段13>
本手段は、手段2ないし手段12のいずれかに記載のものにおいて、前記識別情報表示装置は、前記識別情報を画像として表示するよりも前に、サイズ調整用の画像を表示し、このサイズ調整用の画像のサイズを調整することによって、前記識別情報の画像のサイズが調整されることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0031】
本手段の構成によれば、遊技者は、識別情報が画像として表示されるよりも前に、サイズ調整用の画像を参照しつつサイズ調整できる。
【0032】
<手段14>
本手段は、手段1ないし手段13のいずれかに記載のものにおいて、前記識別情報を画像として表示している際に、前記位置操作手段は操作可能となることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0033】
本手段の構成によれば、遊技者は、実際に表示された画像を参照しつつ、画像位置の調整をすることができる。
【0034】
<手段15>
本手段は、手段2ないし手段14のいずれかに記載のものにおいて、前記識別情報を画像として表示している際に、前記サイズ操作手段は操作可能となることを特徴とする識別情報提供装置である。
【0035】
本手段の構成によれば、遊技者は、実際に表示された画像を参照しつつ、画像サイズの調整をすることができる。
【0036】
<手段16>
本手段は、手段1ないし手段15のいずれかに記載のものにおいて、前記識別情報表示装置は、前記識別情報を画像として表示するよりも前に、複数の領域に区画され、かつ各領域にはそれぞれの領域を他の領域と識別するための領域識別符号が付された位置調整用の画像を表示するとともに、
前記識別情報表示装置は、前記領域識別符号を入力する入力手段から前記領域のうち特定の一の領域の識別符号が入力された場合には、その特定の一の領域付近に前記識別情報の画像を表示することを特徴とする識別情報提供装置である。
【0037】
本手段の構成によれば、遊技者は、単に領域識別符号を入力するだけで、識別情報画像の表示位置を調整できる。
【0038】
なお、本発明でいう遊技機とは、パチンコ機やスロットマシン、あるいはパチンコ機とスロットマシンとを融合させたものを含む。パチンコ機の基本構成としては、操作ハンドルを備え、その操作ハンドルの操作に応じて球を所定の遊技領域へ発射し、球が遊技領域内の所定の位置に配設された始動入賞口(作動口)に入賞(又は作動ゲートを通過)することを必要条件として、表示装置において動的表示されている識別情報が所定時間後に確定停止されるものが挙げられる。また、特別遊技状態の発生時には、遊技領域内の所定の位置に配設された変動入賞装置(特定入賞口)が所定の態様で開放されて球を入賞可能とし、その入賞個数に応じた有価価値(景品球)のみならず、磁気カードへ書き込まれるデータ等も含む)が付与されるものが挙げられる。
【0039】
また、スロットマシンの基本構成としては、複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、或いは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段を備えたものが挙げられる。この場合、遊技媒体は、コイン、メダル等が代表例として挙げられる。
【0040】
また、パチンコ機とスロットマシンとを融合させたものの基本構成としては、複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、或いは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段を備え、遊技媒体として球を使用するとともに、前記識別情報の動的表示の開始に際しては所定数の球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの球が払い出されるように構成されたものが挙げられる。
【0041】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態の識別情報提供装置1について図面を参照しつつ説明する。この識別情報提供装置1は、遊技機2に備えられ、情報通信端末に相当する携帯電話機3に設けられた読取手段としてのCCDカメラ5により読み取り可能な二次元コード7(本発明の識別情報に相当する)を画像として表示する画像表示装置9(本発明の識別情報表示装置に相当する)と、携帯電話機3を、そのCCDカメラ5が画像表示装置9に向くように保持する携帯ホルダ11と、コントロールボックス15を備えてなる。
なお、本実施形態においては、二次元コード7の表示条件を満たした場合、例えば、大当たりが発生した場合に、二次元コード7の画像7Bが画像表示装置9に表示されるようにされている。
【0042】
さらに、本実施形態では、二次元コード7の画像7Bの位置・サイズ調整ができるようになっている。
ここで、識別情報提供装置1が取りつけられた遊技機2の具体的構成を詳細に説明すると、図1に示すように遊技盤21の中央部分には、可変表示装置としての特別図柄表示装置23が組込まれている。この特別図柄表示装置23は、液晶ディスプレイ(LCD)よりなる表示部23Aを備えており、ここに複数の図柄列が表示される。本実施形態では、これらの図柄列として上図柄列25、中図柄列27及び下図柄列29の3つの図柄列が表示されるが、それ以外の数の図柄列が表示されてもよい。
【0043】
これらの図柄列25,27,29は、通常変動時には横方向(右から左へ移動するように)にスクロール表示される。
【0044】
また、ガラス扉枠31の左下角部近傍であって、ガラス扉枠31の前面には、識別情報提供装置1が取りつけられている。
この識別情報提供装置1は、図2に示すように縦長の長方形状の液晶表示部を有する画像表示装置9と、この画像表示装置9の下部から手前側に張り出すようにして設けられたホルダ11と備えている。
この画像表示装置9は、後述するように遊技内容が所定の条件を満たした場合に所定の二次元コード7の画像7Bを表示するものである。
【0045】
また、画像表示装置9の上縁部には、照度を検出する照度検出手段としての照度センサ14Aが備えられた鍔部14が設けられている。この鍔部14は、画像表示装置9の表面に光が反射し、携帯電話機3に撮影される画像が光って不鮮明となることを防止するために設けられている。
【0046】
携帯ホルダ11は、複数種の携帯電話機3を保持することができるようになっている。具体的には、携帯ホルダ11は、例えば表面をラバー加工した樹脂製の成形体であって、画像表示装置9の液晶表示部に略平行となるような左右方向の切り欠き部11Aを有する概ね断面凹字状の成形体である。この切り欠き部11Aに、折りたたみ不能のストレートタイプの携帯電話機3の下部を差し込むことにより、携帯電話機3を固定できるようになっている(図3参照)。
【0047】
また、携帯ホルダ11の上面の画像表示装置9側の端部には、2つの突出したストッパ部11Bが互いに距離を開けて形成され、図4に示すように折り畳みタイプの携帯電話機3を屈曲した状態で、その屈曲側を画像表示装置9側に向けてセットした場合に、ストッパ部11Bと携帯ホルダ11の上面によってつくられる角部に携帯電話機3の屈曲部をフィットできるようになっている。なお、ストッパ部11Bの奥行き方向の幅は、携帯電話機3のCCDカメラ5と、画像表示装置9との間の距離が、二次元コード画像7Bの撮影に適した距離となるように設定されている。
【0048】
さらに、携帯ホルダ11の上面の両側縁部には、ガイド突部11Cが設けられ、セットされる携帯電話機3が携帯ホルダ11から落下しないように規制している。
また、携帯ホルダ11には、携帯電話機3が携帯ホルダ11にセットされたことを検知するセット状態検知センサ11Dが左側ストッパ部11Bに埋設されるようにして備えられている。このセット状態検知センサ11Dは、例えば光(可視光、赤外線)によって、携帯電話機3が携帯ホルダ11にセットされたか否かを検知するものである。
【0049】
また、携帯ホルダ11の前記切り欠き部11Aよりも奥側には、機種情報の読取装置12が埋設されている。この読取装置12としては、例えば、通常の非接触型ICカードリーダと同等のものを使用することができる。
この読取装置12によって、携帯電話機3に記憶された機種情報(例えば、機種番号)を、電波(例えば、非接触型ICカードの場合と同様のキャリア周波数=13.56MHz、4.9MHz、125〜500kHz、2.45GHz)を媒体として非接触で読み取ることができるようになっている。
【0050】
また、携帯ホルダ11の右側面には、コントロールボックス15が備えられている。そして、このコントロールボックス15には、遊技者が携帯電話機3の機種名を入力するための入力手段としてのキーボード16、画像の位置を遊技者が操作するための位置操作手段としての上下左右及び斜め方向に操作可能なスティックコントローラ17と、画像サイズを遊技者が調整するための画像サイズ操作手段としてのサイズ調整ボタン18が備えられている。
なお、スティックコントローラ17と、サイズ調整ボタン18とは、後述する事前調整の場合、すなわち、二次元コード7の画像7Bが実際に表示される前においては、コントロールボックス15に設けられた設定ボタン19を押した後、所定時間のみ有効に働くようにされている。
また、コントロールボックス15の内部には、後述するコード制御部150が備えられている。
【0051】
また、図1に示すように、特別図柄表示装置23の上部には普通図柄表示装置33が併設されている。普通図柄表示装置33は、発光ダイオード(LED)よりなる4つの保留ランプ35と、普通図柄表示部たるLEDよりなる7セグ表示部37とを備えている。
【0052】
さらに、特別図柄表示装置23の左右両側には一対の通過ゲート39が配設されている。通過ゲート39を遊技球が通過すると普通図柄表示装置33が作動する。本実施形態では、普通図柄表示装置33は、「0」〜「9」までの数字を可変表示して7セグ表示部37にセグメント表示させ、その数字が所定値(本実施の形態では「7」)で停止した場合に、始動口43の羽根43Aを所定秒数開放させる。この開放により、始動口43への入賞が比較的容易なものとなる。普通図柄表示装置33は、遊技球の通過ゲート39の通過回数を4回まで記憶することができ、保留ランプ35でその保留数を表示する。従って、4つの保留ランプ35が点灯している状態で遊技球が通過ゲート39を通過してもカウントされず、保留ランプ35が点灯している限り、遊技球が通過ゲート39を通過しなくとも保留数に応じた回数だけ普通図柄表示装置33は作動するようになっている。
【0053】
特別図柄表示装置23の表示部23Aでは、各図柄列25,27,29の図柄変動(スクロール変動)が、遊技球の始動口43への入賞に基づいて開始させられる。また、大当たり図柄、外れリーチ図柄及び外れ図柄の中から1つが選択され、これが停止図柄として設定される。停止図柄とは、各図柄列25,27、29が図柄変動を停止したときに表示される図柄である。本実施形態では、図柄変動は、上図柄列25、下図柄列29、中図柄列27の順に停止させられるが、これはあくまでも一例にすぎず、別の順序で停止するようにしてもよい。
【0054】
大当たり状態は、リーチ遊技状態(リーチ状態)を経た後、全ての図柄列25,27,29の変動が停止させられたとき、表示されている図柄の組合せが、予め定められた大当たりの組合せ、すなわち、同一種類の図柄が大当たりラインに沿って並んだ組合せとなる場合(例えば▲7▼、▲7▼、▲7▼や▲3▼、▲3▼、▲3▼等)であり、当該組合せを構成する図柄が「大当たり図柄」となる。大当たりの組合せが成立すると、特別電動役物が作動し(大入賞口45が開かれ)、遊技者にとって有利な大当たり状態の到来、すなわち、より多くの景品球を獲得することが可能となる。
【0055】
また、リーチ状態とは、大当たり直前の状態をいう(もちろん大当たり状態に至らない場合もある)。リーチ状態には、下図柄列29の図柄変動が、大当たりライン上において上図柄列25の停止図柄と同一種類の図柄で停止する状態が含まれる。
【0056】
このリーチ状態には、中図柄列27の図柄変動が、最終的に上・下両図柄列25,29の停止図柄と同一種類の図柄(大当たり図柄)で停止して大当たり状態になるもの以外にも、異なる種類の図柄(これを「外れリーチ図柄」という)で停止して、大当たり状態とならないもの(以下、「外れリーチ状態」という)が含まれる。
【0057】
遊技球の始動口43への入賞に基づいて各図柄列の図柄変動が開始させられることはすでに説明したが、この変動表示中にさらに遊技球が始動口43に入賞した場合には、その分の変動表示は、現在行われている変動表示の終了後に行われる。つまり、変動表示が待機(保留)される。この保留される変動表示の最大回数は、遊技機2の機種毎に決められている。本実施形態では保留最大回数が4回に設定されているが、これに限られるものではない。
【0058】
図1に示すように、表示装置23において、表示部23Aの上方には、発光ダイオード(LED)からなる保留ランプ54が組み込まれている。保留ランプ54の数は、前述した保留最大回数と同じ(この場合4個)である。保留ランプ54は、変動表示の保留毎に点灯させられ、その保留に対応した変動表示の実行に伴い消灯させられる。このほかにも、遊技機2の複数箇所には、遊技効果を高めるための各種ランプが取り付けられている。これらのランプは、遊技の進行に応じて点灯状態(消灯、点灯、点滅等)が変えられる。さらに、遊技機2には、遊技の進行に応じて効果音を発生する図示しないスピーカが設けられている。
【0059】
また、遊技者の操作に応じて変化する遊技機2の遊技状態を検出するべく、本実施形態では、遊技盤21には、スルースイッチ55、始動口用スイッチ57、Vゾーン用スイッチ59及びカウントスイッチ61等がそれぞれ設けられている。スルースイッチ55は、遊技球の通過ゲート39の通過を検出し、始動口用スイッチ57は、遊技球の始動口43への入賞を検出し、Vゾーン用スイッチ59は、遊技球の大入賞口45のうちのVゾーンへの入賞を検出し、カウントスイッチ61は、遊技球の大入賞口45への入賞を検出する。
【0060】
また、遊技機2には、電子制御装置100が備えられており、特別図柄表示装置23を駆動制御する。また、この電子制御装置100は、識別情報提供装置1のコントロールボックス15の内部に備えられたコード制御部150に接続されている。
【0061】
電子制御装置100は、図5に示すように主制御部110と、この主制御部110と共有バス120により直列的に接続された特別図柄制御部140とを含んで構成され、さらに、主制御部110は、共有バス120により識別情報提供装置1のコード制御部150に接続されている。
主制御部110は、主制御基板210で形成され、主制御部110以外の2つの制御部140、150は、それぞれ第1周辺制御基板240、第2周辺制御基板250で形成されている。なお、電子制御装置100には、これらの周辺制御基板の他に、図示しないが、例えば、音声を制御する周辺制御基板、各種ランプを制御する周辺制御基板、各種ソレノイドを駆動制御する周辺制御基板等を備えている。
【0062】
主制御部110は、CPU(中央処理装置)111と、RAM(ランダムアクセスメモリ)113と、ROM(読み出し専用メモリ)115と、入出力ポート117とをバス119により相互に接続したものである。そして、CPU111はROM115に格納された制御プログラムにより、RAM113をワークエリアとして遊技機2全体の作動制御(すなわち、遊技の基本進行制御)を司る。また、入出力ポート117には前記した共有バス120が接続され、後述するように入出力ポート117からその共有バス120を通じて、各制御部140、150へ処理内容を指示する、指令信号たるコマンドデータを送信する。なお、主制御部110から各制御部140、150へは、一方向形式でデータが伝送される。また、主制御部110には、図示しない電源ターミナル基板が接続されている。また、入出力ポート117には始動口用スイッチ57が接続されている。
【0063】
特別図柄制御部140は、CPU(中央処理装置)141と、RAM(ランダムアクセスメモリ)143と、ROM(読み出し専用メモリ)145と、入出力ポート147とをバス149により相互に接続したものである。そして、入出力ポート147において共有バス120に接続されている。また、入出力ポート147には、特別図柄表示装置23が接続されている。
【0064】
コード制御部150は、CPU(中央処理装置)151と、RAM(ランダムアクセスメモリ)153と、ROM(読み出し専用メモリ)155と、不揮発性メモリ157と、入出力ポート159とをバス161により相互に接続したものである。そして、入出力ポート159において共有バス120に接続されている。また、入出力ポート159には、画像表示装置9、VRAM163、及び通信装置170を介してホールコンピュータ175が接続されている。なお、VRAM163は画像表示装置9にも接続されている。
【0065】
また、入出力ポート159には、携帯電話機3が携帯ホルダ11にセットされたことを検出するセット状態検出手段としてのセット状態検出センサ11D、機種識別情報の読取装置12、機種名を遊技者が入力するための入力手段としてのキーボード16、画像の位置を遊技者が変更するための位置操作手段としてのスティックコントローラ17、画像サイズを遊技者が調整するための画像サイズ操作手段としてのサイズ調整ボタン18、照度を検出する照度検出手段としての照度センサ14Aが接続されている。
【0066】
なお、コード制御部150は、画像表示装置9に表示される画像の画像位置を調整する画像位置調整手段、画像サイズを調整する画像サイズ調整手段、キーボード16の入力情報から携帯電話機3の機種を特定する特定手段、読取装置12によって読み取られた携帯電話機3の識別番号から携帯電話機3の機種を特定する特定手段として機能する。
【0067】
ROM155は、コード制御部150を制御するプログラム、画像表示装置9に二次元コード7の画像7Bを表示するためのプログラム、二次元コード画像7Bのデータ、デモ画像7Dのデータや各種のデータ等を記憶する書き換え不能で、読み出し専用の記憶媒体である。
【0068】
また、RAM153には、携帯電話機3の機種毎に、最適な二次元コード画像7Bの画像位置、及び画像サイズ係数が示された機種別画像位置・サイズテーブルが記憶されている(図6参照)。
ここで、テーブル中の画像位置(X,Y)とは、表示される二次元コード画像7Bにおける基準点、例えば、図2に示すように二次元コード画像7B左上の点7Aの座標を意味する。なお、この基準点は、二次元コード画像7Bの左上の点7Aに限らず、例えば右上の点、左下の点、右下の点、中心点等であってもよい。
また、画像サイズ係数とは、所定の画像サイズを標準サイズとし、この標準サイズの画像の、横方向のサイズ(Lx0)及び縦方向のサイズ(Ly0)に対して実際に表示する二次元コード画像7Bの横方向のサイズ(Lxn)及び縦方向のサイズ(Lyn)が、それぞれ何倍になるのかを示す係数である。そして、本実施形態においては、いずれの場合も横方向及び縦方向ともに同一の係数を使用することによって、画像のいわゆる縦横比(y方向のサイズ/x方向のサイズ)を変化させないようになっている。
例えば、画像サイズ係数1.0は、標準サイズと同様に横方向のサイズ=Lx0、縦方向のサイズ=Ly0の画像を表示することを意味し、画像サイズ0.8は、横方向のサイズ=0.8×Lx0、縦方向のサイズ=0.8×Ly0の画像を表示することを意味する。
【0069】
これらの、最適な画像位置(X,Y)、画像サイズ係数は、例えば、実際に携帯ホルダ11に携帯電話機3をセットした状態で、当該携帯電話機3に最適なものを実験的に見出したり、又は計算により、その最適値を割り出すことによって決められる。
なお、この機種別画像位置・サイズテーブルは、更新可能となっており、新機種に対応可能となっている。
また、この機種別画像位置・サイズテーブルには、標準設定の画像位置の座標(Xh,Yh)、及び画像サイズ係数(1.0)も示されている。本実施形態では、標準設定の画像位置・画像サイズは、折りたたみ不能の携帯電話機3であって、標準的なサイズのものを想定して設定されている。
【0070】
<携帯電話機の構成>
次に、本実施形態において使用される携帯電話機3の基本的構成について、図7、図8を参照しつつ説明する。携帯電話機3は、図7、図8の正面図に示すように、ケース202、キー操作部204、液晶パネル(表示部)206から構成されている。キー操作部204は、ケース202に配設されたもので、十字キー、電源キー、ファンクションキー、オンフックキー(開始キー)、クリアキー、及び文字・数字キー(テンキー)等から構成されている。液晶パネル206は、ケース202に形成された開口部202aの内側に配置されている。さらに、携帯電話機3の裏面には、CCDカメラ5が配置され、このCCDカメラ5によって、遊技機2の画像表示装置9に表示された二次元コード画像7Bの読み取りが可能となっている。なお、これらの携帯電話機3では、キー操作部204、例えば十字キーを所定操作することによって、シャッタを切り二次元コード画像7Bを読み取る(撮影する)ようになっているが、キー操作に限らず、リモコンによってシャッタを切る構成であってもよい。
また、携帯電話機3には、その機種名が所定部位に記されている。例えば、図7及び図8の携帯電話機3では、ともに、液晶パネル(表示部)206の下方にそれぞれ、機種名「A01」、機種名「A02]が記されている。
また、携帯電話機3には、機種情報が記憶された、図示しない半導体チップ等の記憶手段と、アンテナコイル等からなる内蔵アンテナが装備され、この内蔵アンテナから発生させる電波によって、読取装置12に機種情報を送信可能とされている。
【0071】
<事前調整>
次に、画像位置等の事前調整について図9〜図13を参照しつつ説明する。
これは、二次元コード画像7Bが画像表示装置9に表示される前、例えば遊技開始前や、遊技中であっても二次元コード画像7Bが実際に表示される前に(本実施形態では、大当たり前に)行う調整である。なお、以下の説明では、遊技者は折りたたみ式の携帯電話機3を所有しているものとする。
【0072】
遊技者が、コントロールボックス15の設定ボタン19を押すと(ステップS100:YES)、初期画面位置及び初期画像サイズのデモ画像データがVRAM163に展開される(ステップS110)。デモ画像7Dは、単に画像位置等を調整するために用いられるものであって、情報としては意味を有さないものである。従って、遊技者が仮にデモ画像7Dを撮影したとしても、この画像からは何ら有効なデータは得られないものとなっている。そして、デモ画像データがVRAM163に展開されると(ステップS110)、CPU151はそのVRAM163のデータを画像表示装置9の表示画面に表示する(ステップS120)。
【0073】
図10は、デモ画像7Dが表示された場合を示している。なお、この図10の場合には、初期画像位置及び初期画像サイズは、折りたたみ不能の携帯電話機3であって、標準的なサイズのものを想定して設定されたもの、つまり、前述の標準設定の場合と同様の画像位置・サイズを用いている。従って、図10の場合に示すように折り畳み式の携帯電話機3では、そのCCDカメラ5の位置と、デモ画像7Dが大きくズレた位置関係となる。
【0074】
このようにデモ画像7Dが表示された状態で、遊技者は、デモ画像7Dを見ながら携帯電話機3のCCDカメラ5の位置のほぼ正面にデモ画面7Dが位置し、かつCCDカメラ5に適切な大きさの画像が取り込まれるようにデモ画像7Dの調整を行う。具体的には、スティックコントローラ17を上下左右等に動かす(ステップS130:YES)。すると、図11に示すようにその移動方向および移動量に基づいて位置情報が更新されてデモ画像7Dが移動する(ステップS140)。
【0075】
また、サイズ調整ボタン18を押すと(ステップS150:YES)、その押したボタンの種類(例えば、図2に示すものでは、画像サイズを大きくする増加ボタン(+ボタン)、画像サイズを小さくする減少ボタン(−ボタン))、及び押した時間に基づいてデモ画像7Dの画像サイズが更新される(ステップS160、図12参照)。
そして、デモ画像7Dを表示してから所定時間経過したか否か判断され(ステップS170)、所定時間経過していない場合(ステップS170:NO)には、ステップS130に戻り、引き続き遊技者によって図13に示される適正位置、及び適正サイズに近づくように調整が行われる。
他方、所定時間経過した場合にはデモ画像7Dの表示を終了する(ステップS180)。続いて、表示終了時、言い換えれば遊技者による調整終了時における画像位置、及び画像サイズ係数をRAM153に記憶する(ステップS190)。この画像位置、及び画像サイズ係数に基づいて、実際に所定条件を満たした場合に二次元コード画像7Bが表示される。
【0076】
<二次元コード表示処理>
次にコード制御部150において実行される画像表示処理について図14〜15を参照して説明する。
二次元コード画像7Bの表示条件を満たした場合、例えば、大当たり状態となった場合(ステップS300:YES)には、二次元コード7の画像7Bを表示することを予告する予告画面を表示する(ステップS310)。これにより遊技者に画像の取り込み準備をさせることができる。例えば、「二次元コード(画像)を表示します。」とのメッセージを表示する。
そして、上述のように遊技者が、予め事前調整をしている場合(ステップS320:YES)には、CPU151は、画像データを、事前調整された画像位置の座標及び画像サイズ係数に合わせた画像データに変換する(ステップS330)。そして、その変換後の画像データをVRAM163に展開する(ステップS340)。このようにして、表示すべきデータがVRAM163に展開されると、CPU151はそのVRAM163のデータを画像表示装置9の表示画面に表示する(ステップS350)。
【0077】
続いて、照度センサ14Aによる照度の測定結果に基づいて画像の明るさ・コントラスト等が最適値となるように画像の明るさ、コントラスト等を調整する(ステップS360)。
【0078】
さらに、本実施形態では、事前調整のみならず、実際に二次元コード7の画像7Bが表示された状態であっても、位置及び大きさを調整できるようになっている。
すなわち、事前調整の場合と同様にして画像の位置及び大きさを調整できることができる。具体的には、二元コード7の画像7Bが表示された状態で、遊技者は、画像を見ながら携帯電話機3のCCDカメラ5の位置のほぼ正面に二次元コード画像7Bが位置し、かつCCDカメラ5に適切な大きさの画像が取り込まれるように画像の調整を行う。
【0079】
より具体的には、スティックコントローラ17を上下左右等に動かす(ステップS370:YES)。すると、その移動方向および移動量に基づいて位置情報が更新されて画像が移動する(ステップS380)。
また、サイズ調整ボタン18を押すと(ステップS390:YES)、その押したボタンの種類、及び押した時間に基づいて二次元コード画像7Bの画像サイズが更新される(ステップS400)。
そして、画像を表示してから所定時間経過したか否か判断され(ステップS410)、所定時間経過していない場合(ステップS410:NO)には、ステップS370に戻り、引き続き二次元コード画像7Bの表示、位置・サイズの調整が行われる。他方、所定時間経過した場合には画像の表示を終了する(ステップS420)。
このように本実施形態では、事前調整に加えて、二次元コード画像7Bが表示された状態でも調整可能であるから、事前調整をしていない遊技者に調整の機会を与えることができる。また、事前調整した遊技者には、再調整の機会を与えることができる。
【0080】
遊技者が、予め事前調整をしていない場合(ステップS320:NO)には、遊技者が、携帯電話機3の機種名(機種番号)をキーボード16に入力したか否かが判断される(ステップS430)。
【0081】
遊技者が、携帯電話機3の機種名をキーボード16から入力していると(ステップS430:YES)、機種別画像位置・サイズテーブルから、該当機種に対応する画像位置の座標、及び画像サイズ係数が読み込まれる(ステップS440)。なお、遊技者の機種名の入力は、遊技開始前又は遊技中に行われ、この機種名情報がメモリ、例えば、RAM153に記憶され、これに基づいて機種別画像位置・サイズテーブルから、該当機種に対応する画像位置の座標、及び画像サイズ係数が読み込まれるものとする。
この機種名のキーボード16からの入力に際して、遊技者の入力を支援する質問を画像表示装置9に表示することが望ましい。例えば、「あなたの所有する携帯電話機の機種名はどれですか?次の中から選らび、キーボードでその番号を選択して下さい。(1)A01(2)A02(3)B01(4)B02」や、「あなたの所有する携帯電話機のメーカはどこですか?次の中から選らび、キーボードでその番号を選択して下さい。(1)AAA社(2)BBB社(3)CCC社」や、「あなたの所有する携帯電話機は、折りたたみタイプですか、ストレートタイプですか?次の中から選らび、キーボードでその番号を選択して下さい。(1)折りたたみタイプ(2)ストレートタイプ」等を表示してもよい。このような構成にすれば、遊技者は、機種名をキーボードから直接入力することなく、単に番号を選択すればよいから、機種情報の入力が容易になる。
【0082】
次に、CPU151は、機種別画像位置・サイズテーブルに記憶された画像位置の座標、及び画像サイズ係数によって、画像位置及び画像サイズを合わせた画像データに変換する(ステップS450)。その後、上述のステップS340〜ステップS420までの処理が行われ、遊技者による手動の画像位置・サイズの調整が可能となる。
【0083】
一方、上述のステップS430において、遊技者からの携帯電話機3の機種名の入力がない判定されると(ステップS430:NO)、セット状態検知センサ11Dにより、遊技者が携帯電話機3を携帯ホルダ11にセットしたか否かが判定される(ステップS460)。その結果、携帯電話機3がセット状態にあると判定された場合(ステップS460:YES)には、コード制御部150の読取装置12から読み込んだ機種情報によって、携帯電話機3の機種(例えば、本実施形態では、「A01」「A02」)を認識したか否かが判定される(ステップS470)。その結果、機種を認識した場合(ステップS470:YES)には、機種別画像位置・サイズテーブルから、該当機種に対応する画像位置の座標、及び画像サイズ計数を読み込む(ステップS440)。その後、上述のステップS450、ステップS340〜ステップS420までの処理が行われる。
【0084】
なお、携帯電話機3がセット状態にないと判定された場合(ステップS460:NO)、又は携帯電話機3の機種を認識できなかった場合(ステップS470:NO)には、標準設定の画像位置の座標、及び画像サイズ係数(1.0)が読み込まれる(ステップS490)。その後、この座標、及び画像サイズ係数に基づいて上述のステップS450、ステップS340〜ステップS420までの処理が行われる。
【0085】
次に本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、携帯電話機3を携帯ホルダ11に固定することができるから、携帯電話機3が安定し、手ぶれを防止できる。
その一方で、二次元コード画像7Bの表示位置を調整できるから、携帯電話機3の機種に応じて表示位置を調整することによって、適切な画像の取り込みをすることができる。
また、本実施形態によれば、二次元コード画像7Bのサイズを調整して、携帯電話機3に合わせた画像サイズにすることができるから、機種に依存せずに必要な情報量を読み込ませることができる。
【0086】
また、本実施形態によれば、携帯電話機3の機種に応じて最適な二次元コード画像7Bの画像位置、及び画像サイズ係数が示された機種別画像位置・サイズテーブルが記憶され、所定要件下これに基づいて、二次元コード画像7Bの位置・サイズが決められるから、機種に応じた適切な位置に画像を確実に移動させることができ、かつ、適切なサイズに画像を確実に調整できる。
【0087】
また、本実施形態によれば、識別情報提供装置1に設けられた読取装置12から読み込んだ機種情報によって、機種を特定している。従って、遊技者は、機種に関する情報入力等する煩わしさから開放される。
【0088】
また、本実施形態によれば、遊技者は、キーボート16から機種名を入力することができる。よって、遊技者からも確実に機種名を入力することができる。
【0089】
また、本実施形態によれば、照度センサ14Aによる照度の測定結果に基づいて画像の明るさ・コントラスト等が最適値となるように調整されている。
よって、遊技機が設置されるホール毎に、照明の明るさが異なる場合にも携帯電話機3に読み取り易い画像を表示することができる。
【0090】
また、本実施形態によれば、携帯ホルダ11に携帯電話機3がセットされると、読取装置12が作動し、携帯電話機3の機種を自動的に判定するから、迅速な位置調整をすることができる。
【0091】
また、本実施形態によれば、画像表示装置9の上面には、鍔部14が設けられている。よって、この鍔部14によって、画像表示装置9の表面に光が反射し、携帯電話機3に撮影される画像が光って不鮮明となることを防止することができる。
【0092】
また、本実施形態によれば、遊技者は、二次元コード画像7Bが画像表示装置9に表示される前、例えば遊技開始前や、遊技中に、デモ画像7Dを参照しつつ、位置・サイズについて事前調整を行うことができる。
【0093】
また、本実施形態によれば、遊技者は、二次元コード画像7Bが表示されている際にも、位置・サイズの調整を行うことができる。
よって、事前調整をしていない遊技者に調整の機会を与えることができる。また、事前調整した遊技者には、再調整の機会を与えることができる。
【0094】
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について図16を参照しつつ説明する。
第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成のみ説明し、第1実施形態と同一の構成、作用、効果については省略する。
第2実施形態では、識別情報提供装置1は、遊技機2の外部近傍に配置されている。
具体的には、図16に示すように、識別情報提供装置1が遊技機2内部から延出される通信線を介して遊技機2に接続されている。なお、この例では、画像表示装置9と携帯ホルダ11とコントロールボックス15とが、一体化され、ユニット化されているものを例示しているが、これらをそれぞれ別体としてもよい。
【0095】
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について図17を参照しつつ説明する。
第3実施形態では、第1実施形態と異なる構成のみ説明し、第1実施形態と同一の構成、作用、効果については省略する。
図17は、識別情報提供装置1が遊技機2の外部近傍において設置されている別例を示している。図17の構成では、識別情報提供装置1が遊技機2の周辺装置(ここでは遊技機間に配置される球貸し等に関する台間装置)に設けられた構成を示している。
【0096】
<第4実施形態>
次に、第4実施形態について図18を参照しつつ説明する。
第4実施形態では、第1実施形態と異なる構成のみ説明し、第1実施形態と同一の構成、作用、効果については省略する。
第4実施形態では、スロットマシンとして構成される遊技機2の内部、又は外部近傍に識別情報提供装置1を設けた構成を示す。
図18に示すように、遊技機2の基本構成としては、複数の識別情報からなる識別情報列308ないし310を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー306)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン307)の操作に起因して、或いは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報(例えば、777等)であることを条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段を備えたものが挙げられる。この場合、遊技媒体は、コイン、メダル等が代表例として挙げられる。
【0097】
このようなスロットマシンとして構成される遊技機2において、その表示装置305の近傍に、上記実施形態と同様の識別情報提供装置1が設けられている。
また、このようなスロットマシンの場合であっても、識別情報提供装置1を遊技機2の外部近傍に配置することができ、例えば、図16のように独立して配置してもよく、図17のように周辺装置に配置してもよい。
【0098】
<第5実施形態>
次に、第5実施形態について図19〜図21を参照しつつ説明する。
第5実施形態では、第1実施形態と異なる構成のみ説明し、第1実施形態と同一の構成、作用、効果については省略する。
本実施形態では、画像表示装置9は、二次元コード7の画像7Bを表示する前に、図19に示すように、複数の領域に区画され、かつ各領域にはそれぞれの領域を他の領域と識別するための領域識別符号(図19の例では、1から40までの数字)が付された位置調整用のデモ画像7Dを表示する。
そして、領域識別符号を入力する入力手段としてのキーボード16から特定の一の領域の識別符号が入力されると、その特定の一の領域付近に実際に所定条件を満たした場合に二次元コード画像7Bが表示されるようになっている(図20参照)。
【0099】
次に位置調整処理について、図21を参照しつつ詳細に説明する。これは、二次元コード画像7Bが画像表示装置9に表示される前、例えば遊技開始前や、遊技中であっても二次元コード画像7Bが実際に表示される前に(本実施形態では、大当たり前に)行う調整である。
【0100】
遊技者が、コントロールボックス15の設定ボタン19を押すと(ステップS1000:YES)、複数の領域に区画され、かつ各領域にはそれぞれの領域を他の領域と識別するための領域識別符号(図19の例では、1から40までの数字)が付された位置調整用のデモ画像7DのデータがVRAM163に展開される(ステップS1100)。デモ画像7Dは、単に画像位置等を調整するために用いられるものであって、情報としては意味を有さないものである。そして、デモ画像データがVRAM163に展開されると(ステップS1100)、CPU151はそのVRAM163のデータを画像表示装置9の表示画面に表示する(ステップS1200)。
【0101】
この状態で、遊技者は、図19に示すように携帯電話機3を携帯ホルダ11にセットし、CCDカメラ5が撮影している画像を液晶パネル206に表示する。
すると、液晶パネル206には、この携帯電話機3のCCDカメラ5から読み込むことができる領域の領域識別符号が映し出される。
従って、遊技者は、画像表示装置9のどの位置に二次元コード画像7Bが表示された場合に携帯電話機3に二次元コード画像7Bを取り込みやすいのか判断することができる。なお、本実施形態の場合には、13の位置が最も取り込みやすい位置となっている。
そして、領域識別符号(この例では、13)が遊技者によって、キーボード16から入力されると(ステップS1300:YES)、この領域識別符号がRAM153に記憶される(ステップS1400)。この領域識別符号が付された領域を中心として、所定条件を満たした場合に二次元コード画像7Bが表示されることとなる。
【0102】
そして、デモ画像7Dを表示してから所定時間経過したか否か判断され(ステップS1700)、所定時間経過していない場合(ステップS1700:NO)には、ステップS1300に戻る。
他方、所定時間経過した場合にはデモ画像7Dの表示を終了する(ステップS1800)。
【0103】
本実施形態の構成によれば、遊技者は、単に領域識別符号を入力するだけで、二次元コード画像7Bの表示位置を調整できる。
【0104】
なお、本実施形態では、領域識別符号は、数字としたが数字に限らず他の符号であってもよい。例えば、アルファベット、仮名文字、漢字等であってもよい。
また、キーボード16のボタン数を領域の数と対応させて設けてもよい。
【0105】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。なお、上述した各ルーチン(処理手順)はその一例を示したものに過ぎず、適宜変更することができる。
【0106】
(1)上記実施形態では、大当たり状態となった場合に、二次元コード画像7Bを表示することとしたが、二次元コード画像7Bを表示するときは、大当たり状態に限らない。
例えば、所定のリーチ状態となった場合や、変動回数が所定回数に達した場合や、投入された有価価値(金銭・プリペードカード)が所定値に達した場合が挙げられる。
【0107】
(2)上記実施形態では、画像サイズも調整できる構成としたが、画像サイズの調整を行わない構成であってもよい。
【0108】
(3)上記実施形態では、表示される識別記号等を二次元コード7としたが、これに限らず、文字、図形、記号、バーコード、又はこれらの組み合わせとしてもよい。
【0109】
(4)上記実施形態では、事前調整と、実際に二次元コード画像7Bが表示されている場合の調整との双方の調整が可能な構成を示したが、これらのうちいずれか一方のみの調整が可能であってもよい。また、図15に示す機種別画像位置・サイズテーブルに基づいた位置・サイズ調整は、必ずしも必須の構成ではない。
【0110】
(5)上記実施形態では、画像表示装置9と携帯ホルダ11とコントロールボックス15とが、一体化されたユニットとされているものを例示しているが、これらは、それぞれ別体としてもよい。
【0111】
(6)上記実施形態では、位置操作手段を上下左右及び斜スティックコントローラ17とし、画像サイズ操作手段をサイズ調整ボタン18としたが、これらの操作手段の形態及び構成は特に限定されない。例えば、十字キーとしてもよいし、トラックボール、タッチパネル、タッチパッド、等としてもよい。
【0112】
(7)上記実施形態では、画像サイズを決めるものとして画像サイズ係数を用いたが、表示される画像サイズ自体をそのまま規定してもよい。例えば、15mm×15mmというように決めてもよい。
【0113】
(8)上記実施形態では、コントロールボックス15の内部に、画像位置調整手段、画像サイズ調整手段、各種特定手段としてのコード制御部150が備えられている構成としたが、コード制御部150が備えられる場所は特に限定されず、画像表示装置9内、携帯ホルダ11内、遊技機2内等であっても構わない。
【0114】
(9)上記実施形態では、コード制御部150を制御するプログラム、画像表示装置9に二次元コード7の画像7Bを表示するためのプログラム、二次元コード画像7Bの画像データ、デモ画像7Dの画像データや各種のデータ等は、ROM155に記憶されているものとしたが、これらは、RAM153、又は不揮発性メモリ157に記憶されていても構わない。
【0115】
(10)上記実施形態では、機種別画像位置・サイズテーブルは、RAM153に記憶されていることとしたが、これらは、ROM155、又は不揮発性メモリ157に記憶されていても構わない。
【0116】
(11)上記実施形態では、携帯電話機3から識別情報表示装置1への機種情報の送信は、電波により行われることとしたが、赤外線によって行ってもよい。また、携帯電話機3側の端子と識別情報表示装置1側の端子とを接触させることによって行ってもよい。
【0117】
(12)なお、識別情報表示装置1が二次元コード7の画像7Bを表示する際には、遊技機2の装飾ランプ等の装飾部材の点滅又は点灯を一時的に中断することが望ましい。ランプ等の装飾部材の点滅又は点灯を一時的に中断させると、識別情報表示装置1周辺の照度がほぼ一定となるから、携帯電話機3に安定した画像が撮影されるようになるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る遊技機の概念図である。
【図2】識別情報提供装置の概略斜視図である。
【図3】携帯ホルダにストレートタイプの携帯電話機をセットした状態の識別情報提供装置を示す斜視図である。
【図4】携帯ホルダに折りたたみタイプの携帯電話機をセットした状態の識別情報提供装置を示す斜視図である。
【図5】ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図6】画像位置・サイズテーブルを示す概念図である。
【図7】ストレートタイプの携帯電話機を示す正面図である。
【図8】折りたたみタイプの携帯電話機を示す正面図である。
【図9】画像位置・サイズの事前調整処理を説明するフローチャートである。
【図10】デモ画像が画像表示装置に表示された状態を示す概念図である。
【図11】デモ画像による調整途中の状態を示す概念図である。
【図12】デモ画像による調整途中の状態を示す概念図である。
【図13】デモ画像による調整後の状態を示す概念図である。
【図14】二次元コード表示処理を説明するフローチャートである。
【図15】二次元コード表示処理を説明するフローチャートである。
【図16】第2実施形態の識別情報提供装置を示す斜視図である。
【図17】第3実施形態の識別情報提供装置を示す斜視図である。
【図18】第4実施形態の識別情報提供装置を示す斜視図である。
【図19】第5実施形態の識別情報提供装置を示す斜視図である。
【図20】実際に二次元コード画像が表示された状態を示す斜視図である。
【図21】画像位置の調整処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…識別情報提供装置
2…遊技機
3…携帯電話機
5…携帯電話機のCCDカメラ
7…二次元コード(識別情報)
7A…基準点
7B…二次元コード画像
9…画像表示装置(識別情報表示装置)
11…携帯ホルダ
11A…切り欠き部
11D…セット状態検知センサ
12…読取装置
14…鍔部
14A…照度センサ
15…コントロールボックス
16…キーボード
17…スティックコントローラ
18…サイズ調整ボタン
19…設定ボタン
Claims (1)
- 情報通信端末に設けられた読取手段により読み取り可能な文字、図形、記号、バーコード、二次元コード等の識別情報を画面上に画像として表示する識別情報表示装置と、
前記情報通信端末を保持するホルダとを備え、遊技機又は遊技機近傍に設置される識別情報提供装置であって、
前記識別情報表示装置に表示された前記識別情報の画像の画面上での表示位置を調整する画像位置調整手段を備えることを特徴とする識別情報提供装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003124186A JP2004321691A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 識別情報提供装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003124186A JP2004321691A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 識別情報提供装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009147724A Division JP2009207921A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 識別情報提供装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004321691A true JP2004321691A (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=33501863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003124186A Withdrawn JP2004321691A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 識別情報提供装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004321691A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013138713A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014033695A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-24 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2015070906A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2015159983A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2017158891A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2018118127A (ja) * | 2018-04-16 | 2018-08-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020049303A (ja) * | 2018-04-16 | 2020-04-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021118976A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-08-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2003
- 2003-04-28 JP JP2003124186A patent/JP2004321691A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013138713A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014033695A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-24 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2015070906A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2015159983A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2017158891A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2018118127A (ja) * | 2018-04-16 | 2018-08-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020049303A (ja) * | 2018-04-16 | 2020-04-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021118976A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-08-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP7184120B2 (ja) | 2019-09-30 | 2022-12-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007325883A (ja) | 遊技機及び遊技機用表示装置 | |
EP1865476A1 (en) | Gaming machine | |
AU2010234802A1 (en) | Gaming machine capable of displaying a description of bet types | |
JP5150819B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5481730B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004321691A (ja) | 識別情報提供装置 | |
JP2006198027A (ja) | 遊技機 | |
CN102209580A (zh) | 游戏机 | |
EP1865475A2 (en) | Gaming machine | |
JP2009055989A (ja) | 遊技機 | |
JP4782390B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5816035B2 (ja) | 遊技システム | |
US9330526B2 (en) | Gaming machine | |
JP2009207921A (ja) | 識別情報提供装置 | |
JP2009254896A (ja) | 遊技機用情報処理装置 | |
JP2007325877A (ja) | 遊技機 | |
JP2007167513A (ja) | 遊技機 | |
JP2006198204A (ja) | 遊技機 | |
JP2006198028A (ja) | 遊技機 | |
JP2006198025A (ja) | 遊技機及び遊技システム | |
JP4465582B2 (ja) | 遊技機用情報処理装置 | |
JP2006198203A (ja) | 遊技機 | |
JP2006340950A (ja) | 遊技機 | |
US9230396B2 (en) | Gaming machine | |
JP5929090B2 (ja) | 遊技機及び情報配信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060414 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070418 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090421 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090622 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090622 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091124 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20101130 |