JP2004321460A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】着用中の違和感がなく、股下域の液吸収ゾーンに口が閉じ難い大便収容部を形成することができる使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】使い捨ておむつ1Aでは、股下域6の液吸収ゾーン8が第1〜第4部位14,15,16,17を有し、表裏面シート2,3から形成された第1および第2部位14,15の剛性が表裏面シート2,3とコア4とから形成された第3および第4部位16,17のそれよりも低く、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材18が第4部位17に収縮可能に取り付けられている。このおむつ1Aでは、第4部位17が弾性部材18の収縮力によって縦方向へ縮むことで股下域6の液吸収ゾーン8に凹部19(大便収容部)が形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排泄物を吸収、保持する使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】
肌当接側に位置する透液性表面シートと、肌非当接側に位置する不透液性裏面シートと、それらシートの間に介在する吸液性コアとから構成され、縦方向に前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備え、コアの吸液機能が作用する液吸収ゾーンが前後胴周り域と股下域とに形成され、股下域の液吸収ゾーンに大便収容部を有する使い捨ておむつがある(特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1に開示のおむつは、コアが上部コアとその下方に位置する下部コアとから形成され、さらに、上部コアが股下域で縦方向へ離間対向する前部コアと後部コアとから形成されている。このおむつでは、上部コアの外面を覆う表面シートが股下域で下部コアに向かって折曲されて上部コアと下部コアとの間に折り込まれることで、上部コアと下部コアとの間におむつの着用中に排泄された大便を収容するポケット(大便収容部)が形成される。
【0004】
特許文献2に開示のおむつは、液吸収ゾーンの縦方向外方に位置して横方向へ延びるエンドフラップと、液吸収ゾーンの横方向外方に位置して縦方向へ延びるサイドフラップとを有し、股下域のサイドフラップに横方向へ延びる一対のダーツが形成され、それらダーツの間におむつの厚み方向下方へ向かって凹む凹部(大便収容部)が形成されている。このおむつは、その着用中に排泄された大便を凹部に収容することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−196565号公報
【特許文献2】
特開2000−296148公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示のおむつは、コアがおむつの厚み方向へ重なる上部コアと下部コアとから形成されているので、コアの厚みが増し、おむつを着用したときにコアが嵩張って違和感がある。特許文献2に開示のおむつでは、サイドフラップのダーツが縦方向内方へ引き寄せられた表裏面シートを互いに固着することで形成され、ダーツがその間に開口する凹部の口を閉じるように作用する。このおむつは、凹部がその口を閉じ易く、おむつの着用中に凹部がその口を閉じると、凹部に大便を収容することができない。
【0007】
本発明の目的は、着用中の違和感がなく、股下域の液吸収ゾーンに口が閉じ難い大便収容部を形成することができる使い捨ておむつを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の前提は、肌当接側に位置する透液性表面シートと、肌非当接側に位置する不透液性裏面シートと、それらシートの間に介在する半剛性の吸液性コアとから構成され、縦方向に前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備え、前記コアの吸液機能が作用する液吸収ゾーンが前記前後胴周り域と前記股下域とに形成された使い捨ておむつである。
【0009】
前記前提における本発明の特徴は、前記股下域の液吸収ゾーンが、該股下域の縦方向中央に位置して横方向へ延びる可撓容易な第1部位と、前記第1部位の横方向両側から前記前後胴周り域のうちの少なくとも一方へ向かって縦方向へ延びる可撓容易な第2部位と、前記第2部位の間に位置して縦方向へ延びる第3部位と、前記第2部位の横方向外方に位置して縦方向へ延びる第4部位とを有し、前記第1および第2部位の剛性が、前記第3および第4部位のそれよりも低く、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材が、前記第1および第2部位と前記第4部位とのうちの少なくとも該第4部位に収縮可能に取り付けられ、前記おむつでは、前記第4部位が前記弾性部材の収縮力によって縦方向へ縮むことで、前記股下域の液吸収ゾーンに前記おむつの厚み方向下方へ向かって凹む大便収容部が形成されていることにある。
【0010】
本発明の実施態様の一例としては、前記第1および第2部位が前記コアを除く前記表裏面シートから形成され、前記第3および第4部位が前記表裏面シートと前記コアとから形成されている。
【0011】
本発明の実施態様の他の一例としては、前記第1〜第4部位が前記表裏面シートと前記コアとから形成され、前記第1および第2部位に位置する前記コアの剛性が前記第3および第4部位に位置する前記コアのそれよりも低い。
【0012】
本発明の実施態様の他の一例としては、前記第3部位に位置する前記コアの吸液機能が、前記第4部位に位置する前記コアのそれよりも高い。
【0013】
本発明の実施態様の他の一例としては、前記第1および第2部位のガーレ剛軟度が、0.98×10−7〜19.6×10−7Nの範囲にあり、前記第3および第4部位のガーレ剛軟度が、9.8×10−7〜196×10−7Nの範囲にある。
【0014】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照し、本発明に係る使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0015】
図1は、一例として示すおむつ1Aの部分破断斜視図であり、図2,3は、図1のII−II線矢視断面図と、図1のIII−III線矢視断面図とである。図1では、横方向を矢印L、縦方向を矢印Mで示し、厚み方向を矢印Nで示す。図2は、図1のおむつが非破断状態にあるときの図である。なお、表裏面シート2,3や防漏シート11の内面とは、コア4に対向する面をいい、それらシート2,3,11の外面とは、コア4に非対向の面をいう。
【0016】
おむつ1Aは、肌当接側に位置する透液性表面シート2と、肌非当接側に位置する不透液性裏面シート3と、それらシート2,3の間に介在する半剛性の吸液性コア4とから構成されている。おむつ1Aは、縦方向に前胴周り域5および後胴周り域7と、それら胴周り域5,7の間に位置する股下域6とを有する。おむつ1Aは、その着用時に前後胴周り域5,7を連結するオープン型のものである。おむつ1Aは、コア4の吸液機能が作用する液吸収ゾーン8と、ゾーン8の縦方向外方に位置して横方向へ延びる一対のエンドフラップ9と、ゾーン8の横方向外方に位置して縦方向へ延びる一対のサイドフラップ10とを有する。液吸収ゾーン8は、前後胴周り域5,7と股下域6とに形成されている。
【0017】
股下域6では、サイドフラップ10がおむつ1Aの横方向内方へ向かって弧を画いている。おむつ1Aは、その平面形状が実質的に砂時計型を呈する。サイドフラップ10には、縦方向へ延びる一対の不透液性防漏シート11が取り付けられている。裏面シート3は、疎水性繊維不織布12と通気不透液性プラスチックフィルム13とをラミネートした複合シートから形成されている。
【0018】
コア4は、フラッフパルプと高吸収性ポリマーとの混合物、または、フラッフパルプと高吸収性ポリマーと熱可塑性合成樹脂繊維との混合物であり、所定の厚みに圧縮されている。ゆえに、コア4は、可撓性を有するものの、その剛性が表裏面シート2,3のそれよりも高く、コア4が存在する液吸収ゾーン8は、その剛性がコア4が存在しないエンドフラップ9やサイドフラップ10のそれよりも高い。
【0019】
前後胴周り域5,7の液吸収ゾーン8は、表裏面シート2,3とコア4とから形成されている。前後胴周り域5,7では、コア4が表裏面シート2,3の内面に固着されている。股下域6の液吸収ゾーン8は、第1〜第4部位14,15,16,17を有する。
【0020】
第1部位14は、股下域6の縦方向中央に位置して横方向へ延びている。第2部位15は、横方向へ所与寸法離間して並び、第1部位14の横方向両側14aから前胴周り域5に向かって縦方向へ延びている。第1部位14と一対の第2部位15とは、コア4を除く表裏面シート2,3から形成されている。第1および第2部位14,15では、表裏面シート2,3の内面どうしが固着されている。
【0021】
第3部位16は、第2部位15の間に位置し、第1部位14から前胴周り域5へ向かって縦方向へ延びている。第3部位16は、股下域6の略前半分に位置している。第4部位17は、第2部位15の横方向外方に位置し、サイドフラップ10と第2部位15との間を縦方向へ延びている。第3部位16と一対の第4部位17とは、表裏面シート2,3とコア4とから形成されている。第4部位17には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材18が収縮可能に取り付けられている。弾性部材18は、表面シート2とコア4との間に介在し、表面シート2の内面とコア4とに固着されている。
【0022】
第3部位16のコア4は、前胴周り域5のコア4とつながっている。第3部位16では、コア4が表裏面シート2,3に固着されておらず、それらシート2,3から遊離している。なお、第3部位16では、コア4が表裏面シート2,3の内面に固着されていてもよく、それらシート2,3のうちのいずれか一方の内面に固着されていてもよい。第4部位17のコア4は、前後胴周り域5,7のコア4とつながっている。第4部位17では、コア4が表裏面シート2,3の内面に固着されている。
【0023】
第3部位16に位置するコア4の吸液機能は、第4部位17に位置するコア4のそれよりも高い。第3部位16のコア4の吸液機能を第4部位17のコア4のそれよりも高くするには、それら部位16,17におけるコア4の密度が同一であれば、第3部位16のコア4の厚みを第4部位17のコア4のそれよりも大きくすればよく、それら部位16,17におけるコア4の厚みが同一であれば、第3部位16のコア4の密度を第4部位17のコア4のそれよりも高くすればよい。コア4の密度を高くするには、コア4を形成するフラッフパルプや熱可塑性合成樹脂繊維の坪量を多くしたり、高吸収性ポリマーの量を多くすればよい。なお、第3部位16のコア4の厚みを第4部位17のコア4のそれよりも大きくし、かつ、第3部位16のコア4の密度を第4部位17のコア4のそれより高くしてもよい。第3部位16と第4部位17とでは、それら部位16,17に位置するコア4の吸液機能が同一であってもよい。
【0024】
第1および第2部位14,15は、それら部位14,15にコア4が存在しないので、それら部位14,15の剛性が第3および第4部位16,17のそれよりも低く、第3および第4部位16,17に比較して容易に撓むことができる(可撓容易)。股下域6の液吸収ゾーン8では、弾性部材18の縦方向への収縮力によって、第4部位17が縦方向へ縮むとともに、第3部位16が第1部位14に向かって進出している。股下域6の液吸収ゾーン8には、第1および第2部位14,15が縦方向へ撓むことによっておむつ1Aの厚み方向下方へ向かって凹む凹部19(大便収容部)が形成されている。凹部19は、第1部位14と第2部位15の一部とによって形成されており、第4部位17の間に位置している。凹部19では、図2に示すように、第3部位16のコア4のうちの第1部位14の側に位置する部分20がおむつ1Aの厚み方向下方へ向かって傾斜して凹部19の一部を形成している。
【0025】
防漏シート11は、サイドフラップ10に位置して縦方向へ延びる固定側部11aと、表面シート2の上方へ起立性向を有して縦方向へ延びる可動部11bと、エンドフラップ9に位置しておむつ1Aの横方向内方へ倒伏した固定両端部11cとを有する。可動部11bの上方には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材21が収縮可能に取り付けられている。弾性部材21は、可動部11bの一部に覆われた状態で、可動部11bに固着されている。防漏シート11では、おむつ1Aが表面シート2を内側にして縦方向へ湾曲すると、弾性部材21が収縮して可動部11bが表面シート2の上方へ起立し、可動部11bが尿や大便に対する障壁を形成する。
【0026】
エンドフラップ9は、図2に示すように、コア4の端縁4aから縦方向外方へ延びる表面シート2の端部2aと裏面シート3の端部3aとから形成されている。エンドフラップ9では、表裏面シート2,3の端部2a,3aが互いに重なり合った状態で固着されている。防漏シート11の固定両端部11cは、表面シート2の外面に固着されている。
【0027】
サイドフラップ10は、図3に示すように、コア4の側縁4bから横方向外方へ延びる表裏面シート2,3の側部2b,3bと防漏シート11の固定側部11aとから形成されている。サイドフラップ10では、表面シート2の側部2bがコア4の側縁4bから横方向外方へわずかに延び、側部2bからさらに横方向外方へ裏面シート3の側部3bと防漏シート11の側部11aとが延びている。サイドフラップ10では、それらシート2,3,11の側部2b,3b,11aが互いに重なり合った状態で固着されている。サイドフラップ10には、縦方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材22が収縮可能に取り付けられている。脚周り用弾性部材22は、裏面シート3の側部3bと防漏シート11の固定側部11aとの間に介在し、それらシート3,11の側部3b,11a内面に固着されている。
【0028】
後胴周り域7のサイドフラップ10には、プラスチックフィルムから形成された可撓性のテープファスナ23が取り付けられている。テープファスナ23は、横方向へ延びる固定端部23aと自由端部23bとを有する。固定端部23aは、裏面シート3の側部3bと防漏シート11の固定側部11aとの間に介在し、それらシート3,11の側部3b,11a内面に固着されている。自由端部23bの内面には、粘着剤(図示せず)が塗布されている。自由端部23bは、おむつ1Aの横方向内方へ折曲された状態にあり、粘着剤を介して防漏シート11の側部11aに固着された離型シート(図示せず)に剥離可能に仮着されている。前胴周り域5には、テープファスナ23の自由端部23bを着脱可能に止着する可撓性のターゲットテープ24が取り付けられている。ターゲットテープ24は、プラスチックフィルムから形成され、横方向へ長い矩形を呈する。ターゲットテープ24は、裏面シート3の外面に固着されている。
【0029】
おむつ1Aを着用するには、後胴周り域7のサイドフラップ10を前胴周り域5のサイドフラップ10の外側に重ね合わせ、粘着剤を介してテープファスナ23の自由端部23bをターゲットテープ24に止着して前胴周り域5と後胴周り域7とを連結する。前後胴周り域5,7が連結されたおむつ1Aには、胴周り開口とその下方に一対の脚周り開口とが形成される(図示せず)。
【0030】
このおむつ1Aは、股下域5の液吸収ゾーン8に厚み方向下方へ凹む凹部19が形成され、おむつ1Aの着用中に排泄された大便を凹部19に収容することができる。おむつ1Aは、後胴周り域7と第3および第4部位16,17とに位置するコア4が凹部19を囲む周壁を形成するので、凹部19に収容された軟便の前後胴周り域5,7やサイドフラップ10への流動を防ぐことができる。大便に含まれる水分は、表面シート2を透過した後、第3および第4部位16,17に位置するコア4に吸収される。尿は、前胴周り域5のコア4に吸収される。
【0031】
おむつ1Aでは、第3部位16に位置するコア4の吸液機能が第4部位17に位置するコア4のそれよりも大きいので、軟便が前後胴周り域5,7やサイドフラップ10へ流動する以前に、軟便の多量の水分を第3部位16のコア4に素早く吸収させることができ、軟便の前後胴周り域5,7やサイドフラップ10への流動を確実に防ぐことができる。
【0032】
おむつ1Aは、第3部位16に位置するコア4が表裏面シート2,3に固着されていないので、第3部位16のコア4が表裏面シート2,3に固着されている場合と比較し、弾性部材18の収縮力が第3部位16のコア4の剛性によって抑制され難く、第4部位17が縦方向へ容易に縮み、股下域6の液吸収ゾーン8に凹部19を形成し易い。
【0033】
おむつ1Aは、第1および第2部位14,15のガーレ剛軟度が0.98×10−7〜19.6×10−7Nの範囲にあり、第3および第4部位16,17のガーレ剛軟度が9.8×10−7〜196×10−7Nの範囲にある。第1および第2部位14,15のガーレ剛軟度が19.6×10−7Nを超過すると、それら部位14,15が撓み難く、股下域6の液吸収ゾーン8に凹部19を形成することができない場合がある。第3および第4部位16,17のガーレ剛軟度が9.8×10−7N未満では、弾性部材18の伸長応力や収縮率にもよるが、第4部位が縮み過ぎて凹部19がその口を閉じてしまう場合がある。第3および第4部位16,17のガーレ剛軟度が196×10−7Nを超過すると、弾性部材18の収縮力がそれら部位16,17の剛性によって抑制されるので、股下域6の液吸収ゾーン8に凹部19を形成し難くなることに加え、第3および第4部位16,17が硬化し、おむつ1Aを着用したときにそれら部位16,17が肌に接して違和感がある。なお、それら部位14,15,16,17のガーレ剛軟度は、以下の方法で測定した。
(1)おむつ1Aから第1〜第4部位14,15,16,17を切り取り、縦38mm×横25mmの剛軟度測定用試料を作成する。
(2)ガーレ剛軟度の測定は、ガーレ式剛軟度試験機を使用した。試験機における測定手順は、以下のとおりである。(a)試料の一端部が試験機の振り子にかかるように、試料の他端部を試験機のチャックに挟む。(b)試験機の目盛りが3〜6の間になるように補助重りを取り付ける。(c)スイッチを押し、試料から振り子の回転ロッドが離れる瞬間の目盛りを読む。目盛りの読みは、右と左との両者について行う。
(3)ガーレ剛軟度は、式;(右の場合の目盛りの数値+左の場合の目盛りの数値/2)×{(▲1▼×1+▲2▼×2+▲3▼×3)/5}×(試料の縦寸法(インチ)/試料の横寸法(インチ))×9.88、▲1▼,▲2▼,▲3▼;(重りを入れた場合の孔の位置:1インチ目−▲1▼g、2インチ目−▲2▼g、3インチ目−▲3▼g)で算出した後、N(ニュートン)単位に換算した値である。
【0034】
図4は、他の一例として示すおむつ1Bの部分破断斜視図であり、図5,6は、図4のV−V線矢視断面図と、図4のVI−VI線矢視断面図とである。図4では、横方向を矢印L、縦方向を矢印Mで示し、厚み方向を矢印Nで示す。図5,6は、図4のおむつ1Bが非破断状態にあるときの図である。
【0035】
おむつ1Bは、透液性表面シート2および不透液性裏面シート3と、それらシート2,3の間に介在する半剛性の吸液性コア4とから構成されている。裏面シート3とコア4とは、図1のそれらと同一である。おむつ1Bは、前胴周り域5および後胴周り域7と、それら胴周り域5,7の間に位置する股下域6とを有し、コア4の吸液機能が作用する液吸収ゾーン8と、横方向へ延びる一対のエンドフラップ9と、縦方向へ延びる一対のサイドフラップ10とを有する。液吸収ゾーン8は、前後胴周り域5,7と股下域6とに形成され、その剛性がエンドフラップ9やサイドフラップ10のそれよりも高い。サイドフラップ10には、一対の不透液性防漏シート11が取り付けられている。
【0036】
前後胴周り域5,7の液吸収ゾーン8は、表裏面シート2,3とコア4とから形成されている。前後胴周り域5,7では、コア4が表裏面シート2,3の内面に固着されている。股下域6の液吸収ゾーン8は、股下域6の縦方向中央に位置して横方向へ延びる第1部位14と、第1部位14の横方向両側14aから後胴周り域7へ向かって縦方向へ延びる一対の第2部位15と、第2部位15の間に位置して第1部位14から後胴周り域7へ向かって縦方向へ延びる第3部位16と、第2部位15の横方向外方に位置して縦方向へ延びる一対の第4部位17とを有する。
【0037】
第1および第2部位14,15は、表裏面シート2,3とコア4とから形成されている。第1および第2部位14,15では、コア4が表裏面シート2,3の内面に固着されている。第1および第2部位14,15には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材18が収縮可能に取り付けられている。弾性部材18は、表面シート2とコア4との間に介在し、表面シート2の内面とコア4とに固着されている。
【0038】
第3部位16は、股下域6の略後半分に位置している。第4部位17は、サイドフラップ10と第2部位15との間に位置している。第3および第4部位16,17は、表裏面シート2,3とコア4とから形成されている。第3および第4部位16,17では、コア4が表裏面シート2,3の内面に固着されている。第4部位17には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材18が収縮可能に取り付けられている。弾性部材18は、表面シート2とコア4との間に介在し、表面シート2の内面とコア4とに固着されている。
【0039】
第3および第4部位16,17は、それら部位16,17に位置するコア4の吸液機能が同一であってもよく、または、図1のおむつ1Aと同様に、第3部位16に位置するコア4の吸液機能が第4部位17に位置するコア4のそれより高くてもよい。
【0040】
第1および第2部位14,15では、それら部位14,15に位置するコア4の厚みが前後胴周り域5,7に位置するコア4と第3および第4部位16,17に位置するコア4とのそれよりも小さく、第1および第2部位14,15に位置するコア4の剛性が第3および第4部位16,17に位置するコア4のそれよりも低い。第1および第2部位14,15に位置するコア4の密度は、第3および第4部位16,17に位置するコア4のそれより小さくてもよく、第3および第4部位16,17に位置するコア4のそれと同一であってもよい。第3および第4部位16,17に位置するコア4の吸液機能は、第1および第2部位14,15に位置するコア4のそれよりも高い。
【0041】
なお、第1および第2部位14,15に位置するコア4の厚みが第3および第4部位16,17に位置するコア4のそれと同一であってもよい。この場合は、第1および第2部位14,15のコア4の密度を第3および第4部位16,17のコア4のそれよりも低くする。コア4の密度を低くするには、コア4を形成するフラッフパルプまたは熱可塑性合成樹脂繊維の坪量を少なくしたり、高吸収性ポリマーの量を少なくすればよい。第1〜第4部位14,15,16,17のガーレ剛軟度とそれら部位14,15,16,17のガーレ剛軟度の測定方法とは、図1のそれらと同一である。
【0042】
第1および第2部位14,15は、それら部位14,15に位置するコア4の剛性が第3および第4部位16,17に位置するコア4のそれよりも低く、それら部位14,15のガーレ剛軟度が0.01〜0.2mgの範囲にあるので、第3および第4部位16,17に比較して容易に撓むことができる(可撓容易)。股下域6の液吸収ゾーン8では、弾性部材18の縦方向への収縮力によって、第4部位17が縦方向へ縮むとともに、第3部位16が第1部位14に向かって進出している。股下域6の液吸収ゾーン8には、第1および第2部位14,15が縦方向へ撓むことによっておむつ1Bの厚み方向下方へ向かって凹む凹部19(大便収容部)が形成されている。凹部19は、第1部位14と第2部位15の一部とによって形成されており、第4部位17の間に位置している。凹部19では、図5に示すように、第3部位16のコア4のうちの第1部位14の側に位置する部分20がおむつ1Bの厚み方向下方へ向かって傾斜して凹部19の一部を形成している。
【0043】
防漏シート11は、縦方向へ延びる固定側部11aと、表面シート2の上方へ起立性向を有する可動部11bと、エンドフラップ9に位置しておむつ1Bの横方向内方へ倒伏した固定両端部11cとを有する。可動部11bの上方には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材21が収縮可能に取り付けられている。
【0044】
エンドフラップ9は、表面シート2の端部2aと裏面シート3の端部3aとから形成されている。エンドフラップ9では、表裏面シート2,3の端部2a,3aが互いに重なり合った状態で固着されている。防漏シート11の固定両端部11cは、表面シート2の外面に固着されている。サイドフラップ10は、表裏面シート2,3の側部2b,3bと防漏シート11の固定側部11aとから形成されている。サイドフラップ10では、表裏面シート2,3と防漏シート11との側部2b,3b,11aが互いに重なり合った状態で固着されている。サイドフラップ10には、縦方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材22が収縮可能に取り付けられている。
【0045】
後胴周り域7のサイドフラップ10には、自由端部23bに粘着剤(図示せず)が塗布されたテープファスナ23が取り付けられている。前胴周り域5には、テープファスナ23を着脱可能に止着する横方向へ長い矩形のターゲットテープ24が取り付けられている。テープファスナ23とターゲットテープ24とは、プラスチックフィルムから形成されている。このおむつ1Bの着用手順は、図1のそれと同一である。
【0046】
おむつ1Bは、股下域6の液吸収ゾーン8に厚み方向下方へ凹む凹部19が形成され、おむつ1Bの着用中に排泄された大便を凹部19に収容することができる。おむつ1Bは、第1および第2部位14,15に位置するコア4と前後胴周り域5,7や第3および第4部位16,17に位置するコア4との間に厚み方向へ段差が形成され、前胴周り域5と第3および第4部位16,17とに位置するコア4が凹部19を囲む周壁を形成するので、凹部19に収容された軟便の前後胴周り域5,7やサイドフラップ10への流動を防ぐことができる。大便に含まれる水分は、表面シート2を透過した後、第1〜第4部位14,15,16,17に位置するコア4に吸収される。おむつ1Bは、第1および第2部位14,15にコア4が存在するので、凹部19における液吸収量を向上させることができる。
【0047】
おむつ1Bは、第3部位16に位置するコア4の吸液機能が第1および第2部位14,15に位置するコア4のそれよりも高く、第4部位17に位置するコア4のそれよりも高い場合、軟便が前後胴周り域5,7やサイドフラップ10へ流動する以前に、軟便の多量の水分を第3部位16のコア4に素早く吸収させることができ、軟便の前後胴周り域5,7やサイドフラップ10への流動を確実に防ぐことができる。
【0048】
図7は、他の一例として示すおむつ1Cの部分破断斜視図であり、図8,9は、図7のVIII−VIII線矢視断面図と、図7のIX−IX線矢視断面図とである。図7では、横方向を矢印L、縦方向を矢印Mで示し、厚み方向を矢印Nで示す。図8は、図7のおむつ1Cが非破断状態にあるときの図である。
【0049】
おむつ1Cは、透液性表面シート2および不透液性裏面シート3と、それらシート2,3の間に介在する半剛性の吸液性コア4とから構成されている。裏面シート3とコア4とは、図1のそれらと同一である。おむつ1Cは、前胴周り域5および後胴周り域7と、それら胴周り域5,7の間に位置する股下域6とを有し、コア4の吸液機能が作用する液吸収ゾーン8と、横方向へ延びる一対のエンドフラップ9と、縦方向へ延びる一対のサイドフラップ10とを有する。液吸収ゾーン8は、前後胴周り域5,7と股下域6とに形成され、その剛性がエンドフラップ9やサイドフラップ10のそれよりも高い。サイドフラップ10には、一対の不透液性防漏シート11が取り付けられている。
【0050】
前後胴周り域5,7の液吸収ゾーン8は、表裏面シート2,3とコア4とから形成されている。前後胴周り域5,7では、コア4が表裏面シート2,3の内面に固着されている。股下域6の液吸収ゾーン8は、股下域6の縦方向中央に位置して横方向へ延びる第1部位14と、第1部位14の横方向両側14aから前後胴周り域5,7へ向かって縦方向へ延びる一対の第2部位15と、第2部位15の間に位置して第1部位14から前後胴周り域5,7へ向かって縦方向へ延びる一対の第3部位16と、第2部位15の横方向外方に位置して縦方向へ延びる一対の第4部位17とを有する。
【0051】
第1および第2部位14,15は、コア4を除く表裏面シート2,3から形成されている。第1および第2部位14,15では、表裏面シート2,3の内面どうしが固着されている。
【0052】
第3および第4部位16,17は、表裏面シート2,3とコア4とから形成されている。第3部位16は、第1部位14を挟んで縦方向へ所与寸法離間対向し、股下域6の略前半分と略後半分とに位置している。第3部位16のコア4は、前後胴周り域5,7のコア4とつながっている。第3部位16では、コア4が表裏面シート2,3に固着されておらず、それらシート2,3から遊離している。第3部位16では、コア4が表裏面シート2,3の内面に固着されていてもよく、それらシート2,3のうちのいずれか一方の内面に固着されていてもよい。
【0053】
第4部位17は、サイドフラップ10と第2部位15との間に位置している。第4部位17のコア4は、前後胴周り域5,7のコア4とつながっている。第4部位17では、コア4が表裏面シート2,3の内面に固着されている。第4部位17には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材18が収縮可能に取り付けられている。弾性部材18は、表面シート2とコア4との間に介在し、表面シート2の内面とコア4とに固着されている。
【0054】
第3および第4部位16,17では、それら部位16,17に位置するコア4の吸液機能が同一であってもよく、または、図1のおむつ1Cと同様に、第3部位16に位置するコア4の吸液機能が第4部位17に位置するコア4のそれより高くてもよい。第1〜第4部位14,15,16,17のガーレ剛軟度とそれら部位14,15,16,17のガーレ剛軟度の測定方法とは、図1のそれらと同一である。
【0055】
第1および第2部位14,15は、それら部位14,15にコア4が存在しないので、それら部位14,15の剛性が第3および第4部位16,17のそれよりも低く、第3および第4部位16,17に比較して容易に撓むことができる(可撓容易)。股下域6の液吸収ゾーン8では、弾性部材18の縦方向への収縮力によって、第4部位17が縦方向へ縮むとともに、第3部位16が第1部位14に向かって進出している。股下域6の液吸収ゾーン8には、第1および第2部位14,15が縦方向へ撓むことによっておむつ1Cの厚み方向下方へ向かって凹む凹部19(大便収容部)が形成されている。凹部19は、第1部位14と第2部位15の一部とによって形成されており、第4部位17の間に位置している。凹部19では、図8に示すように、第3部位16のコア4のうちの第1部位14の側に位置する部分20がおむつ1Cの厚み方向下方へ向かって傾斜して凹部19の一部を形成している。
【0056】
防漏シート11は、縦方向へ延びる固定側部11aと、表面シート2の上方へ起立性向を有する可動部11bと、エンドフラップ9に位置しておむつ1Cの横方向内方へ倒伏した固定両端部11cとを有する。可動部11bの上方には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材21が収縮可能に取り付けられている。
【0057】
エンドフラップ9は、表面シート2の端部2aと裏面シート3の端部3aとから形成されている。エンドフラップ9では、表裏面シート2,3の端部2a,3aが互いに重なり合った状態で固着されている。防漏シート11の固定両端部11cは、表面シート2の外面に固着されている。サイドフラップ10は、表裏面シート2,3の側部2b,3bと防漏シート11の固定側部11aとから形成されている。サイドフラップ10では、表裏面シート2,3と防漏シート11との側部2b,3b,11aが互いに重なり合った状態で固着されている。サイドフラップ10には、縦方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材22が収縮可能に取り付けられている。
【0058】
後胴周り域7のサイドフラップ10には、自由端部23bに粘着剤(図示せず)が塗布されたテープファスナ23が取り付けられている。前胴周り域5には、テープファスナ23を着脱可能に止着する横方向へ長い矩形のターゲットテープ24が取り付けられている。テープファスナ23とターゲットテープ24とは、プラスチックフィルムから形成されている。このおむつ1Cの着用手順は、図1のそれと同一である。
【0059】
おむつ1Cは、股下域6の液吸収ゾーン8に厚み方向下方へ凹む凹部19が形成され、おむつ1Cの着用中に排泄された大便を凹部19に収容することができる。おむつ1Cは、第3および第4部位16,17に位置するコア4が凹部19を囲む周壁を形成するので、凹部19に収容された軟便の前後胴周り域5,7やサイドフラップ10への流動を防ぐことができる。大便に含まれる水分は、表面シート2を透過した後、第3部位16に位置するコア4に吸収される。
【0060】
おむつ1Cは、第3部位16に位置するコア4が表裏面シート2,3に固着されていないので、弾性部材18の収縮力が第3部位16のコア4の剛性によって抑制され難く、第2部位15が縦方向へ容易に縮み、股下域6の液吸収ゾーン8に凹部19を形成し易い。
【0061】
おむつ1Cは、第3部位16に位置するコア4の吸液機能が第4部位17に位置するコア4のそれよりも高い場合、軟便が前後胴周り域5,7やサイドフラップ10へ流動する以前に、軟便の多量の水分を第3部位16のコア4に素早く吸収させることができ、軟便の前後胴周り域5,7やサイドフラップ10への流動を確実に防ぐことができる。
【0062】
表面シート2には、親水性繊維不織布、多数の開孔を有する疎水性繊維不織布、微細な多数の開孔を有するプラスチックフィルムのいずれかを使用することができる。裏面シート3には、疎水性繊維不織布、通気不透液性プラスチックフィルム、疎水性繊維不織布どうしをラミネートした複合シートのいずれかを使用することもできる。防漏シート11には、裏面シート3と同一の素材を使用することができる。不織布には、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンボンド、ケミカルボンドの各製法により製造されたものを使用することができる。
【0063】
裏面シート3や防漏シート11には、高い耐水性を有するメルトブローン法による繊維不織布の少なくとも片面に、高い強度と良好な柔軟性とを有するスパンボンド法による繊維不織布を重ね合わせた複合不織布(SM不織布またはSMS不織布)を使用することもできる。
【0064】
親水性繊維不織布は、親水化処理が施された合成繊維、半合成繊維、再生繊維のうちのいずれか、または、それら繊維を混合した複合繊維から作ることができる。合成繊維には、特に限定はないが、ポリエステル系、ポリアクリロニトリル系、ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリスチレン系を使用することができる。合成繊維には、芯鞘型複合繊維、並列型複合繊維、異型中空繊維、微多孔繊維、接合型複合繊維を使用することもできる。疎水性繊維不織布は、合成繊維から作ることができる。疎水性繊維不織布には、撥水処理が施された半合成繊維や再生繊維が含まれていてもよい。
【0065】
コア4は、それの型崩れを防止するため、全体がティッシュペーパーや親水性繊維不織布等の透液性シートに包被されていることが好ましい。コア4を形成する高吸収性ポリマーとしては、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系のものを使用することができる。高吸収性ポリマーには、粒子状または繊維状のものを使用することができる。
【0066】
表裏面シート2,3どうしの固着、表裏面シート2,3に対する防漏シート11の固着、表裏面シート2,3に対するコア4の固着、表裏面シート2,3や防漏シート11に対する弾性部材18,21,22の固着には、接着剤、または、ヒートシールやソニックシール等の熱による溶着手段を利用することができる。
【0067】
接着剤には、ホットメルト型接着剤やアクリル系接着剤、ゴム系接着剤を使用することができる。接着剤は、表裏面シート2,3や防漏シート11にスパイラル状、ジグザグ状、ドット状、縞状のうちのいずれかの態様で塗布されている。接着剤をそのような態様でそれらシート2,3,11に塗布すると、それらシート2,3,11に接着剤が塗布された塗布域と接着剤が塗布されていない非塗布域とが形成され、それらシート2,3,11どうしが断続的に固着される。
【0068】
図1,4,7のおむつ1A,1B,1Cでは、弾性部材18を裏面シート3とコア4との間に介在させ、弾性部材18を裏面シート3の内面とコア4とに固着してもよい。
【0069】
図1,7のおむつ1A,1Cでは、第1および第2部位14,15にコア4が存在していてもよい。この場合は、図4のおむつ1Bと同様に、第1および第2部位14,15に位置するコア4の剛性を第3および第4部位16,17に位置するコア4のそれよりも低くする。図4のおむつ1Bでは、図1,7のおむつ1A,1Cと同様に、第1および第2部位14,15がコア4を除く表裏面シート2,3から形成されていてもよい。図1,7のおむつ1A,1Cでは、弾性部材18が第4部位17とともに第1および第2部位14,15に収縮可能に取り付けられていてもよい。弾性部材18を第1および第2部位14,15に取り付ける場合は、弾性部材18を表裏面シート2,3の間に介在させ、弾性部材18をそれらシート2,3の内面に固着する。
【0070】
この発明は、着用時に前後胴周り域を連結するオープン型のおむつ1A,1B,1Cの他に、前後胴周り域のサイドフラップがあらかじめ連結されて胴周り開口と脚周り開口とが形成されたパンツ型のおむつにも実施することができる。
【0071】
【発明の効果】
本発明にかかる使い捨ておむつによれば、伸縮性弾性部材の縦方向への収縮力によって、第4部位が縦方向へ縮むとともに、第1および第2部位が撓んで股下域の液吸収ゾーンに厚み方向下方へ凹む大便収容部(凹部)が形成される。このおむつは、その着用中に排泄された大便を収容部に収容することができる。このおむつは、弾性部材の収縮力が大便収容部の口を閉じるように作用したとしても、第3および第4部位の剛性によって弾性部材の収縮力が抑制されるので、収容部がその口を閉じることはなく、大便を収容部に確実に収容することができる。このおむつは、コアが厚み方向へ重なる従来技術のおむつと比較し、コアが嵩張ることはなく、おむつを着用したときの違和感がない。
【0072】
第3部位に位置するコアの吸液機能が第4部位に位置するコアのそれよりも高いおむつでは、軟便が前後胴周り域やサイドフラップへ流動する以前に、軟便の多量の水分を第3部位に素早く吸収させることができ、軟便の前後胴周り域やサイドフラップへの流動を確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一例として示すおむつの部分破断斜視図。
【図2】図1のII−II線矢視断面図。
【図3】図1のIII−III線矢視断面図。
【図4】他の一例として示すおむつの部分破断斜視図。
【図5】図4のV−V線矢視断面図。
【図6】図4のVI−VI線矢視断面図。
【図7】他の一例として示すおむつの部分破断斜視図。
【図8】図7のVIII−VIII線矢視断面図。
【図9】図7のIX−IX線矢視断面図。
【符号の説明】
1A 使い捨ておむつ
1B 使い捨ておむつ
1C 使い捨ておむつ
2 透液性表面シート
3 不透液性裏面シート
4 吸液性コア
5 前胴周り域
6 股下域
7 後胴周り域
8 液吸収ゾーン
9 サイドフラップ
10 エンドフラップ
11 不透液性防漏シート
14 第1部位
14a 横方向両側
15 第2部位
16 第3部位
17 第4部位
18 伸縮性弾性部材
19 凹部(大便収容部)
20 部分

Claims (5)

  1. 肌当接側に位置する透液性表面シートと、肌非当接側に位置する不透液性裏面シートと、それらシートの間に介在する半剛性の吸液性コアとから構成され、縦方向に前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備え、前記コアの吸液機能が作用する液吸収ゾーンが前記前後胴周り域と前記股下域とに形成された使い捨ておむつにおいて、
    前記股下域の液吸収ゾーンが、該股下域の縦方向中央に位置して横方向へ延びる可撓容易な第1部位と、前記第1部位の横方向両側から前記前後胴周り域のうちの少なくとも一方へ向かって縦方向へ延びる可撓容易な第2部位と、前記第2部位の間に位置して縦方向へ延びる第3部位と、前記第2部位の横方向外方に位置して縦方向へ延びる第4部位とを有し、前記第1および第2部位の剛性が、前記第3および第4部位のそれよりも低く、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材が、前記第1および第2部位と前記第4部位とのうちの少なくとも該第4部位に収縮可能に取り付けられ、
    前記おむつでは、前記第4部位が前記弾性部材の収縮力によって縦方向へ縮むことで、前記股下域の液吸収ゾーンに前記おむつの厚み方向下方へ向かって凹む大便収容部が形成されていることを特徴とする前記おむつ。
  2. 前記第1および第2部位が、前記コアを除く前記表裏面シートから形成され、前記第3および第4部位が、前記表裏面シートと前記コアとから形成されている請求項1記載のおむつ。
  3. 前記第1〜第4部位が、前記表裏面シートと前記コアとから形成され、前記第1および第2部位に位置する前記コアの剛性が、前記第3および第4部位に位置する前記コアのそれよりも低い請求項1記載のおむつ。
  4. 前記第3部位に位置する前記コアの吸液機能が、前記第4部位に位置する前記コアのそれよりも高い請求項1ないし請求項3いずれかに記載のおむつ。
  5. 前記第1および第2部位のガーレ剛軟度が、0.98×10−7〜19.6×10−7Nの範囲にあり、前記第3および第4部位のガーレ剛軟度が、9.8×10−7〜196×10−7Nの範囲にある請求項1ないし請求項4いずれかに記載のおむつ。
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